JP3321955B2 - キーボード装置 - Google Patents

キーボード装置

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JP3321955B2
JP3321955B2 JP00429894A JP429894A JP3321955B2 JP 3321955 B2 JP3321955 B2 JP 3321955B2 JP 00429894 A JP00429894 A JP 00429894A JP 429894 A JP429894 A JP 429894A JP 3321955 B2 JP3321955 B2 JP 3321955B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2個以上のキーの同時
押下を、特定のキー機能として識別するキーボードにお
いて、それら2個以上のキーを個別に順次押下する操作
によっても、同一のキー機能として使用できるようにし
たキーボード装置を目的とする。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】ワードプ
ロセッサ装置等の入力装置として使用されるキーボード
装置には、各キーにそれぞれ何等かのキー情報(文字、
数字、記号等、或いは各種ファンクションの指令等)を
割り付けて、殆どのキーはそれらを単独に押下すること
により、そのキーに固有の情報を、そのキーボード装置
と接続する本体装置に転送するように構成されている。
【0003】しかし、キーボードの操作性等から、キー
の総個数は制限されるので、各キーに2以上のキー情報
を割り付けることが一般に行われ、2以上のキー情報を
持つキーについては、そのキーを単独に押下した場合
と、他の機能拡張用等のキーの押下と組合せた場合と
で、それぞれ異なるキー情報として取り扱う方式が使用
される。
【0004】そのようなキーの組合せ操作の一方法とし
て、必要な2個以上のキーを同時に押下する操作方法
が、キーの用途によっては、効率の良い操作法として一
般に広く採用されている。
【0005】なお、ここで同時押下とは、必要な2個以
上のキーについて、通常は押下開始に一定の押下順序で
あれば時間差はあってもよいが、同期間に2個以上のキ
ーすべてが共に押下されている状態があるように押下す
ることを要求する操作法である。
【0006】図4は、このようなキーボード装置の構成
例を示す図であり、ファンクションキー群、文字キー群
等が同時押下の方法により各キーにより2乃至3のキー
情報に使用される第1キー群1であり、キーX1、X2、X
3、X4が第1キー群の機能を拡張する第2キー群2であ
る。
【0007】第1キー群1のキー押下信号は、一般に行
われているように、例えば各キーの押下で閉じる接点
を、格子状に接続し、格子上の押下されたキーの接点の
行及び列位置を走査して検出し、行番号及び列番号を決
定する方法で検出され、その行及び列番号からなるキー
座標値がキー押下信号としてキー信号発生部3へ入力さ
れる。
【0008】又、第2キー群2のキー押下信号は、例え
ば各キーの接点の開閉状態がそのまま個別のキー押下信
号として、キー信号発生部3へ入力される。キー信号発
生部3は、例えばマイクロプロセッサを主体とした制御
回路とコード表記憶回路等で構成され、第1キー群1か
らのキー押下信号を受け取ると、直ちに第2キー群2の
キー押下信号を識別し、それらの組合せから定まるコー
ド信号をコード表から検索する。
【0009】その結果、各組合せ(第2キー群の押下が
無い場合を含む)について、コード表から得られる例え
ば8ビットのコード信号をキー信号として、このキーボ
ード装置を入力装置として接続している処理装置等へ出
力する。
【0010】以上のような制御により、例えば単独の押
下で「次頁」への移動を指示するファンクションキー
を、第2キー群のX1キーと同時に押下すると「検索」機
能の呼出、X1キー及びX2キーと同時に押下すると「線
画」描画機能の呼出を指示するファンクションキーとす
るように、それぞれ異なるファンクションを示すコード
信号を出力する。
【0011】又、単独で押下したとき「は」を示す文字
キーを、第2キー群のX3キーと同時に押下すると
「ば」、X4キーと同時に押下すると「み」の文字キーと
して、それぞれに割り当てたコード信号を出力するよう
に制御する。
【0012】以上のようなキーの同時押下の操作を行う
には、複数のキーを同時に押下するために、少なくとも
複数の指で同時にそれぞれ異なるキーを押下することが
必要であり、多くの場合に両手を同時に使用して操作さ
れる。
【0013】しかし、身体の障害のため、或いは未習熟
のために、例えば指1本での1キーづつ押下する操作が
最も容易にできるような操作者には、前記のような複数
のキーの同時押下を要求するのは適当でない。
【0014】本発明は、同時押下方式のキーボードを、
そのまま1キーごとの順次押下で使用できるようにした
キーボード装置を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の構成を
示すブロック図である。図はキーボード装置の構成であ
って、各押下信号を発生する複数のキーを有し、キー信
号発生部10により、第1キー群11のキー1個のみを押下
した場合、及び第1キー群の同一の該キーと第2キー群
12のキー1個以上の所定の組合せとを同時に押下した各
場合とに、キーの各組合せごとに定まる異なる信号を出
力するキーボード装置である。
【0016】第2キー群12について、各該キーごとの該
押下信号を所定継続時間延長させた延長信号を発生し、
且つ第2キー群の所要の2個以上のキーについて、当該
キーが該一定継続時間以内の間隔で順次押下されたと
き、押下された当該キーの各延長信号を最後に押下され
た該キーの該延長信号の終まで延長させる信号延伸部13
を設け、各該延長信号を、第2キー群12のキーの押下信
号に代えてキー信号発生部10に入力する。
【0017】
【作用】本発明のキーボード装置により、通常の操作で
複数のキーの同時押下を要する場合に、該当する第2キ
ー群の1個又は複数のキーと第1キー群の所要キーと
を、この順序に適当な時間間隔以内の間隔で1キーづつ
押下しても、同時押下の場合と同様のキー押下信号をキ
ー信号発生部に入力し、従って同一のキー信号を出力す
ることができる。
【0018】上記の間隔、操作者の可能な操作速度を考
慮して、適当に長い時間にすると共に、長すぎて続く次
のキー入力への移行に支障にならないようにする必要が
あるので、必要な場合には複数の時間から選択して設定
できるようにする。
【0019】
【実施例】図2、図3は本発明の実施例を示すブロック
図であり、前記従来例と同様の第1キー群1及び第2キ
ー群2を有するキーボード装置とし、図2に示すよう
に、第2キー群2の各キーの押下信号を本発明の信号延
伸部13に入力する。
【0020】信号延伸部13は図2に示すように、各キー
X1、X2、X3、X4の押下信号をそれぞれ延長信号発生回路
20、21、22、23 へ入力し、その出力の延長信号を押下信号
との論理和ゲートを経て、キー信号発生部3へ、従来の
第2キー群2の各押下信号入力に代えて入力するものと
する。
【0021】各延長信号発生回路20〜23は、何れも後述
のように単安定マルチバイブレータによって、入力信号
をトリガとして一定時間長の信号を出力する回路であ
り、出力信号の長さは例えば200〜1000ミリ秒程度とす
る。
【0022】ここで、前記のようにキーX3とX4とは単独
で第1キー群と組み合わされるので、延長信号の発生は
図示のように単に個々の信号を延長するように構成され
る。しかし、キーX1とX2とは組み合わせて、キーX1の
み、キーX2のみ、及びキーX1とX2同時として使用される
ので、図示のようにキーX1が押下され、その延長信号出
力の継続中に、キーX2が押下されると、更にキーX1の延
長信号を継続させるように、延長信号発生回路24が接続
される。
【0023】図3は、図2に示した各延長信号発生回路
20〜24の構成例を示す。延長信号の時間長を一つに固定
する場合に、延長信号発生回路は必要な時間長の単安定
マルチバイブレータ回路のみでよいが、図3は2時間
長、例えば200 ミリ秒と1000ミリ秒を選択可能とする例
を示す。
【0024】そのために各延長信号発生回路20〜24に
は、200 ミリ秒の単安定マルチバイブレータ回路25と10
00ミリ秒の単安定マルチバイブレータ回路26とが設けら
れ、論理積ゲート27、28によって、キーの押下信号を何
れの単安定マルチバイブレータ回路に入力するか制御さ
れる。
【0025】論理積ゲート27、28の制御信号を発生する
ために、キー識別回路29と、フリップフロップ回路30、
31、32が設けられ、キー識別回路29に、第1キー群の押
下信号として出力される前記のキー座標値を、キー信号
発生回路3と並列に受け取るように接続される。
【0026】キー識別回路29は、入力されるキー座標値
を識別し、キー座標値が特定の第1の値(例えばファン
クション「削除」キーとする)であれば、フリップフロ
ップ回路30をオンに設定し、第2の値(例えばファンク
ション「挿入」キーとする)であれば、フリップフロッ
プ回路31をオンに設定し、その他の値であれば、フリッ
プフロップ回路33をオンに設定する信号を出力するよう
にし、それらの信号でオンに設定されたフリップフロッ
プはその状態を電源切断まで保持するように構成する。
【0027】又、図示のように、フリップフロップ回路
30は、フリップフロップ回路31とフリップフロップ回路
32とがオフの場合のみ、フリップフロップ回路31は、フ
リップフロップ回路30とフリップフロップ回路32とがオ
フの場合のみオン設定入力を受け取るようにゲートが設
けられる。
【0028】従って、電源投入によりキー識別回路29が
機能するようになって、最初に「削除」キーが押下され
れば、フリップフロップ回路30がオンに設定されて、フ
リップフロップ回路31は以後オンに設定されることはな
いので、フリップフロップ回路30の出力により、各延長
信号発生回路の論理積ゲート27が開かれて、単安定マル
チバイブレータ回路25が有効となる。
【0029】又、最初に「挿入」キーが押下されれば、
フリップフロップ回路31がオンに設定されて、フリップ
フロップ回路30は以後オンに設定されることはないの
で、フリップフロップ回路31の出力により、各延長信号
発生回路の論理積ゲート28が開かれて、単安定マルチバ
イブレータ回路26が有効となる。
【0030】「削除」及び「挿入」何れでもないキーが
押下されると、フリップフロップ回路32がオンになる。
それが電源投入後の最初に押下されたキーであれば、フ
リップフロップ回路30及び31のゲートを閉じるので、以
後フリップフロップ回路30及び31はオフのままである。
【0031】フリップフロップ回路30及び31が共にオフ
であれば、各延長信号発生回路の単安定マルチバイブレ
ータ回路25も26も動作しないので、延長信号は発生され
ず、キー押下信号そのもののみが有効な通常の状態とな
る。
【0032】フリップフロップ回路32がオンになるの
が、電源投入後の最初に押下されたキーでない場合は、
フリップフロップ30及び31の状態は変化しない。以上に
より、電源投入後の最初に押下するキーによって、本発
明の延長信号を有効とするか否か、及び本発明の延長信
号を有効にする場合の延長信号の時間を選択することが
できる。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、キーボード装置において、複数キーの同時押下
方式を採るキーボードを、単一キーの順次押下によって
も使用することができるという著しい工業的効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示すブロック図
【図2】 本発明の実施例を示すブロック図(その1)
【図3】 本発明の実施例を示すブロック図(その2)
【図4】 従来の構成例を示すブロック図
【符号の説明】
1、11 第1キー群 2、12 第2キー群 3、10 キー信号発生部 13 信号延伸部 20〜24 延長信号発生回路 25、26 単安定マルチバイブレータ回路 27、28 論理積ゲート 29 キー識別回路 30〜32 フリップフロップ回路
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/023

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のキー群のキーの単独押下に応じて
    キー信号を出力すると共に、第1のキー群とは異なる第
    2のキー群のいずれかのキーからの押下がなされてから
    所定時間以内に第1のキー群のいずれかのキーからの押
    下がなされた場合のみ、押下された第1のキー群のキー
    と第2のキー群のキーとの組み合わせにより定まるキー
    信号を出力するキー信号出力部を備えた事を特徴とする
    キーボード装置。
  2. 【請求項2】 第のキー群からのキー押下信号と、第
    のキー群からのキー押下信号を基にキー信号を出力す
    るキーボード装置であって、 第2のキー群からのキー押下信号を所定時間延伸させて
    出力する信号延伸部と、第1のキー群のいずれかのキー
    からの押下信号と前記信号延伸部からの出力信号が同時
    に出力された場合、該出力信号と第1のキー群の押下信
    号との組み合わせに応じたキー信号を出力するキー信号
    出力部と、 を備えた事を特徴とするキーボード装置。
  3. 【請求項3】 前記信号延伸部は、第のキー群のキー
    のそれぞれに設けられ、それぞれ対応するキーの押下信
    号を延長させて前記キー信号発生部へ出力する延長信号
    発生回路からなることを特徴とする請求項記載のキー
    ボード装置。
  4. 【請求項4】 前記延長信号発生回路のそれぞれは、入
    力信号があると所定時間出力信号を継続する単安定マル
    チバイブレータで構成されていることを特徴とする請求
    項3に記載のキーボード装置。
  5. 【請求項5】 前記信号延伸部による第2のキー群のキ
    ー押下信号の延伸時間を選択する選択手段を有し、 前記信号延伸部は、第2のキー群からのキー押下信号を
    前記選択手段により選択された延伸時間だけ延伸させて
    出力することを特徴とする請求項2記載のキーボード装
    置。
  6. 【請求項6】 前記信号延伸部は、第2のキー群のキー
    毎に延長時間の異なる複数の延長信号発生回路を有し、
    前記選択手段の選択に応じて、使用する前記延長信号発
    生回路を切り替える事で、第2のキー群からのキー押下
    信号を前記選択手段により選択された延伸時間だけ延伸
    させて出力する制御を行う事を特徴とす る請求項5記載
    のキーボード装置。
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JP4538827B2 (ja) * 2001-04-20 2010-09-08 Smk株式会社 多方向スイッチング装置
CN103513774A (zh) * 2012-06-27 2014-01-15 郑国书 一种键盘讯号处理系统

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