JPH06187653A - 光ディスクの情報記録再生装置 - Google Patents

光ディスクの情報記録再生装置

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JPH06187653A
JPH06187653A JP33757392A JP33757392A JPH06187653A JP H06187653 A JPH06187653 A JP H06187653A JP 33757392 A JP33757392 A JP 33757392A JP 33757392 A JP33757392 A JP 33757392A JP H06187653 A JPH06187653 A JP H06187653A
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intensity
signal
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sampling
circuit
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JP33757392A
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Hiroo Shimizu
宏郎 清水
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 情報記録時においてレーザ光の光強度が低い
ときに反射光強度をサンプリングする光ディスクの情報
記録再生装置を提供すること。 【構成】 パルス幅の調整を行った後の記録信号WDが
ハイレベルのとき高強度のレーザ光を出射すると共に、
サンプリングパルス生成回路60によって、記録信号W
Dがハイレベルからローレベルに切り替わった後、所定
時間してからサンプリングパルス信号SPをローレベル
からハイレベルに切り替え、サンプルホールド回路20
のアナログスイッチ21bをオン状態にする。また、記
録信号WDがローレベルからハイレベルに切り替わると
同時にサンプリングパルス信号SPをローレベルに切り
替え、アナログスイッチ21bをオフ状態にする。 【効果】 フォーカスサーボ及びトラッキングサーボが
発振を起こしたり、サーボが外れることがなくなり、安
定したサーボ動作を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクの情報記録
再生装置に関し、特に情報記録時におけるフォーカスサ
ーボ及びトラッキングサーボ等のサーボ駆動系の改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、追記型等の情報記録可能な光ディ
スクに情報を記録する場合、ディジタル化された情報に
対してCIRC(Cross Interleaved Reed-Solomon Cod
e) により誤り訂正のためのパリティが付加されると共
に、さらにこれをEFM方式により変調することにより
再生特性の向上を図っている。
【0003】前述したEFM変調を行うことにより、基
準ディジタル信号のハイレベル及びロ−レベルの時間幅
として、所定の基準時間幅Tの3〜11倍の9通りの時
間幅が与えられる。この基準ディジタル信号に基づいて
光ディスクにレ−ザ光が照射され、光ディスクの記録層
にピットが形成される。例えば、基準ディジタル信号の
ハイレベルの期間にピットを形成できる高強度のレ−ザ
光が照射され、ローレベルの期間には光ディスクのトラ
ックに予め記録されている絶対時間情報(ATIPデー
タ等)を再生できる程度の低強度のレーザ光が照射され
る。
【0004】また、基準ディジタル信号に基づいて光デ
ィスクにレ−ザ光を照射してピットを形成した場合、光
ディスクにレ−ザ光を照射した際に記録層に熱が吸収さ
れるまでに時間がかかると共に、レ−ザ光の照射を停止
した際に記録層に蓄えられた熱が発散するまでに時間が
かかり、実際に記録層に形成されるピットの長さは、前
述した基準ディジタル信号のハイ又はロ−レベルの時間
幅に対応しない場合があり、再生特性が低下してしまう
ことがある。
【0005】このため、基準ディジタル信号のハイレベ
ル或いはロ−レベルの時間幅を一様に小さくしたり、又
は特定の時間幅のハイレベル或いはロ−レベルの時間幅
を変更した記録信号を生成し、この記録信号によって光
ディスクに高い光強度のレ−ザ光を照射して、基準ディ
ジタル信号の時間幅に対応した長さのピットを形成して
いた。
【0006】例えば、図2に示すように、基準時間幅T
を周期とするクロック信号CPによって動作するシフト
レジスタ1に基準ディジタル信号EFMDを入力し、シ
フトレジスタ1の出力データから、AND回路2,3、
OR回路4、NOT回路5a,5b及び遅延線6によっ
て基準ディジタル信号EFMDにおけるパルス幅を判定
し、特定のパルス幅を有するパルスの幅を遅延線6を用
いて変化させた記録信号WDを生成して、この記録信号
WDに基づいてレーザ光の強度を変化させている。
【0007】一方、フォーカスサーボ及びトラッキング
サーボ等のサーボ系は、光ディスクからの反射光強度に
基づいて制御され、情報の記録時にはレーザ光強度が低
強度の期間における反射光強度をサンプリングして行っ
ている。即ち、図2に示すようにシフトレジスタ1の出
力データから、AND回路7及びNOT回路5b,5c
によってレーザ光強度が低強度となる期間を検出すると
共に、この期間内に基準時間幅Tのサンプリングパルス
信号SPを出力し、このサンプリングパルス信号SPに
基づいて反射光強度をサンプリングしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の情報記録再生装置においては、シフトレジスタ
1の出力データに基づいて記録信号WDとサンプリング
パルス信号SPをそれぞれ独立して生成しているので、
記録信号WDにおけるパルス幅の変化量によってはレー
ザ光強度が高強度となる期間とサンプリングパルス信号
SPとが重なり、高強度の反射光をサンプリングしてし
まうことがある。これにより、サーボ系が発振を起こし
たり、サーボが外れてしまうという問題点があった。さ
らに、サンプリングパルス信号SPのパルス幅が短いた
め、サンプリング時において光ディスクのレーザ光照射
位置に傷等が存在したときには、次のサンプリング時ま
で誤差の大きなデータをホールドしてしまい、たとえサ
ーボが外れなかったとしても正常なATIPデータを再
生できなくなってしまう。
【0009】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、情報
記録時においてレーザ光の光強度が低いときに反射光強
度をサンプリングする光ディスクの情報記録再生装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、情報の記録再生対象となる
光ディスクにレーザ光を照射し、該光ディスクからの反
射光を受光し、該受光した反射光強度に基づいてフォー
カスサーボ及びトラッキングサーボ等を駆動すると共
に、情報の記録時には記録情報に対応した二値化信号に
基づいて前記レーザ光の強度を情報記録強度又は情報再
生強度に変化させ前記光ディスクにピットを形成する光
ディスクの情報記録再生装置において、少なくとも前記
情報の記録時には、前記二値化信号に基づいて、前記レ
ーザ光の強度を所定強度以下の情報再生強度とする期間
に、前記反射光強度をサンプリングするサンプリングパ
ルス信号を生成するサンプリングパルス生成回路と、前
記サンプリングパルス信号に基づいて、前記反射光強度
をサンプリングするサンプリング回路と、該サンプリン
グ回路によってサンプリングされた反射光強度に基づい
て、前記フォーカスサーボ及びトラッキングサーボ等を
駆動するサーボ駆動手段とを備えた光ディスクの情報記
録再生装置を提案する。
【0011】また、請求項2では、請求項1記載の光デ
ィスクの情報記録再生装置において、前記サンプリング
パルス生成回路は、前記二値化信号が前記情報記録強度
を表すレベルから前記情報再生強度を表すレベルに変化
した後から前記二値化信号が前記情報再生強度を表すレ
ベルから前記情報記録強度を表すレベルに変化するまで
の間、前記サンプリングパルス信号を発生する光ディス
クの情報記録再生装置を提案する。
【0012】
【作用】本発明の請求項1によれば、少なくとも光ディ
スクへの情報記録時には記録情報に対応した二値化信号
に基づいて、サンプリングパルス生成回路により、レー
ザ光の強度が所定強度以下の情報再生強度となる期間
に、前記光ディスクからの反射光強度をサンプリングす
るサンプリングパルス信号が生成され、該サンプリング
パルス信号に基づいて、サンプリング回路によって前記
反射光強度がサンプリングされる。これにより、情報記
録強度、即ち高強度のレーザ光が光ディスクに照射され
ている間に前記サンプリングパルス信号が出力されるこ
とがなくなる。さらに、該サンプリング回路によってサ
ンプリングされた反射光強度に基づいて、サーボ駆動手
段により、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボ等
が駆動される。
【0013】また、請求項2によれば、前記サンプリン
グパルス生成回路によって、前記二値化信号が前記情報
記録強度を表すレベルから前記情報再生強度を表すレベ
ルに変化した後から前記二値化信号が前記情報再生強度
を表すレベルから前記情報記録強度を表すレベルに変化
するまでの間、前記サンプリングパルス信号が発生され
る。これにより、前記サンプリングパルス信号のパルス
幅は、前記光ディスクへ照射されるレーザ光の強度が前
記情報再生強度となる期間に対応して変化され、サンプ
リングに十分な長さのパルス幅とされる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明の一実施例の情報記録再生装置に
おける要部を示す概略構成図である。図において、10
は光ピックアップ、20はサンプリング回路、30は演
算回路、40はフォーカスサーボ回路、50はトラッキ
ングサーボ回路、60はサンプリングパルス生成回路、
70はレーザ駆動回路である。
【0015】光ピックアップ10は、周知の4分割フォ
トディテクタ11を備え、各フォトディテクタ11a〜
11d入射光強度に対応したレベルの信号A〜Dを出力
する。これらの出力信号A〜Dはサンプリング回路20
に入力されている。
【0016】サンプリング回路20は、光ピックアップ
10の出力信号A〜Dのそれぞれに対応する4組のサン
プルホールド回路21を備え、各サンプルホールド回路
21は入力バッファアンプ21a、アナログスイッチ2
1b、ホールドコンデンサ21c及び出力バッファアン
プ21dによって構成されている。各入力バッファアン
プ21aには対応する信号A〜Dが入力されると共に、
入力バッファアンプ21aの出力端子はアナログスイッ
チ21bを介して出力バッファアンプ21dの入力端子
に接続されている。また出力バッファアンプ21dの入
力端子はホールドコンデンサ21cを介して接地され、
出力バッファアンプ21dからは信号A〜Dのレベルに
対応した電圧Va〜Vdが出力される。
【0017】また、アナログスイッチ21bはサンプリ
ングパルス生成回路60から出力されるサンプリングパ
ルス信号SPによってその開閉が制御される。即ち、サ
ンプリングパルス信号SPがハイレベルのときにアナロ
グスイッチ21bはオン状態となり、ローレベルのとき
にオフ状態となる。これにより、アナログスイッチ21
bがオン状態になるとサンプリング期間となり、ホール
ドコンデンサ21cの電圧は入力信号に追従して変化
し、出力電圧Va〜Vdは入力信号A〜Dのレベルに対
応したものとなる。また、アナログスイッチ21bがオ
フ状態になるとホールドコンデンサ21cの電圧は一定
に保持され、出力電圧Va〜Vdはアナログスイッチ2
1bがオフ状態となる直前の電圧となる。
【0018】演算回路30は加算器及び減算器等から構
成され、各サンプルホールド回路21の出力電圧を入力
し、周知のフォーカスエラー信号FE及びトラッキング
エラー信号TEを出力する。
【0019】フォーカスサーボ回路40は、位相補償回
路41及びドライバ回路42から構成され、位相補償回
路41によってフォーカスエラー信号FEの位相補償を
行った後、ドライバ回路42を介して光ピックアップ1
0のフォーカスアクチュエータ(図示せず)に出力す
る。
【0020】トラッキングサーボ回路50は、位相補償
回路51及びドライバ回路52から構成され、位相補償
回路51によってトラッキングエラー信号TEの位相補
償を行った後、ドライバ回路52を介して光ピックアッ
プ10のトラッキングアクチュエータ(図示せず)に出
力する。
【0021】サンプリングパルス生成回路60は、例え
ば74HC161等のダイレクトクリア端子を有する4
ビットカウンタ61、3入力のNAND回路62、2入
力のNAND回路63a,63b、及びNOT回路64
a〜64dによって構成されている。カウンタ61のデ
ータ入力端子Da〜Ddは接地され、ロード端子LD及
び一方のイネーブル端子ETはハイレベルにプルアップ
されている。また、クリア端子CLRにはNOT回路6
4aを介して記録信号WDが入力され、データ出力端子
QA〜QDのうちの下位3ビットはNAND回路62の
入力端子に接続されている。さらに、カウンタ61のク
ロック信号入力端子CLKには8.4MHzのクロック
信号CKが入力されている。
【0022】NAND回路62の出力端子は、カウンタ
61の他方のイネーブル端子EP及びNOT回路64b
の入力端子に接続され、NOT回路64bの出力端子は
NAND回路63aの一方の入力端子に接続されてい
る。NAND回路63aの他方の入力端子はNOT回路
64aの出力端子に接続されている。また、NAND回
路63bの一方の入力端子はNAND回路63aの出力
端子に接続され、他方の入力端子には図示せぬ主制御部
から出力されるリードライト信号RWが入力されてい
る。さらに、記録信号WDは直列接続されたNOT回路
64c,64dを介してレーザ駆動回路70に入力され
ている。
【0023】次に、前述の構成よりなる本実施例の動作
を図3に示すタイミングチャートに基づいて説明する。
記録信号WDは、従来例で述べたように、EFM変調さ
れた基準ディジタル信号EFMDのハイレベル或いはロ
−レベルの時間幅を一様に小さくしたり、又は特定の時
間幅のハイレベル或いはロ−レベルの時間幅を変更した
信号であり、またクロック信号CKの周期は基準ディジ
タル信号EFMDにおける基準時間幅Tの1/2程度に
設定されたものである。
【0024】光ディスクから情報を再生するとき、即ち
情報の記録を行わず情報の再生のみを行うときは、主制
御部によってリードライト信号RWはローレベルに設定
される。これにより、NAND回路63bから出力され
るサンプリングパルス信号SPはハイレベルとなり、サ
ンプリング回路20のアナログスイッチ21bはオン状
態となり、光ディスクからの反射光強度に対応した電圧
Va〜Vdが演算回路30に入力される。演算回路30
は、電圧Va〜Vdからフォーカスエラー信号FE及び
トラッキングエラー信号TEを生成し、これらの信号に
よってフォーカスサーボ及びトラッキングサーボが駆動
される。
【0025】一方、光ディスクに情報を記録する際に
は、主制御部によってリードライト信号RWがハイレベ
ルに設定され、記録情報に対応してハイレベルローレベ
ルが切り替わる記録信号WDが出力される。記録信号W
Dがハイレベルのとき、即ち光ディスクにピットを形成
するために高強度のレーザ光を出射するときは、カウン
タ61のクリア端子CLR入力される信号はローレベル
となり、カウンタ61の出力データは全てローレベルと
なると共に、NAND回路63aの出力信号SCはハイ
レベルとなる。これにより、サンプリングパルス信号S
Pはローレベルとなり、アナログスイッチ21bはオフ
状態となる。従って、高強度の反射光に対応したレベル
の電圧Va〜Vdは演算回路30に入力されることはな
い。
【0026】また、記録信号WDがローレベルのとき、
即ち光ディスクに記録されている情報を再生できる程度
の低強度のレーザ光を出射するときは、カウンタ61の
クリア端子CLRに入力される信号はハイレベルとな
り、カウンタ61はカウント動作を行う。カウンタ61
の計数が進み、計数値が7になったとき、即ちカウンタ
61の4ビット出力の下位3ビットがハイレベルとなっ
たときに、NAND回路62の出力信号ENはハイレベ
ルからローレベルに変化し、カウンタ61の動作が停止
する。このとき、カウンタ61の計数値は保持された状
態にあり、クリア端子CLRにローレベルの信号が入力
されるまでこの状態が維持される。
【0027】NAND回路62の出力信号ENがローレ
ベルで且つ記録信号WDがハイレベルのときNAND回
路63aの出力信号SCがローレベルとなり、これに伴
いサンプリングパルス信号SPはハイレベルとなる。こ
れにより、アナログスイッチ21bはオン状態となり、
反射光強度に対応したレベルの電圧Va〜Vdが演算回
路30に入力され、電圧Va〜Vdからフォーカスエラ
ー信号FE及びトラッキングエラー信号TEが生成され
て、これらの信号によってフォーカスサーボ及びトラッ
キングサーボが駆動される。
【0028】前述したように本実施例によれば、高強度
のレーザ光を出射するとき、即ち記録信号WDがハイレ
ベルのときは、サンプリングパルス信号SPがローレベ
ルとされ、サンプリング回路20のアナログスイッチ2
1bがオフ状態とされるので、高強度の反射光に対応し
たレベルの電圧Va〜Vdが演算回路30に入力される
ことがなく、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボ
等のサーボ系が発振を起こしたり、サーボが外れてしま
うということがない。
【0029】さらに、記録信号WDがハイレベルからロ
ーレベルに切り替わった後、所定時間してからサンプリ
ングパルス信号SPがローレベルからハイレベルに切り
替えられるので、熱伝導等の影響でピットの後端部が引
き延ばされたときも、このピット後端部からの反射光の
光強度をサンプリングすることがないので、サーボ系の
動作をさらに安定化させることができる。
【0030】また、サンプリングパルスSPのパルス幅
は、記録信号WDのローレベルの期間とほぼ同等となる
ため、可能な限り長いサンプリング時間を得ることがで
きるので、サンプリング時において光ディスクのレーザ
光照射位置に傷等が存在しても、次のサンプリング時ま
で誤差の大きなデータをホールドする確率は従来に比べ
て極低いものとなり、演算回路30に入力される電圧V
a〜Vdを用いてATIPデータの再生を行った場合に
おいても、誤りが低減された正確な絶対時間を得ること
ができる。
【0031】尚、本実施例における構成は一例であり、
これに限定されないことは言うまでもないことである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、高強度のレーザ光が光ディスクに照射されてい
る間にサンプリングパルス信号が出力されることがない
ので、フォーカスサーボ及びトラッキングサーボ等のサ
ーボ系が発振を起こしたり、サーボが外れたりすること
がなくなり、安定したサーボ動作を得ることができる。
【0033】さらに、請求項2によれば、上記の効果に
加えて、前記サンプリングパルス信号のパルス幅は、前
記光ディスクへ照射されるレーザ光の強度が情報再生強
度となる期間に対応して変化され、サンプリング期間を
十分に長くとることができるので、レーザ光の照射位置
に傷等が存在してもサンプリング結果における誤差を低
減することができ、サーボ動作をさらに安定させること
ができる。また、サンプリングした反射光強度から絶対
時間情報等を再生する場合には、この再生情報における
誤りを低減することができるという非常に優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の情報記録再生装置における
要部を示す概略構成図
【図2】従来例における洋舞を示す構成図
【図3】本発明の一実施例の動作を説明するタイミング
チャート
【符号の説明】
10…光ピックアップ、11…フォトディテクタ、20
…サンプリング回路、21…サンプルホールド回路、2
1a…入力バッファアンプ、21b…アナログスイッ
チ、21c…ホールドコンデンサ、21d…出力バッフ
ァアンプ、30…演算回路、40…フォーカスサーボ回
路、41…位相補償回路、42…ドライバ回路、50…
トラッキングサーボ回路、51…位相補償回路、52…
ドライバ回路、60…サンプリングパルス生成回路、6
1…カウンタ、62…NAND回路、63a,63b…
NAND回路、64a〜64d…NOT回路、70…レ
ーザ駆動回路。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報の記録再生対象となる光ディスクに
    レーザ光を照射し、該光ディスクからの反射光を受光
    し、該受光した反射光強度に基づいてフォーカスサーボ
    及びトラッキングサーボ等を駆動すると共に、情報の記
    録時には記録情報に対応した二値化信号に基づいて前記
    レーザ光の強度を情報記録強度又は情報再生強度に変化
    させ前記光ディスクにピットを形成する光ディスクの情
    報記録再生装置において、 少なくとも前記情報の記録時には、前記二値化信号に基
    づいて、前記レーザ光の強度を所定強度以下の情報再生
    強度とする期間に、前記反射光強度をサンプリングする
    サンプリングパルス信号を生成するサンプリングパルス
    生成回路と、 前記サンプリングパルス信号に基づいて、前記反射光強
    度をサンプリングするサンプリング回路と、 該サンプリング回路によってサンプリングされた反射光
    強度に基づいて、前記フォーカスサーボ及びトラッキン
    グサーボ等を駆動するサーボ駆動手段とを備えた、 ことを特徴とする光ディスクの情報記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記サンプリングパルス生成回路は、前
    記二値化信号が前記情報記録強度を表すレベルから前記
    情報再生強度を表すレベルに変化した後から前記二値化
    信号が前記情報再生強度を表すレベルから前記情報記録
    強度を表すレベルに変化するまでの間、前記サンプリン
    グパルス信号を発生することを特徴とする請求項1記載
    の光ディスクの情報記録再生装置。
JP33757392A 1992-12-17 1992-12-17 光ディスクの情報記録再生装置 Pending JPH06187653A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61156540A (ja) * 1984-12-27 1986-07-16 Ricoh Co Ltd 光情報記録再生装置
JPH03183031A (ja) * 1989-12-12 1991-08-09 Sharp Corp 光ディスクの記録再生装置
JP3130015B2 (ja) * 1999-04-27 2001-01-31 株式会社麗光 金属光沢部が形成されたゴルフボールの製造方法

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Effective date: 19980804