JPH06192989A - 抄紙機ヘッドボックスの端部流量調整装置 - Google Patents

抄紙機ヘッドボックスの端部流量調整装置

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JPH06192989A
JPH06192989A JP5020824A JP2082493A JPH06192989A JP H06192989 A JPH06192989 A JP H06192989A JP 5020824 A JP5020824 A JP 5020824A JP 2082493 A JP2082493 A JP 2082493A JP H06192989 A JPH06192989 A JP H06192989A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 抄紙機ヘッドボックスの端部流量配管をコン
パクト化し、ジェットの流向が運転中に調整でき、流れ
によどみがなく、かす流れが生じない端部流量調整装置
の提供。 【構成】 抄紙機ヘッドボックスのスライス室5に前置
し、テーパヘッダ2から流れが分岐するチューブバンク
3の端部のチューブ13は、内径の小さい入口部13a
と、チューブバンク3の外部に出る取出部13bと、同
取出部13bに続く出口部13cよりなる第1チューブ
と、内径の大きい第2チューブ13dよりなると共に、
同取出部13bの配管内径は、チューブバンク3の中央
部に位置するチューブ4の管内径d1 より大きくし、か
つ取出部13bに流量調整弁16と流量計15を設けて
なるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抄紙機ヘッドボックスの
端部流量調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ連続印刷用紙を印刷後積み
上げる際、斜め対角に少しずつずれて重なって積み上げ
られる、所謂斜傾と呼ばれる現象が起こることがある。
またコピー用紙がカールを起こして、ソーターで紙づま
りのトラブルが生じることがある。これらの大きな原因
の1つは、紙の繊維配向角或いは配向角の表裏差である
と考えられている。一般に機械抄きの紙は抄紙方向(M
D)に、細長い繊維が多く並んでいるので、抄紙方向
(MD)と、それと直角な機械の横方向(CD)におけ
る紙の強度を比べると、縦方向の強度が横方向の強度に
比べて、通常2倍以上強い。また繊維が最も多く並んで
いる方向は、ほぼ抄紙方向に一致するが、機械の端部で
抄紙された紙は、繊維が最も多く並んでいる方向(繊維
配向の主軸)が、機械のMD方向と僅かにずれることが
あり、このずれの角度を「繊維配向角」と呼び、このず
れが大きいことを「繊維配向性が悪い」と言っている。
繊維配向角は紙の引張強度測定からも求めることができ
るが、通常は紙を伝わる超音波の速度が、繊維が多く並
んでいる方向に伝わり易いことを利用したSST(ソニ
ック・シート・テスター)という測定器によって短時間
で繊維配向角の正確な測定が可能になっている。またヘ
ッドボックスから噴出されるジェットの向きにCD成分
があると、繊維配向がMD方向からずれて繊維配向性の
悪い紙となる。従ってジェットにCD成分(横流れ)の
少ないヘッドボックスが要求されている。
【0003】一般に斜傾のトラブルをなくすには、繊維
配向角を2°以下にすると良い。またカールの少ない紙
は、紙を表と裏に剥がして、夫々の紙の繊維配向角を測
定してみると、両者の差が小さいことが分かってきた。
ここで従来提案されている米国特許2904461号明
細書によれば、エアクッションヘッドボックスの端部の
側板(ポンドサイド)から流体を注入する手段が開示さ
れている。また特公昭43−12602号公報によれ
ば、エアクッションヘッドボックスの端部の側板から流
体を抽出するブリード手段が開示されている。そしてこ
れらはエアクッションヘッドボックスの端部の流動抵抗
が整流ロールの端部の構造及びポンドサイドの壁面抵抗
により増大し、その結果スライスリップの噴出口直前に
おける端部流速の低下を生じて、スライスジェットの流
向の変化を生じ、ワイヤ上の端部の坪量の低下やポンド
サイドから少し内側の部分に坪量の多い不同な部分が生
じていた。ところで前記の特許は、主として坪量の均一
性を高める目的であったが、アイデアとしてヘッドボッ
クスの端部に流体を注入、或いは抽出することを開示し
ている。その後に開発された整流ロールを有しないハイ
ドロリックヘッドボックスにおいても、チューブバンク
の端部開孔率の不足やポンドサイドの壁面抵抗によって
同様な坪量のむらの傾向が生じることもあった。また坪
量は実用上問題のないレベルに均一であっても、ジェッ
ト速度とワイヤ速度の比J/Wを1.00に近づけて抄
紙すると、CD方向成分が顕在化して繊維配向角が5°
〜10°程度になることがあった。
【0004】図14〜図16は従来のハイドロリックヘ
ッドボックスの1例を示す。原料液は丸角流入配管1を
通り、先細りの角形テーパヘッダ2に流入して、チュー
ブバンク3の幅方向に並んでいるチューブ4に分岐して
流量分配される。またヘッダの流量の1部は再循環配管
20に流出する。なお、19はバルブ、21は流量計で
ある。またチューブ4の入口部4′は流量分配性を高め
るために小径管とし、この部分で流速を高めてヘッドロ
スが大きくなるようにしている。更に出口部4″はスラ
イス室に流出するチューブ流速が過大になるのを防止す
るために、断面積を大きくして流速を低めてある。スラ
イス室は幅方向に通しのシート状の抑流素子6で上下方
向に分割され、チューブ4を出た噴流が集合して大きな
流れに発達するのを抑制している。抑流素子6により流
れの乱れのサイズがシートの間隔と同程度まで制限さ
れ、また流体に剪断力が加えられるので、繊維の分散状
況が大幅に改善される。
【0005】従って乱れのサイズが小さくて分散が良い
スムーズなジェットが得られる。また上板7及び下板8
は流れ方向に収束しており、上板7はピボット10で回
動し、原料液の噴出口11のリップ開度を調整する。リ
ップ開度の微調節は、スライスリップ9を幅方向でリッ
プ開度方向に撓まして行なう。18は原料液をポンドサ
イドから抽出して端部の流量を調整するための原料液ブ
リード配管で、原料液を抽出するとジェットの流向は外
向きに調整できる。また予め端部のチューブの径を中央
部より大きくしたり、端部のチューブの配列ピッチを中
央部より小さくすることによって端部流量を増やしてジ
ェットの流向を内向きにしておき、ブリードでジェット
の流向を調整していた。図16はこれらのマシン幅方向
の流量分布の1例を示している。またこれらの方法は、
一般の紙の製造では問題のないレベルの配向性が得ら
れ、繊維配向性は安定しているが、運転中に繊維の配向
性を大きく調整することはできなかった。また従来のヘ
ッドボックスの端部に流体(原料液)を注入する装置で
は、流入配管又は再循環配管から流体を供給していた
が、再循環流量を変えたりすると、特に再循環側の端部
の流量が変化してしまう欠点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の端部流量調
整装置は、その流量供給源がヘッドボックスの流入配管
又は再循環配管からとられていた。しかしこれらの取付
け位置は、流路の断面形状が交換するところであったの
で、流速がヘッダ部と厳密には一致していなかった。従
ってベルヌーイの定理によって圧力(静圧)がヘッダ部
と異なる。また再循環配管は、再循環の流量を調整する
と流入配管に比べて流速変化が大きく、圧力が大幅に変
わる欠点があった。更に従来の方法では安定した繊維配
向は得られるが、運転中に繊維配向性を大きく調整する
ことは出来なかった。本発明は端部流量配管をコンパク
ト化し、ジェットの流向が運転中に調整でき、流れによ
どみがなく、かす流れが生じない端部流量調整装置を提
供し、前記従来の問題を解決しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、抄紙
機ヘッドボックスのスライス室に前置し、テーパヘッダ
から流れが分岐するチューブバンクの端部に、内径の小
さい入口部と、同入口部から外部に出る取出部と、同取
出部に続く出口部よりなる端部チューブを設けると共
に、同取出部の配管内径は、チューブバンク中央部に位
置するチューブの管内径よりも大きくし、かつ前記取出
部に流量調整手段を設けてなるものであり、また前記取
出部に流量を検出する手段を設け、端部チューブの流量
を調整するようにしてなるもので、これを課題解決のた
めの手段とするものである。
【0008】また本発明は、抄紙機ヘッドボックスにお
けるチューブバンクの上下方向のチューブを一列に並
べ、同チューブの内径とピッチに適合した穴を機械加工
できる1体物のブロックを設けると共に、同ブロックの
複数の穴の一部と交叉するように上下方向に延びる軸を
設け、前記の軸をブロックに隙間嵌めで挿入した後、前
記ブロックに前記の穴を機械加工して同ブロックに貫通
穴を設け、前記軸を回転して上下方向のチューブの流量
を同時に調整する流量調整弁を設けてなるもので、これ
を課題解決のための手段とするものである。更に本発明
は、抄紙機ヘッドボックスにおいて、前記流量調整弁を
チューブバンクの端部チューブの小径管の部分に組み込
むと共に、同小径管は直線で大径管と同心に配置され、
前記端部チューブの小径管の内径はチューブバンクの中
央部に位置するチューブの小径管の内径よりも大きく
し、チューブバンクの端部の上下方向のチューブの流量
を同時に調整するようにしてなるもので、これを課題解
決のための手段とするものである。
【0009】
【作用】本発明の端部流量供給源は、中央部チューブと
同じテーパヘッダ部からとられており、同テーパヘッダ
は矩形断面で、マシン幅方向に先細りになっていて、流
速が幅方向一定になるよう設計されている等速ヘッダで
ある。従ってベルヌーイの定理によって静圧が幅方向に
安定しており、安定した端部の流量が得られる。また端
部のチューブを中央部に比べ、流量が多く流せるように
大きめの内径サイズにし、流量調整弁で正確に再現性よ
く流量調整し、地合が良くて、しかも斜傾やカールの少
ない紙を安定して製造することができる。しかもバルブ
を配置するスペースが確保され、保守点検が容易にな
る。また流量計を取出部に設け、正確な端部の流量調整
も行なえる。更に請求項3、4における流量調整弁は非
常にコンパクトであるので、チューブバンクの端部のみ
でなく、端部から2列、3列、或いは全てのチューブに
対しても、流量分布の調整が効果的にできる。
【0010】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図1〜図13は本発明の実施例を示す。なお、図1
においてはチューブバンク3の端部にチューブ13を設
けた点以外は、基本的には前記従来の図15と同一であ
る。端部チューブ13とチューブ4は先細り角形断面を
有するテーパヘッダ2の一側面に夫々多数並設されてい
る。またチューブ4は小径で長い第1チューブ4aと、
大径で短い第2チューブ4aから構成されている。一方
端部チューブ13は、内径の小さい入口部13a、取出
部13b、出口部13cを有する第1チューブと、内径
の大きい第2チューブ13dとで出来ており、端部の第
1チューブの入口部13aは、テーパヘッダ2の一側面
に開口しており、テーパヘッダを流れる原料液は、分岐
してこの第1チューブ入口部13aに入る。第1チュー
ブの入口部13aの長さl1 は3d2 〜5d2 とする
が、更に長くてもよい。また第1チューブの入口部13
aの内径d2 は、中央部のチューブ4の内径d1 より約
2割〜6割大きい。なお、入口にC1程度の面取りを行
なってもよいが、必ずしも必要ではない。また中央部の
チューブ4の入口はシャープエッジであるので、端部の
チューブ13の入口に面取りやR加工をすると、ヘッド
ロスが小さくなり、端部流量を多く流すことができる。
また取出部の突出長さl2 は10/20d2 であり、こ
の取出部13bに流量調整弁16を設ける。流量調整弁
16は、ボール弁又はVポートボール弁が繊維のひっか
かり防止の点から好適である。
【0011】また端部の取出部13bに流量計15を設
けて流量を測定する。流量計15は電磁流量計が精度が
良く好適であり、その内径は取出部13bの配管の内径
と同一として繊維のひっかかりや、ヘッドロスの増加を
防止する。流量計は電磁流量計の他に、エルボ差圧式、
バルブ前後の差圧式などでも計測することができる。更
に上下方向チャンネルで取出部の長さは、同一にしてお
くとよい。これによりヘッドロスが同一となり、流量を
夫々のチャンネルで測定しなくてもすむので、コスト上
有利となる。また端部チューブ取出部13bのエルボの
曲率半径Rは約2.5d2 であり、端部第1チューブの
出口部13cの長さl3 は少なくとも3d2 とし、10
2 あれば充分である。なお、端部第1チューブの入口
部13a、出口部13cと、端部第2チューブ13dは
同一の軸心に配置し、端部第1チューブの出口部13c
の管内径は、基本的には中央部の第1チューブ4の内径
よりも大きくすることで2重円管急拡大部でのヘッドロ
スを中央部に比べて小さくでき、端部流量を多く流すこ
とができる。しかし取出部13bの流速を充分に落とし
てヘッドロスを小さくしておけば、端部第1チューブ出
口部13cの内径は、中央部の第1チューブ4の内径と
同一にしてもよい。図1の第1実施例では、端部チュー
ブ13の流量が独立に流量調整弁16で流量調整でき
る。また端部チューブ13の取出部13bに設けた流量
計15で検出した信号は流量設定器17に送られ、設定
流量になるように流量調整弁16を制御する。
【0012】次に図1の実施例について作用を説明する
と、流速が幅方向に均一になるように設計されたテーパ
ヘッダ2の一部から端部流量調整装置の流量を供給して
いる。この部分は流速や圧力が安定しており、FR(操
作側)とBK(駆動側)の圧力差が、通常平均圧力の1
%以下であり、安定した端部流量を得るのに最適な場所
である。端部チューブ13にも、原料が分岐する入口中
央部のチューブ4と同じように、幅方向に均一になるよ
うに設計されたテーパヘッダ2の一部から流量を供給し
ているため、流速や圧力が安定している。また端部チュ
ーブ13は、中央部のチューブ4の内径サイズに比べ
て、大きい内径サイズであるため、流量を多く流すこと
が出来、後述の如く端部の流量とJ/Wを調整すること
により、ヘッドボックスから噴出されるジェットに横流
れ(CD成分)の無い繊維配向性の良い紙が得られるよ
うになる。ここで図1において端部流量調整弁16を調
整すると、ヘッドボックスから噴出されるジェットの流
速分布が変えられる。即ち、調整弁16を開いて流量を
増やすと、図1のAの如く両端が速くなる。また調整弁
16を閉じて流量を減らすと、図1のCの如く両端が遅
くなる。従って調整弁16の開度を適度に調整すると、
理想に近いBの如き流速分布が得られる。
【0013】次に端部流量調整装置により、繊維配向性
が変えられることを説明する。図4〜図7は本発明の実
施例による抄紙機幅方向の流量及び流向(速度ベクト
ル)分布の調整作用を示す説明図である。ヘッドボック
スから噴出する原料液は、ヘッドボックスの側板の摩擦
の影響により、これらの図に示すように両端部の流量が
少なくなる。次にヘッドボックス噴出口から出た原料液
がワイヤ上に着地した後の流れの向き(流向)の矢印方
向は、J/W>1.00の場合は図4及び図5に示すよ
うに原料液はワイヤより速く動くため、ワイヤに対して
相対的に「進行方向」に、またJ/W<1.00の場合
は、図6及び図7に示すように原料液はワイヤより遅く
動くため、ワイヤに引っ張られて「進行方向」とは「逆
方向」になる。一方端部チューブ13の流量を、中央部
チューブ4の流量より大にする(以下「端部の流量を大
にする」と表現する)と、流向は図4及び図6に示すよ
うに内向き(幅方向で中央の方向)に横流れとなる。こ
れと反対に、端部チューブ13の流量を中央部チューブ
4の流量より小にする(以下「端部の流量を小にする」
と表現する)と、流向は図5及び図7に示すように、外
向き(幅方向で端部の方向)の横流れとなる。また原料
液の中の繊維は、流れの向きに並ぶ性質があるので、図
4〜図7に示した合成ベクトルの向きに繊維が多く並ん
だ紙を抄紙できる。
【0014】図4と図7で示す繊維の配向は進行方向に
先細りになっているが、このように配向した紙は抄紙し
ているとき、耳部の紙が少し切れたとしても、内側に裂
け目が広がらないので断紙せず、生産効率の点から極め
て好都合である。従って地合が良好で耳部の紙が切れに
くい紙は、図4のような条件を選択して抄紙することが
可能である。従来は例えば、端部の流量が少ないヘッド
ボックスでは、地合の良いJ/W>1.0の条件で抄紙
する場合は、図5で示すように耳部の繊維は断紙し易い
方向に配向していた。本発明では、このように紙の要求
に応じて紙の特性、生産効率を考えて抄紙することが可
能となる。そしてこれらを組み合わせると、表1の4つ
の組合せによる抄紙が可能となる。
【表1】 一般にJ/W=1.00〜1.02で地合が良く、J/
W=0.97〜1.00でカールの少ない紙が得られ
る。本発明の端部流量調整装置の配管が、端部チューブ
13の入口部から、一旦チューブバンク3の外部へ迂回
し、前記チューブの出口部に戻るのは、この間に電磁流
量計15及び流量調整弁16を取付け、これらの保守点
検を容易ならしめるためである。
【0015】次に図3は第2実施例を示し、図1と相違
する点は、中央部のチューブ4に流量検出手段14を設
けた点であり、この中央部のチューブの流量に対して端
部の流量を設定するので、端部の流量は中央部の流量に
対して比例設定可能になる。図3における中央部のチュ
ーブ流量検出手段14として、小型電磁流量計や差圧式
流量計を直接中央部に設けて測定してもよいが、流入管
流量から再循環流量を引き、更に両側の端部流量を引い
て残りの1本当りの中央部のチューブ流量を検出するこ
ともできる。この図3の第2実施例では、更にリップ開
度、ワイヤ速度、B/M計のCD坪量プロファイルなど
のデータを流量制御ユニットに取り込み、端部流量を抄
造条件に合わせて自動設定する。またジェットの速度を
非接触で測定するMD方向測定用のジェット速度計24
と、CD方向測定用のジェット速度計25をトラバース
可能に設けてある。この2つの速度計からジェットの流
向を測定してジェットの向きがMD方向に一致するよう
に、流量制御ユニットで再循環流量、端部チューブ流
量、ブリード流量を総合的に制御する。再循環流量を調
整することで、ヘッドボックス全幅に亘るジェットの流
向をMD方向に一致させる。そして端部チューブで端部
の流量調整を行ない、製造する紙に適合した端部の繊維
配向とする。更にブリード流量で噴出口直前の流向の微
調整を行なう。
【0016】図8は本発明の第3実施例を示す平面図、
図9は図8のY〜Y断面図である。この図8、図9の第
3実施例では、端部チューブ26は上下方向に4本並ん
でいるが、この流量調整を1台の流量調整弁27で行な
う。流量調整弁27は1体物のブロック28、軸29、
電動モータ装置30から構成されている。また図9に示
す如く列をなした穴31は、ブロック28と軸29の1
部を貫通している。従って軸29の一部には、切欠き3
2が形成されている。また軸29を回転することで、貫
通した穴31の一部が塞がれて、端部チューブ26の流
量を調整する。なお、流量を零にする必要はないので、
バルブは全閉にできなくてもよい。この図8及び図9の
第3実施例は、第1実施例に比べ、装置がコンパクトで
取出部の長さが短いので、ヘッドロスも少なく、端部の
流量を多くとれる。
【0017】次に図13は本発明の第4実施例を示す平
面図で、チューブバンク3の端部には2種の端部チュー
ブ33と34が設けられ、取出部の一部には流量調整弁
35が設けられている。そしてこの実施例では端部の流
量調整を行なうチューブバンク3の端部領域範囲が、前
記第1、第2、第3実施例に比べて広い。
【0018】次に図11〜図13は本発明の第5実施例
を示す。前記第1〜第4実施例は何れも、チューブバン
ク3の端部のチューブの小径管入口部から、一旦チュー
ブバンク3の外部へ出した後、前記チューブの小径管出
口部に戻る配管を設け、且つ前記取出部の配管内径は、
チューブバンク3の中央部に位置するチューブの小径管
入口部の管内径よりも大きくし、前記取出部に流量調整
手段を設けたことを特徴とする抄紙機ヘッドボックスの
端部流量調整手段であった。
【0019】ところが本発明の第5実施例では、図8の
第3実施例で開示した上下方向の複数のチューブの流量
を、1本のスピンドルで同時に流量調整できる流量調整
弁を応用した新規な抄紙機ヘッドボックスの端部流量調
整装置を示す。さて図11においてチューブバンク3の
端部にある上下方向に並んだ4本の端部チューブ40の
流量調整は、チューブバンク3の内部に組み込まれた1
台の流量調整弁37によって行なわれる。また図12に
示す如く、この流量調整弁37は、端部チューブ40の
小径管の中途に組み込まれている。またパイプ36、流
量調整弁37、パイプ38のそれぞれの穴は同一の内径
3 を有し、穴は同心に配置されている。なお、端部チ
ューブ40の小径管の内径d3 は、中央部のチューブ4
の小径管の内径d1 よりも大きく、好適にはd3 =1.
1〜1.5d1 である。
【0020】42は板部材で、チューブバンク3の本体
に接合されている。またパイプ36とフランジ46は、
外部で組立完成後チューブバンク3に組み込んで固着固
定する。同様にパイプ38、パイプ39、フランジ43
も、外部で組立完成後、チューブバンクに組み込んで固
着固定する。また流量調整弁37は、図13に示すよう
に1体物のブロック44、軸29、電動モータ装置30
から構成され、チューブバンク3の端部の前記板部材4
2にボルトで着脱可能に組み込まれている。そしてこの
場合には、ブロック44に軸29を挿入し、図13に示
すような列をなした複数のドリル穴31を加工する。穴
31は軸29の一部を通り、ブロック44を貫通してい
る。従って軸29の一部には切欠き32が形成されてい
る。
【0021】また軸を回転することで貫通した穴31の
一部が塞がれて、上下方向の端部チューブ40の流量を
同時に調整する。しかしこの場合は流量を零にする必要
はないので、弁は全閉にできなくてもよい。本発明者の
実験では、軸径d4 =1.5d3 、穴31の中心線と軸
の中心線のオフセット量は0.5d3 を採用したが、こ
れに限定されるものではない。また図13に示すよう
に、ブロック44の一面41は、反対側の一面45に対
して傾斜しており、ブロック、即ち流量調整弁37の全
体が容易に着脱可能としてある。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明した如く本発明では、端
部流量調整装置の流量供給源を、ポンド幅より内側のテ
ーパヘッダ部分においたので、再循環流量の変化や、ヘ
ッドボックスの噴出流量が変わっても、安定した圧力が
得られ、端部の流量が安定して得られる。また端部流量
調整のチューブ取出部配管がコンパクトでコストが安
く、しかも流れのよどみ部がないので、かす流れによる
不具合も生じない。また端部のチューブは、中央部に対
し少なくしたり、或いは多く流れるようにしたので、端
部のジェットの流向を調整出来、繊維の配向性をマシン
の流れ方向に一致するように、運転中に調整出来る。従
って繊維配向性が良くなって斜傾やカールの少ない紙が
抄造出来る。また流量調整弁や流量計が取付けられるよ
うに、端部チューブを外部に取出したので、必要に応じ
て流量の測定と、正確な流量制御も可能であり、またメ
ンテナンスも容易に出来る。
【0023】また請求項3、4の発明では、前記請求項
1、2の発明のように端部チューブをチューブバンクの
外部に取り出すことは必要ではない。従ってチューブバ
ンクの端部からの出っ張りは、請求項1、2の発明の約
300mmに対し、請求項3、4の発明では、約50m
m程度に低減され、よりコンパクトな端部流量調整装置
とすることができる。またチューブを外部に取り出す必
要がないので、チューブの小径管の長さが、請求項1、
2の発明に対して約50〜100mm短くできる。従っ
てよりコンパクトなチューブバンクの設計が可能であ
る。更に前記流量調整弁は、非常にコンパクトであるの
で、チューブバンクの端部のみではなく、端部から2
列、3列、或いは全てのチューブに対して本発明の流量
調整弁を採用し、端部のみの流量調整ではなく、ヘッド
ボックスの全巾に亙る流量分布の調整等にも適用拡大で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す抄紙機ヘッドボック
スの端部流量調整装置の断面平面図である。
【図2】図1のZ〜Z断面図である。
【図3】本発明の第2実施例を示す端部流量調整装置の
断面平面図である。
【図4】本発明における幅方向の流量及び流向分布説明
図(J/W>1.0、端部流量→大)である。
【図5】本発明における幅方向の流量及び流向分布説明
図(J/W>1.0、端部流量→小)である。
【図6】本発明における幅方向の流量及び流向分布説明
図(J/W<1.0、端部流量→大)である。
【図7】本発明における幅方向の流量及び流向分布説明
図(J/W<1.0、端部流量→小)である。
【図8】本発明の第3実施例を示す端部チューブ部の平
面図である。
【図9】図8のY〜Y断面図である。
【図10】本発明の第4実施例を示す端部チューブ部の
平面図である。
【図11】本発明の第5実施例を示す端部チューブ部の
正面図である。
【図12】図11のX〜X断面図である。
【図13】図11のW〜W断面図である。
【図14】従来のヘッドボックスの側断面図である。
【図15】図11の平面断面図である。
【図16】従来のハイドロリックヘッドボックスの1例
を示す幅方向の流量分布図である。
【符号の説明】
1 丸角流入配管 2 先細りの角形ヘッダ 3 チューブバンク 4 チューブ 9 スライスリップ 10 ピボット 11 噴出口 12 中央部チューブ 13 端部チューブ 14 流量検出手段 15 流量計 16 流量調整弁 17 流量設定器 18 配管 19 弁 20 配管 21,22 流量計 23 制御弁 26,33,34 端部チューブ 27 流量調整弁 29 軸 36,38,39 パイプ 37 流量調整弁 40 端部チューブ 42 板部材 43,46 フランジ 44 ブロック 45 反対側の一面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 抄紙機ヘッドボックスのスライス室に前
    置し、テーパヘッダから流れが分岐するチューブバンク
    の端部に、内径の小さい入口部と、同入口部から外部に
    出る取出部と、同取出部に続く出口部よりなる端部チュ
    ーブを設けると共に、同取出部の配管内径は、チューブ
    バンク中央部に位置するチューブの管内径よりも大きく
    し、かつ前記取出部に流量調整手段を設けたことを特徴
    とする抄紙機ヘッドボックスの端部流量調整装置。
  2. 【請求項2】 前記取出部に流量を検出する手段を設
    け、端部チューブの流量を調整することを特徴とする請
    求項1記載の抄紙機ヘッドボックス。
  3. 【請求項3】 抄紙機ヘッドボックスにおけるチューブ
    バンクの上下方向のチューブを一列に並べ、同チューブ
    の内径とピッチに適合した穴を機械加工できる1体物の
    ブロックを設けると共に、同ブロックの複数の穴の一部
    と交叉するように上下方向に延びる軸を設け、前記の軸
    をブロックに隙間嵌めで挿入した後、前記ブロックに前
    記の穴を機械加工して同ブロックに貫通穴を設け、前記
    軸を回転して上下方向のチューブの流量を同時に調整す
    る流量調整弁を設けたことを特徴とする抄紙機ヘッドボ
    ックスの端部流量調整装置。
  4. 【請求項4】 抄紙機ヘッドボックスにおいて、前記流
    量調整弁をチューブバンクの端部チューブの小径管の部
    分に組み込むと共に、同小径管は直線で大径管と同心に
    配置され、前記端部チューブの小径管の内径はチューブ
    バンクの中央部に位置するチューブの小径管の内径より
    も大きくし、チューブバンクの端部の上下方向のチュー
    ブの流量を同時に調整することを特徴とする抄紙機ヘッ
    ドボックスの端部流量調整装置。
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