JPH06142019A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JPH06142019A
JPH06142019A JP29334892A JP29334892A JPH06142019A JP H06142019 A JPH06142019 A JP H06142019A JP 29334892 A JP29334892 A JP 29334892A JP 29334892 A JP29334892 A JP 29334892A JP H06142019 A JPH06142019 A JP H06142019A
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JP
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electric blower
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threshold
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JP29334892A
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Noriaki Senda
典明 千田
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Toshiba TEC Corp
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Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数を増加することなく電動送風機を特
定の駆動状態に容易に制御できる電気掃除機を提供す
る。 【構成】 制御手段25は、出力強弱設定用のボタン14を
操作しながら操作手段26を設けたホース体を電気掃除機
本体に接続する。出力強弱設定用のボタン14の操作によ
る閾値i4 を検出した後、同一の閾値i4 を検出した
際、電動送風機Fを最大出力に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作手段により設定さ
れた状態で電動送風機を制御する電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は、電気掃除
機本体に電動送風機およびこの電動送風機を制御する制
御手段を設け、この電気掃除機本体に接続されたホース
などの手許に、制御手段から伝送線を介して電動送風機
の起動や停止、電動送風機の出力の増加や減少などの複
数の操作部を有する操作手段を設けている。
【0003】そして、操作手段の目的の操作部の操作に
より、例えば電流値を制御し、制御手段で操作手段の電
流値を検出し、あらかじめこの制御手段に設定されてい
る閾値に基づいて、電動送風機の起動や停止、電動送風
機の出力の増加や減少、その他の制御を行う構成が採ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成の電気掃除機において、例えば、操作手段が
「強」、「中」、「弱」の設定用の操作部からなり
「強」が設定された場合、集塵量が少ないなど吸込力が
減少していない通常の時には、騒音や省電力化などを考
慮して電動送風機の出力を制限して最大出力とならない
ように設定され、また、集塵量の増大などにより吸込力
が低下した時には、電動送風機が最大出力となるように
設定されている。このため、工場出荷前の製品検査の際
に、電動送風機の最大出力などの検査を行う場合、集塵
量が増大した状態、すなわち、風量が減少した状態に設
定した後に検査を行わなければならない。従って、検査
作業が煩雑であるとともに、正確な検査結果が得られに
くいなどの問題がある。
【0005】また、別途検査用の操作部を設けること
は、部品点数が増大するとともに、製造性が低下し、製
造コストが増大する問題がある。
【0006】また、掃除の際に、誤って検査用の操作部
の操作により電動送風機などが検査用の駆動状態とな
り、掃除作業性が損なわれるおそれもある。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、部品点数を増加することなく電動送風機を特定の駆
動状態に制御することが容易に行える電気掃除機を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の電気掃除機は、
電動送風機が設けられた本体と、この本体に着脱自在に
接続されたホース体と、このホース体に設けられ前記電
動送風機の状態を設定される状態に従って異なる信号を
供給する操作手段と、この操作手段から供給された信号
に従って前記電動送風機を所定の駆動状態に制御する制
御手段とを備え、前記制御手段は、前記ホース体が前記
本体に接続される際に前記操作手段からの信号を検出し
た後、前記操作手段からのいずれかの信号を検出した場
合、前記電動送風機を特定の駆動状態に制御するもので
ある。
【0009】
【作用】本発明の電気掃除機は、本体に着脱自在に接続
されるホース体に設けた操作手段から供給された信号に
従って、制御手段が本体に設けられた電動送風機を所定
の駆動状態に制御するとともに、ホース体を本体に接続
する際に操作手段からの信号を検出した後、さらに操作
手段からのいずれかの信号を検出した場合、電動送風機
を特定の駆動状態に制御するため、電動送風機を特定駆
動状態に制御可能に操作手段を形成するための部品を別
途必要とせず、部品点数を増加することなく電動送風機
を特定の駆動状態に制御し、製造性が向上するとともに
製造コストが低減する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の電気掃除機の一実施例を図面
を参照して説明する。
【0011】図2において、1は本体である電気掃除機
本体で、この電気掃除機本体1には、電動送風機Fが内
蔵され、この電動送風機Fに連通する吸込口2にホース
体3の基端が着脱自在に接続されている。また、吸込口
2には、開閉自在のシャッタ4が設けられ、さらに、シ
ャッタ4を閉塞した際に閉成する図示しない熱風運転用
スイッチが設けられている。そして、ホース体3の先端
には後方に向けて分岐された形状の手許操作部5が設け
られている。また、この手許操作部5の先端には、伸縮
自在の延長管6を介してパワーブラシBが配設された吸
込口体7が取り付けられている。
【0012】そして、手許操作部5は図3に示すよう
に、後方に向けて分岐され先端が自由端の部分が握り部
11となり、手許操作部5の上面は握り部11から延長管6
の方向に向けて停止設定用のボタン12、自動設定用のボ
タン13、出力強弱設定用のボタン14およびパワーブラシ
B用のボタン16が1列に順次並んで配設されている。
【0013】次に、図1を参照して、内部構成について
説明する。まず、電気掃除機本体1内に配設された電動
送風機F、および、吸込口体7内に配設されたパワーブ
ラシBは、それぞれ電力制御用のトライアック21,22を
介して商用交流電源Eに接続されている。そして、これ
らトライアック21,22のゲートには、電気掃除機本体1
内に内蔵された制御手段25が接続され、さらに、この制
御手段25には、手許操作部5に配設された各設定用のボ
タン12,13,14,16から構成される操作手段26が接続さ
れている。
【0014】さらに、制御手段25の一部および操作手段
26の具体的な回路は図4に示すようになっている。
【0015】この制御手段25は、操作手段26の入力開始
からの時間経過を管理する図示しないタイマおよび電流
値を電圧値に変換するI−V変換手段30、および、吸込
時の圧力H値を検知する図示しない圧力検知手段を有す
るマイクロコンピュータ31、操作手段26に電源を供給す
る電源供給手段32および操作手段26からの電流を検知す
る電流検知手段34を備えている。また、電源供給手段32
は、定電圧端子レギュレータ36およびコンデンサ37から
定電圧を出力する。そして、電流検知手段34は、抵抗4
6,47,48およびコンデンサ49,50にて構成され、操作
手段26の電流値を検知する。
【0016】さらに、制御手段25は、ホース体3に設け
られた2線伝送線51,52を介して、操作手段26に接続さ
れている。そして、この操作手段26は、2線伝送線51,
52間に、ホース体3の接続を検知する電流制限用の抵抗
56が直列に接続されている。また、抵抗56に対して並列
に、停止設定用のボタン12により操作される常開のスイ
ッチ57および抵抗58の直列回路、自動設定用のボタン13
により操作される常開のスイッチ59および抵抗60の直列
回路、出力強弱設定用のボタン14により操作される常開
のスイッチ61および抵抗62の直列回路、パワーブラシB
用のボタン16により操作される常開のスイッチ63および
抵抗64の直列回路が接続されている。なお、抵抗58,6
0,62,64の抵抗値は、それぞれ異なる抵抗値に設定さ
れている。
【0017】そして、マイクロコンピュータ31は、図5
(c)に示す閾値を有している。
【0018】この閾値は、単にホース体3が接続されて
いる状態の場合は閾値i1 、停止設定用のボタン12が操
作され常開のスイッチ57が閉成し抵抗58に電流が流れる
場合は閾値i1 よりやや大きい閾値i2 、自動設定用の
ボタン13が操作され常開のスイッチ59が閉成し抵抗60に
電流が流れる場合は閾値i2 よりやや大きい閾値i3
出力強弱設定用のボタン14が操作され常開のスイッチ61
が閉成し抵抗62に電流が流れる場合は閾値i3 よりやや
大きい閾値i4 、パワーブラシB用のボタン16が操作さ
れ常開のスイッチ63が閉成し抵抗64に電流が流れる場合
は閾値i4 よりやや大きい閾値i5 に設定される。さら
に、操作手段26が短絡した場合の電流値より大きな電流
値は、最端閾値i6 として従前の状態を維持するように
なっている。なお、シャッタ4が吸込口2を閉塞した際
に熱風運転用スイッチが閉成すると、自動設定用のボタ
ン13が操作された際に生じる閾値i3 と同じ閾値i3
生じるようになっている。
【0019】次に、図5および図7に示すタイムチャー
トおよび図6に示すフローチャートを参照して、具体的
な動作を説明する。
【0020】まず、図6に示すように、ホース体3の接
続時の出力強弱設定用の入力信号である閾値i4 を認識
しない旨であるa=0、ホース体3の接続時の出力強弱
設定用の入力信号である閾値i4 を認識した旨であるa
=1の後にホース体3の接続信号である閾値i1 を認識
しない旨であるb=0、自動設定用の入力信号と同じ熱
風運転用スイッチの閉成時の入力信号である閾値i3
認識しない旨であるc=0、出力強弱設定用の入力信号
である閾値i4 を認識しない旨であるn=0とし(ステ
ップ1)、電流検知手段34で操作手段26からの電流を読
み取り(ステップ2)、閾値i1 の電流の有無を検知し
て、ホース体3の接続の有無、および、各設定用のボタ
ン12,13,14,16の操作による入力信号の電流の有無を
検出する(ステップ3)。
【0021】そして、ステップ3で電流が閾値i1 でな
い場合には、2線伝送線51,52間が解放されホース体3
が外れている、もしくは、各設定用のボタン12,13,1
4,16が操作されながらホース体3が接続されたものと
判断し、出力強弱設定用の入力信号である閾値i4 であ
るか否かを判断する(ステップ4)。電流が閾値i4
ある場合には、ホース体3の接続時に出力強弱設定用の
ボタン14が操作されたものと判断し、閾値i4 を認識し
た旨であるa=1を設定して(ステップ5)、ステップ
2に戻り、電流が閾値i4 でない場合にはホース体3が
接続されていない、もしくは、他の電流が検出されたも
のと判断し、認識しない旨であるa=0,b=0を設定
して(ステップ6)、熱風運転用スイッチの閉成によっ
て発生する自動設定用の入力信号である閾値i3 である
か否かを判断する(ステップ7)。そして、電流が閾値
3 でない場合には、ホース体3が外れているか、他の
設定用のボタンが操作されたものと判断し、1秒後に電
動送風機Fを停止させるを設定を行い(ステップ8)、
出力強弱設定用のボタン14の操作による入力信号である
閾値i4 を認識しない旨であるn=0、および、自動設
定用の入力信号である閾値i3 を認識しない旨であるc
=0を設定して(ステップ9)、ステップ2に戻る。
【0022】また、ステップ7で電流が閾値i3 と判断
した場合には、熱風運転用スイッチの閉成による自動設
定用の入力信号である閾値i3 を認識しない旨であるc
=0であるか否かを判断し(ステップ10)、認識しない
旨であるc=0である場合には、シャッタ4が吸込口2
を閉塞し熱風運転用スイッチが閉成していると判断して
1秒後に熱風運転を行い(ステップ11)、認識した旨で
あるc=1を設定して(ステップ12)、ステップ2に戻
り、さらに、認識しない旨であるc=0でない、すなわ
ち、1度熱風運転が行われたことを認識した旨であるc
=1の場合は、ステップ2に戻る。
【0023】そして、ステップ3で電流が閾値i1 と判
断、すなわち、ホース体3が接続されていると判断した
場合には、ホース体3の接続時の出力強弱設定用の入力
信号である閾値i4 を認識した旨であるa=1であるか
否かを判断し(ステップ14)、認識した旨であるa=1
でない、すなわち、認識しない旨であるa=0の場合、
接続時に設定用のボタンが操作されていないと判断して
次に進み、認識した旨であるa=1である場合、すなわ
ち、図7(c)に示す閾値i4 を越え閾値i5以下であ
る場合、ホース体3の接続時の出力強弱設定用の入力信
号である閾値i4 を認識した旨であるa=1の後にホー
ス体3の接続信号である閾値i1 を認識した旨であるb
=1を設定して(ステップ15)、ホース体3の接続時の
出力強弱設定用の入力信号である閾値i4 を認識しない
旨であるa=0を設定して(ステップ16)、次に進む。
【0024】次に、停止設定用のボタン12の入力信号が
あるか否かを検出し(ステップ17)、すなわち、図5
(c)に示す閾値i1 を越え閾値i2 以下であるか否か
を判断し、閾値i1 を越え閾値i2 以下の場合は停止設
定用のボタン12が操作されたと判断し、図5(a),
(b)に示す電動送風機FおよびパワーブラシBを停止
させ(ステップ18)、出力強弱設定用の入力信号である
閾値i4 を認識しない旨であるn=0を設定して(ステ
ップ19)、ステップ2に戻る。
【0025】また、ステップ16で閾値i2 以下でないと
判断された場合は、自動設定用のボタン13の入力信号が
あるか否かを検出し(ステップ20)、すなわち閾値i2
を越え閾値i3 以下であるか否かを判断し、閾値i2
越え閾値i3 以下の場合は自動設定用のボタン13が操作
されたと判断し、電動送風機Fの出力を風量Qや吸込時
の圧力Hなどの変化、床面状態などに伴って自動に変化
させる自動動作を行い(ステップ21)、ステップ2に戻
る。なお、圧力Hの変化は、制御手段25の図示しない圧
力検知手段にて検知される。
【0026】次に、ステップ20で閾値i3 以下でないと
判断された場合は、出力強弱設定用のボタン14の入力信
号があるか否かを検出し(ステップ22)、すなわち閾値
3を越え閾値i4 以下であるか否かを判断し、閾値i
3 を越え閾値i4 以下の場合は出力強弱設定用のボタン
14が操作されたと判断し、ホース体3の接続時の出力強
弱設定用の入力信号である閾値i4 を認識した旨である
a=1の後にホース体3の接続信号である閾値i1 を認
識した旨であるb=1であるか否かを判断する(ステッ
プ23)。
【0027】そして、ステップ23で認識した旨であるb
=1の場合、電動送風機Fを特定の駆動状態に設定する
特別処理を行い(ステップ24)、ホース体3を抜かない
限り再び出力強弱設定用のボタン14の入力信号があって
も特別処理を行わないように、認識しない旨であるb=
0を設定して(ステップ25)、ステップ2に戻り、認識
した旨であるb=1でない、すなわち、認識しない旨で
あるb=0の場合、電動送風機Fの出力を増大および減
少させる出力強弱処理を行い(ステップ26)、ステップ
2に戻る。
【0028】また、ステップ22で閾値i4 以下でないと
判断された場合は、パワーブラシB用のボタン16の入力
信号があるか否かを検出し(ステップ27)、すなわち閾
値i4 を越え閾値i5 以下であるか否かを判断し、閾値
4 を越え閾値i5 以下の場合はパワーブラシB用のボ
タン16が操作されたと判断し、パワーブラシBを運転さ
せるパワーブラシBを作動させ(ステップ28)、ステッ
プ2に戻る。なお。パワーブラシB用のボタン16が操作
され、電動送風機Fが駆動されていない場合は、所定の
駆動状態で電動送風機Fも駆動する。
【0029】そして、ステップ27で閾値i5 以下でない
と判断された場合は、最端閾値であるとして、ステップ
2に戻り、ループを循環して待機状態になり、従前の動
作を維持する。
【0030】このように、最端閾値の場合は、従前の動
作を維持することにより、図5(c)の信号Nに示すよ
うに、外来ノイズ、操作手段26が短絡が生じた場合に
は、一般に最端閾値i6 に達するので、外来ノイズ、操
作手段26が短絡した場合にも誤動作が生じることなく従
前の動作を維持する。
【0031】そして、出力強弱処理の制御が選択された
場合には、図9に示すグラフに基づいて図8に示すフロ
ーチャートの動作を行う。なお、図9のグラフは、横軸
に電動送風機Fの駆動による風量Q、縦軸に吸込力P、
圧力H、位相制御角θを採り、電動送風機Fの最大出力
と強運転の出力との関係を図示したものである。
【0032】まず、出力強弱設定用の入力信号である閾
値i4 を認識しない旨であるn=0であるか否かを判断
し(ステップ31)、認識しない旨であるn=0の場合に
は、出力強弱設定用のボタン14が操作されていないと判
断して、電動送風機Fの出力を低減、例えば、30%程
度の出力となるように設定し(ステップ32)、出力強弱
設定用のボタン14の操作により閾値i4 を認識した旨で
あるn=1を設定して(ステップ33)、次に進む。
【0033】また、ステップ31で認識しない旨であるn
=0でない、すなわち、出力強弱設定用の入力信号であ
る閾値i4 を認識し、電動送風機Fの駆動状態が30%
程度である旨であるn=1の場合、制御手段25の圧力検
知手段にて検知された圧力Hが、図9に示すように、所
定の設定圧力H1 より大きいか否かを判断し(ステップ
34)、風路抵抗の上昇などにより圧力Hが設定圧力H1
より大きい場合には、図9中の点線で示すように、電動
送風機Fの出力を例えば最大出力(100%出力)とし
(ステップ35)、圧力Hが設定圧力H1 以下の場合に
は、電動送風機Fの出力を80%出力に設定する(ステ
ップ36)。そして、これら出力設定後に出力強弱設定用
のボタン14の操作により閾値i4 を認識しない旨である
n=0を設定して(ステップ37)、次に進む。
【0034】次に、電動送風機Fを特定の駆動状態に設
定する特別処理の制御が選択された場合には、図9に示
すグラフに基づいて図10に示すフローチャートの動作
を行う。
【0035】まず、圧力Hが図9に示すように所定の設
定圧力H1 より大きいか否かを判断し(ステップ41)、
風路抵抗の上昇などにより圧力Hが設定圧力H1 より大
きい場合には、図9中の点線で示すように、電動送風機
Fの出力を例えば最大出力(100%出力)とし(ステ
ップ42)、圧力Hが設定圧力H1 以下の場合には、電動
送風機Fの出力を80%出力に設定して(ステップ4
3)、次に進む。
【0036】なお、図11に示すように、設定出力H1
を、図9中の設定出力H1 より低い設定出力H2 とし、
設定出力H2 より大きいか否かを判断し(ステップ4
5)、圧力Hが設定圧力H2 以下の場合には、電動送風
機Fの出力を80%出力に設定し(ステップ46)、風路
抵抗などによる圧力上昇の割合が、例えば図9中の1点
鎖線で示すように、図10に示す実施例より低い時期に
例えば最大出力(100%出力)となるように設定して
(ステップ47)もできる。
【0037】さらに、図12に示すように、特別処理の
制御が選択された場合には、図9中の実線で示すよう
に、ただちに最大出力(100%出力)となるように設
定して(ステップ49)もできる。
【0038】このように、制御手段25は、電気掃除機本
体1に着脱自在に接続されるホース体3に設けた操作手
段26の各設定用のボタン12,13,14,16の操作により、
設定される状態毎に電気掃除機本体1に設けられた電動
送風機Fを所定の駆動状態に制御するとともに、出力強
弱設定用のボタン14を操作しながら操作手段26を設けた
ホース体3を電気掃除機本体1に接続すると、出力強弱
設定用のボタン14の操作による閾値i4 を検出し、その
後、同一の出力強弱設定用のボタン14の操作による閾値
4 を検出した場合、電動送風機Fを特定の駆動状態で
ある最大出力となるように制御するため、例えば、工場
出荷前の製品検査の際に電動送風機Fの最大出力などの
検査を行う場合、この制御により製品を分解して検査を
行う必要がなく、検査作業を向上できるとともに、製品
の状態のままでの検査が行え、正確な検査結果を得るこ
とができる。
【0039】また、ホース体3の接続時の各設定用のボ
タン12,13,14,16の操作による閾値の検出により、特
別処理である電動送風機Fの特定駆動状態の制御ができ
るため、別途検査用の操作部を設ける必要がないので、
部品点数を増大することなく、製造性が向上するととも
に製造コストが低減でき、構成の簡略化に伴い製造性の
向上、電気掃除機本体1の小型化、および、重量の低減
ができる。
【0040】さらに、ホース体3の接続の際に、誤って
出力強弱設定用のボタン14を操作して、電動送風機Fが
検査用の駆動状態、例えば最大出力となっても、同一の
出力強弱設定用のボタン14の操作によりただちに出力が
例えば30%となり、ホース体3を抜かない限り、電動
送風機Fの駆動状態が最大出力となる特別処理とならな
いので、誤操作によって掃除作業性が損なわれることも
防止できる。
【0041】なお、上記実施例において、出力強弱設定
用のボタン14を操作しつつホース体3を接続し、さらに
同一の出力強弱設定用のボタン14を操作して特別処理を
行なうことについて説明したが、同一に限らず、いずれ
かの設定用のボタン13,14,16の操作により特別処理を
設定させることもできる。
【0042】また、特別処理を最大出力にすることにつ
いて説明したが、任意の出力状態に設定してもできる。
【0043】
【発明の効果】本発明の電気掃除機によれば、本体に着
脱自在に接続されるホース体に設けた操作手段から供給
された信号に従って、制御手段が本体に設けられた電動
送風機を所定の駆動状態に制御するとともに、ホース体
を本体に接続する際に操作手段からの信号を検出した
後、さらに操作手段からのいずれかの信号を検出した場
合、電動送風機を特定の駆動状態に制御するため、電動
送風機を特定駆動状態に制御可能に操作手段を形成する
ための部品を別途必要とせず、部品点数を増加すること
なく電動送風機を特定の駆動状態に制御でき、製造性を
向上するとともに製造コストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の一実施例を示すブロック
図である。
【図2】同上外観構成を示す斜視図である。
【図3】同上手許操作部を示す斜視図である。
【図4】同上電気掃除機の回路構成を示す回路図であ
る。
【図5】同上電気掃除機の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図6】同上電気掃除機の動作を示すフローチャートで
ある。
【図7】同上電気掃除機のホース体が接続された際に別
の閾値が検出された時の動作を示すタイミングチャート
である。
【図8】同上電気掃除機の出力強弱処理の動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】同上電動送風機の特性変化を示すグラフであ
る。
【図10】同上電気掃除機の特別処理の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】同上電気掃除機の特別処理の他の実施例の動
作を示すフローチャートである。
【図12】同上電気掃除機の特別処理のさらに他の実施
例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 本体である電気掃除機本体 3 ホース体 25 制御手段 26 操作手段 F 電動送風機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機が設けられた本体と、 この本体に着脱自在に接続されたホース体と、 このホース体に設けられ前記電動送風機の状態を設定さ
    れる状態に従って異なる信号を供給する操作手段と、 この操作手段から供給された信号に従って前記電動送風
    機を所定の駆動状態に制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記ホース体が前記本体に接続される
    際に前記操作手段からの信号を検出した後、前記操作手
    段からのいずれかの信号を検出した場合、前記電動送風
    機を特定の駆動状態に制御することを特徴とした電気掃
    除機。
JP29334892A 1992-10-30 1992-10-30 電気掃除機 Pending JPH06142019A (ja)

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