JP3369317B2 - 多相リニアモータの鉄心製造方法 - Google Patents

多相リニアモータの鉄心製造方法

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JP3369317B2 JP20468094A JP20468094A JP3369317B2 JP 3369317 B2 JP3369317 B2 JP 3369317B2 JP 20468094 A JP20468094 A JP 20468094A JP 20468094 A JP20468094 A JP 20468094A JP 3369317 B2 JP3369317 B2 JP 3369317B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハイブリッド型リニア
モータ、VR型リニアモータ、永久磁石型リニアモータ
などを含む多相リニアモータの鉄心製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10に、従来のよく知られているシリ
ンダ形リニアモータの縦断面図を示す。
【0003】図10において、前記シリンダ形リニアモ
ータの固定子100の固定子鉄心101,102,10
3および104は、その外周縁部が厚さ方向に厚くなっ
た段付きのリング形状をしており、その内周面には軸方
向に等ピッチで複数個の固定子小歯105が配設されて
いる。そして、これら固定子鉄心101,102,10
3および104は、フレーム116により支持され、ま
たケーシングされる。
【0004】該固定子鉄心101と102を前記外周縁
部をつき合わせてる形で組み合せることにより形成され
るリング状の溝部には、リング状巻線106が挟持され
ている。また、これと同様に、該固定子鉄心103と1
04の間に形成されるリング状の溝部には、リング状巻
線107が挟持されている。
【0005】該シリンダ形リニアモータは、これら固定
子鉄心101と102、およびリング状巻線106によ
り1つの相を形成し、また固定子鉄心103と104、
およびリング状巻線107により他の1つの相を形成
し、全体で2相を構成している。リング状の永久磁石1
08は、前記2つの相を形成している固定子鉄心10
1,102と固定子鉄心103,104との間に挟持さ
れ、移動子109の軸方向に着磁されている。
【0006】移動子109の移動子鉄心110は、円筒
形状を有し、その外周面には複数個の移動子小歯111
が軸方向に等ピッチで配設されている。そして、該移動
子109は、ブラケット112と113により、軸受1
14と115を介して軸方向に移動自在に支持される。
【0007】前記固定子小歯105と移動子小歯111
とは、以下の位置関係にある。すなわち、固定子鉄心1
04に配設された固定子小歯105が移動子小歯111
と丁度向き合っている場合において、固定子鉄心103
に配設された固定子小歯105は、固定子鉄心104に
比較して、歯ピッチの2/4だけ軸方向にずれた位置に
ある。また、固定子鉄心102に配設された固定子小歯
105は、固定子鉄心104に比較して、歯ピッチの1
/4だけ軸方向にずれた位置にある。さらに、固定子鉄
心101に配設された固定子小歯105は、固定子鉄心
104に比較して、歯ピッチの3/4だけ軸方向にずれ
た位置にある。
【0008】このような構成にすることにより、該シリ
ンダ形リニアモータは、2相のハイブリッド型リニアモ
ータを構成している。
【0009】しかし、前記構成のシリンダ形リニアモー
タは、巻線収納部を大きく取ることができず、相あたり
のアンペア導体数が大きく取れないため、推力が低いと
いう欠点があった。また、固定子鉄心101,104
は、固定子鉄心102,103よりも永久磁石108か
ら遠い位置にあるため、磁気回路が不均一であり、励磁
する相によって推力に違いがあるという欠点もあった。
さらに、原理的に、各相が軸方向に配置される構成とな
るため、モータの軸方向の長さが長くなり、さらにま
た、永久磁石108が固定子100側にあるために、モ
ータケーシングを必要とすると同時に、移動子109の
軸方向の長さを固定子100の軸方向の長さよりも長く
する必要があるために、移動子109の慣性が大きくな
るという欠点もあった。また同時に、多相化が困難であ
るという欠点もあった。
【0010】このため、これらの欠点を解消するリニア
モータが、本発明者によって、既に提案されており、固
定子鉄心を形成する固定子鉄板の形状について、次のよ
うに開示している。すなわち、一方は、kを正の整数、
mを相数とすると、前記固定子鉄心を形成する固定子鉄
板は、2km個の突極を有し、該突極は、前記固定子鉄
板の内周方向に、固定子小歯の歯先部を形成する突極が
m個、その歯底部を形成する突極がm個の順に並んで1
組を形成し、その組がk組存在するように構成されたも
のである。(特願平4−332761号、特願平4−3
40280号)
【0011】他方は、kを1以上の整数,mは相数,n
をm/2以下であってm/2に最も近い値の整数とする
とき、固定子鉄板は、km個の突極を有するとともに、
移動子と対向する前記突極の先端部が、前記移動子側か
らみて、内半径が小さい突極がn個、内半径の大きい突
極が(m−n)個の順に並んで1組を形成し、その組が
k組存在するように構成されたものである。(特願平5
−100810号)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記構
成のリニアモータの場合、次のような問題点があった。 (1) 固定子鉄心は、または移動子鉄心の小歯は、歯
先部を構成する突極部と歯底部を構成する突極部とが所
定配置された鉄板を、所定角度で回転積層することによ
り構成されるため、突極部は円周等ピッチ配置にしなけ
ればならず、モータ形状が平板形状や半円形状などの構
成ができない。 (2)また、固定子鉄心の外形も、回転積層したとき同
一となるようにする必要があり、例えば5相モータの場
合、固定子鉄心の外形は四角形にはできない。
【0013】本発明はかかる点に鑑みなされたもので、
その目的は前記問題点を解消し、モータ形状の制約を受
けない多相リニアモータの鉄心製造方法を提案すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、エアギャップを介して固定子と移動
子とが対向して配設されており、該固定子または移動子
は、該移動子の移動方向と直角な方向にのびたエアギャ
ップに沿って配設された複数個の突極部を有し、各突極
部のエアギャップに対向した面には、前記移動子の移動
方向に沿って多数の小歯が等ピッチで形成されるととも
に、前記各突極部に形成された固定子小歯または移動子
小歯は、互いに移動子の移動方向に所定のずれをもって
配置されている固定子鉄心または移動子鉄心を有する多
相リニアモータの鉄心製造方法において、次のとおりで
ある。
【0015】(1) 前記固定子鉄心または移動子鉄心
は、打抜金型により打ち抜かれた種類の鉄板を移動子
の移動方向に順番に繰り返して積層することにより、前
記各突極部が形成されるとともに、該各突極部のエアギ
ャップに対向した面には、前記移動子の移動方向に沿っ
て歯ピッチmt 0 の小歯で、ステップごとの基本移動量
が該歯ピッチの1/2mに形成され、km個の前記各突
極間では、ある突極の前記小歯を基準とした場合、他の
突極の前記小歯は移動子の移動方向に(d/2m)m
0のずれが生じる個の突極を1組とする突極組がk組
形成されるハイブリッド型または永久磁石型多相リニア
モータの鉄心製造方法である。ただし、mは相数であっ
て3以上の奇数であり、0は鉄板の板厚とし、また、
kは1以上の整数、dは1≦d≦2m−1を満足する
(m−1)個の互いに異なる整数とする。
【0016】前記固定子鉄心または移動子鉄心は、打抜
金型により打ち抜かれたm種類の鉄板を移動子の移動方
向に順番に繰り返して積層することにより、前記各突極
部が形成されるとともに、該各突極部のエアギャップに
対向した面には、前記移動子の移動方向に沿って歯ピッ
チmt0の小歯で、ステップごとの基本移動量が該歯ピ
ッチの1/mに形成され、km個の前記各突極間では、
ある突極の前記小歯を基準とした場合、他の突極の前記
小歯は移動子の移動方向に(d/m)mt0のずれが生
じるm個の突極を1組とする突極組がk組形成されるV
R型多相リニアモータの鉄心製造方法である。ただし、
mは相数であって3以上の奇数であり、0は鉄板の板
厚とし、また、kは1以上の整数、dは1≦d≦m−1
を満足する(m−1)個の互いに異なる整数とする。
【0017】
【作 用】前記のように構成された多相リニアモータの
鉄心製造方法は、鉄板打抜金型により打ち抜かれた所定
種類の鉄板を順番に繰り返し積層することにより、積層
方向に所定歯ピッチの小歯を形成することができる。
【0018】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
を例示的に詳しく説明する。図1は、本発明の請求項1
に係わる一実施例を示す多相リニアモータの縦断面図、
図2は、図1のII−II線による横断面図である。
【0019】図1および図2において、固定子1の方形
状の固定子鉄心10に等ピッチ角度で配設された5個の
突極11,12,13,14および15には、その内周
面に軸方向に等ピッチで複数個の固定子小歯16(歯先
部16aと歯底部16b)が配設されている。また、こ
れら5個の突極11,12,……15のそれぞれに、固
定子巻線W1,W2,W3,W4およびW5が各別に巻
回されている。
【0020】前記固定子鉄心10の軸方向両端にある内
径部10aを嵌め合い穴とし、エンドブラケット17,
18に形成された嵌め合い部17a,18aが、前記内
径部10aに嵌合されている。
【0021】一方、固定子1内に、エアギャップを介し
て該固定子1と対向して配設される移動子2は、前記ブ
ラケット17と18により、軸受19,20を介して固
定子鉄心10と軸心を同一に、軸方向に移動自在に支持
される。そして、該移動子2には、軸21上に磁極鉄心
22aと22b、および該磁極鉄心22a,22bの間
に挟持され、かつ軸方向に磁化されたリング状の永久磁
石23が配設されている。そして、前記磁極鉄心22
a,22bの外周面には、前記固定子小歯16に対向し
て、軸方向に同一等ピッチで複数個の移動子小歯24
(歯先部24aと歯底部24b)が配設されており、そ
の配列は図1に示すような関係になっている。すなわ
ち、前記磁極鉄心22aの移動子小歯24の歯先部24
aと前記固定子突極12の固定子小歯16の歯先部16
aとがちょうど対向しているとき、前記磁極鉄心22b
の移動子小歯24の歯先部24aは、前記固定子小歯1
6の歯底部16bとちょうど対向している。
【0022】図3(a)〜(f)は、固定子鉄心10を
形成している固定子鉄板30a,30b,30c,30
d,30e,30fの例を示したものである。該固定子
鉄板30a〜30eまでが前記固定子小歯16の形成に
かかわる5種類の固定子鉄板であり、前記鉄板を30
a,30b,30c,30d,30eの順に繰り返し積
層することにより形成される突極11,12,13,1
4および15の固定子小歯16の様子(形状)を、前記
移動子2の側からみたものを図4に示す。ハッチングの
ある部分が歯先部16aを示し、ハッチングのない部分
が歯底部16bを示す。
【0023】また、前記固定子鉄心10の両端の内径部
10a,10aを、前記エンドブラケット17、18の
嵌め合い穴に使用する場合には、該両端に積層する数枚
の鉄板を前記固定子鉄板30fにすることも可能であ
る。
【0024】本実施例(図1、図2、図3、図4)は多
相ハリブリッド型の場合であり、各数値は以下の通りで
ある。m=5、また、k=1としているため固定子の突
極数kmは5である。また図3(a)〜(e)に示す5
種類の前記鉄板30a〜30eを順番に繰り返し積層し
たときの固定子小歯16の様子(形状)は図4の通りで
ある。図4において、前記突極11に配設された前記小
歯16を基準とした場合、突極12の前記小歯は移動子
の移動方向に歯ピッチの2/5すなわち4/10ずれて
いる。同様に、突極13の小歯は歯ピッチの4/5すな
わち8/10、突極14の小歯は歯ピッチの1/5すな
わち2/10、突極15の小歯は歯ピッチの3/5すな
わち6/10ずれている。したがって、前記各突極1
1,12,13,14,15にそれぞれ巻回した巻線W
1,W2,……W5を各相巻線とすることにより、5相
ハイブリッド型リニアパルスモータを構成することがで
きる。この場合のステップごとの基本移動量は歯ピッチ
の1/2m、すなわちt0/2である。また、dの値は
前記のように4、8、2、6であり、1≦d≦9を満足
する4個の互いに異なる整数である。kを2とした場合
には突極数は10となり、前記の突極11〜15の5個
の突極を1組とする突極組が2組形成されることにな
る。
【0025】図5(a)〜(e)は、前記実施例の変形
例を示す移動子鉄板40a,40b,40c,40d,
40eの平面図である。分かりやすくするため相数、突
極数および隣接突極間の小歯のずれは前記実施例と同じ
にしてある。
【0026】従って、前述と同様に、前記移動子鉄板4
0a,40b,40c,40d,40eの順に繰り返し
積層することにより移動子鉄心を形成する。そして、該
移動子鉄心に形成される各突極の各先端面に、鉄板積層
方向に多数の移動子小歯24を形成することができ、形
成される該移動子小歯24の様子(形状)を、前記固定
子1の側からみた図は、図4と同様になる。
【0027】前記実施例の変形例(図5(a)〜
(e))も、前記実施例と同じ数値関係の多相ハイブリ
ッド型の場合であるが、モータ形状は筒型ではなく平板
状にした場合である。
【0028】次に、図6から図9に請求項2に係わる他
の一実施例を示す。同図において、突極31,32,…
…36のほか、図1〜図4と同じ部材には同一符号を付
してその説明を省略する。ここでm=3、k=2であり
突極数は6である。また、図8からも明らかなように、
突極31に形成された固定子小歯16を基準とした場合
には、突極32の小歯は歯ピッチの1/3ずれており、
突極33の小歯は歯ピッチの2/3ずれている。突極3
4,35,36の各小歯16は前記突極31,32,3
3の各小歯16とそれぞれ同じ位置関係にあり、突極3
1,32,33を1組とする突極組が2組形成されてい
るといえる。そこで、図9のように各巻線W1,W2,
……W6を結線することにより3相VR型リニアパルス
モータを構成することができる。この場合のステップご
との基本移動量は歯ピッチの1/m、すなわちt0 であ
る。また、dの値は前記のように1、2であり、1≦d
≦m−1を満足する2個の互いに異なる整数である。
【0029】なお、前記第1の実施例および第3の実施
例では、固定子鉄心側に複数個の突極部が形成されたも
のについて、第2の実施例では移動子鉄心側に複数個の
突極部が形成されるものについて説明したが、エアギャ
ップを介して対向している鉄心のいずれか一方の側を固
定子とし、他方の側を移動子とするかは相対的なもので
あり、いずれにもなり得るものである。また、本発明の
鉄心製造方法は、前記実施例に示す多相リニアモータに
限定されず、鉄板の積層方向に小歯を形成する鉄心を有
する他のリニアモータにも適用できることは明白であ
る。
【0030】なお、本発明の技術は前記実施例における
技術に限定されるものではなく、同様な機能を果す他の
態様の手段によってもよく、また本発明の技術は前記構
成の範囲内において種々の変更、付加が可能である。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の多相リニアモータの鉄心製造方法によれば、エアギャ
ップを介して固定子と移動子とが対向して配設してお
り、該固定子または移動子に配設される複数個の突極部
先端面には、多数の小歯が形成された多相リニアモータ
の鉄心製造に際し、その固定子鉄心または移動子鉄心
は、打抜金型により、打ち抜かれた所定種類の鉄板を順
番に繰り返し積層することにより形成されるので、従来
のような鉄板に突極を円周方向に等ピッチに配設する必
要はなく、前記モータの形状の制約を受けない。すなわ
ち、前記モータの鉄心形状が平板状や半円形状などの固
定子鉄心または移動子鉄心でも製造することができる。
【0032】また、従来は回転積層するため2相およ
び、4相モータ以外の場合には、鉄板外形を円形にしな
ければならず、モータ組立ねじ部をモータ外部に出さな
いようにすると、鉄板ヨーク部をその分厚くとる必要が
あり、その結果、巻線スペースや移動子外径が小さくな
り推力が小さくなるという問題があったが、本方法によ
ればモータ相数に関係なくモータ外形を四角形状等にす
ることができ、巻線スペースや移動子外径を小さくする
ことなく、ねじ部を鉄心内に配置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すリニアモータの縦断面
図である。
【図2】図1のII−II線による断面図である。
【図3】固定子鉄心を形成する各固定子鉄板の平面図
で、図3(a),図3(b),図3(c),図3
(d),図3(e)および図3(f)は、各突極部の先
端に、固定子小歯を形成する歯先部または歯底部が形成
された例を示す図である。
【図4】図3の固定子鉄板を、所定の順番で順次積層し
たとき、形成される固定子小歯を移動子側から見た展開
図である。
【図5】図3の一変形例を示し、移動子鉄心を形成する
各移動子鉄板の平面図で、図5(a),図5(b),図
5(c),図5(d)および図5(e)は、各突極部の
先端に、移動子小歯を形成する歯先部または歯底部が形
成された例を示す図である。
【図6】本発明のリニアモータの他の一実施例を示す縦
断面図である。
【図7】固定子コアを形成する固定子鉄板の平面図であ
る。
【図8】図7の固定子鉄板を所定の順番で順次積層した
ときに形成される固定子小歯部を移動子側から見た展開
図である。
【図9】固定子巻線の結線図である。
【図10】従来のシリンダ形リニアモータの縦断面図で
ある。
【符号の説明】
10 固定子鉄心 11,12〜15,31,32〜36 突極部 16 固定子小歯 16a 歯先部 16b 歯底部 22,22a,22b 磁極鉄心(移動子鉄心) 24 移動子小歯 24a 歯先部 24b 歯底部 30,30a,30b〜30f,40,40a,40b
〜40e,30′a,30′b,30′c 鉄板 P1,P2,P3〜P10 突極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 41/02 - 41/035

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアギャップを介して固定子と移動子と
    が対向して配設されており、該固定子または移動子は、
    該移動子の移動方向と直角な方向にのびたエアギャップ
    に沿って配設された複数個の突極部を有し、各突極部の
    エアギャップに対向した面には、前記移動子の移動方向
    に沿って多数の小歯が等ピッチで形成されるとともに、
    前記各突極部に形成された固定子小歯または移動子小歯
    は、互いに移動子の移動方向に所定のずれをもって配置
    されている固定子鉄心または移動子鉄心を有する多相リ
    ニアモータの鉄心製造方法において、 前記固定子鉄心または移動子鉄心は、打抜金型により打
    ち抜かれた種類の鉄板を移動子の移動方向に順番に繰
    り返して積層することにより、前記各突極部が形成され
    るとともに、該各突極部のエアギャップに対向した面に
    は、前記移動子の移動方向に沿って歯ピッチmt 0 の小
    で、ステップごとの基本移動量が該歯ピッチの1/2
    mに形成され、km個の前記各突極間では、ある突極の
    前記小歯を基準とした場合、他の突極の前記小歯は移動
    子の移動方向に(d/2m)m0のずれが生じる
    の突極を1組とする突極組がk組形成されることを特徴
    とするハイブリッド型または永久磁石型多相リニアモー
    タの鉄心製造方法。ただし、mは相数であって3以上の
    奇数であり、0は鉄板の板厚とし、また、kは1以上
    の整数、dは1≦d≦2m−1を満足する(m−1)
    の互いに異なる整数とする
  2. 【請求項2】 エアギャップを介して固定子と移動子と
    が対向して配設されており、該固定子または移動子は、
    該移動子の移動方向と直角な方向にのびたエアギャップ
    に沿って配設された複数個の突極部を有し、各突極部の
    エアギャップに対向した面には、前記移動子の移動方向
    に沿って多数の小歯が等ピッチで形成されるとともに、
    前記各突極部に形成された固定子小歯または移動子小歯
    は、互いに移動子の移動方向に所定のずれをもって配置
    されている固定子鉄心または移動子鉄心を有する多相リ
    ニアモータの鉄心製造方法において、 前記固定子鉄心または移動子鉄心は、打抜金型により打
    ち抜かれたm種類の鉄板を移動子の移動方向に順番に繰
    り返して積層することにより、前記各突極部が形成され
    るとともに、該各突極部のエアギャップに対向した面に
    は、前記移動子の移動方向に沿って歯ピッチmt0の小
    で、ステップごとの基本移動量が該歯ピッチの1/m
    形成され、km個の前記各突極間では、ある突極の前
    記小歯を基準とした場合、他の突極の前記小歯は移動子
    の移動方向に(d/m)mt0のずれが生じるm個の突
    極を1組とする突極組がk組形成されることを特徴とす
    るVR型多相リニアモータの鉄心製造方法。ただし、m
    は相数であって3以上の奇数であり、0は鉄板の板厚
    とし、また、kは1以上の整数、dは1≦d≦m−1を
    満足する(m−1)個の互いに異なる整数とする
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