JPH061861Y2 - 定速走行制御装置 - Google Patents
定速走行制御装置Info
- Publication number
- JPH061861Y2 JPH061861Y2 JP1987183025U JP18302587U JPH061861Y2 JP H061861 Y2 JPH061861 Y2 JP H061861Y2 JP 1987183025 U JP1987183025 U JP 1987183025U JP 18302587 U JP18302587 U JP 18302587U JP H061861 Y2 JPH061861 Y2 JP H061861Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- constant speed
- control device
- output
- actuator
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 定速制御用コンピュータの動作電源を不要時は自動的に
オフにして、スロットル開度を調整するアクチュエータ
を動作できない状態に保つ。
オフにして、スロットル開度を調整するアクチュエータ
を動作できない状態に保つ。
本考案は定速制御用コンピュータの動作電源を手動のメ
インSW(スイッチ)でオン、オフする定速走行制御装
置の改良に関する。
インSW(スイッチ)でオン、オフする定速走行制御装
置の改良に関する。
負圧駆動型のアクチュエータでスロットル開度を調整す
る定速走行制御装置は、例えば第4図のように構成され
る。同図においてECUは定速走行制御用コンピュー
タ、CPUはその中心となるマイクロコンピュータ、A
CTは負圧駆動型のアクチュエータ、VPはバキューム
ポンプである。アクチュエータACTはコントロールバ
ルブCVとリリースバルブRVを有し、リリースバルブ
RVを開状態にすると大気が導入され、ダイヤフラムが
スロットルバルブを引く力を失う。従って、定速走行中
はリリースバルブRVを閉状態にする。そして、コント
ロールバルブCVで大気と負圧を交互に導入して内部の
圧力を調整する。CPUによるデューティ制御は、所定
周期内の負圧導入時間の比率を変化させる状態で行われ
る。従って、デューティ→アクチュエータ内部圧力→ス
ロットル開度の関係が成り立つ。
る定速走行制御装置は、例えば第4図のように構成され
る。同図においてECUは定速走行制御用コンピュー
タ、CPUはその中心となるマイクロコンピュータ、A
CTは負圧駆動型のアクチュエータ、VPはバキューム
ポンプである。アクチュエータACTはコントロールバ
ルブCVとリリースバルブRVを有し、リリースバルブ
RVを開状態にすると大気が導入され、ダイヤフラムが
スロットルバルブを引く力を失う。従って、定速走行中
はリリースバルブRVを閉状態にする。そして、コント
ロールバルブCVで大気と負圧を交互に導入して内部の
圧力を調整する。CPUによるデューティ制御は、所定
周期内の負圧導入時間の比率を変化させる状態で行われ
る。従って、デューティ→アクチュエータ内部圧力→ス
ロットル開度の関係が成り立つ。
アクチュエータACTに供給される負圧は、インテーク
マニホールドから得られる負圧を主とし、バキュームポ
ンプVPにより発生されるものを補助としている。バキ
ュームポンプVPをオンにする条件は、バキュームス
イッチVSWがオンし、且つ走行車速が記憶車速より
一定値(例えば3km/h)以上低下したこと、とするのが
その一例である。
マニホールドから得られる負圧を主とし、バキュームポ
ンプVPにより発生されるものを補助としている。バキ
ュームポンプVPをオンにする条件は、バキュームス
イッチVSWがオンし、且つ走行車速が記憶車速より
一定値(例えば3km/h)以上低下したこと、とするのが
その一例である。
定速走行制御には各種のモードがあり、基本はセットモ
ードである。これは通常の走行時(キャンセルモード)
にセットSWを押すと開始され、その時点の車速を記憶
して以後の走行車速を一定に保つ。デューティ制御型で
は記憶車速と実際の走行車速の差をコントロールバルブ
駆動信号のデューティに反映させる。
ードである。これは通常の走行時(キャンセルモード)
にセットSWを押すと開始され、その時点の車速を記憶
して以後の走行車速を一定に保つ。デューティ制御型で
は記憶車速と実際の走行車速の差をコントロールバルブ
駆動信号のデューティに反映させる。
キャンセルモードでリジュームSWを押すと前回のセッ
トモードで記憶している車速を目標値とした定速走行が
開始される。これがリジュームモードである。
トモードで記憶している車速を目標値とした定速走行が
開始される。これがリジュームモードである。
この他にセットモードでセットSWを押して目標車速を
下げるコーストモードや、セットモードでリジュームS
Wを押して目標車速を上げるアクセルモードもある。
下げるコーストモードや、セットモードでリジュームS
Wを押して目標車速を上げるアクセルモードもある。
上述した定速走行制御装置にはコンピュータECUの動
作電源をオン、オフするメインSW(図示せず)がフェ
イルセーフのために設けられており、該SWをオンにし
ない限りアクチュエータACTを動作させる出力は生じ
ない。
作電源をオン、オフするメインSW(図示せず)がフェ
イルセーフのために設けられており、該SWをオンにし
ない限りアクチュエータACTを動作させる出力は生じ
ない。
ところが、キャンセルモードになってもメインSWをオ
フにしないまま走行していると、誤ってセットSWに触
れればセットモードになり、運転者の意に反して定速走
行制御が開始される。また、誤ってリジュームSWに触
れるとキャンセルモードになる前の記憶車速で定速走行
が再開されるので、直前の走行車速から大きく車速変化
してしまうことがあり、運転者に不安感を与える。この
ことは以前の記憶車速を忘れてリジュームSWを押した
場合も同様である。さらに、アクチュエータACTのバ
ルブやコイル等が故障していてスロットルケーブルを引
くことがあると、急加速の原因となる。
フにしないまま走行していると、誤ってセットSWに触
れればセットモードになり、運転者の意に反して定速走
行制御が開始される。また、誤ってリジュームSWに触
れるとキャンセルモードになる前の記憶車速で定速走行
が再開されるので、直前の走行車速から大きく車速変化
してしまうことがあり、運転者に不安感を与える。この
ことは以前の記憶車速を忘れてリジュームSWを押した
場合も同様である。さらに、アクチュエータACTのバ
ルブやコイル等が故障していてスロットルケーブルを引
くことがあると、急加速の原因となる。
本考案は定速制御用コンピュータの動作電源を不要時は
自動的にオフにしておくことで、上述した問題点が生じ
ないようにするものである。
自動的にオフにしておくことで、上述した問題点が生じ
ないようにするものである。
第1図は本考案の基本構成図で、10は定速制御コンピ
ュータ、11はメインSW、12は第4図のECU、1
3はECU12の出力のうちアクチュエータ(ACT)
20を制御する出力を監視して一定時間オフ(非制御状
態、アクチュエータを不動作にする出力)になったこと
を検出する手段、14はその検出出力を受けてメインS
W11をオフにする手段である。
ュータ、11はメインSW、12は第4図のECU、1
3はECU12の出力のうちアクチュエータ(ACT)
20を制御する出力を監視して一定時間オフ(非制御状
態、アクチュエータを不動作にする出力)になったこと
を検出する手段、14はその検出出力を受けてメインS
W11をオフにする手段である。
検出手段13はECU12の出力のうち、例えばリリー
スバルブRV(第4図)の制御信号(定速制御中はオ
ン、非制御中はオフ)を監視し、そのオフが一定時間
(例えば5分)続いたら検出出力を出す。この一定時間
の設定は、リジュームモードへの移行を一時的に許容す
るためである。
スバルブRV(第4図)の制御信号(定速制御中はオ
ン、非制御中はオフ)を監視し、そのオフが一定時間
(例えば5分)続いたら検出出力を出す。この一定時間
の設定は、リジュームモードへの移行を一時的に許容す
るためである。
このようにして検出手段13がECU12の非制御状態
を検出したら、メインSWオフ手段14はメインSW1
1を自動的にオフにする。従って、この後セットSWや
リジュームSWに触れてもECU12は動作することは
ないので、意図しない定速走行制御が開始されることは
ない。またACT20が故障していてもECU12が何
も出力を生じないので、スロットルケーブルを引くこと
もない。
を検出したら、メインSWオフ手段14はメインSW1
1を自動的にオフにする。従って、この後セットSWや
リジュームSWに触れてもECU12は動作することは
ないので、意図しない定速走行制御が開始されることは
ない。またACT20が故障していてもECU12が何
も出力を生じないので、スロットルケーブルを引くこと
もない。
第2図は本考案の実施例を示す回路図で、一定時間出力
オフ検出手段13とメインSWオフ手段14はCPUの
プログラムで実現している。メインSW11は手動のオ
ン用SW15とオフ用SW16を備え、オン用SW15
を一時的に押すと抵抗Rを通してトランジスタTrのベ
ースに電流が流れ、該トランジスタはオンになる。この
トランジスタTrがオンになるとリレーRLがオンにな
り、そのメーク接点rを通して該リレーは自己保持す
る。ECU12への電源+BはSW15の手前から接点
rを通して供給されるので、これでECU12は動作可
能になる。
オフ検出手段13とメインSWオフ手段14はCPUの
プログラムで実現している。メインSW11は手動のオ
ン用SW15とオフ用SW16を備え、オン用SW15
を一時的に押すと抵抗Rを通してトランジスタTrのベ
ースに電流が流れ、該トランジスタはオンになる。この
トランジスタTrがオンになるとリレーRLがオンにな
り、そのメーク接点rを通して該リレーは自己保持す
る。ECU12への電源+BはSW15の手前から接点
rを通して供給されるので、これでECU12は動作可
能になる。
このメインSWをオフにするには、オフ用SW16を
一時的にオンにしてトランジスタTrのベース・エミッ
タ間の電位差をなくすか、IG SWをオフにしてバ
ッテリからの電流を断つ方法があるが、本考案では、
メインSWオフ手段13の出力をL(ロー)からH(ハ
イ)レベルにすることでトランジスタTrのベース・エ
ミッタ間の電位差をなくす方法を追加する。
一時的にオンにしてトランジスタTrのベース・エミッ
タ間の電位差をなくすか、IG SWをオフにしてバ
ッテリからの電流を断つ方法があるが、本考案では、
メインSWオフ手段13の出力をL(ロー)からH(ハ
イ)レベルにすることでトランジスタTrのベース・エ
ミッタ間の電位差をなくす方法を追加する。
第3図は一定時間出力オフ検出手段13とメインSWオ
フ手段14をCPUのソフトウエアで実現したフローチ
ャートである。ステップS1はオン用SW15をオンし
たときトランジスタTrがオンできるように出力をLに
しておくことを示したものである(この処理で自動的に
メインSWをオンにするものではない)。次いでステッ
プS2でオフカウンタOFFCNTに一定時間(5分)をセッ
トする。その後ステップS3でリリースバルブRVのオ
ン(制御中)を制御信号の段階でチェックする。オンで
あればステップS4でその都度OFFCNTに5分をセットし
直す。
フ手段14をCPUのソフトウエアで実現したフローチ
ャートである。ステップS1はオン用SW15をオンし
たときトランジスタTrがオンできるように出力をLに
しておくことを示したものである(この処理で自動的に
メインSWをオンにするものではない)。次いでステッ
プS2でオフカウンタOFFCNTに一定時間(5分)をセッ
トする。その後ステップS3でリリースバルブRVのオ
ン(制御中)を制御信号の段階でチェックする。オンで
あればステップS4でその都度OFFCNTに5分をセットし
直す。
これに対し、RVがオフしたらステップS5でセットS
Wの状態を見る。オンであればキャンセルモードでセッ
トSWをオンしたことになるのでステップS4へ移る。
オフであればステップS6でセットモードか否かを判定
する。セットモードであればステツプS4へ移るが、セ
ットモードでない(キャンセルモードである)ときはス
テップS7でOFFCNTをデクリメント(DEC)する。以
上の動作を繰り返し、OFFCNT=0となったら(ステップS
8)、ステップS9で出力をHにしてメインSWを自動
的にオフにする。
Wの状態を見る。オンであればキャンセルモードでセッ
トSWをオンしたことになるのでステップS4へ移る。
オフであればステップS6でセットモードか否かを判定
する。セットモードであればステツプS4へ移るが、セ
ットモードでない(キャンセルモードである)ときはス
テップS7でOFFCNTをデクリメント(DEC)する。以
上の動作を繰り返し、OFFCNT=0となったら(ステップS
8)、ステップS9で出力をHにしてメインSWを自動
的にオフにする。
以上述べたように本考案によれば、定速走行制御用コン
ピュータに不必要に動作電源を与えないようにしたの
で、メインSWをオフにするのを忘れたまま走行中に誤
ってセットSWやリジュームSWに触れても運転者の意
に反して動作することがない。またアクチュエータの故
障でスロットルケーブルを引くことも防止できる。
ピュータに不必要に動作電源を与えないようにしたの
で、メインSWをオフにするのを忘れたまま走行中に誤
ってセットSWやリジュームSWに触れても運転者の意
に反して動作することがない。またアクチュエータの故
障でスロットルケーブルを引くことも防止できる。
第1図は本考案の基本構成図、 第2図は本考案の実施例の回路図、 第3図は本考案の要部フローチャート、 第4図は定速走行制御装置のシステム構成図である。
Claims (1)
- 【請求項1】スロットル開度を調整するアクチュエータ
を定速走行制御用コンピュータの出力で制御する定速走
行制御装置において、該コンピュータから一定時間継続
して前記アクチュエータを不動作にする出力が出された
ときは、該コンピュータに動作電源を与えるメインスイ
ッチを自動的にオフにする手段を設けたことを特徴とす
る定速走行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987183025U JPH061861Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 定速走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987183025U JPH061861Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 定速走行制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0187038U JPH0187038U (ja) | 1989-06-08 |
JPH061861Y2 true JPH061861Y2 (ja) | 1994-01-19 |
Family
ID=31474459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987183025U Expired - Lifetime JPH061861Y2 (ja) | 1987-12-01 | 1987-12-01 | 定速走行制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061861Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5647374A (en) * | 1979-09-21 | 1981-04-30 | Nobumi Nishikawa | Shock absorber for saddle of bicycle |
JPH0773984B2 (ja) * | 1987-04-16 | 1995-08-09 | 本田技研工業株式会社 | 車輌用定速走行装置の制御回路 |
JPH0173036U (ja) * | 1987-10-30 | 1989-05-17 |
-
1987
- 1987-12-01 JP JP1987183025U patent/JPH061861Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0187038U (ja) | 1989-06-08 |
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