JPH06185614A - 振動減衰式コントロールフィンガ付き変速機 - Google Patents

振動減衰式コントロールフィンガ付き変速機

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JPH06185614A
JPH06185614A JP33641792A JP33641792A JPH06185614A JP H06185614 A JPH06185614 A JP H06185614A JP 33641792 A JP33641792 A JP 33641792A JP 33641792 A JP33641792 A JP 33641792A JP H06185614 A JPH06185614 A JP H06185614A
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JP
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shift
control finger
vibration
lug
finger
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JP33641792A
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Nobuyasu Negi
伸宜 根木
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/02Selector apparatus
    • F16H59/0208Selector apparatus with means for suppression of vibrations or reduction of noise
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/02Final output mechanisms therefor; Actuating means for the final output mechanisms
    • F16H63/30Constructional features of the final output mechanisms
    • F16H2063/3083Shift finger arrangements, e.g. shape or attachment of shift fingers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、振動減衰式コントロールフィンガ
付き変速機に関し、特に複雑な構成要素を用いること無
く、然も、シフトフィーリングに悪影響を与えることな
く、変速機の振動の車室内側への伝達を抑制できるよう
にすることを目的とする。 【構成】 スリーブ2と、シフトレール3と、シフトフ
ォーク4と、シフトラグ5と、シフト操作レバー6とリ
ンク機構7を介して結合されたレバー部材8と、コント
ロールフィンガ9とをそなえ、コントロールフィンガ9
が、シフトレール3の軸方向振動をシフトラグ5との係
合部で吸収しうる弾性構造に形成されるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等に設けられる
変速機に関し、特に変速機に生じる振動の操作レバー側
への伝播を抑制する機能を有する、振動減衰式コントロ
ールフィンガ付き変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の変速機(マニュアルトラン
スミッション)を示したもので、この変速機は、変速ギ
ヤ1の外周に備えられたスリーブ2と、スリーブ2の移
動方向に向けて配設されたシフトレール3と、スリーブ
2を駆動すべくシフトレール3に装着されたシフトフォ
ーク4と、シフトレール3に装着されたシフトラグ5
と、シフト操作レバー6とリンク機構7を介して結合さ
れたレバー部材8と、シフト操作レバー6からの操作力
をシフトラグ5を通じてシフトレール3及びシフトフォ
ーク4に伝達すべく、シフトラグ5に係合するようにレ
バー部材8に装着されたコントロールフィンガ9′とを
備えている。尚、リンク機構7は、ロッド7Aとピン7
B,7Cをそなえている。
【0003】ところで、エンジンの作動に伴い変速機が
作動すると、スリーブ2の倒れによって、図5中に矢印
C1で示すようなシフトフォーク4の振動を発生する。
このシフトフォーク4の振動は、矢印C2で示すような
シフトレール3の軸方向振動として、シフトラグ5,コ
ントロールフィンガ9,レバー部材8,ロッド7Aを経
てシフト操作レバー6に伝達して、車室内にびびり音を
発生させたり、車室内やシフト操作レバー6に不快な振
動を発生させる。
【0004】このような振動の伝播経路のうち、シフト
ラグ5とコントロールフィンガ9′との間は、図6に示
すように、直接結合されているのではなく、コントロー
ルフィンガ9′のフィンガ本体91′がシフトラグ5の
凹部5A内に嵌入しているだけである。そして、フィン
ガ9′でシフトラグ5を押圧しながら、操舵操作力を伝
達し、スリーブ2の駆動後には、シフトラグ5,フィン
ガ9′は離隔しうる。図6の(b)に示すように、シフ
トラグ5とフィンガ9′とが離隔していると、シフトレ
ール3を伝わってきた振動は、シフトラグ5からフィン
ガ9′へは伝播しにくい。しかし、シフト時には勿論だ
がシフト完了時にも、図6の(a)のように、シフトラ
グ5とフィンガ9′とが当接することが多く、この場
合、シフトレール3の軸方向振動がリンク機構7,シフ
ト操作レバー6側へそのまま伝播してしまう。
【0005】このような変速機から車室内への振動の伝
播を抑止する手段として、特開平3−134367号公
報に開示されるように、シフト操作レバーの根元にダイ
ナミックダンパを設けることにより、振動の減衰を行な
うようにしたものがある。即ち、マニュアルトランスミ
ッション本体とシフト操作レバーとの間を接続するサポ
ートロッドの近傍の部分に、ほぼサポートロッドの長手
方向に延在する弾性変形可能なブラケットを介在させて
マスを設け、ブラケットとマスによりダイナミックダン
パを構成するのである。
【0006】このような構成により、ダイナミックダン
パは、サポートロッドを伝わってきた振動に対して、そ
れを打ち消す様なバネとして働き、シフト操作レバー6
の根元から振動が吸収される。あるいは、実開平2−1
27845号公報に開示されたもので、シフト操作レバ
ーの支点の周囲を、振動減衰材でシフト操作レバーの稼
働を妨げないように抱持して、変速ギアから伝達される
振動を減衰するするようにした構造のものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の特開
平3−134367号公報に開示されたものでは、防振
性能は向上するが部品点数が多くなり、コスト増加と車
体重量の増加を招いてしまうという課題がある。又、実
開平2−127845号公報に開示されたものでは、常
時、シフト操作レバーの根元の球状部に、この振動減衰
材による抵抗があるので、シフト操作レバーの操作フィ
ーリングに大きな影響を与えてしまうという課題があ
る。
【0008】本発明は、上述の課題に鑑み創案されたも
ので、特に複雑な構成要素を用いること無く、然も、シ
フトフィーリングにあまり影響を与えることなく、変速
機から車室内側へ伝播する振動を減衰できるようにし
た、振動減衰式コントロールフィンガ付き変速機を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の本発明の振動減衰式コントロールフィンガ付き変速機
は、変速ギヤの外周に備えられたスリーブと、該スリー
ブの移動方向に向けて配設されたシフトレールと、該ス
リーブを駆動すべく該シフトレールに装着されたシフト
フォークと、該シフトレールに装着されたシフトラグ
と、シフト操作レバーとリンク機構を介して結合された
レバー部材と、該シフト操作レバーからの操作力を該シ
フトラグを通じて該シフトレール及び該シフトフォーク
に伝達すべく、該シフトラグに係合するように該レバー
部材に装着されたコントロールフィンガとをそなえ、該
コントロールフィンガが、該シフトレールの軸方向への
振動を該シフトラグとの係合部で吸収しうる弾性構造に
形成されている。
【0010】又、請求項2記載の本発明の振動減衰式コ
ントロールフィンガ付き変速機は、請求項1記載の構成
に加わえて、上記コントロールフィンガが、該シフトラ
グとの係合部から該シフトレールの軸方向への振動を吸
収しうるように、内部に中空部を有する中空弾性構造に
形成され、該中空部内に、振動減衰材が内蔵されてい
る。
【0011】
【作用】上述の請求項1記載の本発明の振動減衰式コン
トロールフィンガ付き変速機では、該レバー部材に装着
されたコントロールフィンガと該シフトラグとの係合部
分を通じて、該シフト操作レバーからの操作力が、該シ
フトレール及び該シフトフォークに伝達される。一方、
スリーブの倒れなどにより、シフトフォークに発生した
振動は、シフトレールの軸方向振動としてシフトラグに
伝わるが、この際、シフトラグ5に係合する該コントロ
ールフィンガが、弾性構造に形成されているので、この
弾性構造により、該シフトラグからの振動が吸収され
る。
【0012】又、請求項2記載の本発明の振動減衰式コ
ントロールフィンガ付き変速機では、該コントロールフ
ィンガは、その内部に中空部を有する中空弾性構造と
し、該中空部内に振動減衰材が内蔵されるので、コント
ロールフィンガの中空弾性構造と振動減衰材との両方の
減衰作用により、該シフトラグとの係合部から該シフト
レールの軸方向への振動が効率良く吸収される。
【0013】
【実施例】以下、図面により、本発明の一実施例として
の振動減衰式コントロールフィンガ付き変速機について
説明すると、図1はその模式的な構成図、図2はそのコ
ントロールフィンガを単体で示す拡大図、図3はそのシ
フトラグとコントロールフィンガとの係合部を示す拡大
図、図4はそのコントロールフィンガの変形例を示す拡
大図であり、図1〜4中、図5,6と同じ符号は、ほぼ
同様の部分を示している。
【0014】まず、図1を参照して、振動減衰式コント
ロールフィンガ付き変速機の全体構成を説明すると、こ
の変速機は、従来例における変速機と同様に、変速ギヤ
1の外周に備えられたスリーブ2と、スリーブ2の移動
方向に向けて配設されたシフトレール3と、スリーブ2
を駆動すべくシフトレール3に装着されたシフトフォー
ク4と、シフトレール3に装着されたシフトラグ5と、
シフト操作レバー6とリンク機構7を介して結合された
レバー部材8と、シフト操作レバー6からの操作力をシ
フトラグ5を通じてシフトレール3及びシフトフォーク
4に伝達すべく、シフトラグ5に係合するようにレバー
部材8に装着されたコントロールフィンガ9とをそなえ
ている。又、このリンク機構7は、ロッド7Aとロッド
7Aの両端に設けられたピン7B,7Cによって構成さ
れており、コントロールフィンガ9は、レバー部材8の
取付軸に取り付けられるための取付軸受部10をそなえ
ている。
【0015】ところで、この変速機のコントロールフィ
ンガ9は、シフトレール3からシフトラグ5に伝達され
るシフトレール3の軸方向への振動を吸収しうる、弾性
構造で形成されており、振動減衰式のものになってい
る。即ち、この振動減衰式のコントロールフィンガ9
は、図2に示すように、レバー部材8への取付軸受部1
0に取り付けられた弾性構造のフィンガ本体91をそな
えている。この弾性構造のフィンガ本体91は、2本の
フィンガ部分91A,91Bからなり、内部に中空部9
1Cを有する中空弾性構造に形成されたものである。
【0016】各フィンガ部分91A,91Bは、図2中
に矢印C3に示す方向に弾性変形しうるもので、両部分
91A,91Bの間には、振動吸収用隙間部92が設け
られており、それぞれ一定の範囲で相互に干渉せずに弾
性変形しうるようになっている。これにより、図2中に
鎖線で示す様に変形でき、コントロールフィンガ9が、
シフトラグ5の凹部5Aの内壁面5Bあるいは5Cに当
接した場合に、シフトラグ5から軸(シフトレール3の
軸)方向へ振動を受けると、この振動に応じて板バネの
様に吸収するようになっている。尚、弾性構造フィンガ
本体91の弾性変形は、上述の様に一定範囲内に限って
可能であり、この弾性構造が通常のシフト動作には、影
響しないようになっている。又、図2では、フィンガ部
分91Aがシフトラグ5の内壁面5Bを押圧した場合の
フィンガ部分91Aの弾性変形の様子のみを鎖線で示し
ているが、フィンガ部分91Bがシフトラグ5の内壁面
5Cを押圧した場合でも、フィンガ部分91Bにおいて
同様の弾性変形が行なわれる。
【0017】本発明の一実施例としての振動減衰式コン
トロールフィンガ付き変速機は、上述のように構成され
ているので、ドライバによりシフト操作レバー6が、前
後に操作される。この動きは、取付軸受部10を介して
レバー部材8と一体結合されたコントロールフィンガ9
に伝わり、さらに、シフトラグ5を通じてシフトレール
3に伝達される。そして、シフトレール3に備えられた
シフトフォーク4が、シフトレール3の移動に伴いスリ
ーブ2を前後に動かすことにより変速が行なわれる。
【0018】このようなシフト時及びシフト完了後にお
いて、スリーブ2の倒れによってシフトフォーク4に生
じた振動は、シフトレール3の軸方向の振動となってシ
フトラグ5に伝わるが、この振動は、シフトラグ5と振
動減衰式のコントロールフィンガ9との間が、図3の
(a)に示すように、単なる当接により係合していて、
この当接部のフィンガ本体91が弾性構造に形成されて
いるので、この部分の弾性変形によって軸方向の振動が
吸収され、大幅に減衰される。もちろん、図3の(b)
に示すように、シフトラグ5とコントロールフィンガ9
とが離隔している場合には、フィンガ本体91の弾性変
形がなくても振動吸収が行われる。
【0019】このように、コントロールフィンガ9が弾
性構造に形成されていることにより、車室内のシフト操
作レバー6のびびり振動が低減され、例えば、シフト操
作レバー6に手をかけていても、不快な振動が殆ど伝わ
って来ない。然も、この様な減衰効果を、部品数を増や
すことなく得るとこが可能であり、又、整備性と組立性
は、従来のものと全く変わらない。その上、変更される
部品についても、ただ一つだけであるため、従来から用
いていた変速機を殆どそのまま使用することができる。
【0020】ところで、振動減衰式コントロールフィン
ガ9は、レバー部材8によってシフト操作レバー6から
の操作力を与えられると、シフトラグ5の凹部5Aの内
壁面5B又は5Cを押圧する。すると、弾性構造のフィ
ンガ本体91は、弾性により、僅かながら操作力を吸収
した後、操作力が効いてシフトラグ5の移動が行なわれ
る。つまり、フィンガ本体91のフィンガ部分91A又
は91Bは、操作力を受けてシフトラグ5の内壁面5B
又は5Cに押圧れさて弾性変形するが、振動吸収用隙間
部92が詰まると、両フィンガ部分91A,91Bが当
接する。その結果、シフトラグ5の壁面に圧迫されるフ
ィンガ部分91A(又は91B)は、反対側のフィンガ
部分91B(又は91A)と共動して高い剛性の状態と
なる。つまり、シフトラグ5の壁面から圧力を受けない
反対側のフィンガ本体91B(又は91A)は、圧力を
受ける側のフィンガ本体91A(又は91B)のストッ
パとして機能するのである。これにより、操作力の吸収
がこの時点でされなくなって、確実に操作力がシフトラ
グ5に伝えられて、スリーブ2が移動し変速がなされ
る。
【0021】このため、シフトチェンジの開始時には、
微かな弾力感がシフト操作レバー6の操作開始時に感じ
られるが、この感覚を与えるのは、始めて僅かの間であ
るため、操作者には、殆ど違和感を与えない。ところ
で、上述の中空部91C内に、図4に示すように、ゴム
や高分子化合物等で構成された振動減衰材11を内蔵し
てもよい。このように構成することにより、振動減衰式
コントロールフィンガ9の内部を中空状態とする場合よ
りも、一層、効果的にシフトレール3の軸方向の振動が
吸収される。そして、振動減衰式コントロールフィンガ
9の弾性特性と振動減衰材11の弾性特性とを、異なっ
たものにて設定すると、異なる周波数帯域の振動が同時
に減衰される効果も期待できる。又、振動減衰式コント
ロールフィンガ9の中空部内を、弾性特性の異なる複数
の振動減衰材により、多層構造とすると、幅広い周波数
帯域の振動を吸収することも期待できる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の本
発明の振動減衰式コントロールフィンガ付き変速機によ
れば、変速ギヤの外周に備えられたスリーブと、該スリ
ーブの移動方向に向けて配設されたシフトレールと、該
スリーブを駆動すべく該シフトレールに装着されたシフ
トフォークと、該シフトレールに装着されたシフトラグ
と、シフト操作レバーとリンク機構を介して結合された
レバー部材と、該シフト操作レバーからの操作力を該シ
フトラグを通じて該シフトレール及び該シフトフォーク
に伝達すべく、該シフトラグに係合するように該レバー
部材に装着されたコントロールフィンガとをそなえ、該
コントロールフィンガが、該シフトラグとの係合部から
該シフトレールの軸方向への振動を吸収しうる弾性構造
に形成されるという構成により、車室内側のシフト操作
レバーのびびり振動が低減される。然も、この様な減衰
効果を、従来の変速機のコントロールフィンガを交換す
るだけで実現することができ、整備性および組立性は従
来のものと変わらず、コスト面においても優れている。
【0023】更に、請求項2記載のように、上記コント
ロールフィンガが、該シフトラグとの係合部から該シフ
トレールの軸方向への振動を吸収しうるように、内部に
中空部を有する中空弾性構造に形成され、該中空部内
に、振動減衰材が内蔵されていることにより、より効果
的に振動の減衰を行なうとともに、広い帯域に対しても
減衰効果を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての振動減衰式コントロ
ールフィンガ付き変速機を示す模式的な構成図である。
【図2】本発明の一実施例としての振動減衰式コントロ
ールフィンガ付き変速機の振動減衰式コントロールフィ
ンガを単体で示す拡大図である。
【図3】本発明の一実施例としての振動減衰式コントロ
ールフィンガ付き変速機のシフトラグと振動減衰式コン
トロールフィンガとの係合部を示す拡大図である。
【図4】本発明の一実施例としての振動減衰式コントロ
ールフィンガ付き変速機の振動減衰式コントロールフィ
ンガの変形例を示す図(図2と対応する図)である。
【図5】従来例における変速機を示す模式的な構成図で
ある。
【図6】従来例における変速機のシフトラグとコントロ
ールフィンガとの係合部を示す拡大図である。
【符号の説明】
1 変速ギア 2 スリーブ 3 シフトレール 4 シフトフォーク 5 シフトラグ 5A 凹部 5B,5C 内壁面 6 シフト操作レバー 7 リンク機構 7A ロッド 7B,7C ピン 9 振動減衰式コントロールフィンガ 9′ コントロールフィンガ 10 取付軸受部 11 振動減衰材 91 弾性構造フィンガ本体 91′ フィンガ本体 91A,91B フィンガ部分 91C 中空部 92 振動吸収用隙間部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速ギヤの外周に備えられたスリーブ
    と、該スリーブの移動方向に向けて配設されたシフトレ
    ールと、該スリーブを駆動すべく該シフトレールに装着
    されたシフトフォークと、該シフトレールに装着された
    シフトラグと、シフト操作レバーとリンク機構を介して
    結合されたレバー部材と、該シフト操作レバーからの操
    作力を該シフトラグを通じて該シフトレール及び該シフ
    トフォークに伝達すべく、該シフトラグに係合するよう
    に該レバー部材に装着されたコントロールフィンガとを
    そなえ、 該コントロールフィンガが、該シフトレールの軸方向へ
    の振動を該シフトラグとの係合部で吸収しうる弾性構造
    に形成されていることを特徴とする、振動減衰式コント
    ロールフィンガ付き変速機。
  2. 【請求項2】 上記コントロールフィンガが、該シフト
    レールの軸方向への振動を該シフトラグとの係合部で吸
    収しうるように、内部に中空部を有する中空弾性構造に
    形成され、該中空部内に、振動減衰材が内蔵されている
    ことを特徴とする、請求項1記載の振動減衰式コントロ
    ールフィンガ付き変速機。
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