JPH06193864A - ガス燃焼装置 - Google Patents

ガス燃焼装置

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JPH06193864A
JPH06193864A JP35623392A JP35623392A JPH06193864A JP H06193864 A JPH06193864 A JP H06193864A JP 35623392 A JP35623392 A JP 35623392A JP 35623392 A JP35623392 A JP 35623392A JP H06193864 A JPH06193864 A JP H06193864A
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雅弘 茅野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力端子数と機器部品の削減により接触不良
や故障発生が少なく、さらに限界燃焼の点検調節と入力
回路点検とが一挙に実施できて点検作業効率が向上する
ガス燃焼装置の提供。 【構成】 温度設定器3、温度検出器4の信号を入力信
号受付手段207が受け付け、温度差信号dTを出力す
る。電圧演算手段209は、入力された抵抗値に対応す
る上限電圧Vmax、下限電圧Vminに基づく電圧V
を出力する。外部信号の入力時、入力信号受付手段20
7は対応する特定信号を出力し、電圧演算手段209
は、受け付けた特定信号に基づき算出した電圧が上限、
下限電圧の範囲外であれば上限電圧Vmaxまたは下限
電圧Vminを出力電圧Vとして出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス燃焼装置とりわけ
点検調節作業が容易で効率的なガス燃焼装置に関する。
【0002】
【従来の技術】温度設定器と温度検出器からの入力信号
に基づき、ガス量演算部が必要ガス量に対応する電圧を
演算して出力し、電流変換部がこの出力電圧に対応する
電流を出力し、ガス比例弁がこの出力電流に基づき弁を
開閉し、生じた二次圧のガスをガスバーナに送り燃焼さ
せるガス燃焼装置では、最大燃焼状態あるいは最小燃焼
状態(これらを限界燃焼状態という)においてガス二次
圧がそれぞれ予め設定された最大限界ガス圧、あるいは
最小限界ガス圧となるよう、各装置ごとに調節を施さね
ばならない。
【0003】最大限界ガス圧または最小限界ガス圧は各
ガス燃焼装置に共通の設定値であるが、この限界ガス圧
を実現時の出力電圧は各ガス燃焼装置ごとの固有の値と
なる。
【0004】このため、前記電流変換部への出力電圧に
着目し、限界燃焼状態におけるガス圧が予め設定された
前記限界ガス圧となるよう、各ガス燃焼装置ごとに出力
電圧を手動で調節し、調節後の出力電圧を各装置ごとの
限界電圧(最大電圧DVmaxおよび最小電圧DVmi
n)として更新記憶させる作業をガス燃焼装置の設置時
や点検時に行なっている。
【0005】このような従来のガス燃焼装置は特許出願
公告平3−60015のように、点検調節時にはガス量
演算器に設けたそれぞれ個別の入力端子に接続した最大
二次圧設定用スイッチまたは最小二次圧設定用スイッチ
を作業者が投入して、いずれかの限界燃焼状態を規定し
てこれを開始させ、前記入力端子とは異なる個別の入力
端子に接続した最大圧調節抵抗器または最小圧調節抵抗
器を作業者が調節することによりガス演算器からの出力
電圧を調節し、予め設定された限界ガス圧を実現したと
きの出力電圧でもって前記限界電圧を更新する構成とな
っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ガス燃焼装
置は温度や湿度が高く、加えて塵埃が発生しがちであ
る。従って入力の端子数およびそれに接続する機器部品
が多い前記の従来のガス燃焼装置では、接触不良や故障
が発生しやすいという問題点があった。
【0007】さらに前記の従来のガス燃焼装置では、点
検時などで限界燃焼状態とする際、前記の専用設定スイ
ッチ投入の信号のみによって限界燃焼状態を開始する構
成であるから、ガス量演算器に接続されている温度設定
器や温度検出器からの信号を受け取るセンサ−回路はじ
め入力回路が正常に作動するか否かの別個の点検作業
が、前記限界電圧点検調節作業のほかに必要となり、作
業効率の低下という欠点があった。
【0008】本発明はこのような課題や欠点を解決する
ためなされたもので、その目的は入力の端子数およびそ
れに接続する機器部品を削減した、接触不良や故障発生
の少ないガス燃焼装置を提供することにある。
【0009】さらに限界燃焼の点検調節と、センサ−回
路はじめ入力回路などの回路点検とが一挙に実施でき、
よって点検作業効率の向上が可能なガス燃焼装置を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
この発明の請求項1に係るガス燃焼装置は、温度設定器
から出力される設定温度信号を入力する設定温度入力端
子と、水または湯の温度を検出する温度検出器から出力
される検出温度信号を入力する検出温度入力端子と、外
部信号を入力する外部入力端子と、最大圧調節抵抗器を
接続するRmax入力端子と、最小圧調節抵抗器を接続
するRmin入力端子と、出力電圧を出力する出力端子
とを具備するガス量制御器と、前記出力端子に接続され
た電圧−電流変換回路と、この電圧−電流変換回路の出
力電流に応じて弁開度が制御され、弁開度に応じたガス
量をガスバーナに送出するガス比例弁とを備えたガス燃
焼装置において、前記ガス量制御器に、前記外部信号が
入力されない場合、前記設定温度信号と前記検出温度信
号とに基づく温度差信号を出力し、第1の外部信号が入
力される場合、前記ガス比例弁の弁開度を最大にせしめ
る第1の特定信号を出力し、第2の外部信号が入力され
る場合、前記ガス比例弁の弁開度を最小にせしめる第2
の特定信号を出力する入力信号受付手段と、この入力信
号受付手段の出力信号に基づき前記出力電圧を算出する
電圧演算手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】請求項2に係るガス燃焼装置は、所定の最
大電圧および最小電圧を限界電圧として記憶する限界電
圧記憶手段を設けるとともに、前記入力信号受付手段
を、前記最大圧調節抵抗器、最小圧調節抵抗器の抵抗値
に対応する上限電圧、下限電圧に基づき前記出力電圧を
演算する調整モードと、前記限界電圧に基づき前記電圧
信号を演算する通常モードとを、前記外部信号の有無に
応じて切り換えるよう構成するとともに、前記限界電圧
記憶手段は、前記調整モードから前記通常モードに切り
替わる場合、前記上限、下限電圧を前記限界電圧として
記憶するよう構成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1のガス燃焼装置は、目標温度設定のた
めの温度設定器からの信号、水または湯の温度検出のた
めの温度検出器からの信号を、ガス量制御器の入力信号
受付手段が受け付ける。入力信号受付手段は、この設定
温度信号と検出温度信号とに基づいて温度差信号を出力
する。一方、外部の調節器が発する外部信号は第1また
は第2の外部信号からなり、これが入力された場合、入
力信号受付手段は、ガス比例弁の弁開度を最大または最
小にせしめる第1または第2の特定信号を出力する。ま
た、電圧演算手段は、温度差信号または第1もしくは第
2の特定信号を入力すると、この信号に基づき出力電圧
を算出する。
【0013】請求項2のガス燃焼装置について、入力信
号受付手段は最大圧調節抵抗器、最小圧調節抵抗器の抵
抗値に基づき出力電圧を演算する調整モードと、通常モ
ードとを、外部信号の有無に応じて切り換える。ここで
限界電圧記憶手段は、調整モードから通常モードに切り
替わる場合、最大圧調節抵抗値、最小圧調節抵抗器の抵
抗値に対応する上限電圧、下限電圧を限界電圧として記
憶する。通常モードにおいて電圧演算手段は、限界電圧
記憶手段に記憶された限界電圧に基づき出力電圧を演算
する。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は請求項1および2に係るガス燃焼装
置のブロック構成図である。請求項1に係るガス燃焼装
置1は、ガス量制御器2、温度設定器3、温度検出器
4、電圧−電流変換回路5、ガス比例弁6からなる。
【0015】請求項1に係るガス燃焼装置1のガス量制
御器2は、設定温度入力端子201、検出温度入力端子
202、外部入力端子203、出力端子204、Rmi
n入力端子205、Rmax入力端子206の端子を備
え、入力信号受付手段207、必要燃焼量演算手段20
8、電圧演算手段209、演算式設定部210、限界電
圧演算手段212からなる。
【0016】調節器20は外部機器であり、ガス燃焼装
置1の調整時にガス燃焼装置1に接続する。ガスバーナ
7は、ガス比例弁6からのガス供給により燃焼する。
【0017】目標温度を入力するための温度設定器3か
らの設定温度信号TSを設定温度入力端子201を経
て、また水または湯の温度検出のための温度検出器4か
らの検出温度THを検出温度入力端子202を経て、入
力信号受付手段207が取りこみ、温度差信号dTを出
力する。必要燃焼量演算手段208はこの温度差信号d
Tを受けて必要燃焼量を演算し、燃焼量Fとして電圧演
算手段209に送出する。
【0018】一方、調節器20に備えた最大圧調節抵抗
器24の抵抗値Rmaxまたは最小圧調節抵抗器23の
抵抗値Rminは、それぞれRmax入力端子206ま
たはRmin入力端子205を経て限界電圧演算手段2
12に入る。限界電圧演算手段212は対応する上限電
圧Vmaxまたは下限電圧Vminを演算し、信号21
2aとして演算式設定部210に送出する。演算式設定
部210はこれを信号210aとして電圧演算手段20
9に送出する。
【0019】電圧演算手段209は、入力された上限電
圧Vmaxまたは下限電圧Vminに基づき、燃焼量F
に対応する電圧を算出して、出力電圧Vとして出力す
る。
【0020】この出力電圧Vは、電圧−電流変換回路5
により電流Iに変換され、ガス比例弁6に入る。ガス比
例弁6は電流Iに応じて弁開度が制御され、弁開度に応
じたガス量をガスバーナ7に送出する。
【0021】一方、外部の調節器20の最大限界燃焼指
示手段21は第1外部信号TX1を、また最小限界燃焼
指示手段22は第2外部信号TX2を夫々発し、このい
ずれかをスイッチSWにより切り換えて、ガス燃焼装置
1の外部入力端子203を経て入力信号受付手段207
に入力する。
【0022】この外部信号入力があると、入力信号受付
手段207は対応する特定信号として第1特定信号S1
または第2特定信号S2を必要燃焼量演算手段208へ
出力する。ここで入力信号受付手段207は、第1特定
信号S1に対応して算出される電圧が前記上限電圧Vm
ax以上となり、また第2特定信号S2に対応して算出
される電圧が前記下限電圧Vmin以下になるよう、第
1特定信号S1と第2特定信号S2を構成する。
【0023】必要燃焼量演算手段208は、上記のよう
にして構成された第1特定信号S1または第2特定信号
S2に対応する燃焼量Fを演算して、電圧演算手段20
9に送出する。電圧演算手段209は、第1特定信号S
1に対応する燃焼量Fを受け付けた際に算出した電圧が
前記上限電圧Vmaxを越えるから、この場合は上限電
圧Vmaxを出力電圧Vとして出力する。また第2特定
信号S2に対応する燃焼量Fを受け付けた際の算出電圧
は前記下限電圧Vmin以下となるから、この場合は下
限電圧Vminを出力電圧Vとして出力する。
【0024】この結果、調節器20の最大限界燃焼指示
手段21からの第1外部信号TX1を入力信号受付手段
207に入力することによって、ガス量制御器2から上
限電圧Vmaxを出力させることができる。
【0025】同様に、調節器20の最小限界燃焼指示手
段22からの第2外部信号TX2を入力信号受付手段2
07に入力することによって、ガス量制御器2から下限
電圧Vminを出力させることができる。
【0026】このように、点検調節作業者は外部信号T
X1またはTX2を入力することによって、ガス量制御
器2から上限電圧Vmaxまたは下限電圧Vminを容
易に出力させ得るから、ガス燃焼装置の調整が容易に実
施できる。
【0027】請求項2に係るガス燃焼装置1は、図1に
おいて、ガス量制御器2、温度設定器3、温度検出器
4、電圧−電流変換回路5、ガス比例弁6からなる。
【0028】請求項2に係るガス燃焼装置1のガス量制
御器2は、設定温度入力端子201、検出温度入力端子
202、外部入力端子203、出力端子204、Rmi
n入力端子205、Rmax入力端子206の端子を備
え、入力信号受付手段207、必要燃焼量演算手段20
8、電圧演算手段209、演算式設定部210、限界電
圧記憶手段211、限界電圧演算手段212からなる。
【0029】調節器20は外部機器であり、ガス燃焼装
置1の調整時にガス燃焼装置1に接続する。ガスバーナ
7は、ガス比例弁6からのガス供給により燃焼する。
【0030】限界電圧記憶手段211は、所定の最大電
圧DVmaxと最小電圧DVminを限界電圧として記
憶する。一方、入力信号受付手段207は、最大圧調節
抵抗器24、最小圧調節抵抗器23の抵抗値Rmax、
Rminに基づき出力電圧Vを演算する調整モードと、
前記の記憶された限界電圧に基づき出力電圧Vを演算す
る通常モードとを、外部入力端子203から入力される
外部信号(第1外部信号TX1または第2外部信号TX
2)の有無に応じて切り換える。
【0031】外部入力端子203に第1外部信号TX1
または第2外部信号TX2の入力があると、入力信号受
付手段207はこれを検出して、モード指示信号207
aを演算式設定部210および限界電圧記憶手段211
に送出し、調整モードを開始する。
【0032】調整モードが終了すると、入力信号受付手
段207は外部入力端子203に入力のなくなったこと
を検出して、再びモード指示信号207aを演算式設定
部210および限界電圧記憶手段211に送出し、調整
モードから通常モードに切り換える。このとき限界電圧
記憶手段211は、演算式設定部210の保有している
上限電圧Vmax、下限電圧Vminを前記限界電圧
(最大電圧DVmax、最小電圧DVmin)として記
憶する。
【0033】つぎに、調整モードでの動作を以下に説明
する。いま、限界電圧記憶手段211には暫定的の最大
電圧DVmaxと最小電圧DVminが記憶されている
とする。ここで最大燃焼状態の調整をすべく最大限界燃
焼指示手段21から第1外部信号TX1を入力すると、
入力信号受付手段207は通常モードから調整モードに
切り換え、第1特定信号S1として例えば摂氏100度
を出力する。
【0034】演算式設定部210は限界電圧記憶手段2
11から最大電圧DVmaxを読み出して電圧演算手段
209に送り、電圧演算手段209は前記第1特定信号
S1に対応する電圧を算出するが、この電圧は最大電圧
DVmaxより大であるから、最大電圧DVmaxを出
力電圧Vとして電圧−電流変換回路5に送る。
【0035】ガス比例弁6は電圧−電流変換回路5から
の出力電流Iに制御されてガスバーナ7に燃焼ガスを供
給し、燃焼させる。 点検調節作業者はこの際のガス圧
Pを、ガス2次圧測定器25を接続して測定し、予め設
定されている最大ガス圧との偏差に基づいて、最大圧調
節抵抗器24を調節する。
【0036】調節された最大圧調節抵抗器24の新しい
抵抗値Rmaxが限界電圧演算手段212に入力され、
演算された新しい上限電圧Vmaxが電圧演算手段20
9にに入力される。電圧演算手段209は新しい出力電
圧Vを出力し、ガス比例弁6は電圧−電流変換回路5か
ら得た新しい出力電流Iにより弁開度を更新する。する
とガス圧Pが変化するから、点検作業者は測定したガス
圧Pと最大ガス圧との偏差に基づいて最大圧調節抵抗器
24を再度調節する。
【0037】前記の調節を繰り返してガス圧Pが最大ガ
ス圧に収束したら、ついで最小燃焼状態の調整に移る。
前記と同様に、限界電圧記憶手段211から最小電圧D
Vminを読み出し、対応する出力電流Iをガス比例弁
6に送り、測定したガス圧Pと最小ガス圧との偏差に基
づいて、点検調節作業者が最小圧調節抵抗器23を調節
する。この調節を繰り返してガス圧Pが最小ガス圧に収
束したら、ガス圧調整が完了する。
【0038】ガス圧調整が完了すると、点検調節作業者
の操作により、外部信号が入力信号受付手段207に入
力されなくなる。ここで入力信号受付手段207は調整
モードから通常モードへ切り換え、調整モード指示信号
207aを演算式設定部210および限界電圧記憶手段
211に送る。
【0039】限界電圧記憶手段211はこの調整モード
指示信号207aを受けて、演算式設定部210が保有
の上限電圧Vmax、下限電圧Vminをもってこのガ
ス燃焼装置1固有の最大電圧DVmax、最小電圧DV
minとし、限界電圧の記憶を書き換え更新する。下限
電圧Vminをもってこのガス燃焼装置1固有の最小電
圧DVminとし、限界電圧記憶手段211を書き換え
更新する。
【0040】この後、通常モードにあっては、電圧演算
手段209は限界電圧記憶手段211から読み出した最
大電圧DVmax、最小電圧DVminに基づき、燃焼
量Fに対応する電圧を演算し、得られた電圧が最大電圧
DVmax、最小電圧DVminの範囲内にあれば出力
電圧Vとして電圧−電流変換回路5に送り、範囲外の場
合には最大電圧DVmaxまたは最小電圧DVminを
出力電圧Vとして電圧−電流変換回路5に送る。
【0041】図2は外部信号の構成例を示す。図2の
(a)は通常モードでの使用時におけるもので、ガス量
制御器2の外部入力端子203に図示のような接地プロ
ーブ10を装着しておく。これによって外部入力端子2
03は0電位となり、入力信号受付手段207は外部信
号の入力がないことを確認できる。
【0042】図2(b)は調整モードでの使用時におけ
るもので、ガス量制御器2の外部入力端子203には、
最大限界燃焼指示手段21から正電位の信号が第1外部
信号TX1として、また最小限界燃焼指示手段22から
は負電位の信号が第2外部信号TX2として、それぞれ
入力されるから、入力信号受付手段207は容易に外部
信号入力の確認と、その種類の確認が可能となる。
【0043】なお、ガス量制御器2はストアードプログ
ラム方式のマイクロコンピュ−タで構成するのが望まし
い。限界電圧記憶手段211は、例えばEEPROMな
ど不揮発メモリで構成する。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係るガス
燃焼装置は、従来のガス燃焼装置が個別の設定スイッチ
接続端子などを設けていたのとは異なり、入力の端子数
およびそれに接続する機器部品を削減したから、接触不
良や故障発生の少ないガス燃焼装置が実現できる。
【0045】さらに、請求項1に係るガス燃焼装置は、
温度差信号または第1もしくは第2の特定信号を入力す
ると、この信号に基づき出力電圧を算出する演算手段を
備えているから、第1もしくは第2の外部信号を入力す
ることにより、入力信号受付手段ならびに電圧演算手段
の点検が一挙に実現でき、点検作業効率の向上するガス
燃焼装置が実現できる。
【0046】また請求項2に係るガス燃焼装置は、最大
圧調節抵抗器、最小圧調節抵抗器の抵抗値に対応する上
限電圧、下限電圧を限界電圧として記憶し、通常モード
においては、この限界電圧に基づき出力電圧を算出する
から、通常モード中に最大電圧調節抵抗器、最小圧調節
抵抗器の抵抗値が経年変化しても、出力電圧を正確に算
出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のガス燃焼装置のブロック構成図
【図2】図1における外部信号の構成例を示す図
【符号の説明】
1 ガス燃焼装置 2 ガス量制御器 3 温度設定器 4 温度検出器 5 電圧−電流変換回路 6 ガス比例弁 7 ガスバーナ 20 調節器 21 最大限界燃焼指示手段 22 最小限界燃焼指示手段 23 最小圧調節抵抗器 24 最大圧調節抵抗器 25 ガス2次圧測定器 201 設定温度入力端子 202 検出温度入力端子 203 外部入力端子 204 出力端子 205 Rmin入力端子 206 Rmax入力端子 207 入力信号受付手段 207a モード指示信号 208 必要燃焼量演算手段 209 電圧演算手段 210 演算式設定部 211 限界電圧記憶手段 212 限界電圧演算手段 dT 温度差信号 DVmax 最大電圧 DVmin 最小電圧 F 燃焼量 I 電流 P ガス圧 Rmax 最大圧調節抵抗信号 Rmin 最小圧調節抵抗信号 S1 第1特定信号 S2 第2特定信号 SW スイッチ TH 検出温度信号 TS 設定温度信号 TX1 第1外部信号 TX2 第2外部信号 V 出力電圧 Vmax 上限電圧 Vmin 下限電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度設定器から出力される設定温度信号
    を入力する設定温度入力端子と、 水または湯の温度を検出する温度検出器から出力される
    検出温度信号を入力する検出温度入力端子と、 外部信号を入力する外部入力端子と、 最大圧調節抵抗器を接続するRmax入力端子と、 最小圧調節抵抗器を接続するRmin入力端子と、 出力電圧を出力する出力端子とを具備するガス量制御器
    と、 前記出力端子に接続された電圧−電流変換回路と、 この電圧−電流変換回路の出力電流に応じて弁開度が制
    御され、弁開度に応じたガス量をガスバーナに送出する
    ガス比例弁とを備えたガス燃焼装置において、 前記ガス量制御器に、前記外部信号が入力されない場
    合、前記設定温度信号と前記検出温度信号とに基づく温
    度差信号を出力し、第1の外部信号が入力される場合、
    前記ガス比例弁の弁開度を最大にせしめる第1の特定信
    号を出力し、第2の外部信号が入力される場合、前記ガ
    ス比例弁の弁開度を最小にせしめる第2の特定信号を出
    力する入力信号受付手段と、 この入力信号受付手段の出力信号に基づき前記出力電圧
    を算出する電圧演算手段とを備えたことを特徴とするガ
    ス燃焼装置。
  2. 【請求項2】 所定の最大電圧および最小電圧を限界電
    圧として記憶する限界電圧記憶手段を設けるとともに、
    前記入力信号受付手段を、前記最大圧調節抵抗器、最小
    圧調節抵抗器の抵抗値に対応する上限電圧、下限電圧に
    基づき前記出力電圧を演算する調整モードと、前記限界
    電圧に基づき前記電圧信号を演算する通常モードとを、
    前記外部信号の有無に応じて切り換えるよう構成すると
    ともに、前記限界電圧記憶手段は、前記調整モードから
    前記通常モードに切り替わる場合、前記上限、下限電圧
    を前記限界電圧として記憶するよう構成したことを特徴
    とする請求項1記載のガス燃焼装置。
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