JPH06185305A - 蒸気弁 - Google Patents

蒸気弁

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Publication number
JPH06185305A
JPH06185305A JP33875692A JP33875692A JPH06185305A JP H06185305 A JPH06185305 A JP H06185305A JP 33875692 A JP33875692 A JP 33875692A JP 33875692 A JP33875692 A JP 33875692A JP H06185305 A JPH06185305 A JP H06185305A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
steam
valve stem
oil cylinder
shaft
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP33875692A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Iwata
博文 岩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication of JPH06185305A publication Critical patent/JPH06185305A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蒸気止弁と蒸気制御弁との両弁軸を1つのボ
ンネットに纏めて設けることができることを目的とす
る。 【構成】 第一の弁軸の先端に第一の弁体が装着されて
第一の弁軸により進退し蒸気の供給、停止を行うととも
に第一の弁軸と互いに一方が他方の中空部に同軸方向に
摺動可能に挿入された第二の弁軸の先端に第二の弁体が
装着されて第二の弁軸により進退し供給する蒸気量を調
節するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蒸気タービンなどに適
用される蒸気弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は蒸気タービンなどに使用されてい
る従来の蒸気弁の説明図である。図において、本蒸気弁
には蒸気止め弁と蒸気制御弁とが一体化されて組み込ま
れており、蒸気タービンのスタート時は、先ず蒸気止め
弁の油筒29に高圧油を供給することによりピストン3
5を介して弁軸30、先開弁27が上向きに動いて蒸気
止め弁の主弁26が全開し、何時でも蒸気が蒸気出口か
ら蒸気タービンに流入できる状態になる。次に、蒸気タ
ービンの制御信号により蒸気制御弁の油筒28に高圧油
を供給、排出することにより、レバー31、弁軸23を
介して蒸気制御弁の主弁25が開閉して蒸気タービン流
入する蒸気量が調節され、蒸気タービンの回転数または
負荷が制御される。
【0003】蒸気タービンのトリップ時は、先ず蒸気止
め弁の油筒29から高圧油を排出することにより主弁2
6を開く圧力が失われ、ばね34の反力により弁軸30
が下方に押されて先開弁27とともに主弁26が全閉す
る。次に、蒸気制御弁の油筒28から高圧油を排出する
ことにより主弁25を開く圧力が失われ、ばね33の反
力により弁軸23が下方に押されて主弁25が全閉し、
蒸気タービンが停止する。図における符号24はブッシ
ュ、22、32はボンネットである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
蒸気弁においては蒸気止め弁と蒸気制御弁とのボンネッ
ト22、32がそれぞれ上下に設けられて弁軸23、3
0が上下方向から挿入されているため、大形でコストダ
ウンが難しい。また、蒸気出口が直角に曲がって設けら
れているため、蒸気の圧力損失が大きい。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る蒸気弁は上
記課題の解決を目的にしており、第一の弁軸の先端に装
着されて上記第一の弁軸により進退し蒸気の供給、停止
を行う第一の弁体と、上記第一の弁軸と互いに一方が他
方の中空部に同軸方向に摺動可能に挿入された第二の弁
軸の先端に装着されて上記第二の弁軸により進退し供給
する蒸気量を調節する第二の弁体とを備えた構成を特徴
とする。
【0006】
【作用】即ち、本発明に係る蒸気弁においては、第一の
弁軸の先端に第一の弁体が装着されて第一の弁軸により
進退し蒸気の供給、停止を行うとともに第一の弁軸と互
いに一方が他方の中空部に同軸方向に摺動可能に挿入さ
れた第二の弁軸の先端に第二の弁体が装着されて第二の
弁軸により進退し供給する蒸気量を調節するようになっ
ており、蒸気止め弁の弁軸と蒸気制御弁の弁軸との一方
を中空軸にしてこの中空軸の中に他方の弁軸を通す構造
とすることにより両弁軸を1つのボンネットに纏めて設
けることができ、また両弁軸を蒸気入口側のボンネット
に設けることもできる。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る蒸気弁の説明
図である。図において、本実施例に係る蒸気弁は蒸気タ
ービンなどに使用されるもので、蒸気止め弁と蒸気制御
弁とが一体化されて組み込まれている。即ち、図に示す
ように蒸気制御弁の主弁5と中空の弁軸3とは一体に設
けられており、ブッシュ4がこの弁軸3をガイドする。
油筒8と弁軸3とはレバー11を介して継がっており、
油筒8が上下することにより弁軸3と主弁5とが上下す
るようになっている。また、蒸気止め弁の主弁6と弁軸
10と先開弁7とは一体に設けられており、中空の弁軸
3がこの弁軸10をガイドする。油筒9と弁軸10とは
レバー12を介して継がっており、油筒9が上下するこ
とにより弁軸10と先開弁7と主弁6とが上下するよう
になっている。図における符号2はボンネット、13、
14はばねである。
【0008】蒸気タービンのスタート時は、先ず蒸気止
め弁の油筒9に高圧油を供給することによりレバー1
2、弁軸10を介して先開弁7が上向きに動いて蒸気止
め弁の主弁6が全開し、何時でも蒸気が蒸気出口から蒸
気タービンに流入できる状態になる。次に、蒸気タービ
ンの制御信号により蒸気制御弁の油筒28に高圧油を供
給、排出することによりレバー11、弁軸3を介して蒸
気制御弁の主弁5が開閉して蒸気タービンへ流入する蒸
気量が調節され、蒸気タービンの回転数または負荷が制
御される。
【0009】蒸気タービンのトリップ時は、先ず蒸気止
め弁の油筒9から高圧油を排出することにより主弁6を
開く圧力が失われ、ばね14の反力により弁軸10が下
方に押されて先開弁7とともに主弁6が全閉する。次
に、蒸気制御弁の油筒8から高圧油を排出することによ
り主弁5を開く圧力がなくなり、ばね13の反力により
弁軸23が下方に押されて主弁5が全閉し、蒸気タービ
ンが停止する。
【0010】従来の蒸気弁においては蒸気止め弁と蒸気
制御弁とのボンネットがそれぞれ上下に設けられて弁軸
が上下方向から挿入されているため、大形でコストダウ
ンが難しい。また、蒸気出口が直角に曲がって設けられ
ているため、蒸気の圧力損失が大きいが、本蒸気弁にお
いては蒸気制御弁の弁軸3を中空軸にしてこの中空軸の
弁軸3の中に蒸気止め弁の弁軸10を通す構造とするこ
とにより、蒸気制御弁の弁軸3と蒸気止め弁の弁軸10
との両弁軸を上側のボンネット2に纏めて設けることが
できる。これにより、下側のボンネットが不要になって
蒸気出口を曲げずに真下に向けて設けることができ、蒸
気の圧力損失を小さくすることができる構造になる。ま
た、従来の蒸気弁に比べてコンパクトに形成することが
でき、大幅なコストダウンが可能になる。なお、主弁
5、6の構造を互いに交換して設け、主弁5に蒸気止め
弁の機能を、主弁6に蒸気制御弁の機能を持たせること
も可能である。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る蒸気弁は前記のように構成
されており、蒸気止め弁と蒸気制御弁との両弁軸を1つ
のボンネットに纏めて設けることができるので、従来の
蒸気弁に比べてコンパクトになってコストダウンが可能
になるとともに、両弁軸を蒸気入口側のボンネットに設
けることもできるので、蒸気出口を曲げずに設けて蒸気
の圧力損失を小さくすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る蒸気弁の断面図
である。
【図2】図2は従来の蒸気弁の断面図である。
【符号の説明】
2 ボンネット 3 弁軸(中空軸) 4 ブッシュ 5 主弁 6 主弁 7 先開弁 8 油筒 9 油筒 10 弁軸 11 レバー 12 レバー 13 ばね 14 ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の弁軸の先端に装着されて上記第一
    の弁軸により進退し蒸気の供給、停止を行う第一の弁体
    と、上記第一の弁軸と互いに一方が他方の中空部に同軸
    方向に摺動可能に挿入された第二の弁軸の先端に装着さ
    れて上記第二の弁軸により進退し供給する蒸気量を調節
    する第二の弁体とを備えたことを特徴とする蒸気弁。
JP33875692A 1992-12-18 1992-12-18 蒸気弁 Withdrawn JPH06185305A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33875692A JPH06185305A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 蒸気弁

Applications Claiming Priority (1)

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JP33875692A JPH06185305A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 蒸気弁

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JPH06185305A true JPH06185305A (ja) 1994-07-05

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ID=18321165

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015081568A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 株式会社東芝 蒸気弁装置
WO2017082163A1 (ja) * 2015-11-12 2017-05-18 三菱日立パワーシステムズ株式会社 蒸気弁及び蒸気タービンシステム
US11359515B2 (en) 2019-05-14 2022-06-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Steam valve driving apparatus, steam valve apparatus, and steam turbine plant

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Effective date: 20000307