JPH06189064A - 光学式読取装置 - Google Patents
光学式読取装置Info
- Publication number
- JPH06189064A JPH06189064A JP4337428A JP33742892A JPH06189064A JP H06189064 A JPH06189064 A JP H06189064A JP 4337428 A JP4337428 A JP 4337428A JP 33742892 A JP33742892 A JP 33742892A JP H06189064 A JPH06189064 A JP H06189064A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】原稿が両面コピーされた薄紙であっても被読取
面のみ正確に高速読取りできるようにする。 【構成】原稿押え板５の原稿と接触する面側の色彩を白
色および暗色のいずれかに選択的に切替える色切替手段
１１を設けた構成である。
面のみ正確に高速読取りできるようにする。 【構成】原稿押え板５の原稿と接触する面側の色彩を白
色および暗色のいずれかに選択的に切替える色切替手段
１１を設けた構成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機，スキャナ等の
光学式読取装置に関する。
光学式読取装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】原稿に光照射し、その反射光から原稿を
読取る光学式読取装置は、スキャナや複写機またはその
一部を形成するものとして広く利用されている。
読取る光学式読取装置は、スキャナや複写機またはその
一部を形成するものとして広く利用されている。
【０００３】かかる光学式読取装置の従来構造は、図３
に示す如く構成されているのが一般的である。図におい
て、１は装置本体で、その上部には透明な原稿台３が設
けられている。装置本体１内には、光源および受光セン
サ等からなる光学式読取手段（図示省略）が内蔵されて
いる。
に示す如く構成されているのが一般的である。図におい
て、１は装置本体で、その上部には透明な原稿台３が設
けられている。装置本体１内には、光源および受光セン
サ等からなる光学式読取手段（図示省略）が内蔵されて
いる。
【０００４】また、５は、原稿を原稿台３上に押えかつ
光遮断する原稿押え板である。原稿押え板５は、光遮断
性に富んだ材料から形成され、装置本体１の一端部１ａ
に回動支持されている。この原稿押え板５の原稿と接触
する面（押え面６）は、白色とされている。
光遮断する原稿押え板である。原稿押え板５は、光遮断
性に富んだ材料から形成され、装置本体１の一端部１ａ
に回動支持されている。この原稿押え板５の原稿と接触
する面（押え面６）は、白色とされている。
【０００５】しかして、原稿を、その被読取面が原稿台
３と密着するように当該台上に載置し、原稿押え板５で
位置変動不能に押えた後に光学式読取手段を駆動する
と、当該読取手段は、原稿台３を通して原稿に光照射す
るとともに原稿からの反射光を受けてその文字・画像を
読取る。
３と密着するように当該台上に載置し、原稿押え板５で
位置変動不能に押えた後に光学式読取手段を駆動する
と、当該読取手段は、原稿台３を通して原稿に光照射す
るとともに原稿からの反射光を受けてその文字・画像を
読取る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現今の光学
式読取装置においては、高速読取りを達成するため光源
の光量が大となる傾向にある。そのため、薄い用紙に両
面コピーされた原稿を読取る際、当該原稿を透過して原
稿押え板５の白色の押え面６から反射される光の量（反
射光量）が増大し、その結果、原稿の被読取面とは反対
側の面も被読取面と一緒に読み取ってしまう事態が発生
することがある。
式読取装置においては、高速読取りを達成するため光源
の光量が大となる傾向にある。そのため、薄い用紙に両
面コピーされた原稿を読取る際、当該原稿を透過して原
稿押え板５の白色の押え面６から反射される光の量（反
射光量）が増大し、その結果、原稿の被読取面とは反対
側の面も被読取面と一緒に読み取ってしまう事態が発生
することがある。
【０００７】そこで、上記不都合の発生を防止するため
に、原稿台３に載置した原稿（両面コピー薄紙）の上に
厚紙等を重ねて原稿押え板５の押え面６に光が入射しな
いようにすることがある。しかし、原稿を読取る際に一
々厚紙等を重ねるのでは手間が掛かり能率が悪くなる。
特に、原稿の枚数が多い場合には、作業者に過大な負担
を掛けることになる。
に、原稿台３に載置した原稿（両面コピー薄紙）の上に
厚紙等を重ねて原稿押え板５の押え面６に光が入射しな
いようにすることがある。しかし、原稿を読取る際に一
々厚紙等を重ねるのでは手間が掛かり能率が悪くなる。
特に、原稿の枚数が多い場合には、作業者に過大な負担
を掛けることになる。
【０００８】本発明の目的は、上記事情に鑑み、原稿が
両面コピーされた薄紙であっても被読取面のみを正確に
高速読取りすることができる光学式読取装置を提供する
ことにある。
両面コピーされた薄紙であっても被読取面のみを正確に
高速読取りすることができる光学式読取装置を提供する
ことにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光学式読取
装置は、原稿を透明な原稿台上に押え付ける原稿押え板
を備えた光学式読取装置において、前記原稿押え板の原
稿と接触する面側の色彩を白色および暗色のいずれかに
選択的に切替える色切替手段を設けたことを特徴とす
る。
装置は、原稿を透明な原稿台上に押え付ける原稿押え板
を備えた光学式読取装置において、前記原稿押え板の原
稿と接触する面側の色彩を白色および暗色のいずれかに
選択的に切替える色切替手段を設けたことを特徴とす
る。
【００１０】
【作用】上記構成による本発明では、両面コピーされた
薄紙を原稿として読取る場合には、色切替手段を用いて
原稿押え板の原稿と接触する面（押え面）の色彩を暗色
（例えば黒色）に切替える。これにより、原稿に対する
光照射量（光量）が大であっても、原稿を透過して原稿
押え板の黒色の押え面に入射した光は当該押え面に吸収
され反射されない。したがって、原稿の被読取面とは反
対側の面が読取られることはなくなる。
薄紙を原稿として読取る場合には、色切替手段を用いて
原稿押え板の原稿と接触する面（押え面）の色彩を暗色
（例えば黒色）に切替える。これにより、原稿に対する
光照射量（光量）が大であっても、原稿を透過して原稿
押え板の黒色の押え面に入射した光は当該押え面に吸収
され反射されない。したがって、原稿の被読取面とは反
対側の面が読取られることはなくなる。
【００１１】以上より、原稿が両面コピーされた薄紙で
あっても被読取面のみを正確に高速読取りすることがで
きる。
あっても被読取面のみを正確に高速読取りすることがで
きる。
【００１２】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して説明する。
本光学式読取装置は、図１および図２に示す如く、基本
的構成（装置本体１，原稿台３，原稿押え板５等）が従
来例（図３）と同様とされ、原稿押え板５の原稿と接触
する面（押え面６）の色彩を色切替手段１１を用いて白
色および暗色のいずれかに選択的に切替可能に構成され
ている。なお、従来例（図３）と同一又は共通する構成
要素については同一の符号を付し、その詳細説明を省略
する。
本光学式読取装置は、図１および図２に示す如く、基本
的構成（装置本体１，原稿台３，原稿押え板５等）が従
来例（図３）と同様とされ、原稿押え板５の原稿と接触
する面（押え面６）の色彩を色切替手段１１を用いて白
色および暗色のいずれかに選択的に切替可能に構成され
ている。なお、従来例（図３）と同一又は共通する構成
要素については同一の符号を付し、その詳細説明を省略
する。
【００１３】ここで、色切替手段１１は、原稿押え板５
の押え面６の色彩を白色および暗色（本実施例では黒
色）のいずれかに選択的に切替える手段である。より具
体的には、色切替手段１１は、図１に示す如く、原稿押
え板５の長手方向両端部に回転支持された一方および他
方ローラ１５，１７と，両ローラ１５，１７に回動可能
に渡設された無端状の原稿押えシート１２とを含み構成
されている。
の押え面６の色彩を白色および暗色（本実施例では黒
色）のいずれかに選択的に切替える手段である。より具
体的には、色切替手段１１は、図１に示す如く、原稿押
え板５の長手方向両端部に回転支持された一方および他
方ローラ１５，１７と，両ローラ１５，１７に回動可能
に渡設された無端状の原稿押えシート１２とを含み構成
されている。
【００１４】一方ローラ１５（他方ローラ１７）は、原
稿押え板５の押え面６側長手方向両端部にローラ取付部
１６，１６（１８，１８）を介して回転支持されてい
る。原稿押えシート１２は、原稿押え板５の押え面６を
形成するものであり、両ローラ１５，１７間の距離相当
の長さを有する白色部１２Ｗと暗色部（本実施例では黒
色部）１２Ｂとから形成されている。原稿押えシート１
２の上側および下側部分間には、断面コの字状のパッド
７が介装されている。パッド７の原稿押えシート１２両
側部から突出した両端部上面８，８は原稿押え板５に接
着されている。したがって、原稿押えシート１２を回動
させて、その白色部１２Ｗおよび暗色部１２Ｂのいずれ
かを原稿台３と対向する位置に位置決めして押え面６を
形成することができる。
稿押え板５の押え面６側長手方向両端部にローラ取付部
１６，１６（１８，１８）を介して回転支持されてい
る。原稿押えシート１２は、原稿押え板５の押え面６を
形成するものであり、両ローラ１５，１７間の距離相当
の長さを有する白色部１２Ｗと暗色部（本実施例では黒
色部）１２Ｂとから形成されている。原稿押えシート１
２の上側および下側部分間には、断面コの字状のパッド
７が介装されている。パッド７の原稿押えシート１２両
側部から突出した両端部上面８，８は原稿押え板５に接
着されている。したがって、原稿押えシート１２を回動
させて、その白色部１２Ｗおよび暗色部１２Ｂのいずれ
かを原稿台３と対向する位置に位置決めして押え面６を
形成することができる。
【００１５】また、原稿押えシート１２の一側端部に
は、図１に示す如く、補強用のベルト１３が取り付けら
れており、ベルト１３の所定部位には図２に示す如くノ
ブ１４が取り付けられている。したがって、ノブ１４を
矢印Ｘ方向へスライドさせることにより原稿押えシート
１２を回動させることができる。一方、装置本体１上面
の所定部位には、ノブ１４を嵌挿可能な係合凹部１９
Ｂ，１９Ｗが形成されている。
は、図１に示す如く、補強用のベルト１３が取り付けら
れており、ベルト１３の所定部位には図２に示す如くノ
ブ１４が取り付けられている。したがって、ノブ１４を
矢印Ｘ方向へスライドさせることにより原稿押えシート
１２を回動させることができる。一方、装置本体１上面
の所定部位には、ノブ１４を嵌挿可能な係合凹部１９
Ｂ，１９Ｗが形成されている。
【００１６】ここで、ノブ１４を適宜Ｘ方向に移動させ
た後原稿押え板５を閉じて当該ノブ１４を係合凹部１９
Ｂに差し込むと、原稿押えシート１２の暗色部１２Ｂが
原稿台３と対向する位置に位置決めされる。また、ノブ
１４を係合凹部１９Ｗに差し込むと、原稿押えシート１
２の白色部１２Ｗが原稿台３と対向する位置に位置決め
される。
た後原稿押え板５を閉じて当該ノブ１４を係合凹部１９
Ｂに差し込むと、原稿押えシート１２の暗色部１２Ｂが
原稿台３と対向する位置に位置決めされる。また、ノブ
１４を係合凹部１９Ｗに差し込むと、原稿押えシート１
２の白色部１２Ｗが原稿台３と対向する位置に位置決め
される。
【００１７】次に、本実施例の作用について説明する。
両面コピーされた薄紙を原稿として読取る場合には、ノ
ブ１４が装置本体１の係合凹部１９Ｂに嵌挿するように
原稿押え板５を閉じて、当該押え板５の押え面６側の色
彩を黒色（暗色部１２Ｂ）に切替える。これにより、原
稿に対する光照射量（光量）が大であっても、原稿を透
過して原稿押え板５の暗色部１２Ｂに入射した光は当該
暗色部１２Ｂに吸収され反射されない。したがって、原
稿の被読取面とは反対側の面が当該被読取面とともに読
取られることはなくなる。
両面コピーされた薄紙を原稿として読取る場合には、ノ
ブ１４が装置本体１の係合凹部１９Ｂに嵌挿するように
原稿押え板５を閉じて、当該押え板５の押え面６側の色
彩を黒色（暗色部１２Ｂ）に切替える。これにより、原
稿に対する光照射量（光量）が大であっても、原稿を透
過して原稿押え板５の暗色部１２Ｂに入射した光は当該
暗色部１２Ｂに吸収され反射されない。したがって、原
稿の被読取面とは反対側の面が当該被読取面とともに読
取られることはなくなる。
【００１８】以上より原稿が両面コピーされた薄紙であ
っても被読取面のみを正確に高速読取りすることができ
る。
っても被読取面のみを正確に高速読取りすることができ
る。
【００１９】なお、片面コピーされた用紙を読取った
り、両面コピーされた薄紙を簡易的に読取りたい場合に
は、ノブ１４を装置本体１の係合凹部１９Ｗに嵌挿させ
ることにより原稿押え板５の押え面６側の色彩を白色
（白色部１２Ｗ）とする。
り、両面コピーされた薄紙を簡易的に読取りたい場合に
は、ノブ１４を装置本体１の係合凹部１９Ｗに嵌挿させ
ることにより原稿押え板５の押え面６側の色彩を白色
（白色部１２Ｗ）とする。
【００２０】しかして、この実施例によれば、原稿押え
板５の押え面６側の色彩を白色および暗色のいずれかに
選択的に切替える色切替手段１１を設けた構成としたの
で、原稿が両面コピーされた薄紙であっても被読取面の
みを正確に高速読取りすることができる。
板５の押え面６側の色彩を白色および暗色のいずれかに
選択的に切替える色切替手段１１を設けた構成としたの
で、原稿が両面コピーされた薄紙であっても被読取面の
みを正確に高速読取りすることができる。
【００２１】また、一方および他方ローラ１５，１７等
を利用して無端状の原稿押えシート１２を回動させ、そ
の白色部１２Ｗおよび暗色部１２Ｂを原稿台３と対向す
る位置に位置決めして押え面６を形成する構成としたの
で、押え面６の色切替えを迅速かつ簡単に行うことがで
きる。
を利用して無端状の原稿押えシート１２を回動させ、そ
の白色部１２Ｗおよび暗色部１２Ｂを原稿台３と対向す
る位置に位置決めして押え面６を形成する構成としたの
で、押え面６の色切替えを迅速かつ簡単に行うことがで
きる。
【００２２】なお、上記実施例においては、原稿押えシ
ート１２の暗色部１２Ｂを黒色部より形成したが、他の
暗色（例えば濃紺）より形成してもよい。
ート１２の暗色部１２Ｂを黒色部より形成したが、他の
暗色（例えば濃紺）より形成してもよい。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、原稿押え板の原稿と接
触する面側の色彩を白色および暗色のいずれかに選択的
に切替える色切替手段を設けた構成としたので、原稿が
両面コピーされた薄紙であっても被読取面のみを正確に
高速読取することができる。
触する面側の色彩を白色および暗色のいずれかに選択的
に切替える色切替手段を設けた構成としたので、原稿が
両面コピーされた薄紙であっても被読取面のみを正確に
高速読取することができる。
【図１】本発明の実施例の要部を説明するための分解斜
視図である。
視図である。
【図２】同じく、全体構成を示す斜視図である。
【図３】従来の光学式読取装置の概略構成を説明するた
めの斜視図である。
めの斜視図である。
３ 原稿台 ５ 原稿押え板 ６ 原稿押え板の押え面 １１ 色切替手段
Claims (1)
- 【請求項１】 原稿を透明な原稿台上に押え付ける原稿
押え板を備えた光学式読取装置において、 前記原稿押え板の原稿と接触する面側の色彩を白色およ
び暗色のいずれかに選択的に切替える色切替手段を設け
たことを特徴とする光学式読取装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4337428A JPH06189064A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 光学式読取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4337428A JPH06189064A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 光学式読取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06189064A true JPH06189064A (ja) | 1994-07-08 |
Family
ID=18308540
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4337428A Pending JPH06189064A (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 光学式読取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06189064A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5995978A (en) * | 1997-09-24 | 1999-11-30 | Ricoh Company, Ltd. | Navigation system for document image database |
| US6006226A (en) * | 1997-09-24 | 1999-12-21 | Ricoh Company Limited | Method and system for document image feature extraction |
| US6067385A (en) * | 1997-05-07 | 2000-05-23 | Ricoh Company Limited | System for aligning document images when scanned in duplex mode |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP4337428A patent/JPH06189064A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6067385A (en) * | 1997-05-07 | 2000-05-23 | Ricoh Company Limited | System for aligning document images when scanned in duplex mode |
| US6348980B1 (en) | 1997-05-07 | 2002-02-19 | Ricoh Company Limited | System for aligning document images when scanned in duplex mode |
| US6995874B1 (en) | 1997-05-07 | 2006-02-07 | Ricoh Company Ltd. | System for aligning document images when scanned in duplex mode |
| US5995978A (en) * | 1997-09-24 | 1999-11-30 | Ricoh Company, Ltd. | Navigation system for document image database |
| US6006226A (en) * | 1997-09-24 | 1999-12-21 | Ricoh Company Limited | Method and system for document image feature extraction |
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