JPH06191048A - インクジェット記録装置のインク切れ検出装置 - Google Patents

インクジェット記録装置のインク切れ検出装置

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JPH06191048A
JPH06191048A JP4343783A JP34378392A JPH06191048A JP H06191048 A JPH06191048 A JP H06191048A JP 4343783 A JP4343783 A JP 4343783A JP 34378392 A JP34378392 A JP 34378392A JP H06191048 A JPH06191048 A JP H06191048A
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JP
Japan
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ink
black
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white
mark
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JP4343783A
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Seiji Yokono
政治 横野
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、インクジェット記録装置のインク
切れ検出装置に関し、記録紙の種類による反射率や濃度
が異なる場合であっても正確にインク切れを検出するこ
とができるインクジェット記録装置のインク切れ検出装
置を提供することを目的とする。 【構成】 インクジェット記録装置のインク切れ検出装
置において、記録紙に印字すべきデータを印字中に、該
記録紙の任意の場所に全黒又は全黒に近いある程度の大
きさの黒マークを該記録紙に印字する黒マーク印字手段
と、該黒マーク印字手段による黒マークの印字濃度と無
印字部分で白字部の紙の白濃度とを検出する濃度検出手
段と、該濃度検出手段により検出した黒マークの印字濃
度と白部分の濃度とを比較する濃度比較手段と、該濃度
比較手段により比較した比較結果に基づいてインクジェ
ット記録装置がインク切れか否かを判定するインク切れ
判定手段とを有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録装
置のインク切れ検出装置に係り、特に、記録紙の種類に
よる反射率や濃度が異なる場合であっても正確にインク
切れを検出することができるインクジェット記録装置の
インク切れ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般にサーマルプリンタで使用さ
れる感熱記録紙では、感熱記録紙(ロール紙)がなくな
る前のある長さになると、予め記録紙の所定の場所に黒
印字された記録紙になる。この時、紙切れ検出装置は、
記録紙の黒印字の黒濃度を検出して紙切れ判定を行う。
その紙切れ判定の方法は、黒濃度と白濃度(紙に印字さ
れていない紙自体の濃度)の境界を判定したスレッシュ
値を用い、その検出した値とスレッシュ値との大小関係
により判定が行われている。ここで、感熱記録装置等に
使用される紙は、記録装置の種類により略決まってお
り、記録紙の白濃度又は黒印字濃度も容易に推測するこ
とができる。よって、スレッシュ値は、黒印字濃度又は
白濃度のどちらか一方を基準とし、装置に予め固定値と
して設定される。そして、このスレッシュ値と検出した
値の大小関係により紙有り、紙なしの判定が行われる。
【0003】さて、特開平2−221814号公報で報
告された従来のデータ処理装置では、印字データをチャ
ート紙に印字して終了した後、チャート紙の適所にマー
クを印字して、そのマークの有無の検出によりインク切
れ検出を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のインクジェット記録装置のインク切れ検出装置にあっ
ては、記録紙に使用される紙は、記録装置の種類により
略決まっており、記録紙の白字部の濃度又は黒印字濃度
も容易に推測することができるので、スレッシュ値は、
黒印字濃度又は白字部の濃度のどちらか一方を基準と
し、装置に固定値で設定していた。しかしながら、数種
類の記録用紙に記録できる従来の記録装置では、記録紙
の種類により反射率の異なる記録紙や、記録紙自体(印
字していない状態)の濃度が異なる場合、又は同じ条件
で印字した時、記録紙の種類により黒印字濃度の異なる
場合等がある。このような場合、上記したような紙切れ
検出手段を有する従来では、スレッシュ値を設定するの
は難しく、仮に設定したとしてもある記録紙の時は黒マ
ークを印字しているのに黒マークを検出しない等といっ
た誤検出が発生し易いという問題を残していた。
【0005】また、印字データとして全黒のデータが送
られてきた場合、インク切れ判定用の黒マークがどこに
あるか区別が付かなくなることが生じたり、白濃度を検
出したい時、白字部がなく検出できないことが生じた
り、また、インクの湿気によって記録紙が歪んでインク
切れ判定用の黒マークを正確に検出できないことが生じ
たりする等の問題を残していた。
【0006】また、インク切れ判定用の黒マークはイン
ク切れを判定するためのものであって、記録データとし
ては不要なデータである他、同一のインクカートリッジ
でのトータル印字枚数をページ毎に印刷していないた
め、ユーザーにトータル印字枚数を知らせることができ
ず、インクカートリッジの交換時期を事前に予測するこ
とができないという問題を残していた。このため、突然
インクがなくなると、事前に交換用インクカートリッジ
を容易していない時等、ユーザーに迷惑を掛けることが
あった。
【0007】そこで本発明は、記録紙の種類による反射
率や濃度が異なる場合であっても正確にインク切れを検
出することができる他、インク切れ判定用の黒マークの
周囲をある程度の面積を無印字とすることにより、判定
位置を明確にすることができるとともに、インクの湿気
による記録紙の歪みを防止することができ、しかも、イ
ンク切れ判定用の黒マークの内部に印刷枚数の数字を白
抜きにして印刷枚数を記録させることにより、インク切
れ判定用の黒マークを必要な記録データにすることがで
き、更には、ユーザーにトータル印字枚数を知らせるこ
とにより、インクカートリッジの交換時期を事前に予測
することができるインクジェット記録装置を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
インクジェット記録装置のインク切れ検出装置におい
て、記録紙に印字すべきデータを印字中に、該記録紙の
任意の場所に全黒又は全黒に近いある程度の大きさの黒
マークを該記録紙に印字する黒マーク印字手段と、該黒
マーク印字手段による黒マークの印字濃度と無印字部分
で白字部の紙の白濃度とを検出する濃度検出手段と、該
濃度検出手段により検出した黒マークの印字濃度と白部
分の濃度とを比較する濃度比較手段と、該濃度比較手段
により比較した比較結果に基づいてインクジェット記録
装置がインク切れか否かを判定するインク切れ判定手段
とを有することを特徴とするものである。
【0009】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記インク切れ判定手段の判定用黒マ
ークは、該黒マークの周囲に前記白濃度を検出するのに
充分な面積の白字部が設定されてなることを特徴とする
ものである。請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の発明において、前記インク切れ判定手段の判定用黒マ
ークは、黒印字の部分に印刷枚数を示す数字を白抜きに
し、何の数字においても黒濃度レベルが一定であるよう
に設定されてなることを特徴とするものである。
【0010】請求項4記載の発明は、上記請求項3記載
の発明において、インク切れを判定した時に、前記印刷
枚数の数字を再びその次の印字ページより1から始める
設定手段を有することを特徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、記録紙に印字すべき
データを印字中に記録紙の任意の場所に全黒又は全黒に
近いある程度の大きさの黒マークを記録紙に黒マーク印
字手段で印字し、この黒マーク印字手段による黒マーク
の印字濃度と無印字部分で白字部の紙の白濃度とを濃度
比較手段で比較し、この濃度比較手段により比較した比
較結果に基づいてインクジェット記録装置がインク切れ
か否かをインク切れ判定手段で判定することができる。
このため、記録紙の任意の場所に印字された黒マークの
印字濃度と紙の白濃度とを比較し、この比較結果により
インク切れか否かを判定することができるので、記録紙
の種類によって反射率が異なるものや、記録紙の白字部
の濃度が異なるものや、又は記録紙の種類により黒の印
字濃度が異なる場合であっても、正確にインク切れを検
出することができる。また、センサー感度又は出力バラ
ツキに対しても許容値を大きくすることができるので、
センサーの選別等を不要にすることができ、安価な検出
器を用いることができる。
【0012】請求項2記載の発明では、前記インク切れ
判定手段の判定用黒マークは、該黒マークの周囲に前記
白濃度を検出するのに充分な面積の白字部が設定されて
なるように構成している。このため、印字データとして
全黒データが記録される場合であっても、インク切れ判
定用マークの周囲をある程度の面積を無印字とすること
により、判定位置を明確にして印字位置を自由に設定す
ることができる他、インクの湿気による記録紙の歪みを
防止してインク切れ判定用の黒マークの濃度を正確に検
出することができる。
【0013】請求項3記載の発明では、前記インク切れ
判定手段の判定用黒マークは、黒印字の部分に印刷枚数
を示す数字を白抜きにし、何の数字においても黒濃度レ
ベルが一定であるように設定されてなるように構成して
いる。このため、インク切れ判定用の黒マークは記録デ
ータとしては不要なデータであるが、インク切れ判定用
の黒マークの内部を印刷枚数の数字を白抜きにすること
により、必要なデータとすることができる。
【0014】請求項4記載の発明では、インク切れを判
定した時に、前記印刷枚数の数字を再びその次の印字ペ
ージより1から始める設定手段を有するように構成して
いる。このため、そのインクカートリッジでの使用枚数
をユーザーが容易に知ることができるので、インクカー
トリッジの交換時期を容易に推測することができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に則したイン
クジェット記録装置のインク切れ検出装置の構成を示す
ブロック図である。図1において、1はインク切れ検出
装置であり、このインク切れ検出装置1はCPU(コン
トロールプロセッシングユニット)2と、インクジェッ
ト記録装置3と、インク濃度検出部4と、メモリ5と、
インク切れ表示部6とから構成されている。また、イン
ク濃度検出部4の回路構成は反射型フォトセンサ7と、
固定抵抗器8aと、固定抵抗器8bと、A/Dコンバー
タ9とから構成されている。ここで、反射型フォトセン
サ7は記録紙の濃度を電圧に変換しており、図2に示す
如く、印字データとインク切れ判定用黒マーク11が印字
された記録紙12の点線矢印A上を検出していった時の電
圧出力は、図3に示す如く、黒マーク11上を検出してい
る時は出力電圧は小さく、白字部を検出している時は出
力電圧は大きい。このように反射型フォトセンサ7は記
録紙12の濃度を電圧に変換している。この時、固定抵抗
器8a、8bは、上記のような反射型フォトセンサ7の
動作を満足するように所定の特定値に設定しておく。そ
して、A/Dコンバータ9は反射型フォトセンサ7の出
力電圧を図3の矢印Bの位置毎にサンプリングして、A
/D変換をしてバス10に送出する。
【0016】次に、インク切れ検出装置1の各部の動作
説明をする。インクジェット記録装置3は、CPU2か
らの印字データ又はインク切れ判定用マークの印字を行
い、インク濃度検出部4は、インク切れ判定用マークの
白濃度及び黒濃度を検出し、この検出濃度を電圧に変換
してバス10を介してCPU2に検出信号を送出する。次
いで、メモリ5は、CPU2を介して検出信号をデータ
として保持する他、インク切れ判定のためのスレッシュ
値をデータとして記憶する。このスレッシュ値の決定の
方法としては、例えば、記録装置で使用が予想される数
種類の記録紙の白字部と黒印字部とをインク濃度検出部
4により検出を行い、白字部の出力電圧と、黒字部の出
力電圧の差が最小となる記録紙を選出して、その記録紙
の白字部の出力電圧と黒字部の出力電圧の差をとり、そ
の値よりスレッシュ値を定める。更に具体的に説明す
る。3種類の記録紙があり、記録紙により白字部の濃
度、反射率、黒印字濃度が異なる。この3種類の記録紙
を図2に示す如く、インク切れ判定用黒マーク11を印字
して同じように点線A上を検出したとすると、図4に示
す如く、出力電圧になる。この場合、白字部と黒字部の
出力電圧の差が最小なのはC紙なので、このC紙の白字
部と黒字部の電圧差を取って、その電圧差よりスレッシ
ュ値を定める。そして、インク切れ表示部6は、CPU
2がインク切れの判定を行った時に動作し、CPU2は
上記の各ブロックをバス10を通じて制御する他、CPU
2はインク切れの判定を行う。
【0017】次に、CPU2がインク切れの判定を行う
方法を図5のフローチャートに従って説明する。まず、
CPU2はインクジェット記録装置3が判定用マークを
印字し終了した後、判定用マークが検出位置に達した時
にインク濃度検出部4の出力データのサンプリングを開
始し、第1回目のサンプリングデータを白字部出力電圧
データ(白データ)又は黒印字部出力データ(黒デー
タ)としてメモリ5に保持する(処理S1 )。次いで、
図2で前述の如く、白字部を検出した時の出力電圧は大
きく、黒字部を検出した時の出力電圧は小さいので、サ
ンプリング中の出力電圧の最大値と最小値を検出する。
次いで、第2回目以降サンプリングしたデータと白デー
タを比較し、サンプリングしたデータが白データより大
きい場合(処理S3 YES)、メモリ5に白データとし
て前の白データと書き換えて記憶する(処理S5 )。仮
にサンプリングしたデータが白データより小さい場合
(処理S3 NO)、そのサンプリングしたデータと黒デ
ータを比較する(処理S4 )。ここでサンプリングした
データが黒データより小さい場合(処理S3 YES)、
黒データとして前の黒データと書き換えてメモリ5に記
憶する(処理S5 )。一方、サンプリングしたデータと
黒データを比較して黒データの方が小さい場合(処理S
4 NO)、メモリ5に記憶せずに処理S6 に進む。そし
て、これらの処理をサンプリングを所定の回数を終了す
るまで繰り返し行い(処理S6 )、所定の回数を終了し
た場合(処理S6 YES)、黒データの最小値、紙の白
データの最小値が決定しているので白データの最大値と
黒データの最小値との差を出し(処理S7 )、メモリ5
内のスレッシュ値と比較し、このスレッシュ値より処理
7の結果が大きい場合、インク有りの判定を行い(処
理S7 NO)、インク切れ判定の動作を終了する。一
方、スレッシュ値より処理S7 の結果が小さい場合、イ
ンク切れの判定を行い(処理S7 YES)、インク切れ
表示部を動作(処理S8)させてインク切れ判定の動作
を終了する。なお、白出力、黒出力の決定法は、前述の
方法に限るわけではなく、白字部のサンプリングデータ
の平均値、黒印字部のサンプリングデータの平均値又は
白字部のサンプリングデータの最大値、黒印字部のサン
プリングデータの最小値等を用いて行ってもよいのは明
らかである。
【0018】このように、本実施例では、記録紙に印字
すべきデータを印字中に記録紙の任意の場所に全黒又は
全黒に近いある程度の大きさの黒マークを記録紙に印字
し、黒マークの印字濃度と無印字部分で白字部の紙の白
濃度を比較し、この比較結果に基づいてインクジェット
記録装置がインク切れか否かを判定するように構成して
いる。このため、記録紙の任意の場所に印字された黒マ
ークの印字濃度と紙の白濃度とを比較し、この比較結果
によりインク切れか否かを判定することができるので、
記録紙の種類によって反射率の異なるものや記録紙の白
字部の濃度が異なるものや、又は記録紙の種類により黒
の印字濃度が異なる場合であっても、正確にインク切れ
を検出することができる。また、後述する黒印字部の中
に白数字を入れても最低一箇所の全黒印字の部分のサン
プリングが確保されていれば、正しく判定することがで
きる。また、センサー感度又は出力バラツキに対しても
許容値を大きくすることができるので、センサーの選別
等を不要にすることができ、安価な検出器を用いること
ができる。
【0019】次に、本発明(請求項2)においては、イ
ンク切れ判定用黒マークを、黒マークの周囲に白濃度を
検出するのに充分な面積の白字部が設定されてなるよう
に構成してもよく、この場合、印字データとして全黒デ
ータが記録される場合であっても、インク切れ判定用マ
ークの周囲をある程度の面積を無印字とすることによ
り、判定位置を明確にして印字位置を自由に設定するこ
とができる他、インクの湿気による記録紙の歪みを防止
してインク切れ判定用の黒マークの濃度を正確に検出す
ることができる。
【0020】また、本発明(請求項3)においては、イ
ンク切れ判定用黒マークを、黒印字の部分に印刷枚数を
示す数字を白抜きにし、どの数字においても黒濃度レベ
ルが一定であるように設定されなるように構成してもよ
く、この場合、インク切れ判定用の黒マークは記録デー
タとしては不要なデータであるが、インク切れ判定用の
黒マークの内部を印刷枚数の数字を白抜きにすることに
より、必要なデータとすることができる。
【0021】また、本発明(請求項4)においては、イ
ンク切れを判定した時に、印刷枚数の数字を再びその次
の印字ページより1から始めるように構成してもよく、
この場合、インクカートリッジでの使用枚数をユーザー
が容易に知ることができるので、インクカートリッジの
交換時期を容易に推測することができる。ここで、上記
請求項2〜4の発明は、具体的には図6(a)、(b)
に示す如く、白字部15と黒印字部16から成り、請求項1
の上記実施例でのサンプリングが少なくとも黒印字部と
白字部の各一点ずつで行われる大きさでなければならな
い。白字部15は、インクの湿気による記録紙のしわ防止
や、判定位置を明確にしている。また、白字部15を作る
ことにより、判定用マークの印字位置も自由に設定でき
る他、黒印字部16は、数字を白抜きすることによりペー
ジマーク17又は印刷枚数18を兼ねている。
【0022】また、上記請求項4の発明では、黒印字中
の白抜き数字は、インクエンドと検出した時、又はイン
クエンドと検出した後、ユーザーがインクカートリッジ
交換動作をしたと予測できる信号、例えばカーバーオー
プン等の信号を検知した時にリセットされて再び1より
始める。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、記録紙の種類による反
射率や濃度が異なる場合であっても正確にインク切れを
検出することができる他、インク切れ判定用の黒マーク
の周囲をある程度の面積を無印字とすることにより、判
定位置を明確にすることができるとともに、インクの湿
気による記録紙の歪みを防止することができ、しかも、
インク切れ判定用の黒マークの内部に印刷枚数の数字を
白抜きにして印刷枚数を記録させることにより、インク
切れ判定用の黒マークを必要な記録データにすることが
でき、更には、ユーザーにトータル印字枚数を知らせる
ことにより、インクカートリッジの交換時期を事前に予
測することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に則したインクジェット記録
装置のインク切れ検出装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】印字データをインク切れ判定用黒マークが印字
された記録紙の点線矢印A上を検出して行く様子を示す
図である。
【図3】図2の場合の出力電圧を示す図である。
【図4】3種類の記録紙を図2に示す如くインク切れ判
定用マークを印字して点線A上を検出した場合の出力電
圧を示す図である。
【図5】インク切れの判定方法を示すフローチャートで
ある。
【図6】本発明に適用できるインク切れ検出装置を説明
する図である。
【符号の説明】
1 インク切れ検出装置 2 CPU 3 インクジェット記録装置 4 インク濃度検出部 5 メモリ 6 インク切れ表示部 7 反射型フォトセンサ 8a、8b 固定抵抗器 9 A/Dコンバータ 10 バス 11 黒マーク 12 記録紙 15 白字部 16 黒印字部 17 ページマーク 18 印刷枚数

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インクジェット記録装置のインク切れ検出
    装置において、記録紙に印字すべきデータを印字中に、
    該記録紙の任意の場所に全黒又は全黒に近いある程度の
    大きさの黒マークを該記録紙に印字する黒マーク印字手
    段と、該黒マーク印字手段による黒マークの印字濃度と
    無印字部分で白字部の紙の白濃度とを検出する濃度検出
    手段と、該濃度検出手段により検出した黒マークの印字
    濃度と白部分の濃度とを比較する濃度比較手段と、該濃
    度比較手段により比較した比較結果に基づいてインクジ
    ェット記録装置がインク切れか否かを判定するインク切
    れ判定手段とを有することを特徴とするインクジェット
    記録装置のインク切れ検出装置。
  2. 【請求項2】前記インク切れ判定手段の判定用黒マーク
    は、該黒マークの周囲に前記白濃度を検出するのに充分
    な面積の白字部が設定されてなることを特徴とする請求
    項1記載のインクジェット記録装置のインク切れ検出装
    置。
  3. 【請求項3】前記インク切れ判定手段の判定用黒マーク
    は、黒印字の部分に印刷枚数を示す数字を白抜きにし、
    何の数字においても黒濃度レベルが一定であるように設
    定されてなることを特徴とする請求項1記載のインクジ
    ェット記録装置のインク切れ検出装置。
  4. 【請求項4】インク切れを判定した時に、前記印刷枚数
    の数字を再びその次の印字ページより1から始める設定
    手段を有することを特徴とする請求項3記載のインクジ
    ェット記録装置のインク切れ検出装置。
JP4343783A 1992-12-24 1992-12-24 インクジェット記録装置のインク切れ検出装置 Pending JPH06191048A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020006520A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ノズルの吐出異常検出方法及び装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020006520A (ja) * 2018-07-03 2020-01-16 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ノズルの吐出異常検出方法及び装置

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