JPH0618689A - 沸騰水型原子炉用燃料集合体 - Google Patents
沸騰水型原子炉用燃料集合体Info
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- JPH0618689A JPH0618689A JP5072459A JP7245993A JPH0618689A JP H0618689 A JPH0618689 A JP H0618689A JP 5072459 A JP5072459 A JP 5072459A JP 7245993 A JP7245993 A JP 7245993A JP H0618689 A JPH0618689 A JP H0618689A
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- tie plate
- fuel assembly
- rod
- rods
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C3/00—Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
- G21C3/30—Assemblies of a number of fuel elements in the form of a rigid unit
- G21C3/32—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements
- G21C3/326—Bundles of parallel pin-, rod-, or tube-shaped fuel elements comprising fuel elements of different composition; comprising, in addition to the fuel elements, other pin-, rod-, or tube-shaped elements, e.g. control rods, grid support rods, fertile rods, poison rods or dummy rods
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C3/00—Reactor fuel elements and their assemblies; Selection of substances for use as reactor fuel elements
- G21C3/02—Fuel elements
- G21C3/04—Constructional details
- G21C3/16—Details of the construction within the casing
- G21C3/18—Internal spacers or other non-active material within the casing, e.g. compensating for expansion of fuel rods or for compensating excess reactivity
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 沸騰水型原子炉の燃料棒のドライアウトを生
じ易い個所に低いパワーを発生する物質を充填すること
によってドライアウトを防止する。 【構成】 原子炉用燃料集合体の燃料棒（１０）は、垂
直方向で離れた関係に配置されて、横方向で離れた関係
の燃料棒を底タイプレート（１１）および上タイプレー
ト（１２）と共に保持する幾つかのスペーサ（１３ａ−
ｆ）を貫通して延びる。燃料集合体は、底タイプレート
を通りケーシング部分（６）内の燃料棒の間の空間を通
り上タイプレートを通って外へ水を導く様に設計され
る。ドライアウトによって生じる好ましくない温度を妨
害するため、各燃料棒は、少くともその主な部分におい
てその活性長さの少くとも最も上側の１／３におけるス
ペーサ（１３ａ、１３ｂ、１３ｃ）の直ぐ下に配置され
る部分（１０ａ、１０ｂ、１０ｃ）において該活性長さ
の残部におけるよりも著しく低いパワーを発生する様に
構成される。
じ易い個所に低いパワーを発生する物質を充填すること
によってドライアウトを防止する。 【構成】 原子炉用燃料集合体の燃料棒（１０）は、垂
直方向で離れた関係に配置されて、横方向で離れた関係
の燃料棒を底タイプレート（１１）および上タイプレー
ト（１２）と共に保持する幾つかのスペーサ（１３ａ−
ｆ）を貫通して延びる。燃料集合体は、底タイプレート
を通りケーシング部分（６）内の燃料棒の間の空間を通
り上タイプレートを通って外へ水を導く様に設計され
る。ドライアウトによって生じる好ましくない温度を妨
害するため、各燃料棒は、少くともその主な部分におい
てその活性長さの少くとも最も上側の１／３におけるス
ペーサ（１３ａ、１３ｂ、１３ｃ）の直ぐ下に配置され
る部分（１０ａ、１０ｂ、１０ｃ）において該活性長さ
の残部におけるよりも著しく低いパワーを発生する様に
構成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、包囲する垂直のケーシ
ング部分内で底タイプレートと上タイプレートとの間に
配置され、垂直方向において離れた関係に配置されて底
タイプレートおよび上タイプレートと共に燃料棒を横方
向において離れた関係に保持する幾つかのスペーサを貫
通して延びる複数の垂直な燃料棒を含む沸騰水型原子炉
の燃料集合体に関する。燃料集合体の各燃料棒は、核燃
料物質を収容するクラッディングチューブを有し、燃料
集合体は、底タイプレートを通り垂直ケーシング部分内
の燃料棒の間の空間を通り上タイプレートを通って出る
様に水を導くために水用入口を形成される。
ング部分内で底タイプレートと上タイプレートとの間に
配置され、垂直方向において離れた関係に配置されて底
タイプレートおよび上タイプレートと共に燃料棒を横方
向において離れた関係に保持する幾つかのスペーサを貫
通して延びる複数の垂直な燃料棒を含む沸騰水型原子炉
の燃料集合体に関する。燃料集合体の各燃料棒は、核燃
料物質を収容するクラッディングチューブを有し、燃料
集合体は、底タイプレートを通り垂直ケーシング部分内
の燃料棒の間の空間を通り上タイプレートを通って出る
様に水を導くために水用入口を形成される。
【０００２】
【従来の技術】上述の種類の幾つかの燃料集合体を収容
する炉心を有する原子炉の運転の際、発生する所謂ドラ
イアウト（ｄｒｙｏｕｔ）の危険が存在可能であり、即
ち、各燃料棒の表面に存在する水のフィルムが限られた
領域において消失ないし破断され、これは、燃料棒と燃
料集合体を通って導かれる水との間の著しく低下する熱
伝達へ局部的に導き、燃料棒の甚しく上昇する壁温度を
生じる。上昇する壁温度は、燃料棒に生じる重大な結果
を伴う損傷へ導き得る。
する炉心を有する原子炉の運転の際、発生する所謂ドラ
イアウト（ｄｒｙｏｕｔ）の危険が存在可能であり、即
ち、各燃料棒の表面に存在する水のフィルムが限られた
領域において消失ないし破断され、これは、燃料棒と燃
料集合体を通って導かれる水との間の著しく低下する熱
伝達へ局部的に導き、燃料棒の甚しく上昇する壁温度を
生じる。上昇する壁温度は、燃料棒に生じる重大な結果
を伴う損傷へ導き得る。
【０００３】本発明は、燃料棒の長さに沿う限定される
領域での燃料棒のパワー放出を該領域でのドライアウト
の発生を防止するために充分に低く維持する様に、また
はドライアウトが該領域で発生しても損傷が燃料棒に生
じるのを防止する様に、手段が取られれば、ドライアウ
トによって生じる上述の好ましくない事象の発生の危険
が排除可能であるか、または著しく妨害可能であること
の認識に基づく。パワー放出が低く維持されるべき必要
のある燃料棒の領域は、本発明によると、燃料集合体の
上側部分のスペーサの直ぐ下の領域である。これ等の領
域では、流れの再分配は、スペーサによる流れの閉塞の
ために行われ、これは、これ等の正に位置において存在
する水のフィルムの破断の増大する危険を生じ得る。
領域での燃料棒のパワー放出を該領域でのドライアウト
の発生を防止するために充分に低く維持する様に、また
はドライアウトが該領域で発生しても損傷が燃料棒に生
じるのを防止する様に、手段が取られれば、ドライアウ
トによって生じる上述の好ましくない事象の発生の危険
が排除可能であるか、または著しく妨害可能であること
の認識に基づく。パワー放出が低く維持されるべき必要
のある燃料棒の領域は、本発明によると、燃料集合体の
上側部分のスペーサの直ぐ下の領域である。これ等の領
域では、流れの再分配は、スペーサによる流れの閉塞の
ために行われ、これは、これ等の正に位置において存在
する水のフィルムの破断の増大する危険を生じ得る。
【０００４】
【発明の要約】本発明を特徴付けるものは、燃料棒の少
くとも主な部分において、各燃料棒が燃料棒の活性長さ
の少くとも最も上側の１／３におけるスペーサの直ぐ下
に配置される燃料棒のこれ等の部分において燃料棒の活
性長さの残部におけるよりも著しく低いパワーを発生す
る様に構成されることである。本明細書では、燃料棒の
活性長さとは、核燃料物質を収容する燃料棒の軸方向部
分を意味する。
くとも主な部分において、各燃料棒が燃料棒の活性長さ
の少くとも最も上側の１／３におけるスペーサの直ぐ下
に配置される燃料棒のこれ等の部分において燃料棒の活
性長さの残部におけるよりも著しく低いパワーを発生す
る様に構成されることである。本明細書では、燃料棒の
活性長さとは、核燃料物質を収容する燃料棒の軸方向部
分を意味する。
【０００５】著しく低いパワーを発生する様に構成され
る燃料棒のこれ等の部分の各々の１つは、好適に２cmか
ら１０cmまでの長さを有し、好適に、燃料棒がその活性
長さの残部において平均で発生する様に構成されるパワ
ーの多くて１／３であるパワーを発生する様に構成され
る。好ましくは、該部分は、３cmから８cmまでの長さを
有し、燃料棒がその活性長さの残部において平均で発生
する様に構成されるパワーの多くて１／４のパワーを発
生する様に構成される。
る燃料棒のこれ等の部分の各々の１つは、好適に２cmか
ら１０cmまでの長さを有し、好適に、燃料棒がその活性
長さの残部において平均で発生する様に構成されるパワ
ーの多くて１／３であるパワーを発生する様に構成され
る。好ましくは、該部分は、３cmから８cmまでの長さを
有し、燃料棒がその活性長さの残部において平均で発生
する様に構成されるパワーの多くて１／４のパワーを発
生する様に構成される。
【０００６】燃料棒の上述の部分における低いパワー
は、例えば燃料棒の残部におけるのと同一の種類のもの
であるが可燃吸収材、例えばＧｄ2 Ｏ3 を有する核燃料
物質を該部分に使用することによって達成されてもよ
い。これは、就中、低い中性子吸収を有する非核分裂性
物質、例えばジルコニウムまたはジルカロイの様なジル
コニウム合金の使用によって達成されてもよい。以下、
添付図面を参照し本発明をその一実施例に関して詳細に
説明する。
は、例えば燃料棒の残部におけるのと同一の種類のもの
であるが可燃吸収材、例えばＧｄ2 Ｏ3 を有する核燃料
物質を該部分に使用することによって達成されてもよ
い。これは、就中、低い中性子吸収を有する非核分裂性
物質、例えばジルコニウムまたはジルカロイの様なジル
コニウム合金の使用によって達成されてもよい。以下、
添付図面を参照し本発明をその一実施例に関して詳細に
説明する。
【０００７】
【実施例】図１から図３まででは、符号１は、ほぼ正方
形の横断面の燃料チャンネルを示す。該燃料チャンネル
は、冷却水および減速材水に対する円形の下方へ面する
入口開口部３を有する底部分２の上側正方形部分を述べ
る程でもない遊びによって包囲する。底部分２は、燃料
チャンネル１に加えて指示板４を支持する。燃料チャン
ネル１は、鎖線５によって示される複数の水平なボルト
によって底部分２および支持板４へ固定される比較的厚
い壁部分をその最も低い部分に有している。燃料チャン
ネル１は、少くともほぼ正方形の横断面を有する４本の
垂直管状部分６に十字形横断面の中空支持部材７によっ
て分割される。支持部材７は、燃料チャンネルの４つの
壁１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄへ溶接され、４つの中空翼８
を有している。支持部材によって形成される十字形チャ
ンネルは、３２で示され、その最も低い部分において減
速材水用入口チューブ９へ結合される。各管状部分６
は、２５本の燃料棒１０を含む束２５を有している。該
棒は、５本の棒を各々が含む５つの列の対称的な格子に
おいて配置される。各棒は、相互に対して垂直な２つの
列において含まれる。各束は、底タイプレート１１と、
上タイプレート１２と、複数のスペーサ１３とによって
配置される。底タイプレート１１と上タイプレート１２
と、スペーサ１３と、ケーシング部分６とを有する燃料
棒束２５は、この出願では燃料集合体と呼ばれるユニッ
トを形成し、一方、４つの該燃料集合体を含む図１から
図３までに示される装置は、複合燃料集合体と呼ばれ
る。４枚の底タイプレート１１は、支持板４によって複
合燃料集合体内に支持され、該板のそれぞれの正方形孔
１４に各々が部分的に挿入される。各燃料集合体中の少
くとも１本の燃料棒は、中実クラッディング材料の比較
的長いねじ付き端部プラグ３３、３４を備えて設計さ
れ、下側端部プラグ３３は、底タイプレート１１に挿通
されてナット１５を有し、上側端部プラグ３４は、上タ
イプレート１２に挿通されてナット１６を有している。
図示の実施例では、中心の棒２６は、この様に設計され
る。また、該棒は、スペーサホルダー棒としても役立
つ。燃料チャンネル１の上側端部は、共通の中心部分か
ら延びる４本の水平な腕１８、１９、２０、２１を有す
る十字形持上げ板１７を包囲する。各腕は、燃料チャン
ネル１の夫々の隅において燃料チャンネル１の内側壁面
と接触する矢じり状部分２２を外側端部に有している。
持上げハンドル２３は、腕２０、２１に固定される。持
上げ板１７およびハンドル２３は、１つ物の鋼鋳物の持
上げ部材を一緒に形成する。持上げ板１７は、支持部材
７のそれぞれの翼８に４本の垂直バー２８の各々を挿入
して翼８にバー２８を溶接することによって支持部材７
に固定される。各バー２８は、持上げ板１７の中央部分
の対応する孔に遊びを伴って挿通されたナット３０を有
する垂直のボルト状部分２９を上部に備えている。図か
ら明らかな様に、燃料チャンネル１は、長手方向に断続
的に配置され支持部材７が溶接される凹み３１を備えて
いる。
形の横断面の燃料チャンネルを示す。該燃料チャンネル
は、冷却水および減速材水に対する円形の下方へ面する
入口開口部３を有する底部分２の上側正方形部分を述べ
る程でもない遊びによって包囲する。底部分２は、燃料
チャンネル１に加えて指示板４を支持する。燃料チャン
ネル１は、鎖線５によって示される複数の水平なボルト
によって底部分２および支持板４へ固定される比較的厚
い壁部分をその最も低い部分に有している。燃料チャン
ネル１は、少くともほぼ正方形の横断面を有する４本の
垂直管状部分６に十字形横断面の中空支持部材７によっ
て分割される。支持部材７は、燃料チャンネルの４つの
壁１ａ、１ｂ、１ｃ、１ｄへ溶接され、４つの中空翼８
を有している。支持部材によって形成される十字形チャ
ンネルは、３２で示され、その最も低い部分において減
速材水用入口チューブ９へ結合される。各管状部分６
は、２５本の燃料棒１０を含む束２５を有している。該
棒は、５本の棒を各々が含む５つの列の対称的な格子に
おいて配置される。各棒は、相互に対して垂直な２つの
列において含まれる。各束は、底タイプレート１１と、
上タイプレート１２と、複数のスペーサ１３とによって
配置される。底タイプレート１１と上タイプレート１２
と、スペーサ１３と、ケーシング部分６とを有する燃料
棒束２５は、この出願では燃料集合体と呼ばれるユニッ
トを形成し、一方、４つの該燃料集合体を含む図１から
図３までに示される装置は、複合燃料集合体と呼ばれ
る。４枚の底タイプレート１１は、支持板４によって複
合燃料集合体内に支持され、該板のそれぞれの正方形孔
１４に各々が部分的に挿入される。各燃料集合体中の少
くとも１本の燃料棒は、中実クラッディング材料の比較
的長いねじ付き端部プラグ３３、３４を備えて設計さ
れ、下側端部プラグ３３は、底タイプレート１１に挿通
されてナット１５を有し、上側端部プラグ３４は、上タ
イプレート１２に挿通されてナット１６を有している。
図示の実施例では、中心の棒２６は、この様に設計され
る。また、該棒は、スペーサホルダー棒としても役立
つ。燃料チャンネル１の上側端部は、共通の中心部分か
ら延びる４本の水平な腕１８、１９、２０、２１を有す
る十字形持上げ板１７を包囲する。各腕は、燃料チャン
ネル１の夫々の隅において燃料チャンネル１の内側壁面
と接触する矢じり状部分２２を外側端部に有している。
持上げハンドル２３は、腕２０、２１に固定される。持
上げ板１７およびハンドル２３は、１つ物の鋼鋳物の持
上げ部材を一緒に形成する。持上げ板１７は、支持部材
７のそれぞれの翼８に４本の垂直バー２８の各々を挿入
して翼８にバー２８を溶接することによって支持部材７
に固定される。各バー２８は、持上げ板１７の中央部分
の対応する孔に遊びを伴って挿通されたナット３０を有
する垂直のボルト状部分２９を上部に備えている。図か
ら明らかな様に、燃料チャンネル１は、長手方向に断続
的に配置され支持部材７が溶接される凹み３１を備えて
いる。
【０００８】図４、５から明らかな様に、各燃料棒１０
は、ジルカロイ２の様なジルコニウム合金のクラッディ
ングチューブ４１を有している。該クラッディングチュ
ーブは、約４ｍの長さを有し、該チューブの中の約３０
０個の丸い円筒形ペレット４２は、該チューブの軸方向
において相互に堆積される。該ペレットは、１１mmの高
さと、８．０mmの直径とを有している。燃料棒の各端部
に最も近く配置されるこれ等のペレットを除き、該ペレ
ットは、天然ウランの酸化物から成り、最も上側のスペ
ーサの直ぐ下に配置されるこれ等のペレットを除き、該
ペレットは、通常、Ｕ２３５に関して富化される二酸化
ウランから成っている。最も下のペレットは、棒の下端
に溶接される端部プラグ４３上に不動に休止し、最も上
のペレットは、チューブの上端に溶接される端部プラグ
４５に対して緊張されるコイルばね４４によって下方へ
押圧される。該ペレットは、ペレットの外被面とクラッ
ディングチューブの内側壁との間に遊び４６が生じる様
に研削される。該燃料棒は、圧力下のヘリウムを充填さ
れる。図示の実施例では、中心の棒２６は、支持燃料棒
およびスペーサホルダー棒を構成する代りに、水充填支
持棒および／またはスペーサホルダー棒として設計され
てもよい。また時には、各サブ束の他の棒は、燃料棒と
しての代りに水充填棒として形成されてもよい。
は、ジルカロイ２の様なジルコニウム合金のクラッディ
ングチューブ４１を有している。該クラッディングチュ
ーブは、約４ｍの長さを有し、該チューブの中の約３０
０個の丸い円筒形ペレット４２は、該チューブの軸方向
において相互に堆積される。該ペレットは、１１mmの高
さと、８．０mmの直径とを有している。燃料棒の各端部
に最も近く配置されるこれ等のペレットを除き、該ペレ
ットは、天然ウランの酸化物から成り、最も上側のスペ
ーサの直ぐ下に配置されるこれ等のペレットを除き、該
ペレットは、通常、Ｕ２３５に関して富化される二酸化
ウランから成っている。最も下のペレットは、棒の下端
に溶接される端部プラグ４３上に不動に休止し、最も上
のペレットは、チューブの上端に溶接される端部プラグ
４５に対して緊張されるコイルばね４４によって下方へ
押圧される。該ペレットは、ペレットの外被面とクラッ
ディングチューブの内側壁との間に遊び４６が生じる様
に研削される。該燃料棒は、圧力下のヘリウムを充填さ
れる。図示の実施例では、中心の棒２６は、支持燃料棒
およびスペーサホルダー棒を構成する代りに、水充填支
持棒および／またはスペーサホルダー棒として設計され
てもよい。また時には、各サブ束の他の棒は、燃料棒と
しての代りに水充填棒として形成されてもよい。
【０００９】図６に概略で示す燃料集合体は、例示の場
合に６個のスペーサ１３ａ−ｆを有している。本発明に
よると、燃料棒１０の少くとも主な部分の各々の１本、
好ましくは総ての燃料棒の各々の１本は、燃料棒の活性
長さの最も上側の１／３においてスペーサ１３ａ、１３
ｂの直ぐ下に配置されるこれ等の部分１０ａ、１０ｂに
おいて燃料棒の活性長さの残りの部分におけるよりも著
しく低いパワーを発生する様に構成される。例示の場合
では、部分１０ａ、１０ｂは、６cmの長さを有し、約４
ＫＷ／ｍのパワーを発生する様に構成される。燃料棒の
活性長さの残りの部分によって発生されるパワーは、平
均で約２０ＫＷ／ｍになる。一方、燃料棒のペレット４
２（図４）は、例示される場合の部分１０ａ、１０ｂを
除いて、燃料における最初の重量のウランの３．５％Ｕ
２３５の中間の富化を伴う二酸化ウランから成り、部分
１０ａ、１０ｂの核燃料材料は、０．３５％Ｕ２３５の
富化を伴う二酸化ウランから成っている。部分１０ａ、
１０ｂにおいて核分裂物質および可燃性吸収材の混合物
を使用する代りに、低い中性子吸収を有する材料、例え
ばジルカロイを使用することが可能である。しかしなが
ら、上述の種類の混合物を使用することは、有利であ
り、これにより、可燃性吸収材の内容物は、好ましくは
炉心の中間の部分的な再充填を伴う第１サイクル後に消
費される様に構成される。次に該核分裂物質は、上述の
第１サイクル後にドライアウトの危険がないため、燃料
集合体が炉心から除去されるまでの残りの運転期間中に
完全に利用されてもよい。特定の条件の下で、部分１０
ａ、１０ｂにおけるのと同様な種類の物質をスペーサ１
３ｃの下の部分１０ｃにも配置することは、有利であり
得る。部分１０ｃは、燃料棒の活性長さの上側半分中に
配置される。
合に６個のスペーサ１３ａ−ｆを有している。本発明に
よると、燃料棒１０の少くとも主な部分の各々の１本、
好ましくは総ての燃料棒の各々の１本は、燃料棒の活性
長さの最も上側の１／３においてスペーサ１３ａ、１３
ｂの直ぐ下に配置されるこれ等の部分１０ａ、１０ｂに
おいて燃料棒の活性長さの残りの部分におけるよりも著
しく低いパワーを発生する様に構成される。例示の場合
では、部分１０ａ、１０ｂは、６cmの長さを有し、約４
ＫＷ／ｍのパワーを発生する様に構成される。燃料棒の
活性長さの残りの部分によって発生されるパワーは、平
均で約２０ＫＷ／ｍになる。一方、燃料棒のペレット４
２（図４）は、例示される場合の部分１０ａ、１０ｂを
除いて、燃料における最初の重量のウランの３．５％Ｕ
２３５の中間の富化を伴う二酸化ウランから成り、部分
１０ａ、１０ｂの核燃料材料は、０．３５％Ｕ２３５の
富化を伴う二酸化ウランから成っている。部分１０ａ、
１０ｂにおいて核分裂物質および可燃性吸収材の混合物
を使用する代りに、低い中性子吸収を有する材料、例え
ばジルカロイを使用することが可能である。しかしなが
ら、上述の種類の混合物を使用することは、有利であ
り、これにより、可燃性吸収材の内容物は、好ましくは
炉心の中間の部分的な再充填を伴う第１サイクル後に消
費される様に構成される。次に該核分裂物質は、上述の
第１サイクル後にドライアウトの危険がないため、燃料
集合体が炉心から除去されるまでの残りの運転期間中に
完全に利用されてもよい。特定の条件の下で、部分１０
ａ、１０ｂにおけるのと同様な種類の物質をスペーサ１
３ｃの下の部分１０ｃにも配置することは、有利であり
得る。部分１０ｃは、燃料棒の活性長さの上側半分中に
配置される。
【００１０】部分１０ａ、１０ｂおよび部分１０ａ、１
０ｂ、１０ｃの夫々がパワーを発生しないかまたは非常
に低いパワーを発生する様に構成されれば、これ等の部
分の外側の核燃料物質の残余よりも幾分低いパワーを発
生する様にこれ等の部分の直ぐ外側の核燃料物質を両側
に配置することは、好適であり得る。この様にして、パ
ワーなしまたは低いパワーを有する核燃料物質から著し
く高いパワーを有する核燃料物質へ変化する際にパワー
のピークが発生しないことを保証可能である。
０ｂ、１０ｃの夫々がパワーを発生しないかまたは非常
に低いパワーを発生する様に構成されれば、これ等の部
分の外側の核燃料物質の残余よりも幾分低いパワーを発
生する様にこれ等の部分の直ぐ外側の核燃料物質を両側
に配置することは、好適であり得る。この様にして、パ
ワーなしまたは低いパワーを有する核燃料物質から著し
く高いパワーを有する核燃料物質へ変化する際にパワー
のピークが発生しないことを保証可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による４つの燃料集合体から成る複合燃
料集合体の一実施例の図２の線Ｉ−Ｉに沿う垂直断面
図。
料集合体の一実施例の図２の線Ｉ−Ｉに沿う垂直断面
図。
【図２】図１の線II−IIに沿う平面図。
【図３】図１の線III −III に沿う水平断面図。
【図４】燃料棒の垂直断面図。
【図５】同一の燃料棒の拡大した水平断面図。
【図６】燃料集合体における総てのスペーサを有するが
解り易くするために１本のみの燃料棒を有する全体の燃
料集合体の垂直ケーシング部分のみの略図。
解り易くするために１本のみの燃料棒を有する全体の燃
料集合体の垂直ケーシング部分のみの略図。
３ 入口開口部 ６ 垂直管状部分 １０ 燃料棒 １０ａ 燃料棒の部分 １０ｂ 燃料棒の部分 １０ｃ 燃料棒の部分 １１ 底タイプレート １２ 上タイプレート １３ スペーサ １３ａ スペーサ １３ｂ スペーサ １３ｃ スペーサ ４１ クラッディングチューブ ４２ 円筒形ペレット
Claims (5)
- 【請求項１】 包囲する垂直なケーシング部分（６）内
で底タイプレート（１１）と上タイプレート（１２）と
の間に配置され、該底タイプレートおよび該上タイプレ
ートと共に横方向において離れた関係に燃料棒を保持し
垂直方向において離れた関係に配置される幾つかのスペ
ーサ（１３）を貫通して延びる複数の垂直な燃料棒（１
０）を含み，該各燃料棒が、核燃料物質（４２）を収容
するクラッディングチューブ（４１）を有し，燃料集合
体が、前記底タイプレートを通り前記垂直なケーシング
部分内の該燃料棒の間の空間を通り前記上タイプレート
を通って出る様に水を導くための水用入口（３）を形成
される沸騰水型原子炉用燃料集合体において，前記燃料
棒の少くとも主な部分において、該各燃料棒が、該燃料
棒の活性長さの少くとも最も上側の１／３における前記
スペーサ（１３ａ，１３ｂ，１３ｃ）の直ぐ下に配置さ
れる該燃料棒のこれ等の部分（１０ａ，１０ｂ，１０
ｃ）において該燃料棒の活性長さの残部におけるよりも
著しく低いパワーを発生する様に構成されることを特徴
とする燃料集合体。 - 【請求項２】 請求項１に記載の燃料集合体において，
低いパワーを発生する様に構成される燃料棒（１０）の
部分（１０ａ，１０ｂ，１０ｃ）が、２cmから１０cmま
での長さを有することを特徴とする燃料集合体。 - 【請求項３】 請求項１または請求項２に記載の燃料集
合体において，低いパワーを発生する様に構成される燃
料棒（１０）の部分（１０ａ，１０ｂ，１０ｃ）が、該
燃料棒の活性長さの残部において平均で発生する様に該
燃料棒の構成されるパワーの多くて１／３であるパワー
を発生する様に構成されることを特徴とする燃料集合
体。 - 【請求項４】 請求項１から請求項３のいづれか１つの
項に記載の燃料集合体において，低いパワーを発生する
様に構成される燃料棒（１０）の部分（１０ａ，１０
ｂ，１０ｃ）が前記クラッディングチューブ（４１）の
対応する部分によって包囲され可燃吸収材を含む核燃料
物質を包含する様に構成されることを特徴とする燃料集
合体。 - 【請求項５】 請求項１から請求項３のいづれか１つの
項に記載の燃料集合体において，低いパワーを発生する
様に構成される燃料棒（１０）の部分（１０ａ，１０
ｂ，１０ｃ）が、前記クラッディングチューブ（４１）
の対応する部分によって包囲され低い中性子吸収を有す
る非核分裂性物質を含む様に構成されることを特徴とす
る燃料集合体。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| SE9200997-6 | 1992-03-31 | ||
| SE9200997A SE470076B (sv) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | Bränslepatron för en kärnreaktor av kokarvattentyp |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618689A true JPH0618689A (ja) | 1994-01-28 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| JP (1) | JPH0618689A (ja) |
| DE (1) | DE4310362A1 (ja) |
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| SE (1) | SE470076B (ja) |
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