JPH11143115A - 電子写真用現像剤 - Google Patents

電子写真用現像剤

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JPH11143115A
JPH11143115A JP30627397A JP30627397A JPH11143115A JP H11143115 A JPH11143115 A JP H11143115A JP 30627397 A JP30627397 A JP 30627397A JP 30627397 A JP30627397 A JP 30627397A JP H11143115 A JPH11143115 A JP H11143115A
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JP
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toner
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average particle
developer
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Application number
JP30627397A
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English (en)
Inventor
Takahisa Fujii
隆寿 藤井
Etsuo Tominaga
悦夫 富永
Toyofumi Inoue
豊文 井上
Satoru Torigoe
哲 鳥越
Tomohiro Takeda
智裕 武田
Masahiro Uchida
正博 内田
Shinpei Takagi
慎平 高木
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期に亘り経時ストレスや熱ストレスを受け
てもトナー表面に外添剤の埋没がなく、トナーの帯電安
定性に優れ、また、像の中抜けが発生しない安定した画
像が得られる電子写真用現像剤を提供する。 【解決手段】 少なくとも結着樹脂、着色剤及び離型剤
を含有し、体積平均粒子径D50が3〜9μmのトナー粒
子に、外添剤として、平均粒子径が8〜20nmの無機
化合物A、平均粒子径が30〜70nmの無機化合物B
及び平均粒子径が300〜600nmの無機酸化物Cを
添加する電子写真用現像剤である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真用現像剤
に関し、さらに詳しくは、小径の潜像保持体を装填した
複写機、プリンター等に使用される電子写真用現像剤に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、実用化されている種々の静電複写
方式における乾式現像法としては、トナー及び鉄粉等の
キャリアを用いる二成分現像方式が最も広く利用されて
いる。ところが、二成分現像方式は、トナー粒子がキャ
リア表面に付着することにより現像剤が劣化し、また、
トナーのみが消費されるために現像剤中のトナーの濃度
割合が低下する。そこで、トナーとキャリアとの混合割
合を一定に保持させる装置が具備されるから、現像機が
大型化するという欠点がある。一方、一成分現像方式
は、二成分現像方式の現像機に設置されている自動濃度
調節機等が不必要であるために現像機がコンパクトにな
り、また、キャリアを使用しないためにキャリア交換の
ようなメンテナンスが不要であるという利点がある。そ
のため、一成分現像方式は、低速の小型複写機やプリン
ターのみならず、中速以上の複写機やプリンター、プロ
ッターにも使用されてきており、さらなる性能の向上が
期待されている。
【0003】一方、小型低速プリンターは、主として個
人がユーザーであり、大型の高速マシンと比較すると、
プリント枚数が少ないために、カートリッジ内のトナー
は、消費されて無くなる以前に経時劣化するという問題
があり、また、プリンターが設置されている環境も様々
であって、高温下に置かれると熱ストレスによる劣化等
が起こるため、使用されるトナーには耐ストレス保管特
性が必須とされている。
【0004】さらに、現像機の小型化及び省エネルギー
化に対する強い要請に適応させる必要から、より低エネ
ルギー定着性を有するトナーが要望されてきており、こ
のため、一成分磁性トナー及び二成分非磁性トナーに
は、ポリオレフィンワックスが添加されている。
【0005】一般に、ポリオレフィンワックスが含まれ
るトナーは、加熱ロール定着法を用いて定着させると、
トナーが加熱ロールに付着し、次の複写画像を汚してし
まうオフセット現象の発生を低下させることができ、ま
た、定着後のトナー像を白紙でこすった際に、トナー像
の一部が破断されて白紙に移行する現象(スマッジ)を
改善したり、さらに、加熱ロール内を通過した後の用紙
を剥離させる際に、指により定着像が破壊されてしまう
現象(フィンガーマーク)を改善できること等により、
定着性を向上させることができるという利点がある。し
かし、ポリオレフィンワックスを含むトナーは、加熱ロ
ールからの離型性に優れているから耐オフセット性は良
好であるものの、ポリオレフィンと結着樹脂との相溶性
が低いために、結着樹脂中にポリオレフィンの大きなド
メインが形成されることになり、そのためにトナー作成
時においては、このドメイン部分で粉砕されて、ワック
スがトナー表面に露出し、フィルミング障害を引き起こ
すという問題がある。また、高画質化を実現させるため
にトナーを小径化させると、トナー表面のワックス量が
更に増加するから一層大きな問題となる。
【0006】上記のような問題を改善するために、例え
ば、加熱保存による凝集度の増加速度を規定することに
より、熱ストレスや経時ストレスによるトナーの凝集を
防止する方法(特開平6−138693号公報)が提案
されているが、この方法では、ワックスによるフィルミ
ング発生の問題を解決することができない。また、ワッ
クスによるフィルミング障害を解決するものとして、磁
性粉末を外添したトナ−(特開平9−73186号公
報)が提案されているが、このトナーは、熱ストレスや
経時ストレスを受けると外添剤がトナー粒子中に埋没し
て、流動性が低下することから、得られる画像には像の
中抜けが発生するという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記した実情に鑑みてなされたものである。す
なわち、本発明の目的は、長期に亘り経時ストレスや熱
ストレスを受けてもトナー表面に外添剤の埋没がなく、
トナーの帯電安定性に優れ、また、像の中抜けが発生し
ない安定した画像が得られる電子写真用現像剤を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、タルク含有量が5
重量%以上の用紙を用いて高温高湿下に画像形成を行っ
ても、タルク成分の吸湿により発生する紙粉が感光体に
付着することがなく、環境安定性に優れた電子写真用現
像剤を提供することにある。また、本発明の他の目的
は、ドット再現性、細線再現性及びデジタル潜像を忠実
に再現する階調性の優れた画像が得られる電子写真用現
像剤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、長期に亘
り良好な電気特性が保持される現像剤の作製について鋭
意検討した結果、トナー粒子の外添剤として、異なる粒
子径からなる3種の外添剤を添加することにより優れた
電子写真特性を有する電子写真用現像剤が得られること
を見出し、本発明を完成させるに至った。すなわち、本
発明の電子写真用現像剤は、少なくとも結着樹脂、着色
剤及び離型剤を含有し、体積平均粒子径D50が3〜9μ
mであるトナー粒子に、外添剤として、平均粒子径が8
〜20nmの無機化合物A、平均粒子径が30〜70n
mの無機化合物B及び平均粒子径が300〜600nm
の無機酸化物Cを添加してなることを特徴とする。この
トナー粒子には、帯電制御剤を含有させることが好まし
く、また、その着色剤には、磁性体を用いる磁性現像剤
とすることができる。
【0009】本発明の電子写真用現像剤において、外添
剤の添加量は、トナー粒子に対し、無機化合物Aを0.
5〜2.0重量%、無機化合物Bを0.3〜2.0重量
%及び無機酸化物Cを0.2〜1.0重量%配合されて
いることが好ましい。また、外添剤として用いる無機化
合物AもしくはBとしては、シリカ、チタニア又はアル
ミナから選ばれる1種以上であることが好ましく、ま
た、その無機酸化物Cとしては、マグネタイト又は酸化
セリウムであることが好ましい。上記の電子写真用現像
剤は、非磁性一成分現像剤又は磁性一成分現像剤として
使用される。
【0010】本発明の画像形成方法は、潜像保持体上に
潜像を形成する工程、その潜像を現像剤担持体上の現像
剤を用いて現像する工程、現像されたトナー像を転写体
上に転写する工程、転写体上のトナー像を加熱定着する
定着工程を有する画像形成方法において、該現像する工
程が、請求項1に記載の電子写真用現像剤を用いて現像
されることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明の電子写真用現像剤は、体積平均粒子径D
50が3〜9μmのトナー粒子に外添剤を添加混合してな
るものである。本発明に使用されるトナー粒子は、少な
くとも結着樹脂、着色剤及び離型剤を含有し、さらに、
必要に応じて、帯電制御剤等を配合して構成される。
【0012】本発明において、結着樹脂としては、公知
の合成樹脂及び天然樹脂を用いることができる。例え
ば、1又は2以上のビニルモノマーの単独重合体又は共
重合体である。代表的なビニルモノマーとしては、スチ
レン、p−クロルスチレン、ビニルナフタレン、例え
ば、エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等
のエチレン系不飽和モノオレフィン類、例えば、塩化ビ
ニル、臭化ビニル、フッ化ビニル、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、安息香酸ビニル、蟻酸ビニル、ステアリ
ン酸ビニル、カプロン酸ビニル等のビニルエステル類、
例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸ド
デシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−クロ
ルエチル、アクリル酸フェニル、メチル−α−クロルア
クリレート、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エチ
ル、メタクリル酸ブチル等のエチレン性モノカルボン酸
及びそのエステル類、例えば、アクリロニトリル、メタ
クリロニトリル、アクリルアミド等のエチレン性モノカ
ルボン酸置換体、例えば、マレイン酸ジメチル、マレイ
ン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル等のエチレン性カル
ボン酸及びそのエステル類、例えば、ビニルメチルケト
ン、ビニルヘキシルケトン、メチルイソプロペニルケト
ン等のビニルケトン類、例えば、ビニルメチルエーテ
ル、ビニルイソブチルエーテル、ビニルエチルエーテル
等のビニルエーテル類、例えば、ビニリデンクロリド、
ビニリデンクロルフロリド等のビニリデンハロゲン化
物、例えば、N−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾ
ール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン等
のN−ビニル化合物等が挙げられる。
【0013】着色剤としては、トナーに用いられる公知
の如何なるものも使用することができ、例えば、カーボ
ンブラック、有機顔料又は染料等が適宜使用できる。ま
た、本発明の電子写真用現像剤を磁性現像剤として用い
る場合には、着色剤として、公知の磁性体、例えば、
鉄、コバルト、ニッケル等の金属及びこれらの合金、F
3 4 、γ−Fe2 3 、コバルト添加酸化鉄等の金
属酸化物、MnZnフェライト、NiZnフェライト等
の各種フェライト、マグネタイト、ヘマタイト等の磁性
微粉末を使用することができ、更にそれらの表面をシラ
ンカップリング剤、チタネートカップリング剤等の表面
処理剤で処理したもの、或いはポリマーをコーティング
したもの等も用いることができる。
【0014】上記の磁性微粉末をトナー粒子に含有させ
る際、トナー粒子全体に対する磁性微粉末の混合割合
は、30〜70重量%の範囲であることが好ましく、よ
り好ましくは35〜65重量%の範囲である。磁性微粉
末が30重量%よりも少ないと、トナー担持体のマグネ
ットによるトナーの拘束力が低下してトナー飛散の問題
が発生し、一方、70重量%を越えると、画像濃度の再
現性が低下するという問題がある。
【0015】本発明の電子写真用現像剤においては、耐
オフセット性をより向上させるために、トナー粒子に離
型剤を配合させる。離型剤としては、炭素数8以上のパ
ラフィン、ポリオレフィンが好ましく、例えば、パラフ
ィンワックス、パラフィンラテックス、マイクロクリス
タリンワックス、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリ
プロピレン等が使用できる。また、その現像剤には、荷
電制御、電気抵抗制御等を目的として種々の物質を添加
することができる。例えば、フッソ系界面活性剤、サリ
チル酸、クロム錯体のようなクロム系染料、マレイン酸
を単量体成分として含む共重合体等の高分子酸、第四級
アンモニウム塩、ニグロシン等のアジン系染料等を添加
することができる。
【0016】本発明の電子写真用現像剤には、外添剤と
して、平均粒子径の異なる無機化合物A、無機化合物B
及び無機酸化物Cの3種からなる無機材料が添加され
る。外添剤として使用される無機化合物としては、Si
2 、TiO2 、Al2 3 、MgO、CuO、Zn
O、SnO2 、CeO2 、Fe2 3 、BaO、Ca
O、K2 O、Na2 O、ZrO2 、CaO・SiO2
CaCO3 、K2 O(TiO2 )n、MgCO3 、Al
2 3 ・2SiO2 、BaSO4 、MgSO4 、マグネ
タイト等が例示されるが、これらに限定されるものでは
なく、これらを単独で又は2種以上を混合して用いられ
る。なかでも、無機化合物AもしくはBとしては、Si
2 、TiO2 又はAl2 3 を用いることが好まし
く、さらに、シリコーンオイル等により疎水化処理され
たSiO2 がより好ましい。
【0017】上記の無機化合物の中で、本発明における
外添剤としては、平均粒子径が8〜20nmの範囲の無
機化合物A及び平均粒子径が30〜70nmの範囲の無
機化合物Bを添加する。それらの無機化合物の添加量と
しては、トナー粒子に対し、無機化合物Aは0.5〜
2.0重量%の範囲が好ましく、また、無機化合物Bは
0.3〜2.0重量%の範囲が好ましいが、帯電及び流
動性に直接寄与するのは無機化合物Aであるから、無機
化合物Aは、無機化合物Bと同量か又はそれ以上を配合
することが好ましい。これらの無機化合物の全添加量
(無機化合物Aと無機化合物Bとの和)は、トナー粒子
に対して1.0〜3.5重量%の範囲にあることが好ま
しい。
【0018】また、本発明において、外添剤として使用
される無機酸化物Cとしては、平均粒子径が300〜6
00nmの範囲のものであり、しかも、良好な研磨性を
有する電気的に弱い正極(プラス)性を示す化合物であ
ることが好ましく、具体的には、マグネタイト、CeO
2 、SiO2 、TiO2 、Al2 3 等が挙げられる。
これらの無機酸化物の添加量としては、トナー粒子に対
し、0.2〜1.0重量%の範囲が好ましく、より好ま
しくは0.3〜0.6重量%の範囲である。なお、本発
明において、外添剤の平均粒子径とは、ベータソープ自
動表面積計(日機装株式会社製)を用いてBET値を球
形換算により求めた体積平均粒子径である。
【0019】本発明の電子写真用現像剤は、公知の如何
なる方法によっても製造できるが、特に、粉砕方式によ
って得られるものが好ましい。すなわち、結着樹脂、着
色剤及び離型剤、必要に応じて、磁性体微粉末、帯電制
御剤等を添加混合し、熱混練機を用いて溶融混練し、こ
れを冷却させた後、粉砕し、分級を行ってトナー粒子を
得る方法が望ましい。更に必要に応じて、所望の添加剤
をヘンシェルミキサー等の混合機により充分混合して得
ることができる。本発明においては、電子写真用現像剤
は上記の材料により構成されており、かつ高画質化に適
合できるように、体積平均粒子径D50が3〜9μmの範
囲の小粒径のものであり、好ましくは体積平均粒子径D
50が5〜8μmの範囲のものである。なお、本発明にお
いて、トナー粒子の体積平均粒子径D50は、トナー粒度
測定をコールカウンター社製粒度測定装置TA−IIによ
りアパーチャー径100μmで測定することにより得た
ものである。
【0020】本発明の電子写真用現像剤は、トナー粒子
の表面に、上記した粒径の異なる3種の無機材料を外添
剤として付着させるものであり、その中の大粒径のもの
がスペ−サ−としての役割を果たすことにより、経時ス
トレスや、熱ストレスによっても小粒径のものがトナー
粒子の表面に埋没することを防止し、長期に亘って安定
したトナーの帯電性が確保されることから、トナ−の流
動性の低下による画像中抜け等の欠陥の無い良質な画像
を得ることができる。
【0021】また、外添剤において、小粒径の無機酸化
物の添加量を増やすと、経時ストレス及び熱ストレスを
受けた後においてもトナ−の流動性を向上させるため
に、疎水化処理を施した無機化合物を用いると疎水化処
理剤に起因するホットオフセットが生じ易くなるし、ま
た、疎水化処理を行っていない無機化合物を用いても環
境に依存しない安定した画像濃度が得られない。
【0022】外添剤中に、上記した無機酸化物を添加す
ることにより、部分的にトナ−粒子同士の帯電差に起因
する画像の濃度ムラを低減できるとともに、研磨効果に
よりコメットフィルミングを防止することができるし、
また、本発明においては、タルク含有量の多い用紙(タ
ルク含量が5〜30重量%)を転写体に使用しても、そ
の用紙が吸湿して発生する紙粉等が感光体表面に付着す
ることもないという利点がある。
【0023】本発明の画像形成方法は、潜像保持体上に
形成された潜像を現像剤担持体上の現像剤層を用いて前
記潜像を顕像化させるものであり、少なくとも潜像保持
体上に潜像を形成する潜像形成工程、現像剤担持体上の
現像剤(トナー)を用いてその潜像保持体上の潜像を現
像する現像工程、潜像保持体上のトナー画像を転写体に
転写する転写工程及び転写体上のトナー画像を熱定着す
る定着工程を有するものであって、その現像剤として、
上記した平均粒子径の異なる外添剤を添加した電子写真
用現像剤を用いるものである。その際、この電子写真用
現像剤は、一成分現像剤としても、或いは二成分現像剤
としても用いることができるが、特に、磁性一成分現像
剤として使用することが好ましい。
【0024】上記の潜像形成工程は、従来公知の方法を
適用することができ、電子写真法または静電記録法によ
って、感光層または誘電体層の潜像保持体上に潜像を形
成するものである。本発明に用いる潜像保持体として
は、円筒状支持体上に感光層を形成した従来公知のもの
であり、その円筒状支持体としては、アルミニウム(A
l)又はAl合金を押し出し成型後、表面加工する等の
公知の製法により得られたものが用いられ、また、その
感光層としては、有機系、アモルファスシリコン等の公
知の材料により形成されたものが用いられる。
【0025】現像工程は、現像剤担持体(現像ロール)
の回転円筒体上に、現像剤を弾性ブレード等により薄層
に形成し、それを現像部まで搬送し、現像ロールと潜像
を保持する潜像保持体とを現像部において接触又は一定
の間隙を設けて配置し、現像ロールと潜像保持体との間
にバイアスを印加しながら潜像をトナーを用いて現像す
ることが好ましい。
【0026】本発明における現像剤担持体としては、ア
ルミニウム(Al)、ステンレス鋼等の公知の材質から
なる円筒状基体が用いられる。具体的には、アルミニウ
ム等を引き抜き成形して得た筒状物を、センタレス研磨
とガラスビーズまたはサンドによるブラスト処理し、そ
の基体表面に凹凸加工する等の粗面化処理したもの等が
用いられ、その表面に亜鉛(Zn)からなる膜を備えた
ものが望ましく、例えば、化学メッキにより表面にZn
膜を形成したAl管等が用いられる。
【0027】転写工程は、潜像保持体上のトナー画像を
転写体である紙に転写する。本発明における転写手段と
しては、潜像保持体に転写ローラーを圧接させる接触型
のものと、コロトロンを用いる非接触型のもの等の公知
のものが用いられるが、一般に装置の小型化を図るため
に接触型のものを使用することが好ましい。クリーニン
グ工程は、転写工程において転写されずに潜像保持体に
残留したトナーを、クリーナーにより除去するものであ
り、本発明におけるクリーニング手段としては、ブレー
ドクリーニング又はローラークリーニング等の公知の装
置が用いられる。そのブレードクリーニングには、シリ
コーンゴムやウレタンゴム等の弾性ゴムが用いられる。
また、定着工程としては、転写体に転写されたトナー画
像を定着器により定着させるものであり、その定着手段
としては通常ヒートロールを用いた熱定着方式が使用さ
れる。
【0028】
【実施例】以下、実施例等を用いて本発明を具体的に説
明するが、本発明は、これらにより限定されるものでは
ない。下記の例において、トナー粒子の粒度測定は、コ
ールカウンター社製の粒度測定装置TA−IIによりアパ
ーチャー径100μmにより求めた。また、外添剤とし
て用いた無機化合物の粒度測定は、日機装株式会社製の
ベータソープ自動表面積計を用いてBET値を球形換算
により求めた。さらに、無機酸化物の粒度は、SEM観
察により画像解析を行って求めた。
【0029】 実施例1 結着樹脂:スチレン−ブチルアクリレート共重合体 50重量部 (組成比:80/20、Mw:800,000) 八面体マグネタイト(平均粒子径:0.19μm) 45重量部 負荷電制御剤(Fe含有アゾ系染料) 2.0重量部 (商品名:T−77、保土谷化学社製) 低分子量ポリプロピレン 3.0重量部 (商品名:ハイワックスP−200、三井石油化学社製、軟化点:152℃) 上記組成の混合材料をヘンシェルミキサーにより粉体混
合し、これを設定温度140℃のエクストルーダーによ
り熱混練した。これを冷却した後、粗粉砕及び微粉砕を
行って、50%体積径D50が6.8μmの粉砕物を得、
さらに、この粉砕物を分級してD50が7.3μmの分級
品を得た。
【0030】得られたトナー分級品100重量部に対
し、平均粒子径12nmの疎水性コロイダルシリカ1.
2重量部、平均粒子径64nmの疎水性コロイダルシリ
カ0.5重量部及び平均粒子径420nmのマグネタイ
ト0.5重量部をヘンシェルミキサー(500l、周速
20m/秒×15分)を用いて混合し、外添させること
によりトナー1を作製した。
【0031】得られたトナー1の評価は、以下の方法に
より行った。トナー1を、デジタルプリンター(XP−
15、富士ゼロックス社製)を改造した現像装置に用い
て画像を形成させることにより行った。画像の評価は、
作製直後のトナー(イニシャル)を用いて得られた画像
の濃度(SAD)を測定し、また、トナーの劣化促進に
ついて評価するために、トナーを作製した後、45℃に
おいて30日間保管(45℃×30日)したトナーを用
いて画像を形成し、その画像濃度、画像濃度ムラ、画像
の像中抜け、2000枚後のフィルミングの発生の有無
等を測定することにより劣化促進について調べた。ま
た、タルク成分を10重量%含有した酸性紙を用いて環
境安定性についても評価した。この環境安定性は、28
℃、湿度90%において白画像2000枚を形成させた
後の感光体表面を目視で確認する方法によった。なお、
画像濃度(SAD)はX−rite濃度計によって測定
した。得られた結果を表1に示す。
【0032】 実施例2 結着樹脂:スチレン−ブチルアクリレート共重合体 45重量部 (組成比:80/20、Mw:130,000) 六面体マグネタイト(粒径:0.19μm) 50重量部 負荷電制御剤(Fe含有アゾ系染料) 2.0重量部 (商品名:T−77、保土谷化学社製) 低分子量ポリプロピレン 2.0重量部 (商品名:ハイワックスP−200、三井石油化学社製、軟化点:152℃) 低分子量ポリエチレン 1.0重量部 (商品名:PE−130、クライアント社製、軟化点:122℃) 上記組成の混合材料を用い、トナー1と同様にしてD50
が5.5μmの粉砕物を得、これを分級してD50が5.
8μmのトナー分級品を得た。得られたトナー分級品1
00重量部に対し、平均粒子径10nmの疎水性コロイ
ダルシリカ0.8重量部、平均粒子径38nmの疎水性
コロイダルシリカ0.7重量部及び平均粒子径510n
mのマグネタイト0.7重量部をヘンシェルミキサー
(500l、周速35m/秒×10分)を用いて混合
し、外添させることによりトナー2を作製した。得られ
たトナー2を、トナー1と同様にして評価した。
【0033】 実施例3 ポリエステル 45重量部 (ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物・ビスフェノールAプロピレン オキサイド付加物/テレフタル酸・無水トリメリット酸縮合物) (Mw:110,000、MI:7.8、Tg:61℃) 十二面体マグネタイト(粒径:0.28μm) 50重量部 負荷電制御剤(サリチル酸染料) 1.4重量部 (商品名:E−81、オリエント社製) 低分子量ポリプロピレン 2.6重量部 (商品名:ハイワックスP−200、三井石油化学社製、軟化点:152℃) 低分子量ポリエチレン 1.0重量部 (商品名:PE−130、クライアント社製、軟化点:122℃) 上記組成の混合材料を用い、トナー1と同様にしてD50
が7.1μmの粉砕物を得、これを分級してD50が6.
8μmのトナー分級品を得た。得られたトナー分級品1
00重量部に対して、平均粒子径10nmの疎水性コロ
イダルシリカ1.4重量部、平均粒子径47nmの疎水
性コロイダルシリカ1.0重量部及び平均粒子径330
nmのマグネタイト0.3重量部をヘンシェルミキサー
(500l、周速35m/秒×10分)を用いて混合
し、外添させることによりトナー3を作製した。得られ
たトナー3を、トナー1と同様にして評価した。
【0034】実施例4 実施例3と同一のトナー分級品(D50:6.8μm)を
用い、このトナー分級品100重量部に対し、平均粒子
径15nmの疎水性チタニア1.8重量部、平均粒子径
60nmの疎水性チタニア0.6重量部及び平均粒子径
330nmのマグネタイト0.3重量部をヘンシェルミ
キサー(500l、周速35m/秒×10分)を用いて
混合し、外添させることによりトナー4を作製した。得
られたトナー4を、トナー1と同様にして評価した。
【0035】実施例5 実施例3と同一のトナー分級品(D50:6.8μm)を
用い、このトナー分級品100重量部に対し、平均粒子
径14nmの疎水性アルミナ1.6重量部、平均粒子径
42nmの疎水性アルミナ1.0重量部及び平均粒子径
550nmの酸化セリウム0.5重量部をヘンシェルミ
キサー(500l、周速35m/秒×10分)を用いて
混合し、外添させることによりトナー5を作製した。得
られたトナー5を、トナー1と同様にして評価した。
【0036】 比較例1 結着樹脂:スチレン−ブチルアクリレート共重合体 50重量部 (組成比:80/20、Mw:800,000) 八面体マグネタイト(粒径:0.19μm) 45重量部 負荷電制御剤(Fe含有アゾ系染料) 2.0重量部 (商品名:T−77、保土谷化学社製) 低分子量ポリプロピレン 3.0重量部 (商品名:ハイワックスP−200、三井石油化学社製、軟化点:152℃) 上記組成の混合材料を用い、トナー1と同様にしてD50
が5.6μmの粉砕物を得、これを分級してD50が5.
8μmのトナー分級品を得た。得られたトナー分級品1
00重量部に対し、平均粒子径12nmの疎水性コロイ
ダルシリカ1.3重量部をヘンシェルミキサー(500
l、周速25m/秒×20分)を用いて混合し、外添さ
せることによりトナー6を作製した。得られたトナー6
を、トナー1と同様にして評価した。
【0037】比較例2 比較例1と同一のトナー分級品(D50:5.8μm)を
用い、このトナー分級品100重量部に対し、平均粒子
径12nmの疎水性コロイダルシリカ1.0重量部及び
平均粒子径46nmの疎水性コロイダルシリカ0.8重
量部をヘンシェルミキサー(500l、35m/秒×1
5分)を用いて混合し、外添させることによりトナー7
を作製した。得られたトナー7を、トナー1と同様にし
て評価した。
【0038】比較例3 比較例1と同一のトナー分級品(D50:5.8μm)を
用い、このトナー分級品100重量部に対し、平均粒子
径12nmの疎水性コロイダルシリカ1.0重量部及び
平均粒子径450nmのマグネタイト0.8重量部をヘ
ンシェルミキサー(500l、35m/秒×15分)を
用いて混合し、外添させることによりトナー8を作製し
た。得られたトナー8を、トナー1と同様にして評価し
た。
【0039】比較例4 比較例1と同一のトナー分級品(D50:5.8μm)を
用い、このトナー分級品100重量部に対し、平均粒子
径46nmの疎水性コロイダルシリカ1.3重量部及び
平均粒子径550nmの酸化セリウム0.5重量部をヘ
ンシェルミキサー(500l、35m/秒×15分)を
用いて混合し、外添させることによりトナー9を作製し
た。得られたトナー9を、トナー1と同様にして評価し
た。
【0040】比較例5 比較例1と同一のトナー分級品(D50:5.8μm)を
用い、このトナー分級品100重量部に対し、平均粒子
径6nmの疎水性コロイダルシリカ0.8重量部、平均
粒子径62nmの疎水性コロイダルシリカ0.8重量部
及び平均粒子径450nmのマグネタイト0.5重量部
をヘンシェルミキサー(500l、35m/秒×15
分)を用いて混合し、外添させることによりトナー10
を作製した。得られたトナー10を、トナー1と同様に
して評価した。
【0041】比較例6 比較例1と同一のトナー分級品(D50:5.8μm)を
用い、このトナー分級品100重量部に対し、平均粒子
径12nmの疎水性コロイダルシリカ1.3重量部、平
均粒子径20nmの疎水性コロイダルシリカ0.8重量
部及び平均粒子径450nmのマグネタイト0.5重量
部をヘンシェルミキサー(500l、35m/秒×15
分)を用いて混合し、外添させることによりトナー11
を作製した。得られたトナー11を、トナー1と同様に
して評価した。
【0042】比較例7 比較例1と同一のトナー分級品(D50:5.8μm)を
用い、このトナー分級品100重量部に対し、平均粒子
径12nmの疎水性コロイダルシリカ1.3重量部、平
均粒子径82nmの疎水性コロイダルシリカ0.7重量
部及び平均粒子径450nmのマグネタイト0.5重量
部をヘンシェルミキサー(500l、35m/秒×15
分)を用いて混合し、外添させることによりトナー12
を作製した。得られたトナー12を、トナー1と同様に
して評価した。
【0043】上記実施例1〜5及び比較例1〜7で得ら
れた各トナーの測定及び評価結果を表1に示す。
【表1】 表中、「SAD」は、画像濃度をSADにより測定した
値であり、その評価は、SAD値が1.40以上のもの
を○、1.30〜1.39のものを△、1.29以下の
ものを×とした。また、「環境安定性」については、白
画像2000枚経過後の感光体上に白色付着物の発生が
ないものを○、白色付着物の発生があったものを×とし
た。
【0044】
【発明の効果】本発明の電子写真用現像剤は、トナーの
外添剤として、特定の粒子径範囲からなる2種の無機化
合物と無機酸化物とを混合して用いるから、長期間保管
してもトナー表面に埋没して劣化することがなく、耐環
境依存性及び帯電安定性に優れており、高品質の画像を
長期に亘り安定して形成することができ、また、タルク
含有量の多い用紙を用いて高温高湿下に画像形成を行っ
ても、タルク成分の吸湿により発生する紙粉が感光体に
付着することがなく、良好な環境安定性を有している。
また、本発明の電子写真用現像剤は、磁性一成分現像剤
として使用しても長期に亘り良好な電子写真特性を安定
して維持することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥越 哲 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 武田 智裕 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 内田 正博 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 高木 慎平 神奈川県南足柄市竹松1600番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも結着樹脂、着色剤及び離型剤
    を含有し、体積平均粒子径D50が3〜9μmであるトナ
    ー粒子に、外添剤として、平均粒子径が8〜20nmの
    無機化合物A、平均粒子径が30〜70nmの無機化合
    物B及び平均粒子径が300〜600nmの無機酸化物
    Cを添加してなることを特徴とする電子写真用現像剤。
  2. 【請求項2】 トナー粒子が、帯電制御剤を含有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電子写真用現像剤。
  3. 【請求項3】 着色剤が、磁性体であることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の電子写真用現像剤。
  4. 【請求項4】 トナー粒子に対し、外添剤として、無機
    化合物A0.5〜2.0重量%、無機化合物B0.3〜
    2.0重量%及び無機酸化物C0.2〜1.0重量%が
    配合されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か1項に記載の電子写真用現像剤。
  5. 【請求項5】 無機化合物Aが、無機化合物Bと同量又
    はそれ以上配合されていることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1項に記載の電子写真用現像剤。
  6. 【請求項6】 無機化合物AもしくはBが、シリカ、チ
    タニア又はアルミナから選ばれる1種以上であることを
    特徴とする請求項1、4又は5に記載の電子写真用現像
    剤。
  7. 【請求項7】 無機酸化物Cが、マグネタイト又は酸化
    セリウムであることを特徴とする請求項1又は4のいず
    れか1項に記載の電子写真用現像剤。
  8. 【請求項8】 潜像保持体上に潜像を形成する工程、そ
    の潜像を現像剤担持体上の現像剤を用いて現像する工
    程、現像されたトナー像を転写体上に転写する工程、転
    写体上のトナー像を加熱定着する定着工程を有する画像
    形成方法において、該現像する工程が、請求項1に記載
    の電子写真用現像剤を用いて現像されることを特徴とす
    る画像形成方法。
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