JPH0618572B2 - 耳鼻科用レントゲン撮影装置 - Google Patents
耳鼻科用レントゲン撮影装置Info
- Publication number
- JPH0618572B2 JPH0618572B2 JP60096712A JP9671285A JPH0618572B2 JP H0618572 B2 JPH0618572 B2 JP H0618572B2 JP 60096712 A JP60096712 A JP 60096712A JP 9671285 A JP9671285 A JP 9671285A JP H0618572 B2 JPH0618572 B2 JP H0618572B2
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- JP
- Japan
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- ray
- head
- film
- rod
- horizontal
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 15
- 210000003128 head Anatomy 0.000 description 12
- 238000002601 radiography Methods 0.000 description 5
- 210000000613 ear canal Anatomy 0.000 description 4
- 230000036544 posture Effects 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 210000000959 ear middle Anatomy 0.000 description 1
- 210000004086 maxillary sinus Anatomy 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 210000001331 nose Anatomy 0.000 description 1
- 210000004872 soft tissue Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、耳道、鼻道等を撮影する耳鼻科用レントゲン撮
影装置に関する。
影装置に関する。
従来の技術及びその問題点 従来、耳道及び鼻道をフランクフルト平面に沿つて連続
撮影するパノラマ撮影や頭部の所要箇所例えば耳道、鼓
室、鼻道、鼻部軟部組織などを種々の角度から撮影する
単純撮影を行うレントゲン撮影装置は公知である。
撮影するパノラマ撮影や頭部の所要箇所例えば耳道、鼓
室、鼻道、鼻部軟部組織などを種々の角度から撮影する
単純撮影を行うレントゲン撮影装置は公知である。
ところが従来公知の耳鼻科用レントゲン撮影装置は人体
を水平に載置する載置台と、この載置台の上方で移動可
能なＸ線照射部とで構成され、Ｘ線フイルムを収納した
フイルムカセツトを前記載置台の上面或いは載置台内に
装備し、このフイルムカセツトの上方位置に例えば頭部
を位置してＸ線照射部からＸ線を照射して患部をフイル
ムに写し出す構成であり、特に単純撮影を行う場合に患
者に対し載置台上で様々複雑な姿勢をとらせねばならず
患者に苦痛を与えているという欠陥があつた。
を水平に載置する載置台と、この載置台の上方で移動可
能なＸ線照射部とで構成され、Ｘ線フイルムを収納した
フイルムカセツトを前記載置台の上面或いは載置台内に
装備し、このフイルムカセツトの上方位置に例えば頭部
を位置してＸ線照射部からＸ線を照射して患部をフイル
ムに写し出す構成であり、特に単純撮影を行う場合に患
者に対し載置台上で様々複雑な姿勢をとらせねばならず
患者に苦痛を与えているという欠陥があつた。
発明の目的及び実施例とその作用 そこで本願は、患者が椅子に座つた状態でパノラマ撮影
及び単純撮影が容易に行い得るようにして上記した従来
のものの欠陥を解消した耳鼻科用レントゲン撮影装置を
提供するものである。
及び単純撮影が容易に行い得るようにして上記した従来
のものの欠陥を解消した耳鼻科用レントゲン撮影装置を
提供するものである。
以下図面とともに本願の実施例を詳述する。
(1)は基台(2)の後端部に立設された角状の支柱で、該支
柱(1)は前記基台(2)に固設された下部支柱(1)aの上部に
昇降調整可能に上部支柱(1)bを備えて成り、この上部支
柱(1)bの上面に回転駆動部(3)を内蔵した頭部(4)が前方
に張出すように設けてあり、この頭部(4)の張出し部分
の下面に前記駆動部(3)により回転する水平可動アーム
(5)が装備されている。この水平可動アーム(5)の一端部
にはパノラマ撮影状態と単純撮影状態とに夫々設定可能
でかつ前面にＸ線投射範囲を調整する絞り具(6)を備え
たＸ線投射部(7)が水平回動部(8)及び垂直回動部(9)を
介して垂設され、かつ水平可動アーム(5)の他端部には
パノラマ撮影用フイルムを回転可能に装備したフイルム
収納部(10)が前記Ｘ線投射部(7)に対向して垂設されて
いる。
柱(1)は前記基台(2)に固設された下部支柱(1)aの上部に
昇降調整可能に上部支柱(1)bを備えて成り、この上部支
柱(1)bの上面に回転駆動部(3)を内蔵した頭部(4)が前方
に張出すように設けてあり、この頭部(4)の張出し部分
の下面に前記駆動部(3)により回転する水平可動アーム
(5)が装備されている。この水平可動アーム(5)の一端部
にはパノラマ撮影状態と単純撮影状態とに夫々設定可能
でかつ前面にＸ線投射範囲を調整する絞り具(6)を備え
たＸ線投射部(7)が水平回動部(8)及び垂直回動部(9)を
介して垂設され、かつ水平可動アーム(5)の他端部には
パノラマ撮影用フイルムを回転可能に装備したフイルム
収納部(10)が前記Ｘ線投射部(7)に対向して垂設されて
いる。
また前記上部支柱(1)bの上部背面から側方に伸長された
支持杆(11)の先端部には、垂直片の上端に水平片を有し
たＬ字状の取付杆(12)の垂直片下端部を回動調整部ａを
介して垂直回動可能に取付けると共にこの取付け杆(12)
の水平片先端部には単純撮影用フイルムカセツト(13)を
把手(13)′を介して側方から着脱可能に保持したカセツ
トホルダ(14)が回動調整部ｂを介して水平回動可能に取
付けられている。さらに前記回動調整部ａの下端には、
カセツトホルダ(14)を備えた取付杆(12)のバランス用錘
(15)が装備されている。前記上部支柱(1)bの前面中央に
は先端部に顎受(16)及び側頭部保持片(17)等の頭部固定
機構(18)と握持杆(19)を夫々配設した支持台(20)が突設
されてあり、この支持台(20)の前面の前記顎受(16)に固
定された患者の頭部の目の高さに相当する位置に反射ミ
ラー(21)が取付けられている。(22)は前記基台(2)の前
部上面に前後動可能に装備されたパノラマ撮影用の椅
子、(23)は単純撮影用の椅子である。
支持杆(11)の先端部には、垂直片の上端に水平片を有し
たＬ字状の取付杆(12)の垂直片下端部を回動調整部ａを
介して垂直回動可能に取付けると共にこの取付け杆(12)
の水平片先端部には単純撮影用フイルムカセツト(13)を
把手(13)′を介して側方から着脱可能に保持したカセツ
トホルダ(14)が回動調整部ｂを介して水平回動可能に取
付けられている。さらに前記回動調整部ａの下端には、
カセツトホルダ(14)を備えた取付杆(12)のバランス用錘
(15)が装備されている。前記上部支柱(1)bの前面中央に
は先端部に顎受(16)及び側頭部保持片(17)等の頭部固定
機構(18)と握持杆(19)を夫々配設した支持台(20)が突設
されてあり、この支持台(20)の前面の前記顎受(16)に固
定された患者の頭部の目の高さに相当する位置に反射ミ
ラー(21)が取付けられている。(22)は前記基台(2)の前
部上面に前後動可能に装備されたパノラマ撮影用の椅
子、(23)は単純撮影用の椅子である。
しかしてパノラマ撮影を行う場合には、椅子(22)に腰掛
けた患者の頭部を顎を顎受(16)に載せるなどして頭部固
定機構(18)により支柱(1)に対し固定すると共に水平回
動部(8)及び垂直回動部(9)を回動調整するなどしてＸ線
投射部(7)とフイルム収納部(10)とを対向させてパノラ
マ撮影状態に設定し、この状態で回転駆動部(3)を駆動
して水平可動アーム(5)を回転すると共にフイルム収納
部(10)のパノラマ撮影用フイルムをも回転する。すると
それらの回転によりフランクフルト平面に沿つた耳道及
び鼻道等の断層写真がＸ線フイルム上に連続記録され
る。また単純撮影を行う場合には、Ｘ線投射部(7)をフ
イルムホルダ(14)側に位置するように水平回動アーム
(5)を回動すると共に、Ｘ線投射部(7)の向きを調整して
第３図仮想線で示すように単純撮影状態に設定しかつカ
セツトホルダ(14)の内部にフイルムカセツト(13)を装填
しさらに水平回動部(8)、垂直回動部(9)の操作により投
射部(7)の向き回動調整部ａ，ｂの操作により、カセツ
トホルダ(14)の向きを夫々椅子に着席した患者の姿勢に
合わせて調整することにより撮影しようとする部位の撮
影態様に最も適した状態に設定し、この状態でレントゲ
ン撮影が行なわれ、これによつて例えば上顎洞鼻中隔な
どを明瞭に観察できる頭部軸方向の撮影及び内耳道など
を明瞭に観察できる錐体部側面の撮影などが実行され
る。
けた患者の頭部を顎を顎受(16)に載せるなどして頭部固
定機構(18)により支柱(1)に対し固定すると共に水平回
動部(8)及び垂直回動部(9)を回動調整するなどしてＸ線
投射部(7)とフイルム収納部(10)とを対向させてパノラ
マ撮影状態に設定し、この状態で回転駆動部(3)を駆動
して水平可動アーム(5)を回転すると共にフイルム収納
部(10)のパノラマ撮影用フイルムをも回転する。すると
それらの回転によりフランクフルト平面に沿つた耳道及
び鼻道等の断層写真がＸ線フイルム上に連続記録され
る。また単純撮影を行う場合には、Ｘ線投射部(7)をフ
イルムホルダ(14)側に位置するように水平回動アーム
(5)を回動すると共に、Ｘ線投射部(7)の向きを調整して
第３図仮想線で示すように単純撮影状態に設定しかつカ
セツトホルダ(14)の内部にフイルムカセツト(13)を装填
しさらに水平回動部(8)、垂直回動部(9)の操作により投
射部(7)の向き回動調整部ａ，ｂの操作により、カセツ
トホルダ(14)の向きを夫々椅子に着席した患者の姿勢に
合わせて調整することにより撮影しようとする部位の撮
影態様に最も適した状態に設定し、この状態でレントゲ
ン撮影が行なわれ、これによつて例えば上顎洞鼻中隔な
どを明瞭に観察できる頭部軸方向の撮影及び内耳道など
を明瞭に観察できる錐体部側面の撮影などが実行され
る。
発明の効果 以上のように本願によれば、患者が椅子に座つた状態で
パノラマ撮影及び単純撮影を行うことができ、特に単純
撮影用Ｘ線フイルムのホルダを、支持杆に対し、垂直回
転並びに水平回転可能に備えて成るので、従来のように
患者に複雑な姿勢をとらせて苦痛を与える惧れはなく、
かつ種々の頭部撮影法に適すると共に撮影操作も容易で
あるなどの利点を有す。
パノラマ撮影及び単純撮影を行うことができ、特に単純
撮影用Ｘ線フイルムのホルダを、支持杆に対し、垂直回
転並びに水平回転可能に備えて成るので、従来のように
患者に複雑な姿勢をとらせて苦痛を与える惧れはなく、
かつ種々の頭部撮影法に適すると共に撮影操作も容易で
あるなどの利点を有す。
図面は本願の実施例を示し、第１図は側面図、第２図は
一部を省略した正面図、第３図は平面図である。 図中(1)は支柱、(3)は駆動部、(4)は頭部、(5)は水平可
動アーム、(7)はＸ線投射部、(10)はフイルム収納部、
(11)は支持杆、(12)は取付杆、(14)はホルダである。
一部を省略した正面図、第３図は平面図である。 図中(1)は支柱、(3)は駆動部、(4)は頭部、(5)は水平可
動アーム、(7)はＸ線投射部、(10)はフイルム収納部、
(11)は支持杆、(12)は取付杆、(14)はホルダである。
Claims (2)
- 【請求項１】支柱上部に駆動部を内蔵した頭部を前方に
突出状に設けると共に、この頭部下面に前記駆動部によ
り回転される水平可動アームを装備し、このアームの一
端にパノラマ撮影状態と単純撮影状態とに夫々設定可能
なＸ線投射部を、その他端にパノラマ用Ｘ線フイルムを
回転可能に収納したフイルム収納部とを夫々装備し、さ
らに前記支柱にその側方に伸長された支柱杆の先端部に
垂直回転並びに水平回転可能に前記Ｘ線投射部と対向す
る単純撮影用Ｘ線フイルムのホルダを備えたことを特徴
とする耳鼻科用レントゲン撮影装置。 - 【請求項２】支持杆の先端部に、垂直片の上端に水平片
を有したＬ字状の取付杆の前記垂直片下端を垂直回転可
能に取付けると共に、取付杆の水平片先端部にカセット
ホルダを水平回転可能に取付けて成る特許請求の範囲第
１項記載の耳鼻科用レントゲン撮影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60096712A JPH0618572B2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 耳鼻科用レントゲン撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60096712A JPH0618572B2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 耳鼻科用レントゲン撮影装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61255640A JPS61255640A (ja) | 1986-11-13 |
| JPH0618572B2 true JPH0618572B2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=14172357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60096712A Expired - Lifetime JPH0618572B2 (ja) | 1985-05-09 | 1985-05-09 | 耳鼻科用レントゲン撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618572B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5434552U (ja) * | 1977-08-10 | 1979-03-07 | ||
| JPS6214524Y2 (ja) * | 1980-09-12 | 1987-04-14 |
-
1985
- 1985-05-09 JP JP60096712A patent/JPH0618572B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61255640A (ja) | 1986-11-13 |
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