JPH06187735A - ディスク記録再生装置の代替領域の管理装置 - Google Patents

ディスク記録再生装置の代替領域の管理装置

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JPH06187735A
JPH06187735A JP33573992A JP33573992A JPH06187735A JP H06187735 A JPH06187735 A JP H06187735A JP 33573992 A JP33573992 A JP 33573992A JP 33573992 A JP33573992 A JP 33573992A JP H06187735 A JPH06187735 A JP H06187735A
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JP
Japan
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track
alternative
area
data
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP33573992A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Takenaka
泉 竹中
Fumitoshi Saito
文俊 斎藤
Tsuyoshi Yokogawa
剛志 横川
Masaki Toyoda
政喜 豊田
Hiromi Kuwabara
広美 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP33573992A priority Critical patent/JPH06187735A/ja
Publication of JPH06187735A publication Critical patent/JPH06187735A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ領域の各トラックを、それぞれの複数
のセクターに分割しておき、そのセクターの1つに欠陥
が有る場合、その欠陥のあるセクターに記録すべき情報
を、予め準備された代替領域の代替トラックのセクター
を含む他のセクターに記録する代替領域の管理装置に関
するもので、同一トラック上に複数の欠陥セクターが存
在する場合に、より短いシーク時間で代替処理が行える
具体的な構成を提供する。 【構成】 データ領域の同一トラックに欠陥セクターが
予め定められた数以上ある場合には、そのトラックをそ
のトラックの属するグループの代替領域の正常なトラッ
クと置換し、その正常なトラックをデータ領域のトラッ
クとし、欠陥のある前記データ領域のトラックを代替ト
ラックとして使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク及び磁気デ
ィスク等の円盤状記録媒体を使用するディスク記録再生
装置の代替領域の管理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録媒体の欠陥対策として一般的
に用いられている手法を図2、図3を参照しながら説明
する。図3は、一般的なディスクメモリ領域構成の模式
図で、10、000本のトラックをそれぞれ990本の
データ領域6と10本の代替領域7で構成される10個
のグループ8に分割し管理している。この分割数は、代
替領域へのシーク処理時間を考慮して設定されるもので
ある。また各トラックには、通常セクタ1の他に代替セ
クタ2が設けられている。代替領域7に置き換えるため
の代替管理情報は、更に最外周に設けられたシステム領
域9に保管されている。
【0003】図2は、図3のディスクメモリ領域構成の
単位であるグループ8における一般的な詳細メモリ構成
の模式図である。本例では、1つのグループ8を990
本のデータ用トラック4(DT0〜DT989)で形成
されるデータ領域6と、10本の代替用トラック5(R
T0〜RT9)で形成される代替領域7で構成してい
る。また、1トラック当たりのセクタ数は35で、その
うち34セクタを通常セクタ1として、また残りの1セ
クタを代替セクタ2として使用している。
【0004】従来の代替処理では、ライト処理中にデー
タ用トラックDT3に3つの欠陥セクタ3を発見した場
合、再フォーマット処理によってその欠陥セクタを不使
用として順次セクタをずらし、セクタ32は代替セクタ
2(元のセクタ35)に置き換えて、さらにセクタ3
3、34は、代替管理によって代替領域7の代替用トラ
ック0のセクタ0、1にそれぞれ置き換えられる。上記
の状態において、図2に示すデータ用トラックDT2〜
DT4のリード処理を実行した時の処理内容と実行時間
を表1に示す。
【0005】
【表1】
【0006】まず、データ用トラックDT2へのシーク
処理1が実行される。この処理時間は、シーク処理以前
のヘッドの位置で異なるが、平均シーク時間を30ms
ecとして計算する。次に、データ用トラックDT2の
セクタ0〜セクタ34までのリード処理1を行う。この
処理時間は、ディスクの1回転に16msec要すると
して、セクタ0を見つけるまでの回転待ち時間を1/2
回転の8mec、またリード処理時間は、1回転に相当
する16msecとすると24msecとなる。
【0007】次に、データ用トラックDT2から隣接す
るトラックDT3へのシーク処理を行う。隣接するトラ
ックへのシーク処理時間は、5msecとして計算す
る。次に、DT3に存在するセクタ0〜セクタ32まで
のリード処理2を行う。便宜上、33セクタのリード処
理をほぼ1回転に相当するとしてリード処理1と同じ2
4msecとする。次に、システム領域9に保管されて
いる代替管理情報を参照してデータ用トラックDT3の
セクタ33の代替先の代替用トラックRT0へのシーク
処理3を行う。この時のシーク処理時間は20msec
として計算する。
【0008】次に、代替先の代替用トラックRT0のセ
クタ0のリード処理4を行う。この時の処理時間は、便
宜上回転待ち時間の8msecとして計算する。次に、
前述のデータ用トラックDT2のセクタ32の代替処理
と同様に、データ用トラックDT3のセクタ34の代替
先へのシーク処理とリード処理を行うが、代替先のトラ
ックが代替用トラックと同じRT0なのでシーク処理は
省略する。この時のリード処理4の処理時間は、リード
処理3と同じである。次に、代替用トラックRT0から
データ用トラックDT4へのシーク処理4を行う。この
処理時間は、シーク処理3と同じとする。次に、データ
用トラックDT4のセクタ0〜セクタ34までのリード
処理5を行う。この時の処理時間は、リード処理1と同
じである。
【0009】以上が、一般的に用いられる代替処理の手
法で、データ用トラックDT2〜DT4までのリード処
理に要する時間は、163msecとなる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の手
段においては、前述の従来例で示したように欠陥領域へ
の置き換えが多数行われているブロックへのリード・ラ
イト処理を実行しようとすると、該ブロック領域と代替
領域間のシーク処理時間(表1のシーク処理3とシーク
処理4に相当)と目的のセクタを検出するまでの回転待
ち時間(表1のリード処理3とリード処理4に相当)
が、置き換えが行われているセクタ数に比例して通常の
処理時間に増し加わる。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の代替領域の管理装置は、記録媒体上のトラ
ックを、複数のトラックより成るデーター領域とそのデ
ータ領域の代替領域として使用する複数のトラックより
成る代替領域とで構成される複数のグループに分割し、
同一トラックに欠陥セクターが予め定められた数以上あ
る場合には、そのトラックをそのトラックの属するグル
ープの代替領域の正常なトラックと置換し、その正常な
トラックをデータ領域のトラックとし、欠陥のある前記
データ領域のトラックを代替トラックとして使用する。
【0012】
【作用】本発明の代替領域への管理装置は、欠陥セクタ
が多いトラックはそのトラックごと正常な代替領域のト
ラックと置換するものであるため、従来のように欠陥セ
クタ毎に代替領域へのシーク処理を必要とするものに比
べ処理時間の大幅な削減を実現できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の代替領域の管理装置の一実施
例について、図1を参照しながら説明する。図1は、従
来例の図2の状態にあるディスクを、本発明の代替領域
の管理装置を用いた場合のグループ内の詳細メモリ構成
の模式図である。本発明の代替領域への管理装置を実行
する機会は、フォーマットコマンド、スペシャルコマン
ド及びライトコマンドをホストから受け取った場合が考
えられるが、本実施例ではフォーマットコマンドを受け
取った場合を想定する。
【0014】本実施例では、図3のグループNo.1が
従来例で説明した図2の状態にあると仮定して、代替ト
ラックとして登録してある物理トラック番号と各トラッ
クに存在する欠陥セクタの数を表2の左側に示す。
【0015】
【表2】
【0016】基本的に、代替領域はグループ内の最後尾
に配置するので、物理トラック番号の990〜999ま
でがグループNo.1の代替領域として登録されてい
る。
【0017】フォーマット後、全トラックをリードし欠
陥セクタの検出を行うときに、データ領域のトラックに
ついては、欠陥セクタが予め定められた数(例えば2
つ)以上あるトラックをリストアップしておく。これ
は、各トラックには代替セクタを1つ用意しているの
で、欠陥セクタが2つ以上ある時に初めて代替領域を使
用する必要があるからである。また代替領域のトラック
については、各トラック毎に欠陥セクタ数を検出保持し
ておく。
【0018】グループNO.1のデータ領域において欠
陥セクタが2以上あるトラックは、図2のDT3(物理
トラック番号2)だけなので、該トラックと代替領域と
して登録してあるトラックの中から、データ領域に近く
正常なトラックを1つ選出する。正常なトラックとは、
欠陥セクタが0のものとか各トラックの代替セクタの数
以内のものとか条件はいろいろあるが、本実施例では欠
陥セクタが1以下のものとする。上記条件を満たす代替
領域のトラックは、図2のRT0(物理トラック番号9
90)なので、表2の右側に示すように代替トラックの
配列0に図2のDT3(物理トラック番号3)を登録す
る。これにより、図2においてデータ領域6のデータ用
トラックDT3と、代替領域7の代替用トラックRT0
が、図1に示すように、それぞれ代替用トラックDT0
とデータ用トラック989として使用される。
【0019】上記のように再フォーマットされた状態に
おいて、従来例と同様に図1に示すデータ用トラックD
T2〜DT4のリード処理を実行したときの処理内容と
実行時間を表3に示す。
【0020】
【表3】
【0021】従来例と同様まずデータ用トラックDT2
へのシーク処理1が実行される。この処理時間は、従来
例のシーク処理1で説明したように30msecとす
る。次に、データ用トラックDT2のセクタ0〜セクタ
34までのリード処理1を行う。この処理時間も、従来
例のリード処理1で示したように24msecとする。
次に、データ用トラックDT2〜DT3へのシーク処理
を行う。従来例と異なるのは、DT2とDT3の間に代
替用トラックRT0が存在することである。隣接するト
ラックへのシーク処理を5msecとしたので、2本先
へのシーク処理時間は8msecとする。次に、データ
用トラックDT3のセクタ0〜セクタ34までのリード
処理2を行う。この処理時間は、リード処理1で示した
ように24msecとする。次に、データ用トラックD
T3〜DT4へのシーク処理を行う。この処理時間は、
隣接するトラックへのシークなので5msecとする。
次に、データ用トラックDT4のセクタ0〜セクタ34
までのリード処理3を行う。この処理時間は、リード処
理1及び2で示したように24msecとする。
【0022】以上が、本発明による代替処理の手法で、
データ用トラックDT2〜DT4までのリード処理に要
する時間は、115msecである。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明による代替領域の管
理装置を用いると、代替領域の使用回数を大幅に削減で
き、その結果代替領域とデータ領域間のシーク処理時間
と、複数回に及ぶリード・ライト処理に生じる回転待ち
時間を省略できるので、従来の代替処理に比較してより
高速な処理を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク記録再生装置の代替領域の管
理装置におけるグループ内の詳細メモリ構成の模式図
【図2】従来の代替領域の管理装置におけるグループ内
の詳細メモリ構成の模式図
【図3】一般的なディスクメモリ領域構成の模式図
【符号の説明】
1 通常セクタ 2 代替セクタ 3 欠陥セクタ 4 データ用トラック 5 代替用トラック 6 データ領域 7 代替領域 8 分割されたグループ 9 システム領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 政喜 香川県高松市寿町2丁目2番10号 松下寿 電子工業株式会社内 (72)発明者 桑原 広美 香川県高松市寿町2丁目2番10号 松下寿 電子工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体上のトラックを、複数のトラック
    より成るデーター領域とそのデータ領域の代替領域とし
    て使用する複数のトラックより成る代替領域とで構成さ
    れる複数のグループに分割し、同一トラックに欠陥セク
    ターが予め定められた数以上ある場合には、そのトラッ
    クをそのトラックの属するグループの代替領域の正常な
    トラックと置換し、その正常なトラックをデータ領域の
    トラックとし、欠陥のある前記データ領域のトラックを
    代替トラックとして使用することを特徴とするディスク
    記録再生装置の代替領域の管理装置。
JP33573992A 1992-12-16 1992-12-16 ディスク記録再生装置の代替領域の管理装置 Pending JPH06187735A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33573992A JPH06187735A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 ディスク記録再生装置の代替領域の管理装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33573992A JPH06187735A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 ディスク記録再生装置の代替領域の管理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06187735A true JPH06187735A (ja) 1994-07-08

Family

ID=18291936

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33573992A Pending JPH06187735A (ja) 1992-12-16 1992-12-16 ディスク記録再生装置の代替領域の管理装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06187735A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR19990075795A (ko) * 1998-03-24 1999-10-15 구자홍 광디스크
KR100421845B1 (ko) * 1998-09-26 2004-04-17 엘지전자 주식회사 광기록매체및광기록매체의결함영역관리방법

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KR19990075795A (ko) * 1998-03-24 1999-10-15 구자홍 광디스크
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