JPH0799923B2 - ブラシレスモ−タの巻線方法 - Google Patents

ブラシレスモ−タの巻線方法

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JPH0799923B2 JP7047886A JP7047886A JPH0799923B2 JP H0799923 B2 JPH0799923 B2 JP H0799923B2 JP 7047886 A JP7047886 A JP 7047886A JP 7047886 A JP7047886 A JP 7047886A JP H0799923 B2 JPH0799923 B2 JP H0799923B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば産業用ロボットなどFA(工場自動化)
機器に必要な小形,高出力のブラシレスモータに関し、
とくにその巻線方法の改良に関する 〔従来の技術〕 ブラシレスモータにおいて小形,高出力とするために
は、出力トルクを入力銅損の平方根で割って求めた値つ
まりモータ定数Mcを大きくする必要がある。
第5図にあるモータコア径を設定した場合に、極数を変
化させたときのモータ定数Mcの値を表わす。この第5図
よりモータ定数Mcを大きくするには、モータの極数を多
くする必要がある。
従来の多極界磁を使ったブラシレスモータの例の正断面
図を第6図に示す。
この従来例では回転子(ロータヨーク3)に6極の永久
磁石2の界磁を備え、固定子は18個のスロットを有する
ステータコア1に3相巻線U,V,W,,,(はUに
対し電流の方向が逆で、,についても同様である)
を施し、U相帯コイルを4、相帯コイルを5,相帯コ
イルを6,W相帯コイルを7,V相帯コイルを8,相帯コイル
を9と表わす。
この巻線方法は、毎極毎相のスロット数qが q=18スロット/3相・6極=1 の整数スロット巻線である。
複素平面を考え、原点の周りに単位円を描き、この単位
円の円周を6等分して、順次U,,V,,W,の6相帯に
対応させる。そして、U相帯を1番目(以下、端に「#
1」と記す)のスロットに対応させ、この点を起点とし
て単位円周上で、極数をP,スロット数をNとしたとき、
角度Pπ/N(rad)ずつ[ここではπ/3(rad)]隔てて
割り出した点を順次、#2以降#18までの各スロットに
対応させた図が第7図である。
この第7図から各相帯のコイル数は3コイルで、U相
帯,V相帯,W相帯は互いに電気角で2/3・πラジアン(ra
d)の位相角をなしており、相帯,相帯,相帯に
ついても同様である。
また、第7図より各スロットにU相,V相,W相の各相コイ
ルの配置を示した図を第8図に表わす。
各コイルの飛びは、ピッチ係数kp=1.0としているので
3スロットとしている。したがって、各スロット内に収
められる2つのコイル辺は、第6図をみてもわかるよう
に、同じ相に属するコイルの上コイル(スロット内の内
側のコイル)辺,下コイル辺(スロット内の外側のコイ
ル)であり、一例としてはスロット番号#4に収納され
る2つのコイル辺は、U相帯コイル4の上コイル辺と
相帯コイル5の下コイル辺であり、U相帯コイル4と
相帯コイル5の巻回数は同じで巻方向は逆方向となる。
他のスロットの場合も、U相帯コイル4,相帯コイル5
またはV相帯コイル8,相帯コイル9もしくはW相帯コ
イル7,W相帯コイル6を用いて同様になされている。
この整数スロット巻線の毎極毎相のスロット数q=1の
巻線方法は、有限のスロットピッチに対して従来多用さ
れている整数スロット巻線の中では、最も極数を多くと
れる巻線であり、モータコア径を制限した条件で最も小
形,高出力であるブラシレスモータである。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来例の整数スロット巻線で毎極,毎相のスロット数q
がq=1の巻線方法では、rを1,3,5,7……の高周波次
数とする巻線係数kwrがkwr=1.0となり、ギャップ磁速
分布中に含まれる高調波成分が低減できない。従って、
誘起電圧波形に歪みを生じ、トルクリップルが発生す
る。
そこで、トルクリップル低減の対策として以下の3つの
手段があるが、いずれも他の新たな問題を生じることに
なる。すなわち、 電機子スロットまたは永久磁石にスキューを施す
と、スキュー効果によりトルクリップルは低減できる
が、スロット内の巻線の占有率を悪くし、材料の有効活
用を妨げ、モータの効率,力率を犠牲にするから好まし
くない。
第9図[(a)はロータの要部の正断面図、(b)
はその斜視図である]に示すごとく、界磁磁石2をギャ
ップ磁束分布が正弦波分布となるように、ロータヨーク
3の外周(内R)と永久磁石2の外周(外R)の中心点
が異なる形状に界磁磁石2を加工する。(ただし、内R
>外Rである)と、トルクリップルは低減できるが、加
工が複雑となるため、永久磁石2がコスト高となる。
電機子の毎極毎相のスロット数qがq>1の分数ス
ロット巻線を用いれば、良好な誘起電圧波形が得られト
ルクリップルも低減されるが、q=1の場合に比べて明
らかにモータ極数の多極化に対しては不利である。ま
た、モータ極数Pの多極化を行なうためには、従来より
用いられる分数スロット巻線でqをq=1/2にする巻線
方法も適用されるが、巻線係数kwrの低下に加えて、巻
線利用率の低下という不具合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、他の新
たな問題を生じることなく、高周波成分に起因するトル
クリップルを低減することが可能なブラシレスモータの
巻線方法を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、極数がPの磁極を有するロータと、3相電機
子巻線の上コイル及び下コイルが挿入されるN個のスロ
ットが円周方向へ所定間隔毎に形成されたステータと、
を備え、しかも、前記N個のスロットは、#1〜#Nの
スロット番号が付されたものであって、このスロット番
号の順序に従って、円周方向の時計回り方向又は反時計
回り方向に順次形成されたものであり、さらに、あるス
ロット内の上コイル及び下コイルに連続する他のスロッ
ト内のコイルは、それぞれ下コイル及び上コイルとなっ
ている、2層重ね巻き構造のブラシレスモータにおい
て、前記Nの数値を、(3/2)・P<N<3P、の条件式
を満足し且つ相数3の倍数となる整数に定め、複素平面
上に描いた単位円の円周を6等分し、U相,V相,W相及び
これらの逆相である相,相,相の6相の領域を、
この円周上へ反時計回り方向又は時計回り方向に、U
相,相,V相,相,W相,相の順で設定し、U相の円
弧の中点をスロット番号#1に設定した後、#2以降の
スロット番号を、時計回り方向又は反時計回り方向に順
次(Pπ/N)ラジアンずつずらしてN個のスロット番号
の位置を設定し、スロット番号#1に対してπラジアン
ずらした位置に隣接するスロット番号であって、スロッ
ト番号#1に近い方のスロット番号#Mを選定し、コイ
ル飛び数TをT=M−1により求め、前記ステータに形
成されたN個のスロットに対するコイルの挿入を、コイ
ル飛び数Tずつ数を飛ばしたスロット番号毎に順次サイ
クリックに行うこと、を特徴とするものである。
〔作用〕
毎極毎相のスロット数qはq=N/(3P)により求められ
る。上記構成によれば、スロット数Nは(3/2)・P<
N<3Pの条件式を満足するので、qの範囲も1/2<q<
1となる。q<1としたとにより、モータ極数の多極化
に有利なものとなる。q>1/2としたのは、qが1/2以下
になると、次第にステータ側のティースとロータ側の磁
極との間の吸引力の変化が大きくなり、コギングトルク
が増大することが知られているからである。
qを1より小さく設定すること自体は、高調波低減の趣
旨に反するものとなるが、上記構成におけるコイルの配
置によって高調波を低減することが可能になる。
すなわち、まず、複素平面上の単位円周上に6相の領域
を等分に配置し、スロット番号#1から順番に(Pπ/
N)ずつずらして配置することは、連続する2つのスロ
ット番号の複素平面上の距離をモータ極数Pの数に対応
させて定めたことになる。そして、U相のスロット番号
#1に対してπラジアンずらした位置を求め、これに隣
接するスロット番号のうちスロット番号#1に近い方の
スロット番号#Mを選定するということは、逆相である
相に属するスロット番号のうちスロット番号#1に最
も近いものを選定したということになる。したがって、
T=M−1はスロット番号#1から#Mに行くまでの間
に飛ばしたコイル番号の数を意味している。このコイル
飛び数は、上記した単位円周上のコイル番号の位置の配
置関係からも明らかなように、#1以外のどの相のどの
スロット番号についても同様の値となる。
このように、複素平面上に描いた単位円周における幾何
学的関係を利用して、コイル飛び数Tを求めた後、ステ
ータに実際に形成されているスロットにコイルを挿入す
る際は、スロット番号#1から順に、コイル飛び数Tだ
け数を飛ばしたスロット番号に続くようにしていけばよ
い。この場合、各相と各スロット番号との対応関係は、
単位円周上の幾何学的関係のみに基いて定められている
ので、同一スロット内の上コイルと下コイルとは、必ず
しも同相のものになるとは限らない。
以上のようにして、ステータに巻回された電機子巻線に
ついて考えてみると、互に逆相関係にあるスロット間の
距離が極数Pに応じて最小のものとなっており、且つ、
どのスロット間についても均一となっていることがわか
る。したがって、スロットを少数にして、巻線を分布配
置させることができるので、起磁力波形に含まれる高調
波を低減することが可能になる。
〔実施例〕
本発明の一実施例の正断面図を第1図に示す。
この分数スロット巻線を施したブラシレスモータは、相
数が3で極数Pが8極であり、ステータコア1のスロッ
ト内には次のような手順で電機子巻線が巻回される。
ステータスロット数Nは15であり、これは(3/2)・P
<N<3Pの式を満足している。そして、毎極毎相のスロ
ット数qがq=5/8の2層重ね巻きにしてある。
第1図からわかるように、#1から#15までのスロット
を順次、空隙円周に沿って等間隔に配置するとともに、
各スロットには上コイル辺と下コイル辺の2つのコイル
辺を収容させる。
U,,V,,W,の6相帯の各相帯に属するコイルのスロ
ットへの配置を行なうには、第2図に表わすように、複
素平面を考え、原点の周りに単位半径の円(単位円)を
描き、その単位円周を6等分して、それら円弧を順次U,
,V,,W,の6相帯に対応させる。
次いで、U相帯の円弧の中点を#1のスロットに対応さ
せ、この点を起点として単位円周上で角度Pπ/N(ra
d)〔ここでは8/15π(rad)〕ずつ隔てて割り出した点
を順次、#2以降#15までの各々スロットに対応させ
る。
その結果、スロット番号#1,#5,#12にはU相帯に属す
るコイルの下コイル辺が、スロット番号#9,#13にはW
相帯に属するコイルの下コイル辺が、スロット番号#2,
#6,#10にはV相帯に属するコイルの下コイル辺が、ス
ロット番号#3,#14にはU相帯に属する下コイル辺が、
スロット番号#7,#11,#15にはW相帯に属するコイル
の下コイル辺が、スロット番号#4,#8には相帯に属
するコイルの下コイル辺が、それぞれ配置される。
そして、基準として#1のスロットをとり単位円周上に
おき、この#1のスロットに対して角度がほぼπ(ra
d)ずれた位置、すなわち相帯円弧の中点付近にあた
るスロットを1つだけとって、そのスロット番号#M
(ここでは#M=#3)を選定する。次いで、コイル飛
び数Tを、T=M−1=3−1=2により求める。
このようにして、コイル飛び数T=2を求めたら、15個
のスロットにコイルを挿入する場合、コイル番号を2ず
つ飛ばして順次サイクリックに行うようにする。
すなわち、第1図において、各スロット内コイルの接続
関係を説明すると、#1のU相コイル(下部コイル)→
#3の相コイル(上部コイル)→#3の相コイル
(下部コイル)→#5のU相コイル(上部コイル)→#
5のU相コイル(下部コイル)→#7の相コイル(上
部コイル)→#7のW相コイル(下部コイル)→…#14
の相コイル(下部コイル)→#1のU相コイル(上部
コイル)となる。この第1図から明らかなように、#2,
#7,#12のスロットでは上部コイルと下部コイルとが必
ずしも同相に属するものとなっていない。
第3図は、このような接続関係を示したものであり、各
6相帯に属する各コイルの上コイル辺および下コイル辺
をスロット番号#1から#15までのスロット中に配置し
た図である。
また、U相,V相,W相の各相に属するコイル、おのおの 極数P×毎極毎相のスロット数q=8×5/8=5個 で、その巻方向は第3図中の矢印の示す通りである。
U相帯コイル4と相帯コイル5は、巻回数は同じで巻
方向は反対になっており、V相帯コイル8,相帯コイル
9またはW相帯コイル7,相帯コイル6についても同じ
である。U相,V相,W相に属するコイル群は、それぞれ機
械的に(2/3)・π(rad)の位相差を持ち配設される。
しかして、ロータヨーク3の外側表面には、第4図に表
わす方向に着磁された永久磁石2をNで示し、これと逆
方向に着磁された永久磁石2をSで表わしている。永久
磁石2の外周面の円弧(外R)のロータヨーク3の外周
面の円弧(内R)の中心点は同一つまり同心円をなす。
以上のようにし、電機子およびロータが構成され、次の
ような種々の利点を有するブラシレスモータが得られ
る。
1)分数スロット巻線をステータスロット数Nが(3/
2)・P<N<3Pの条件下で電機子に施すと、ステータ
スロット数Nが整数スロット巻線の毎極毎相のスロット
数q=1の場合と同数またはそれ以下にあっても、モー
タの極数を従来例に比し著しく多くにでき、従ってモー
タ定数Mcは向上し、各スロットを形成するステータティ
ースの機械的強度にも無理のない小形、高出力のブラシ
レスモータが実現される。
(2)モータの極数を多極にするので、界磁磁石の永久
磁石使用量が低減される。
つまり、電機子巻線による減磁アンペアターンAT
windは、 となる。
ただし、kwは巻線係数、Wは1相のターン数、Iは電機
子電流、Pは極数とし、かつ磁石のパーミアンス係数は
一定としている。
したがって、モータの過負荷時に永久磁石を減磁させな
いためには、永久磁石にこの減磁アンペアターン分の起
磁力を持たせればよい。過負荷耐力を同一にして永久磁
石の回転半径方向の厚みLmを減少するには、モータの極
数を多く極化して電機子巻線による減磁アンペアターン
を減せばよいことが上式よりわかるので、モータの極数
を多極にして行くと、過負荷耐力は同じにして磁石の厚
みLmが薄くなり、その分だけ永久磁石量が低減される。
従来例に比較し、30〜40%の磁石量の低減が可能であ
る。
3)分数スロット巻線を用いることにより、この巻線方
法の持つ巻線係数kwからギャップ磁束密度分布中に含ま
れる各空間高調波成分が低減され、よって空間高調波に
よるトルクリップルを低減できる。
従来の巻線係数kwr=1となる整数スロット巻線q=1
の場合では、ギャップ磁束密度分布が正弦波状になるよ
うに磁石形状を第9図の形状にする必要があったが、本
発明ではその必要がなく、第4図に表わす内R,外Rの中
心点が同じで外R=内R+磁石厚みLmとなる簡略化され
た永久磁石で済み、磁石加工が簡単になり、磁石コスト
が低減される。
また、本発明では、磁石から見たスロットパーミアンス
が正弦波状に変化するため、第4図の磁石形状でもコギ
ングトルクを低減できる。
仮に整数スロット巻線q=1て磁石形状を第4図のとき
に発生するトルクリップル,コギングトルクと比べ、本
は対による分数スロット巻線の場合は1/10程度に低減さ
れる。
4)従来は整数スロット巻線q=1で磁石形状を第4図
のようにした場合に発生するトルクリップル,コギント
ルクを低減する方策としてステータスロットにスキュー
を施したり、磁石にスキーを施したりするが、いずれも
巻線占有率(Space Factor)および磁石加工性が悪く好
ましくないが、本発明における分数スロット巻線では、
これら対策を施す必要がなく、巻線占有率も磁石加工性
も向上する。
5)従来技術によるモータに比べ、モータ定数Mcが向上
するため小形高出力となり、かつ磁石コストを低減し、
安価なブラシレスモータの実現が可能となる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、他の新たな問題を生じ
ることなく、高調波成分に起因するトルクリップルを低
減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の正断面図、第2図は各ステ
ータスロットに配置する各相帯コイルの解析図、第3図
は6相帯の各コイルの上辺コイル辺と下コイル辺のスロ
ット中への配置図、第4図は磁石形状を表わすロータの
一部断面図、第5図はモータ定数と極数の特性図、第6
図ないし第9図は従来例の説明図である。 1……ステータコア、2……永久(界磁)磁石、3……
ロータヨーク、4……U相帯コイル、5……U相帯コイ
ル、6……W相帯コイル、7……W相帯コイル、8……
V相帯コイル、9……相帯コイル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠矢 隆行 福岡県北九州市八幡西区大字藤田2346番地 株式会社安川電機製作所内 (56)参考文献 特開 昭60−216759(JP,A) 特開 昭55−120349(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】極数がPの磁極を有するロータと、 3相電機子巻線の上コイル及び下コイルが挿入されるN
    個のスロットが円周方向へ所定間隔毎に形成されたステ
    ータと、 を備え、 しかも、前記N個のスロットは、#1〜#Nのスロット
    番号が付されたものであって、このスロット番号の順序
    に従って、円周方向の時計回り方向又は反時計回り方向
    に順次形成されたものであり、 さらに、あるスロット内の上コイル及び下コイルに連続
    する他のスロット内のコイルは、それぞれ下コイル及び
    上コイルとなっている、 2層重ね巻き構造のブラシレスモータにおいて、 前記Nの数値を、(3/2)・P<N<3P、の条件式を満
    足し且つ相数3の倍数となる整数に定め、 複素平面上に描いた単位円の円周を6等分し、U相,V
    相,W相及びこれらの逆相である相,相,相の6相
    の領域を、この円周上へ反時計回り方向又は時計回り方
    向に、U相、相,V相,相,W相,相の順で設定し、 U相の円弧の中点をスロット番号#1に設定した後、#
    2以降のスロット番号を、時計回り方向又は反時計回り
    方向に順次(Pπ/N)ラジアンずつずらしてN個のスロ
    ット番号の位置を設定し、 スロット番号#1に対してπラジアンずらした位置に隣
    接するスロット番号であって、スロット番号#1に近い
    方のスロット番号#Mを選定し、コイル飛び数TをT=
    M−1により求め、 前記ステータに形成されたN個のスロットに対するコイ
    ルの挿入を、コイル飛び数Tずつ数を飛ばしたスロット
    番号毎に順次サイクリックに行うこと、 を特徴とするブラシレスモータの巻線方法。
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