JPH0618877U - 製氷機の給水管構造 - Google Patents

製氷機の給水管構造

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JPH0618877U JP5965692U JP5965692U JPH0618877U JP H0618877 U JPH0618877 U JP H0618877U JP 5965692 U JP5965692 U JP 5965692U JP 5965692 U JP5965692 U JP 5965692U JP H0618877 U JPH0618877 U JP H0618877U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製氷水の補給を停止した後の給水管内に残留
する水を、確実に排出する。 【構成】 製氷基板18に、装着部75を介して給水管
49が着脱自在に装着される。給水管49の支持体72
に、管体73が連通するよう形成される。支持体72に
内部画成した供給室に、管体73との連通口72bを囲
繞する逆U字状の画壁76が形成され、管体73から供
給室に供給された製氷水は、画壁76を介して下方に向
けて案内される。支持体72には、管体73との接続部
よりも上方において、供給室を大気と連通する通気口7
2d,72dが形成される。すなわち、給水管49を介
して所定量の製氷水を製氷室に補給した後に供給室に残
留する製氷水は、該供給室が連通口72d,72dを介
して大気と連通しているので円滑に排出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、製氷機の給水管構造に関し、更に詳しくは、水皿に内部画成した 製氷室中の製氷水に、製氷基板の下面に多数突設した製氷突起を浸漬させ、製氷 運転の進行に伴い前記製氷突起の周囲に逆ドーム状の氷塊を形成させるようにし た製氷機において、製氷基板に装着した給水管から製氷室に所定量の製氷水を補 給した後、管内に残留する製氷水(以後「残留水」という)を確実に排出し、この残 留水が氷結することにより補給不良を生ずるのを防止し得るよう構成した給水管 構造に関するものである。
【0002】
【従来技術】
角氷等の氷塊を連続的に多数製造する自動製氷機では、その製氷方式として多 数の型式が提案され、用途に応じて適宜の方式が採用されている。例えば、多 数の仕切り板を縦横に配設して下方に開口する多数の製氷小室を画成し、その下 方に配設した水皿から各対応の製氷小室に製氷水を噴射供給して、冷凍系に接続 する蒸発管で冷却されている各製氷小室に角氷を形成するクローズドセル式の製 氷機や、前記水皿は使用せず、これらの製氷小室中に下方から製氷水を散布す ることにより、各小室中に角氷を形成するオープンセル型の製氷機や、直立配 置した製氷板の一側面に、その上方から製氷水を流下させることにより、該製氷 板面にかまぼこ状の氷塊を多数形成する水流下式の製氷機等が知られている。
【0003】 前述の3型式に係る製氷機は、何れも製氷水を所要量貯留するための製氷水タ ンクを備え、該タンク中の製氷水をポンプで圧送して製氷ユニットの前記製氷小 室または直立製氷板に供給し、氷結するに至らなかった製氷水は前記タンク中に 回収した後に、再び製氷ユニットに向け送り出す強制循環機構を採用している。 従ってこれらの製氷機では、製氷水タンクや製氷水を循環させるポンプ等の付帯 設備が必要となり、構成が複雑化すると共に製造コストも高騰し、また大型化す る一因ともなっていた。これに対して、水皿中に製氷水を所要レベルで貯留し、 蒸発管を配設した製氷基板の下面に突設垂下した製氷突起を、該製氷水中に浸漬 させることにより、該製氷突起の周りに氷塊を形成させるようにした簡易型の製 氷機が既に提案されている。この製氷機では、製氷運転中に製氷水を水皿と製氷 水タンクとの間でポンプ循環させる機構を必要としないために、構造的に簡略化 されて製造コストを抑制し得ると共に、小型化を図った製氷機を製造し得る利点 を有している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記製氷機では、製氷水の供給源に連通する供給管が製氷基板の適宜位置に配 設固定され、該供給管を介して製氷室に所定量の製氷水を補給するようになって いる。また供給管の適宜個所には給水弁が接続され、該給水弁の開閉により製氷 水の補給および補給停止が行なわれる。なお、供給管を介して所定量の製氷水を 製氷室に補給した後、前記給水弁を閉成すると、該給水弁から開口部に至る管内 には製氷水が残留することとなる。この場合において、前記供給管が配設される 製氷基板は、製氷運転に際して冷却されるため、これに伴って供給管の製氷基板 に接する部分が冷却され、管内に残留する前記残留水が氷結してしまう。この氷 は、多くの場合は除氷運転により製氷基板が加熱された際に融解するが、外気温 が低い場合等には氷が融解しないまま、次の製氷運転に移行することがある。そ してこのときには、管内で氷結した氷により製氷水の補給が阻止される問題があ った。
【0005】
【考案の目的】
本考案は、蒸発管により冷却される製氷突起を、水皿中の製氷室に貯留した製 氷水に浸漬して、当該製氷突起の周りに氷塊を形成するようにした製氷機に内在 している前記欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、 製氷水の補給を停止した後の給水管内に残留する水を確実に排出し、管内で残留 水が氷結するのを防止し、常に製氷水の円滑な補給を行ない得る給水管構造を提 供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため本考案は、圧縮機や凝縮器等を 備える冷凍系に接続する蒸発管と、この蒸発管が上面に配設されると共に、下面 に多数の製氷部を所定間隔で突設垂下させた製氷基板と、製氷機本体に傾動自在 に枢支されて常には水平姿勢を保持し、内部に画成した製氷室中の製氷水に前記 製氷部が浸漬される水皿と、前記製氷部の周りに製氷水が氷結して所要の氷塊が 形成されると、前記水皿を斜め下方に傾動させるよう構成した製氷機において、 前記製氷基板に、前記製氷室に製氷水を補給する給水管が装着され、 この給水管は、 下方に開放する供給室を内部に画成した支持体と、 この支持体の側部に一端が連通接続されると共に、他端が製氷水の供給源に接 続される管体と、 前記支持体における管体との接続部より上方に形成され、前記供給室を大気と 連通する通気口とからなり、 前記給水管による製氷水の補給を停止した際に、前記供給室に残留する製氷水 を外部に確実に排出し得るよう構成したことを特徴とする。
【0007】
【実施例】
次に、本考案に係る製氷機の給水管構造につき、好適な実施例を挙げて、添付 図面を参照しながら以下説明する。なお説明の便宜上、「前後」,「左右」とは、製 氷機を正面から視た状態において指称するものとする。
【0008】 (製氷機の概略構成について) 図2および図7は、実施例に係る給水管構造が採用される製氷機の全体的な構 成を概略的に示す断面図および斜視図である。製氷機本体を構成する筐体10の 内部は、圧縮機CMや凝縮器11等の冷凍機械が収納される下部機械室12と、 その上方に位置し断熱材で囲われると共に、内部に貯氷室83を画成した箱状の 貯氷庫14と、この貯氷庫14の内部上方に配設される製氷ユニット15とから 基本的に構成されている。製氷ユニット15は、図1および図3に関して後述す る如く、製氷水を所定レベルで貯留する水皿16と、この製氷水中に浸漬される 製氷突起17を備えた製氷基板18とを備え、該水皿16は除氷運転に切換わる と所定角度傾動して、該水皿16中の製氷水を排水受部19および排水管20を 介して外部へ排出すると共に、氷塊21を前記貯氷室83へ放出し得るようにな っている。なお、貯氷室14には後述する氷塊放出装置13が配設され、該装置 13により貯氷室83に貯留されている氷塊21を外部に放出するよう構成して ある。
【0009】 (筐体の外部構造について) 前記筐体10は、図7に示す如く、前述した各部材を囲繞するメインフレーム 22と、該フレーム22の前面に配設される前面パネル23とから構成され、全 体として横幅寸法が極めて短かいスリムな形状を呈している。前面パネル23は 、合成樹脂により図示形状に形成されたものであって、その高さ方向の略中間位 置に、貯氷庫14に形成した氷塊21の放出口14aと対応する開口23aが下 方に向けて開設されている(図2参照)。この開口23aの下方には、容器状の載 置台24が着脱自在に装着され、氷塊21を取出す際に該載置台24にコップ等 の受容器を載置するようになっている。この載置台24の上面には多数のスリッ ト24aが形成され、放出口14aから落下する水滴を集水して周囲を汚すのを 防止するよう構成される。また開口23aの上方に延在する正面パネル23には 、電源ランプLと氷塊放出用の第1スイッチSW1の押しボタン25が配設され 、該押しボタン25を押してスイッチSW1をON作動させている間、前記氷塊 放出装置13が作動して貯氷室83に貯留されている氷塊21を、放出口14a および開口23aを介して放出するよう設定されている。
【0010】 (カバー体について) 図2に示す如く、前記貯氷庫14の前面にカバー体27が着脱自在に配設され 、このカバー体27の前面側に、前記製氷ユニット15における水皿16の傾動 用のアクチュエータモータAM,揺動板28(後述)の揺動用のモータRMおよび 氷塊放出装置13の放出用モータGMが纏めて配設されている。カバー体27に 配設されている各モータAM,RM,GMおよびそれに付帯する部材は、前記前面 パネル23を取外すことにより、簡単にメンテナンスを行なうことができるよう 構成されている。
【0011】 (製氷ユニットについて) 図1は、製氷ユニット15の詳細を縦断面で示すものであって、前記水皿16 は図3に示す形状を有すると共に、その内部に画成した製氷室29中に所定レベ ルで製氷水を貯留し得るようになっている。すなわち製氷室29は、水皿16に おける矩形状底面16aと、その四方に直立する壁面16b,16c,16d,1 6eとにより画成され、図3において右側に位置する直立壁16eの外側には、 長手方向に沿って複数の軸支持部30が整列して一体成形されている。軸支持部 30は、前記製氷基板18を貯氷庫14の上方に懸吊支持するブラケット32, 32に穿設した通孔(図示せず)に回動自在に挿通されて、水皿16を該軸支持部 30を中心として短手方向(製氷機の幅方向)に回動可能に構成されている。また 、製氷基板18の適宜位置には、製氷水の給水管49(後述)が着脱自在に配設さ れ、後述するタイミングで給水弁WVが開放されて製氷室29に所定量の製氷水 を供給するようになっている。
【0012】 また、図3に示すように前面側に位置する軸支持部30に角孔30aが穿設さ れ、これに後述する旋回支軸33の軸端に突設した角軸33aが嵌挿されている 。この旋回支軸33は、前記カバー体27に回動自在に枢支されており、該カバ ー体27に配設したアクチュエータモータAMの回転に伴い、前記水皿16は軸 支持部30を中心として、図8〜図12に示す如く、斜め下方への傾動および斜 め上方への復帰をなし得るようになっている。
【0013】 (水皿の傾動機構について) 前記カバー体27における水皿16の軸支持部30と対応する位置に、前面側 に突出する円筒状の軸受部34が突設され、該軸受部34に穿設した通孔34a に前記旋回支軸33が回動自在に挿通されて、その軸端に突設した角軸33aを 軸支持部30の角孔30aに嵌挿している。また旋回支軸33の前面側の端部に は、半径方向に延出するレバー片33bが一体形成されると共に、該レバー片3 3bの前面側に係合突起33cが突設されている。図1および図3に示す如く、 カバー体27にブラケット35を介して配設したアクチュエータモータAMにお けるブラケット35の前面側に延出する回転軸に、周方向の一部が切欠かれた所 要直径の円板からなるカム板36が一体的に回転するよう配設されている。この カム板36の前面に、連杆37の一端が偏心的に枢支され、該連杆37の他端に 穿設した長孔37aに、前記旋回支軸33に形成したレバー片33bの係合突起 33cが摺動自在に遊嵌されている。従って、アクチュエータモータAMを所定 方向(実施例では反時計方向)に回転することにより、カム板36および連杆37 を介して旋回支軸33が所要角度で往復回動し、これにより水皿16が傾動およ び傾動復帰される。
【0014】 前記係合突起33cの前端部には、連杆37の長孔37aに挿通可能な楕円状 の規制部33dが、該突起33cに対して半径方向に延出するよう配設され、係 合突起33cを長孔37aに挿通した状態で、該係合突起33cから連杆37が 容易に外れないよう構成してある。またレバー片33bの裏面側に、前記揺動用 モータRMが配設される取付治具38を所定方向に付勢するねじりばね39(何 れも後述)の一端が係合する係合片33eが突設されている。なお前記水皿16 は、除氷運転が終了して斜め上方に復帰するに際し、図11に示す如く、一旦水 平姿勢を越えてその傾動端(直立壁16d)側に向けて上傾斜となる位置まで傾動 した後、逆方向に傾動して水平姿勢で停止されるようになっている。
【0015】 (水皿の排水構造について) 前記水皿16の後側に位置する直立壁16cにおける傾動下端側の近傍に、後 側に向けて凹設される補助室46が画成され、該補助室46の外側(後側)に所要 長さの排水管47が連通接続されている。この排水管47の下方には、前記排出 水を受けて外部へ排出する排水受部19が貯氷庫14の後面側に形成されている 。前記補助室46と製氷室29とは、直立壁16cよりも低い堰止板48により 画成されるようになっている。従って、水皿16に供給された製氷水は、堰止板 48の上端面からオーバーフローして前記排水管47を介して排水受部19に排 出可能となっている。換言すれば堰止板48によって、製氷室29に貯留される 製氷水は所定レベルに保持されるものである。また後述の除氷運転に切換わると 、水皿16は斜め下方に傾動して製氷水を排水管47を介して排出する。そして 該水皿16が傾動停止した位置で、製氷水の一部は堰止板48によりそのまま残 留し(図9参照)、この残留水は次の製氷運転に向け製氷水給水管49から補給さ れる水と混合して、全体として製氷水の温度低下を促進し得るものである。なお 前記排水管47は、水皿16が斜め下方に傾動した際に排水受部19の貯氷室側 の上端縁部に当接し、該水皿16を傾斜状態で保持するストッパとしても機能す る。
【0016】 前記貯氷庫14の内部上方には、複数のブラケット32を介して製氷基板18 が水平に配設固定され、この製氷基板18の上面に、機械室12中に収納した冷 凍系から導出した蒸発管31が蛇行配置されている。また製氷基板18の下面に 、多数の製氷突起17が所要間隔で垂下するように突設され、製氷運転に際しこ の製氷突起17は、前記水皿16に貯留した製氷水に浸漬されるようになってい る。そして冷凍系の運転により、蒸発管31において冷媒との熱交換がなされ、 製氷突起17は0℃以下に冷却保持される結果として、この製氷突起17の周囲 に、図8に示す如く、次第に氷塊21が形成されることになる。なお製氷基板1 8には複数の通孔18aが穿設され、熱交換効率の向上を図ると共に軽量化を達 成するよう構成してある。
【0017】 (給水管について) 前記製氷基板18の所要位置に取付孔18bが穿設され、該取付孔18bを介 して製氷水の給水管49が着脱自在に装着されるようになっている。この給水管 49は、図4および図5に示す如く、内部に供給室72aを画成した支持体72 と、該支持体72の一側面に連通するよう形成された管体73とから構成され、 該管体73の自由端側に前記給水弁WVを介して製氷水供給源に連通する供給管 74が接続されている。前記支持体72の下端部には、側面において逆エ字状の 装着部75が形成され、該装着部75の下部鍔部75a,75aを取付孔18b に挿通した状態で、その上部鍔部75b,75bが基板18の上面に当接して位 置決め装着されるよう構成してある。
【0018】 前記支持体72に内部画成した供給室72aには、前記管体73との連通口7 2bを囲繞する逆U字状の画壁76が形成され、管体73から供給室72aに供 給された製氷水は、画壁76を介して下方に向けて案内されるようになっている 。そしてこの製氷水は、支持体72の下部供給口72cを介して製氷室に補給さ れるようになっている。また支持体72には、管体73との接続部よりも上方に おいて供給室72aを大気と連通する通気口72d,72dが形成され、該供給 室72aに残留する残留水を円滑に排出するよう構成されている。すなわち、給 水管49を介して所定量の製氷水を製氷室に補給した後、供給管74の適宜個所 に配設した給水弁WVを閉成すると、支持体72における供給室72aに製氷水 が残留する。しかるに、該供給室72aは下部供給口72cおよび連通口72d ,72dを介して大気と連通しているので、残留水は下部供給口72cから円滑 に排出される。これにより、製氷運転に際して残留水が氷結し、次の製氷運転の ための製氷水の補給が行ない得なくなるのを未然に防止し得る。また給水管49 は、熱伝導率の低い合成樹脂を材質として形成され、該給水管49を製氷基板1 8に装着した状態において、該基板18からの熱影響(冷却および加熱)が小さく なるよう構成している。
【0019】 (カム制御機構について) 図6に示す如く、前記アクチュエータモータAMに配設されるカム板36の前 記ブラケット35を指向する裏面に、第1カム部50と第2カム部51とが半径 方向に偏位して形成されている。またブラケット35には、前記第1カム部50 および第2カム部51と夫々対応的に、第2スイッチSW2および第4スイッチ SW4が配設され、アクチュエータモータAMの回転に伴い所要タイミングでカ ム作動を与えて、該モータAMによる水皿16の傾動停止および復帰停止、ホ ットガス弁の開放、製氷水を補給する給水弁WVの開放および閉成を夫々制御 するようになっている。すなわち第1カム部50および第2カム部51は、軸方 向に突出する所要半径の弧状突起で構成される。そして第2スイッチSW2から 延出するレバー片52が、第1カム部50に当接すると共に、該第1カム部50 から所要タイミングで離間するようになっている。この第2スイッチSW2のレ バー片52が前記カム部50に当接すると、該スイッチのON作動がなされる。 また第4スイッチSW4から延出するレバー片53が、第2カム部51に当接す ると共に、所要タイミングで離間するようになっている。そして第4スイッチS W4のレバー片53が前記カム部51に当接すると、該スイッチのON作動がな される。
【0020】 (揺動板および揺動機構について) 前記水皿16における製氷室29の内部には、矩形状に形成した底板54aに おける水皿16の傾動端側(左側)となる直立壁16dと対向する側を除く3辺に 、垂直な立上り部54b,54c,54dを夫々形成した揺動板54が揺動自在に 配置され、揺動用モータRMの回転により上下に揺動駆動されるようになってい る。この揺動板54における底板54aおよび右側の立上り部54bには、円形 や四角形状を呈する多数の通孔55が所要間隔で穿設されている。該揺動板54 の周囲寸法は、製氷室29における底面16aの内部寸法より若干小さ目に設定 され、前記立上り部54bの上部長手方向両側に形成した突部56,56が、水 皿16にピン57,57を介して回動自在に枢支される(図3参照)。そして水皿 16に揺動板54を枢支した状態で、該揺動板54は図1に示す如く、製氷室2 9の底面に密着的に載置される。なお通孔55の穿設位置は、前記隣設する製氷 突起17,17の間に臨むよう設定されている。
【0021】 図1に示すように、揺動板54における前側に位置する立上り部54cに逆L 字形の係合片58が一体形成され、その上部水平部58aは製氷室29の直立壁 16bを越えて外方に延出している。また上部水平部58aと対応する位置の前 記カバー体27に、上下方向に延在する長孔27aが形成され、該長孔27aに 、前記揺動用モータRMにより回転される揺動部材59が摺動自在に挿通されて いる。この揺動部材59のカバー体27の裏側に臨む位置に、揺動突起59aが 偏心的に突設され、これが前記揺動板54の上部水平部58aに下方から係合・ 離脱可能となっている。従って揺動用モータRMを反時計方向に回転させれば、 前記揺動突起59aは、上部水平部58aと係合した状態で回転し、揺動板54 を製氷室29の底面から所要距離だけ上昇させると共に、揺動突起59aが上部 水平部58aから外れると、該揺動板54は自重で製氷室29の底面に落下する 。すなわち製氷運転中に揺動用モータRMを回転させれば、前記ピン57,57 を中心として揺動板54は製氷室29の内部で上下の揺動を反復し、これにより 製氷水を常に動かすことができる。なお揺動板54には通孔55が穿設されてい るので、製氷水はこの通孔55を介して上下および左右に流通し、更に活発な動 きが得られる。
【0022】 更に前記揺動板54は、後述の除氷運転に際し、水皿16の傾動に伴い一体的 に傾動するが、該揺動板54における右側の立上り部54bに、前記製氷基板1 8より上方に延出する直立片60が形成してある。そして揺動板54が水皿16 と共に傾動する途中で、前記直立片60を前記製氷基板18に係合させることに より、該揺動板54は水皿16から分離されて、その傾動姿勢を一定に保持され る(図9参照)。
【0023】 (揺動用モータRMの取付構造について) 図3および図6に示す如く、前記カバー体27に突設した軸受部34に、平板 状を呈する取付治具38の一端が回動自在に支持され、この取付治具38の枢支 部から離間する端部近傍の前面側に、前記揺動用モータRMが配設される。そし て前記通孔27aから前面側に突出する揺動部材59のカム部59bに、モータ RMが連結されている。また、枢支部と揺動用モータRMとの間に臨む取付治具 38の前面側に突片38aが形成され、該突片38aの下端に、軸受部34に介 装したねじりばね39の一方の端部39aが係合されている。この突片38aに 近接して前記レバー片33bに形成した係合片33eが臨んでおり、この係合片 33eの上端に、ねじりばね39の他方の端部39bが係合されている。係合片 33eの上端は、前記水皿16が水平姿勢に支持されている状態では、取付治具 38における突片38aの上端よりも上方に臨んでいる。従って、このときには 取付治具38は、ねじりばね39の弾力作用下に軸受部34を支点として常に時 計方向に回動付勢されることとなる(図5参照)。そして、揺動用モータRMに所 要の外力が加わると、その取付治具38が軸受部34を支点として所要の角度だ け回動し得るようになっている。
【0024】 すなわち、ねじりばね39は、製氷運転時に水皿16が水平姿勢を保持してい る間は、前記揺動部材59の揺動突起59aを揺動板54の係合片58に係合可 能な作動位置に保持するべく機能する。また、製氷運転から除氷運転に切換わっ て水皿16が傾動すると、前記レバー片33bにおける係合片33eの上端は、 取付治具38における突片38aの上端よりも下方に移動し、このときにはねじ りばね39の端部39bは突片38aの上端に係合するに至る。従って、水皿1 6の傾動時には、ねじりばね39は取付治具38に対して付勢力を作用させない ようになっている。
【0025】 なお、取付治具38の枢支部から離間する端部に上下方向に延在する長孔38 bが穿設され、該長孔38bにカバー体27に対応的に突設した規制ピン61が 摺動自在に挿通されている。該規制ピン61は、取付治具38の回動範囲を規制 するべく機能し、前記ねじりばね39の弾力付勢下に、常には長孔38bの下端 が規制ピン61に当接して揺動部材59を作動位置に臨ませるようになっている (図6参照)。
【0026】 (製氷および除氷完了検知用のスイッチSW5,Th1について) 前記カバー体27には、例えばマイクロスイッチ等の製氷完了検知用の第5ス イッチSW5がブラケット70を介して配設され、そのレバー片62を前記揺動 部材59におけるカム部59bの下降軌跡に臨ませて、取付治具38(揺動用モ ータRM)の回動に伴いカム部59bに当接して、該スイッチの切換え可能とな っている。すなわち、製氷運転が進行して、製氷突起17の周りに氷塊21が成 長すると、前記揺動板54はその上動時に該氷塊21と接触するに至り、前記係 合片58および揺動突起59aを介して揺動用モータRMに下方側への反力を与 えることになる。このため揺動用モータRMが配設される取付治具38は、前記 軸受部34を支点として反時計方向に回動し、その回動過程でカム部59bが第 5スイッチSW5のレバー片62を押圧することにより、製氷ユニット15での 製氷完了を検知するようになっている。
【0027】 ここで、第5スイッチSW5のレバー片62が押圧されると同時に揺動用モー タRMを停止させると、前記揺動板54の係合片58に当接する揺動突起59a が揺動板54の傾動の妨げとなる。そこで実施例では、前記揺動部材59のカム 部59bに、揺動用モータRMが回動した状態で第5スイッチSW5のレバー片 62を押圧しない切欠部59cを形成し、該切欠部59cにより揺動突起59a を係合片58の傾動軌跡から離間させる制御を行なうよう構成している。またこ の切欠部59cは、前記揺動突起59aが係合片58の上部水平部58aから離 間した位置に臨んだときに、第5スイッチSW5のレバー片62と対応する位置 に臨む位置関係をもってカム部59bに形成されている。すなわち、揺動用モ ータRMの回動により第5スイッチSW5のレバー片62が押圧された後も該モ ータRMを回転させ、切欠部59cがスイッチSW5のレバー片62に対応す る位置に到来してレバー片62の押圧が解除されたときに、当該揺動用モータR Mを停止するよう設定している。これにより揺動突起59aは、揺動板54にお ける係合片58の傾動軌跡から離間することとなり、揺動板54の傾動を妨げる ことはなくなる。
【0028】 図1に示すように、前記製氷ユニット15における製氷基板18の上面には、 除氷完了を検知するためのサーモスイッチTh1が配設されている。このサーモ スイッチTh1は、除氷運転により氷塊21が製氷突起17から落下した際の急 激な温度上昇を検出して、ホットガス弁を閉成すると共に、アクチュエータモー タAMを回転させるべく機能する。
【0029】 (氷塊放出装置および貯氷完了検知スイッチについて) 前記カバー体27の前面下部に、氷塊放出用のモータGMが配設され、該モー タGMにより回転駆動される氷塊搬出用のスクリュー63が、貯氷室83内に延 出するよう配設されている。このスクリュー63の突出端部は、図2に示す如く 、貯氷庫14の対応位置に凹設した凹部64に回動自在に嵌挿されて定位置で回 転するよう設定してある。放出用モータGMは、前面パネル23に配設した前記 押しボタン25を押して第1スイッチSW1をON作動させている間のみ回転し 、スクリュー63により貯氷室83に貯留されている氷塊21を前記放出口14 aまで搬送するようになっている。
【0030】 前記カバー体27の裏面には、図2に示す如く、スクリュー63の配設位置に 対応すると共に、放出口14aの形成位置より貯氷室内側に臨む規制板65が回 動自在に垂設されている。この規制板65は、前記スクリュー63により搬送さ れる氷塊21により押圧されて放出口14aを開放して氷塊21の放出を許容す ると共に、氷塊放出装置13が停止した際には初期の位置に戻って放出口14a を閉成し、この放出口14aを介して外気が貯氷室83内へ入り込むのを防止す るべく機能する。また規制板65に近接して分離板68がカバー体27に配設さ れ、該分離板68は、貯氷室83に貯留される氷塊21が放出口14aから放出 されるのを防止すると共に、スクリュー63により搬送される氷塊21の一部を 貯氷室83に戻して放出口14aが詰まるのを防止するべく機能する。なお貯氷 庫14における前記凹部64の形成位置に近接する底部に排出管69が配設され 、氷塊21からの融解水を庫外に排出するよう構成されている。
【0031】 前記水皿16の下面に検知板66が回動自在に枢支され、該検知板66は、常 には水皿16の底面に対してその開放端部側が下方に離間している状態に保持さ れている。また水皿16の前面に貯氷完了検知用の第3スイッチSW3が配設さ れ、このスイッチSW3のレバー片(図示せず)は、前記検知板66の前面側の端 部に形成した突片(図示せず)により常には押圧された状態になっている。そして 、水皿16が傾動する過程で検知板66が氷塊21に当接し、回動を継続する水 皿16に対して時計方向に回動した際(開放端が水皿16の底面に近接した際)に 、前記突片がレバー片から離間して該スイッチSW3をON作動して、貯氷完了 を検出するよう設定してある。なお、検知板66の突片を、氷塊21の非検出時 に第3スイッチSW3のレバー片に当接させるよう設定することにより、該検知 板66が何等かの原因により水皿16から脱落した際に自動製氷機を停止させて 、貯氷完了の検出が不能の状態で氷塊21が製造されるのを防止し得るようにな っている。また検知板66の開放端部は櫛歯状に形成され、該検知板66が氷塊 21に当接した際に加わる負荷の軽減を図っている。
【0032】
【実施例の作用】
次に、実施例に係る自動製氷機の作用につき説明する。
【0033】 (製氷運転について) 電源投入により付勢されている圧縮機CMにより、冷凍系の冷媒循環パイプか ら冷媒が前記蒸発管31に供給され、その熱交換作用により製氷基板18に突設 した製氷突起17の冷却が開始される。この製氷突起17は製氷水に浸漬されて いるために、該突起17の周囲から結氷が開始され、次第に成長して逆ドーム状 の氷塊21が形成される。そしてこの製氷運転の間、前記揺動用モータRMは回 転を継続している。従って該モータRMにより回転される揺動部材59の揺動突 起59aが、前記立上り部54cに設けた係合片58に対して係合・離脱を反復 することにより、揺動板54が製氷水の中で揺動し、該製氷水を動かすこととな る。また揺動板54には通孔55が穿設されているので、該揺動板54の揺動に 伴い製氷水は該通孔55を通過し、これが噴流現象を伴って製氷水の動きを更に 活発なものとする。このように製氷水が常に動的状態に保たれることにより、製 氷突起17に形成される氷塊21の白濁が防止され、透明で清澄な氷塊21が得 られる。
【0034】 (除氷運転について) 図8に示す如く、製氷突起17に完全な氷塊21が逆ドーム状に形成されると 、前記揺動板54はその上動時に該氷塊21と接触することとなり、遂には前記 係合片58および揺動突起59aを介して揺動用モータRMに下方側への反力を 与えるに至る。従って揺動用モータRMが配設される取付治具38は、前記軸受 部34を支点として反時計方向の回動を開始して、揺動部材59のカム部59b で製氷完了検知用の第5スイッチSW5のレバー片62を押圧して製氷ユニット 15での製氷完了を検出する。すると、アクチュエータモータAMの回転を開始 する。このため前記カム板36が反時計方向に回転し、これに偏心連結した連杆 37と係合する旋回支軸33のレバー片33bが反時計方向に傾動されることに より、前記水皿16は斜め下方へ傾動し始める。この傾動により製氷室29中の 製氷水は、前記堰止板48を介して補助室46にオーバーフローし、この補助室 46から排水受部19へ放出される。なお水皿16が傾動する過程において、前 記アクチュエータモータAMにより回転されるカム板36の第2カム部51によ り第4スイッチSW4はOFF作動される。
【0035】 ここで前記揺動用モータRMは、製氷完了検知用の第5スイッチSW5のレバ ー片62が揺動部材59のカム部59bにより押圧されても、その回転は継続さ れる。そしてカム部59aに形成した切欠部59cがレバー片62と対応する位 置に到来した際に、該レバー片62の押圧が解除されて揺動用モータRMは回転 を停止する。これにより、揺動部材59に設けた揺動突起59aは、前記揺動板 54における係合片58の傾動軌跡から離間した位置で停止し、該揺動板54の 傾動が妨げられるのは防止される。
【0036】 そして前記カム板36に設けた前記第1カム部50が第2スイッチSW2のレ バー片52に到来すると、該スイッチSW2はON作動して、アクチュエータモ ータAMは回転を停止し、水皿16は、図9に示す如き傾斜姿勢(前記排水管4 7が排水受部19の上端縁部に当接した姿勢)で保持される。このとき製氷室2 9の内部には、製氷水の一部が前記堰止板48により堰止められて残留するが、 この残留水は先の製氷運転に伴い充分冷却されているので、次の製氷運転に向け て補給される新たな製氷水と混合して、製氷水全体の温度を低下させることがで きる。また水皿16の傾動により、製氷突起17の周りに形成された氷塊21は 、該突起17に付着した状態で露出する。更に水皿16が傾動停止する過程で、 前記揺動板54の直立片60が前記製氷基板18に当接するので、その後に傾動 を停止した水皿16における製氷室29の底面16aよりも、該揺動板54は傾 め上方に位置することになる。この揺動板54は、氷塊21が落下した際に、こ れを貯氷室83へ案内するための滑落用シュートとして機能する。
【0037】 前記アクチュエータモータAMの停止と同時に、前記ホットガス弁が開放し、 冷媒に代えてホットガスを前記蒸発管31へ供給する。これにより製氷基板18 を介して製氷突起17は急速に加温されるに至る。このため製氷突起17と氷塊 21との結合が解除され、当該氷塊21は自重により落下する。そして、図9に 示す如く、前記直立片60により所要の傾斜姿勢に保持されている揺動板54の 上面を滑落し、その下方に位置する前記貯氷室83中へ案内放出される。
【0038】 この氷塊21の落下により、製氷基板18におけるマイナスの温度負荷が解除 され、該基板18は前記蒸発管31でのホットガスの流通により一挙に温度上昇 を来す。この温度上昇を前記サーモスイッチTh1が検出し、アクチュエータモ ータAMの回転が再開される。また前記ホットガス弁が閉成し、前記蒸発管31 への冷媒供給が再開される。
【0039】 モータAMの回転再開によりカム板36,連杆37,レバー片33bの作用下に 、旋回支軸33が時計方向に回動し、水皿24も同様に時計方向に回転して水平 姿勢への復帰を開始する。また該モータAMの回転再開に伴い、カム板36の第 2カム部51が、図10に示す如く、第4スイッチSW4のレバー片53に到来 し、該スイッチをON作動させる。これにより給水弁WVを開放し、前記製氷水 給水管49を介して製氷室29へ製氷水を補給する。
【0040】 前記カム板36の回転に伴い前記水皿16は、図11に示す如く、一旦水平姿 勢を越えて枢支端側(直立壁16e側)から傾動端側(直立壁16d側)に向けて上 傾斜となる位置まで傾動される。次いで、水皿16が反時計方向に傾動し、図1 2に示すように水平姿勢となったときに、カム板36の第1カム部50が、第2 スイッチSW2のレバー片52から離脱する。これにより、該スイッチSW2がO FF作動し、給水弁WVを閉成して製氷水の供給を停止すると共に、アクチュエ ータモータAMが停止し、水皿16は水平姿勢で保持される。なお、水皿16を 水平姿勢で停止する前に、図11に示す上傾斜位置まで傾動させることにより、 製氷室29には一定量の製氷水が貯留される。
【0041】 ここで、前記給水弁WVを閉成した際には、前記製氷水給水管49の内部に製 氷水が残留することとなる。しかるに、給水管49の支持体72に内部画成した 供給室72aは、図5に示す如く、下部供給口72cおよび連気口72d,72 dを介して大気と連通しているので、該供給室72a内の残留水は供給口72c を介して円滑に排出される。すなわち、前記製氷基板18に接触する支持体72 内に製氷水は残留しないので、製氷運転に際して該製氷基板18を介して支持体 72が冷却されても、残留水が氷結することはない。この結果、除氷運転が完了 して次の製氷運転のために給水弁WVを開放すれば、給水管49を介して製氷室 29に所定量の製氷水を確実に補給することができる。
【0042】 また前記旋回支軸33の時計方向への回動に伴い、レバー片33bにおける係 合片33eが初期の位置に戻ることにより(図6参照)、前記取付治具38は、ね じりばね39の弾力付勢下に旋回支軸33を支点として時計方向に回動し、前記 揺動部材59をその揺動突起59aが揺動板54の係合片58に係合可能な作動 位置に臨ませる。また前記揺動用モータRMが回転し、製氷運転中における揺動 板44の上下揺動が再開される。
【0043】
【考案の効果】
以上説明した如く、本考案に係る製氷機の給水管構造によれば、製氷室へ製氷 水を補給した後、管内に残留する製氷水を確実に排出することができる。従って 、製氷運転に際して給水管内で製氷水が氷結することに起因する製氷水の補給が 不能となる事態を未然に防止し得る。また給水管は、製氷基板に対して着脱自在 に装着されるので、保守管理が容易となる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係る給水管構造が採用される製氷ユ
ニットの要部断面図である。
【図2】 実施例に係る製氷管構造が採用される製氷機
の概略縦断面図である。
【図3】 図1に示す製氷ユニットを、一部分解した状
態で示す概略斜視図である。
【図4】 給水管の概略斜視図である。
【図5】 給水管の要部断面図である。
【図6】 水皿の傾動機構および揺動板の揺動機構を一
部切欠いた状態で示す要部正面図である。
【図7】 製氷機の外観斜視図である。
【図8】 製氷が完了した状態の製氷ユニットおよび対
応の揺動機構,傾動機構を示す説明図である。
【図9】 水皿が傾動を停止した状態の製氷ユニット
と、対応する傾動機構のカム板と第2および第4スイッ
チの位置関係を併せて示す説明図である。
【図10】 水皿が復帰を開始した状態の製氷ユニット
と、対応する傾動機構のカム板と第2および第4スイッ
チの位置関係を併せて示す説明図である。
【図11】 水皿が水平姿勢を越えて上傾斜となる位置
まで傾動した状態の製氷ユニットと、対応する傾動機構
のカム板と第2および第4スイッチの位置関係を併せて
示す説明図である。
【図12】 水皿が水平姿勢に復帰して停止した状態の
製氷ユニットと、対応する傾動機構のカム板と第2およ
び第4スイッチの位置関係を併せて示す説明図である。
【符号の説明】
11…凝縮器,16…水皿,17…製氷突起,18…製
氷基板 21…氷塊,29…製氷室,31…蒸発管,49…給水
管 72…支持体,72a…供給室,72d…通気口,73
…管体 75…装着部,CM…圧縮機

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(CM)や凝縮器(11)等を備える冷凍
    系に接続する蒸発管(31)と、この蒸発管(31)が上面に配
    設されると共に、下面に多数の製氷部(17)を所定間隔で
    突設垂下させた製氷基板(18)と、製氷機本体に傾動自在
    に枢支されて常には水平姿勢を保持し、内部に画成した
    製氷室(29)中の製氷水に前記製氷部(17)が浸漬される水
    皿(16)と、前記製氷部(17)の周りに製氷水が氷結して所
    要の氷塊(21)が形成されると、前記水皿(16)を斜め下方
    に傾動させるよう構成した製氷機において、 前記製氷基板(18)に、前記製氷室(29)に製氷水を補給す
    る給水管(49)が装着され、 この給水管(49)は、 下方に開放する供給室(72a)を内部に画成した支持体(7
    2)と、 この支持体(72)の側部に一端が連通接続されると共に、
    他端が製氷水の供給源に接続される管体(73)と、 前記支持体(72)における管体(73)との接続部より上方に
    形成され、前記供給室(72a)を大気と連通する通気口(72
    d)とからなり、 前記給水管(49)による製氷水の補給を停止した際に、前
    記供給室(72a)に残留する製氷水を外部に確実に排出し
    得るよう構成したことを特徴とする製氷機の給水管構
    造。
  2. 【請求項2】 前記給水管(49)には、前記製氷基板(18)
    に対する装着部(75)が形成され、給水管(49)は装着部(7
    5)を介して製氷基板(18)に着脱自在に装着されることを
    特徴とする請求項1記載の製氷機の給水管構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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