JPH06189130A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06189130A
JPH06189130A JP43A JP35390092A JPH06189130A JP H06189130 A JPH06189130 A JP H06189130A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 35390092 A JP35390092 A JP 35390092A JP H06189130 A JPH06189130 A JP H06189130A
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JP
Japan
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circuit
image processing
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Pending
Application number
JP43A
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English (en)
Inventor
Atsushi Takahashi
篤 高橋
Kuniomi Hasegawa
国臣 長谷川
Hiroshi Hayashi
寛 林
Takashi Nakajima
孝 中島
Koji Yorimoto
浩二 寄本
Yasuo Komatsu
康男 小松
Makoto Watanabe
渡辺  誠
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/166,961 priority patent/US5408335A/en
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
    • H04N25/63Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise applied to dark current
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/407Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level
    • H04N1/4076Control or modification of tonal gradation or of extreme levels, e.g. background level dependent on references outside the picture

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 安定して正確なDCオフセットのキャンセル
が可能な画像処理装置を得ること。 【構成】 イメージセンサから出力される画信号を処理
する画像処理装置において、画信号を一方の入力端子に
入力する差動増幅器と、前記差動増幅器の出力信号をA
/D変換するA/D変換手段と、ダミービット期間の前
記A/D変換手段の出力データを所定の基準値と比較す
る比較手段と、前記比較結果に基づき、DCオフセット
を基準値に近づける方向に補正値を修正する補正値設定
手段と、前記補正値をD/A変換し、前記差動増幅器の
他方の入力端子に入力するD/A変換手段とを備えたこ
と。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置に関し、特
にイメージセンサから入力した画信号のDCオフセット
を基準値に合わせる方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子複写機やイメージスキャナ等
において、CCD等のイメージセンサから入力される画
信号には、個々のイメージセンサによって異なるDCオ
フセットが含まれており、このオフセット値は温度や経
年変化によっても変動する。これらの変動があると黒基
準レベルが変動し、画質が劣化するので、DCオフセッ
トを基準値に合わせる必要がある。
【0003】DCオフセットを基準値に合わせる方式と
しては、例えば特開昭60−28183号公報等にみら
れるように、画信号のダミービット部分をサンプルホー
ルドしてオフセットレベルを検出したり、基準値と比較
して大小判定し、その結果でパルス出力を積分してオフ
セットレベル相当の値を得て、その信号を入力信号から
減算することにより、DCオフセットをキャンセルする
方式があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
オフセットキャンセル方式においては、画信号にノイズ
が含まれているために、正確なレベル検出を行うため
の、サンプルホールドのタイミング合わせが難しく、ま
た時定数がある程度大きく設定されているため、電源立
ち上げ時等に安定状態になるまで時間がかかり、更に任
意の制御が難しいという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、前記のような従来技術の
問題点を解決し、安定して正確なDCオフセットの制御
が可能な画像処理装置を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、イメージセン
サから出力される画信号を処理する画像処理装置におい
て、画信号を一方の入力端子に入力する差動増幅器と、
前記差動増幅器の出力信号をA/D変換するA/D変換
手段と、ダミービット期間の前記A/D変換手段の出力
データを所定の基準値と比較する比較手段と、前記比較
結果に基づき、DCオフセットを基準値に近づける方向
に補正値を修正する補正値設定手段と、前記補正値をD
/A変換し、前記差動増幅器の他方の入力端子に入力す
るD/A変換手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】このような手段により、デジタルデータを用い
て制御を行うため、安定して正確なDCオフセットの制
御が可能となる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1は本発明が適用される画像処理装置の
オフセットキャンセル回路の第1の実施例を示すブロッ
ク図である。差動増幅器1は、マイナス入力端子にCC
D等のイメージセンサから出力される画信号Vaが入力
されている。またプラス入力端子には、D/A変換器5
の出力Vbが接続されており、2つの入力の差電圧Vc
が出力される。
【0009】A/D変換器2は差動増幅器1の出力電圧
Vcをサンプルホールドし、例えば8ビットにA/D変
換する。この出力データは、図示しない後段の補正回路
等を経由して、用途に応じてメモリ等に取り込まれ、信
号処理され、あるいは出力される。比較回路3は、A/
D変換器2の出力データと、所定の基準値とを比較し、
その差データを出力する。
【0010】補正値設定回路4は、画信号の無信号区間
において、比較回路3からの差データに基づき、前記差
が0になるような補正値を演算により求め、保持する。
D/A変換器5は補正値設定回路4の出力データ(例え
ば8ビット)をD/A変換し、差動増幅器1のプラス端
子に出力する。
【0011】つぎに、動作を説明する。図2(a)は、
図1の差動増幅器1における入力信号Va、Vbの波形
を示す波形図である。通常CCDイメージセンサは電子
複写機等のプラテン上の原稿を横方向に1ライン読み取
り、直列信号として出力する。図2(a)においては、
キャンセル前(左側)とキャンセル後(右側)の1ライ
ン分の信号波形を図示している。Vaはシェーディング
歪みをもった入力信号である。図において、読み取られ
た画信号区間の両側には、光を検出しない部分のセンサ
から出力された信号の区間であるダミービット区間が存
在している。
【0012】図2(b)は、差動増幅器1における出力
信号Vcの信号波形を示す波形図である。信号Vcは、
Vc=(Vb−Va)となる。画信号入力がマイナス端
子に接続されているので、Vcの波形はVaの波形の上
下が反転したものとなる。信号VcはA/D変換器2に
よって常にサンプリングされ、A/D変換される。
【0013】比較回路3は、A/D変換器2の出力デー
タと基準値データとの差、(基準値−出力データ)値を
出力する。補正値設定回路4は、入力信号のダミービッ
ト区間に同期して、比較回路の出力データに基づき補正
値を演算し、出力保持する。演算としては、出力=(現
在の補正値+比較回路から出力される差データ)を実行
する。前記のような演算は加算器(減算器)を用いて容
易に実行できる。なお、ダミービット区間のタイミング
は、図示しないイメージセンサ制御回路から供給され
る。
【0014】補正値設定回路4の出力データは、D/A
変換器5によってD/A変換され、図2(a)右側に示
すような、補正されたVbが出力される。従って差動増
幅器1の出力Vcは、図2(b)右側に示すように、ダ
ミービット部分のレベルが基準値にほぼ等しいものとな
る。
【0015】図3は、比較回路3および補正値設定回路
4の動作を機能的に示すフローチャートである。ステッ
プS1においては、ダミービット区間であるか否かが調
べられ、そうでない場合にはステップS1の処理を繰り
返し、ダミービット区間になるとステップS2に移行す
る。ステップS2においては、(基準値−出力データ)
値を演算により求める。
【0016】ステップS3においては、ステップS2に
おいて求めた差データを、補正値設定回路が保持してい
る現在の補正値に加算し、新たな補正値として出力、保
持する。そして再びステップS1に戻り処理を繰り返
す。従って1ライン毎に1回、補正値の更新が行われ
る。以上のような回路により、安定して正確なDCオフ
セットのキャンセルが可能となる。
【0017】つぎに第2の実施例について説明する。図
4はオフセットキャンセル回路の第2の実施例を示すブ
ロック図である。図4において図1と同様の部分には同
じ番号が付与してある。第1の実施例(図1)と異なる
のは、比較回路3の出力と補正値設定カウンタ6の部分
であるので、該部分について説明する。
【0018】比較回路3からは、基準値とA/D変換器
2の出力データとの大小に基づいたU/D(アップ/ダ
ウン)信号が出力される。補正値設定カウンタ6は比較
回路3からの出力であるU/D信号に基づき、ダミービ
ット区間に、図示しない制御回路から発生されるパルス
CKによってカウンタをアップまたはダウンさせる。こ
のカウント値は補正値としてD/A変換器5に出力され
る。
【0019】図5は、比較回路3および補正値設定カウ
ンタ6の動作を機能的に示すフローチャートである。ス
テップS4においては、ダミービット区間であるか否か
が調べられ、そうでない場合にはステップS4の処理を
繰り返し、ダミービット区間になるとステップS5に移
行する。ステップS5においては、(基準値−出力デー
タ)の符号(プラス/マイナス)を求める。
【0020】ステップS6においては、ステップS5に
おいて求めた符号がプラスであるか否かが調べられ、プ
ラスである場合にはステップS8に移行し、マイナスで
ある場合にはステップS7に移行する。ステップS7に
おいては、補正値設定カウンタ6を1ダウンさせ、ある
いはステップS8においては、カウンタを1アップさせ
る。そして再びステップS1に戻り処理を繰り返す。従
って1ライン毎に1回、補正値の更新が行われる。この
ような構成により、簡単な回路でオフセットキャンセル
回路を構成することができ、1ラインで1ステップづ
つ、なだらかに変化するため、補正による変動ノイズが
少なくなる。
【0021】つぎに第3の実施例について説明する。図
6はオフセットキャンセル回路の第3の実施例を示すブ
ロック図である。図6において図1と同様の部分には同
じ番号が付与してある。第1の実施例(図1)と異なる
のは、絶対値比較回路7から加算器12までの部分であ
るので、該部分について説明する。絶対値比較回路7は
比較回路3から出力される差データの絶対値を所定の規
定値と比較する。そして、絶対値が規定値よりも大きい
場合には、補正値設定カウンタa8の方に、差の符号に
基づいたU/D信号と、カウンタを動作可能にするE
(イネーブル)信号とを出力する。また絶対値が規定値
よりも小さい場合には、補正値設定カウンタb9の方に
U/D信号およびE信号を出力する。
【0022】補正値設定カウンタa8、b9のうち、絶
対値比較回路7からE信号が入力されたカウンタのみ
が、同じく入力されたU/D信号に基づき、ダミービッ
ト区間に図示しない制御回路から発生されるパルスCK
によってカウントアップまたはダウンする。
【0023】それぞれのカウンタ8、9の値は、補正値
として2つのD/A変換器10、11にそれぞれ出力さ
れる。D/A変換器a10は入力データの1ステップに
対応する電圧幅がD/A変換器b11と較べて大きく、
大きな変動に対して早く追従することができる。これに
較べてD/A変換器b11はステップ当たりの電圧幅が
小さく、細かな変動に精度よく追従していくことが可能
である。加算器12は2つのD/A変換器10、11の
出力電圧をアナログ的に加算し、差動増幅器1に出力す
る。
【0024】図7は、図6の比較回路3から補正値設定
カウンタa8、b9までの動作を機能的に示すフローチ
ャートである。ステップS10においては、ダミービッ
ト区間であるか否かが調べられ、そうでない場合にはス
テップS10の処理を繰り返し、ダミービット区間にな
るとステップS11に移行する。ステップS11におい
ては、(基準値−出力データ)の差データを求める。
【0025】ステップS12においては、ステップS1
1において求めた差データの絶対値が規定値以内である
か否かが調べられ、そうである場合にはステップS13
に移行し、そうでない場合にはステップS16に移行す
る。ステップS13においては、ステップS11におい
て求めた差データの符号がプラスであるか否かが調べら
れ、プラスである場合にはステップS15に移行し、マ
イナスである場合にはステップS14に移行する。ステ
ップS14においては、補正値設定カウンタbを1ダウ
ンさせる。ステップS15においては、補正値設定カウ
ンタbを1アップさせる。ステップS16においては、
ステップS11において求めた差データの符号がプラス
であるか否かが調べられ、プラスである場合にはステッ
プS18に移行し、マイナスである場合にはステップS
17に移行する。ステップS17においては、補正値設
定カウンタaを1ダウンさせる。ステップS18におい
ては、補正値設定カウンタaを1アップさせる。
【0026】ステップS14〜18のうちのいずれかの
処理が終了すると、再びステップS10に戻り処理を繰
り返す。従って1ライン毎に1回、補正値の更新が行わ
れる。このような構成により、立ち上がり時のような大
きな変動に対しては大きなステップで早く追従し、安定
時の小さな変動に対しては小さなステップで精度よく追
従することが可能となる。
【0027】なお小さなステップ用の補正値設定カウン
タb9がオーバーフローあるいはアンダーフローした場
合には、最大値(例えばFF)あるいは0でカウント動
作を停止するようにし、またこの場合に、大きなステッ
プ用のカウンタa8がカウントアップあるいはダウンす
るようにしてもよい。
【0028】つぎに第4の実施例について説明する。図
8はオフセットキャンセル回路の第4の実施例を示すブ
ロック図である。図8において図4と同様の部分には同
じ番号が付与してある。第2の実施例(図4)と異なる
のは、カウンタc13から加算器12までの部分である
ので、該部分について説明する。
【0029】カウンタc13は、比較回路3からの出力
であるU/D信号に基づき、ダミービット区間に、図示
しない制御回路から発生されるパルスCKによってカウ
ンタをアップまたはダウンさせる。このカウント値はD
/A変換器c14に出力される。このD/A変換器c1
4のステップ当たりの電圧幅はD/A変換器d17に較
べて小さく、また全電圧幅(最大出力電圧)はVbに必
要とされる変化幅より小さくてもよい。
【0030】比較判定回路15はカウンタc13の出力
データを取り込み、内蔵する2つの比較器によって、所
定の値MAX、MIN(MAX>MIN)とそれぞれ比
較する。そして、もしカウンタc13の値がn(n≧
1)回連続してMAX値を越えたか、あるいはMIN値
を下回ったことを、内蔵するそれぞれのカウンタにより
検出した場合には、カウンタd16に対して、MAXあ
るいはMINに対応したU/D信号とE信号とを出力す
る。
【0031】カウンタd16はE信号が入力された場合
のみ、同じく入力されたU/D信号に基づき、ダミービ
ット区間に図示しない制御回路から発生されるパルスC
K´によってカウントアップまたはダウンする。このC
K´はCKより遅延させて、1ライン期間で両方のカウ
ンタを更新してもよいし、あるいは同じパルスCKを用
いて、カウンタd16の制御は1ライン前のカウンタc
13の値を用いるようにしてもよい。
【0032】D/A変換器d16はカウンタd16のデ
ータをアナログ電圧に変換する。D/A変換器d16は
入力データの1ステップに対応する電圧幅がD/A変換
器c14と較べて大きく、Vbに必要とされる変化幅を
全てカバーできるように選定されている。加算器12は
2つのD/A変換器10、11の出力電圧をアナログ的
に加算し、差動増幅器1に出力する。
【0033】図9はカウンタcとカウンタdの電圧カバ
ー範囲の1例を示す図である。カウンタcは例えば8ビ
ットのカウンタであり、また(FF−MAX)>nある
いはMIN>nとなるようなMAX、MIN値が、上限
値FFおよび0の近傍に設定されている。カウンタdの
カバー範囲は、Vbに必要な電圧範囲を全てカバーして
おり、カウンタcはカウンタdのカバー範囲の一部のみ
をカバーしている。
【0034】例えば、目標とするVb値に相当するデー
タが、カウンタcのカバー範囲外のS点であった場合に
は、カウンタcの値は連続してアップし続ける。カウン
タcがMAXを越えてn回アップするとカウンタdが1
アップし、カウンタdの出力がP点からQ点にアップす
る。従ってカウンタcのカバー範囲が図9のRに移行し
S点をカバーするようになる。
【0035】図10は、図8の比較回路3から補正値設
定カウンタd16までの動作を機能的に示すフローチャ
ートである。ステップS2010においては、ダミービ
ット区間であるか否かが調べられ、そうでない場合には
ステップS20の処理を繰り返し、ダミービット区間に
なるとステップS21に移行する。ステップS21にお
いては、(基準値−出力データ)の差データを求める。
【0036】ステップS22においては、ステップS2
1において求めた差データの符号がプラスであるか否か
が調べられ、プラスである場合にはステップS23に移
行し、マイナスである場合にはステップS24に移行す
る。ステップS24においては、カウンタcを1ダウン
させる。ステップS23においては、カウンタcを1ア
ップさせる。
【0037】ステップS25においては、カウンタcの
値がMAX以上であるか否かが調べられ、そうである場
合にはステップS26に移行する。ステップS26にお
いては、MAXカウンタを1アップする。ステップS2
7においては、MAXカウンタがnを越えたか否かが調
べられ、もし越えた場合にはステップS28に移行す
る。ステップS28においては、カウンタdを1アップ
させる。ステップS25においてカウンタcがMAX未
満の場合には、ステップS29に移行し、MAXカウン
タをクリヤする。
【0038】ステップS30においては、カウンタcの
値がMIN以下であるか否かが調べられ、そうである場
合にはステップS31に移行する。ステップS31にお
いては、MINカウンタを1アップする。ステップS3
2においては、MINカウンタがnを越えたか否かが調
べられ、もし越えた場合にはステップS33に移行す
る。ステップS33においては、カウンタdを1ダウン
させる。ステップS30においてカウンタcがMINよ
り大きい場合には、ステップS34に移行し、MINカ
ウンタをクリヤする。
【0039】一連の処理が終了すると、再びステップS
20に戻り処理を繰り返す。従って1ライン毎に1回、
補正値の更新が行われる。このような構成により、大き
な変動に対しては大きなステップで早く追従し、小さな
変動にたいしては小さなステップで精度よく追従するこ
とが可能となる。
【0040】なお、小さなステップ用のカウンタc13
が最大値(例えばFF)あるいは0でカウント動作を停
止し、オーバーフローあるいはアンダーフローしないよ
うに構成すれば、MAXをFF、MINを0とすること
も可能である。更に、カウンタcがカウントアップした
場合にはMINカウンタをクリヤし、ダウンした場合に
は、MAXカウンタをクリヤするようにしてもよい。
【0041】つぎに第5の実施例について説明する。図
11はオフセットキャンセル回路の第5の実施例を示す
ブロック図である。図11において図8と同様の部分に
は同じ番号が付与してある。第4の実施例(図8)と異
なるのは、加算保持回路18およびダウンカウンタ19
の部分であるので、該部分について説明する。
【0042】加算保持回路18は、加算器およびレジス
タから構成されている。加算器は、比較回路3からの出
力であるU/D信号に基づき、レジスタの値にダウンカ
ウンタ19の出力値Fを加算または減算する。レジスタ
は、ダミービット区間に図示しない制御回路から発生さ
れるパルスCKによって加算器の出力をラッチし、出力
する。
【0043】ダウンカウンタ19は通常は1でカウント
を停止しているが、比較判定回路15からカウンタd1
6のイネーブル信号Eが出力されると、所定のプリセッ
ト値(例えば16)をプリセットする。そして、1ライ
ン毎にクロックCKによってダウンカウントし1になる
と動作を停止する。
【0044】動作は第4の実施例のフローチャートであ
る図10において、ステップS24、25におけるカウ
ンタの変化量がFになり、ステップS28および33で
は、Fに所定値をプリセットする処理を追加し、またス
テップS34の後に、Fが2以上である場合にはFから
1を減算する処理を追加したものになる。このような構
成にすることにより、カウンタdが動作した直後には加
算保持回路18のレジスタに大きな値が加減算され、基
準値に早く接近することが可能となる。
【0045】最後に、第6の実施例を説明する。CCD
イメージセンサは通常奇数番目の光電変換素子の出力信
号と偶数番目のものとを別の電荷転送回路を経由して出
力している。従って偶数番目と奇数番目の画信号レベル
に差が生ずる場合がある。当実施例はこの差を補正する
ためのものである。
【0046】図12はオフセットキャンセル回路の第6
の実施例を示すブロック図である。図12において図8
と同様の部分には同じ番号が付与してある。第4の実施
例(図8)と異なるのは、カウンタc、比較判定回路、
カウンタdからなる補正値設定回路が2組あることであ
る。分配器20からは、比較回路3の出力U/D信号、
およびカウンタの動作を交互に可能にするイネーブル信
号がこれら2組の補正値設定回路に出力される。
【0047】カウンタc21、c´24およびカウンタ
d23、d´26の出力データはそれぞれマルチプレク
サ27、28を介してD/A変換器c14、d17に入
力される。分配器20およびマルチプレクサ27、28
は、図示しない制御装置から出力される奇遇切り替え信
号によって制御される。
【0048】図13(a)は、第4の実施例におけるダ
ミービット区間の補正後のVcを拡大して示した波形図
である。図においては、奇数番目の画信号と偶数番目の
画信号のレベルがずれている。図13(b)は本実施例
におけるVcの波形図である。本実施例では、偶数番目
と奇数番目の画信号を独立に補正するので、図に示すよ
うに、補正後の出力はどちらの画信号も同じ基準値に合
わせることが可能となる。なお、第6の実施例では、第
4の実施例の補正値設定回路を2組用いる例を示した
が、第1〜3実施例の回路を2組用いることも可能であ
る。
【0049】以上6つの実施例を説明したが、以下に示
すような変形例も考えられる。補正値の演算はハードウ
ェアによって行ってもよいが、A/D変換器2の出力を
CPUに取り込み、補正値を計算してD/A変換器5に
セットすることも可能である。また第3実施例以降のよ
うに2系統の補正回路を用いる場合に、2系統のデジタ
ル出力値を加算してから、1個のD/A変換器を用いて
Vbを発生させてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、デ
ジタルデータを用いて制御を行うため、安定して正確な
DCオフセットの制御が可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 オフセットキャンセル回路の第1実施例のブ
ロック図である。
【図2】 図1の各点における信号波形を示す波形図で
ある。
【図3】 第1実施例の動作を機能的に示すフローチャ
ートである。
【図4】 オフセットキャンセル回路の第2実施例のブ
ロック図である。
【図5】 第2実施例の動作を機能的に示すフローチャ
ートである。
【図6】 オフセットキャンセル回路の第3実施例のブ
ロック図である。
【図7】 第3実施例の動作を機能的に示すフローチャ
ートである。
【図8】 オフセットキャンセル回路の第4実施例のブ
ロック図である。
【図9】 第4実施例のカウンタの電圧カバー範囲を示
す説明図である。
【図10】第4実施例の動作を機能的に示すフローチャ
ートである。
【図11】オフセットキャンセル回路の第5実施例のブ
ロック図である。
【図12】オフセットキャンセル回路の第6実施例のブ
ロック図である。
【図13】第6実施例における補正後の画信号を示す波
形図である。
【符号の説明】
1…差動増幅器、2…A/D変換器、3…比較回路、4
…補正値設定回路、5、10、11、14、17…D/
A変換回路、6、8、9…補正値設定カウンタ、7…絶
対値比較回路、12…加算器、13、16…カウンタ、
15…比較判定回路、18…加算保持回路、19…ダウ
ンカウンタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 孝 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 寄本 浩二 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 小松 康男 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 渡辺 誠 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イメージセンサから出力される画信号を
    処理する画像処理装置において、画信号を一方の入力端
    子に入力する差動増幅器と、前記差動増幅器の出力信号
    をA/D変換するA/D変換手段と、ダミービット期間
    の前記A/D変換手段の出力データを所定の基準値と比
    較する比較手段と、前記比較結果に基づき、DCオフセ
    ットを基準値に近づける方向に補正値を修正する補正値
    設定手段と、前記補正値をD/A変換し、前記差動増幅
    器の他方の入力端子に入力するD/A変換手段とを備え
    たことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段は差の値を出力し、前記補
    正値設定手段は前記補正値に前記差を加算することを特
    徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記補正値設定手段はカウンタにより構
    成されており、前記比較結果に基づき、カウンタをアッ
    プあるいはダウンさせることを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記補正値設定手段は、小さなステップ
    で補正値を変更する第1の補正値変更手段と、大きなス
    テップで補正値を変更する第2の補正値変更手段とを備
    え、前記D/A変換手段は、前記第1の補正値変更手段
    の出力をD/A変換する第1のD/A変換器と、前記第
    2の補正値変更手段の出力をD/A変換する第2のD/
    A変換器と、前記第1および第2のD/A変換器の出力
    を加算する加算器とからなることを特徴とする請求項1
    に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の補正値変更手段の出力値があ
    る範囲を越えた場合にのみ、前記第2の補正値変更手段
    を動作させることを特徴とする請求項4に記載の画像処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の補正値変更手段が動作した場
    合に、前記第1の補正値変更手段の変化ステップを一時
    的に大きくすることを特徴とする請求項5に記載の画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記補正値設定手段は、奇数画素用と偶
    数画素用の2系統を備え、奇数画素用と偶数画素用の補
    正値を時分割で出力することを特徴とする請求項1に記
    載の画像処理装置。
JP43A 1992-12-16 1992-12-16 画像処理装置 Pending JPH06189130A (ja)

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