JPH06189663A - 複合食品の製造方法および製造装置 - Google Patents

複合食品の製造方法および製造装置

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JPH06189663A
JPH06189663A JP4223290A JP22329092A JPH06189663A JP H06189663 A JPH06189663 A JP H06189663A JP 4223290 A JP4223290 A JP 4223290A JP 22329092 A JP22329092 A JP 22329092A JP H06189663 A JPH06189663 A JP H06189663A
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shaped
cutting
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道男 森川
Torahiko Hayashi
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Rheon Automatic Machinery Co Ltd
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    • H10K85/10Organic polymers or oligomers
    • H10K85/111Organic polymers or oligomers comprising aromatic, heteroaromatic, or aryl chains, e.g. polyaniline, polyphenylene or polyphenylene vinylene
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィリングが充填されたシート状生地を側端
より巻き上げて棒状生地とし、これを切断し芯にフィリ
ングを有する複合食品を製造する。 【構成】 連続して搬送される棒状生地の所定区間の重
量を連続して測定し、その測定値を前記棒状生地の測定
した位置情報に帯同させて記憶して搬送させ、次に前記
測定値から棒状生地の目標重量に対応する長さを算出す
る。 【効果】 重量のバラツキのない一定重量の製品を生産
する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパン生地などの帯状のシ
ート状としたものを側端より巻き上げて棒状とし、これ
を切断し芯にフィリングを有する複合食品の製造手段に
関する。
【0002】
【従来の技術】パン生地の連続生地よりこれを巻いて棒
状にする手段としては、昭和55年2月20日発行の特
許公報の周知慣用技術集41頁にその記載があるように周
知の技術となっているが、この技術は単に生地を側方よ
り巻いて棒状に成形する技術にとどまっている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上記したこの技術は
棒状に成形されたものを所定の長さに切断して所定の形
状の製品を得ようとするものであるが、供給される生地
の重量が一定でないと切断された製品重量は一定せず、
そのばらつきが発生する不具合が生じている。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は上記したよう
な製品重量のばらつきを抑えて一定した重量の製品を得
ることを第一の目的とし、その第二の目的は内包材を有
する場合には、その内包材と生地との比率をチェック
し、一定の比率にすること、必要に応じてその状態を知
らせることができ、第三の目的はこの製品を所望の一定
した重量のもとに生産量や比率を変更することができ、
生産管理を容易にすることを可能にするものである。
【0005】
【実施例】本発明を実施例にもとづいて説明すると、巾
と厚みの一定の連続した生地シート1をコンベア2上に
供給する。3は連続した生地シートをコンベア2上でそ
の側端から巻き上げ、生地シート1を連続した棒状生地
4に仕上げる巻き上げ装置である。5は秤量コンベアで
あり棒状生地4を下流に運搬すると同時に運搬中の棒状
生地4の重量を連続的に測定する。この測定値は秤量コ
ンベア5の搬送距離検知装置6としてロータリーエンコ
ーダや回転トランスジューサーなどからの出力値に帯同
させて制御装置7に記録することができる。8は切断装
置であり、制御装置7からの信号に基づき切断動作を行
う。9はフィリング供給装置であり、生地シート1の上
にあん、ジャム、クリーム等のフィリングを連続的に供
給する。
【0006】つぎに制御装置7からの信号により行われ
る切断動作について説明をする。あらかじめ切断して得
ようとする重量aを制御装置7に設定しておき、生地シ
ート1をコンベア2に供給する。成形された棒状生地4
は秤量装置51を備える秤量コンベア5に搬送され、秤量
コンベア5上で所定長さL間の棒状生地4の重量を連続
測定し、その測定値を搬送距離の出力値と帯同させ記憶
させる。所定長さLの秤量値Aから目標重量aを得るた
めに対応する切断長さxを算出する。前回の切断位置か
ら次の切断長さxの位置が切断装置7に到達したことを
制御装置7が搬送距離検知装置6の出力値により把握し
切断装置に信号を送り切断が行われる。この切断が行わ
れると移動距離はゼロリセットされ、次の生地の測定に
うつり、同様の計算が繰り返し行われる。
【0007】上記目標値aを得るための切断長さxの算
出式は次のように表される。秤量された棒状生地4の長
さをL,その時の秤量値A,目標重量aとした場合 切断長さ x= L × a/A となり、シート生地の厚みと巾が一定で供給される場合
には、上式により目標重量aを得るための切断長さxを
容易に得ることができる。この切断長さxの位置は搬送
距離検知装置6によって、搬送中のコンベアのどの位置
にあるかが制御装置7に記憶されているのでxの位置が
切断装置8に移動したことを、制御装置7が切断信号を
発信するように行うものである。また、フィリング供給
装置9は一定量のフィリングを生地シート上に吐出する
ものであるから、フィリングが充填された後の棒状生地
を秤量することで、その秤量位置におけるフィリングと
生地との重量比を算出することができ、その比率を表示
し、異常の場合には、それを知らせることができる。
【0008】また、この比率および切断目標重量を一定
のもとに生産量を変更することができる。これはあらか
じめ設定した生産量と実際の秤量値から算出される生産
量とを比較し、その差を算出して制御装置からの信号に
よって、生地シートの供給量とフィリング供給量を増減
して、一定の比率のまま生産量を変更することができる
ので生産管理が容易となる。このときは切断装置の切断
回数を変更することも追随しておこなわれる。
【0009】その他の実施例としては、図2に示すよう
に排出コンベア11に第2秤量装置12を設けている。この
第2秤量装置12は切断装置8で分割切断された製品を再
秤量し、目標重量通りに切断ができたかどうか確認をお
こない、そうでない場合には切断タイミング、あるいは
生地、フィリングの供給量の補正を制御装置によって行
う。
【0010】
【発明の効果】以上説明したようにシートを巻き上げて
フィリングを包む棒状生地を成形するにあたり、一定重
量の製品を連続生産することができ、フィリングと生地
との比率を管理し、所望の重量のもと生産量を変更した
りできるので生産工場における生産管理が可能となっ
た。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の側面図
【図2】本発明実施例の斜視図である。
【図3】本発明のその他の実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 連続生地シート 2 コンベア 3 巻き上げ装置 4 棒状生地 5 秤量コンベア 51 秤量装置 6 搬送距離検知装置 7 制御装置 8 切断装置 9 フィリング供給装置 10 切断された生地 11 排出コンベア 12 第2秤量装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に搬送されるシート生地の上にフ
    ィリングを連続供給し、この生地を側方から巻きあげて
    該フィリングを中心に包んだ連続棒状生地としこれを切
    断して得る複合食品の製造方法において、 前記成形された棒状生地の所定区間の重量を連続的に測
    定し、その測定値を前記棒状生地の測定した位置情報に
    帯同させて記憶して搬送させ、次に前記測定値から棒状
    生地の目標重量に対応する長さを算出して、切断するこ
    とを特徴とする該方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、前記棒状
    生地は搬送される生地に連続供給されるフィリングの供
    給量をその供給された生地の位置情報に帯同させ記録す
    ることを特徴とする該方法。
  3. 【請求項3】 連続的に搬送されるシート生地の上にフ
    ィリングを連続供給し、この生地を側方から巻きあげて
    該フィリングを中心に包んだ連続棒状生地とし、これを
    切断して得る複合食品の製造装置において、 連続生地を搬送する搬送装置と搬送装置上にフィリング
    供給装置を設け、その下流に生地巻き上げ装置、その下
    流に第一秤量装置、その下流に切断装置、その下流に第
    二秤量装置を設けたことを特徴とする複合食品の製造装
    置。
  4. 【請求項4】 連続的に搬送されるシート生地の上にフ
    ィリングを連続供給し、この生地を側方から巻き上げて
    該フィリングを中心に包んだ連続した棒状生地とし、こ
    れを切断して得る複合食品の製造方法において、 前記フィリングの供給量情報を生地の位置情報に帯同さ
    せて記録し、前記棒状生地の重量を測定して棒状生地の
    生地とフィリングとの比率を得、これを所定基準値と照
    合し、合致するものを選別する複合食品の製造方法。
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