JPH06191345A - 走行車両前照灯の照射方向切換用出力発生装置 - Google Patents

走行車両前照灯の照射方向切換用出力発生装置

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JPH06191345A
JPH06191345A JP8544091A JP8544091A JPH06191345A JP H06191345 A JPH06191345 A JP H06191345A JP 8544091 A JP8544091 A JP 8544091A JP 8544091 A JP8544091 A JP 8544091A JP H06191345 A JPH06191345 A JP H06191345A
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JP
Japan
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output
lead wire
irradiation direction
circuit
photoelectric sensor
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JP8544091A
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English (en)
Inventor
Koji Nishie
幸二 西江
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走行車両用前照灯の照射方向を自動的に切り
換えさせるための装置を簡易に実現させる。 【構成】 一定レベル以上の照射を検出するための光電
センサー4と該センサーの感度を調整するための感度調
整器R5と同センサーの検知信号に関連して出力回路を
断続させるためのスイッチ回路(トランジスターTrや
リレーコイルRYやリレー接点RY1など)とを単一の
ケーシング8内に設け、該ケーシングからは電源用リー
ド線1、接地用リード線2及び出力用リード線3を延出
させる。 【効果】 コンパクトとなって取扱いに便利であるほか
安価に製造し得る。また既存の前照灯回路を全く改造し
ないで簡便に組み込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は走行車両前照灯の照射方
向切換用出力発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走行車両の前照灯は一般に切換スイッチ
の手動操作によりその照射方向を上下に切り換え得るよ
うになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】走行車両の夜間運転
中、前照灯の照射方向が自動的に下向き或いは上向きに
切り換えられる構成の前照灯装置は実願平1−1341
50号により既に提案している。該装置によれば切換操
作の面倒が解消されるほか、操作忘れが防止され、安全
運転が促進される。
【0004】本発明は上記前照灯装置を簡易に実現させ
ることのできる装置、即ち走行車両前照灯の照射方向切
換用出力発生装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は一定レベル以上の照射を検出するための光
電センサーと該センサーの感度を調整するための感度調
整器と同センサーの検知信号に関連して出力回路を断続
させるためのスイッチ回路とを単一のケーシング内に設
け、該ケーシングからは電源用リード線、接地用リード
線及び出力用リード線を延出させたことを特徴とする。
【0006】前記スイッチ回路は光電センサーの検知信
号に関連してスイッチイング作動されるトランジスター
と、該トランジスターの作動に関連して励磁されるリレ
ーコイルと、該コイルの励磁に関連して断続されるリレ
ー接点とで構成することができる。
【0007】そしてトランジスターのエミッターとベー
ス間に可変抵抗を接続すれば、これを感度調整器として
機能させることができる。
【0008】
【作用】光電センサーは走行車両の前部に前方へ向けて
固定されるのであって対向車両の一定レベル以上の照射
を検出する。感度調整器は同センサーの検出し得る照射
シレベルを変化させる。スイッチ回路は出力回路の出力
を断続させる。電源用リード線は光電センサー、スイッ
チ回路及び出力回路にバッテリーの電圧電流を印加供給
し、接地用リード線は光電センサーやスイッチ回路に電
圧差を生じしめ、また出力用リード線は出力回路からの
出力を既存の照射方向切換回路装置に付与する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面により
詳細に説明する。図1は本発明装置の回路図、そして図
2は外観を示す図である。
【0010】図に於いて、1は電源用リード線、2は接
地用リード線、そして3は出力用リード線である。電源
用リード線1は走行車両に搭載されたバッテリーの陽極
側に接続されるもので、本例では直流12ボルトが印加
されるものとなされている。TrはNPN形のトランジ
スターでエミッター接地回路となしてある。4は電源側
回路5とベースBとの間に接続した光電センサーで本例
ではCdS(硫化カドミウムセル)が使用されている。
R6は光電センサー4の感度調整器としての可変抵抗で
ベースBとエミッターE間に接続してある。RYは電源
側回路5とコレクターCとの間に接続したリレーコイル
である。R7は電源側回路5とコレクターC間に接続し
た抵抗である。X〜Yは出力回路であって一端は電源側
回路5と接続し途中にはリレーコイルRYの励磁に関連
して作動されるリレー接点RY1が接続してある。
【0011】しかして光電センサー4や、これに関連し
て出力回路X〜Yを断続させるためのスイッチ回路、即
ちトランジスターTr、リレーコイルRY及びリレー接
点RY1などは図2に示すような単一のケーシング8に
収容させてなる。このさいケーシング8の前面には透孔
8aを設け、該孔を通じて前方側の光が光電センサー4
に当たるようになし、またその周面の適宜位置には別の
透孔8bを設けて該孔から各リード線1、2、3を外方
へ延出させるほか可変抵抗R5の抵抗値を変化させるた
めの調整つまみ9などを設けるようになす。
【0012】上記本発明装置は例えば図3に示すように
装着される。即ち、ケーシング8はその前面を走行車両
の前方へ向けて固定すると共に、その固定位置は運転者
が眩しいと感じる照射を検出し得るように決定するので
あって本例のようにルームミラー10の前側に固定する
か、或いはボディーに埋め込むように固定するなどして
もよい。また電源側リード線1は既存の手動操作用照射
方向切換スイッチ11の電源側端子11aと共にバッテ
リー12の陽極側に接続すると共に接地用リード線2は
適宜な個所で接地させるようになし、また出力用リード
線3は例えば手動操作用照射方向切換スイッチ11の出
力側端子11bに接続された回路などに接続させる。同
図に於いて13は既存の照射方向切換回路装置、14は
前照灯、15は主スイッチ、そして16は操縦ハンドル
である。
【0013】次に本発明装置の作用を説明する。夜間運
転中などに対向車両から眩しい照射を受けると、光電セ
ンサー4の抵抗が減じてトランジスターTrのベースB
とエミッターE間に電流が流れる。これによりトランジ
スターTrはスイッチイング作動するものとなってコレ
クターCとエミッターE間は導通状態となる。このため
コレクター電流が流れてリレーコイルRYが励磁される
と共にリレー接点RY1が閉状態となり出力回路X〜Y
から信号出力が発出される。該出力はそのときの照射方
向が切換スイッチ11により上向きとなされているとき
は照射方向切換回路装置13を切換作動させるものとな
り、他方そのときの照射方向が下向きとなされていると
きは同装置13を切換作動させるものとならない。即
ち、照射方向は同出力の存在する期間中では常に下向き
状態に保持されるのである。この後、対向車両からの照
射が減じると光電センサー4は原状に復帰してリレー接
点RY1が開状態となり、前記出力は消失する。このと
き切換スイッチ11が照射方向を上向きとする側に操作
された状態であると、照射方向は前記装置13の作動に
より同出力の消失と同時に上向きに変化され、他方切換
スイッチ11が照射方向を下向きとする側に操作された
状態であると、前記装置13は切換作動するものとなら
ず、照射方向は下向きのまま保持される。かくして対向
車両の運転者に自己車両の照射を浴びせることが自動的
に防止され、安全運転が促進されるのである。
【0014】本発明装置を使用しないときは感度調整器
としての可変抵抗R5をその抵抗値が減じるように調整
する。これによりベースBとエミッターE間に電流が流
れ難くなるためリレー接点RY1は開状態に保持され、
装置は不作動状態となる。また本発明装置を異なったレ
ベルの照射で作動させたいときは可変抵抗の抵抗値を大
小に変化させるように調整つまみ9を操作する。
【0015】なお上記実施例に於いて光電センサー4が
一定時間以上継続して一定レベル以上の照射を受けた場
合にのみスイッチ回路が作動するようになすことは任意
である。
【0016】
【発明の効果】上記の如く構成した本発明によればコン
パクトとなって取扱いに便利であると共に安価に製造し
得るものとなり、また既存の自動車などの前照灯回路な
どを全く改造することなく極めて簡便に組み込むことの
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の回路図である。
【図2】同装置の外観を示す図である。
【図3】同装置の使用例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電源用リード線 2 接地用リード線 3 出力用リード線 4 光電センサー 8 ケーシング B ベース E エミッター R5 感度調整器 RY リレーコイル RY1 リレー接点 Tr トランジスター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定レベル以上の照射を検出するための
    光電センサーと該センサーの感度を調整するための感度
    調整器と同センサーの検知信号に関連して出力回路を断
    続させるためのスイッチ回路とを単一のケーシング内に
    設け、該ケーシングからは電源用リード線、接地用リー
    ド線及び出力用リード線を延出させたことを特徴とする
    走行車両前照灯の照射方向切換用出力発生装置。
  2. 【請求項2】 光電センサーの検知信号に関連してスイ
    ッチイング作動されるトランジスターと該トランジスタ
    ーの作動に関連して励磁されるリレーコイルと該コイル
    の励磁に関連して断続されるリレー接点とでスイッチ回
    路を構成したことを特徴とする請求項1記載の走行車両
    前照灯の照射方向切換用出力発生装置。
  3. 【請求項3】 感度調整器がトランジスターのエミッタ
    ーとベース間に接続された可変抵抗であることを特徴と
    する請求項2記載の走行車両前照灯の照射方向切換用出
    力発生装置。
JP8544091A 1991-01-22 1991-01-22 走行車両前照灯の照射方向切換用出力発生装置 Pending JPH06191345A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008114655A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Denso Corp 車両用照明制御装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4825991A (ja) * 1971-08-10 1973-04-04

Patent Citations (1)

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JPS4825991A (ja) * 1971-08-10 1973-04-04

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JP2008114655A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Denso Corp 車両用照明制御装置

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