JPH0420222Y2 - - Google Patents

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JPH0420222Y2
JPH0420222Y2 JP1986138153U JP13815386U JPH0420222Y2 JP H0420222 Y2 JPH0420222 Y2 JP H0420222Y2 JP 1986138153 U JP1986138153 U JP 1986138153U JP 13815386 U JP13815386 U JP 13815386U JP H0420222 Y2 JPH0420222 Y2 JP H0420222Y2
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JP
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fish
conveyor
half body
detector
cross
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JP1986138153U
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  • Processing Of Meat And Fish (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、魚の切身スライス装置に関するもの
で、本考案の魚の切身スライス装置によれば、指
定された重さの魚の切身を指定枚数自動的に製造
することができる。
〔従来の技術〕
魚の切身は三枚に卸された魚の半身をスライス
することにより製造されるもので、職人の多くの
経験に基づく勘により所定の重さの魚の切身が得
られるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述の如く経験のある職人は少
なくなりつつあり、職人の勘に頼つて魚の切身を
製造することは実用的でない。
従つて、本考案の目的は、指定された重さの魚
の切身を指定枚数自動的に製造することができる
新規な魚の切身スライス装置を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、三枚に卸された魚の半身を所定のス
ライス巾で間歇的に送出し且つ伏仰自在なコンベ
ア、該コンベアを駆動するサーボモーターと、上
記コンベアの送出端部において所定のスライス巾
で間歇的に送出される上記半身の端部を、該半身
が送出される毎に所定のスライス巾でスライスし
て切身とするカツターと、上記コンベアの送出端
部において上記半身の端部の横断面積を検出する
検出器と、予め測定された上記半身の密度及び上
記検出器により検出された横断面積に基づいて、
指定された重さの上記切身を指定された枚数スラ
イスできるように上記サーボモーターを制御する
制御装置とを具備していることを特徴とする魚の
切身スライス装置を提供することによつて上記の
目的を達成したものである。
〔実施例〕
以下、本考案の魚の切身スライス装置を図面に
示す一実施例について説明する。
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の一実施例
の概略を示す平面図及び正面図であつて、これら
の図面において、1は、三枚に卸された魚の半身
2(想像線で図示)を所定のスライス巾Δlで間
歇的に送出し且つ伏仰自在なコンベア、3は、コ
ンベア1を駆動するサーボモーター、4は、コン
ベア1の送出端部(第1図上、左端部)において
所定のスライス巾Δlで間歇的に送出される魚の
半身2の端部(第1図上、左端部)を、魚の半身
2が送出される毎に所定のスライス巾Δlでスラ
イスして切身とするカツター、5は、コンベア1
の送出端部において魚の半身2の端部の横断面積
Sを検出する検出器で、上記サーボモーター3
は、予め測定された魚の半身2の密度ρ及び検出
器5により検出された横断面積Sに基づいて、指
定された重さの魚の切身2を指定された枚数スラ
イスできるように制御装置(図示せず)により制
御するようになしてある。尚、斯る制御装置は、
斯る制御の他、魚の切身スライス装置の各部の自
動制御も行うようになしてある。
実施例について更に詳述すると、上記コンベア
1は、その送出端部を中心に伏仰自在としたロー
ラーコンベアで構成してあり、魚の半身2が薄く
なるにつれ、第2図に矢印で示す如く次第に仰動
し、製造される切身の大きさを揃えるようになし
てある。又、コンベア1全体は、カツター4によ
る魚の半身2のスライス時や魚の半身2の横断面
積Sの測定時等において、コンベア移動用モータ
ー6により、第1図上、図示位置から上方に移動
し、斯るスライスや横断面や測定後図示位置に自
動的に復帰するようになしてある。又、コンベア
1の上方には、第2図に示す如く、コンベア1が
仰動した際に魚の半身2を弾力的に押さえ得る押
さえ装置7である。この押さえ装置7は、コンベ
ア1全体が上述の如く移動した際に、コンベア1
全体と共に移動して魚の半身2を押さえ得るよう
になしてある。
また、上記サーボモーター3は、上記制御装置
により上述の如く制御され、魚の半身2のスライ
スに先立つてコンベア1のローラーを所定量回転
させ、魚の半身2を所定のスライス巾Δlだけ送
出するようになしてある。
また、上記カツター4は、カツターモータ8に
より駆動され、上述の如きコンベア1全体の移動
に伴つて魚の半身2の端部を所定のスライス巾
Δlでスライスし得るようになしてある。
また、上記検出器5は、カツター4の近傍に設
けてあり、上述の如くコンベア1全体が第1図に
おいて上方に移動した際に、コンベア1上の魚の
半身2の端部の横断面積Sを検出し得るようにな
してある。即ち、この検出器5は、実施例の場
合、コンパスの交叉部にエンコーダを設けてコン
パスの開き角度を精密に測定し得るようになした
キヤリーバー式のもので構成してあり、従つて、
半身2の厚さも精密にできるようになしてある。
検出器5としては、この他、例えばCCDライン
センサー等の光学的な検出器を使用することがで
きる。
この他、第1図において、9はスライスされる
魚の半身2の最初(スライス開始前)の重量を計
測する電子計測台で、重量測定後、コンベア移動
用モーター6に連動するプツシヤー等の適宜な手
段により、魚の半身2を自動的にコンベア1に移
送し得るようになしてある。又、この電子計測台
9は、製造された指定枚数の切身の重量を計測す
る機能も有する。
また、10,11,12は、検出器で、コンベ
ア1全体が第1図において上述の如く上方に移動
した際に、そこを通過する魚の半身2の最初の横
断面積を前記検出器5とともに検出し、上記制御
装置をして、魚の半身2の体積Vを算出させるよ
うになしてある。即ち、これらの検出器10,1
1,12は、検出器5と同様に構成してあり、魚
の半身2の長さ方向に所定間隔をあけた位置にお
いて、半身2の最初の横断面積をそれぞれ検出器
5とともに測定するようになしてあり、上記制御
装置においては、それぞれの測定値を予め測定さ
れている半身2の長さの値を参照しながら直線補
間(補正)して、魚の半身2の体積Vを算出する
ようになしてある。尚、魚の半身2の長さは、予
め測定されていなくても、検出器12を左右に移
動させ、横断面積(厚み)が0となる検出器12
の位置から測定することができる。又、検出器1
0,11,12は、コンベア1が仰動した時コン
ベア1とともに仰動するようになしてある。
また、13は、製造された切身をカツター4の
左方部から電子計測台9の左方部に搬送するベル
トコンベアで、切身は、このベルトコンベア13
からプツシヤー等の適宜な手段により電子計測台
9に搬送し得るようになしてある。
また、第2図において、14は、切身の重量、
枚数、単位重さ当たりの単価等を指定するテンキ
ーである。又、15は始動ボタン、16は停止ボ
タンである。又、17は、電子計測台9により確
認された切身の重量等を表示する表示部である。
而して、上述の如く構成した魚の切身スライス
装置によれば、電子計測台9に魚の半身2を載
せ、始動ボタン15を押すことにより、次の通
り、テンキー14で指定された指定重量の魚の切
身を指定枚数自動的に製造することができる。
即ち、電子計測台9に載せられた魚の半身2
は、ここでその重量Mが測定された後、自動的に
コンベア1上に移送される。コンベア1全体は、
次いで、コンベア駆動用モーター6により第1図
において図示位置から上方に移動し、この際、コ
ンベア1上の魚の半身2が検出器5,10,1
1,12を通過するため、これらの検出器により
横断面が検出され、この検出結果により前記制御
装置においては、魚の半身2の体積Vが求めら
れ、且つこの体積V及び電子計測台9により計測
された魚の半身2の重量Mにより、魚の半身2の
密度ρ(=V/M)が求められ、この密度ρが上
記制御装置に記憶される。又、上記制御装置に
は、特に、検出器5による魚の半身2の端部(切
り口又はその近傍)の横断面積Sも記憶される。
次いで、コンベア1全体はコンベア駆動用モー
ター6により第1図に図示の位置に復帰し、次い
で、サーボモーター3により、指定された重量m
の魚の切身を製造すべく魚の半身2が所定距離
Δlだけ送出される。即ち、この距離Δlは、スラ
イス巾に等しく、Δl=m/Sρとして上記制御装
置により求められ、魚の半身2がこの距離だけ送
出されるように該制御装置によりサーボモーター
3が制御される。
魚の半身2が上述の如く所定のスライス巾Δl
だけ送出されると、コンベア1全体は再び第1図
において図示位置から上方に移動し、この移動に
伴つて、魚の半身2の端部がカツター4により所
定のスライス巾Δlでスライスされる。その際、
次にスライスすべき魚の半身2の端部の横断面S
が検出器5により検出される。
以下、このようなスライス、魚の半身2の端部
の横断面S(通常、スライス毎に若干異なる)の
検出、魚の半身2の間歇的な送出が自動的に繰り
返され、指定された切身の重量mに見合うスライ
ス巾Δl(通常、スライス毎に若干異なる)で魚の
半身2の端部が次々とスライスされ、指定された
重量の魚の切身が次々と製造される。そして、こ
の際、魚の半身2が薄くなるにつれ、コンベア1
が前述の如く仰動するため、スライス巾Δlが次
第に大きくなる。
上述の如く製造された魚の切身は、ベルトコン
ベア13を経て電子計測台9上に移送され、そこ
で重量等が確認され、その結果が表示部17に表
示され、しかる後、後工程の包装工程等に排出さ
れる。
尚、本考案の魚の切身スライス装置は、上述の
実施例に制限されるものでないことは云う迄もな
く、例えば、魚の半身2の密度ρが既知の場合
は、検出器10,11,12を用いずに、検出器
5だけを用いて魚の半身2の端部の横断面Sを計
測すれば充分である。又、実施例においては、魚
の半身2の密度ρをスライス前にだけ計測してい
るが、スライス毎にこの密度ρを計測しても良
い。又、実施例では、コンベア1全体を移動する
ようになしてあるが、これを固定し、カツター4
及び検出器5等を移動するようにしても良い。
又、実施例ではコンベア1のみを伏仰するように
してあるが、更にカツター4の角度を変えられる
ようにしても良い。
〔考案の効果〕
本考案の魚の切身スライス装置は、上述の如
く、魚の半身の密度及び魚の半身の端部の横断面
積に基づいて、魚の半身の端部を所定のスライス
巾でスライスするもので、指定された重さの魚の
切身を正確且つ迅速に指定枚数自動的に製造する
ことができるという卓越した実用的効果を奏する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本考案の一実施例
の概略を示す平面図及び正面図である。 1……コンベア、2……魚の半身、3……サー
ボモーター、4……カツター、5……検出器、
Δl……スライス巾。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 三枚に卸された魚の半身を所定のスライス巾で
    間歇的に送出し且つ伏仰自在なコンベアと、該コ
    ンベアを駆動するサーボモーターと、上記コンベ
    アの送出端部において所定のスライス巾で間歇的
    に送出される上記半身の端部を、該半身が送出さ
    れる毎に所定のスライス巾でスライスして切身と
    するカツターと、上記コンベアの送出端部におい
    て上記半身の端部の横断面積を検出する検出器
    と、予め測定された上記半身の密度及び上記検出
    器により検出された横断面積に基づいて、指定さ
    れた重さの上記切身を指定された枚数スライスで
    きるように上記サーボモーターを制御する制御装
    置とを具備していることを特徴とする魚の切身ス
    ライス装置。
JP1986138153U 1986-09-09 1986-09-09 Expired JPH0420222Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986138153U JPH0420222Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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JP1986138153U JPH0420222Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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JPS6345189U JPS6345189U (ja) 1988-03-26
JPH0420222Y2 true JPH0420222Y2 (ja) 1992-05-08

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ID=31042875

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JP1986138153U Expired JPH0420222Y2 (ja) 1986-09-09 1986-09-09

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011053070A (ja) * 2009-09-01 2011-03-17 Katsuzo Kawanishi 切断位置指示装置及び方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5348518B2 (ja) * 2007-02-23 2013-11-20 吉泉産業株式会社 材料のスライス方法及びスライス装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5618539A (en) * 1979-07-25 1981-02-21 Murata Kk Automatic weighing and cutting apparatus
JPS5779832A (en) * 1980-10-31 1982-05-19 Niku No Mansei Kk Cutting apparatus of sliced meat with uniform weight from fish meat and animal meat

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