JPH0619346U - 電話機における送話器用マイクロホンの保持構造 - Google Patents
電話機における送話器用マイクロホンの保持構造Info
- Publication number
- JPH0619346U JPH0619346U JP5933092U JP5933092U JPH0619346U JP H0619346 U JPH0619346 U JP H0619346U JP 5933092 U JP5933092 U JP 5933092U JP 5933092 U JP5933092 U JP 5933092U JP H0619346 U JPH0619346 U JP H0619346U
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- JP
- Japan
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- microphone
- holder
- transmitter
- push button
- housing
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- Pending
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- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 押ボタン付きのハンドセット型電話機におい
て、各別に製作して個々に取り付けていた従来の複雑な
構成を単純化して安価な送話器用マイクロホンの保持構
造を提供すること。 【構成】 押ボタンスイッチ用の弾性シ−トを延長した
状態のもとに送話器用マイクロホンのホルダを一体的に
成型し、かつ基板に取り付けたマイクロホンにホルダを
冠着したまま、基板をそのホルダ頂部が電話機筐体の壁
部に内方から圧接する状態のもとに筐体に固着したこと
を特徴とする。
て、各別に製作して個々に取り付けていた従来の複雑な
構成を単純化して安価な送話器用マイクロホンの保持構
造を提供すること。 【構成】 押ボタンスイッチ用の弾性シ−トを延長した
状態のもとに送話器用マイクロホンのホルダを一体的に
成型し、かつ基板に取り付けたマイクロホンにホルダを
冠着したまま、基板をそのホルダ頂部が電話機筐体の壁
部に内方から圧接する状態のもとに筐体に固着したこと
を特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、コ−ドレス電話機の子機あるいは携帯電話機あるいはダイヤル用押 ボタンスイッチ付送受話器等、把握部にダイヤル用押ボタンスイッチ,ファンク ション用押ボタンスイッチ等を設けたハンドセット型電話機における送話器用マ イクロホンの保持構造に関するものである。
【0002】
従来の押ボタンスイッチ付ハンドセット型電話機における送話器用マイクロホ ンの取付構造は、例えば図4のように、押ボタンスイッチ用のプリント基板Aと は別体の送話器専用の基板BにマイクロホンCを取り付けると共に、マイクロホ ンCを包持する状態のゴム製ホルダDを格別に用意してこれを冠着したまま、ホ ルダDの頂部が筐体Eの壁部に内方から圧接する状態のもとに基板Bを、ねじF により筐体Dに固定するようにしている。
【0003】
上記従来のハンドセット型電話機においては、概ね把握に適した筐体の両端寄 りの内部に送話器と受話器とを各別に設けるほか、中央付近にはダイヤル用およ びファンクション用の押ボタンが並設された操作部を設け、かつ操作部の内方に はいわゆるラバ−コンタクトと称する弾性シ−トをプリント基板(プリント配線 板)に重合して押ボタンの退没に伴う変形により弾性シ−トの可動接点をプリン ト基板の固定接点に接触させるようにした押ボタンスイッチを設けており、この ように従来品においては、押ボタンスイッチ用の弾性シ−トとマイクロホンのゴ ム製ホルダとが、近接位置において使用されるばかりでなく、両者が共に同様の 材質であるにも拘らず、その機能および使用目的が異なる関係上、各別に製作し て個々に取り付けるのが当然とされ、従って構造が複雑かつ製造コストが高価と なる欠点があった。
【0004】 そこで本考案の目的は、各別に製作して個々に取り付けていた従来の複雑な構 成を単純化して安価な送話器用マイクロホンの保持構造を提供することにある。
【0005】
本考案は、上記目的を達成するため、ハンドセット型電話機において、押ボタ ンスイッチ用の弾性シ−トを延長した状態のもとにその延長部分に送話器用マイ クロホンのホルダを一体的に成型し、かつ別に基板にマイクロホンを取り付ける ほか、前記ホルダをマイクロホンに冠着したまま、ホルダの頂部が前記筐体の壁 部に内方から圧接する状態のもとに基板を筐体に固着するようにしたことを特徴 とするものである。
【0006】
押ボタンスイッチ用の弾性シ−トは本来のコンタクト機能を発揮し、かつ延長 状態に一体的に設けた送話器用マイクロホンのホルダはマイクロホンに冠着され ている関係上、周囲からの雑音の進入を防止すると共に、マイクロホン本体の振 動を防止し、かつマイクロホン自体を機械的外力から保護する。
【0007】
以下、本考案を図面に示す実施例について詳細に説明する。
【0008】 本考案の送話器用マイクロホンの保持構造の適用対象としてのハンドセット型 電話機としては、例えば図1ないし図3のように、把握に適した筐体1の両端寄 りの内部に送話器2と受話器3とを各別に設けるほか、中央付近にはダイヤル用 およびファンクション用の押ボタン4,4が並設された操作部5を設け、かつ操 作部5の内方には可動接点付ド−ム状弾性受部6,6が各押ボタン4,4に対応 する状態に並設されたいわゆるラバ−コンタクトと呼ばれる弾性シ−ト7と、前 記可動接点に対応する固定接点があるプリント基板(プリン配線板)8とを重合 し、これにより前記押ボタン4が退没した場合に限り、前記弾性受部6に抗して 可動接点を固定接点に接触させることができるようにした押ボタンスイッチを構 成し、更に筐体1内には前記受話器3および押ボタンスイッチ以外に必要な電装 品(図示せず)並びに送話器用マイクロホン9を装備すると共に、筐体1の端部 にアンテナ10を突設した型式のコ−ドレス電話機の子機を採択する。
【0009】 上記型式のコ−ドレス電話機の子機に対する本考案の特殊構成としては、例え ば図1ないし図3に詳示するように、前記プリント基板8を送話器2の部分まで 延長してマイクロホン取付用の基板11を設けると共に、この基板11に前記送話器 用マイクロホン9を配設し、かつ別に前記弾性シ−ト7を送話器2の部分まで延 長状態に設けると共に、この延長部分に前記送話器用マイクロホン9の包囲に適 するホルダ12を一体的に成型した状態のもとに、このホルダ12をマイクロホン9 に冠着したまま、ホルダ12の頂部が前記筐体1の壁部に内方から圧接するように プリント基板8を取付ねじ13,13等により筐体1に固着し、なおホルダ12および 筐体1にはその適切位置にマイクロホン9の受音のための通孔14および15を穿設 する。
【0010】 なお、前記マイクロホン9の取り付けのための基板11は、押ボタンスイッチ用 のプリント基板8とは別体に形成してもよいが、図示の実施例のように、プリン ト基板8を延設して共通にするのが望ましく、構造が簡単で安価に製作すること ができ、かつ機械的強度が大である。
【0011】
以上説明したように、本考案によれば、押ボタンスイッチ用の弾性シ−トを延 長した状態のもとに送話器用マイクロホンのホルダを一体的に成型することによ り構成を単純化し、これにより成型用型を節約して部材の製作費を低減すると共 に、装備の組立費を著しく低減することができる効果がある。
【図1】図1は本考案の保持構造を適用したコ−ドレス
電話機の要部を例示する一部縦断側面図である。
電話機の要部を例示する一部縦断側面図である。
【図2】図2は本考案の保持構造を適用したコ−ドレス
電話機の正面図である。
電話機の正面図である。
【図3】図3は弾性シ−トを例示する斜面図である。
【図4】図4は従来の保持構造を例示するコ−ドレス電
話機の要部を例示する一部縦断側面図である。
話機の要部を例示する一部縦断側面図である。
1 筐体 2 送話器 4 押ボタン 7 弾性シ−ト 9 マイクロホン 11 基板 12 ホルダ
Claims (1)
- 【請求項1】 把握部に押ボタンスイッチを設けるほ
か、一端寄り部に送話器を設けたハンドセット型電話機
において、押ボタン(4),(4)が進退可能に設けられた
筐体1の内部において、押ボタンスイッチ用の弾性シ−
ト(7)を延長した状態のもとに送話器用マイクロホン
(9)のホルダ(12)を一体的に成型し、かつ別に基板(11)
にマイクロホン(9)を取り付けるほか、前記ホルダ(12)
をマイクロホン(9)に冠着したまま、ホルダ(12)の頂部
が前記筐体(1)の壁部に内方から圧接する状態のもとに
基板(11)を筐体(1)に固定するようにしたことを特徴と
する電話機における送話器用マイクロホンの保持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5933092U JPH0619346U (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 電話機における送話器用マイクロホンの保持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5933092U JPH0619346U (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 電話機における送話器用マイクロホンの保持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0619346U true JPH0619346U (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=13110225
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5933092U Pending JPH0619346U (ja) | 1992-08-03 | 1992-08-03 | 電話機における送話器用マイクロホンの保持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0619346U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171175A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04168900A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロホン固定装置 |
-
1992
- 1992-08-03 JP JP5933092U patent/JPH0619346U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04168900A (ja) * | 1990-10-31 | 1992-06-17 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | マイクロホン固定装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009171175A (ja) * | 2008-01-16 | 2009-07-30 | Kyocera Corp | 携帯電子機器 |
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