JPH0619459B2 - 放射線検出器 - Google Patents
放射線検出器Info
- Publication number
- JPH0619459B2 JPH0619459B2 JP63272373A JP27237388A JPH0619459B2 JP H0619459 B2 JPH0619459 B2 JP H0619459B2 JP 63272373 A JP63272373 A JP 63272373A JP 27237388 A JP27237388 A JP 27237388A JP H0619459 B2 JPH0619459 B2 JP H0619459B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light guide
- scintillator
- radiation detector
- input surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005855 radiation Effects 0.000 title claims description 26
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 12
- 239000007822 coupling agent Substances 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 4
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 9
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 8
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 6
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 6
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 6
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- MWPLVEDNUUSJAV-UHFFFAOYSA-N anthracene Chemical compound C1=CC=CC2=CC3=CC=CC=C3C=C21 MWPLVEDNUUSJAV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- PJANXHGTPQOBST-VAWYXSNFSA-N Stilbene Natural products C=1C=CC=CC=1/C=C/C1=CC=CC=C1 PJANXHGTPQOBST-VAWYXSNFSA-N 0.000 description 1
- NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N acrylic acid group Chemical group C(C=C)(=O)O NIXOWILDQLNWCW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 239000007767 bonding agent Substances 0.000 description 1
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920003217 poly(methylsilsesquioxane) Polymers 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- PJANXHGTPQOBST-UHFFFAOYSA-N stilbene Chemical compound C=1C=CC=CC=1C=CC1=CC=CC=C1 PJANXHGTPQOBST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000021286 stilbenes Nutrition 0.000 description 1
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 description 1
- 238000002366 time-of-flight method Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/20—Measuring radiation intensity with scintillation detectors
- G01T1/202—Measuring radiation intensity with scintillation detectors the detector being a crystal
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/20—Measuring radiation intensity with scintillation detectors
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/20—Measuring radiation intensity with scintillation detectors
- G01T1/2002—Optical details, e.g. reflecting or diffusing layers
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
Description
本発明は、放射線検出器に係り、更に詳しくは、放射線
入射によりシンチレータ内で発生したシンチレーシヨン
光を、ライトガイドを介して光検出器に導いて検出する
シンチレーシヨン検出器に関するものである。
入射によりシンチレータ内で発生したシンチレーシヨン
光を、ライトガイドを介して光検出器に導いて検出する
シンチレーシヨン検出器に関するものである。
NaIに微量のTIを添加したNaI(TI)、CsI
に微量のEuを添加したCsI(Eu)などの無機結
晶、或いはアントラセンやスチルベンのような有機結晶
に放射線が入射すると、励起後の緩和現象の一環として
適当な波長の光(シンチレーシヨン光)が放出される。
このシンチレーシヨン光を、光電子増倍管のような光検
出器に導いて検出し電気信号に交換すれば、放射線検出
器として機能するようになる。 このような測定原理に基ずくシンチレーシヨン検出器
は、放射線が発光物質に衝突して発生する光を光検出器
で電気信号に変えて測定する装置であり、その分解時間
は無機結晶では10-6秒程度、有機結晶では10-9秒に
も達し、光検出器自身の限度に近いものになつている。
このため、計数率の高いものに利用できるうえ、同時計
数法や飛行時間法の信号としても広く利用できるように
なつている。 上述のようなシンチレーシヨン検出器において、上記発
光物質であるシンチレータから放出される光の方向を変
えたり、該光の拡大、縮小、若しくは分割などを行なつ
たりしながら光検出器に導くために、ライトガイドが使
用されている。このライトガイドは、一般に、加工性や
光透過性を考慮して、ガラスやアクリル樹脂などの材料
で作られている。又、シンチレータとライトガイドの結
合面は、通常、平面となつている。 第8図は、従来のシンチレーシヨン検出器におけるシン
チレータ10とライトガイド12の結合状態を示す図で
あり、大きな面積を有し厚さの薄いシンチレータ10の
端部が、ライトガイド12を介して、例えば光電子増倍
管からなる光検出器14の端部に結合されている。
に微量のEuを添加したCsI(Eu)などの無機結
晶、或いはアントラセンやスチルベンのような有機結晶
に放射線が入射すると、励起後の緩和現象の一環として
適当な波長の光(シンチレーシヨン光)が放出される。
このシンチレーシヨン光を、光電子増倍管のような光検
出器に導いて検出し電気信号に交換すれば、放射線検出
器として機能するようになる。 このような測定原理に基ずくシンチレーシヨン検出器
は、放射線が発光物質に衝突して発生する光を光検出器
で電気信号に変えて測定する装置であり、その分解時間
は無機結晶では10-6秒程度、有機結晶では10-9秒に
も達し、光検出器自身の限度に近いものになつている。
このため、計数率の高いものに利用できるうえ、同時計
数法や飛行時間法の信号としても広く利用できるように
なつている。 上述のようなシンチレーシヨン検出器において、上記発
光物質であるシンチレータから放出される光の方向を変
えたり、該光の拡大、縮小、若しくは分割などを行なつ
たりしながら光検出器に導くために、ライトガイドが使
用されている。このライトガイドは、一般に、加工性や
光透過性を考慮して、ガラスやアクリル樹脂などの材料
で作られている。又、シンチレータとライトガイドの結
合面は、通常、平面となつている。 第8図は、従来のシンチレーシヨン検出器におけるシン
チレータ10とライトガイド12の結合状態を示す図で
あり、大きな面積を有し厚さの薄いシンチレータ10の
端部が、ライトガイド12を介して、例えば光電子増倍
管からなる光検出器14の端部に結合されている。
前記のようなライトガイド12における最も重要な特性
は光の伝達効率であり、該伝達効率に影響を与える要因
としては、ライトガイド12自体が有する光透過率(即
ち、シンチレータ10から放射される光に対する透明
度)、各境界面での光の反射(即ち、シンチレータ1
0、ライトガイド12、及び光検出器14の各結合面に
おける光の折り返し)、及びライトガイド12の表面処
理などが挙げられる。 これらの要因の中で各境界面での光の反射は、シンチレ
ータ10、ライトガイド12、及び結合剤(シンチレー
タ10とライトガイド12、或いはライトガイド12と
光検出器14をそれぞれ結合させる接着剤など)の各屈
折率に大きく支配されている。特に、最近γ線用の新し
いシンチレータとして注目され、屈折率2.15を示す
Bi4Ge3O12(以下、「BGO」と略す)などのよ
うに屈折率の高いシンチレータを使用する場合、ライト
ガイドや結合剤の屈折率が一般に1.5以下であるた
め、両者の屈折率の差が大きくなつている。このため、
シンチレータ10の中で発生した光のうち、ライトガイ
ド12側に出力される光に比し、シンチレータ10と結
合剤の境界面で反射される光の割合が高くなる。従つ
て、シンチレータ10からライトガイド12側に出力さ
れる光の強度が低下し、その結果、最終的に光検出器1
4に到達する光の量が少なくなり、放射線検出器の検出
感度などが低下するという問題があつた。 本発明は、かかる従来の問題に鑑みてなされたものであ
り、シンチレータの中で発生した光を効率よく光検出器
に導くことができる放射線検出器を提供することを目的
とする。
は光の伝達効率であり、該伝達効率に影響を与える要因
としては、ライトガイド12自体が有する光透過率(即
ち、シンチレータ10から放射される光に対する透明
度)、各境界面での光の反射(即ち、シンチレータ1
0、ライトガイド12、及び光検出器14の各結合面に
おける光の折り返し)、及びライトガイド12の表面処
理などが挙げられる。 これらの要因の中で各境界面での光の反射は、シンチレ
ータ10、ライトガイド12、及び結合剤(シンチレー
タ10とライトガイド12、或いはライトガイド12と
光検出器14をそれぞれ結合させる接着剤など)の各屈
折率に大きく支配されている。特に、最近γ線用の新し
いシンチレータとして注目され、屈折率2.15を示す
Bi4Ge3O12(以下、「BGO」と略す)などのよ
うに屈折率の高いシンチレータを使用する場合、ライト
ガイドや結合剤の屈折率が一般に1.5以下であるた
め、両者の屈折率の差が大きくなつている。このため、
シンチレータ10の中で発生した光のうち、ライトガイ
ド12側に出力される光に比し、シンチレータ10と結
合剤の境界面で反射される光の割合が高くなる。従つ
て、シンチレータ10からライトガイド12側に出力さ
れる光の強度が低下し、その結果、最終的に光検出器1
4に到達する光の量が少なくなり、放射線検出器の検出
感度などが低下するという問題があつた。 本発明は、かかる従来の問題に鑑みてなされたものであ
り、シンチレータの中で発生した光を効率よく光検出器
に導くことができる放射線検出器を提供することを目的
とする。
本発明は、放射線入射によりシンチレータ内で発生した
シンチレーシヨン光を、ライトガイドを介して光検出器
に導いて検出する放射線検出器において、前記シンチレ
ータの光出力面をくさび形状とすると共に、前記ライト
ガイドの光入力面を、前記くさび形状を受入れるV字形
状を含む形状とすることにより、前記課題を解決したも
のである。 又、前記ライトガイドの光入力面のV字形状を、斜面状
の光入力面を有するライトガイド部材を2個組合せるこ
とによつて形成したものである。 又、前記ライトガイドの光入力面の形状を、前記V字形
状部の外側面が傾斜状とされた逆W字形状としたもので
ある。 又、本発明は、放射線入射によりシンチレータで発生し
たシンチレーシヨン光を光検出器に導いて検出する放射
線検出器において、シンチレータの光出力面を鋸歯状と
すると共に、ライトガイド又は光検出器の光入力面を平
面状とし、該平面状光入力面と前記鋸歯状光出力面を光
学結合剤で結合することにより、同様にして前記課題を
解決したものである。
シンチレーシヨン光を、ライトガイドを介して光検出器
に導いて検出する放射線検出器において、前記シンチレ
ータの光出力面をくさび形状とすると共に、前記ライト
ガイドの光入力面を、前記くさび形状を受入れるV字形
状を含む形状とすることにより、前記課題を解決したも
のである。 又、前記ライトガイドの光入力面のV字形状を、斜面状
の光入力面を有するライトガイド部材を2個組合せるこ
とによつて形成したものである。 又、前記ライトガイドの光入力面の形状を、前記V字形
状部の外側面が傾斜状とされた逆W字形状としたもので
ある。 又、本発明は、放射線入射によりシンチレータで発生し
たシンチレーシヨン光を光検出器に導いて検出する放射
線検出器において、シンチレータの光出力面を鋸歯状と
すると共に、ライトガイド又は光検出器の光入力面を平
面状とし、該平面状光入力面と前記鋸歯状光出力面を光
学結合剤で結合することにより、同様にして前記課題を
解決したものである。
本発明は、シンチレーシヨン検出器のライトガイドにお
ける最も重要な特性が光の伝達効率であること、該伝達
効率に影響を与える要因の1つにシンチレータやライト
ガイドなどの各境界面での光の反射があること、該光の
反射はシンチレータ、ライトガイド、及び結合剤の各屈
折率に大きく支配されることなどに着目してなされたも
のである。 即ち、本発明は、シンチレータとライトガイドの境界面
の形状に工夫を施し、シンチレータの光出力面をくさび
形状又は鋸歯状とし、これに合わせてライトカイドの光
入力面をV字形状、逆W字形状又は平面状として、前記
境界面で従来生じていた光の反射を防止することによ
り、光学結合剤やライトガイドの光伝達効率を高く保
ち、究極的にシンチレータの中で発生した光を効率よく
シンチレータ外へ導き出し、ライトガイドに導いて、ラ
イトガイドの光伝達率の低下を減少させたものである。
ける最も重要な特性が光の伝達効率であること、該伝達
効率に影響を与える要因の1つにシンチレータやライト
ガイドなどの各境界面での光の反射があること、該光の
反射はシンチレータ、ライトガイド、及び結合剤の各屈
折率に大きく支配されることなどに着目してなされたも
のである。 即ち、本発明は、シンチレータとライトガイドの境界面
の形状に工夫を施し、シンチレータの光出力面をくさび
形状又は鋸歯状とし、これに合わせてライトカイドの光
入力面をV字形状、逆W字形状又は平面状として、前記
境界面で従来生じていた光の反射を防止することによ
り、光学結合剤やライトガイドの光伝達効率を高く保
ち、究極的にシンチレータの中で発生した光を効率よく
シンチレータ外へ導き出し、ライトガイドに導いて、ラ
イトガイドの光伝達率の低下を減少させたものである。
以下、本発明の実施例について図を用いて詳しく説明す
る。 第1図は、本発明の第1実施例の要部構成を示す斜視図
である。 この図において、シンチレータ16の光出力面はくさび
形となつており、該光出力面と対向するライトガイド1
8の光入力面も、これに合わせて、逆くさに形であるV
字形となつている。前記シンチレータ16の光出力面と
ライトガイド18の光入力面は密接に係合され、光学結
合剤20で結合されている。なお、シンチレータ16の
上記光出力面以外の部分及びライトガイド18の外側の
面(即ち、ライトガイド18と光検出器22の接合面及
び上記光入力面以外の部分)には図示しない反射剤(例
えばBaSO4など)が塗布されている。 以下、第1実施例の作用を説明する。 入射した放射線によりシンチレータ16の中で発生した
シンチレーシヨン光は、該シンチレータ16の光出力面
→光学結合剤20→ライトガイド18の光入力面→ライ
トガイド18の光出力面を経て、光検出器22により検
出されて電気信号に変換される。この際、シンチレータ
16の光出力面がくさび形とされ、ライトガイド18の
光入力面がV字形とされているため、従来これらの境界
面で生じていた光の反射が有効に防止できる。このた
め、光学結合剤やライトガイドの光伝達効率が高く保た
れ、その結果、シンチレータの中で発生した光も効率よ
くライトガイドに導入されるようになる。 第2図は、本実施例と従来のシンチレーシヨン検出器に
ついて、相対透過率を比較した実験結果を示す図であ
る。即ち、第3図に示す如く、本実施例におけるシンチ
レータ16としてくさび角が30゜のくさび形光出力面
を有する前記BGOシンチレータ(3×8×20mm)を
使用すると共に、ライトガイド18として、それに対応
した逆くさび形であるV字形光入力面を有するアクリル
製ライトガイドを使用した。ライトガイド18の傾斜角
θは、0゜、10゜、20゜、30゜、及び40゜の5
種類、ライトガイド18の長さLは、1cm、2cm、及び
3cmの3種類について実験を行なつた。なお、従来のシ
ンチレーシヨン検出器としてはシンチレータとライトガ
イドが平面で結合されているものを用いた。又、前記相
対透過率は、直方体形のBGOシンチレータを光検出器
に直接結合したときに得られる出力光量を100とした
場合の相対出力光量を示している。 このような実験条件の下で得られた第2図において、本
実施例の相対透過率は実線A、B、Cのようになり、一
方、従来のシンチレーシヨン検出器の相対透過率は実線
A′、B′、C′のようになつた。この図から明らかな
ように、本実施例によれば、従来に比べ約10%程度、
透過光量が増加することが分る。これは、本実施例にお
いてシンチレータ16の光出力面をくさび形としたた
め、該シンチレータと結合剤20の間に形成された2つ
の境界面のうち、一方の境界面で光が反射しても、他方
の境界面で反射せずに光が透過し、相対的にシンチレー
タ16からの出力光量が増大したことによるものであ
る。 本実施例においては、ライトガイド18が一体物とされ
ているので、ライトガイド18内の光伝達率が特に高
い。 次に、本発明の第2実施例を詳細に説明する。 第4図は、第2実施例で用いられているライトガイド2
4の構成を示す斜視図である。 このライトガイド24は、それぞれ斜面状の光入力面を
有し、前記ライトガイド18が中央から2分されたよう
な形状のライトガイド部材24a、24bから構成され
ている。これら部材24a、24bは、空気層又は光学
結合剤を介して、第1実施例のライトガイド18と同じ
V字形の光入力面を持つようにされる。 このような構成にすると、ライトガイド部材24a 、2
4b の加工が、第1実施例のライトガイド18の加工に
比し格段に容易であるため、ライトガイド部材24a ,
24b で構成されるライトガイド24の方が、第1実施
例のライトガイド18よりも製作が容易となる。 次に、本発明の第3実施例を詳細に説明する。 第5図は、第3実施例の要部構成を示す斜視図である。 この図において、シンチレータ26の光出力面は、第1
実施例と同様にくさび形となつている。一方、シンチレ
ータ26の出力面と対向するライトガイド28の端部に
は、逆W字形の結合部29が形成されている。即ち、ラ
イトガイド28の光入力側端部は、外側が斜めに切削加
工などが施されて斜面が形成されると共に、内側にシン
チレータ26のくさび形光出力面と密接に係合できるV
字型の光入力面が形成されている。 なお、この実施例においても、第1実施例と同様に、シ
ンチレータ26のくさび形光出力面とライトガイド28
のV字形光入力面は、光学結合剤で結合されている。
又、ライトガイド28の光検出器(図示せず)の接合
面、ライトガイド28のV字形光入力面を除くライトガ
イド28の外側部分、及びシンチレータ26のくさび形
光出力面以外の部分には、第1実施例と同様に反射剤が
塗布されている。 この第3実施例のように、ライトガイド28の端部に逆
W字形の結合部29を形成した場合には、シンチレータ
26のくさび形光出力面から放出された光が、結合部2
9の外側面の斜めになつた部分で反射され、ライトガイ
ド28の光出力面(即ち、光検出器の入力面)方向へ効
率よく導かれる。従つて、シンチレータ26から放出さ
れた光を光検出器に導くライトガイド28の光伝達率
も、第1実施例に比べて一層向上するようになる。 本実施例においては、ライトガイド28が一体物とされ
ているので、ライトガイド28内の光伝達率が特に高
い。 次に、本発明の第4実施例を詳細に説明する。 第6図は、第4実施例で用いられているライトガイド3
0の構成を示す斜視図である。 このライトガイド30は、それぞれ斜面状の光入力面を
有し、前記ライトガイド28が中央から2分されたよう
な形状のライトガイド部材30a 、30b から構成され
ている。これら部材30a 、30b は、空気層又は光学
結合剤を介して、第3実施例のライトガイド28と同じ
逆V字形の結合部を持つようにされている。 このような構成にすると、ライトガイド部材30a 、3
0b の加工が、第3実施例のライトガイド28の加工よ
りも著しく容易であるため、ライトガイド部材30a 、
30b で構成されるライトガイド30の方が、第3実施
例のライトガイド18よりも製作が容易になる。 次に、本発明の第5実施例を詳細に説明する。 第7図は、第5実施例で用いられているシンチレータ3
2の要部構成を示す斜視図である。 このシンチレータ32の光出力面は鋸歯状に形成されて
おり、この光出力面は、光学結合剤を用いて、図示しな
いライトガイド又は光検出器の平面状光入力面に結合し
て用いられる。 この第5実施例のように、シンチレータ32の光出力面
を鋸歯状とした場合には、第1実施例におけるくさびの
光出力面を細分化して配置したことに相当し、第1実施
例と同様の効果が得られる。 本実施例においては、ライトガイドの光入力面の形状は
平面のままで良く、その加工が極めて容易である。又、
ライトガイドを用いることなく、シンチレータ32と光
検出器を直接結合することも可能である。
る。 第1図は、本発明の第1実施例の要部構成を示す斜視図
である。 この図において、シンチレータ16の光出力面はくさび
形となつており、該光出力面と対向するライトガイド1
8の光入力面も、これに合わせて、逆くさに形であるV
字形となつている。前記シンチレータ16の光出力面と
ライトガイド18の光入力面は密接に係合され、光学結
合剤20で結合されている。なお、シンチレータ16の
上記光出力面以外の部分及びライトガイド18の外側の
面(即ち、ライトガイド18と光検出器22の接合面及
び上記光入力面以外の部分)には図示しない反射剤(例
えばBaSO4など)が塗布されている。 以下、第1実施例の作用を説明する。 入射した放射線によりシンチレータ16の中で発生した
シンチレーシヨン光は、該シンチレータ16の光出力面
→光学結合剤20→ライトガイド18の光入力面→ライ
トガイド18の光出力面を経て、光検出器22により検
出されて電気信号に変換される。この際、シンチレータ
16の光出力面がくさび形とされ、ライトガイド18の
光入力面がV字形とされているため、従来これらの境界
面で生じていた光の反射が有効に防止できる。このた
め、光学結合剤やライトガイドの光伝達効率が高く保た
れ、その結果、シンチレータの中で発生した光も効率よ
くライトガイドに導入されるようになる。 第2図は、本実施例と従来のシンチレーシヨン検出器に
ついて、相対透過率を比較した実験結果を示す図であ
る。即ち、第3図に示す如く、本実施例におけるシンチ
レータ16としてくさび角が30゜のくさび形光出力面
を有する前記BGOシンチレータ(3×8×20mm)を
使用すると共に、ライトガイド18として、それに対応
した逆くさび形であるV字形光入力面を有するアクリル
製ライトガイドを使用した。ライトガイド18の傾斜角
θは、0゜、10゜、20゜、30゜、及び40゜の5
種類、ライトガイド18の長さLは、1cm、2cm、及び
3cmの3種類について実験を行なつた。なお、従来のシ
ンチレーシヨン検出器としてはシンチレータとライトガ
イドが平面で結合されているものを用いた。又、前記相
対透過率は、直方体形のBGOシンチレータを光検出器
に直接結合したときに得られる出力光量を100とした
場合の相対出力光量を示している。 このような実験条件の下で得られた第2図において、本
実施例の相対透過率は実線A、B、Cのようになり、一
方、従来のシンチレーシヨン検出器の相対透過率は実線
A′、B′、C′のようになつた。この図から明らかな
ように、本実施例によれば、従来に比べ約10%程度、
透過光量が増加することが分る。これは、本実施例にお
いてシンチレータ16の光出力面をくさび形としたた
め、該シンチレータと結合剤20の間に形成された2つ
の境界面のうち、一方の境界面で光が反射しても、他方
の境界面で反射せずに光が透過し、相対的にシンチレー
タ16からの出力光量が増大したことによるものであ
る。 本実施例においては、ライトガイド18が一体物とされ
ているので、ライトガイド18内の光伝達率が特に高
い。 次に、本発明の第2実施例を詳細に説明する。 第4図は、第2実施例で用いられているライトガイド2
4の構成を示す斜視図である。 このライトガイド24は、それぞれ斜面状の光入力面を
有し、前記ライトガイド18が中央から2分されたよう
な形状のライトガイド部材24a、24bから構成され
ている。これら部材24a、24bは、空気層又は光学
結合剤を介して、第1実施例のライトガイド18と同じ
V字形の光入力面を持つようにされる。 このような構成にすると、ライトガイド部材24a 、2
4b の加工が、第1実施例のライトガイド18の加工に
比し格段に容易であるため、ライトガイド部材24a ,
24b で構成されるライトガイド24の方が、第1実施
例のライトガイド18よりも製作が容易となる。 次に、本発明の第3実施例を詳細に説明する。 第5図は、第3実施例の要部構成を示す斜視図である。 この図において、シンチレータ26の光出力面は、第1
実施例と同様にくさび形となつている。一方、シンチレ
ータ26の出力面と対向するライトガイド28の端部に
は、逆W字形の結合部29が形成されている。即ち、ラ
イトガイド28の光入力側端部は、外側が斜めに切削加
工などが施されて斜面が形成されると共に、内側にシン
チレータ26のくさび形光出力面と密接に係合できるV
字型の光入力面が形成されている。 なお、この実施例においても、第1実施例と同様に、シ
ンチレータ26のくさび形光出力面とライトガイド28
のV字形光入力面は、光学結合剤で結合されている。
又、ライトガイド28の光検出器(図示せず)の接合
面、ライトガイド28のV字形光入力面を除くライトガ
イド28の外側部分、及びシンチレータ26のくさび形
光出力面以外の部分には、第1実施例と同様に反射剤が
塗布されている。 この第3実施例のように、ライトガイド28の端部に逆
W字形の結合部29を形成した場合には、シンチレータ
26のくさび形光出力面から放出された光が、結合部2
9の外側面の斜めになつた部分で反射され、ライトガイ
ド28の光出力面(即ち、光検出器の入力面)方向へ効
率よく導かれる。従つて、シンチレータ26から放出さ
れた光を光検出器に導くライトガイド28の光伝達率
も、第1実施例に比べて一層向上するようになる。 本実施例においては、ライトガイド28が一体物とされ
ているので、ライトガイド28内の光伝達率が特に高
い。 次に、本発明の第4実施例を詳細に説明する。 第6図は、第4実施例で用いられているライトガイド3
0の構成を示す斜視図である。 このライトガイド30は、それぞれ斜面状の光入力面を
有し、前記ライトガイド28が中央から2分されたよう
な形状のライトガイド部材30a 、30b から構成され
ている。これら部材30a 、30b は、空気層又は光学
結合剤を介して、第3実施例のライトガイド28と同じ
逆V字形の結合部を持つようにされている。 このような構成にすると、ライトガイド部材30a 、3
0b の加工が、第3実施例のライトガイド28の加工よ
りも著しく容易であるため、ライトガイド部材30a 、
30b で構成されるライトガイド30の方が、第3実施
例のライトガイド18よりも製作が容易になる。 次に、本発明の第5実施例を詳細に説明する。 第7図は、第5実施例で用いられているシンチレータ3
2の要部構成を示す斜視図である。 このシンチレータ32の光出力面は鋸歯状に形成されて
おり、この光出力面は、光学結合剤を用いて、図示しな
いライトガイド又は光検出器の平面状光入力面に結合し
て用いられる。 この第5実施例のように、シンチレータ32の光出力面
を鋸歯状とした場合には、第1実施例におけるくさびの
光出力面を細分化して配置したことに相当し、第1実施
例と同様の効果が得られる。 本実施例においては、ライトガイドの光入力面の形状は
平面のままで良く、その加工が極めて容易である。又、
ライトガイドを用いることなく、シンチレータ32と光
検出器を直接結合することも可能である。
【発明の効果】 以上詳しく説明したような本発明によれば、シンチレー
タやライトガイドの各境界面の形状に工夫が施され、従
来これらの境界面で生じていた光の反射が有効に防止さ
れるような構成であるため、光学結合剤やライトガイド
の光伝達効率が高く保たれ、その結果、シンチレータの
中で発生した光が効率よく光検出器へ導かれるようにな
る。従つて、微弱放射線の検出が可能になるという優れ
た効果を有する。
タやライトガイドの各境界面の形状に工夫が施され、従
来これらの境界面で生じていた光の反射が有効に防止さ
れるような構成であるため、光学結合剤やライトガイド
の光伝達効率が高く保たれ、その結果、シンチレータの
中で発生した光が効率よく光検出器へ導かれるようにな
る。従つて、微弱放射線の検出が可能になるという優れ
た効果を有する。
第1図は、本発明に係る放射線検出器の第1実施例の要
部構成を示す斜視図、 第2図は、従来例と第1実施例におけるライトガイドの
相対透過率の例を比較して示す線図、 第3図は、第2図の実験装置の構成を示す正面図及び側
面図、 第4図は、本発明の第2実施例で用いられているライト
ガイドの構成を示す斜視図、 第5図は、本発明の第3実施例の要部構成を示す斜視
図、 第6図は、本発明の第4実施例で用いられているライト
ガイドの構成を示す斜視図、 第7図は、同じく第5実施例で用いられているシンチレ
ータの要部構成を示す斜視図、 第8図は、従来の放射線検出器の一例の構成を示す斜視
図である。 16、26、32……シンチレータ、 18、24、28、30……ライトガイド、 20……光学結合剤、 22……光検出器。
部構成を示す斜視図、 第2図は、従来例と第1実施例におけるライトガイドの
相対透過率の例を比較して示す線図、 第3図は、第2図の実験装置の構成を示す正面図及び側
面図、 第4図は、本発明の第2実施例で用いられているライト
ガイドの構成を示す斜視図、 第5図は、本発明の第3実施例の要部構成を示す斜視
図、 第6図は、本発明の第4実施例で用いられているライト
ガイドの構成を示す斜視図、 第7図は、同じく第5実施例で用いられているシンチレ
ータの要部構成を示す斜視図、 第8図は、従来の放射線検出器の一例の構成を示す斜視
図である。 16、26、32……シンチレータ、 18、24、28、30……ライトガイド、 20……光学結合剤、 22……光検出器。
Claims (4)
- 【請求項1】放射線入射によりシンチレータ内で発生し
たシンチレーション光を、ライトガイドを介して光検出
器に導いて検出する放射線検出器において、 前記シンチレータの光出力面をくさび形状とすると共
に、 前記ライトガイドの光入力面を、前記くさび形状を受入
れるV字形状を含む形状としたことを特徴とする放射線
検出器。 - 【請求項2】請求項1に記載の放射線検出器において、
前記ライトガイドの光入力面のV字形状が、斜面状の光
入力面を有するライトガイド部材を2個組合せることに
よつて形成されていることを特徴とする放射線検出器。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の放射線検出器にお
いて、前記ライトガイドの光入力面の形状を、前記V字
形状部の外側面が傾斜状とされた逆W字形状としたこと
を特徴とする放射線検出器。 - 【請求項4】放射線入射によりシンチレータ内で発生し
たシンチレーシヨン光を光検出器に導いて検出する放射
線検出器において、 前記シンチレータの光出力面を鋸歯状とすると共に、 光入力面を平面状とし、 該平面状光入力面と前記鋸歯状光出力面を光学結合剤で
結合したことを特徴とする放射線検出器。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63272373A JPH0619459B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 放射線検出器 |
US07/418,184 US5012103A (en) | 1988-10-28 | 1989-10-06 | Radiation detector |
GB8922985A GB2224353B (en) | 1988-10-28 | 1989-10-12 | Radiation detector |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63272373A JPH0619459B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 放射線検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02118485A JPH02118485A (ja) | 1990-05-02 |
JPH0619459B2 true JPH0619459B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=17512985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63272373A Expired - Lifetime JPH0619459B2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | 放射線検出器 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5012103A (ja) |
JP (1) | JPH0619459B2 (ja) |
GB (1) | GB2224353B (ja) |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5038042A (en) * | 1990-01-16 | 1991-08-06 | Westinghouse Electric Corp. | High resolution scintillation counters |
US5059798A (en) * | 1991-05-21 | 1991-10-22 | Siemens Gammasonics, Inc. | Frangible bonding of photomultiplier tubes for use in scintillation cameras and PET scanners |
US5208460A (en) * | 1991-09-23 | 1993-05-04 | General Electric Company | Photodetector scintillator radiation imager having high efficiency light collection |
US5338937A (en) * | 1993-06-14 | 1994-08-16 | Sloan-Kettering Institute For Cancer Research | Radiation imaging device having an enlarged uniform field of view |
JP2002513469A (ja) * | 1997-02-10 | 2002-05-08 | ザ・ユニバーシティー・オブ・アルバータ;サイモン・フレーザー・ユニバーシティー;ザ・ユニバーシティー・オブ・ビクトリア;ザ・ユニバーシティー・オブ・ブリティッシュ・コロンビア−−ドゥイング・ビジネス・アズ−−トライアンフ | フォトン相互作用の空間座標を求めるセグメント構造シンチレーション検出装置 |
EP1365260A4 (en) * | 2001-01-31 | 2013-01-23 | Hamamatsu Photonics Kk | ELECTRON BEAM DETECTOR, RASTER ELECTRONIC MICROSCOPE, MASS SPECTROMETER AND ION DETECTOR |
US7072440B2 (en) * | 2001-10-19 | 2006-07-04 | Control Screening, Llc | Tomographic scanning X-ray inspection system using transmitted and Compton scattered radiation |
US6661867B2 (en) * | 2001-10-19 | 2003-12-09 | Control Screening, Llc | Tomographic scanning X-ray inspection system using transmitted and compton scattered radiation |
CN101796428B (zh) * | 2007-09-07 | 2013-08-07 | 圣戈本陶瓷及塑料股份有限公司 | 减小了边缘效应的检测器 |
JP4985352B2 (ja) * | 2007-11-28 | 2012-07-25 | 株式会社島津製作所 | 放射線検出器 |
US8258479B2 (en) * | 2009-12-15 | 2012-09-04 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Radiation detection system and method of making a radiation detection system |
JP5930973B2 (ja) | 2011-01-04 | 2016-06-08 | 浜松ホトニクス株式会社 | 放射線検出器 |
US9075151B2 (en) | 2011-12-22 | 2015-07-07 | General Electric Company | Detector array and method of manufacturing the same |
JP5967538B2 (ja) * | 2012-09-25 | 2016-08-10 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 電子顕微鏡および電子線検出器 |
US9423510B2 (en) * | 2014-05-15 | 2016-08-23 | Toshiba Medical Systems Corporation | Scintillation detector for improved PET performance |
CN108113696A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-06-05 | 深圳先进技术研究院 | 探测器、深度测量探测器单元及其作用深度计算方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2559219A (en) * | 1949-03-12 | 1951-07-03 | Texaco Development Corp | Detection and measurement of penetrative radiation |
FR2075856A1 (ja) * | 1969-12-30 | 1971-10-15 | Thomson Csf | |
US4292538A (en) * | 1979-08-08 | 1981-09-29 | Technicare Corporation | Shaped detector |
US4639600A (en) * | 1983-10-21 | 1987-01-27 | New York University | Radiation detector |
JPS613082A (ja) * | 1984-06-18 | 1986-01-09 | Hitachi Medical Corp | 放射線検出器素子 |
YU84586A (en) * | 1986-05-21 | 1990-02-28 | Vladimir Bosnjakovic | Scintillation crystalline device and scintillation camera with that device |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP63272373A patent/JPH0619459B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-10-06 US US07/418,184 patent/US5012103A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-12 GB GB8922985A patent/GB2224353B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2224353B (en) | 1992-09-16 |
JPH02118485A (ja) | 1990-05-02 |
GB8922985D0 (en) | 1989-11-29 |
US5012103A (en) | 1991-04-30 |
GB2224353A (en) | 1990-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0619459B2 (ja) | 放射線検出器 | |
US5059800A (en) | Two dimensional mosaic scintillation detector | |
US4829185A (en) | Neutron and/or gamma radiation detecting system | |
US5008547A (en) | Dental X-ray image detection system | |
US5227634A (en) | Radiation detector for computer tomography | |
US20060131503A1 (en) | X-ray detector | |
US5227633A (en) | Joined scintillator block body for radiation detector | |
CN211043685U (zh) | 基于gagg闪烁体的阵列式核辐射探测器 | |
JPH0511060A (ja) | 2次元モザイク状シンチレ―シヨン検出装置 | |
US4591714A (en) | Light guide member for radiation image read-out | |
GB2149193A (en) | Neutron and/or gamma radiation detecting system | |
WO2015032130A1 (zh) | 一种阵列晶体模块及其加工方法 | |
JPS60111238A (ja) | 放射線画像情報読取装置 | |
JPS5988676A (ja) | 多チヤンネル放射線検出器ブロツクの製造方法 | |
US4591715A (en) | Light guide member for radiation image read-out | |
JPS6125084A (ja) | X線およびγ線を検出するためのカメラ | |
EP0373717A1 (en) | Dental x-ray image detection system | |
US4970394A (en) | Apparatus for reading-out stimulable phosphor, radiographic recording elements | |
GB2519326A (en) | Scintillating optical fiber | |
JP5043540B2 (ja) | 放射線検出器 | |
JP3003843B2 (ja) | 放射線分布測定器 | |
JPS61167912A (ja) | 光結合装置 | |
JPH06160538A (ja) | Ctセンサーの形成方法及びそのctセンサー | |
JPH1010235A (ja) | 多素子放射線検出器及びその製造方法 | |
US20230046099A1 (en) | Scintillator panel and radiation imaging apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316 Year of fee payment: 15 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090316 Year of fee payment: 15 |