JPH06193794A - チューブ形のプッシュ式ワンハンド液体注入ガン - Google Patents
チューブ形のプッシュ式ワンハンド液体注入ガンInfo
- Publication number
- JPH06193794A JPH06193794A JP35688192A JP35688192A JPH06193794A JP H06193794 A JPH06193794 A JP H06193794A JP 35688192 A JP35688192 A JP 35688192A JP 35688192 A JP35688192 A JP 35688192A JP H06193794 A JPH06193794 A JP H06193794A
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- JP
- Japan
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- cylinder
- plunger
- grease
- chamber
- tube
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- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16N—LUBRICATING
- F16N3/00—Devices for supplying lubricant by manual action
- F16N3/10—Devices for supplying lubricant by manual action delivering grease
- F16N3/12—Grease guns
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チューブ形で且つワンハンドで操作する。
【構成】 チューブ形のプッシュ式液体注入ガンは、チ
ューブを取り付けることができるチューブ接続口とプラ
ンジャを収納する外部に対して密閉されたプランジャ室
とを有する本体;本体のプランジャ室内に装着されたプ
ランジャ;本体のプランジャ室内に出入り可能に装着さ
れ、プランジャを往復運動可能に受け入れるシリンダ室
及びシリンダ室とプランジャ室とを流体的に接続する小
孔を有するシリンダ筒;プランジャ室を展出位置まで押
圧可能なバネ手段;シリンダ筒の先端に固定されるノズ
ル;そして、シリンダ室とノズルとの間に間挿される逆
止弁;を備えて構成されている。
ューブを取り付けることができるチューブ接続口とプラ
ンジャを収納する外部に対して密閉されたプランジャ室
とを有する本体;本体のプランジャ室内に装着されたプ
ランジャ;本体のプランジャ室内に出入り可能に装着さ
れ、プランジャを往復運動可能に受け入れるシリンダ室
及びシリンダ室とプランジャ室とを流体的に接続する小
孔を有するシリンダ筒;プランジャ室を展出位置まで押
圧可能なバネ手段;シリンダ筒の先端に固定されるノズ
ル;そして、シリンダ室とノズルとの間に間挿される逆
止弁;を備えて構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューブ形のプッシュ
式ワンハンド液体注入ガンに係り、特に、蛇腹状のグリ
ースカートリッジを装着して使用するチューブ形のプッ
シュ式ワンハンドグリースガンに関する。
式ワンハンド液体注入ガンに係り、特に、蛇腹状のグリ
ースカートリッジを装着して使用するチューブ形のプッ
シュ式ワンハンドグリースガンに関する。
【0002】
【従来の技術】除虫剤等の薬液、グリース等の潤滑油を
圧力を掛けて供給することのできるプッシュ式液体注入
ガンは種々の分野で利用されている。
圧力を掛けて供給することのできるプッシュ式液体注入
ガンは種々の分野で利用されている。
【0003】図2は、グリースを手詰めにより充填する
形式のプッシュ式グリースガンの典型例である。
形式のプッシュ式グリースガンの典型例である。
【0004】図において、グリースガン30は、概略的
に、外筒32と、外筒32の底部に取り外し可能に固定
されたキャップ34と、キャップ34の中央部を貫通し
て外筒32の内部まで延在し外筒32の内部にある先端
にプランジャ36aを及びプランジャ36aとは反対の
側にハンドル36bを有するロッド36と、ロッド36
に取り付けられたわん形パッキン38と、わん形パッキ
ン38をロッド36のプランジャ36a側に押圧するコ
イルばね40と、プランジャ36aを往復運動可能に受
け入れるシリンダ室42aを有し外筒32のキャップ3
4とは反対の側に固定されたシリンダ部材42と、シリ
ンダ部材42の先端に固定された注油口金44と、そし
て、注油口金44とシリンダ部材42のシリンダ室42
aとの間に間装された逆止弁46とを有している。
に、外筒32と、外筒32の底部に取り外し可能に固定
されたキャップ34と、キャップ34の中央部を貫通し
て外筒32の内部まで延在し外筒32の内部にある先端
にプランジャ36aを及びプランジャ36aとは反対の
側にハンドル36bを有するロッド36と、ロッド36
に取り付けられたわん形パッキン38と、わん形パッキ
ン38をロッド36のプランジャ36a側に押圧するコ
イルばね40と、プランジャ36aを往復運動可能に受
け入れるシリンダ室42aを有し外筒32のキャップ3
4とは反対の側に固定されたシリンダ部材42と、シリ
ンダ部材42の先端に固定された注油口金44と、そし
て、注油口金44とシリンダ部材42のシリンダ室42
aとの間に間装された逆止弁46とを有している。
【0005】かかるグリースガン30の使用方法を説明
する。まず、グリースガン30を逆さまにしてキャップ
34を外筒32から取り外す。次に、グリースを外筒3
2内に充填しキャップ34を取り付ける。
する。まず、グリースガン30を逆さまにしてキャップ
34を外筒32から取り外す。次に、グリースを外筒3
2内に充填しキャップ34を取り付ける。
【0006】次に、注油口金44をグリースを注入すべ
きグリースニップルに押し当て、一方の手で外筒32を
持ちながら他方の手でハンドル36bを押してロッド3
6をキャップ34内に入れる。これにより、ロッド36
のプランジャ36aはシリンダ部材42のシリンダ室4
2a内に入り込み、シリンダ室42a内のグリースを逆
止弁46を通って押し出し注油口金44に供給する。
きグリースニップルに押し当て、一方の手で外筒32を
持ちながら他方の手でハンドル36bを押してロッド3
6をキャップ34内に入れる。これにより、ロッド36
のプランジャ36aはシリンダ部材42のシリンダ室4
2a内に入り込み、シリンダ室42a内のグリースを逆
止弁46を通って押し出し注油口金44に供給する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】手詰め形のプッシュ式
グリースガンは、レバー式グリースガンに比べて注入操
作を行うスペースが小さくてすむため、作業空間の小さ
な用途で広く使用されている。
グリースガンは、レバー式グリースガンに比べて注入操
作を行うスペースが小さくてすむため、作業空間の小さ
な用途で広く使用されている。
【0008】しかしながら、上述した従来のプッシュ式
のグリースガン30では、一方の手で外筒32を持ちな
がら他方の手でハンドル36bを押してシリンダ部材4
2のシリンダ室42a内のグリースを押し出す構造を採
用している。従って、このプッシュ式グリースガン30
は、両手で持つことができないような用途では使用でき
ないという欠点があった。
のグリースガン30では、一方の手で外筒32を持ちな
がら他方の手でハンドル36bを押してシリンダ部材4
2のシリンダ室42a内のグリースを押し出す構造を採
用している。従って、このプッシュ式グリースガン30
は、両手で持つことができないような用途では使用でき
ないという欠点があった。
【0009】また、上述した従来のプッシュ式のグリー
スガン30は、グリースを手詰めにより充填していたた
め、充填作業中に手や周囲をグリースで汚す等の欠点が
あったと共に、粘性の低いグリースや毒性の強い薬剤、
空気に触れることが好ましくない液体には使用できない
欠点もあった。
スガン30は、グリースを手詰めにより充填していたた
め、充填作業中に手や周囲をグリースで汚す等の欠点が
あったと共に、粘性の低いグリースや毒性の強い薬剤、
空気に触れることが好ましくない液体には使用できない
欠点もあった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
技術の課題に鑑みてなされたもので、ワンハンドで操作
することができるチューブ形のプッシュ式ワンハンド液
体注入ガンを提供することを目的とする。
技術の課題に鑑みてなされたもので、ワンハンドで操作
することができるチューブ形のプッシュ式ワンハンド液
体注入ガンを提供することを目的とする。
【0011】本発明のチューブ形のプッシュ式ワンハン
ド液体注入ガンは、液体を充填したチューブを交替可能
に取り付けることができるチューブ接続口と、そして、
チューブ接続口に流体的に接続しておりプランジャを収
納する外部に対して密閉されたプランジャ室とを有する
本体;本体のプランジャ室内に装着されたプランジャ;
本体のプランジャ室内に出入り可能に装着されたシリン
ダ筒であって、プランジャを往復運動可能に受け入れる
シリンダ室と、そして、シリンダ室とプランジャ室とを
流体的に接続することができる小孔とを有するシリンダ
筒;シリンダ室とプランジャ室とが小孔を介して流体的
に接続している展出位置までシリンダ筒を押圧可能なバ
ネ手段;シリンダ筒の先端に固定されるノズル;そし
て、シリンダ室とノズルとの間に間挿される逆止弁;を
備えて構成されている。
ド液体注入ガンは、液体を充填したチューブを交替可能
に取り付けることができるチューブ接続口と、そして、
チューブ接続口に流体的に接続しておりプランジャを収
納する外部に対して密閉されたプランジャ室とを有する
本体;本体のプランジャ室内に装着されたプランジャ;
本体のプランジャ室内に出入り可能に装着されたシリン
ダ筒であって、プランジャを往復運動可能に受け入れる
シリンダ室と、そして、シリンダ室とプランジャ室とを
流体的に接続することができる小孔とを有するシリンダ
筒;シリンダ室とプランジャ室とが小孔を介して流体的
に接続している展出位置までシリンダ筒を押圧可能なバ
ネ手段;シリンダ筒の先端に固定されるノズル;そし
て、シリンダ室とノズルとの間に間挿される逆止弁;を
備えて構成されている。
【0012】本発明の好ましい実施例では、さらに、チ
ューブを収納する外筒が本体に固定して設けられてい
る。
ューブを収納する外筒が本体に固定して設けられてい
る。
【0013】
【作用】本発明のチューブ形のプッシュ式ワンハンド液
体注入ガンは、片手で本体を掴み、ノズルをグリースニ
ップル等の液体を注入すべき入口に押し付ける。この状
態で、力を加えて本体を入口に向って移動させる。これ
により、シリンダ筒は相対的に本体のプランジャ室の奥
に向って入り込み、同時に、プランジャは相対的にシリ
ンダ室内の容積を減少する方向に移動する。プランジャ
が小孔を通過した後は、シリンダ室内はノズルに通じる
逆止弁を除いて密閉される。従って、プランジャがシリ
ンダ室内に進入すると、その内部の液体は逆止弁を経て
ノズルに押し出される。
体注入ガンは、片手で本体を掴み、ノズルをグリースニ
ップル等の液体を注入すべき入口に押し付ける。この状
態で、力を加えて本体を入口に向って移動させる。これ
により、シリンダ筒は相対的に本体のプランジャ室の奥
に向って入り込み、同時に、プランジャは相対的にシリ
ンダ室内の容積を減少する方向に移動する。プランジャ
が小孔を通過した後は、シリンダ室内はノズルに通じる
逆止弁を除いて密閉される。従って、プランジャがシリ
ンダ室内に進入すると、その内部の液体は逆止弁を経て
ノズルに押し出される。
【0014】作業者が手の力を抜くと、シリンダ筒はバ
ネ手段によって展出位置、すなわち、シリンダ室内の容
積を増大する方向に移動する。プランジャが小孔を通過
した後は、チューブより液体を吸い上げながら移動す
る。
ネ手段によって展出位置、すなわち、シリンダ室内の容
積を増大する方向に移動する。プランジャが小孔を通過
した後は、チューブより液体を吸い上げながら移動す
る。
【0015】
【実施例】以下、図面を用いて、本発明に係るチューブ
形のプッシュ式ワンハンド液体注入ガンについて詳細に
説明する。
形のプッシュ式ワンハンド液体注入ガンについて詳細に
説明する。
【0016】図1は、本発明に係るグリースカートリッ
ジ形のプッシュ式ワンハンドグリースガンの一実施例の
縦断面図である。
ジ形のプッシュ式ワンハンドグリースガンの一実施例の
縦断面図である。
【0017】図1に示されたプッシュ式ワンハンドグリ
ースガン10は、概略的に、本体12と、外筒14と、
蓋体16と、プランジャ18と、シリンダ筒20と、コ
イルばね22と、封止部材24と、逆止弁26と、そし
て、ノズル28とから構成されている。なお、8は、グ
リースを充填した蛇腹形のグリースカートリッジであ
り、一般に使い捨て方式を採っている。JIS9808
に規定されたものは、例えば、本願出願人である日本グ
リースニップル株式会社より「マイクロマルチグリース
80g用」、「マイクロマルチグリース400g用」と
して販売されている。
ースガン10は、概略的に、本体12と、外筒14と、
蓋体16と、プランジャ18と、シリンダ筒20と、コ
イルばね22と、封止部材24と、逆止弁26と、そし
て、ノズル28とから構成されている。なお、8は、グ
リースを充填した蛇腹形のグリースカートリッジであ
り、一般に使い捨て方式を採っている。JIS9808
に規定されたものは、例えば、本願出願人である日本グ
リースニップル株式会社より「マイクロマルチグリース
80g用」、「マイクロマルチグリース400g用」と
して販売されている。
【0018】本体12の下部には、グリースカートリッ
ジ8を交替可能に取付けるグリースカートリッジ接続口
12aが設けられており、その内側には、グリースカー
トリッジ8の口部に形成された雄ねじと螺合する雌ねじ
が形成されている。本体12の上部には、プランジャ1
8を収納する円筒形のプランジャ室12bが形成されて
いる。グリースカートリッジ接続口12aとプランジャ
室12bとの間には、両者を流体的に接続する油通路1
2cが形成されている。プランジャ室12bと油通路1
2cとの境には、段部12dが形成されており、プラン
ジャ18の下端近くに固定されたワッシャ13は、この
段部12dに当接して支持されている。
ジ8を交替可能に取付けるグリースカートリッジ接続口
12aが設けられており、その内側には、グリースカー
トリッジ8の口部に形成された雄ねじと螺合する雌ねじ
が形成されている。本体12の上部には、プランジャ1
8を収納する円筒形のプランジャ室12bが形成されて
いる。グリースカートリッジ接続口12aとプランジャ
室12bとの間には、両者を流体的に接続する油通路1
2cが形成されている。プランジャ室12bと油通路1
2cとの境には、段部12dが形成されており、プラン
ジャ18の下端近くに固定されたワッシャ13は、この
段部12dに当接して支持されている。
【0019】円筒状の外筒14は、上端が絞りにより窄
められており、その底部は、着脱可能に取り付けられて
いる蓋体16により閉じられている。
められており、その底部は、着脱可能に取り付けられて
いる蓋体16により閉じられている。
【0020】図示された好ましい実施例においては、円
筒状の外筒14により、グリースカートリッジ8が保護
されているが、本体12自体が片手でしっかり握ること
ができる程度に大きく且つグリースカートリッジが破損
する可能性の低い材質で作られている場合には、外筒1
4を省略することもできる。
筒状の外筒14により、グリースカートリッジ8が保護
されているが、本体12自体が片手でしっかり握ること
ができる程度に大きく且つグリースカートリッジが破損
する可能性の低い材質で作られている場合には、外筒1
4を省略することもできる。
【0021】プランジャ18は、円柱状の部材で、本体
12のプランジャ室12b内に装着されている。プラン
ジャ18の上部は、シリンダ筒20のシリンダ室20a
内に往復運動可能に収納されている。
12のプランジャ室12b内に装着されている。プラン
ジャ18の上部は、シリンダ筒20のシリンダ室20a
内に往復運動可能に収納されている。
【0022】シリンダ筒20とプランジャ18のワッシ
ャ13との間には、コイルばね22が間装されている。
このコイルばね22は、シリンダ筒20を展出位置まで
押圧することができる。
ャ13との間には、コイルばね22が間装されている。
このコイルばね22は、シリンダ筒20を展出位置まで
押圧することができる。
【0023】シリンダ筒20の下端近くには、小孔20
bが形成されている。この小孔20bは、シリンダ筒2
0が展出位置にあるとき、シリンダ室20aとプランジ
ャ室12bとを流体的に接続する。
bが形成されている。この小孔20bは、シリンダ筒2
0が展出位置にあるとき、シリンダ室20aとプランジ
ャ室12bとを流体的に接続する。
【0024】シリンダ筒20の外周面とプランジャ室1
2bの上端近くを画成する本体12の内周面との間に
は、封止部材24が装着されており、それにより、プラ
ンジャ室12bは、外部に対して封止されている。
2bの上端近くを画成する本体12の内周面との間に
は、封止部材24が装着されており、それにより、プラ
ンジャ室12bは、外部に対して封止されている。
【0025】シリンダ筒20のシリンダ室20aに隣接
して、逆止弁26が設置されている。この逆止弁26
は、ボール26aとこのボール26aをシリンダ室20
aに通ずるオリフィス26bに対し押圧するコイルばね
26cとから構成されている。
して、逆止弁26が設置されている。この逆止弁26
は、ボール26aとこのボール26aをシリンダ室20
aに通ずるオリフィス26bに対し押圧するコイルばね
26cとから構成されている。
【0026】シリンダ筒20の先端には、ノズル28が
固定されている。図示された好ましい実施例では、ノズ
ル28の先端がシリンダ筒20の内側に入り込む形式の
ものが示されているが、ノズルの先端がシリンダ筒20
の端面よりも突出するものを取付けることもできる。
固定されている。図示された好ましい実施例では、ノズ
ル28の先端がシリンダ筒20の内側に入り込む形式の
ものが示されているが、ノズルの先端がシリンダ筒20
の端面よりも突出するものを取付けることもできる。
【0027】次に、図1に示されたグリースガン10の
使用方法及びその作動原理について説明する。
使用方法及びその作動原理について説明する。
【0028】使用にあたって、グリースが充填されたグ
リースカートリッジ8の口部をグリースカートリッジ接
続口12aに捩じ込んで固定する。
リースカートリッジ8の口部をグリースカートリッジ接
続口12aに捩じ込んで固定する。
【0029】未使用状態では、コイルばね22が、シリ
ンダ筒20を展出位置に押し上げている。この展出位置
では、小孔20bを介して、シリンダ室20aはプラン
ジャ室12bと、従って、油通路12cを介して、グリ
ースカートリッジ8と流体的に接続している。
ンダ筒20を展出位置に押し上げている。この展出位置
では、小孔20bを介して、シリンダ室20aはプラン
ジャ室12bと、従って、油通路12cを介して、グリ
ースカートリッジ8と流体的に接続している。
【0030】グリースガン10のノズル28をグリース
を注入すべきグリースニップルに押し当て、作業者が外
筒14を握って押し上げると、外筒14、本体12及び
プランジャ18は持ち上げられる。これにより、シリン
ダ筒20は、外筒14、本体12及びプランジャ18に
対して相対的に下降する。プランジャ18は、シリンダ
筒20のシリンダ室20a内を相対的に上昇、すなわ
ち、シリンダ室20aの容積を減少させる方向に移動す
る。プランジャ18が小孔20bの位置を通過した後
は、シリンダ室20aは、逆止弁26のオリフィス26
cを除いて密閉される。従って、作業者によって、外筒
14がさらに持ち上げられると、ボール26aはコイル
ばね26cの圧力に打ち勝って油圧により持ち上げられ
る。これにより、シリンダ室20a内のグリースは、逆
止弁26を通ってノズル28に供給される。
を注入すべきグリースニップルに押し当て、作業者が外
筒14を握って押し上げると、外筒14、本体12及び
プランジャ18は持ち上げられる。これにより、シリン
ダ筒20は、外筒14、本体12及びプランジャ18に
対して相対的に下降する。プランジャ18は、シリンダ
筒20のシリンダ室20a内を相対的に上昇、すなわ
ち、シリンダ室20aの容積を減少させる方向に移動す
る。プランジャ18が小孔20bの位置を通過した後
は、シリンダ室20aは、逆止弁26のオリフィス26
cを除いて密閉される。従って、作業者によって、外筒
14がさらに持ち上げられると、ボール26aはコイル
ばね26cの圧力に打ち勝って油圧により持ち上げられ
る。これにより、シリンダ室20a内のグリースは、逆
止弁26を通ってノズル28に供給される。
【0031】作業者が手の力を抜くと、外筒14、本体
12及びプランジャ18は、コイルばね22により押し
下げられる。これにより、プランジャ18は、シリンダ
筒20のシリンダ室20a内を相対的に下降、すなわ
ち、シリンダ室20aの容積を増大させる方向に移動
し、シリンダ室20a内を負圧にする。プランジャ18
が小孔20bの位置を通過すると、プランジャ室12b
及び油通路12cを介して、グリースカートリッジ8か
らグリースを補充しシリンダ室20a内をグリースで充
満させる。
12及びプランジャ18は、コイルばね22により押し
下げられる。これにより、プランジャ18は、シリンダ
筒20のシリンダ室20a内を相対的に下降、すなわ
ち、シリンダ室20aの容積を増大させる方向に移動
し、シリンダ室20a内を負圧にする。プランジャ18
が小孔20bの位置を通過すると、プランジャ室12b
及び油通路12cを介して、グリースカートリッジ8か
らグリースを補充しシリンダ室20a内をグリースで充
満させる。
【0032】
【発明の効果】本発明のチューブ形のプッシュ式ワンハ
ンド液体注入ガンは、シリンダ筒が本体のプランジャ室
内に出入り可能に装着されていると共に、このシリンダ
筒がバネ手段により展出位置まで押圧可能とされている
ため、作業者が片手で本体又は外筒が固定されている場
合にはその外筒を持ち上げることにより、液体を圧力を
掛けてノズルより供給することができる。すなわち、片
手による往復運動だけで、グリースを供給できるため、
狭い空間でも圧力を掛けて液体の供給ができる効果があ
る。
ンド液体注入ガンは、シリンダ筒が本体のプランジャ室
内に出入り可能に装着されていると共に、このシリンダ
筒がバネ手段により展出位置まで押圧可能とされている
ため、作業者が片手で本体又は外筒が固定されている場
合にはその外筒を持ち上げることにより、液体を圧力を
掛けてノズルより供給することができる。すなわち、片
手による往復運動だけで、グリースを供給できるため、
狭い空間でも圧力を掛けて液体の供給ができる効果があ
る。
【0033】また、液体をチューブに充填し、そのよう
なチューブを着脱可能に取付ける方式としたため、充填
作業中に手や周囲を液体で汚す等の欠点がなくなると共
に、粘性の低い液体や毒性の強い薬剤、空気に触れるこ
とが好ましくない液体にも使用可能となった。
なチューブを着脱可能に取付ける方式としたため、充填
作業中に手や周囲を液体で汚す等の欠点がなくなると共
に、粘性の低い液体や毒性の強い薬剤、空気に触れるこ
とが好ましくない液体にも使用可能となった。
【図1】 本発明に係るグリースカートリッジ形のプッ
シュ式ワンハンドグリースガンの一実施例の縦断面図で
ある。
シュ式ワンハンドグリースガンの一実施例の縦断面図で
ある。
【図2】 グリースを手詰めにより充填する形式のプッ
シュ式グリースガンの典型例の縦断面図である。
シュ式グリースガンの典型例の縦断面図である。
【符号の5明】 8 グリースカートリッジ 10 グリースガン 12 本体 12a グリースカートリッジ接続口 12b プランジャ室 14 外筒 18 プランジャ 20 シリンダ筒 20a シリンダ室 20b 小孔 22 コイルばね 24 封止部材 26 逆止弁 28 ノズル
Claims (2)
- 【請求項1】液体を充填したチューブを交替可能に取り
付けることができるチューブ接続口と、そして、チュー
ブ接続口に流体的に接続しておりプランジャを収納する
外部に対して密閉されたプランジャ室とを有する本体;
本体のプランジャ室内に装着されたプランジャ;本体の
プランジャ室内に出入り可能に装着されたシリンダ筒で
あって、プランジャを往復運動可能に受け入れるシリン
ダ室と、そして、シリンダ室とプランジャ室とを流体的
に接続することができる小孔とを有するシリンダ筒;シ
リンダ室とプランジャ室とが小孔を介して流体的に接続
している展出位置までシリンダ筒を押圧可能なバネ手
段;シリンダ筒の先端に固定されるノズル;そして、 シリンダ室とノズルとの間に間挿される逆止弁;を備え
て構成されてなるチューブ形のプッシュ式ワンハンド液
体注入ガン。 - 【請求項2】請求項1に記載のチューブ形のプッシュ式
ワンハンド液体注入ガンにおいて、さらに、チューブを
収納する外筒が、本体に固定されていることを特徴とす
るチューブ形のプッシュ式ワンハンド液体注入ガン。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4356881A JP2554587B2 (ja) | 1992-12-22 | 1992-12-22 | チューブ形のプッシュ式ワンハンド液体注入ガン |
AU57149/94A AU5714994A (en) | 1992-12-22 | 1993-12-17 | Tubular push type one-hand liquid filling gun |
PCT/JP1993/001832 WO1994015139A1 (en) | 1992-12-22 | 1993-12-17 | Tubular push type one-hand liquid filling gun |
Applications Claiming Priority (1)
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