JPH0619347U - ハンドセットの載置構造 - Google Patents

ハンドセットの載置構造

Info

Publication number
JPH0619347U
JPH0619347U JP6312492U JP6312492U JPH0619347U JP H0619347 U JPH0619347 U JP H0619347U JP 6312492 U JP6312492 U JP 6312492U JP 6312492 U JP6312492 U JP 6312492U JP H0619347 U JPH0619347 U JP H0619347U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handset
mounting
transmitter
hook button
mounting table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6312492U
Other languages
English (en)
Inventor
康浩 今井
衆一 高橋
Original Assignee
株式会社田村電機製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社田村電機製作所 filed Critical 株式会社田村電機製作所
Priority to JP6312492U priority Critical patent/JPH0619347U/ja
Publication of JPH0619347U publication Critical patent/JPH0619347U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Telephone Set Structure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドセット載置台の小型化が達成されると
ともに、フックボタンの押下を確実とする。 【構成】 ハンドセット載置台10の両端部には、ハン
ドセット載置台10の長手方向両端に開口部17b、1
8bを有する凹陥状の載置部17、18が設けられてい
る。ハンドセット30には、載置部17、18に載置さ
れる受話部31、送話部32が設けられている。そし
て、フックボタン25が配設された載置部17の反対側
の載置部18近傍の載置台10の表面には、傾斜面20
aを有する突起20が突設している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電話機、ファクシミリ等に採用されるハンドセットの載置構造に関 し、特に、ハンドセット載置台にハンドセットの送話部と受話部とが載置される 凹陥状の載置部が設けられ、載置部内に配設したフックボタンを受話部で押下す るハンドセットの載置構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のハンドセット載置台に設けられた凹陥状の載置部は、四方を 側壁に囲まれるようにして形成されており、ハンドセットの送話部と受話部とが 載置部内に円滑に嵌入して、フックボタンを確実に押下するように構成されてい る。ところが、四方を側壁に囲むように載置部を形成しているので、ハンドセッ ト載置台の長手方向の長さは、ハンドセットの長手方向の長さに側壁の厚み分を 加えた長さを必要とするため、小型化に支障をきたしていた。
【0003】 そこで、小型化を目的として、載置部の側壁のうちハンドセットの長手方向の 両端に位置する側壁を開放した構造のものがある。この構造のものでは、側壁を 開放した分、小型化が達成されるとともに、デザイン上の自由度が増す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、側壁を開放したために、載置部に載置される受話部がずれやすく、 送話部が載置台の表面に乗り上げて、フックボタンが受話部によって押下されな い状態、すなわち、半掛け状態が発生して、通話を終了したにもかかわらず、い わゆる「話し中」を継続してしまうといった問題があった。 したがって、本考案は、上記したような従来の問題に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、ハンドセット載置台の小型化が達成されるととも に、フックボタンを確実に押下できるハンドセットの載置構造を提供することに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本考案に係るハンドセットの載置構造は、一対の 載置部を構成する側壁のうちハンドセット載置台の長手方向両端に位置する側壁 を開放し、フックボタンが配設された載置部と反対側の載置部近傍のハンドセッ ト載置台表面に頂部から近傍載置部に向かう傾斜面を有する突起を設ける。 また、本考案に係るハンドセットの載置構造は、フックボタンの頂部と突起の 頂部との距離を、ハンドセットの送話部と受話部との底面部の相対向する内側辺 間の距離よりも小とする。
【0006】
【作用】
本考案によれば、フックボタンが配設された載置部と反対側の載置部近傍のハ ンドセット載置台表面にハンドセットの送話部または受話部が載置されると、送 話部または受話部が、突起に乗り上げ、突起の傾斜面に沿って摺動して載置部に 嵌入する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。図1は、本考案に係るハン ドセットの載置構造を採用したファクシミリ装置の全体斜視図、図2は同じく一 部を破断した要部側面図である。 これらの図において、符号1で示すものは、ファクシミリ装置で、本体部2の 前面部には、タッチパネル3と表示部4とが並設され、タッチパネル3には、ダ イヤルボタンや各種操作スイッチが配設され、表示部4には、このファクシミリ 装置と回線で接続されたセンターとのやりとりの内容を表示できるようになって いる。本体部2の前面部は、タッチパネル3の操作がしやすいように、また表示 部4の内容が見やすいように傾斜を有して立ち上がっている。
【0008】 本体部2の左側面部には、前記タッチパネルとほぼ同一の傾斜を有するハンド セット載置台10が取付けられている。ハンドセット載置台10は、ロアーケー ス11とアッパーケース12とからなり、アッパーケース12内に突設したスタ ッド12aにねじ13をねじ込むことによって合体されている。ハンドセット載 置台10の側面には、スピーカ音量調節用摘み14と呼出音量調節用摘み15が 摺動自在に配設されている。
【0009】 アッパーケース12の長手方向の両端部には、凹陥状に形成された平面視略正 方形の一対の載置部17、18が設けられている。これら載置部17、18は、 三方を側壁17a、18aに囲まれ、一方側、すなわち、アッパーケース12の 長手方向の両端側壁が開放されて開口部17b、18bが形成されている。一方 の載置部17の底面部には、穴17cが穿設されている。
【0010】 載置部17、18の間のアッパーケース12の表面には、複数のスピーカ用小 孔19が穿設されている。一方の載置部18の近傍のアッパーケース12の表面 には、突起20が一体突設されており、突起20には、頂部から載置部18に向 かって傾斜する傾斜面20aが設けられ、アッパーケース12内に貫通するリン ガー用小孔20bが穿設されている。
【0011】 ロアーケース11の内底面には、基板22が固定され、基板22上の載置部1 7側には、基台23が取付けられており、基台23上には、基台23を覆うよう にしてフックボタン25が被せられている。フックボタン25は、基台23に植 設したピン23bを中心として揺動自在に支持されており、フックボタン25に 植設したピン25aと基台23に植設したピン23aに掛け渡されたばね26に よって、常時ピン23bを中心として図中時計方向に回動習性が付与され、頂部 が穴17cからケース12外に突出している。
【0012】 30はハンドセットで、両端部に下方に突出した断面が略正方形状の受話部3 1と送話部32とが設けられており、それぞれに、図示しない受話器と送話器と が収納されている。受話部31と送話部32の底面部の相対向する内側辺31a と32a間の距離l1 は、前記突起20の頂部とフックボタン25の頂部間の距 離l2 よりもやや大に形成されている。また、載置部17、18に開口部17b 、18bを設けたので、ハンドセット30の長手方向の長さL1に対して、ハン ドセット載置台10の長手方向の長さL2を、小としている。
【0013】 このような構成において、次に動作を説明する。 通話するために、ハンドセット30をハンドセット載置台10から取り上げる と、フックボタン25は、ばね26によってピン23bを中心として時計方向に 回動して、頂部が穴17cからケース12外に突出して、通話可能状態とする。 通話が終了して、ハンドセット30をハンドセット載置台10に載置して、ハン ドセット30の受話部31と送話部32とを載置部17、18に載置すると、受 話部31によって、フックボタン25がばね26に抗してピン23bを中心とし て反時計方向に回動して回線を閉塞して通話を断とする。
【0014】 次に、ハンドセットの半掛け状態を説明する。 通話終了後に、ハンドセット30をハンドセット載置台10に載置する際に、 誤って、受話部31を載置部17の開口部17b側にずらして載置すると、図2 に示すように、送話部32も載置台10の表面側にずれて、受話部31がフック ボタン25を充分に押圧しない状態、すなわち、半掛け状態となる。このとき、 載置台10の載置部18近傍の表面には、突起20が設けられているので、送話 部32は突起20に乗り上げる。突起20に乗り上げた送話部32は、傾斜面2 0aに沿って、載置部18側に滑落して、二点鎖線に示すように、載置部18内 に嵌入し、結局、送話部32は載置部18に載置され、受話部31も二点鎖線で 示すように載置部17に載置されて、フックボタン25が下方に押圧される。
【0015】 このとき、半掛け状態が維持されやすい図2に示すような受話部31と送話部 32とがともにフックボタン25の頂部と突起20の頂部に乗り上げた状態にあ っても、l1>l2に形成されているので、送話部32の底面部の内側辺32aが 、突起20の傾斜面20aに位置して、送話部32の載置部18への滑落を容易 とする。
【0016】 なお、本実施例では、突起20の設置位置を送話部32側の載置部18の近傍 に設けたが、フックボタン25を載置部18内に配設した場合には、突起20を 受話部31側の載置部17の近傍に配設すれば、半掛け状態を防止できることは いうまでのないことである。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ハンドセット載置台にハンドセットの送 話部および受話部を載置する一対の凹陥状の載置部を設け、載置部に配設したフ ックボタンを送話部または受話部で押下するとともに、一対の載置部を構成する 側壁のうちハンドセット載置台の長手方向両端に位置する側壁を開放し、フック ボタンが配設された載置部と反対側の載置部近傍のハンドセット載置台表面に頂 部から近傍載置部に向かう傾斜面を有する突起を設けたので、フックボタンが配 設された側の載置部に、ハンドセットの送話部または受話部が、所定の位置から ずれて載置されてフックボタンが押圧されない、いわゆる、半掛け状態が生じて も、反対側の載置部近傍に設けた突起にハンドセットの受話部または送話部が乗 り上げ突起の傾斜面に沿って、載置部に滑落するので、簡単な構成にもかかわら ず、半掛け状態が解消されて、フックボタンを確実に押圧することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るハンドセットの載置構造を採用し
たファクシミリ装置の全体斜視図である。
【図2】本考案に係るハンドセットの載置構造の一部を
破断した要部側面図である。
【符号の説明】
10 ハンドセット載置台 17 載置部 17b 開口部 18 載置部 18b 開口部 20 突起 20a 傾斜面 25 フックボタン 30 ハンドセット 31 受話部 32 送話部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドセットの送話部および受話部をハ
    ンドセット載置台に設けた一対の凹陥状の載置部に載置
    し、載置部に配設したフックボタンを送話部または受話
    部で押下するとともに、前記一対の載置部を構成する側
    壁のうちハンドセット載置台の長手方向両端に位置する
    側壁を開放したハンドセットの載置構造において、前記
    フックボタンが配設された載置部と反対側の載置部近傍
    のハンドセット載置台表面に頂部から前記近傍載置部に
    向かう傾斜面を有する突起を設けたことを特徴とするハ
    ンドセットの載置構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のハンドセットの載置構造
    において、フックボタンの頂部と突起の頂部間の距離
    を、ハンドセットの送話部と受話部との底面部の相対向
    する内側辺間の距離よりも小としたことを特徴とするハ
    ンドセットの載置構造。
JP6312492U 1992-08-18 1992-08-18 ハンドセットの載置構造 Pending JPH0619347U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6312492U JPH0619347U (ja) 1992-08-18 1992-08-18 ハンドセットの載置構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6312492U JPH0619347U (ja) 1992-08-18 1992-08-18 ハンドセットの載置構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0619347U true JPH0619347U (ja) 1994-03-11

Family

ID=13220218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6312492U Pending JPH0619347U (ja) 1992-08-18 1992-08-18 ハンドセットの載置構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0619347U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7613483B2 (en) Portable radiotelephone for automatically dialing a central voice-activated dialing system
JPH0619347U (ja) ハンドセットの載置構造
JP2001196758A (ja) 電子機器のシールド構造
EP1622417B1 (en) External loudspeaker with magnetic shield for mobile phone
EP0603013A1 (en) Cellular telephone handset
US8073178B2 (en) Microphone
JP3717319B2 (ja) キー押圧装置の取付構造
JP2984599B2 (ja) 電話機
JP3099496B2 (ja) 携帯用無線電話機
EP1301013A1 (en) Mobile communication device with distance keeping means for hands free operation mode
JP3893095B2 (ja) バッテリパックを具えた携帯電話機
KR200221349Y1 (ko) 플립 업 타입 휴대폰의 플립 커버 멈춤 장치
JPS5824531Y2 (ja) 電話機用送受話器
KR200366237Y1 (ko) 슬라이딩 타입 휴대폰
JPH0419873Y2 (ja)
JP4200566B2 (ja) 携帯情報端末の携帯電話保持装置
JPH0346608Y2 (ja)
JPH08186629A (ja) フリップ開閉型携帯電話機
JP2524943Y2 (ja) 通信機器の機能表示構造
JPH11341131A (ja) 携帯用無線電話機
JP3684900B2 (ja) ドアホン装置
KR200298971Y1 (ko) 휴대폰
JPH0713314Y2 (ja) 電話機の聴覚傷害防止機構
JPS636913Y2 (ja)
JPH075711Y2 (ja) ハンドセット