JPH06191542A - 詰替え袋とキャップ付容器 - Google Patents
詰替え袋とキャップ付容器Info
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- JPH06191542A JPH06191542A JP35733092A JP35733092A JPH06191542A JP H06191542 A JPH06191542 A JP H06191542A JP 35733092 A JP35733092 A JP 35733092A JP 35733092 A JP35733092 A JP 35733092A JP H06191542 A JPH06191542 A JP H06191542A
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- bag
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D75/00—Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
- B65D75/52—Details
- B65D75/58—Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
- B65D75/5861—Spouts
- B65D75/5872—Non-integral spouts
- B65D75/5877—Non-integral spouts connected to a planar surface of the package wall
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Bag Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 流動体、半流動体の容器において、内容物を
使用し終わった時、容器を廃棄することなくプラスチッ
ク製の袋に充填された内容物を容易に、かつ液漏れする
ことなく再充填することができる詰替え袋及び該詰替え
袋に確実に連結させることができるキャップ付容器を提
供する。 【構成】 ビン口にこれと螺合するキャップを有する流
動体の小分け容器において、内周にメネジが設けられ、
頂部から吐出口が延出しているキャップの内周に、頂部
裏面から筒状で先端部に切断刃が設けられた切断部材が
キャップ本体より長く延出していると共に、上記吐出口
の先端部外周がキャップと螺合する流動体の小分け容器
のビン口の内周より小さい流動体の小分け容器、及びツ
バと該ツバの内周から延出する筒状体とからなり、該筒
状体の外周にオネジが設けられ、内周に突条が環状に突
出している開封部材が貼着されている詰替え袋。
使用し終わった時、容器を廃棄することなくプラスチッ
ク製の袋に充填された内容物を容易に、かつ液漏れする
ことなく再充填することができる詰替え袋及び該詰替え
袋に確実に連結させることができるキャップ付容器を提
供する。 【構成】 ビン口にこれと螺合するキャップを有する流
動体の小分け容器において、内周にメネジが設けられ、
頂部から吐出口が延出しているキャップの内周に、頂部
裏面から筒状で先端部に切断刃が設けられた切断部材が
キャップ本体より長く延出していると共に、上記吐出口
の先端部外周がキャップと螺合する流動体の小分け容器
のビン口の内周より小さい流動体の小分け容器、及びツ
バと該ツバの内周から延出する筒状体とからなり、該筒
状体の外周にオネジが設けられ、内周に突条が環状に突
出している開封部材が貼着されている詰替え袋。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧品、液状洗剤、食
品、飲料など従来プラスチック或いはガラス製の容器に
充填され、必要時小分け使用されていた容器において、
内容物を使用し終わった時、容器を廃棄することなく、
プラスチック製の袋に充填された内容物を容易に再充填
することができる詰替え袋及び該詰替え袋に確実に連結
させることができる流動体の小分け容器に関する。
品、飲料など従来プラスチック或いはガラス製の容器に
充填され、必要時小分け使用されていた容器において、
内容物を使用し終わった時、容器を廃棄することなく、
プラスチック製の袋に充填された内容物を容易に再充填
することができる詰替え袋及び該詰替え袋に確実に連結
させることができる流動体の小分け容器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、化粧品、液状洗剤、食品、飲料な
ど液状或いは半流動性の内容物を少量ずつ小出しして用
いる容器は剛性を有する厚手の容器に収納されて販売さ
れていた。内容物が空になった場合には容器を廃棄して
いたが、これらの容器は剛性を有するため、プラスチッ
ク素材の使用量も多く、容器の焼却コストも嵩み、大量
のプラスチック成形品が無駄に廃棄され、公害の原因と
なっていた。
ど液状或いは半流動性の内容物を少量ずつ小出しして用
いる容器は剛性を有する厚手の容器に収納されて販売さ
れていた。内容物が空になった場合には容器を廃棄して
いたが、これらの容器は剛性を有するため、プラスチッ
ク素材の使用量も多く、容器の焼却コストも嵩み、大量
のプラスチック成形品が無駄に廃棄され、公害の原因と
なっていた。
【０００３】容器の再利用を図るためにプラスチック袋
に充填された同一内容物が詰替え用として販売されてい
るが、液状物をビンの細い口から流入させる際に液漏れ
が生じがちで細心の注意を要するため、多くの消費者は
詰替え袋を購入せず、その都度プラスチック素材を大量
に使用した容器を廃棄し、新しい容器入りの内容物を購
入していた。
に充填された同一内容物が詰替え用として販売されてい
るが、液状物をビンの細い口から流入させる際に液漏れ
が生じがちで細心の注意を要するため、多くの消費者は
詰替え袋を購入せず、その都度プラスチック素材を大量
に使用した容器を廃棄し、新しい容器入りの内容物を購
入していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】詰替え袋が充分に使用
されない理由は種々あるが、主たる原因は詰替え作業の
困難性にあると考えられる。そこで、ビンのキャップの
形状を改良し、この形状に対応するアタッチメントを装
着した詰替え袋により簡易、かつ液漏れの心配なく確実
に詰替えのできる詰替え用充填密封袋及び該密封袋に液
漏れすることなく連結できる流動体の小分け容器が求め
られていた。
されない理由は種々あるが、主たる原因は詰替え作業の
困難性にあると考えられる。そこで、ビンのキャップの
形状を改良し、この形状に対応するアタッチメントを装
着した詰替え袋により簡易、かつ液漏れの心配なく確実
に詰替えのできる詰替え用充填密封袋及び該密封袋に液
漏れすることなく連結できる流動体の小分け容器が求め
られていた。
【０００５】
【課題解決の手段】本発明は上記課題を解決することを
目的とし、その構成は、ビン口にこれと螺合するキャッ
プを有する流動体の小分け容器と、このキャップにより
開封できる詰替え用充填密封袋であって、キャップは、
内周にメネジが設けられ、頂部から吐出口が延出してい
るキャップの内周に、頂部裏面から筒状で先端部に切断
刃が設けられた切断部材がキャップ本体より長く延出し
ていると共に、上記吐出口の先端部の外周が、上記キャ
ップと螺合する流動体の小分け容器のビン口の内周より
小さいことを特徴とし、詰替え用充填密封袋は、ツバと
該ツバの内周から延出する筒状体とからなり、該筒状体
の外周にオネジが設けられ、内周に突条が環状に突出し
ている開封部材が貼着されていることを特徴とする。
目的とし、その構成は、ビン口にこれと螺合するキャッ
プを有する流動体の小分け容器と、このキャップにより
開封できる詰替え用充填密封袋であって、キャップは、
内周にメネジが設けられ、頂部から吐出口が延出してい
るキャップの内周に、頂部裏面から筒状で先端部に切断
刃が設けられた切断部材がキャップ本体より長く延出し
ていると共に、上記吐出口の先端部の外周が、上記キャ
ップと螺合する流動体の小分け容器のビン口の内周より
小さいことを特徴とし、詰替え用充填密封袋は、ツバと
該ツバの内周から延出する筒状体とからなり、該筒状体
の外周にオネジが設けられ、内周に突条が環状に突出し
ている開封部材が貼着されていることを特徴とする。
【０００６】本発明における流動体とは液状体は勿論、
ケチャプ、ソース、ルウ、接着剤などの高粘度の半流動
体も包含する概念である。したがって、高粘度であって
も通常流体として取扱い可能なものには適用される。
ケチャプ、ソース、ルウ、接着剤などの高粘度の半流動
体も包含する概念である。したがって、高粘度であって
も通常流体として取扱い可能なものには適用される。
【０００７】本発明におけるビンはビン口の外周にオネ
ジを有するビンであればよく、素材は一般にプラスチッ
クであるが、ガラスその他の素材も剛性があれば利用で
きる。
ジを有するビンであればよく、素材は一般にプラスチッ
クであるが、ガラスその他の素材も剛性があれば利用で
きる。
【０００８】本発明のビンにはビン口外側のオネジと螺
合するメネジを本体の内周に設けたキャップを設ける。
キャップはその頂部から内容物の吐出口が延出したもの
である。この吐出口は任意の各種形状を選ぶことができ
るが、少なくともその先端部がビン口に挿入され得る形
状、大きさであることを要する。吐出口を安定にビン口
に挿入できる形状は更に望ましい。これは後述する内容
物の詰替えの際にその作業をより確実、容易にするもの
である。
合するメネジを本体の内周に設けたキャップを設ける。
キャップはその頂部から内容物の吐出口が延出したもの
である。この吐出口は任意の各種形状を選ぶことができ
るが、少なくともその先端部がビン口に挿入され得る形
状、大きさであることを要する。吐出口を安定にビン口
に挿入できる形状は更に望ましい。これは後述する内容
物の詰替えの際にその作業をより確実、容易にするもの
である。
【０００９】本発明の特徴はキャップの頂部裏面から筒
状の切断部材が延出していることである。この切断部材
はキャップとビン口との螺合に何ら支障を来すものであ
ってはならない。すなわち、キャップのメネジと筒状の
切断部材との間にはビン口を容易に挿入できる空間が存
在することを要する。好ましくは、この空間はビン口を
ほとんど隙間を残さずに螺合できるものである。
状の切断部材が延出していることである。この切断部材
はキャップとビン口との螺合に何ら支障を来すものであ
ってはならない。すなわち、キャップのメネジと筒状の
切断部材との間にはビン口を容易に挿入できる空間が存
在することを要する。好ましくは、この空間はビン口を
ほとんど隙間を残さずに螺合できるものである。
【００１０】更に切断部材はビン口より長く延出してい
る。しかもその先に更に突出した切断刃を有する。キャ
ップより突出した筒状の切断部材には少なくとも１箇所
に窓状の穿孔或いは窓の下枠が切断された形状の凹字状
切欠を設ける。切欠は２個以上を対称的位置に設けるこ
とが好ましい。これは内容物の詰替えに際し、詰替え袋
を開封したとき開封片が内圧によって切断部材の筒状体
の口を塞ぐことがあっても支障なく詰替え袋からビンへ
内容物を移すために必要である。キャップより突出した
筒状の切断部材は、キャップの頂部を除いたネジを切ら
れた部位の長さにより異なるが、一般にはキャップの頂
部を除いたネジを切られた部位の長さが１０mmに対して
約２〜４mm、好ましくは２.5〜３.5mmであり、切断刃の
筒の長さ方向の長さは２〜４mm、好ましくは２.5〜３mm
である。吐出口には不使用時に内容物の流出や汚染を防
止する口栓を設ける。
る。しかもその先に更に突出した切断刃を有する。キャ
ップより突出した筒状の切断部材には少なくとも１箇所
に窓状の穿孔或いは窓の下枠が切断された形状の凹字状
切欠を設ける。切欠は２個以上を対称的位置に設けるこ
とが好ましい。これは内容物の詰替えに際し、詰替え袋
を開封したとき開封片が内圧によって切断部材の筒状体
の口を塞ぐことがあっても支障なく詰替え袋からビンへ
内容物を移すために必要である。キャップより突出した
筒状の切断部材は、キャップの頂部を除いたネジを切ら
れた部位の長さにより異なるが、一般にはキャップの頂
部を除いたネジを切られた部位の長さが１０mmに対して
約２〜４mm、好ましくは２.5〜３.5mmであり、切断刃の
筒の長さ方向の長さは２〜４mm、好ましくは２.5〜３mm
である。吐出口には不使用時に内容物の流出や汚染を防
止する口栓を設ける。
【００１１】本発明の詰替え袋の素材は一般に柔軟なプ
ラスチックであるが、紙、アルミ箔、布などの他の素材
フィルムを積層したものも使用できる。要するに流通過
程において破袋や内容物の変質、漏洩のおそれのないも
のであればよい。本発明の袋には開封部材を貼着する。
開封部材は袋から突出しているため、製袋、充填上に支
障のない部位に設ける。したがって、タテ融着部を避け
た部位に、ガセット袋の場合にはガセット部位と融着部
を避けた面に設けられる。
ラスチックであるが、紙、アルミ箔、布などの他の素材
フィルムを積層したものも使用できる。要するに流通過
程において破袋や内容物の変質、漏洩のおそれのないも
のであればよい。本発明の袋には開封部材を貼着する。
開封部材は袋から突出しているため、製袋、充填上に支
障のない部位に設ける。したがって、タテ融着部を避け
た部位に、ガセット袋の場合にはガセット部位と融着部
を避けた面に設けられる。
【００１２】開封部材は筒状体を有し、筒状体の基部か
らツバが延出し、このツバが袋を構成するフィルムに貼
着されている。筒状体の外周には上記キャップのメネジ
と螺合するオネジが設けられている。更に筒状体の内周
には突条を円環状に設ける。この突条はビンのキャップ
を開封部材に螺合して袋を環状に切り開いていく際に、
内容物の内圧によりネジの間隙からの液漏れを防止する
ものである。したがって、その高さは０.1〜０.6mm、好
ましくは０.2〜０.4mmであり、その位置はオネジが切ら
れている部位の中央部１／３の範囲が好ましい。突条の
位置がツバに近すぎると、キャップの筒状の切断部材が
突条に当接してキャップの螺合が困難になり、ツバから
離れすぎると螺合途中で液漏れが生じる。なお、完全に
螺合した後は液漏れは生じない。開封部材を袋に装着す
るにあたっては、ツバの裏面に接着剤、熱融着性材料な
どを塗布し、製袋時に貼着することができる。
らツバが延出し、このツバが袋を構成するフィルムに貼
着されている。筒状体の外周には上記キャップのメネジ
と螺合するオネジが設けられている。更に筒状体の内周
には突条を円環状に設ける。この突条はビンのキャップ
を開封部材に螺合して袋を環状に切り開いていく際に、
内容物の内圧によりネジの間隙からの液漏れを防止する
ものである。したがって、その高さは０.1〜０.6mm、好
ましくは０.2〜０.4mmであり、その位置はオネジが切ら
れている部位の中央部１／３の範囲が好ましい。突条の
位置がツバに近すぎると、キャップの筒状の切断部材が
突条に当接してキャップの螺合が困難になり、ツバから
離れすぎると螺合途中で液漏れが生じる。なお、完全に
螺合した後は液漏れは生じない。開封部材を袋に装着す
るにあたっては、ツバの裏面に接着剤、熱融着性材料な
どを塗布し、製袋時に貼着することができる。
【００１３】詰替え袋Ｃの開封部材には開封部オネジと
螺合する他のキャップを設けると流通、保存過程におけ
る筒状体内のフィルムの汚染が防止されて衛生的である
上に、袋の内容物をビンに移し切れなかった時、再度の
詰替えまで内容物を安全に保存できる長所を有する。
螺合する他のキャップを設けると流通、保存過程におけ
る筒状体内のフィルムの汚染が防止されて衛生的である
上に、袋の内容物をビンに移し切れなかった時、再度の
詰替えまで内容物を安全に保存できる長所を有する。
【００１４】
【作用】本発明は、流動体を充填した小分け使用に用い
られるビンのキャップに、ビン口のオネジと螺合するメ
ネジの内側に詰替え袋を開封するための手段を一体に設
けたものである。更に、このようなキャップを有するビ
ンの内容物と同一の内容物を有する詰替え袋にはツバに
より筒状体が貼着された開封部材を設け、この開封部材
はキャップのメネジと螺合するものである。
られるビンのキャップに、ビン口のオネジと螺合するメ
ネジの内側に詰替え袋を開封するための手段を一体に設
けたものである。更に、このようなキャップを有するビ
ンの内容物と同一の内容物を有する詰替え袋にはツバに
より筒状体が貼着された開封部材を設け、この開封部材
はキャップのメネジと螺合するものである。
【００１５】すなわち、詰替え袋の筒状体のオネジにキ
ャップを螺合していくと、キャップ本体より突出してい
る切断部材先端の切断刃が先ず袋素材に当接する。螺合
が進むと同時に切断手段も回動しながら深く挿入される
ため、筒状体の内部で環状に一部を残して切断される。
詰替え袋の切断が進むと同時にキャップの螺合も進むた
め液漏れは生じない。完全に螺合した状態で、キャップ
の吐出口をビン口にあてがい、口栓を外すと図７に示す
ように、詰替え袋とビンの吐出口とはキャップを介して
外部に漏れないように連結し、袋を押圧するのみで内容
物をビン内に移すことができる。
ャップを螺合していくと、キャップ本体より突出してい
る切断部材先端の切断刃が先ず袋素材に当接する。螺合
が進むと同時に切断手段も回動しながら深く挿入される
ため、筒状体の内部で環状に一部を残して切断される。
詰替え袋の切断が進むと同時にキャップの螺合も進むた
め液漏れは生じない。完全に螺合した状態で、キャップ
の吐出口をビン口にあてがい、口栓を外すと図７に示す
ように、詰替え袋とビンの吐出口とはキャップを介して
外部に漏れないように連結し、袋を押圧するのみで内容
物をビン内に移すことができる。
【００１６】
【実施例】図１は本発明の１実施例のビンとキャップの
一部切欠を有する斜視図、図２はキャップの断面図、図
３はキャップの底面図である。図４は開封部材を有する
詰替え袋の１実施例の斜視図、図５は開封部材の一部を
断面表示した拡大側面図、図６は他の詰替え袋の実施例
の斜視図、図７はビンに詰替え袋の内容物を本発明のキ
ャップを介して充填している状態の断面図である。
一部切欠を有する斜視図、図２はキャップの断面図、図
３はキャップの底面図である。図４は開封部材を有する
詰替え袋の１実施例の斜視図、図５は開封部材の一部を
断面表示した拡大側面図、図６は他の詰替え袋の実施例
の斜視図、図７はビンに詰替え袋の内容物を本発明のキ
ャップを介して充填している状態の断面図である。
【００１７】Ａはビン、Ｂはキャップである。ビン口の
外周にはビン口のオネジ１が設けられている。２はキャ
ップの頂部であり、頂部から下方に延出する脇部３の内
周には上記オネジ１と螺合するメネジ４が設けられてい
る。頂部の上部から外方に吐出口５が延出している。頂
部の下方には切断部材６が延出している。切断部材６は
円筒状で脇部３の内側にビン口と挿入できる空間を残し
て延出している。すなわち、キャップＢをビン口に螺合
したときに筒状の切断部材の内部を通過して吐出口から
内容物を流出させることができる形状である。
外周にはビン口のオネジ１が設けられている。２はキャ
ップの頂部であり、頂部から下方に延出する脇部３の内
周には上記オネジ１と螺合するメネジ４が設けられてい
る。頂部の上部から外方に吐出口５が延出している。頂
部の下方には切断部材６が延出している。切断部材６は
円筒状で脇部３の内側にビン口と挿入できる空間を残し
て延出している。すなわち、キャップＢをビン口に螺合
したときに筒状の切断部材の内部を通過して吐出口から
内容物を流出させることができる形状である。
【００１８】本実施例においては、頂部裏面からの脇部
３の長さは１０mmとした。すなわち、脇部３のネジが切
られた部位の長さは１０mmであった。切断部材６は脇部
３より３mm長く突出させた。切断刃７の先端は切断部材
６より更に２.5mm長く突出させた。切断部材６には互い
に対称的な部位に２箇所の凹字状切欠８を設けた。切断
部材の脇部より突出した部位に窓を設けてもよいが、製
造上窓の下枠を排除した形状の凹字状切欠８が製造が容
易であり、かつ窓と同等の効果を有する。９は口栓であ
り、吐出口５の先端を外側から密に被さる形状とした。
更に、中央部には口栓内に密に嵌合する凹部１２を設
け、不使用時に吐出口５を閉塞する。１０は口栓が吐出
口から分離して紛失しないように設けた連結部であり、
本実施例においては吐出口５は頂部２との境界部に円環
状の係止体１１を設け、この係止体１１の下に連結部の
環状部位を係止し、環状部位と口栓を適宜の長さの柔軟
性を有する線状体で連結した。
３の長さは１０mmとした。すなわち、脇部３のネジが切
られた部位の長さは１０mmであった。切断部材６は脇部
３より３mm長く突出させた。切断刃７の先端は切断部材
６より更に２.5mm長く突出させた。切断部材６には互い
に対称的な部位に２箇所の凹字状切欠８を設けた。切断
部材の脇部より突出した部位に窓を設けてもよいが、製
造上窓の下枠を排除した形状の凹字状切欠８が製造が容
易であり、かつ窓と同等の効果を有する。９は口栓であ
り、吐出口５の先端を外側から密に被さる形状とした。
更に、中央部には口栓内に密に嵌合する凹部１２を設
け、不使用時に吐出口５を閉塞する。１０は口栓が吐出
口から分離して紛失しないように設けた連結部であり、
本実施例においては吐出口５は頂部２との境界部に円環
状の係止体１１を設け、この係止体１１の下に連結部の
環状部位を係止し、環状部位と口栓を適宜の長さの柔軟
性を有する線状体で連結した。
【００１９】図４におけるＣは充填袋であり、開封部材
１３を設けた。開封部材１３は袋を構成するフィルム１
４の任意の部位に中央部が欠落した円環状のツバ１５に
より貼着する。ツバ１５の内周から筒状体１６が延出
し、この筒状体の外周には上記キャップＢのメネジ４と
螺合する開封部オネジ１７を設けた。筒状体１６の内周
のほぼ中央部に高さ０.3mmの環状の突条１８を設けた。
この突条１８は詰替え袋Ｃを本発明のキャップＢを用い
て螺合させながら開封する際に螺合途中で一部開封され
た密封袋内から内容物が流出するのを防ぐ効果を有す
る。
１３を設けた。開封部材１３は袋を構成するフィルム１
４の任意の部位に中央部が欠落した円環状のツバ１５に
より貼着する。ツバ１５の内周から筒状体１６が延出
し、この筒状体の外周には上記キャップＢのメネジ４と
螺合する開封部オネジ１７を設けた。筒状体１６の内周
のほぼ中央部に高さ０.3mmの環状の突条１８を設けた。
この突条１８は詰替え袋Ｃを本発明のキャップＢを用い
て螺合させながら開封する際に螺合途中で一部開封され
た密封袋内から内容物が流出するのを防ぐ効果を有す
る。
【００２０】図６には詰替え袋の他の実施例を示した。
袋がガセット袋である場合には開封部材１３はガセット
折込み部位を避けて貼着することが好ましい。開封具の
貼着は充填密封時に自動的に貼着してもよく、また袋に
貼着した後、内容物を充填してもよい。
袋がガセット袋である場合には開封部材１３はガセット
折込み部位を避けて貼着することが好ましい。開封具の
貼着は充填密封時に自動的に貼着してもよく、また袋に
貼着した後、内容物を充填してもよい。
【００２１】図７には詰替え袋ＣをキャップＢで開封し
た後、空になったビンＡに内容物を充填している図面を
示した。先ず、キャップＢを外し詰替え袋Ｃの開封部オ
ネジ１７にメネジ４を螺合していく。螺合が進むにつれ
キャップの先端部材６先端の先端刃７が詰替え袋Ｃの筒
状体１６内部のフィルムに当接し、次第に深く突き刺さ
り、筒状体１６内で環状に切断していく。２０は切断さ
れたフィルムの切断片であり、一部を残して詰替え袋を
構成するフィルム１４に連結している。しかも切断部材
６が脇部３より長いため、切断部材の先端部は詰替え袋
内に挿入され、この挿入された先端部材が切断片２０が
詰替え袋Ｃの開封部材を塞がないように開封部位の外方
に押しつける効果を有する。詰替え袋Ｃの内圧が高まる
ことにより仮に切断片２０が切断部材６の先端の開口部
を塞ぐことがあっても凹字状切欠８から内容物が筒状の
切断手段内に入ることができるため、詰替え袋内の内容
物を支障なくビンに移すことができる。
た後、空になったビンＡに内容物を充填している図面を
示した。先ず、キャップＢを外し詰替え袋Ｃの開封部オ
ネジ１７にメネジ４を螺合していく。螺合が進むにつれ
キャップの先端部材６先端の先端刃７が詰替え袋Ｃの筒
状体１６内部のフィルムに当接し、次第に深く突き刺さ
り、筒状体１６内で環状に切断していく。２０は切断さ
れたフィルムの切断片であり、一部を残して詰替え袋を
構成するフィルム１４に連結している。しかも切断部材
６が脇部３より長いため、切断部材の先端部は詰替え袋
内に挿入され、この挿入された先端部材が切断片２０が
詰替え袋Ｃの開封部材を塞がないように開封部位の外方
に押しつける効果を有する。詰替え袋Ｃの内圧が高まる
ことにより仮に切断片２０が切断部材６の先端の開口部
を塞ぐことがあっても凹字状切欠８から内容物が筒状の
切断手段内に入ることができるため、詰替え袋内の内容
物を支障なくビンに移すことができる。
【００２２】キャップＢを充分に螺合し、詰替え袋のフ
ィルムが筒状体１６内で充分に開封された後、吐出口５
の栓を外し、吐出口をビン口内に挿入する。この状態で
詰替え袋を押圧すれば内容物は漏れることなく自然にビ
ン内に流入する。詰替え袋の内容物の量がビンの容量よ
り多い場合には、詰替え袋からキャップＢを外した後、
開封部オネジ１７と螺合するメネジを有する詰替え袋用
のキャップを被せて保存することができる。
ィルムが筒状体１６内で充分に開封された後、吐出口５
の栓を外し、吐出口をビン口内に挿入する。この状態で
詰替え袋を押圧すれば内容物は漏れることなく自然にビ
ン内に流入する。詰替え袋の内容物の量がビンの容量よ
り多い場合には、詰替え袋からキャップＢを外した後、
開封部オネジ１７と螺合するメネジを有する詰替え袋用
のキャップを被せて保存することができる。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、詰替え袋のツバの内
周、特に筒状体の内周のみが特殊のキャップを介して切
断され、キャップ部材がビン口に挿入され、液漏れする
ことなく容易に容器を再充填することができる。詰替え
袋の開封用具は使用するビンのキャップでもあるため、
紛失のおそれがなく、しかもビンは何ら支障なく使用す
ることができる。更に、詰替え袋はプラスチック素材を
少量しか使用していないため、そのまま廃棄しても焼却
が容易であり、公害発生のおそれがない。
周、特に筒状体の内周のみが特殊のキャップを介して切
断され、キャップ部材がビン口に挿入され、液漏れする
ことなく容易に容器を再充填することができる。詰替え
袋の開封用具は使用するビンのキャップでもあるため、
紛失のおそれがなく、しかもビンは何ら支障なく使用す
ることができる。更に、詰替え袋はプラスチック素材を
少量しか使用していないため、そのまま廃棄しても焼却
が容易であり、公害発生のおそれがない。
【図１】図１はビンとキャップの一部切欠を有する斜視
図である。
図である。
【図２】図２はキャップの断面図である。
【図３】図３はキャップの底面図である。
【図４】図４は開封部材を有する詰替え袋の１実施例の
斜視図である。
斜視図である。
【図５】図５は開封部材の一部を断面表示した拡大側面
図である。
図である。
【図６】図６は他の密封袋の実施例の斜視図である。
【図７】図７は詰替え袋をキャップで開封した後、ビン
に内容物を充填している状態の断面図である。
に内容物を充填している状態の断面図である。
Ａ ビン Ｂ キャップ Ｃ 詰替え袋 １ ビン口のオネジ ２ キャップの頂部 ３ キャップの脇部 ４ キャップのメネジ ５ 吐出口 ６ 切断部材 ７ 切断刃 ８ 凹字状切欠 ９ 口栓 １０ 連結部 １２ 凹部 １３ 開封部材 １４ フィルム １５ ツバ １６ 筒状体 １７ 開封部オネジ １８ 突条 ２０ 切断片
Claims (3)
- 【請求項１】 ツバと該ツバの内周から延出する筒状体
とからなり、該筒状体の外周にオネジが設けられ、内周
に突条が環状に突出している開封部材が貼着されている
ことを特徴とする詰替え袋。 - 【請求項２】 ビン口にこれと螺合するキャップを有す
る流動体の小分け容器であって、内周にメネジが設けら
れ、頂部から吐出口が延出しているキャップの内周に、
頂部裏面から筒状で先端部に切断刃が設けられた切断部
材がキャップ本体より長く延出していると共に、上記吐
出口の先端部の外周が、上記キャップと螺合する流動体
の小分け容器のビン口の内周より小さいことを特徴とす
る流動体の小分け容器。 - 【請求項３】 キャップ頂部裏面から延出する筒状の切
断部材のキャップ本体より突出した部位に窓或いは凹字
状切欠が設けられていることを特徴とする請求項第２項
記載の流動体の小分け容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35733092A JPH06191542A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 詰替え袋とキャップ付容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35733092A JPH06191542A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 詰替え袋とキャップ付容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06191542A true JPH06191542A (ja) | 1994-07-12 |
Family
ID=18453574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35733092A Pending JPH06191542A (ja) | 1992-12-24 | 1992-12-24 | 詰替え袋とキャップ付容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06191542A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012082610A1 (en) * | 2010-12-14 | 2012-06-21 | Illinois Tool Works Inc. | Piercing cap assembly |
| WO2013176917A1 (en) * | 2012-05-21 | 2013-11-28 | Booginhead Llc. | Refillable pouch for food or beverage |
| WO2016120105A1 (en) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | Nestec S.A. | Connector for refilling container and beverage dispenser |
-
1992
- 1992-12-24 JP JP35733092A patent/JPH06191542A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2012082610A1 (en) * | 2010-12-14 | 2012-06-21 | Illinois Tool Works Inc. | Piercing cap assembly |
| WO2013176917A1 (en) * | 2012-05-21 | 2013-11-28 | Booginhead Llc. | Refillable pouch for food or beverage |
| WO2016120105A1 (en) * | 2015-01-29 | 2016-08-04 | Nestec S.A. | Connector for refilling container and beverage dispenser |
| CN107205577A (zh) * | 2015-01-29 | 2017-09-26 | 雀巢产品技术援助有限公司 | 用于填充容器和饮料分配器的连接器 |
| CN107205577B (zh) * | 2015-01-29 | 2019-12-10 | 雀巢产品有限公司 | 用于填充容器和饮料分配器的连接器 |
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