JPH0618721U - 締結装置 - Google Patents
締結装置Info
- Publication number
- JPH0618721U JPH0618721U JP5707692U JP5707692U JPH0618721U JP H0618721 U JPH0618721 U JP H0618721U JP 5707692 U JP5707692 U JP 5707692U JP 5707692 U JP5707692 U JP 5707692U JP H0618721 U JPH0618721 U JP H0618721U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fastening
- head
- fastened
- fastening device
- washer
- Prior art date
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- Pending
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- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 締結用工具により締結解除できないようにし
て、被締結部材の盗難を防止する。 【構成】 正面を球形面とする頭部を有するボルト1
に、転造によるねじ部3を形成してワッシャ4を離脱し
ないように設け、前記上面を球形面2aとする頭部2上
部に一定の締付力で接合部5が破断する締結用頭部6を
設けた。
て、被締結部材の盗難を防止する。 【構成】 正面を球形面とする頭部を有するボルト1
に、転造によるねじ部3を形成してワッシャ4を離脱し
ないように設け、前記上面を球形面2aとする頭部2上
部に一定の締付力で接合部5が破断する締結用頭部6を
設けた。
Description
【0001】
本考案は、被締結部材を締結する締結装置、例えば後部反射器等を車両の後部 に締結する締結装置に関する。
【0002】
従来、車両の後部反射器Aは、図4に示すように6角の頭部11を有するボル ト10にワッシャ12を挿入した締結装置Bを用いて車両の後部Cに締結装着し ている。
【0003】
然し乍ら、前記締結装置Bにより締結装着された後部反射器Aは、上部に6角 形の頭部11が設けられているので、締結用工具により容易に締結解除できる。 そのために、盗まれるということがあった。
【0004】 本考案は斯かる問題を解決するためになされたもので、締結用工具によって締 結装置が締結解除されないようにして、被締結部材を盗難から防止できる締結装 置を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、上面を球形面とする頭部を有するボルトに、転造によるねじ部を形 成してワッシャを離脱しないように設け、前記上面を球形面とする頭部上部に一 定の締結力以上で接合部が破断する締結用頭部を設けたことを特徴とする。
【0006】
被締結部材を締結装着する際に、被締結部材が締結装置により締結装着されて 一定の締結力以上になると、締結用頭部の接合部が破断する。
【0007】 従って、被締結部材の表面上には、上面を球形面とする頭部及びワッシャだけ が存在する(残る)ことになり、その後は、締結用工具では締結装置を締結解除 することができなくなる。
【0008】 また、転造により成形したねじ部とすることにより、初期のボルト径よりも拡 径されて、挿入されたワッシャが離脱しないようになる。従って、ワッシャの取 付け作業が容易になる。
【0009】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案に係る締結装置の一実施例である。
【0010】 同図において、1はボルトで、ボルト1の上部には、上面を球形面2aとする 頭部2が設けられている。ボルト1の下部には、転造により成形されたねじ部3 が形成され、そのねじ部3上部には予め挿入されたワッシャ4が離脱しないよう に設けられている。
【0011】 そして、ボルト1の上面を球形面2aとする頭部2の上部には、一定の締付力 以上で破断するくびれた接合部5を介して6角形状の締結用頭部6が設けられた 締結装置となっている。
【0012】 斯かる締結装置を用いて被締結部材、例えば車両の後部反射器Aを締結装着し た場合は、図2に示すように後部反射器Aが本考案の締結装置Bにより車体の後 部Cに締結装着されて一定の締結力以上になると、図3に示すように最上にある 6角形状の締結用頭部6のくびれた接合部5のつけ根の部分が破断する。従って 、その後は、後部反射器Aの正面上には、上面を球形面2aとする頭部2及びワ ッシャ4だけが存在する。そのために、締結用工具では、締結装着された締結装 置Bを締結解除することはできなくなり、後部反射器Aが盗難から防止される。
【0013】 また、上記締結装置Bのねじ部3は、転造により成形されることにより、初期 のボルト径よりも拡径されて予め挿入されたワッシャ4が離脱しないように設け られている。従って、締結装置Bで締結装着する際に、ワッシャ4の取付け作業 が容易になり、締結装着作業も簡単になる。
【0014】 上記実施例においては、締結用頭部6は、6角形状のものを示したが、これに 限定されるものではなく、4角形状、その他の形状でもよい。また、締結用頭部 6は、上面にドライバ用+又は−溝が形成されたであっても、締結の際にドライ バ(締結用工具)により締結装着できるので、同様に適用できることは、言うま でもない。
【0015】
以上説明したように本考案によれば、締結装着後、締結用工具で締結解除でき なくなり、車両の後部反射器等の被締結部材の盗難を防止できる。
【0016】 また、ワッシャが離脱しないように設けられているので、締結装着する際に、 ワッシャの取付け作業が容易になり、締結装着作業も簡単になる。
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の締結装置によって締結装着する状態
(接合部が破断する前の状態)を示す断面図である。
(接合部が破断する前の状態)を示す断面図である。
【図3】本考案の締結装置によって締結装着した状態
(接合部が破断した後の状態)を示す断面図である。
(接合部が破断した後の状態)を示す断面図である。
【図4】従来の締結装置により締結した状態の断面図で
ある。
ある。
1 ボルト 2 頭部 2a 球形面 3 ねじ部 4 ワッシャ 5 接合部 6 締結用頭部 A 後部反射器 B 締結装置 C 車体の後部
Claims (1)
- 【請求項1】 上面を球形面とする頭部を有するボルト
に、転造によるねじ部を形成してワッシャを離脱しない
ように設け、前記上面を球形面とする頭部上部に一定の
締結力以上で接合部が破断する締結用頭部を設けたこと
を特徴とする締結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5707692U JPH0618721U (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | 締結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5707692U JPH0618721U (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | 締結装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0618721U true JPH0618721U (ja) | 1994-03-11 |
Family
ID=13045378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5707692U Pending JPH0618721U (ja) | 1992-08-13 | 1992-08-13 | 締結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618721U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002050439A1 (fr) * | 2000-12-18 | 2002-06-27 | Nippon Steel Corporation | Structure de raccordement d'un boulon a resistance elevee, procede de fixation d'un ecrou a ladite structure, boulon a resistance elevee et a couple, et procede de raccordement utilisant ledit boulon |
KR20020074310A (ko) * | 2001-03-20 | 2002-09-30 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 바퀴 조립너트 |
KR101509577B1 (ko) * | 2013-11-28 | 2015-04-08 | 누리콤주식회사 | 도난방지용 체결부재 |
-
1992
- 1992-08-13 JP JP5707692U patent/JPH0618721U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002050439A1 (fr) * | 2000-12-18 | 2002-06-27 | Nippon Steel Corporation | Structure de raccordement d'un boulon a resistance elevee, procede de fixation d'un ecrou a ladite structure, boulon a resistance elevee et a couple, et procede de raccordement utilisant ledit boulon |
KR20020074310A (ko) * | 2001-03-20 | 2002-09-30 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 바퀴 조립너트 |
KR101509577B1 (ko) * | 2013-11-28 | 2015-04-08 | 누리콤주식회사 | 도난방지용 체결부재 |
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