JPH06188423A - 伝導度変調型トランジスタ - Google Patents

伝導度変調型トランジスタ

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JPH06188423A
JPH06188423A JP26719792A JP26719792A JPH06188423A JP H06188423 A JPH06188423 A JP H06188423A JP 26719792 A JP26719792 A JP 26719792A JP 26719792 A JP26719792 A JP 26719792A JP H06188423 A JPH06188423 A JP H06188423A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】消費電力を低減させた伝導度変調型トランジス
タを提供する。 【構成】N型の第1ドリフト領域103へ達する溝12
5の底面に設けられたP+型の注入領域127へ所定の
電圧を印加すると、ホールが第1ドリフト領域103へ
注入され伝導度が変調される。ホールは、電子との再結
合によってその数を減らしながらポテンシャルバリア領
域105ヘ向かう。ポテンシャルバリア領域105に達
したホールは、ポテンシャルバリア領域105に存在す
るポテンシャルバリアに阻まれて第2ドリフト領域10
7へは進めない。第1ドリフト領域103にホールを注
入するP型領域を電流の通路外に設けたので、PN接合
による電圧降下がなく消費電力が低減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、伝導度変調型トラン
ジスタに関する。
【0002】
【従来例】従来の伝導度変調型トランジスタとしては、
特開昭63−157478号に記載されたものがあり、
断面図を図4に示す。以下、図4に沿ってまず構成を説
明する。
【0003】501はP+型ドレイン領域であり、50
3はP+ドレイン領域501からホールが注入されるこ
とより伝導度が変調される第1のN型ドリフト領域であ
り、505は第1のN型ベース領域503に伝導度変調
を生じさせたホールの拡散通過を抑制するポテンシャル
バリア領域である。507は第2のN型ドリフト領域で
ある。第2のN型ドリフト領域507の表面より内部
へ、P+型ウエル領域511及びP型ウエル領域509
が形成され、P型ウエル領域509の表面より内部へN
+型ソース領域513が形成されている。N+型ソース
領域513と第2のN型ドリフト領域507との間のP
型ウエル領域509表面の領域には、電圧を印加するこ
とでチャネルを誘起させるゲート電極517が、ゲート
絶縁膜515を介して形成されている。519は層間絶
縁膜、521はソース電極、523はドレイン電極であ
る。
【0004】次に作用を説明する。
【0005】ドレイン電極523に正電圧が加えられ、
ゲート電極517にターンオン電圧以上の電圧が加えら
れると、N+型ソース領域513と第2のN型ドリフト
領域507との間のP型ウエル領域509表面の領域に
チャネルが誘起され、N+型ソース領域513と第2の
N型ドリフト領域507とが導通する。一方、ドレイン
電極523に正電圧が加えられると同時に、P+型ドレ
イン領域501から第1のN型ドリフト領域503に多
量のホール(第1のN型ドリフト領域503の少数キャ
リア)が注入され、第1のN型ドリフト領域503に伝
導度変調が起きる。つまり、電流の担い手である少数キ
ャリアが多くなることで電流が流れやすくなり第1のN
型ドリフト領域503の抵抗が低くなる。第1のN型ド
リフト領域503を拡散して移動したホールは、ポテン
シャルバリア領域505に到達する。ホールは、N型ド
リフト領域503より禁制帯幅の広い禁制帯幅を有する
ポテンシャルバリア領域505を乗り越えることができ
ず、電子と再結合され消滅してしまう。このため、P型
ウエル領域509へのホールの流入がないのでラッチア
ップが起こらない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の伝導度変調型トランジスタにおいては、P+
型ドレイン領域501と第1のN型ドリフト領域503
とのPN接合による電位障壁の電圧降下(約0.6V)
が生じるために消費電力が大きくなるという問題点があ
った。
【0007】この発明は、かかる課題を解決するために
なされたもので、消費電力を低減させた伝導度変調型ト
ランジスタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、第1導電型の第1半導体領域と、該第1半導体領域
の一方面上に形成され該第1半導体領域より禁制帯幅の
広い第1導電型の半導体部材よりなるポテンシャルバリ
ア領域と、該ポテンシャルバリア領域の表面上に形成さ
れた第1導電型のドレイン領域と、該ドレイン領域の表
面より該領域内に形成された第2導電型のウエル領域
と、該ウエル領域の表面より該領域内に形成された第1
導電型のソース領域と、少なくとも該ソース領域と前記
ドレイン領域とに挟まれた前記ウエル領域の表面上に絶
縁膜を介して形成されたゲート電極と、前記ソース領域
に電気的に接続されたソース電極と、前記第1半導体領
域の他方面上に電気的に接続されたドレイン電極と、前
記ドレイン領域表面から前記第1半導体領域に達するよ
うに形成された溝と、該溝の底面と接している前記第1
半導体領域の表面より該領域内に形成された第2導電型
の注入領域と、該注入領域に電気的に接続されかつ前記
ポテンシャルバリア領域及び前記ドレイン領域とは電気
的に絶縁された注入電極とから伝導度変調型トランジス
タを構成した。
【0009】
【作用】前記ドレイン電極に例えば正の電圧が印加さ
れ、前記ゲート電極に前記所定の電圧以上の電圧が印加
されると、前記ソース領域と前記ドレイン領域とに挟ま
れた前記ウエル領域の表面上にチャネルが誘起され、前
記ドレイン電極と前記ソース電極との間に電流の通路が
でき、電流が流れる。ここで、前記注入領域周辺の前記
第1半導体領域に発生している電圧よりも約0.6V以
上高い電圧(第2導電型の前記注入領域と第1導電型の
前記ドレイン領域とによってできるPN接合の電位障壁
による電圧降下分である)を前記注入電極に印加するこ
とによって、前記第1半導体領域の少数キャリアが、前
記注入領域より前記第1半導体領域へと注入され該第1
半導体領域の伝導度が変調される。つまり、少数キャリ
アが注入された前記第1半導体領域では、電流の担い手
である少数キャリアが増加したため抵抗が低くなり、電
流が流れ易くなる。前記第1半導体領域に伝導度変調を
起こした少数キャリアは、その反対の符号を持った多数
キャリアとの結合による消滅のためその数を徐々に減ら
しながら、前記第1半導体領域の電界に沿って前記ポテ
ンシャルバリア領域へと向かう。多数キャリアとの結合
をせずに前記ポテンシャルバリア領域に達した少数キャ
リアも前記ポテンシャルバリア領域に存在するポテンシ
ャルバリアに阻まれて前記ドレイン領域には進めずに、
ついには多数キャリアと結合して消滅してしまう。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の第1実施例の断面図を示す
図である。
【0011】以下、図1に従ってまず構成を説明する。
【0012】101はN+型ドレイン領域であり、この
N+型ドレイン領域101の一方面に伝導度変調を受け
る請求項1における第1半導体領域としてのN型の第1
ドリフト領域103が形成されている。105は請求項
1におけるポテンシャルバリア領域としてのポテンシャ
ルバリア領域105であり、このポテンシャルバリア領
域105は第1ドリフト領域103よりも禁制帯幅の広
い禁制帯幅の材料(例えばGaAs)によって形成され
ている。このポテンシャルバリア領域105の厚さは、
オン抵抗の増大を避けるため、できるだけ薄くすること
が望まれるが、第1ドリフト領域103に伝導度変調を
もたらす少数キャリアであるホールが通過しない10n
m程度以上にする必要がある。ポテンシャルバリア領域
105の表面には請求項1におけるドレイン領域として
のN型の第2ドリフト領域107が形成され、この第2
ドリフト領域107の表面より内部へ請求項1における
ウエル領域としてのP型ウエル領域109が形成され、
このP型ウエル領域109の表面より内部へ寄生トラン
ジスタのベース抵抗を下げるためのP+型ウエル領域1
11が形成されている。このP+型ウエル領域111の
表面より内部へは、請求項1におけるソース領域として
のN+型のソース領域113が形成されている。115
は請求項1における絶縁膜としてのゲート絶縁膜であ
り、117はゲート絶縁膜115を介して形成されてい
る請求項1におけるゲート電極としてのゲート電極であ
る。このゲート電極117に電圧が印加されることでN
+型のソース領域113とN型の第2ドリフト領域10
7み挟まれたP型ウエル領域109の表面付近にチャネ
ルが誘起される。119は層間絶縁膜であり、121は
請求項1におけるソース電極としてのソース電極、12
3は請求項1におけるドレイン電極としてのドレイン電
極である。
【0013】また、125は、第2ドリフト領域107
の表面より第1ドリフト領域103へ達するように設け
られた請求項1における溝としての溝であり、この溝1
25の底面から第1ドリフト領域103の内部へ請求項
1における注入領域としてのP+型の注入領域127が
形成されている。129は平坦化電極であり、注入領域
127と電気的に接続され、且つポテンシャルバリア領
域105及び第2ドリフト領域107とは電気的に絶縁
されている。131は注入電極131であり、平坦化電
極129と電気的に接続されている。(この注入電極1
31と平坦化電極129とで請求項1に記載された注入
電極が構成される)次に、作用を説明する。
【0014】ドレイン電極123に正の電圧が印加さ
れ、ゲート電極117に閾値以上の電圧が印加される
と、P型ウエル領域109がゲート電極117と向かい
合った領域にチャネルが誘起され、ドレイン電極123
とソース電極121との間に電流の通路ができ、N+型
ドレイン領域101からN型の第1ドリフト領域10
3、ポテンシャルバリア領域105、N型の第2ドリフ
ト領域107、チャネル、N+型のソース領域113の
順序で電流が流れる。ここで、注入領域127周辺の第
1ドリフト領域103に発生している電圧よりも約0.
6V以上高い電圧(注入領域127と第1ドリフト領域
103とのPN接合によってできる電位障壁による電圧
降下分である)を注入電極131に印加することによっ
て、第1ドリフト領域103の少数キャリアであるホー
ルが、注入領域127より第1ドリフト領域103へと
注入され、この第1ドリフト領域103の伝導度が変調
される。ホールが注入された第1ドリフト領域103で
は、電流の担い手の少数キャリアであるホールが増加し
たために電流が流れ易くなる、つまりオン抵抗が低減す
る。第1ドリフト領域103に伝導度変調を起こしたホ
ールは、電子との結合による消滅のためその数を徐々に
減らしながら、第1ドリフト領域103内の電界に沿っ
てポテンシャルバリア領域105へ向かう。電子との結
合をせずにポテンシャルバリア領域105に達したホー
ルも、ポテンシャルバリア領域105に存在するポテン
シャルバリアに阻まれて第2ドリフト領域107へは進
めずに、ついには電子と結合して消滅してしまう。
【0015】尚、第1ドリフト領域103にホールを注
入するPN接合面を電流の通路ではないところに設けて
いるので、電流の通路にPN接合はなく、PN接合によ
る電圧降下がないので消費電力が低減できる。
【0016】次に図2及び図3の、第1実施例における
伝導度変調型トランジスタの製造過程を示した図に基づ
いて製造過程を説明する。尚、図1に示した領域と同じ
領域の符号は図1に使われた符号と同じ符号を用いる。
【0017】まず、図2の(a)について説明する。
【0018】N+型ドレイン領域101(N+型シリコ
ン基板)の一方面上にN型の第1ドリフト領域103を
エピタキシャル成長法により形成する。N+型ドレイン
領域101は、N型の第1ドリフト領域103と後の過
程で形成されるドレイン電極123との接触抵抗を低減
させ、オン抵抗を低減させるための領域である。
【0019】次に、図2の(b)について説明する。
【0020】ポテンシャルバリア領域105を、MBE
(分子線エピタキシー)法で(10nm程度に薄く)形
成する。MBE法は高度な蒸着法であり、GaAsを原
料として用いる場合、高真空中において、GaとAsを
別々にビームにして蒸着し、分子を合成しながら結晶成
長を行う。原料の容器にはクヌードセン(Knudse
n)セルを用い、このクヌードセンセルの小さな穴から
とび出すGa及びAs分子線の量を正確に制御しながら
基板上に成長させるというものである。このMBE法で
はかなり品質の良好な結晶を得ることが可能である。
【0021】その後、後述する注入領域127を形成す
る領域上に相当するポテンシャルバリア領域105をエ
ッチングによって除去する。
【0022】次に、図2の(c)について説明する。
【0023】ポテンシャルバリア領域105の表面上に
MBE法によって第2ドリフト領域107を形成する。
この場合、前述した(b)の過程において形成されたポ
テンシャルバリア領域105が除去された部分に現れて
いる第1ドリフト領域103が、第2ドリフト領域10
7を形成する際のシードとなるため、第1ドリフト領域
103の結晶格子と第2ドリフト領域107の結晶格子
とが揃うように形成される。そのため、第1ドリフト領
域103と第2ドリフト領域107とに挟まれた薄いポ
テンシャルバリア領域105の結晶格子は、第1ドリフ
ト領域103と第2ドリフト領域107との結晶格子に
揃った結晶性の良いものになる。
【0024】次に、図2の(d)について説明する。
【0025】図2の(b)において、ポテンシャルバリ
ア領域105が除去された部分上にある第2ドリフト領
域107をエッチングによって除去し、溝125を形成
する。このとき、このエッチングによって形成される溝
125の深さはエッチングを行う時間によって制御され
る。
【0026】次に、図3の(e)について説明する。
【0027】第2ドリフト領域107の表面及び溝12
5の表面を酸化させて、ゲート絶縁膜115を形成す
る。その後、溝125の底面に形成されたゲート絶縁膜
115の一部をエッチングによって除去する。
【0028】次に、図3の(f)について説明する。
【0029】図3の(e)において、ゲート絶縁膜11
5がエッチングよって除去された部分に、イオン化した
不純物原子(例えばホウ素)を真空中で加速して打ち込
むイオン注入法を行い熱拡散によってP+型の注入領域
127を形成する。
【0030】次に、ゲート絶縁膜115の表面にゲート
電極117を形成するためのポリシリコンを堆積し、ゲ
ート電極117となる部分以外のポリシリコンをマスク
を用いたエッチングによって除去する。
【0031】次に、ゲート電極117をマスクの一部と
して利用し、イオン注入及び熱拡散によりP型ウエル領
域109及びP+型ウエル領域111及びソース領域1
13を形成する。
【0032】次に、図3の(g)について説明する。
【0033】基板の表面全体に層間絶縁膜119として
用いる酸化膜を形成する。次に、ソース領域113及び
P型ウエル領域109及びP+型注入領域127上の酸
化膜を、マスクを用いたエッチングによって除去する。
【0034】その後、注入領域127の表面よりアルミ
またはタングステンを材料として選択体積法によって平
坦化電極129を形成する。
【0035】次に、図3の(h)について説明する。
【0036】基板の表面に、アルミまたはアルミシリコ
ンを材料として蒸着法によって電極を形成し、この電極
の一部をエッチングしてソース電極121と注入電極1
31とを分割する。また、N+型ドレイン領域101の
他方面も同様に、蒸着法によってドレイン電極123を
形成する。
【0037】以上説明してきたようにこの第1実施例に
おいては、伝導度変調領域127を電流の通路ではない
ところに設けて伝導度変調領域103の伝導度を変調さ
せているために電流の通路にPN接合がない。そのた
め、第1ドリフト領域103の伝導度を変調させること
ができると共に、N+型ドレイン領域101とN型の第
1ドリフト領域103を同じ導電型とすることができ、
前述した従来例のように電流の通路に存在するPN接合
による電圧降下がなくオン抵抗が減少する。また、第1
ドリフト領域103とポテンシャルバリア領域105と
第2ドリフト領域107との結晶格子が揃ったことによ
って更にオン抵抗が減少するといったこの実施例特有の
効果がある。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたようにこの発明は、第
1導電型の第1半導体領域と、該第1半導体領域の一方
面上に形成された該第1半導体領域より禁制帯幅の広い
第1導電型の半導体部材よりなるポテンシャルバリア領
域と、前記ドレイン領域表面から前記第1半導体領域に
達するように形成された溝と、該溝の底面と接している
前記第1半導体領域の表面より該第1半導体領域内に第
2導電型の注入領域とを形成し、該注入領域より前記第
1半導体領域へ該第1半導体領域の少数キャリアを注入
することとしたため、ドレイン電極とソース電極との間
の電流の通路にPN接合がないので、PN接合による約
0.6Vの電圧降下がなく、消費電力が低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図。
【図2】第1実施例における伝導度変調型トランジスタ
の製造過程を示した図。
【図3】第1実施例における伝導度変調型トランジスタ
の製造過程を示した図。
【図4】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
101…N+型ドレイン領域 103…第1ド
リフト領域 105…ポテンシャルバリア領域 107…第2ド
リフト領域 109…P型ウエル領域 111…P+型
ウエル領域 113…ソース領域 115…ゲート
絶縁膜 117…ゲート電極 119…層間絶
縁膜 121…ソース電極 123…ドレイ
ン電極 125…溝 127…注入領
域 129…平坦化電極 131…注入電
極 501…P+型ドレイン領域 503…第1ド
リフト領域 505…ポテンシャルバリア領域 507…第2ド
リフト領域 509…P型ウエル領域 511…P+型
ウエル領域 513…ソース領域 515…ゲート
絶縁膜 517…ゲート電極 519…層間絶
縁膜 521…ソース電極 523…ドレイ
ン電極
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年12月20日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の第1半導体領域と、 該第1半導体領域の一方面上に形成され該第1半導体領
    域より禁制帯幅の広い第1導電型の半導体部材よりなる
    ポテンシャルバリア領域と、 該ポテンシャルバリア領域の表面上に形成された第1導
    電型のドレイン領域と、 該ドレイン領域の表面より該領域内に形成された第2導
    電型のウエル領域と、 該ウエル領域の表面より該領域内に形成された第1導電
    型のソース領域と、 少なくとも該ソース領域と前記ドレイン領域とに挟まれ
    た前記ウエル領域の表面上に絶縁膜を介して形成された
    ゲート電極と、 前記ソース領域に電気的に接続されたソース電極と、 前記第1半導体領域の他方面上に電気的に接続されたド
    レイン電極と、 前記ドレイン領域表面から前記第1半導体領域に達する
    ように形成された溝と、 該溝の底面と接している前記第1半導体領域の表面より
    該領域内に形成された第2導電型の注入領域と、 該注入領域に電気的に接続されかつ前記ポテンシャルバ
    リア領域及び前記ドレイン領域とは電気的に絶縁された
    注入電極とからなることを特徴とする伝導度変調型トラ
    ンジスタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0732749A2 (en) * 1995-03-14 1996-09-18 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Insulated gate bipolar semiconductor device and manufacturing method thereof
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EP0732749A3 (en) * 1995-03-14 1997-10-08 Mitsubishi Electric Corp Insulated gate bipolar semiconductor device and manufacturing method
US9318589B2 (en) 2012-11-21 2016-04-19 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Insulated gate bipolar transistor

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