JPH06189520A - リニアパルスモータ - Google Patents

リニアパルスモータ

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JPH06189520A
JPH06189520A JP43A JP33276192A JPH06189520A JP H06189520 A JPH06189520 A JP H06189520A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 33276192 A JP33276192 A JP 33276192A JP H06189520 A JPH06189520 A JP H06189520A
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mover
pulse motor
linear pulse
tooth
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Hirobumi Satomi
博文 里見
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K41/00Propulsion systems in which a rigid body is moved along a path due to dynamo-electric interaction between the body and a magnetic field travelling along the path
    • H02K41/02Linear motors; Sectional motors
    • H02K41/03Synchronous motors; Motors moving step by step; Reluctance motors

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンペア導体数が大きく、磁気回路も均一で
軸方向に長くすることなく多相化が可能なリニアパルス
モータを提供する。 【構成】 内周面に放射状の2・k・m個の突極を持つ
2個の固定子コアと、該固定子コアの間に挟持され固定
子小歯の中心間距離が歯ピッチの(N+0.5)倍とな
るような厚さを持つ永久磁石と、該固定子コアの2つの
突極にまたがって巻回された固定子巻線とを有する固定
子と、円筒状のコアよりなる移動子とを有する。リング
状の小歯部が、移動子または固定子に軸方向に等ピッチ
で配設され、軸方向に配設された小歯が、固定子鉄板ま
たは移動子鉄板を{(360・n)/(2・k・m)}
度ずつ回転積層することにより形成される。該小歯部
が、歯先部を構成する部分がm個および歯底部を構成す
る部分がm個の順に並んで一組を形成し、その組がk組
存在する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リニアパルスモータに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に、従来のよく知られているシリン
ダ形リニアパルスモータの縦断面図を示す。
【0003】図9において、固定子コア1、2、3、4
は、その外周縁部が厚さ方向に厚くなった段付きのリン
グ形状をしており、その内周縁部には軸方向に等ピッチ
で複数の固定子小歯が配設されている。そして、該固定
子コア1と2を前記外周縁部をつき合わせる形で組み合
わせることにより形成されるリング状の溝部には、リン
グ状巻線5が挟持されている。また、これと同様に、該
固定子コア3と4の間に形成されるリング状の溝部に
は、リング状巻線6が挟持されている。
【0004】該シリンダ形リニアパルスモータは、これ
ら固定子コア1と2、およびリング状巻線5により1つ
の相を構成し、また、固定子コア3と4、およびリング
状巻線6によりもう1つの相を構成している。
【0005】リング状の永久磁石7は、前記2つの相を
形成している固定子に挟持され、軸方向に着磁されてい
る。移動子コア8は、円筒形状を有し、その外周面には
複数の移動子小歯が軸方向に等ピッチで配設されてい
る。
【0006】前記固定子小歯と移動子小歯とは、以下の
位置関係にある。すなわち、固定子コア4に配設された
固定子小歯が移動子小歯と丁度向き合っている場合にお
いて、固定子コア3に配設された固定子小歯は、固定子
コア4に比較して、歯ピッチの2/4だけ軸方向にずれ
た位置にある。また、固定子コア2に配設された固定子
小歯は、固定子コア4に比較して、歯ピッチの1/4だ
け軸方向にずれた位置にある。さらに、固定子コア1に
配設された固定子小歯は、固定子コア4に比較して、歯
ピッチの3/4だけ軸方向にずれた位置にある。
【0007】このような構成とすることにより、該シリ
ンダ形リニアパルスモータは、2相のハイブリッド型リ
ニアパルスモータを構成している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のシ
リンダ形リニアパルスモータは、巻線収納部を大きく取
ることができず、相あたりのアンペア導体数が大きく取
れないため、推力が低いという欠点があった。また、固
定子コア1、4は、固定子コア2、3よりも永久磁石7
から遠い位置にあるため、磁気回路が不均一であり、励
磁する相によって推力に違いがあるという欠点もあっ
た。さらに、原理的に、各相が軸方向に配置される構成
となるため、モータの軸方向の長さが長くなるという問
題点もあった。
【0009】本発明の目的は、上記の点に鑑みて、極あ
たりのアンペア導体数が大きく取れ、磁気回路も均一
で、軸方向に長くすることなく多相化が可能となるリニ
アパルスモータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明に係るリニアパルスモータは、以下の構成を
有する。
【0011】すなわち、本発明に係るリニアパルスモー
タは、内周面に放射状に配設された2・k・m個の突極
(kは正の整数、mは相数とする)を有する固定子コア
であって、軸方向に2個配設された固定子コアと、前記
2個の固定子コアの間に挟持され軸方向に着磁されたリ
ング状の永久磁石と、前記2個の固定子コアの重なり合
うそれぞれ2つの突極にまたがって巻回された固定子巻
線とを有する固定子と、前記固定子内に軸方向に移動自
在に支持された円筒状のコアよりなる移動子とを有する
リニアパルスモータにおいて、前記永久磁石の軸方向の
厚さは、前記2個の固定子コアに軸方向に配設されたそ
れぞれの固定子小歯の中心間の距離が歯ピッチの(N+
0.5)倍(Nは正の整数とする)となるように設定さ
れ、移動子または固定子におおむねリング状の小歯部が
軸方向に等ピッチで配設されているとき、対応する固定
子または移動子の軸方向に配設された小歯が、固定子鉄
板または移動子鉄板を{(360・n)/(2・k・
m)}度(nは、2、kおよびmとも共約数を持たない
2・k・m以下の整数)ずつ回転積層することにより形
成され、該固定子または移動子鉄板の小歯部が、周方向
に歯先部を構成する部分がm個、および歯底部を構成す
る部分がm個の順に並んで一組を形成し、その組がk組
存在する構成を有する。
【0012】
【作用】本発明によれば、多相のリニアパルスモータ
が、軸方向に長くなることなく構成される。また、巻線
は各突極に巻回される形で固定子コア内の周方向に配置
されるため、アンペア導体数を大きくとることができ、
小型で高推力なリニアパルスモータが構成される。さら
に、固定子鉄板または移動子鉄板を回転積層することに
より、固定子コアまたは移動子コアを形成することがで
き、従来の回転形ステッピングモータの積層コア技術を
適用することができ、生産性も優れている。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図1から図8に従
って説明する。図1は、本発明に係るリニアパルスモー
タの一実施例の縦断面図を示したものである。図2は、
図1のII−II線における横断面図を示したものであり、
前記kおよびmの各数値をk=2、m=2とした場合で
ある。
【0014】図1および図2において、8個の突極11
ないし18は、固定子コア1に配設されており、また8
個の突極21ないし28は、固定子コア2に配設されて
いる。固定子巻線W1は、固定子コア1と2の重なり合
う2つの突極11と21にまたがって巻回されている。
これと同様に、固定子巻線W2、W3ないしW8も、固
定子コア1と2の重なり合うそれぞれ2つの突極12と
22、13と23ないし18と28に、それぞれまたが
って巻回されている。
【0015】永久磁石3は、固定子コア1と2に挟持さ
れ、軸方向に着磁されている。該永久磁石3の軸方向の
厚さは、前記2個の固定子コア1と2に配設されたそれ
ぞれの固定子小歯の中心間の距離が歯ピッチの(N+
0.5)倍(Nは正の整数とする)となるように設定さ
れている。
【0016】移動子コア4には、固定子の歯ピッチの1
/2の厚さに積層されたそれぞれ外径の大きな移動子鉄
板と外径の小さな移動子鉄板が交互に積層されている。
これにより、該移動子コア4の外周面には、固定子の歯
ピッチと等ピッチで配設されたリング状の移動子小歯が
形成される。
【0017】溝6は、前記移動子コア4の外周面に、軸
方向に設けられた溝である。該溝6を、固定子コア1の
突極11ないし18および固定子2の突極21ないし2
8のそれぞれの突極間に形成される巻線挿入口7とほぼ
同じ幅にし、該固定子巻線挿入口7に対向させることに
より、該溝6は、移動子の回転方向の動きを磁気的吸引
力により抑制する効果を発揮する。したがって、この溝
6は、特になくても動作上問題はない。
【0018】図3は、図2の固定子コア1を形成してい
る固定子鉄板を示したものである。8個の突極P1ない
しP8のうちP1、P2、P5およびP6は内径寸法の
小さい突極であり、固定子コアの歯先部を構成する。ま
た、P3、P4、P7およびP8は内径寸法の大きな突
極であり、固定子コアの歯底部を構成する。
【0019】図4は、前記固定子鉄板を45度ずつ右回
りに回転積層したときの8個の突極11ないし18の様
子を、移動子側からみたものである。黒い部分(ハッチ
ングのある部分)が歯先部を、白い部分(ハッチングの
ない部分)が歯底部を示している。固定子鉄板の厚さを
0 とすると、回転積層することにより、各突極には、
歯ピッチが4・t0 、歯厚が2・t0 の小歯が形成され
る。しかも、突極11を基準としたとき、突極12の小
歯は歯ピッチの1/4が、突極13の小歯は歯ピッチの
2/4が、突極14の小歯は歯ピッチの3/4が、それ
ぞれずれている。また、突極15、16、17、18の
小歯はそれぞれ突極11、12、13、14の小歯と同
じ位置関係にある。
【0020】一方、固定子コア1と2の重なり合う各突
極の小歯の位置関係は、永久磁石3の軸方向の厚さを上
述のように調整することにより、Nを正の整数としたと
き、小歯間の距離が歯ピッチの(N+0.5)倍となる
ように設定されている。そのため、突極11を基準にし
たとき、突極21の小歯は歯ピッチの2/4ずれる。ま
た、突極22、23ないし28のそれぞれの小歯は、そ
れぞれ歯ピッチの3/4、4/4、1/4、2/4、3
/4、4/4、1/4ずれることとなる。
【0021】したがって、図5に示すように、巻線W1
とW5が巻回される突極をA相、巻線W3とW7が巻回
される突極をインバースA相(Aの逆相)となるように
結線して一つの相とし、巻線W2とW4が巻回される突
極をB相、巻線W6とW8が巻回される突極をインバー
スB相(Bの逆相)となるように結線してもう一つの相
とすることにより、2相のハイブリッド型リニアパルス
モータを構成することができる。このときのステップご
との基本移動量は、歯ピッチの1/4、すなわち固定子
鉄板の厚さt0 となる。
【0022】図6は、移動子鉄板の一例を示したもので
ある。8個の小歯部T1ないしT8は、円周方向に順番
に、歯丈の高い小歯部T1とT2および歯丈の低い小歯
部T3とT4が一組を構成する。また歯丈の高い小歯部
T5とT6および歯丈の低い小歯部T7とT8がもう一
組を構成する。したがって、該移動子鉄板は、これらの
組が計2組存在する構成となっている。
【0023】図7は、これら移動子鉄板を45度ずつ回
転積層したときの8個の移動子小歯部の様子を示したも
のである。黒い部分(ハッチングのある部分)が歯先部
を、白い部分(ハッチングのない部分)が歯底部を示し
ている。回転積層することにより、移動子表面には歯ピ
ッチ4・t0 、歯厚2・t0 の小歯が形成される。ここ
で、t0 は、移動子鉄板の厚さであり、前記固定子鉄板
の厚さと同じである。しかも、突極11を基準としたと
き、突極12と対向する移動子小歯部42は歯ピッチの
1/4が、突極13と対向する移動子小歯部43は歯ピ
ッチの2/4が、突極14と対向する移動子小歯部44
は歯ピッチの3/4が、それぞれずれた構成となる。ま
た、突極15、16、17、18と対向するそれぞれの
移動子小歯部45、46、47、48は、それぞれ突極
11、12、13、14と対向する移動子小歯部41、
42、43、44と同じ位置関係になる。
【0024】また、固定子1と2の重なり合う各突極の
小歯の位置関係は、Nを正の整数としたとき、上述した
ように小歯間の距離が歯ピッチの(N+0.5)倍とな
るように設定されているため、突極11を基準としたと
き、突極21と対向する移動子の小歯部41は歯ピッチ
の2/4ずれており、突極22、23ないし28とそれ
ぞれ対向する移動子の小歯部42、43ないし48は、
それぞれ歯ピッチの3/4、4/4、1/4、2/4、
3/4、4/4、1/4ずつずれた構成となる。したが
って、図5に示す結線を行うことにより、2相のハイブ
リッド型リニアパルスモータを構成することができる。
【0025】一方、図7の移動子小歯部の構成は、図8
の構成で置き換えることができる。図8の構成は、歯ピ
ッチが2・k・m・t0 のk条の螺旋ねじと同じ構造で
あり、研削や転造などの機械加工により容易に製造する
ことができる。
【0026】また、回転積層する鉄板の板厚をt0 とす
ると、回転積層によって構成される小歯の歯厚はm・t
0 となり、小歯のピッチは2・m・t0 となることが、
図7からわかる。さらに、板厚t1 の鉄板を所定枚数回
転せずに積層して積厚t0 とし、これを単位として回転
積層することも可能である。これにより、1ステップの
移動量t0をある程度自由に設定することができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、多相のリニアパルスモータを軸方向に長くせ
ずに構成することができる。また、巻線は各突極に巻回
される形で固定子コア内の周方向に配置されるため、ア
ンペア導体数を大きくとることができ、小型で高推力な
リニアパルスモータを構成することができる。さらに、
固定子鉄板または移動子鉄板を回転積層することによ
り、固定子コアまたは移動子コアを形成することができ
るので、従来の回転形ステッピングモータの積層コア技
術を適用することができ、生産性も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリニアパルスモータの一実施例の
縦断面図である。
【図2】図1の実施例におけるII−II線による横断面図
である。
【図3】図2の固定子コアを構成している固定子鉄板の
平面図である。
【図4】固定子鉄板を所定角回転積層したときの固定子
小歯部を移動子側から見た展開図である。
【図5】固定子巻線の結線図である。
【図6】移動子鉄板の一例を示す平面図である。
【図7】移動子鉄板を所定角回転積層した時の移動子小
歯部を固定子側から見た展開図である。
【図8】図7と対応させた移動子小歯部の展開図であ
る。
【図9】従来のシリンダ形リニアパルスモータの縦断面
図である。
【符号の説明】
1、2 固定子コア 3 永久磁石 4 移動子コア 6 移動子溝 7 固定子巻線挿入口 11、12、13、14、15、16、17、18 突
極(固定子コア1) 21、22、23、24、25、26、27、28 突
極(固定子コア2) W1、W2、W3、W4、W5、W6、W7、W8 固
定子巻線 P1、P2、P3、P4、P5、P6、P7、P8 突
極 41、42、43、44、45、46、47、48 移
動子小歯部 T1、T2、T3、T4、T5、T6、T7、T8 移
動子小歯部
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】すなわち、本発明に係るリニアパルスモー
タは、内周面に放射状に配設された2・k・m個の突極
(kは正の整数、mは相数とする)を有する固定子コア
であって、軸方向に2個配設された固定子コアと、前記
2個の固定子コアの間に挾持され軸方向に着磁されたリ
ング状の永久磁石と、前記2個の固定子コアの重なり合
うそれぞれ2つの突極にまたがって巻回された固定子巻
線とを有する固定子と、 前記固定子内に軸方向に移動自在に支持された円筒状の
コアよりなる移動子とを有するリニアパルスモータにお
いて、 前記永久磁石の軸方向の厚さは、前記2個の固定子コア
に軸方向に配設されたそれぞれの固定子小歯の中心間の
距離が歯ピッチの(N+0.5)倍(Nは正の整数とす
る)となるように設定され、 前記移動子または固定子に、おおむねリング状の小歯部
が、軸方向に等ピッチで配設されているとき、対応する
固定子または移動子の軸方向に配設された小歯が、固定
子鉄板または移動子鉄板を{(360・n)/(2・k
・m)}度(nは1、または2・p・m±1、または2
・k・m−1、ただし、pは、1≦p<kを満足する整
数とする)ずつ回転積層することにより形成され、 該固定子鉄板または移動子鉄板の小歯部が、周方向に歯
先部を構成する部分がm個、および歯底部を構成する部
分がm個の順に並んで1組を形成し、その組がk組存在
する構成を有する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】したがって、図5に示すように、巻線W1
とW5が巻回される突極をA相、巻線W3とW7が巻回
される突極をインバースA相(Aの逆相)となるように
結線して一つの相とし、巻線W2とW6が巻回される突
極をB相、巻線W4とW8が巻回される突極をインバー
スB相(Bの逆相)となるように結線してもう一つの相
とすることにより、2相のハイブリッド型リニアパルス
モータを構成することができる。このときのステップご
との基本移動量は、歯ピッチの1/4、すなわち固定子
鉄板の厚さtとなる。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に放射状に配設された偶数個の突極
    を有するとともに内周面の軸方向に複数の固定子小歯が
    配設された固定子コアであって、軸方向に2個配設され
    た固定子コアと、前記2個の固定子コアの間に挟持され
    軸方向に着磁された永久磁石と、前記2個の固定子コア
    の重なり合う2つの突極にまたがってそれぞれ巻回され
    た固定子巻線とを有する固定子と、 前記固定子内に軸方向に移動自在に支持された円筒状の
    コアよりなり、外周面に軸方向に等ピッチで移動子小歯
    が配設された移動子とを有するリニアパルスモータにお
    いて、 前記永久磁石の軸方向の厚さは、前記2個の固定子コア
    に軸方向に配設されたそれぞれの固定子小歯の中心間の
    距離が歯ピッチの(N+0.5)倍(Nは正の整数とす
    る)となるように設定され、 前記固定子小歯が、前記固定子コアを形成する固定子鉄
    板を所定の角度で回転積層することにより形成されるこ
    とを特徴とするリニアパルスモータ。
  2. 【請求項2】 kを正の整数、mを相数とするとき、前
    記固定子コアを形成する固定子鉄板が2・k・m個の突
    極を有し、 該突極は、該固定子鉄板の内周方向に、歯先部を構成す
    る突極がm個および歯底部を構成する突極がm個の順に
    並んで1組を形成し、その組がk組存在する構成となっ
    ており、{(360・n)/(2・k・m)}度の角度
    (nは、2、kおよびmとの共約数を持たない2・k・
    mより小さい整数とする)で回転積層されていることを
    特徴とする請求項1に記載のリニアパルスモータ。
  3. 【請求項3】 前記移動子コアの外周面に軸方向に配設
    された溝部が、周方向に等間隔に2・k・m本(kは正
    の整数、mは相数とする)形成され、 かつ、該溝部の幅が、固定子コアの前記突極間の巻線挿
    入口部の幅とほぼ同等であって、 該溝部が、前記巻線挿入口部に対向していることを特徴
    とする請求項2に記載のリニアパルスモータ。
  4. 【請求項4】 前記固定子鉄板を、該固定子鉄板より薄
    い鉄板を回転せずに積層して所定の積厚とすることによ
    り形成し、 前記固定子コアが、該固定子鉄板を所定の角度で回転積
    層することにより形成されることを特徴とする請求項1
    に記載のリニアパルスモータ。
  5. 【請求項5】 前記移動子コアが、移動子小歯部を構成
    する外径の大きい移動子鉄板と外径の小さい移動子鉄板
    との2種類を積層することにより形成されることを特徴
    とする請求項1に記載のリニアパルスモータ。
  6. 【請求項6】 前記移動子コアの歯先部および歯底部
    が、円筒状の磁性体を機械加工することにより形成され
    ることを特徴とする請求項1に記載のリニアパルスモー
    タ。
  7. 【請求項7】 内側に放射状に配設された偶数個の突極
    を有するとともに内周面に軸方向に複数の固定子小歯が
    配設された固定子コアであって、軸方向に2個配設され
    た固定子コアと、前記2個の固定子コアの間に挟持され
    軸方向に着磁された永久磁石と、前記2個の固定子コア
    の重なり合う2つの突極にまたがってそれぞれ巻回され
    た固定子巻線とを有し、固定子の移動子と対向する面に
    は、巻線挿入口により切断されたリング状の小歯が軸方
    向に等ピッチで配設されている固定子と、 前記固定子内に軸方向に移動自在に支持された円筒状の
    コアよりなる移動子とを有するリニアパルスモータにお
    いて、 前記永久磁石の軸方向の厚さは、前記2個の固定子コア
    に軸方向に配設されたそれぞれの固定子小歯の中心間の
    距離が、歯ピッチの(N+0.5)倍(Nは正の整数と
    する)となるように設定され、 軸方向に配設された移動子小歯が、移動子鉄板を所定の
    角度で回転積層することにより形成されることを特徴と
    するリニアパルスモータ。
  8. 【請求項8】 前記移動子鉄板を、該移動子鉄板より薄
    い鉄板を回転せずに積層して所定の積厚とすることによ
    り形成し、 前記移動子コアが、該移動子鉄板を所定の角度で回転積
    層することにより形成されることを特徴とする請求項7
    に記載のリニアパルスモータ。
  9. 【請求項9】 kを正の整数、mを相数とし、前記固定
    子コアが2・k・m個の突極を有するときに、前記固定
    子と対向する移動子を形成する移動子鉄板が2・k・m
    個の小歯部を有し、 該小歯部は、該移動子鉄板の周方向に、歯丈の高い小歯
    部がm個および歯丈の低い小歯部がm個の順に並んで1
    組を形成し、その組がk組存在する構成となっており、
    {(360・n)/(2・k・m)}度の角度(nは、
    2、kおよびmとの共約数を持たない2・k・mより小
    さな整数とする)で回転積層されていることを特徴とす
    る請求項7に記載のリニアパルスモータ。
  10. 【請求項10】 前記歯丈の低い小歯部の歯丈が零であ
    ることを特徴とする請求項8に記載のリニアパルスモー
    タ。
  11. 【請求項11】 前記固定子コアが、固定子歯先部を構
    成する内径の小さい固定子鉄板と固定子歯底部を構成す
    る内径の大きい固定子鉄板との2種類を積層して形成さ
    れることを特徴とする請求項7に記載のリニアパルスモ
    ータ。
  12. 【請求項12】 前記固定子コアの歯先部および歯底部
    が、機械加工により形成されることを特徴とする請求項
    7に記載のリニアパルスモータ。
  13. 【請求項13】 内側に放射状に配設された偶数個の突
    極を有するとともに内周面に軸方向に複数の固定子小歯
    が配設された固定子コアであって、軸方向に2個配設さ
    れた固定子コアと、前記2個の固定子コアの間に挟持さ
    れ軸方向に着磁された永久磁石と、前記2個の固定子コ
    アの重なり合う2つの突極にまたがってそれぞれ巻回さ
    れた固定子巻線とを有し、固定子の移動子と対向する面
    には、巻線挿入口により切断されたリング状の小歯が軸
    方向に等ピッチで配設されている固定子と、 前記固定子内に軸方向に移動自在に支持された円筒状の
    コアよりなる移動子とを有するリニアパルスモータにお
    いて、 前記永久磁石の軸方向の厚さは、前記2個の固定子コア
    に配設されたそれぞれの固定子小歯の中心間の距離が歯
    ピッチの(N+0.5)倍(Nは正の整数とする)とな
    るように設定され、 前記移動子の外周面に、固定子小歯の歯ピッチのk倍の
    ピッチでk条の螺旋状の小歯が形成されており、また該
    移動子の回転方向の動きが発生しないように機械的に規
    制されていることを特徴とするリニアパルスモータ。
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