JPH06189876A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Publication number
JPH06189876A
JPH06189876A JP34705592A JP34705592A JPH06189876A JP H06189876 A JPH06189876 A JP H06189876A JP 34705592 A JP34705592 A JP 34705592A JP 34705592 A JP34705592 A JP 34705592A JP H06189876 A JPH06189876 A JP H06189876A
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JP
Japan
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setting
operated
electric blower
signal
vacuum cleaner
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JP34705592A
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English (en)
Inventor
Noriaki Senda
典明 千田
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指がオン・オフ操作部に誤って触れても電動
送風機が停止したり作動したりしない電気掃除機を提供
する。 【構成】 電動送風機11のオン・オフを行なうオン・
オフ操作部21と、電動送風機11を所定の駆動状態に
設定する設定操作部22〜24とを備えた電気掃除機に
おいて、操作部21によりオン・オフ信号を出力し続け
るオン・オフ信号出力手段R1と、設定操作部22〜2
4により設定操作信号を出力し続ける設定信号出力手段
R2〜R4と、設定信号が所定時間出力されたときその操
作を認識する設定認識手段43と、オン・オフ信号が前
記所定時間より長い期間出力されたときその操作を認識
するオン・オフ認識手段43と、それらの認識により電
動送風機11のオン・オフや駆動状態をその設定状態に
する制御手段43とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気掃除機本体に接
続されるホースの手元操作部に、オン・オフ操作部と、
電動送風機または吸込口体の駆動装置を所定の駆動状態
に設定する設定操作部を設けた電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電気掃除機として図14に示
すものが知られている。図14において、1は電動送風
機2を備えた電気掃除機本体で、この電気掃除機本体1
には手元操作部3を備えたホース4が接続されている。
ホース4には延長管5を介して吸込口体6が接続されて
おり、吸込口体6にはパワーブラシ(図示せず)を回転さ
せるモータ7が設けられている。
【0003】手元操作部3には、手元側から電動送風機
2をオン・オフさせるオン・オフ操作部3aと、電動送
風機2の強弱を設定する強弱設定操作部3b,3cと、ブ
ラシモータ7をオン・オフさせるモータ操作部3dとが
この順で設けられている。
【0004】掃除を行なうには、手元操作部3の把手部
8を片方の手で握り、握った手の指で各操作部3a〜3d
を操作すればよい。そして、それら操作による出力信号
が所定時間出力され続けるとその操作を認識して電動送
風機2のオン・オフ、電動送風機2の強弱の設定、ブラ
シモータ7のオン・オフ等が行なわれる。
【0005】このような、従来のものでは、オン・オフ
操作部の操作がなされたことを認識するための時間と、
モータ操作部や強弱設定操作部の操作がなされたことを
認識するための時間とが同一であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電気掃除機
を使用するにあたって、各操作部が操作されてからその
操作に対応した動作が開始されるまでの時間、すなわ
ち、操作部の操作がなされたことを認識するための時間
は短い方が好ましい。これは使用者の意志に応じて速や
かに動作開始されるからである。しかし、オン・オフ操
作に関しては認識すための時間が短いと以下の問題が生
じる。
【0007】すなわち、指がオン・オフ操作部3aに少
し触れただけでも電動送風機2が停止してしまうので、
掃除が頻繁に中断してしまう。
【0008】また、逆に電動送風機2の停止中に誤って
指が触れると突然電動送風機2が作動し出してしまう。
【0009】なおモータ操作部や強弱設定操作部は誤っ
て操作されても掃除が中断されてしまうことはないので
大きな問題とはならない。
【0010】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、指がオン・オフ操作部に誤って触
れても電動送風機が停止したり作動したりせず、他の操
作部の操作による動作は速やかに行うことのできる電気
掃除機を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、電気掃除機本体に設けた電動送風機
と、前記電気掃除機本体に接続される手元操作部に設け
られ前記電動送風機のオン・オフを行なうオン・オフ操
作部と、前記手元操作部に設けられ前記電動送風機また
は前記ホースに接続される吸込口体に設けた駆動装置を
所定の駆動状態に設定する設定操作部とを備えた電気掃
除機において、前記オン・オフ操作部が操作されている
間オン・オフ信号を出力するオン・オフ信号出力手段
と、前記設定操作部が操作されている間設定操作信号を
出力し続ける設定信号出力手段と、前記設定信号が所定
時間出力され続けたとき、前記設定操作部が操作された
ことを認識する設定認識手段と、前記オン・オフ信号が
前記所定時間より長い期間出力されたとき、前記オン・
オフ操作部が操作されたことを認識するオン・オフ認識
手段と、前記設定認識手段やオン・オフ認識手段がそれ
ら操作を認識したとき、その認識に対応して前記電動送
風機のオン・オフと、前記駆動装置または電動送風機の
駆動状態をその設定状態にする制御手段とを備えている
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明は、上記構成により、オン・オフ操作
部が操作されている間オン・オフ信号出力手段がオン・
オフ信号を出力し、設定操作部が操作されている間設定
信号出力手段が設定操作信号を出力し、設定信号が所定
時間以上出力され続けていると設定認識手段が設定操作
部が操作されたことを認識し、オン・オフ信号が前記所
定時間より長い期間出力され続けているとオン・オフ認
識手段がオン・オフ操作部が操作されたことを認識し、
前記設定認識手段やオン・オフ認識手段がそれら操作を
認識したとき、その認識に対応して制御手段が電動送風
機をオン・オフさせたり、駆動装置または電動送風機の
駆動状態を制御する。
【0013】
【実施例】以下、この発明に係わる電気掃除機の実施例
を図面に基づいて説明する。
【0014】図1において、10は電気掃除機本体で、
この本体10内には電動送風機11や集塵フィルタ12
等が設けられている。13は掃除機本体10に接続され
るホース、14は延長管15を介してホース13に接続
される吸込口体であり、吸込口体14には図示しない回
転ブラシとこの回転ブラシを回転させるブラシモータ1
6等が設けられている。
【0015】ホース13には手元操作部20が設けられ
ており、この手元操作部20には、図2に示すように、
手元側から電動送風機11をオン・オフさせるオン・オ
フ操作部21と、電動送風機11のパワーをダウンさせ
ていくダウン操作部22と、そのパワーをアップさせる
アップ操作部23と、ブラシモータ16を操作するブラ
シ操作部24とが設けられている。25は把手部であ
る。
【0016】図3は電気掃除機本体10に設けられた制
御系の構成を示したブロック図であり、31は電動送風
機11に流れる電流を制御するトライアック、32はブ
ラシモータ16に流れる電流を位相制御するトライアッ
ク、40は各トライアック31,32の動作を制御する
制御装置、Eは交流電源である。
【0017】この制御装置40は、図4に示すように、
交流電源Eの交流電圧を所定の直流電圧に変換する直流
電源回路41と、交流電源Eのゼロクロス点を検出して
ゼロクロスパルスKを出力するゼロクロス回路42と、
各操作部21〜24の操作に応じてゲート信号G1,G2
を出力するマイクロコンピュータ43と、そのゲート信
号G1,G2によりトライアック31,32のゲートにゲー
ト電流を流すドライバ44,45と、基準電圧を出力す
る基準電圧発生回路46と、各操作部21〜24の操作
等を検出するための比較器47等とを備えている。
【0018】比較器47は、非反転入力端子に入力され
る電圧Vaが反転入力端子に入力される電圧Vbより大き
いときHレベルの信号を出力し、その電圧VaがVbより
小さくなるとLレベルの信号を出力するものである。
【0019】マイクロコンピュータ43およびトライア
ック31,32は、電動送風機11とブラシモータ16
のオン・オフと、電動送風機11の出力を制御する制御
手段として機能するようになっている。
【0020】また、図4において、Ra〜Reはマイクロ
コンピュータ43に内蔵された切換スイッチSa〜Seに
それぞれ直列接続された抵抗、R1〜R4は各操作部21
〜24にそれぞれ直列接続された抵抗、R5はホース1
3の接続を検出するための抵抗である。そして、抵抗R
1がオン・オフ操作部21が操作されている間オン・オ
フ信号を出力するオン・オフ信号出力手段として機能す
る。また、抵抗R2〜R4が操作部22〜24が操作され
ている間設定信号を出力する設定信号出力手段として機
能する。
【0021】マイクロコンピュータ43は、ゼロクロス
回路42がゼロクロスパルスKを出力すると所定時間経
過後に切換スイッチSa〜Seを順次オンしていく。この
切換スイッチSa〜Seが順次オンされていくと、図5に
示すように比較器47の非反転入力端子の電圧VaがVa
0からVa5まで順次低下していくものである。
【0022】他方、比較器47の反転入力端子に入力さ
れる電圧Vbは、基準電圧発生回路46と操作部21〜
24の操作によって決定されるものである。例えば、ホ
ース13が未接続の場合、電圧Vbは直流電源41から
切り離されているので前記電圧Va5より小さい電圧Vb6
に設定される。ホース13が接続された場合には、抵抗
R5と基準電圧発生回路46とで決定され、電圧Vbは前
記Va5より大きく電圧Va4より小さい電圧Vb5に設定さ
れる。
【0023】オン・オフ操作部21が操作された際に
は、電圧Vbは抵抗R1,R5と基準電圧発生回路46とで
決定され、その電圧Vbは前記電圧Va4より大きく電圧
Va3より小さい電圧Vb4に設定されている。ダウン操作
部22が操作された際には、電圧Vbは抵抗R2,R5と基
準電圧発生回路46とで決定され、電圧Vbは前記電圧
Va3より大きく電圧Va2より小さい電圧Vb3に設定され
ている。
【0024】アップ操作部23が操作された際には、電
圧Vbは抵抗R3,R5と基準電圧発生回路46とで決定さ
れ、電圧Vbは前記電圧Va2より大きく電圧Va1より小
さい電圧Vb2に設定されている。ブラシ操作部24が操
作された際には、電圧Vbは抵抗R4,R5と基準電圧発生
回路46とで決定され、電圧Vbは前記電圧Va1より大
きく電圧Va0より小さい電圧Vb1に設定されている。電
圧Vcは、非反転入力端子に入力されるノイズおよび比
較器47の閾値を考慮してVa0より大きい電源電圧より
大きい値に設定されている。
【0025】マイクロコンピュータ43は、ゼロクロス
パルスKが出力される毎に且つその出力時から所定時間
経過後に切換スイッチSa〜Seを順次オンしていき、こ
の際の比較器47が出力する信号によってどの操作部2
1〜24が操作されたかの判断と、ホース13が接続さ
れているかの判断をする。例えば、ホース13が接続さ
れていてオン・オフ操作部21が操作された場合には、
比較器47の反転入力端子に入力される電圧VbはVb4
に設定されるので、比較器47の出力信号はt1〜t6の
期間で「HHHHLL」となる。
【0026】t1〜t6期間における比較器47の出力信
号と、操作部21〜24の操作状態等との関係を表わし
た真理表を図7に示す。ここで、ホース13が抜かれた
状態のときをモード0、ホース13が接続され且つ操作
部21〜24が操作されてないときをモード1、ホース
13が接続されていてオン・オフ操作部21が操作され
たときをモード2、ホース13が接続されていてダウン
操作部22が操作されたときをモード3、ホース13が
接続されていてアップ操作部23が操作されたときをモ
ード4、ホース13が接続されていてブラシ操作部24
が操作されたときをモード5、ノイズ状態のときをモー
ド6と決める。
【0027】次に、上記のように構成される制御装置4
0の動作を図8〜図13に示すフロー図を参照しながら
説明する。
【0028】掃除機本体10に設けた図示しないコード
を電源に接続すると、ステップ1ではZ2〜Z5=0,P
=0,a〜c=0に設定される。ステップ2ではゼロク
ロス回路42が出力するゼロクロスパルスKを読取り、
ステップ3ではゼロクロスパルスKを読み取ったか否か
が判断される。ノーであればステップ3に戻りゼロクロ
スパルスを読み取るまでこの動作が繰り返し行なわれ
る。
【0029】ゼロクロスパルスを読み取ってイエスと判
断されるとステップ5へ進む。ステップ5では、モード
が「0」であるか否かが判断される。つまり、ホース1
3の接続が外れたか否かが判断される。イエス、つまり
ホース13が外れたと判断されると、ステップ6でTに
1が加えられ、ステップ7でTが100になったか否
か、すなわち1秒経過したか否かが判断される。
【0030】ノーであればステップ2へ戻り、イエスで
あればステップ8でP=0,a=0,c=0,T=0に設
定され、ステップ2へ戻る。すなわち、ホース13の接
続が外れた場合、ホース13が接続されるまでステップ
2〜ステップ8の動作を繰り返し行なわせて次の動作に
進まないようにしている。また、ステップ2〜8では、
電動送風機11が動作しているときにホースが外れた場
合、1秒後に電動送風機11を停止させるものである。
【0031】ステップ5でノーと判断されると、すなわ
ちホース13が外れていないと判断されると、ステップ
9ではモードが「1」であるか否かが判断される。つま
り、操作部21〜24が操作されたか否かが判断され
る。
【0032】操作部21〜24が操作されていない場
合、イエスと判断されてステップ10でT=0,C=
1、すなわちモードを「1」に確定してステップ2へ戻
る。そして、操作部21〜24が操作されるまで、ステ
ップ2〜ステップ5,ステップ9,ステップ10の動作が
繰り返し行なわれて待機する。
【0033】操作部21〜24が操作されると、ステッ
プ9ではノーと判断される。ステップ9Aでは、スイッ
チSa〜Seを順次オンしていき、このときの比較器47
の出力信号からモードが「1」であるか否かが判断され
る。ノーと判断されると、ステップ2へ戻りモードが
「1」になるまで、すなわち、ホース13が確実に接続
されるまでステップ2,3,ステップ5,ステップ9,9a
の動作が繰り返し行なわれる。
【0034】ステップ9Aでイエスと判断されると、ス
テップ11へ進む。そして、ステップ11では、モード
が2であるか否かが判断される。すなわち、オン・オフ
操作部21が操作されてたか否かが判断される。オン・
オフ操作部21が操作されると、イエスと判断される。
【0035】そして、ステップ12ではZ2に1が加算
され、Z3〜Z5=0が設定され、ステップ13でZ2=
15であるか否かが判断される。すなわち、オン・オフ
操作部21が150m秒操作され続けたか否かが判断さ
れる。ノーであればステップ2へ戻り、Z2=15とな
るまでステップ2,3,ステップ5,ステップ9,9A,ス
テップ11〜ステップ13の動作が繰り返し行なわれ
る。
【0036】ここで、ゼロクロスパルスKは電源Eが5
0Hzの場合10m秒毎に出力されるので、比較器47の
出力信号から行なうモード判断は10m秒毎に行なうこ
とになる。したがって、Z2の値はモード2を判断した
回数と操作部21が操作されている時間を示すことにな
る。以下、同様に、Z3,Z4,Z5の値はモード3,4,5
の判断した回数と操作部22〜24が操作されている時
間を示すことになる。
【0037】そして、Z2=15となると、つまり、オ
ン・オフ操作部21が150m秒操作され続けると、ス
テップ13でイエスと判断され、ステップ14に進み、
図10に示すオン・オフ処理ルーチンへ移行する。
【0038】図10において、ステップ40では、a=
0か否かが判断される。つまり、ここではオン・オフ操
作部21がオフ操作されたかオン操作されたのかが判断
される。ステップ1でa=0にすでに設定されているの
で、イエスと判断される。すなわち、オン操作であると
判断する。なお、aの値はオン操作かオフ操作かを示す
もので、a=0のときオン操作を示し、a=1のときオ
フ操作を示す。
【0039】このように、マイクロコンピュータ43
は、オン・オフ操作部21が所定時間以上操作される
と、その操作を認識するオン・オフ認識手段としての機
能を有している。
【0040】ステップ41では、P=3に設定し電動送
風機11を駆動させる。Pは電動送風機11のパワーの
強さを示すもので、ここでは5段階のうち3に設定する
ものである。ステップ42ではa=1に設定し、ステッ
プ14へ戻る。
【0041】ステップ40でノーと判断されると、すな
わち、オフ操作であると判断されるとステップ43で電
動送風機11がオフされてP=0に設定される。ステッ
プ44ではa=0,b=0に設定され、ブラシモータ1
6の動作が停止されてステップ14へ戻り、ステップ1
5でZ2=0が設定されてステップ2へ戻る。
【0042】このように、ステップ13では、オン・オ
フ操作部21が150m秒上操作され続けた場合にイエ
スと判断してオン・オフ処理ルーチンへ移行するもので
あり、その操作部21の操作が150m秒以下の場合に
は、すなわち、誤ってオン・オフ操作部21に指が少し
触れた場合には、オン・オフ処理ルーチンへ移行しない
ので、掃除中に誤ってオン・オフ操作部21に指が触れ
ても電動送風機11の駆動が停止されて掃除が中断され
たり、電動送風機11の停止中に指が誤ってオン・オフ
操作部21に触れても電動送風機11が突然作動したり
することは防止されることとなる。
【0043】また、オン・オフ操作部21を操作する際
に、指が操作部21に2回触れてしまった場合でも、2
回目の触れが150m秒以上であれば電動送風機11の
駆動や停止を確実に行なうことができる。ちなみに、従
来のものでは、操作部に指が2回触れると、例えば、電
動送風機を停止させるつもりで操作部に指が2回触れて
しまった場合、一回目の触れで電動送風機が停止するが
2回目の触れで電動送風機を駆動させてしまう。結局、
電動送風機を停止させるつもりが、電動送風機を駆動さ
せてしまうという不具合が生じることになる。この実施
例では、このようなことが防止される。
【0044】ステップ11でノーと判断されると、ステ
ップ16ではモードが3であるか否かが判断される。つ
まり、ダウン操作部22が操作されたか否かが判断され
る。ダウン操作部22が操作されるとイエスと判断さ
れ、ステップ17ではZ3に1が加算され、Z2,Z4,Z5
が0に設定し直される。
【0045】ステップ18では、Z3=3であるか否か
が判断される。すなわち、ダウン操作部22が30m秒
操作され続けているか否かが判断される。ノーであれば
ステップ2へ戻り、Z2=3となるまでステップ2,3ス
テップ5,ステップ9,9a,ステップ11,ステップ16
〜18の動作が繰り返し行なわれる。
【0046】Z2=3になると、つまり、ダウン操作部
22が30m秒操作され続けるとステップ18でイエス
と判断され、ステップ19へ進む。
【0047】ステップ19では、図11に示す低下処理
ルーチンへ移行する。図11において、ステップ50は
Pが2以上であるか否かが判断される。ノーと判断され
ると、ステップ19へ戻り、イエスと判断されるとステ
ップ51でPから1が減算された値に設定される。
【0048】そして、そのPの値に対応したゲート信号
G1がマイクロコンピュータ43から出力され、ドライ
バ44を介してトライアック31の位相制御が行なわれ
て電動送風機11の出力が低下されステップ19へ戻
る。ステップ19では、Z3=0が設定されてステップ
2へ戻る。
【0049】ステップ16でノーと判断されると、ステ
ップ20でモードが4であるか否かが判断される。すな
わち、アップ操作部23が操作されたか否かが判断され
る。アップ操作部23が操作されるとイエスと判断さ
れ、ステップ21でZ4に1が加算され、Z2,Z3,Z5=
0が設定される。
【0050】そして、ステップ22でZ4=3であるか
否かが判断される。すなわち、アップ操作部23が30
m秒操作され続けているか否かが判断される。ノーであ
ればステップ2へ戻り、Z2=3となるまでステップ2,
3ステップ5,ステップ9,9A,ステップ11,ステップ
16,ステップ20〜22の動作が繰り返し行なわれ
る。
【0051】Z4=3になると、つまり、アップ操作部
23が30m秒操作され続けるとステップ22でイエス
と判断され、ステップ23へ進む。
【0052】ステップ23では、図12に示す増大処理
ルーチンへ移行する。図12において、ステップ60で
はPが4以下であるか否かが判断される。ノーと判断さ
れると、ステップ23へ戻り、イエスと判断されるとス
テップ61でPに1が加算された値に設定される。そし
て、そのPの値に対応したゲート信号G1がマイクロコ
ンピュータ43から出力され、ドライバ44を介してト
ライアック31の位相制御が行なわれて電動送風機11
の出力が増加されてステップ23へ戻る。そして、ステ
ップ24でZ4=0が設定されてステップ2へ戻る。
【0053】ステップ20でノーと判断されると、ステ
ップ25でモードが5であるか否かが判断される。すな
わち、ブラシ操作部24が操作されたか否かが判断され
る。ブラシ操作部24が操作されるとイエスと判断さ
れ、ステップ26でZ5に1が加算され、Z2〜Z4=0
が設定される。
【0054】そして、ステップ27でZ5=3であるか
否かが判断される。すなわち、ブラシ操作部24が30
m秒操作され続けているか否かが判断される。ノーであ
ればステップ2へ戻り、Z5=3となるまでステップ2,
3ステップ5,ステップ9,9A,ステップ11,ステップ
16,ステップ20,ステップ25〜27の動作が繰り返
し行なわれる。
【0055】そして、Z5=3になると、つまり、ブラ
シ操作部24が30m秒操作され続けるとステップ27
でイエスと判断され、ステップ28へ進む。すなわち、
マイクロコンピュータ43は、操作部22〜24が所定
時間操作されるとその操作を認識する設定認識手段とし
ての機能を有している。
【0056】ステップ28では、図13に示すパワーブ
ラシ処理ルーチンへ移行する。図13において、ステッ
プ70ではa=0であるか否かが判断される。つまり、
ここでは、電動送風機11が駆動されているか否かが判
断され、駆動されている場合、ステップ42でa=1が
設定されているので、ステップ70ではノーと判断され
る。
【0057】電動送風機11が駆動されていない場合に
は、ステップ1でa=0と設定された状態のままなの
で、ステップ70ではイエスと判断される。そして、電
動送風機11が停止されている場合には、ステップ71
でP=3に設定して電動送風機11を駆動させる。
【0058】ステップ72では、b=0か否かが判断さ
れる。すなわち、ブラシ操作部24がオン操作されたの
かオフ操作されたのかが判断される。ステップ1でb=
0にすでに設定されているので、イエスと判断される。
すなわち、オン操作であると判断される。ステップ73
では、マイクロコンピュータ43がゲート信号G2を出
力してブラシモータ16を駆動させるとともにb=1が
設定される。
【0059】このbの値はブラシ操作部24の操作がオ
ン操作かオフ操作かを示すもので、b=0がオン操作を
示し、b=1がオフ操作を示す。
【0060】ステップ72で、ノーと判断されるとステ
ップ74でブラシモータ16の駆動が停止されるととも
に、b=0が設定される。ステップ75ではa=1が設
定されてステップ28へ戻る。ステップ29では、Z5
=0が設定されてステップ2へ戻る。
【0061】ステップ25でノーと判断されると、すな
わちモード6であると判断されると、ステップ30でZ
2〜Z5=0が設定されてステップ2へ戻る。
【0062】このように、ステップ18,22,27で操
作部22〜24が150m秒より短い時間である30m秒
操作し続けた場合に、低下処理ルーチン,増大処理ルー
チン,パワーブラシ処理ルーチンへ移行するので、その
操作性はよいものとなる。つまり、ダウン操作部22,
アップ操作部23,ブラシ操作部24が操作されてから
その操作部22〜24の操作がなされたことを認識する
ための時間が短く、操作されてから速やかに電動送風機
11の強弱やブラシモータ16の駆動・停止などが行わ
れるので、その操作性はよいものとなる。
【0063】上記実施例では、通常のタイプの電気掃除
機に適用した場合について説明したが、アップライト型
の電気掃除機にも適用できることは勿論である。また、
手元操作部に畳用スイッチや絨毯用スイッチが設けられ
ていて、これらスイッチの操作に応じて自動的に電動送
風機の強度を調整するようになっている電気掃除機にも
適用できる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、オン・オフ操作部が操作されている間オン・オフ信
号を出力し続けるオン・オフ信号出力手段と、設定操作
部が操作されている間設定操作信号を出力し続ける設定
信号出力手段と、前記設定信号が所定時間出力され続け
ているとき、前記設定操作部が操作されたことを認識す
る設定認識手段と、前記オン・オフ信号が前記所定時間
より長い期間出力され続けているとき、前記オン・オフ
操作部が操作されたことを認識するオン・オフ認識手段
と、前記設定認識手段やオン・オフ認識手段がそれら操
作を認識したとき、その認識に対応して前記電動送風機
のオン・オフと、前記駆動装置または電動送風機の駆動
状態をその設定状態にする制御手段とを備えたものであ
るから、誤ってオン・オフ操作部に指が少し触れた場合
には、オン・オフ認識手段がその触れを認識しないこと
になるので、掃除中に誤ってオン・オフ操作部に指が触
れても電動送風機の駆動が停止されて掃除が中断された
り、電動送風機の停止中に指が誤ってオン・オフ操作部
に触れても電動送風機が突然作動したりすることは防止
される。
【0065】また、オン・オフ操作部を操作する際に、
指が操作部に2回触れてしまった場合でも、2回目の触
れが所定時間より長い期間触れていれば電動送風機の駆
動や停止を確実に行なうことができ、従来のように、例
えば電動送風機を停止させるつもりが、2回触れること
により電動送風機を駆動させてしまうという不具合が生
じることはない。また、他の操作部が操作されているこ
とを認識する時間が短いので、他の操作部の操作による
動作は速やかに行うことができ、操作性はよいものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる電気掃除機を示した斜視図、
【図2】ホースの手元操作部を示した拡大斜視図、
【図3】電気掃除機の制御系の構成を示したブロック
図、
【図4】制御装置の構成を示したブロック図、
【図5】制御装置の動作を示したタイムチャート、
【図6】比較器の反転入力端子と非反転入力端子に入力
する電圧の関係を示したタイムチャート、
【図7】比較器が出力する信号と操作部の操作状態等と
の関係を示した真理表、
【図8】マイクロコンピュータの動作を示したフロー
図、
【図9】マイクロコンピュータの動作を示したフロー
図、
【図10】オン・オフ処理の動作を示したフロー図
【図11】低下処理の動作を示したフロー図、
【図12】増大処理の動作を示したフロー図、
【図13】パワーブラシ処理の動作を示したフロー図
【図14】従来の電気掃除機を示した斜視図である。
【符号の説明】 11 電動送風機 21 オン・オフ操作部 22 ダウン操作部(設定操作部) 23 アップ操作部(設定操作部) 24 ブラシ操作部(設定操作部) 31 トライアック 32 トライアック 43 マイクロコンピュータ R1 抵抗(オン・オフ信号出力手段) R2 抵抗(操作信号出力手段) R3 抵抗(操作信号出力手段) R4 抵抗(操作信号出力手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気掃除機本体に設けた電動送風機と、
    前記電気掃除機本体に接続される手元操作部に設けられ
    前記電動送風機のオン・オフを行なうオン・オフ操作部
    と、前記手元操作部に設けられ前記電動送風機または前
    記ホースに接続される吸込口体に設けた駆動装置を所定
    の駆動状態に設定する設定操作部とを備えた電気掃除機
    において、 前記オン・オフ操作部が操作されている間オン・オフ信
    号を出力するオン・オフ信号出力手段と、 前記設定操作部が操作されている間設定操作信号を出力
    し続ける設定信号出力手段と、 前記設定信号が所定時間出力され続けたとき、前記設定
    操作部が操作されたことを認識する設定認識手段と、 前記オン・オフ信号が前記所定時間より長い期間出力さ
    れたとき、前記オン・オフ操作部が操作されたことを認
    識するオン・オフ認識手段と、 前記設定認識手段やオン・オフ認識手段がそれら操作を
    認識したとき、その認識に対応して前記電動送風機のオ
    ン・オフと、前記駆動装置または電動送風機の駆動状態
    をその設定状態にする制御手段とを備えていることを特
    徴とする電気掃除機。
JP34705592A 1992-12-25 1992-12-25 電気掃除機 Pending JPH06189876A (ja)

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