JPH06189277A - アスペクト比変換装置 - Google Patents

アスペクト比変換装置

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JPH06189277A
JPH06189277A JP4342421A JP34242192A JPH06189277A JP H06189277 A JPH06189277 A JP H06189277A JP 4342421 A JP4342421 A JP 4342421A JP 34242192 A JP34242192 A JP 34242192A JP H06189277 A JPH06189277 A JP H06189277A
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frequency
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clock
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Kenichi Hirata
健一 平田
Makoto Kumano
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力映像信号中にジッタが含まれている場合
でも良好なアスペクト比変換動作が行なえるアスペクト
比変換装置を得る。 【構成】 クロック発生器360a,360bは同期信
号分離装置500により分離した水平同期信号に位相ロ
ックし、2種類の書込み系クロック361a,361b
を出力する。制御装置300はモードに応じたその一方
のクロックをクロック選択器380により選択し、その
タイミングでメモリ310に書込む。一方、クロック発
生器370aは同様に位相ロックして読込み系クロック
302を出力する。制御装置300はその読込み系クロ
ック302によりメモリ310内のデータを読出し、映
像信号のアスペクト比変換を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放送規格が等しく、
画面の横・縦のサイズ比であるアスペクト比が異なる映
像信号のアスペクト比を変換するアスペクト比変換装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、テレビジョン受像機(以下、受像
機と称す。)においては、より迫力と臨場感のある映像
化が色々と工夫されている。既にハイビジョン放送等の
映像メディアにおいては、16:9のアスペクト比の映
像画面が実現されているが、特に放送規格上は従来のも
のと同一であり、アスペクト比のみが異なるものであ
る。
【0003】例えばNTSC信号の場合においては、走
査線数が525本、水平走査周波数と垂直走査周波数が
それぞれ15.734KHz と59.94Hz(インターレ
ース)であり従来のものと同一であるが、アスペクト比
が16:9と従来のアスペクト比4:3と異なってい
る。
【0004】図11はアスペクト比の異なる映像画面を
示し、(a)はアスペクト比4:3の映像画面を示し、
(b)は同じく16:9の映像画面を示している。これ
に用いられる映像信号は従来からあるNTSC信号のた
め、映像化するまでの信号処理回路は共通のものが使用
でき、唯一受像管のみが異なっている。
【0005】新しいアスペクト比16:9に対応した受
像機では、アスペクト比16:9用の映像信号はもとよ
り、従来よりある4:3のアスペクト比用の映像信号の
映像化も損色なくできる様に信号処理回路の対応がとれ
ている。しかし、問題は、既に市場に数多く存在するア
スペクト比16:9未対応の受像機によりアスペクト比
16:9用の映像信号を受信した場合である。この場
合、映像信号の放送規格が同一であるので、受信は可能
であるが、アスペクト比が異なるため、縦に細長い不自
然な映像が現われる。
【0006】図12はアスペクト比16:9用の映像信
号を受信した場合の各受像機の映像を示し、(a)はア
スペクト比16:9の受像機での映像、(b)は従来の
アスペクト比4:3の受像機で受信した場合の映像、
(c)は(a)に示す映像画面の全てがアスペクト比
4:3の画面の一部になるように、映像信号のアスペク
ト比変換を行うワイドモード時の映像、(d)は(a)
に示す映像画面の一部がアスペクト比4:3の画面の全
部になるように、映像信号のアスペクト比変換を行うズ
ームモード時の映像をそれぞれ示している。
【0007】次に、上記ワイドモード時の映像信号のア
スペクト比変換あるいは上記ズームモード時の映像信号
のアスペクト比変換を行う従来のアスペクト比変換装置
について説明する。図13は従来のアスペクト比変換装
置を含むアスペクト比変換処理系の構成を示すブロック
図である。
【0008】図13において、10は入力された映像輝
度信号(以下、Yin信号と称す。)、11は入力された
映像色信号(以下、Cin信号と称す。)、3はアスペク
ト比変換処理を行なうアスペクト比変換装置、30,3
1は変換後の映像輝度信号並びに映像色信号である。4
0は動作コントローラで、モード切換スイッチ43によ
ってアスペクト比変換処理を例えば図12(c)に示さ
れるワイドモード方式にするかあるいは図12(d)に
示されるズームモード方式にするか、あるいは図12
(b)に示されるように変換を行なわずに出力するかを
決定するものである。
【0009】51,52はYin信号とCin信号あるいは
アスペクト比変換装置3から出力される映像輝度信号
(Yout 信号)30と映像色信号(Cout 信号)31の
いずれかの組を選択するための選択器であり、選択され
た信号は、出力輝度信号(以下、Yout 信号と称す。)
20,出力色信号(以下、Cout 信号と称す。)21と
なって出力される。また、動作コントローラ40はアス
ペクト比変換装置3にモード指示のためのコントロール
信号41を出力すると共に選択器51,52に出力切換
信号42を出力するように構成されている。
【0010】図14は図13に示したアスペクト比変換
装置3の内部構成を示すブロック図である。図14にお
いて、Yin信号10はA/D変換器330を介して制御
装置300の入力ポートに接続される。Cin信号11
は、デコーダ320に入力されてデコードされ、色差出
力BY信号321,RY信号322となってA/D変換
器331,332をそれぞれ介して制御装置300の入
力ポートに接続される。
【0011】メモリ310に接続されている制御装置3
00からの一方の出力信号は、輝度信号としてD/A変
換器340に入力され、Yout 信号30となる。また、
制御装置300からのBY,RY色差データ出力は、D
/A変換器341,342に入力され、それぞれBY色
差信号351,RY色差信号352となってエンコーダ
350に入力され、ここでエンコードされてCout 信号
31となる。
【0012】コントロール信号41は制御装置300に
入力されている。また、クロック発生器360,370
は、それぞれクロック信号361,371を出力し、読
出系クロック(以下、RCLKと称す。)302とし
て、また、クロック選択信号303によって制御される
クロック選択器380を介して書込系クロック(以下、
WCLKと称す。)301として制御装置300に入力
されるように構成されている。
【0013】次に動作について説明する。まず、アスペ
クト比16:9用の映像信号を図12(c)の映像信号
に変換する動作(ワイドモード動作)について説明す
る。同図からも垂直方向について縮小操作を行えば良い
事がわかるが、この変換処理を図15について説明す
る。
【0014】図15において、1001はアスペクト比
16:9の映像、1002はその垂直方向の映像信号、
1003は縮小変換後の垂直方向の映像信号、1004
はこの映像信号1003を用いてアスペクト比4:3の
画面に映像化した映像である。アスペクト比16:9の
映像1001をアスペクト比4:3の映像1004に変
換するには、水平方向をそのままにした場合は垂直方向
を3/4に縮小すればよい。映像1001の垂直開始点
VS,同終了点BVEをそれぞれAVS,AVEに対応させ、
全体に映像信号1002の映像領域を3/4に縮小して
映像信号1003を得ている。
【0015】なお、SV は垂直同期信号であり、この間
の1/4に相当する残りの部分はCVS〜AVS,CVE〜A
VE区間としてグレーや黒の固定パターンで穴埋めが行な
われ、結果として映像1004が得られる。
【0016】次に上記垂直方向の映像縮小の原理につい
て図16を参照して更に詳細に説明する。図16は原走
査線数16本を間引いて走査線数12本に縮小する走査
線間引きの原理状態を示している。原走査線4本毎に走
査線3本に変換すれば、3/4に縮小でき、間引いた走
査線は、図16の間引走査線に示してある。間引走査線
の位置が原走査線の間に位置する場合には、例えば位置
的に上下にあたる原走査線から比例演算にて求めれば良
い。
【0017】走査線の間引後、全走査線との差分(全走
査線数16本、間引走査線数12本なので4本分)を上
下にそれぞれ2本づつ補足して、出画するための間引出
画走査線とし、その結果、走査線総数を変えず(すなわ
ち映像信号規格を変えず)に縮小画像が図16の下側に
示すように得られる。Al ,Cl は黒レベルあるいはグ
レーレベルで補足した走査線、Bl は原走査線を間引い
て得た走査線を示している。
【0018】次に、アスペクト比16:9用の映像信号
を水平方向に伸長して図12(d)に示す表示を行なう
映像信号に変換する(ズームモード動作)について説明
する。図17は水平方向に伸長するアスペクト比変換動
作を説明するための図であり、(a)は変換前と変換後
の映像信号を示し、(b)は変換前のアスペクト比1
6:9の映像を抜き出す領域を示し、(c)は抜き出し
た領域によるアスペクト比4:3の映像を示している。
【0019】図17において、1005はアスペクト比
16:9用の映像信号、1006はアスペクト比4:3
用に変換した映像信号、1007は映像信号1005に
よりアスペクト比16:9の画面に出画した映像、10
08は映像信号1006によりアスペクト比4:3の画
面に出画した映像を示す。
【0020】映像信号1005や映像1007におい
て、水平同期信号SH 同士の区間BHS〜BHEの中間部A
HS〜AHEを抜き取り、水平同期信号SH 同士の区間CHS
〜CHEに水平方向に伸長して映像信号1006となし、
アスペクト比4:3の画面に映像1008化する。
【0021】上記水平方向の伸長の原理を図18につい
て説明する。図18(a)では、理解し易くする為に2
倍に伸長する様子を示しているが、実際には4/3倍に
伸長すれば、アスペクト比16:9用の映像信号をアス
ペクト比4:3用のズームモード時の映像信号に変換で
きる。原信号である映像信号1005をWCLKにてW
1 ,W2 ,…,W9 の位置でサンプリングし、この得ら
れたサンプルデータをRCLKにて上記サンプリング周
期より長い周期でR1 ,R2 ,…,R9 の位置で読み出
せば映像信号1006が得られる。
【0022】図18(a)では、WCLKの周波数をR
CLKの2倍に設定してあり、よって水平方向に2倍に
伸長された映像を得る事ができる。実際の映像との関係
を図18(b)に示す。
【0023】次に、上記アスペクト比変換処理の原理を
もとに、図13及び図14を参照して従来のアスペクト
比変換動作について更に詳細に説明する。Yin信号10
はA/D変換器330にてデジタルデータに変換され制
御装置300へ入力される。Cin信号11は、デコーダ
320にてBY(青(B)成分の信号と輝度信号Yとの
差を意味する。以下、同じとする。)色差信号321,
RY(赤(R)成分の信号と輝度信号Yとの差を意味す
る。以下、同じとする。)色差信号322に復調された
後に、それぞれA/D変換器331,332を介し同様
に制御装置300へ入力される。
【0024】上記A/D変換動作は、制御装置300へ
の入力クロックであるWCLK301にて行なわれる。
このWCLK301は制御装置300からのクロック選
択信号303によって制御されるクロック選択器380
を介してクロック発生器360,370のいずれか一方
から制御装置300に入力される。
【0025】制御装置300はメモリ310に上記のよ
うに入力したYデータ、BY,RYの各色差データを書
き込むと共にRCLK302にて読み出しを行ない、所
定の変換演算を行なった後、YデータをD/A変換器3
40へ、BY,RY色差データをD/A変換器341,
342へそれぞれ送出する。YデータはD/A変換器3
40の出力がそのままYout 信号30として出力され、
BY,RY色差データは、D/A変換器341,342
によりそれぞれBY,RYのアナログ信号351,35
2に変換され、エンコーダ350により変調され、Cou
t 信号31として出力される。
【0026】映像色信号については、デコーダ320と
エンコーダ350を経由するのは、アスペクト比変換操
作により時間軸の変更を行なうために、3.58MHz キ
ャリアによる直交二相変調信号のままでは、正しい変換
が行なえないため、一度色差信号に変換して所定の時間
軸操作をほどこした後、再度変調をかけるようにしてい
る。
【0027】クロック発生器360は、クロック発生器
370のクロック周波数の4/3倍の周波数で発振して
おり、制御装置300からのクロック選択信号303に
よって制御されるクロック選択器380により選択され
た信号がWCLK301として制御装置300に供給さ
れる。また、制御装置300に、RCLK302として
はクロック発生器370からのクロック信号371が入
力されている。なお、制御装置300はコントロール信
号41にて受けたモード指令に基づいて変換動作を行な
う。
【0028】まず、図12(c)に示すワイドモード変
換処理を行なう場合の動作について更に詳細に説明す
る。この場合、水平方向の時間操作を行なわないため、
制御装置300はWCLK301,RCLK302とし
て共にクロック発生器370からのクロックを選択する
ようにクロック選択器380を制御する。
【0029】制御装置300は、WCLK301にて
Y,RY,BY各データをサンプリングして、一度メモ
リ310へ格納する。その後、制御装置300は、メモ
リ310からそのデータの読み出しを行ないながら図1
6に示される走査線数縮小のための間引き演算を行な
う。これにより、制御装置300は、図16のAl ,C
lに相当する補足走査データを図16のBl に相当する
間引走査データに付加した後、RCLK302にてD/
A変換器340,341,342へそれぞれ送出する。
その結果として、Yout 信号30とCout 信号31が出
力され、図15に示す映像信号1002から映像信号1
003へのワイドモード時のアスペクト比変換操作が完
了する。
【0030】次に、図12(d)に示すズームモード変
換処理を行なう場合の動作について更に詳細に説明す
る。ズームモード変換処理では水平方向の時間軸伸張を
行なうため、WCLK301としてクロック発生器36
0から出力されるクロック信号361がクロック選択器
380により選択されて制御装置300に入力される。
制御装置300は、このWCLK301とその周波数の
3/4倍の周波数のRCLK302を用い、図18
(a)に示した原理の水平軸伸張操作を行なう。結果と
して、Yout 信号30とCout 信号31が出力され、図
17(a)に示す映像信号1005から映像信号100
6への変換操作が完了する。その他のデータの流れ、動
作等については、先の説明と同様なためその説明は省略
する。
【0031】図19は、上記動作において、ジッタが混
入した場合の映像信号とアスペクト比変換後の映像画面
を示している。図19において、(a)はジッタが混入
した映像信号S1 ,S2 ,S3 をそれぞれ比較して示
し、(b),(c)はその映像信号を水平伸張操作して
映像化した場合の原画とのずれを示す映像画面を示して
いる。図19(a)において、矢印からの破線はサンプ
ルタイミングを示し、t1 〜t2 の期間のデータが有効
サンプルデータとして用いられる。
【0032】なお、映像信号S1 は水平同期信号間が通
常の長さの場合、同S2 は同じく短かくなった場合、同
3 は同じく長くなった場合をそれぞれ示している。こ
の有効サンプルデータは、上記動作と同様にして水平伸
張操作され、図19(b),(c)中の実線にて示すよ
うに映像化される。
【0033】図19(b)はジッタ周波数の低い場合の
映像であり、図示破線に示すジッタがない場合の原画に
比較してゆるやかにゆがんでいる。図19(c)はジッ
タ周波数の高い場合の映像であり、原画に比較して細か
くゆがんでいる。この図19(b),(c)から理解で
きるように、水平伸張比率分、ジッタ成分が強調されて
しまう。なお、ジッタに関しては上記水平伸張の場合の
みではなく、一般にサンプリング処理を行なった場合、
目立ちやすくなる傾向がある。このため、垂直縮小変換
操作の際にもやはり同様にジッタ妨害が目立ち、映像が
非常に見苦しくなる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】従来のアスペクト比変
換装置は以上のように構成されているので、例えばアス
ペクト比16:9用の映像信号にジッタが含まれている
場合、アスペクト比変換後の映像信号に含まれるジッタ
成分が増幅され、例えばアスペクト比4:3の画面に出
画した場合、ジッタが強調された非常に見苦しい映像に
なるなどの問題点があった。
【0035】特に家庭用カメラ一体型ビデオでは、1
6:9コンバージョンレンズを用いて撮映した場合、装
置が小型化されているために素子の温度の影響等により
ジッタが発生し易く、大きくなる傾向があり、再生時に
おけるアスペクト比変換処理後の映像が非常に見苦しい
ものとなる問題点があった。
【0036】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ジッタ抑圧機能を有し、ジッタ
を含む映像信号に対しても良好なアスペクト比変換を可
能にするアスペクト比変換装置を得ることを目的とす
る。
【0037】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のこの発明
のアスペクト比変換装置は、映像信号のアスペクト比変
換を行なう装置において、水平同期信号分離手段と、水
平同期信号に位相ロックし、その周波数のn倍とk1
n倍(変換前のアスペクト比をa1 :b1 、変換後のア
スペクト比をa2 :b2 とするとk1 =a1 2 /(a
2 1 )の周波数の各クロックを第1,第2のWCLK
として出力する第1のPLL手段と、同じくn倍の周波
数のクロックをRCLKとして出力する第2のPLL手
段を備え、アスペクト変換モードによって入力映像信号
のサンプリングを第1,第2のWCLKの一方にて選択
して、出力をRCLKにて行なうようにしたものであ
る。
【0038】請求項2記載のこの発明のアスペクト比変
換装置は、請求項1において、アスペクト比a1 :b1
=16:9,a2 :b2 =4:3としたものである。
【0039】請求項3記載のこの発明のアスペクト比変
換装置は、上記アスペクト比変換装置であって、第1の
PLL手段として、第3のPLL手段と、この出力をそ
れぞれ分周する第1,第2の分周手段により構成したも
のである。
【0040】請求項4記載のこの発明のアスペクト比変
換装置は、上記アスペクト比変換装置であって、入力映
像信号の色信号副搬送波バースト信号に位相ロックし、
その周波数fscのm倍(mは整数)の周波数にて発振す
ると共に第2のPLL手段を兼用する第4のPLL手段
と、この出力クロックにて色信号の復変調動作を行なう
A/D変換手段、デジタル復調手段、デジタル変調手段
及びD/A変換手段とからなるものである。
【0041】請求項5記載のこの発明のアスペクト比変
換装置は、上記アスペクト比変換装置であって、上記第
2のPLL手段を水平同期信号のテレビジョン規格周波
数のfH のn倍にて固定発振する発振手段で代用し、こ
の発振手段の出力を分周して基準信号として出力する第
3の分周手段を設けたものである。
【0042】請求項6記載のこの発明のアスペクト比変
換装置は、上記アスペクト比変換装置であって、アスペ
クト比変換後の同期信号部分に水平及び垂直同期信号の
少なくとも一方を付け代えるかもしくは付加する同期信
号更新手段を設けたものである。
【0043】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第1のPLL手
段から出力される水平同期信号に位相ロックした第1,
第2のWCLKの選択した方で入力映像信号のサンプリ
ングを行なうため、1水平同期期間内のサンプリングデ
ータ数が常に一定になり、また、第2のPLL手段から
出力されるRCLKにて出力動作を行なうため、平均入
出力データレートを等しく保てるため入力映像信号に含
まれるジッタの妨害を受けない良好なアスペクト比変換
を行なえる映像を提供できる。
【0044】請求項2記載の発明によれば、上記装置の
作用であって、入力映像信号の第1のアスペクト比を1
6:9或いは4:3として、ハイビジョン放送等の既存
の放送規格とも合致したアスペクト比変換処理を実現で
きる。
【0045】請求項3記載の発明によれば、上記装置の
作用であって、第1のPLL手段を1つのPLL系と2
つの分周器にて構成したため、WCLK毎のPLL系を
共通化でき、装置全体のコストを低くする事ができる。
【0046】請求項4記載の発明によれば、上記装置の
作用であって、入力映像信号の色信号副搬送波バースト
信号に第4のPLL手段により位相ロックし、この位相
ロックして出力される色信号副搬送波周波数fscのm倍
の周波数のクロックにて色信号の復変調動作を行なうと
共に第2のPLL手段を第4のPLL手段により兼用し
てそのクロックをRCLKとしても利用するため、装置
が更に安価となる。
【0047】請求項5記載の発明によれば、上記装置の
作用であって、第2のPLL手段を水平同期信号のテレ
ビジョン規格の周波数のn倍の周波数のクロックにて固
定発振する発振手段を用い、第3の分周手段によりその
クロックを1/k3 に分周して入出力のデータレートを
合わせるための基準信号とし、更に装置を安価にする。
【0048】請求項6記載の発明によれば、上記装置の
作用であって、アスペクト比変換後の映像信号の同期信
号部分に安定な水平及び/又は垂直同期信号を付け代え
るか付加することにより、特にS/Nの悪い映像信号を
用いる場合でも、また同期分離性能の悪い受像機と接続
されて用いられる場合でもジッタ妨害を受ける事のない
安定した映像を得る事ができる。
【0049】
【実施例】実施例1.図1はこの発明の一実施例に係わ
るアスペクト比変換装置の構成を示し、従来例と同一又
は相当部分には図14と同一の符号を付し、その説明は
省略し、従来例と異なる部分について説明する。360
aは、分離された水平同期信号に位相ロックし、第1の
WCLK361aを発生するクロック発生器、360b
は、分離された水平同期信号に位相ロックし、第2のW
CLK361bを発生するクロック発生器、370a
は、分離された水平同期信号に位相ロックし、RCLK
302を発生するクロック発生器、500はYin信号1
0より水平同期信号510を分離抽出する同期信号分離
装置で、抽出した水平同期信号510をクロック発生器
360a,360b,370aに送出する。
【0050】クロック発生器360aは水平同期信号5
10のn倍(nは整数)の周波数で発振し、クロック発
生器360bは水平同期信号510の4n/3倍の周波
数で発振し、これらの第1,第2のWCLK361a,
361bはクロック選択器380に入力され、選択され
てWCLK301となる。クロック発生器370aは水
平同期信号510のn倍の周波数で発振し、そのRCL
K302を制御装置300に送出する。これらのクロッ
ク発生器360a,360b,370aは、いずれも図
2に示す構成をとっており、入力信号にPLL(フェー
ズド・ロック・ループ)のかかったクロックを出力す
る。
【0051】図2において、600は基準入力信号(本
実施例では分離された水平同期信号)、610は後述の
分周器640の出力と基準入力信号600との位相を比
較する位相比較器、620は位相比較器610の後段の
ローパスフィルタ(以下、LPFと記す。)、630は
LPF620の後段の電圧制御発振器(以下、VCOと
記す。)、640はVCO630のクロック出力650
を分周して位相比較器610に出力する分周器である。
【0052】次に図2によりクロック発生器360aの
動作を例にしてその説明を行なう。VCO630は基準
入力信号600の略々n倍(nは整数)にて発振する。
このVCO630のクロック出力650はその周波数が
分周器640により1/nに分周され、その後基準入力
信号600と位相比較器610にて位相比較され、位相
誤差に応じた位相誤差信号611が位相比較器610か
ら出力される。
【0053】この位相誤差信号611はLPF620を
経て再びVCO630にループバックされる。これによ
り、VCO630のクロック出力650は常に基準入力
信号600のn倍の周波数にて正確に発振出力された信
号となる。このクロック出力650は、この例の場合で
は、第1のWCLK361aが相当する。このクロック
出力650の第1のWCLK361aにより映像信号を
サンプリングした場合、図3(a),(b)に示すよう
に、映像信号1005の水平同期信号SH の周期等がジ
ッタにより変動しようとその周期に応じて第1のWCL
K361aの周期すなわちサンプリング周期が変化する
ので(図3(a)は周期が長くなった場合、図3(b)
は同じく短かくなった場合を示す。)、例えば同じ映像
信号の場合、同じサンプル番目のサンプル位置の相対的
位置関係は同じとなり、同一レベルでの信号のサンプリ
ングが可能となる。
【0054】図3(a),(b)中に示す矢印がサンプ
リング位置を示し、1,2,3,…,nはその周期にお
けるサンプリングの順番目を示し、どちらも水平同期期
間内のサンプリング個数は丁度n個となり一定である。
【0055】クロック発生器360bも上記と同様に動
作するが、但し、図2において、VCO630は基準入
力信号600の4n/3倍の周波数にて発振し、また、
分周器640はVCO630のクロック出力650を3
/(4n)分周する。その他の動作は、クロック発生器
360aの場合と同様であり、その説明は省略する。こ
の場合、クロック出力650は常に基準入力信号600
の4n/3倍の周波数となり、結果としてクロック発生
器360bから出力される第2のWCLK361bを用
いて映像信号をサンプリングした場合、図3(a),
(b)と同様となり、水平同期期間内のサンプリング個
数は4n/3個となる。
【0056】また、クロック発生器370aはクロック
発生器360aと同様に動作するが、後述するようにL
PF620の時定数がクロック発生器360aのそれよ
り大きく設定され、同様のクロックRCLK302を制
御装置300に出力する。基準入力信号600として同
期信号分離装置500で分離された水平同期信号510
(SH )を用いるクロック発生器360a,360bの
各出力である第1のWCLK361a,第2のWCLK
361bは制御装置300からのクロック選択信号30
3の制御を受けたクロック選択器380により一方が選
択されて、WCLK301として制御装置300に入力
される。その他の制御装置300等の動作は、従来例と
同様に動作するので、その説明は省略する。
【0057】次に、LPF620の時定数をクロック発
生器360a,360bとクロック発生器370aとで
異ならせた理由について説明する。WCLKは入力映像
信号のジッタに敏感に反応しなければ水平同期期間中の
サンプリング個数を一定にできない。しかし、フィード
バック系のため、その応答速度が余りに早すぎると、制
御のオーバーシュート、アンダーシュートが生じ、同じ
くサンプリング個数の安定性に欠けることになる。
【0058】したがって、クロック発生器360a,3
60bの場合には、LPF620の時定数は適度にある
程度小さくしなければならない。例えば水平走査線で2
0本分に相当する周期のジッタに対応するためには、そ
の周期の半分以下の時定数に設定すれば良い。この場
合、水平走査周期が約15.7KHz であるため、15.
7/10=1.57(KHz )程度の周波数の周期約0.
637msec程度に時定数を設定すればよい事になる。
【0059】一方、RCLKは、入力ジッタに対し敏感
に反応していたのでは、再び入力映像信号に含まれたジ
ッタ成分が出力に付加されてしまうので固定クロックに
した方がよい。しかしながら、入出力のデータ総量を合
わせるためには、ある程度の期間、例えば垂直走査期間
の数倍以内で入出力のデータ総量を合わせ込む必要があ
るが、固定クロックではこの合わせ込みができない。
【0060】そこで、長時間周期での入力映像信号に対
する出力信号の位相制御をかける必要が生じ、それをク
ロック発生器370aのPLL系にて実現している。例
えば、垂直同期期間の2倍の時定数をLPF620に持
たせるためには、垂直同期期間を16.67msecとすれ
ば23.34msecの時定数にすれば良い。ジッタに対す
る入力データの取込みレートと送出レートの短期的な差
はデータがメモリに一旦格納され、バッファリングされ
ることで長期的に平滑化される。
【0061】以上のように、例えばワイドモード変換を
行う場合には、クロック選択器380は第1のWCLK
361aをWCLK301として選択する。この第1の
WCLK361aを入力する制御装置300は、映像信
号を垂直方向に3/4(走査線圧縮率)に縮小する処理
を行う事で、入力映像信号中に含まれるジッタ成分を取
り除きながらワイドモード変換を可能にする。
【0062】又、ズームモード変換を行う場合には、ク
ロック選択器380は第2のWCLK361bをWCL
K301として選択する。この第2のWCLK361b
を入力する制御装置300は、4/3倍の水平方向の時
間軸伸張の映像信号処理を行うことで、入力映像信号中
に含まれるジッタ成分を取り除きながらズームモード変
換を可能にする。
【0063】図1に示す装置構成を取る事により、WC
LK301として第1のWCLK361aを選択し、し
かも制御装置300がワイドモードのような垂直方向の
縮小処理を行なわずに映像信号の出力動作を行なった場
合には、図12(b)の映像出力時に非常に簡単にジッ
タ除去機能を持たせる事ができる。
【0064】従来例では、ズームモードでのアスペクト
比変換後の映像は、図19(b),(c)に示すように
ジッタ妨害された映像となるが、実施例1では、入力映
像信号にジッタが含まれていても、ズームモードでのア
スペクト比変換後の映像は図3(c)に示すようにジッ
タ妨害のないものとなる。これは、水平同期信号SH
周期とその周期の映像信号がジッタ変動しても、その周
期に応じてWCLK301,RCLK302の各周期が
各時定数で追従して変化するからである。その他のモー
ドでも上記と同様にしてジッタ妨害のない映像が得られ
る。
【0065】従来例では図13に示すように、アスペク
ト比変換装置3をバイパスするための系を選択するため
の選択器51,52を設けたが、本実施例の装置では、
そのバイパス用のスイッチが不要となるばかりか、図1
2(b)に示す様な通常モードの映像に対してもジッタ
除去機能を有する。また、本実施例においても、動作コ
ントローラ40とモード切換スイッチ43は必要であ
る。以下の実施例についても上記と同じである。
【0066】実施例2.図4はこの発明の実施例2に係
わるアスペクト比変換装置の構成を示し、図1と同一部
分には同じ符号を付し、その重複説明は避ける。図4に
おいて、360cは、同期信号分離装置500で分離さ
れた水平同期信号510を入力し、第1のWCLK36
1a、第2のWCLK361bを生成してクロック選択
器380に出力するWCLK発生器であり、実施例1で
は2台のクロック発生器を用いたが、本実施例ではその
詳細な構成を図5に示すように一体化した点が実施例1
と異なる。
【0067】図5において、実施例1の図2と同一又は
相当部分には同一符号を付し、その重複説明は避ける。
但し、VCO630は基準入力信号600の4n倍の周
波数で発振し、分周器640は1/(4n)に分周する
ものである。また、660はVCO630の出力信号の
周波数を1/4に分周する第1の分周器、661はVC
O630の出力信号の周波数を1/3に分周する第2の
分周器である。
【0068】次に図5を参照して図4に示すWCLK発
生器360cの動作について説明するが、図2で説明し
た重複部分の説明は避ける。VCO630は基準入力信
号600の周波数(水平同期信号の周波数fH )の4n
倍の周波数4・n・fH で発振する。このVCO630
の出力信号は、第1,第2の分周器660,661に入
力すると共に、分周器640により1/(4・n)の分
周比で分周されて位相比較器610にフィードバックさ
れる。
【0069】一方、第1の分周器660は、その入力信
号の周波数を1/4に分周し、n・fH の周波数の第1
のWCLK361aを出力する。また、第2の分周器3
61は、その入力信号の周波数を1/3に分周し、4・
n・fH /3の周波数の第2のWCLK361bを出力
する。
【0070】第1,第2のWCLK361a,361b
は両方WCLK301として使用され、図2を用いて説
明したように、入力信号に対するその応答速度が適度に
速い方が良い為、LPF620の時定数を共通に小さく
することができる。従って、第1,第2のWCLK36
1a,361bを生成する為に、実施例1のように2つ
のPLL系を用いる必要がなく、本実施例では1つのP
LL系を共通に用いる事ができる。よって、実施例1に
比較して本実施例では、WCLKの発生回路の性能を一
切損なう事がなく、約半分の回路規模・部品点数でWC
LK発生回路の実現が可能となり、大幅なコストダウン
が実現できる。
【0071】図4に示す装置のその他の動作は実施例1
と同じなので、その重複説明は避ける。
【0072】実施例3.図6はこの発明の実施例3に係
わるアスペクト比変換装置の構成を示し、図4と同一又
は相当部分には同じ符号を付し、その重複説明は避け
る。図6において、700はCin信号11の色信号副搬
送波周波数fsc≒3.58MHz のバースト信号に位相ロ
ックした4倍の周波数4fscのクロックを発生する4f
sc発振器で、その出力信号を制御装置300へRCLK
302として供給すると共に後述のカラー信号処理装置
710へ出力する。
【0073】710は制御用の信号線711,713に
接続されたカラー信号処理装置、720はCin信号11
を色差データに変換するためのA/D変換器、730は
このA/D変換器720からのデジタル色差データを復
調して制御装置300に入力するデジタル復調器、74
0は制御装置300から出力されるデジタル色差データ
を変調して再び搬送カラー信号に変換するデジタル変調
器、750はこのデジタル変調器740の出力信号をア
ナログ信号に変換するD/A変換器である。上記カラー
信号処理装置710は、信号線711を介してA/D変
換器720とデジタル復調器730の各制御入力端子に
接続されていると共に、信号線713を介してデジタル
変調器740とD/A変換器750の各制御入力端子に
接続されている。
【0074】図7は図6に示す装置の信号波形等を示
し、上から順に、入力波形,復調信号波形,RYデータ
サンプルタイミング,BYデータサンプルタイミングを
それぞれ示している。
【0075】次に図6及び図7を参照して実施例3の動
作について説明する。NTSC方式のテレビジョン信号
の搬送色信号であるCin信号は色差信号RY,BYの両
信号より次式で変調された信号となっている。 Cin=RY×cos(2πfsc・t)+BY×sin(2πfsc・t) 図7に示すように、入力波形Cinであり、cos, sinの各
関数で示される色差信号の合成値となっいる。
【0076】このCin信号を4fscの周波数のクロック
でサンプリングした場合には、a〜hの各点でのデータ
が得られる。得られたサンプリングデータのうち、a,
c,e,gの各点は色差信号RYに関するデータであ
り、b,d,f,hの各点は色差信号BYに関するデー
タである事が理解できる。
【0077】さらに、例えば図7に示すRYデータのサ
ンプルタイミングに示した通り、得られたデータのうち
で、c,g点のRYに関するデータを求める際に符号反
転を行うと、図7の中段の復調波形に示すA,C,E,
G信号を得ることができる。同様にして、BY復調デー
タとして、B,D,F,Hを得る事ができる。よって、
Cin信号より各色差復調データを得る事ができる。
【0078】カラー信号処理装置710は、4fsc発振
器700より得られた4fscの周波数のクロックにてC
in信号をA/D変換器740にてサンプリングするよう
に制御し、次いでデジタル復調器720にて図7により
前述した上記4fscの周波数のクロックのタイミングで
演算して行なう変換を、信号線711を介して行なわせ
る。制御装置300は、上記のようにして得られた色差
復調データをアスペクト比変換するが、その過程は実施
例1及び2において前述したものと同じである。
【0079】制御装置300は、メモリ310に一旦格
納した上記のアスペクト比変換後の色差データを、4f
sc発振器700から得られる4fscの周波数のRCLK
302を用いて読み出し、デジタル変調器740に出力
する。カラー信号処理装置710は、4fsc発振器70
0より得られた4fscの周波数のクロックにて色差デー
タをデジタル変調器740にてそのクロックのタイミン
グで演算させて変調してデジタルの搬送カラー信号に変
換させ、次にD/A変換器750を通してアナログの搬
送カラー信号に変換させてCout 信号31として出力さ
せる。
【0080】上記したようなアスペクト比変換後の色差
データから搬送カラー信号への変換は、図7により前述
した復調動作とまったく逆の操作を行う事で実現でき
る。すなわち、制御装置300からデジタル変調器74
0を介してRY色差データ,BY色差データを交互に、
しかも符号を順次変えながらD/A変換器750に送出
し、4fscの周波数のクロックにて出力すれば、再び搬
送カラー信号に変調する事ができる。
【0081】具体的には、RY色差データをRYで表わ
し、BY色差データをBYで表わすと、デジタル変調器
740にて、RY→BY→−RY→−BY→RY→…の
順にデータを並びかえて出力させる。これら前述の復変
調動作はデータ順序の並び変えと符号変換だけなので非
常に単純なハードウェアで実現可能となる。
【0082】次に、4fscの周波数のクロックがRCL
K302として利用可能な理由について述べる。水平同
期信号の周波数fH と色信号副搬送波周波数fscとの間
には、NTSC方式では、fsc=455fH /2なる関
係式が成立する。このfscは規格上非常に高安定な発振
周波数(規格では3579545±10Hz)が要求され
ている為、RCLKとして十分な安定性があり、RCL
Kに利用することができる。
【0083】通常VTRの再生系において、周波数fH
の水平同期信号の再生の基準となるテープ駆動系や回転
ヘッド制御系は、色信号処理に使用される高安定のfsc
発振器から得られる周波数fscのクロックを使用して位
相制御されている。この為、長期間において、再生され
た水平同期信号の周波数fH と搬送カラー信号の周波数
fscは、完全に位相管理されているので、実施例1で説
明した書込みデータレートと読出しデータレートが等し
くなるので、変換動作として問題が生じない。なお、こ
の時、第1のWCLK361aは入力された水平同期信
号の周波数の910倍(455×4/2倍)の周波数で
あり、第2のWCLK361bは同じく4×910/3
倍の周波数に設定される。
【0084】以上のように構成・動作する事によっても
ジッタに影響されないアスペクト比変換装置ならびにア
スペクト比変換動作を行わない場合でもジッタを除去で
きるジッタ除去装置を実現化できる。しかも本実施例で
は、実施例1,2に比較してA/D,D/A変換器の個
数を少なくでき、専用の色信号復調器,変調器,RCL
K発振器を4fsc発振器700,カラー信号処理装置7
10とデジタル復調器730とデジタル変調器740の
3つの簡単な構成のデータ変換器に置き換えた為、非常
に安価なアスペクト比変換装置が実現できる。
【0085】実施例4.図8は図1等に示すクロック発
生器370aに置換できる回路の構成を示すブロック図
である。図8において、370bは通常水晶発振器が使
用され、4fscの周波数のRCLK302を出力する4
fsc固定発振器、800は4fsc固定発振器370bの
出力であるRCLKを1/238875に分周する分周
器、810は分周器800の出力信号である。
【0086】4fsc固定発振器370bから出力される
RCLK302は制御装置300に入力されそのままR
CLKとして利用される。但し、この場合、固定発振で
あるために前述したように、アスペクト比変換装置の書
込みデータレートと読出しデータレートが異なる可能性
が生じる。そこで、これを防ぐために、分周器800
は、4fsc固定発振器370bから出力される4fscの
クロック周波数を1/238875に分周し、垂直同期
信号の周波数と同等の周波数となるこの分周した出力信
号810を垂直同期信号の基準信号として、Yin信号1
0,Cin信号11をアスペクト比変換装置に入力するた
めの図示しない入力映像信号源装置に送出している。
【0087】通常、VTRでは外部垂直同期信号に位相
ロックして再生動作を行うサーボモードがある。その機
能を利用して、入力映像信号源装置の一例としてのVT
Rが分周器800の出力信号810を外部垂直同期信号
として基準にして再生制御を行なえば、アスペクト比変
換装置におけるデータレートの問題がクリアできる。特
に、VTR等へアスペクト比変換装置を内蔵する場合、
データレートの問題が極めて容易に解決されるだけでな
く、RCLK発生用の発振器が単純な固定発振器で済む
事になるので、非常に安価なアスペクト比変換装置が実
現化できる。
【0088】実施例5.図9はこの発明の実施例5にお
けるアスペクト比変換装置の輝度信号出力部の構成を示
す図であり、その他の色信号処理の構成・作用について
は上記実施例と同じである。図10はこの発明の実施例
5の動作の要部を説明するための信号波形図である。
【0089】300は前述の制御装置、340は制御装
置300の出力ポートに接続されたD/A変換器、90
0は制御装置300からの制御信号910によって切換
えられる切換器、920は固定電圧を出力する固定電圧
レベル発生器、921は固定電圧レベル発生器920の
出力線である。上記切換器900は2つのステータ端子
がD/A変換器340の出力端子と出力線921にそれ
ぞれ接続されている。
【0090】次に図9及び図10を参照して実施例5の
動作の要部について説明する。ダビングが繰り返されて
テープに記録された信号や再生回数の多いテープに記録
された信号をVTRにより再生すると、その再生信号は
S/Nの悪いものとなる。
【0091】このS/Nの悪い再生信号をアスペクト比
変換装置に入力した場合、特に水平同期信号の部分が図
10(a)に示すような状態になってしまう。図10
(a)において、pは水平同期信号のエッジ部の波形な
まりを示し、qは水平同期信号に混入されたノイズを示
す。この状態の映像信号がアスペクト比変換されて出力
されても、この出力信号を受けて出画する出画装置(受
像装置)の方で同期不良が生じ、出画映像にジッタ状の
妨害があらわれる。上記実施例で前述したようなジッタ
除去を行なっても、出画装置の同期分離能力の悪い出画
装置、特に対ノイズ性能の悪い出画装置が使用された場
合には、そのジッタ除去効果が望めなくなる。
【0092】そこで、本実施例では、図10(b)に示
すように(tsは水平同期信号期間、tvは映像信号期
間)、切換器900を用いて水平同期信号をノイズがな
く、エッジ部がシャープな水平同期信号に付け代えれ
ば、出画装置の能力に関係なくジッタのない映像が得ら
れる。
【0093】次に上記水平同期信号の付け代え動作につ
いて説明する。制御装置300は、水平同期信号期間t
sに合わせて図10(c)に示す“H”レベルの制御信
号910を切換器900に出力する。これにより、切換
器900は固定電圧レベル発生器920に設定された固
定電圧(水平同期信号シンクチップレベルと同等)を選
択する。また、制御信号910が“L”レベルの期間で
は、切換器900はD/A変換器340の出力340a
を選択する。このように、切換器900によって選択さ
れた信号は、図10(b)に示す信号となり、Yout 3
0として出力される。
【0094】以上の様にして、S/Nの悪い映像信号を
アスペクト比変換して出画する際に、より安定した映像
信号で出画する事ができる。さらに、本実施例によれ
ば、水平同期信号を付け代え操作する為に、入力映像信
号中の水平同期信号部分をメモリ310に記憶させる必
要がなくなるため、メモリ容量を少なくする事ができ、
切換器900と例えばボリュームから成る固定電圧レベ
ル発生器920のような安価な部品を付加するだけなの
で、アスペクト比変換装置全体をより安価に実現化する
ことができる。
【0095】実施例6.図6に示す実施例3において4
fscの周波数のクロックをRCLK等に使用したが、特
にこの周波数に限る必要はなく、色信号副搬送波周波数
fscの整数倍の周波数のクロックをRCLK等として使
用しても実施例3と同様の効果を生じる事は勿論言うま
でもない。勿論、この場合もWCLKの周波数をRCL
Kのそれに対応して設定する事は言うまでもない。
【0096】実施例7.図8に示す実施例4において、
RCLKを分周して得た垂直同期信号と同等の周波数の
信号を外部垂直同期信号として基準に使用したが、これ
に限る必要はなく、RCLKを分周せずにそのまま用い
ても、あるいは水平同期信号の周波数と同等の周波数の
信号を用いても上記実施例4と同様の効果を奏する。ま
た、このアスペクト比変換装置をVTR等に内蔵する場
合には、色信号処理で用いる色副搬送波周波数fscの信
号を基準の垂直同期信号として用いる事も可能である。
【0097】実施例8.図9及び図10に示す実施例5
において、水平同期信号の付け代えを行なったが、映像
信号部(図10(b)のtvの期間)以外の例えばフロ
ントポーチ部やバックポーチ部を含めて水平同期信号の
付け代え操作を行なっても同様の効果を奏する。但し、
本実施例の場合には、ポーチ部のレベルを発生する回路
とこのレベルに切換えるスイッチ端子が必要となる。
【0098】また、色信号についてもバースト信号部分
を付け代える事により、S/Nの悪い色信号の場合に色
信号の安定性を向上させることができ、水平同期信号の
付け代えの場合と同様の効果を奏する事は勿論言うまで
もない。また、水平同期信号の付け代え操作は、D/A
変換後に限るものではなく、水平同期信号のデジタルデ
ータでの付け代え操作も可能であり、制御装置とD/A
変換器の間で行なうようにしても良い。また、この操作
機能を制御装置に内蔵する事は勿論可能である。
【0099】さらに、同期信号の付け代え操作は、何も
水平同期信号のみに限ったものでなく、垂直同期信号に
適用しても上記実施例と同様の効果を奏する。
【0100】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1,第
2のWCLKとRCLKを水平同期信号に位相ロックし
て出力させ、第1,第2のWCLKの選択した方とRC
LKを用いてアスペクト比変換処理をするように構成し
たので、ジッタを含んだ映像信号についても良好なアス
ペクト比変換処理した映像信号が得られ、ジッタを除去
した映像を実現化でき、また、アスペクト変換を行なわ
ない場合でもジッタ除去装置として用いる事ができる。
【0101】請求項2記載の発明によれば、入力映像信
号のアスペクト比を16:9或いは4:3とすること
で、ハイビジョン放送等の既存の放送規格に合致したア
スペクト比変換処理をすることができ、容易に適用可能
となる。
【0102】請求項3記載の発明によれば、第1のWC
LKと第2のWCLK用の各PLL系を1つのPLL系
で共通化するように構成したので、装置全体のコストを
低減化する事ができる。
【0103】請求項4記載の発明によれば、入力映像信
号の色信号副搬送波バースト信号に位相ロックする事に
よりその周波数fscのm倍の周波数のクロックを生成
し、このクロックにより色信号の復変調動作を行なうと
共にRCLKに兼用するように構成したので、更に安価
な装置を実現化できる。
【0104】請求項5記載の発明によれば、RCLKと
して入力映像信号の水平同期周波数のテレビジョン規格
値のn倍の固定発振クロックを用い、このクロックをデ
ータレートの整合用に分周して出力するように構成した
ので、更に安価な装置を実現化できる。
【0105】請求項6記載の発明によれば、アスペクト
比変換後の同期信号部分に水平及び垂直同期信号の少な
くとも一方を付け代えるかもしくは付加するように構成
したので、S/Nの悪い映像信号を用いる場合でも、ま
た同期分離性能の悪い受像機と接続されて用いられる場
合でも、ジッタ妨害の受ける事のない安定した映像が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるアスペクト比変換装
置の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例1によるクロック発生器の構
成を示すブロック図である。
【図3】この発明の実施例1による動作を説明するため
の図である。
【図4】この発明の実施例2によるアスペクト比変換装
置の構成を示す図である。
【図5】この発明の実施例2によるWCLK発生器の構
成を示すブロック図である。
【図6】この発明の実施例3によるアスペクト比変換装
置の構成を示す図である。
【図7】この発明の実施例3による色信号の復調動作を
示す説明図である。
【図8】この発明の実施例4によるアスペクト比変換装
置の要部のRCLK発生部の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】この発明の実施例5によるアスペクト比変換装
置の要部の同期信号更新部の構成を示す図である。
【図10】この発明の実施例5による動作原理を示す信
号波形図である。
【図11】映像信号のアスペクト比を説明するための図
である。
【図12】アスペクト比変換動作を説明するための図で
ある。
【図13】従来のアスペクト比変換装置の全体構成を示
す図である。
【図14】従来のアスペクト比変換装置の詳細な構成を
示す図である。
【図15】ワイドモードでのアスペクト比変換動作を説
明するための図である。
【図16】ワイドモードでの走査線縮小の原理を示す原
理説明図である。
【図17】ズームモードでのアスペクト比変換動作を説
明するための図である。
【図18】ズームモードでの時間軸伸張の原理を説明す
るための原理説明図である。
【図19】従来装置によりアスペクト比変換処理した場
合にジッタの影響が出る事を示す説明図である。
【符号の説明】
10 Yin信号 11 Cin信号 30 Yout 信号 31 Cout 信号 41 コントロール信号 300 制御装置 330,331,332 A/D変換器 340,341,342 D/A変換器 360a,360b,370a クロック発生器 360c WCLK発生器 370b 4fsc固定発振器 380 クロック選択器 500 同期信号分離装置 660,661 分周器 700 4fsc発振器 710 カラー信号処理装置 720 デジタル復調器 740 A/D変換器 750 D/A変換器 800 分周器 810 出力信号 900 切換器 920 固定電圧レベル発生器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像画面の横サイズと縦サイズの比であ
    る第1のアスペクト比(a1 :b1 )用の第1の映像信
    号を入力し、第1の書込み系クロックと第2の書込み系
    クロックの任意の一方を選択し、選択した書込み系クロ
    ックに基づいて映像信号を記憶し、この記憶した映像信
    号を読出し系クロックに基づいて読み出す事により、上
    記第1のアスペクト比用の第1の映像信号を上記第1の
    アスペクト比と異なる第2のアスペクト比(a2
    2 )用の第2の映像信号に変換するアスペクト比変換
    装置において、上記第1の映像信号から水平同期信号を
    分離・抽出する水平同期信号分離手段と、上記水平同期
    信号に比較的に小さな時定数にて追従する上記水平同期
    信号の周波数のn倍(nは整数)の周波数のクロックを
    上記第1の書込み系クロックとして出力し、かつ上記水
    平同期信号に比較的に小さな時定数にて追従する上記水
    平同期信号の周波数のk1 ・n倍(k1 =a12
    (a2 1 )の周波数のクロックを上記第2の書込み系
    クロックとして出力する第1のPLL手段と、上記水平
    同期信号に比較的に大きな時定数にて追従する上記水平
    同期信号のn倍の周波数のクロックを上記読出し系クロ
    ックとして出力する第2のPLL手段を備えた事を特徴
    とするアスペクト比変換装置。
  2. 【請求項2】 上記第1の映像信号の第1のアスペクト
    比を16:9或いは4:3とし、上記第2の映像信号の
    第2のアスペクト比を4:3とし、上記第1,第2の映
    像信号の水平同期周波数並びに垂直同期周波数がそれぞ
    れ等しく、上記第1のPLL手段から出力される第2の
    書込み系クロック周波数を水平同期周波数の4n/3倍
    とし、かつこの第2の書込み系クロックを用いた場合の
    走査線圧縮率を3/4にした事を特徴とする請求項1記
    載のアスペクト比変換装置。
  3. 【請求項3】 上記第1のPLL手段を、上記水平同期
    信号の周波数の4n倍の周波数のクロックを発振して出
    力する第3のPLL手段と、この第3のPLL手段から
    出力されるクロックを1/(4k2 )(k2 は整数)に
    分周する第1の分周手段と、上記第3のPLL手段から
    出力されるクロックを1/(3k2 )に分周する第2の
    分周手段から構成し、上記第1の分周手段の出力クロッ
    クを上記第1の書込み系クロックとし、上記第2の分周
    手段の出力クロックを上記第2の書込み系クロックとし
    た事を特徴とする請求項1又は2記載のアスペクト比変
    換装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の映像信号の色信号のカラーバ
    ースト信号に位相ロックしてmfsc(fscは色信号副搬
    送波周波数,mは整数)なる周波数のクロックを発振し
    て出力すると共に上記第2のPLL手段を兼用する第4
    のPLL手段と、この第4のPLL手段から出力される
    クロックにより上記第1の映像信号をサンプリングし、
    デジタルデータに変換するA/D変換手段と、上記デジ
    タルデータを上記第4のPLL手段の出力クロックのタ
    イミングに応じて演算を行ない色差データに変換するデ
    ジタル復調手段と、上記色差データを上記第4のPLL
    手段の出力クロックのタイミングに応じて演算を行ない
    再び第2の映像信号デジタルデータに変換するデジタル
    変調手段と、上記第2の映像信号デジタルデータを再び
    上記第2の映像信号のアナログ色信号に変換するD/A
    変換手段を備え、上記第1の書込み系クロックの周波数
    を水平同期周波数のm×455/2倍とし、上記第2の
    書込み系クロックの周波数を水平同期周波数のk1 ×m
    ×455/2倍とした事を特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1項記載のアスペクト比変換装置。
  5. 【請求項5】 水平同期信号のテレビジョン規格の周波
    数のn倍にて固定発振する発振手段を上記第2のPLL
    手段とし、この発振手段の出力クロックを1/k3 (k
    3 は整数)に分周して、基準信号として出力する第3の
    分周手段を備えた事を特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれか1項記載のアスペクト比変換装置。
  6. 【請求項6】 上記読出された第2の映像信号の同期信
    号部分に水平同期信号及び垂直同期信号の少なくとも一
    方を付け代えるかもしくは付加する同期信号更新手段を
    備えた事を特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項
    記載のアスペクト比変換装置。
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