JPH0619189A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH0619189A
JPH0619189A JP4197453A JP19745392A JPH0619189A JP H0619189 A JPH0619189 A JP H0619189A JP 4197453 A JP4197453 A JP 4197453A JP 19745392 A JP19745392 A JP 19745392A JP H0619189 A JPH0619189 A JP H0619189A
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image forming
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敦彦 江口
Chiaki Suzuki
千秋 鈴木
Yuka Ishihara
由架 石原
Seiichi Takagi
高木  誠一
Toshiyuki Yano
敏行 矢野
Masao Mochizuki
雅夫 望月
Takayoshi Aoki
孝義 青木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トナー像をバイアスロール転写法により転写
材に転写する際に、画像中抜けの発生を防止または抑制
することができる画像形成方法を提供する。 【構成】 静電潜像保持体上に、静電潜像を形成する工
程、該静電潜像をトナーにより現像する工程、形成され
たトナー像を転写材上にバイアスロールを用いて転写す
る工程を有する画像形成方法において、上記トナーとし
て、少なくとも結着樹脂および着色剤を含有するトナー
粒子に、無機化合物微粉末で表面が被覆された滑剤微粒
子を添加してなるものを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成方法に関し、
さらに詳しくは、電子写真法、静電記録法において、静
電潜像を現像するために使用する画像形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真法は、感光体等に静電潜像を形
成する工程、該静電潜像をトナーを用いて現像する工
程、感光体上のトナーを紙、シート等の転写材に転写す
る工程、熱、溶剤、圧力等を利用して定着し永久画像を
得る工程よりなり、またその際、感光体上に残留したト
ナーをクリーニングする、クリーニング工程を含むもの
である。したがって、複写物を得るに際しては、各工程
が種々の条件を満たしていることが必要となる。殊に、
前記工程のうち転写工程は、転写材付近で均一な転写電
場を形成することが重要であり、従来より機構が簡単で
低コストである等の理由によりコロトロン方式が広く用
いられている。
【0003】しかしながら、コロトロン方式は、機構が
簡単で、低コストであるという利点がある一方で、放電
時にオゾンを発生させるという問題があり、このオゾン
には、人体に有害で厳しく規制されているだけでなく、
感光体を汚染することにより像抜け等の弊害がある。さ
らに、この方式は高電圧の電源を必要とし、また、トナ
ー、シリコーンオイル等付着物や放電生成物の定期的な
清掃、断線時の交換等のメンテナンスが必要である等様
々な問題点を有する。したがって、従来よりオゾンの発
生のない、またメンテナンスを必要としない、さらには
低電圧化を目的として、これらを可能にするバイアスロ
ール方式による転写方式が検討されてきている。ところ
が、この転写方式では、転写電場が、転写材とバイアス
ロールが接触することにより形成されるため、転写が行
われるためには、これらが線圧が5g/cm以上の圧力
で接触していることが必要になる。転写材およびバイア
スロール間に圧力が加われば、転写材と感光体、さらに
は感光体上のトナー像にも圧力がかかってしまい、その
ために像中のトナー粒子間で凝集が起こったり、またト
ナー像の感光体への付着(もしくは固着)等が発生し、
トナー像の転写が阻害され、もしくは全く転写されず転
写材上の画像に欠落を生じる現像、すなわち、「画像中
抜け」が起こりやすい。
【0004】通常現像では、線画像の場合は、像の内部
のトナー層が厚くなり、ソリッド画像の場合は、エッジ
部のトナー層が厚くなる。このため画像中抜けは、線画
像の場合は、主に画像の中心部に生じ、ソリッド画像の
場合は、エッジ部およびその近傍に生じやすくなる。ま
た、この現象の発生程度は、転写材の厚みや表面性にも
影響される。すなわち、転写材の厚みが厚い場合には、
感光体上のトナー像の受ける圧力が大きくなりトナー像
に凝集、付着等が起こりやすく、また転写材表面の平滑
度が高い場合には、例えばOHPシート等では、トナー
粒子と転写材間の付着力が小さくなり画像中抜けが発生
しやすくなる。
【0005】従来より、転写効率を上げる手段として種
々の助剤をトナー粒子へ外部添加し、感光体表面および
トナー粒子間の付着力を低下させる方法が提案されてい
る。例えば、特開昭59−226355号公報、特開昭
61−23160号公報、特開昭63−11875号公
報、特開平2−1870号公報、特開平2−90175
号公報等では、シリカ、チタニア、アルミナ等の無機化
合物の外部添加が検討されている。これらの公報に記載
された方法は、非接触で転写を行う場合は、粒径等を規
定し、トナー粒子と感光体の間に適度な空隙を設けるこ
とにより、転写性に対し、ある程度の効果が見込まれ
る。しかしながら、バイアスロールに接触させて転写を
行う場合には、シリカ、チタニア、アルミナ等の無機化
合物が硬質であるため、圧力を受けるとトナーに埋没し
てしまい転写向上剤としての役割をはたさなくなってし
まう。さらに、画像中抜けにより、トナー像の一部が感
光体上に残留した場合、同時に埋没した無機微粉末も残
ることになり、これらが感光体表面層にへこみや傷を発
生させる原因にもなる。
【0006】また、特開昭63−279264号公報で
は、脂肪酸金属塩および樹脂の混合微粉末を外部添加
し、助剤が高ストレスを受けずに安定に供給するという
手法が開示されている。しかしながら、この手法をバイ
アスロールによる転写に用いた場合、滑剤効果のある助
剤を外部添加することにより、画像中抜けに対してある
程度の改善が見られるものの、その効果は充分ではな
く、さらには、混合微粉末中の樹脂成分が感光体に付着
する等の問題がある。
【0007】これらの転写向上手段に対し、特開平3−
121462号公報には、バイアスロールによる転写に
おいてシリコーンオイルまたはシリコーンワニスで処理
された微粉末を外部添加することにより画像中抜けを抑
制する方法が提案されている。この方法では、初期には
効果があるものの、長期使用では、特に高温高湿環境下
における普通紙の使用および低温低湿環境下におけるO
HPシートの使用に際して、画像中抜けが発生しやすく
なる。さらに、低温低湿環境で長期保管下の場合、高帯
電になりすぎ現像不良となって画像濃度が低下する傾向
にあり、実用上問題となる場合がある。また、上記の材
料で処理された微粉末を用いたトナーは、高温高湿環境
で長期使用した場合、感光体の傷による黒点を生じる場
合がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、従来技術の上記のような欠点を改善することを目的
としてなされたものである。すなわち、本発明の目的
は、形成されたトナー像をバイアスロール転写法により
転写材に転写する際に、画像中抜けの発生を防止または
抑制することができる画像形成方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、種々検討
した結果、外部添加剤として無機化合物微粉末で被覆さ
れた滑剤微粒子を用いることにより、上記目的が達成で
きることを見出だし、本発明を完成するに至った。すな
わち、本発明の画像形成方法は、静電潜像保持体上に、
静電潜像を形成する工程、該静電潜像をトナーにより現
像する工程、形成されたトナー像を転写材上にバイアス
ロールを用いて転写する工程を有するものであって、上
記トナーとして、少なくとも結着樹脂および着色剤を含
有するトナー粒子に、無機化合物微粉末で表面が被覆さ
れた滑剤微粒子を添加してなるものを用いることを特徴
とする。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。先ず、本
発明において使用されるトナーについて説明する。本発
明において、トナーとしては、無機化合物微粉末で表面
が被覆された滑剤微粒子が添加されたものが使用される
が、滑剤微粒子としては、エマルジョンの形態で形成さ
れたものが好ましく使用される。なお、本明細書におい
て、滑剤エマルジョンとは、液体中に滑剤微粒子が分散
している状態(懸濁)のものを意味する。
【0011】上記滑剤微粒子を構成する成分としては、
マイクロワックス、カルナバワックス、パラフィンワッ
クス、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス
等のワックス類;エナント酸バリウム、エナント酸亜
鉛、カプリル酸亜鉛、カプリル酸銅、ペラルゴン酸カル
シウム、ペラルゴン酸亜鉛、ペラルゴン酸銅、ラウリン
酸リチウム、ラウリン酸カルシウム、ラウリン酸マグネ
シウム、ラウリン酸亜鉛、ラウリン酸銅、ミリスチン酸
リチウム、ミルスチン酸マグネシウム、ミリスチン酸
鉛、パルミチン酸リチウム、パルミチン酸カルシウム、
パルミチン酸マグネシウム、パルミチン酸亜鉛、ステア
リン酸リチウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン
酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、オレイン酸バリウ
ム、オレイン酸カルシウム、オレイン酸亜鉛等の脂肪酸
金属塩;ステアリン酸アミド、エチレンビスステアリン
酸アミド、メチロールステアリロアミド等の脂肪酸アミ
ド類を例示することができるが、これらに限定されるも
のではない。
【0012】滑剤エマルジョンは、滑剤を融点以上の温
度にて液相−液相の状態で乳化させ、その後温度を下げ
て懸濁状態にする方法が望ましく、その際の粒径は、濃
度、攪拌条件、冷却条件、界面活性剤等により制御する
ことができる。本発明においては、滑剤微粒子の粒径は
エマルジョンの状態で0.05〜5.0μmに制御され
る。特に、0.1〜2.0μmに制御されることが望ま
しい。
【0013】滑剤エマルジョンは、また、界面活性剤の
存在下で形成されたものであることが好ましい。界面活
性剤としては、公知のものであれば如何なるものでもよ
い。例えば、カルボン酸型アニオン界面活性剤等の脂肪
酸塩型アニオン界面活性剤、硫酸モノアルキルエステル
型アニオン界面活性剤等の硫酸エステル型アニオン界面
活性剤、α−オレフィンスルホン酸型アニオン界面活性
剤、リン酸アルキルエステル型アニオン界面活性剤等の
リン酸エステル型アニオン界面活性剤、アミン塩、アン
モニウム塩、イミダゾリン、イミダゾリウム塩、アミン
誘導体等のカチオン界面活性剤、N−アルキルニトリロ
トリ酢酸、N−アルキルスルホベタイン等の両性界面活
性剤、その他の非イオン界面活性剤、SiまたはF含有
界面活性剤等があげられる。
【0014】また、滑剤エマルジョンの調製に際して
は、必要に応じて、増粘剤、安定化剤、消泡剤等の副資
材を併用してもよい。本発明において、滑剤を被覆する
無機化合物微粉末を構成する成分としては、SiO2
TiO2 、Al2 3 、CuO、ZnO、SnO2 、C
eO2 、Fe2 3 、MgO、BaO、CaO、K
2 O、Na2 O、ZrO2 、CaO・SiO2 、K2
(TiO2 、Al2 3 ・2SiO2 、CaC
3 、MgCO3 、BaSO4 、MgSO4 等を例示す
ることができる。これらのものは、平均粒径0.005
〜0.5μm範囲のものが好ましい。
【0015】これらの無機化合物微粉末は、高温高湿
下、低温低湿下等、環境に依存することなく効力を発揮
するためには疎水化されていることが好ましい。無機化
合物微粉末を疎水化するために使用することができる疎
水化剤としては、ヘキサメチルジシラザン、トリメチル
メトキシシラン、トリメチルエトキシシラン、ジメチル
ジクロルシラン、トリメチルクロルシラン、トリメチル
シリルメルカプタン、ビニルジメチルアセトキシシラ
ン、トリメチルシリルアクリレート、ヘキサメチルジシ
ロキサン等に代表されるクロロシラン、アルコキシシラ
ン、シラザン類;ラウリン酸、トリデカン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸等に代表される飽和
脂肪酸類;トリメチロールプロパン、1,2,3−ブタ
ントリオール、2,3,4−ヘキサトリオールに代表さ
れる置換グリセリン;イロプロピル・トリイソステアロ
イルチタネート、イソプロピル・トリオクタノイルチタ
ネート、イソプロピル・イソステアロイル・ジアクリル
チタネートに代表されるチタンカップリング剤を例示す
ることができるが、これらに限定されるものではなく、
これら1種または2種以上のものを混合して用いてもよ
い。無機化合物微粉末は、疎水性指数が、50以上が必
要であることが望ましく、特に、疎水性指数65以上の
疎水性無機化合物微粉末が好ましく使用される。
【0016】本発明において、滑剤微粒子に対する無機
化合物微粉末の被覆量は、滑剤/無機化合物=5/95
〜85/15の範囲が好ましい。滑剤微粒子への無機化
合物微粉末の被覆方法としては、無機化合物微粉末の表
面をアルコール等に浸した後、スプレードライ法、流動
床法等を用いて、滑剤エマルジョンを添加し、混合し、
乾燥させる方法、あるいはニーダー等を用い無機化合物
微粉末と滑剤エマルジョンを混ぜ合わせ被覆、脱気、乾
燥する手法を用いることができ、さらに必要に応じて溶
媒等を使用することができる。ただし、これらに限定さ
れるものではなく、エマルジョンの固体粒径を大きく変
化(凝集)させることなく無機化合物微粉末を被覆させ
る手段であれば如何なる方法を採用してもよい。必要で
あればさらに粉砕、分級、篩分してもよい。このように
被覆された滑剤微粒子は、トナー粒子に外部添加した後
にほぐれる状態のものであれば、若干弱い凝集体を呈し
ていてもよい。その際の平均粒径は5μm以下のものが
好ましく、3μm以下のものがさらに好ましい。また、
5μmより大きい粒径のものが存在する場合、その割合
は全体の10%(pop)以下であることが好ましい。
【0017】一方、トナー粒子は、少なくとも結着樹脂
と着色剤とから構成される。使用される結着樹脂として
は、スチレン、クロロスチレン等のスチレン類;エチレ
ン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等のモノオレ
フィン類;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニ
ル、安息香酸ビニル等のビニルエステル類;アクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリ
ル酸オクチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸フェニ
ル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチル、メタク
リル酸ブチル、メタクリル酸ドデシル等のα−メチレン
脂肪族モノカルボン酸エステル類;ビニルメチルエーテ
ル、ビニルエチルエーテル、ビニルブチルエーテル等の
ビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルヘキシ
ルケトン、ビニルイソプロペニルケトン等のビニルケト
ン類等の単独重合体または共重合体を例示することがで
きる。特に、代表的な結着樹脂としては、ポリスチレ
ン、ポリエチレン、ポリプロピレン、スチレン−アクリ
ル酸アルキル共重合体、スチレン−メタクリル酸アルキ
ル共重合体の他に、スチレン−アクリロニトリル共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−無水マ
レイン酸共重合体をあげるここともできる。
【0018】着色剤としては、カーボンブラック、アニ
リンブルー、カルコイルブルー、クロムイエロー、ウル
トラマリンブルー、デュポンオイルレッド、キノリンイ
エロー、メチレンブル−クロリド、フタロシアニンブル
ー、マラカイトグリーンオキサレート、ランプブラッ
ク、ローズベンガルを代表的なものとして例示すること
ができる。また、着色剤として磁性粉を用いる場合に
は、他の着色剤の一部または全部を磁性粉に置き換えれ
ばよい。このような磁性粉としては、マグネタイト、フ
ェライト、鉄粉、ニッケル等、公知のものを用いること
ができる。なお、結着樹脂および着色剤は、上記の例示
したものに限定されるものでない。また、本発明におけ
るトナーは、必要に応じて、シリカ微粒子を始めとする
流動性向上剤、帯電制御剤、クリーニング助剤、ワック
ス等の添加剤を配合することができる。
【0019】本発明において、前記無機化合物微粉末で
被覆された滑剤微粒子は、トナー粒子に添加し、混合さ
れる。その添加量は、トナーの全重量に対して0.1〜
10.0%程度であることが好ましく、さらにより好ま
しくは0.2〜2.0%程度である。混合は、例えばV
型ブレンダーやヘンシェルミキサー等によって行なうこ
とができる。無機化合物微粉末で被覆された滑剤微粒子
のトナー粒子表面への付着状態は、単に物理的な付着で
あってもよいし、表面に緩く固着されていてもよい。ま
た、トナー粒子の全表面を被覆していてもあるいは一部
を被覆していてもよい。さらにまた、無機化合物微粉末
で被覆された滑剤微粒子は、一部凝集体となって被覆さ
れていてもよいが、単層粒子状態で被覆されているもの
が好ましい。
【0020】本発明の画像形成方法において使用するト
ナーは、結着樹脂および着色剤を必須成分とする二成分
現像剤、磁性材料を内包する磁性一成分現像剤、あるい
はカプセルトナー等何ら制限は受けないが、その平均粒
径は30μm以下、特に3〜20μmの範囲に設定した
ものが好ましい。また、トナーが二成分現像剤として用
いられる場合において、使用できるキャリアは、公知の
ものであれば特に制限されるものではなく、鉄粉系キャ
リア、フェライト系キャリア、表面コートフェライト系
キャリア、磁性粉末分散型キャリア等が使用できる。
【0021】次に、上記トナーが使用される本発明の画
像形成方法について説明する。本発明の画像形成方法
は、感光体或いは静電記録体等の静電潜像保持体上に、
電子写真的に或いは針状電極等によって静電潜像を形成
する。静電潜像保持体としては、セレン系感光体、有機
系感光体、アモルファスシリコン感光体、あるいはこれ
らの表面に必要に応じて、オーバーコートを施したもの
等、或いは、ポリエチレンテレフタレートのような誘電
体を有する静電記録体等、従来公知のものが使用可能で
ある。形成された静電潜像は、次いで上記トナーを用い
て現像されるが、現像方式は、一成分現像方式および二
成分現像方式のいずれを用いることもできる。現像によ
り形成されたトナー像は、次いで転写材上に転写させる
が、本発明においては、バイアスロールを用いて転写す
る方法が採用される。図1は、転写工程を説明するため
の図であって、図において、1は静電潜像保持体であっ
て、その表面には現像工程で形成されたトナー像2が形
成されている。3は転写ロールであり、これは、芯金4
を半導電性弾性層5によって被覆する構造を持ち、芯金
4には、電源6によってバイアスが印加されており、そ
の条件は、電流値:0.5〜30μA、電圧:100〜
2000Vが好ましく用いられる。また、半導電性弾性
層5は、カーボン等の導電性フィラーを分散させたポリ
ウレタン系又はスチレン−ブタジエン系共重合体樹脂等
の体積抵抗105 〜1011Ω・cmの弾性体よりなる。
これ等により構成された転写系では、紙等の転写材7が
静電潜像保持体1および転写ロール3の間に挿入され、
転写が行われる。転写後は定着して複写物となり、一
方、静電潜像保持体表面に残留するトナーはクリーニン
グされる。クリーニング法としては、ブレード圧着によ
るクリーニング法、その他ウエブファーブラシクリーニ
ング法、ロール法等を用いることができるが、本発明
は、特にブレード圧着による残留トナークリーニング方
法を採用する場合に、好適である。
【0022】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明をさ
らに具体的に説明する。なお、実施例および比較例にお
いて「部」は「重量部」を意味する。
【0023】「疎水性無機化合物被覆滑剤粒子A(外添
剤A)の調製」疎水性シリカ(R812:デグサ社製,
平均粒径0.007μm)2部をエタノール4部に分散
させ、ニーダーを用い攪拌しなが低分子量ポリエチレン
エマルジョン(濃度40%水溶液、平均粒径:0.5μ
m、界面活性剤:ポリオキシエチレンアルキルアリルエ
−テル)2部を滴下し、さらに攪拌しながら脱気し、乾
燥して、疎水性シリカで被覆された低分子量ポリエチレ
ンを得た。これを自動乳鉢を用いて解砕して外添剤を得
た。
【0024】「疎水性無機化合物被覆用滑剤粒子B(外
添剤B)の調製」疎水性シリカ(RX200:日本アエ
ロジル社製、平均粒径0.012μm)2部をエタノー
ル2部に分散させ、ステアリン酸亜鉛エマルジョン(濃
度:20%水溶液、平均粒径:0.4μm、界面活性
剤:α−オレフィンスルホン酸塩使用)4部を噴霧し乾
燥させることにより、疎水性シリカで被覆されたステア
リン酸亜鉛を得た。これを自動乳鉢を用いて解砕して外
添剤を得た。
【0025】「疎水性無機化合物被覆用滑剤粒子C(外
添剤C)の調製」疎水性シリカ(RX200:日本アエ
ロジル社製、平均粒径0.012μm)2部をエタノー
ル2部に分散させ、スプレードライを用い、エチレンビ
スステアリン酸アミドエマルジョン(濃度:30%水溶
液、平均粒径:0.4μm、界面活性剤:α−オレフィ
ンスルホン酸塩使用)4部を噴霧し乾燥させることによ
り、疎水性シリカで被覆されたエチレンビスステアリン
酸アミドを得た。これを自動乳鉢を用いて解砕して外添
剤を得た。
【0026】「疎水性無機化合物被覆用滑剤粒子D(外
添剤D)の調製」疎水性シリカ(RX200:日本アエ
ロジル社製、平均粒径0.012μm)2部をエタノー
ル4部に分散させ、ニーダーを用い攪拌しながらジメチ
ルシリコーンオイルKF−96(粘度:100cs、信
越化学社製)をエタノール4部で稀釈したものを滴下
し、さらに攪拌しながら脱気、乾燥を行い、ジメチルシ
リコーンオイルで処理された疎水性シリカ微粒子よりな
る外添剤を得た。
【0027】「疎水性無機化合物被覆用滑剤粒子E(外
添剤E)の調製」ステアリン酸亜鉛を粉砕し、分級にて
粗粒子をカットして平均粒径約8μmの外添剤を得た。
また、以下の実施例および比較例にて用いる各改造機の
条件は以下の通りである。
【表1】
【0028】実施例1 「トナーの調製」 結着樹脂(スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、[80/20 ]) 100部 カーボンブラック(R330:キャボット社製) 10部 低分子量ポリプロピレン(ビスコール660P:三洋化成社製) 5部 帯電制御剤(P−51:オリエント化学工業社製) 2部 上記成分をバンバリーミキサーで溶融混練し、冷却後ジ
エットミルにより微粉砕し、分級機にて分級して平均粒
径10μmのトナー粒子を作製した。このトナー粒子1
00部に対して平均一次粒子径0.04μmの二酸化チ
タン微粉末1部および前記外添剤A0.5部を添加し、
ヘンシェルミキサーによって分散混合を行いトナーを得
た。
【0029】「現像剤の調製」85μmのフェライトコ
アにシリコーン樹脂をコートし、キャリアを得た。この
キャリアと上記トナーを97:3の重量比になるように
混合して二成分現像剤を調製した。この現像剤を、Vi
vace500(富士ゼロックス社製)改造機に供給し
て、特性評価試験を行なった。その結果を表2に示す。
【0030】実施例2 外添剤A0.5部の代わりに上記外添剤B0.5部を添
加する以外は、実施例1と同様にして二成分現像剤を作
製し、これをVivace500(富士ゼロックス社
製)改造機に供給して、実施例1と同様にして特性評価
試験を行なった。その結果を表2に示す。
【0031】実施例3 外添剤A0.5部の代わりに外添剤C0.5部を添加す
る以外は、実施例1と同様にして二成分現像剤を作製
し、これをVivace500(富士ゼロックス社製)
改造機に供給して、実施例1と同様にして特性評価試験
を行なった。その結果を表2に示す。
【0032】実施例4 「トナーの調製」 結着樹脂(スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、[80/20 ]) 100部 カーボンブラック(ブラックパールズ1300:キャボット社製) 10部 低分子量ポリプロピレン(ビスコール660P:三洋化成社製) 5部 帯電制御剤(TRH:保土谷化学社製) 2部 上記成分をバンバリーミキサーで溶融混練し、冷却後ジ
エットミルにより微粉砕し、分級機にて分級して平均粒
径10μmのトナー粒子を作製した。このトナー100
部に対して平均一次粒子径0.012μmの疎水性シリ
カ微粉末0.5部および前記外添剤A0.5部を添加
し、ヘンシェルミキサーによって分散混合を行いトナー
を得た。
【0033】「現像剤の調製」85μmのフェライトコ
アにポリメチルメタクリレートをコートし、キャリアを
得た。このキャリアと上記トナーを97:3の重量比に
なるように混合して二成分現像剤を調製した。この現像
剤を、FX−5039(富士ゼロックス社製)改造機に
供給して、実施例1と同様にして特性評価試験を行なっ
た。その結果を表2に示す。
【0034】比較例1 外部添加剤として平均一次粒子径0.04μmの二酸化
チタン微粉末1部のみを用いる以外は、実施例1と同様
にして二成分現像剤を作製し、これをVivace50
0(富士ゼロックス社製)改造機に供給して、実施例1
と同様にして特性評価試験を行なった。その結果を表2
に示す。
【0035】比較例2 外添剤A0.5部の代わりに外添剤D0.5部を添加す
る以外は、実施例1と同様にして二成分現像剤を作製
し、これをVivace500(富士ゼロックス社製)
改造機に供給して、実施例1と同様にして特性評価試験
を行なった。その結果を表2に示す。
【0036】比較例3 外添剤A0.5部の代わりに外添剤E0.5部を添加す
る以外は、実施例1と同様にして二成分現像剤を作製
し、これをVivace500(富士ゼロックス社製)
改造機に供給して、実施例1と同様にして特性評価試験
を行なった。その結果を表2に示す。
【0037】比較例4 外部添加剤として平均一次粒子径0.012μmの疎水
性シリカ微粉末0.5部のみを用いる以外は、実施例4
と同様にして二成分現像剤を作製し、これをFX−50
39(富士ゼロックス社製)改造機に供給して、実施例
1と同様にして特性評価試験を行なった。その結果を表
2に示す。
【0038】比較例5 外添剤A0.5部の代わりに外添剤D0.5部を添加す
る以外は、実施例4と同様にして二成分現像剤を作製
し、これをFX−5039(富士ゼロックス社製)改造
機に供給して、実施例1と同様にして特性評価試験を行
なった。その結果を表2に示す。
【0039】なお、以下の表2中、試験方法および評価
基準以下の通りである。 (1)帯電量 高温高湿(30℃、90%RH)および低温低湿(10
℃、20%RH)の環境下でそれぞれ5万枚コピーを採
取した後、ブローオフ測定機(東芝TB200)により
測定した。 (2)画像中抜け発生率 高温高湿(30℃、90%RH)および低温低湿(10
℃、20%RH)の環境下で、それぞれ漢字、アルファ
ベット等の文字画像が1500個入ったコピー画像を5
万枚採取した後、画像中抜け発生率を観察した。なお、
発生率15〜20%以下までは実使用上問題のないレベ
ルである。 (3)感光体磨耗量 5万枚コピーを採取した後、感光体磨耗量を測定した。 (4)画質欠陥 5万枚コピーを採取して、コピーの画質と感光体表面の
欠陥を観察した。 問題なし:5万枚コピーを採取間および5万枚コピー後
に(黒点、黒筋、カブリ等)の画質欠陥、感光体表面の
傷が観察されなかった。 ※1:900枚コピー程度よりクリーニングに起因する
黒筋、感光体傷による黒点が発生した。 ※2:43000枚コピー程度より感光体傷による黒点
が発生した。 ※3:1000枚コピー程度よりフィルミングによる黒
筋が発生した。 ※4:500枚コピー程度よりクリーニングに起因する
黒筋、感光体傷による黒点が発生した。
【0040】
【表2】
【0041】実施例5 「トナーの調製」 結着樹脂(スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、[80/20 ] 100部 磁性粉(EPT−1000:戸田工業(株)社製) 100部 低分子量ポリプロピレン(ビスコール660P:三洋化成社製) 5部 帯電制御剤(P−51:オリエント化学工業社製) 2部 上記成分をヘンシェルミキサーにより粉体混合し、これ
をエクストルーダーで加熱溶融混練後、冷却後ジエット
ミルにより微粉砕し、分級機にて分級して平均粒径10
μmのトナー粒子を作製した。
【0042】「一成分現像剤の調製」このトナー粒子1
00部に対して平均一次粒子径0.012μmの疎水性
シリカ微粉末0.3部および前記外添剤B0.5部を添
加し、ヘンシェルミキサーによって分散混合を行い一成
分現像剤を調製した。この現像剤を、Vivace20
0(富士ゼロックス社製)改造機に供給して、特性評価
試験を行なった。その結果を表3に示す。
【0043】実施例6 「トナーの調製」 結着樹脂(スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、[80/20 ] 100部 磁性粉(EPT−1000:戸田工業(株)社製) 100部 低分子量ポリプロピレン(ビスコール660P:三洋化成社製) 5部 帯電制御剤(TRH:保土谷化学社製) 2部 上記成分をヘンシェルミキサーにより粉体混合し、これ
をエクストルーダーで加熱溶融混練後、冷却後ジエット
ミルにより微粉砕し、分級機にて分級して平均粒径10
μmのトナー粒子を作製した。
【0044】「現像剤の調製」このトナー粒子100部
に対して平均一次粒子径0.012μmの疎水性シリカ
微粉末0.5部および前記外添剤A0.5部を添加し、
ヘンシェルミキサーによって分散混合を行い一成分現像
剤を調製した。この現像剤を、Able3015(富士ゼロック
ス社製)改造機に供給して、実施例5と同様にして特性
評価試験を行なった。その結果を表3に示す。
【0045】実施例7 外添剤A0.5部の代わりに外添剤B0.5部を添加す
る以外は、実施例6と同様にして一成分現像剤を作製
し、これをAble3015(富士ゼロックス社製)改
造機に供給して、実施例5と同様にして特性評価試験を
行なった。その結果を表3に示す。
【0046】実施例8 外添剤A0.5部の代わりに外添剤C0.5部を添加す
る以外は、実施例6と同様にして一成分現像剤を作製
し、これをAble3015(富士ゼロックス社製)改
造機に供給して、実施例5と同様にして特性評価試験を
行なった。その結果を表3に示す。
【0047】比較例6 外部添加剤として平均一次粒子径0.012μmの疎水
性シリカ微粉末0.3部のみを用いる以外は、実施例5
と同様にして一成分現像剤を作製し、これをVivac
e200(富士ゼロックス社製)改造機に供給して、実
施例5と同様にして特性評価試験を行なった。その結果
を表3に示す。
【0048】比較例7 外添剤A0.5部の代わりに外添剤D0.5部を添加す
る以外は、実施例5と同様にして一成分現像剤を作製
し、これをVivace200(富士ゼロックス社製)
改造機に供給して、実施例5と同様にして特性評価試験
を行なった。その結果を表3に示す。
【0049】比較例8 外部添加剤として平均一次粒子径0.012μmの疎水
性シリカ微粉末0.5部のみを用いる以外は、実施例6
と同様にして一成分現像剤を作製し、これをAble3
015(富士ゼロックス社製)改造機に供給して、実施
例5と同様にして特性評価試験を行なった。その結果を
表3に示す。
【0050】比較例9 外添剤A0.5部の代わりに外添剤D0.5部を添加す
る以外は、実施例6と同様にして一成分現像剤を作製
し、これをAble3015(富士ゼロックス社製)改
造機に供給して、実施例5と同様にして特性評価試験を
行なった。その結果を表3に示す。
【0051】比較例10 外添剤A0.5部の代わりに外添剤E0.5部を添加す
る以外は、実施例6と同様にして一成分現像剤を作製
し、これをAble3015(富士ゼロックス社製)改
造機に供給して、実施例5と同様にして特性評価試験を
行なった。その結果を表3に示す。
【0052】なお、下記表3中、試験方法および評価基
準以下の通りである。 (1)画像濃度 高温高湿(30℃、90%RH)および低温低湿(10
℃、20%RH)の環境下でそれぞれ1万枚コピーを採
取した後、1.0Grayソリッド原稿の画像濃度をマクベ
ス濃度計(マクベス社製)により測定した。 (2)画像中抜け発生率 高温高湿(30℃、90%RH)および低温低湿(10
℃、20%RH)の環境下でそれぞれ漢字、アルファベ
ット等の文字画像が1500個入ったコピー画像を1万
枚採取した後、画像中抜け発生率を観察した。なお、発
生率15〜20%以下までは実使用上問題のないレベル
である。 (3)感光体摩耗量 1万枚コピーを採取した後、感光体摩耗量を測定した。 (4)画質欠陥 1万枚コピーを採取して、コピーの画質と感光体表面の
欠陥を観察した。 問題なし:1万枚コピーを採取間および1万枚コピー後
に(黒点、黒筋、カブリ等)の画質欠陥、感光体表面の
傷が観察されなかった。 ※1:200枚コピー程度よりクリーニングに起因する
黒筋、感光体傷による黒点が発生した。 ※2:9000枚コピー程度より感光体傷による黒点が
発生した。 ※3:900枚コピー程度よりフィルミングによる黒筋
が発生した。 ※4:90枚コピー程度よりクリーニングに起因する黒
筋、感光体傷による黒点が発生した。
【0053】
【表3】
【0054】
【発明の効果】本発明は、上記構成を有するので、画像
形成に際して、超微細な滑剤微粒子が薄く均一にフィル
ミングすることにより、感光体表面に離型層を形成し、
トナー粒子の感光体への付着力を著しく低減させる。し
たがって、バイアスロール転写法により形成されたトナ
ー像を転写材に転写する工程において、画像中抜けの発
生を防止または抑制することができる。また、疎水性無
機化合物微粉末で被覆された滑剤微粒子が流動性向上剤
として作用し、摩擦力低減効果を示す。したがって、硬
い無機酸化物微粉や磁性トナーに用いられるマグネタイ
ト等を使用した場合でも、有機感光体の摩耗を抑えるこ
とができ、多数枚に亘って、良好な画像を得ることがで
きる。さらに、滑剤として低分子量ポリエチレンを用い
た場合、定着時に定着像表面に薄膜を形成して摩擦を減
少させ、耐こすり強度を向上させる。すなわち、両面コ
ピーあるいは原稿送りの際に、ローラー等で定着像を傷
付けることがなくコピーを行うことがきる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 画像形成法における転写工程の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…電潜像保持体、2…トナー像、3…転写ロール、4
…芯金、5…半導電性弾性層、6…電源、7…転写材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 誠一 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 矢野 敏行 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 望月 雅夫 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社竹松事業所内 (72)発明者 青木 孝義 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社竹松事業所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像保持体上に、静電潜像を形成す
    る工程、該静電潜像をトナーにより現像する工程、形成
    されたトナー像を転写材上にバイアスロールを用いて転
    写する工程を有する画像形成法において、上記トナーと
    して、少なくとも結着樹脂および着色剤を含有するトナ
    ー粒子に、無機化合物微粉末で表面が被覆された滑剤微
    粒子を添加してなるものを用いることを特徴とする画像
    形成方法。
  2. 【請求項2】 トナーが、少なくとも結着樹脂および着
    色剤を含有するトナー粒子に、無機化合物微粉末で表面
    が被覆された滑剤微粒子を添加してなるものであって、
    かつ、滑剤微粒子が、界面活性剤を含む滑剤エマルジョ
    ンにより形成されたものであることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 トナーが、少なくとも結着樹脂および着
    色剤を含有するトナー粒子に、疎水性無機化合物微粉末
    で表面が被覆された滑剤微粒子を添加してなるものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 トナーが、少なくとも結着樹脂および磁
    性粉を含有するトナー粒子に、無機化合物微粉末で表面
    が被覆された滑剤微粒子を添加してなるものであること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成方法。
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JP2018054705A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
JP2020034598A (ja) * 2018-08-27 2020-03-05 キヤノン株式会社 トナーおよびトナーの製造方法

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JP2018054705A (ja) * 2016-09-26 2018-04-05 富士ゼロックス株式会社 静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤、トナーカートリッジ、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法
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