JPH06187080A - キーマトリクススキャン高速化方式 - Google Patents

キーマトリクススキャン高速化方式

Info

Publication number
JPH06187080A
JPH06187080A JP4333399A JP33339992A JPH06187080A JP H06187080 A JPH06187080 A JP H06187080A JP 4333399 A JP4333399 A JP 4333399A JP 33339992 A JP33339992 A JP 33339992A JP H06187080 A JPH06187080 A JP H06187080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
output
matrix
row number
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4333399A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuki Fukuzumi
光記 福住
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP4333399A priority Critical patent/JPH06187080A/ja
Publication of JPH06187080A publication Critical patent/JPH06187080A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 キーマトリクスのスキャン方式において、所
謂キー抜けを防止し、高速応答を可能にすることにあ
る。 【構成】 16行の選択線と16列の信号線で構成さ
れ、各選択線と信号線の交点にキースイッチが配設され
たキーマトリクス10において、「1」〜「16」の行
番号を順次行番号発生カウンタ7から出力し、キー抜け
をおこし易い特定行番号「N」を特定行番号発生部8か
ら出力し、所定周期で切り替え部9を切り替え制御する
ことにより、キーマトリクス10の特定行のみを短い周
期で選択(スキャン)することができ、キー抜けを防止
してキースイッチの応答性を向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーマトリクスを使用
するキーボード装置に係り、特にキー操作の高速応答を
可能にするキーマトリクススキャン高速化方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータや、ワードプロ
セッサ、電卓等がの広く普及したことにより、これらの
機器に使用するキーボード装置の入力方式も処理の高速
化の為重要である。このキー入力方式は、今日キーマト
リクスを利用した所謂スキャン方式が最も広く使用され
ている。
【0003】図4は、従来のキーマトリクスのスキャン
方式を説明する図である。キーマトリクス部17の各キ
ースイッチは、例えば列方向に配設された信号線
(「1’」〜「16’」)と行方向に配設された選択線
(「1」〜「16」)の接続部に位置し、デコーダ18
から出力される選択(スキャン)信号に基づいて、選択
線1→2→3・・・の順にスキャンする。このスキャン
中、いずれかのキースイッチが操作されると、その操作
信号がキー操作情報読み取り部19に読み取られ、この
データはXデータ出力部20へ出力される。
【0004】一方、デコーダ18へ出力されるスキャン
信号は、行番号発生カウンタ21から出力される行番号
データに基づいて出力されており、この行番号データは
Yデータ出力部22にも出力される。そして、Xデータ
出力部20及びYデータ出力部22に出力されたデータ
に基づいて操作されたキースイッチを判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなキーマト
リクスのスキャン方式では、キーボード上に配設された
キースイッチの数が増加すると必然的に行方向の選択線
の数も増加し、1周期に要するスキャン時間も長くな
る。この為、操作したキースイッチがキー入力として判
定されない、所謂キー抜け発生の原因となる。すなわ
ち、オペレータの行うキー操作は通常100ms程度ま
で入力操作が可能である為、1スキャンに100ms以
上時間を要する時キー抜け現象が発生する。
【0006】ところで、キースイッチにはファンクショ
ンキーのように単発で操作されるキーと、数値キー等の
ように連続且つ高速で操作されるキーがあり、キー抜け
の問題は後者について発生する。
【0007】発明の課題は、デコーダから出力するスキ
ャン速度を上げることなくキー抜けを防止し、キー操作
の応答性を向上させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次の通り
である。キーマトリクス部1(図1の原理説明図参照、
以下同じ)は、行方向及び列方向にマトリクス配設され
た配線と、該配線の接続部に位置するキースイッチを有
する。
【0009】行番号発生手段2は、上記マトリクス配線
の行番号のデータを順次発生する。特定行番号発生手段
3は、上記マトリクス配線の特定行番号のデータを発生
する。
【0010】切り替え手段4は、上記行番号発生手段2
の出力と上記特定行番号発生手段3の出力を所定周期で
切り替え、行番号又は特定行番号のデータを上記キーマ
トリクスス部1へ出力する。
【0011】キースイッチ検出部5は、上記切り替え手
段4を介して出力されるマトリクス配線の行番号のデー
タ、又は特定行番号のデータに従って上記キーマトリク
ス部1を操作したキースイッチを検出する。
【0012】
【作用】本発明の手段の作用は次の通りである。行番号
発生手段2から順次更新される行番号のデータを出力
し、特定行番号発生手段3から特定行番号のデータを出
力し、切り替え手段4により所定周期で両データを交互
に選択してキーマトリクス部1へ出力することで、キー
スイッチ検出部5は、キーマトリクス部1に配設された
キースイッチの操作信号により操作されたキースイッチ
を検出する。したがって、切り替え手段4の切り替え周
期を適当に設定することにより、特定行番号について特
に短時間でスキャンすることができ、キー抜けを防止し
キー操作の応答性を高めることができる。
【0013】
【実施例】以下、一実施例を図2乃至図3を参照しなが
ら説明する。図2は、本実施例のキーマトリクスのスキ
ャン方式を説明する為のキーボード装置の概略構成図で
ある。同図において本実施例の装置は、行番号発生カウ
ンタ7と、特定行番号発生部8と、切り替え部9と、キ
ーマトリクス部10、及びXデータ出力部14、Yデー
タ出力部15で構成されている。
【0014】行番号発生カウンタ7は16進のリングカ
ウンタで構成され、数値“1”〜“16”のデータを、
例えば20msの出力タイミングで切り換え部9へ出力
する。特定行番号発生部8は、予め設定されたキーマト
リクス13の特定行(例えば第N行)の行番号を記憶
し、この行番号のデータ“N”を常時出力する。切り替
え部9は、その接点7aが行番号発生カウンタ7に接続
され、接点8aが特定行番号発生部8に接続されてい
る。この切り替え部9は、所定周期(例えば10msの
周期)で行番号発生カウンタ7から出力されるデータ
と、特定行番号発生部8から出力されるデータを切り替
え、いずれか一方のデータをデコーダ11及びYデータ
出力部15へ出力する。
【0015】キーマトリクス部10は、デコーダ11、
キー操作情報読み取り部12、キーマトリクス13で構
成されている。キーマトリクス13は、列方向に16本
の信号線(「1’」〜「16’」)と行方向に16本の
選択線(「1」〜「16」)で構成され、信号線と選択
線の各交点にキースイッチが配設されている。このキー
スイッチのなかで、N行目の選択線の各接点には前述の
キー抜けをおこし易い数値キー(テンキー)が配設され
ている。尚、その他の行に対応する選択線の各接点には
ファンクションキー等の通常キー抜けをおこすことのな
いキーが配設されている。
【0016】次に、上述の構成においてキー操作処理を
説明する。上述の如く、行番号発生カウンタ7から20
msの出力タイミングでデータ“1”〜“16”が順次
出力され、特定行番号発生部8からN行目を示すデータ
“N”が常時出力される。切り換え部9は上述の如く、
10msのタイミングで端子7aと8aの切り換え処理
を行うので、行番号発生カウンタ7から出力されるデー
タ“1”〜“16”は各々10ms毎に1データがデコ
ーダ11へ出力され、特定行番号発生部8から出力され
るデータ“N”は10ms間隔でデコーダ11へ出力さ
れる。この出力タイミングを示す図が図3である。すな
わち、先ず最初に行番号発生カウンタ7からデータ
“1”が出力されるタイミングを基準に切り換え部9の
切り換え処理が行われるとすれば、データ“1”が出力
された後最初の10msは、切り換え部9は端子7aに
接続されデータ“1”をデコーダ11へ出力する。この
為選択線「1」が選択され、この10msの間(図3に
示す期間t1)に選択線「1」上の接点のいずれかが操
作されると、この信号はキー操作情報読み取り部12で
検出される。
【0017】次に、上述の10msの時間が経過する
と、切り換え部9が接点8aに切り換わるので、次の1
0ms(図3に示す期間t2)は特定行番号発生部8か
ら出力されたデータ“N”がデコーダ11へ出力され、
この10ms間選択線「N」が選択される。したがっ
て、この間選択線「N」上の接点のいずれかが操作され
ると、その操作信号はキー操作情報読み取り部12に検
出される。
【0018】次に、さらに10ms経過すると切り換え
部9が再び接点7aに切り換わる為、次の10ms(図
3に示す期間t3)は行番号発生カウンタ7から出力さ
れたデータ“2”が切り換え部9を介してデコーダ11
へ出力され、選択線「2」を選択する。したがって、こ
の間選択線「2」上の接点のいずれかが操作されると、
その操作信号はキー操作情報読み取り部12で検出され
る。
【0019】以下、同様に切り換え部9を10ms毎に
切り換え制御することにより、デコーダ11にはデータ
“N”→“3”→“N”→“4”→・・・が順次出力さ
れ、選択線「N」、「3」、「N」、「4」、・・・の
順にスキャンされる。
【0020】このように制御することにより、切り換え
部9の切り換え周期が10msであることから、キーマ
トリクス13の選択線「N」は20ms毎にスキャンさ
れることになり、キー抜けの発生を防止できる。すなわ
ち、キー抜けは前述の如く、100ms以上のスキャン
タイミングの時生じるので、20msという充分短いタ
イミングでスキャンすれば、数値キー等におけるキー抜
けを防止することできる。
【0021】このようにして、キー抜けが確実に防止さ
れたキー操作信号はキー操作情報読み取り部12で検出
され、Xデータ出力部14へ出力されると共に、Yデー
タ出力部15にスキャンタイミングの信号が出力される
為、両データ出力部のデータからキー操作されたキーを
検出し、制御部等へ出力できる。
【0022】尚、本実施例のキーマトリクスのスキャン
方式はスキャンタイミングを10msとし、特定行のス
キャン周期を20msとしたが、キー抜けし易い行の選
択を100ms以下のスキャン周期で行う構成ならば、
上述の実施例のスキャン周期20msに限られるもので
はない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、行番号を順次発生する
と共に特定行番号のデータを出力し、切り換え手段の簡
単な切り換え処理で、キーマトリクススの特定行のスキ
ャン周期を増し、特定行のキースイッチの応答性を向上
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】一実施例の概略構成図である。
【図3】一実施例のスキャン周期を説明する図である。
【図4】従来のキーマトリクススキャンの方式を説明す
る図である。
【符号の説明】
1 キーマトリクス部 2 行番号発生手段 3 特定行番号発生手段 4 切り替え手段 5 キースイッチ検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】行方向及び列方向にマトリクス配設された
    配線と、該配線の接続部に位置するキースイッチより成
    るキーマトリクス部と、 前記マトリクス配線の行番号を順次発生する行番号発生
    手段と、 前記マトリクス配線の特定行番号を発生する特定行番号
    発生手段と、 前記行番号発生手段の出力と、前記特定行番号発生手段
    の出力を所定周期で切り替える切り替え手段と、 該切り替え手段を介して出力されるマトリクス配線の行
    番号、及び特定行番号のデータに従って前記キーマトリ
    クス部を操作したキースイッチを検出するキースイッチ
    検出部と、 を有することを特徴とするキーマトリクススキャン高速
    化方式。
JP4333399A 1992-12-15 1992-12-15 キーマトリクススキャン高速化方式 Pending JPH06187080A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4333399A JPH06187080A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 キーマトリクススキャン高速化方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4333399A JPH06187080A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 キーマトリクススキャン高速化方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06187080A true JPH06187080A (ja) 1994-07-08

Family

ID=18265685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4333399A Pending JPH06187080A (ja) 1992-12-15 1992-12-15 キーマトリクススキャン高速化方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06187080A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4106011A (en) Keyboard circuit
JPH051485B2 (ja)
JPH0769762B2 (ja) 同時打鍵と逐次打鍵の判定方法及びその装置
US3949365A (en) Information input device
KR910006695B1 (ko) 키 누름 데이타 입력 장치
US6831630B2 (en) Key input device having Braille input function
JPH05333765A (ja) データ入出力装置
JPH06187080A (ja) キーマトリクススキャン高速化方式
JP2979416B2 (ja) キー入力装置
JP3321955B2 (ja) キーボード装置
KR0168789B1 (ko) 키 스캔 회로 및 그 제어방법
KR100319516B1 (ko) 키입력스캐닝장치
JPH05289798A (ja) 入力インタフェース方法
JPH054688B2 (ja)
JP2596584B2 (ja) カーソルの移動方法
KR930002302B1 (ko) 데이타 입력 처리장치
JPH0774981B2 (ja) 情報入力装置
JPS59178533A (ja) キ−ボ−ド式入力装置
JPH05100785A (ja) キー入力検出回路及びキーボード制御用半導体装置
JPH0546293A (ja) キー入力装置
JPH051486B2 (ja)
JPS61275921A (ja) キ−ボ−ド入力制御装置
JPH03220612A (ja) キーボード装置
JPH05165471A (ja) 電子楽器の操作速度検出装置
JPH07152466A (ja) キー検出処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000530