JPH06185276A - 建物の開口構造 - Google Patents

建物の開口構造

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JPH06185276A
JPH06185276A JP4353697A JP35369792A JPH06185276A JP H06185276 A JPH06185276 A JP H06185276A JP 4353697 A JP4353697 A JP 4353697A JP 35369792 A JP35369792 A JP 35369792A JP H06185276 A JPH06185276 A JP H06185276A
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dew
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screen
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JP4353697A
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English (en)
Inventor
Seikichi Furuya
誠吉 古谷
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Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】冬期における結露防止機能と夏期における網戸
機能を兼ね備えることができるようにする。 【構成】障子100,200が組付けられる建物の窓部
等の開口枠を形成するサッシ枠本体1に第1及び第2の
組付け枠部6,7を形成する。このサッシ枠本体1の室
内側に位置する第1の組付け枠部6に、プリーツ状に折
畳み伸縮自在な防露スクリーン部材11からなる組付け
防露スクリーン装置本体10を開閉可能に組付ける。こ
の第1の組付け枠部6に対して室外側に位置する第2の
組付け枠部7に、プリーツ状に折畳み伸縮自在な網目部
材41からなる組付け網戸装置本体40を開閉可能に組
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば一般住宅など
の窓部等に防露機能と網戸機能を施してなる建物の開口
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、室内暖房が行なわれる冬期にお
いて、室内と室外の温度差が大きくなるために、建物の
窓部等の開口枠を形成するサッシ枠に組み込まれた障子
などの室内側壁面に、室内側の暖かい空気が直接接触す
ると、空気中の水分が急冷されて結露を発生し、特に、
寒冷地では、結露現象が激しい。
【0003】ところが、従来では、このような結露現象
を防止するに充分な対策が施されていないのが現状であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、結露した水
滴によって、室内側のカーテンを汚したり、床面を濡ら
したり、あるいは、サッシ枠内下部に滞留して凍結する
ことにより、障子の開閉を困難にする。
【0005】また、従来の網戸においても、単体枠の全
面に網目部材が張られた戸本体をサッシ枠にスライド自
在に組付けているために、保管に際して、雨戸収納用の
戸袋が付設されたサッシ枠では、戸袋を保管場所として
利用しているものもあるが、戸袋が無いものでは、サッ
シ枠から戸本体を取外して物置に収納したり、テラスや
ベランダなどに放置したり、あるいは、そのままサッシ
枠に組付けた状態で放置しているのが現状であるため、
網戸の保管収納場所に困り、特に、網戸をサッシ枠に組
付けた状態で放置してなる場合には、網目部材の網目に
塵や埃等が付着して汚れが目立ち易く、これによって、
室内外の美観性を損なうという問題があった。
【0006】
【発明の目的】この発明の目的は、冬期における結露防
止機能と夏期における網戸機能を兼ね備えることができ
るようにした建物の開口構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、この発明は、障子が組付けられる建物の窓部等
の開口枠を形成するサッシ枠本体と、このサッシ枠本体
の少なくとも室内側に形成された第1の組付け枠部と、
この第1の組付け枠部に開閉可能に組付けられるプリー
ツ状に折畳み伸縮自在な防露スクリーン部材からなる組
付け防露スクリーン装置本体と、前記サッシ枠本体に形
成されかつ前記第1の組付け枠部の少なくとも室外側に
配置した第2の組付け枠部と、この第2の組付け枠部に
開閉可能に組付けられるプリーツ状に折畳み伸縮自在な
網目部材からなる組付け網戸装置本体とを具備してなる
構成としたものである。
【0008】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、障子が組付けられる建物の窓部等の開口枠
を形成するサッシ枠本体に第1及び第2の組付け枠部を
形成し、この第1の組付け枠部を少なくとも第2の組付
け枠部よりもサッシ枠本体の室内側に位置させるととも
に、前第1の組付け枠部にプリーツ状に折畳み伸縮自在
な防露スクリーン部材からなる組付け防露スクリーン装
置本体を開閉可能に組付けてなるために、防露スクリー
ン部材の開幕により、サッシ枠本体の室内側開口部の全
面が閉幕されると、サッシ枠本体と防露スクリーン部材
との間に空気層が形成され、この空気層の介在によっ
て、従前のような冬期における室内側の暖かい空気の障
子などの室内側壁面への直接接触による急冷が緩和さ
れ、結露の発生が防止される。
【0009】また、サッシ枠本体に形成した第2の組付
け枠部にプリーツ状に折畳み伸縮自在な網目部材からな
る組付け網戸装置本体を開閉可能に組付けてなるため
に、夏期における障子の開扉状態において、網目部材を
開幕して、サッシ枠本体の室内側開口部を閉幕すること
により、網戸として使用することが可能になる。
【0010】さらに、組付け防露スクリーン装置本体と
組付け網戸装置本体とは、防露スクリーン部材及び網目
部材の上下部の折り目間に交互に通される平行なワイヤ
ーを固定部材と可動部材との間に掛け渡して、可動部材
の移動方向の揺動をそれぞれ防止可能にしてなる第1及
び第2のワイヤーテンション機構を備えてなるために、
組付け防露スクリーン装置本体及び組付け網戸装置本体
の開閉操作が円滑に行なえる。
【0011】
【実施例】以下、この発明を図示の実施例を参照しなが
ら詳細に説明すると、図1から図5に示すように、図中
1はこの発明に係る防露装置が組付けられた建物の窓部
の開口枠を形成するサッシ枠本体で、互いに対向する上
下枠2,3と左右縦枠4,4とからなる枠組み構成を有
している。
【0012】このサッシ枠本体1の室外側には、障子組
付け枠部5が形成され、この障子組付け枠部5には、左
右一対のガラス戸からなる第1の竪辷り出し式に開閉自
在な障子100と、第2の嵌め殺し式に固定された障子
200が組込まれているとともに、その室内側には、後
述する組付け防露スクリーン装置本体10が組付けられ
る第1の組付け枠部6が、また、この第1の組付け枠部
6の室外側には、後述する組付け網戸装置本体40が組
付けられる第2の組付け枠部7が互いに隣接させて一体
に形成されている。
【0013】すなわち、前記第1の組付け枠部6に組付
けられる組付け防露スクリーン装置本体10は、図6に
示すように、非通気性の透明な合成樹脂シートからなる
プリーツ状に折畳み伸縮可能な防露スクリーン部材11
からなり、この防露スクリーン部材11は、前記第1の
組付け枠部6に組み込まれる第1及び第2の固定部材2
1,22と第1の可動部材23とからなる開閉機構20
に保持されている。
【0014】そして、前記防露スクリーン部材11の両
端部は、前記第1の組付け枠部6の一方の片側に組付け
られる第1の固定部材21と第1の可動部材23との間
に固着され、前記第1の可動部材23の左右横方向の開
閉移動(図6に示す実線矢印X方向)に追従して折畳み
伸縮自在に片開き状に横引き可能になっているもので、
図1及び図3に示すように、前記第1の可動部材23の
第2の固定部材22側方向への開状態で、防露スクリー
ン部材11を開幕することにより、サッシ枠本体1の室
内側開口部の全面が閉幕され、これによって、サッシ枠
本体1の室内側と防露スクリーン部材11の室外側との
間に空気層を形成し得るようになっているものである。
【0015】この場合、第1の可動部材23の閉状態に
おける防露スクリーン部材11は、第1の固定部材21
及び第1の可動部材23の互いに対向する収納空間21
A,23Aの少なくとも一方に折畳み収納可能に閉幕さ
れるようになっている。
【0016】また、前記組付け防露スクリーン装置本体
10の開閉機構20には、第1のワイヤーテンション機
構30が設けられ、このワイヤーテンション機構30
は、図7に示すように、一本のワイヤー31から構成さ
れている。
【0017】すなわち、前記第1の固定部材21の上部
に第1の固定具Aにてワイヤー31の一端31aを固定
して、第1の固定部材21と第1の可動部材23との間
に平行に延出させ、防露スクリーン部材11の上部の折
り目間に交互に通して掛け渡す。
【0018】この防露スクリーン部材11の上部の折り
目間に交互に通された平行な第1の平行ワイヤー31A
は、第1の可動部材23の上部に挿入されて下部に向け
折り返され、この第2の折返しワイヤー31Bは、第1
の可動部材23の下端部から第2の固定部材22の下端
部に向け平行に延出されるとともに、この第3の平行な
延出ワイヤー31Cを第2の固定部材22内の下端部か
ら挿入し、これら第1,第2及び第3のワイヤー31
A,31B,31CとでZ型を呈するように掛け渡す。
【0019】このように、Z型を呈するように掛け渡さ
れて第2の固定部材22内の下端部から挿入された第3
の延出ワイヤー31Cは、上方に向け折り返されるとと
もに、この第4の折返しワイヤー31Dは、前記第2の
固定部材22の上部から第1の可動部材23の上部に向
け平行に延出されるとともに、この第5の平行な延出ワ
イヤー31Eは、第1の可動部材23の上部に挿入され
て下方に向け折り返えされる。
【0020】この第6の折返しワイヤー31Fは、前記
第1の可動部材23の下部から第1の固定部材21の下
部に向け平行に延出され、かつ、この第7の平行な延出
ワイヤー31Gは、第1の可動部材23と第1の固定部
材21との間の防露スクリーン部材11の下部の折り目
間に交互に通して掛け渡され、これら第5,第6及び第
7のワイヤー31E,31F,31GとでZ型を呈する
ように掛け渡す。
【0021】そして、前記第7の平行な延出ワイヤー3
1Gの端部であるワイヤー31の他端部31bは、前記
第1の固定部材21に設けたテンション調整装置24に
保持され、ワイヤー31の張力が、第1可動部材23の
上下部に均等に作用するように調整されるもので、調整
後の第2の固定部材22内に挿通された第4のワイヤー
31Dの途上は、第2の固定具Bにて固定してなる構成
を有するものである。
【0022】このようにして、1本のワイヤー31を防
露スクリーン部材11の上下に掛け渡すことによって、
組付け防露スクリーン装置本体10のサッシ枠本体1の
第1の組付け枠部6への組付け状態において、第1の可
動部材23の開閉移動時に、前記第1の可動部材23の
上下部に作用する張力の差を相殺して、その移動方向の
揺動を防止し、これによって、前記第1の可動部材23
の移動を円滑にし、かつ、任意の位置での停止を可能に
している。
【0023】一方、前記第2の組付け枠部7に組付けら
れる組付け網戸装置本体40は、図8に示すように、例
えばポリエステル樹脂等の糸で編成してなるプリーツ状
に折畳み伸縮可能な網目部材41からななり、この網目
部材41は、前記第2の組付け枠部7に組み込まれる第
3及び第4の固定部材51,52と、第2の可動部材5
3とからなる開閉機構50に保持されている。
【0024】そして、前記網目部材41の両端部は、前
記第2の組付け枠部7の一方の片側に組付けられる第3
の固定部材51と第2の可動部材53との間に固着さ
れ、前記第2の可動部材53の左右横方向の開閉移動
(図8に示す実線矢印X方向)に追従して折畳み伸縮自
在に片開き状に横引き可能になっているもので、図3及
び図5に示すように、前記第2の可動部材53の第4の
固定部材52側方向への開状態で、網目部材41を開幕
することにより、サッシ枠本体1の室内側開口部の全面
が閉幕されるようになっているものである。
【0025】この場合、第2の可動部材53の閉状態に
おける網目部材41は、第3の固定部材51及び第2の
可動部材53の互いに対向する収納空間51A,53A
の少なくとも一方に折畳み収納可能に閉幕されるように
なっている。
【0026】また、前記組付け網戸装置本体40の開閉
機構50には、第2のワイヤーテンション機構60が設
けられ、このワイヤーテンション機構60は、図9に示
すように、一本のワイヤー61から構成されている。
【0027】すなわち、前記第3の固定部材51の上部
に第3の固定具Cにてワイヤー61の一端61aを固定
して、第3の固定部材51と第2の可動部材53との間
に平行に延出させ、網目部材41の上部の折り目間に交
互に通して掛け渡す。
【0028】この網目部材41の上部の折り目間に交互
に通された平行な第1の平行ワイヤー61Aは、第2の
可動部材53の上部に挿入されて下部に向け折り返さ
れ、この第2の折返しワイヤー61Bは、第2の可動部
材53の下端部から第4の固定部材52の下端部に向け
平行に延出されるとともに、この第3の平行な延出ワイ
ヤー61Cを第4の固定部材52内の下端部から挿入
し、これら第1,第2及び第3のワイヤー61A,61
B,61CとでZ型を呈するように掛け渡す。
【0029】このように、Z型を呈するように掛け渡さ
れて第4の固定部材52内の下端部から挿入された第3
の延出ワイヤー61Cは、上方に向け折り返されるとと
もに、この第4の折返しワイヤー61Dは、前記第4の
固定部材52の上部から第2の可動部材53の上部に向
け平行に延出されるとともに、この第5の平行な延出ワ
イヤー61Eは、第2の可動部材53の上部に挿入され
て下方に向け折り返えされる。
【0030】この第6の折返しワイヤー61Fは、前記
第2の可動部材53の下部から第3の固定部材51の下
部に向け平行に延出され、かつ、この第7の平行な延出
ワイヤー61Gは、第2の可動部材53と第3の固定部
材51との間の網目部材41の下部の折り目間に交互に
通して掛け渡され、これら第5,第6及び第7のワイヤ
ー61E,61F,61GとでZ型を呈するように掛け
渡す。
【0031】そして、前記第7の平行な延出ワイヤー6
1Gの端部であるワイヤー61の他端部61bは、前記
第3の固定部材51に設けたテンション調整装置54に
保持され、ワイヤー61の張力が、第2の可動部材53
の上下部に均等に作用するように調整されるもので、調
整後の第4の固定部材52内に挿通された第4のワイヤ
ー61Dの途上は、第4の固定具Dにて固定してなるも
のである。
【0032】このようにして、1本のワイヤー61を網
目部材41の上下に掛け渡すことによって、組付け網戸
装置本体40のサッシ枠本体1の第2の組付け枠部7へ
の組付け状態において、第2の可動部材53の開閉移動
時に、前記第2の可動部材53の上下部に作用する張力
の差を相殺して、その移動方向の揺動を防止し、これに
よって、前記第2の可動部材53の移動を円滑にし、か
つ、任意の位置での停止を可能にしている。
【0033】しかして、上記の構成によれば、サッシ枠
本体1の室内側に形成された防露スクリーン組付け枠部
6にプリーツ状に折畳み伸縮自在な防露スクリーン部材
11からなる組付け防露スクリーン装置本体10を開閉
可能に組付けてなるために、冬期において、防露スクリ
ーン部材11を開幕して、サッシ枠本体1の室内側開口
部の全面を閉幕すると、サッシ枠本体1と防露スクリー
ン部材11との間に空気層が形成され、この空気層の介
在によって、室内側の暖かい空気が障子などの室内側壁
面に直接接触することがなく、これによって、空気の冷
却が緩和されて、結露の発生が防止可能になる。
【0034】また、このような冬期における防露スクリ
ーン部材11の使用時において、組付け網戸装置本体4
0を形成する網目部材41は、図1に示すように、第2
の可動部材53の閉状態にて、第3の固定部材51また
は第2可動部材53の互いに対向する収納空間51A,
53Aの少なくとも一方に折畳み収納されるようになっ
ている。
【0035】一方、前記サッシ枠本体1の第2の組付け
枠部7に組付けてなる組付け網戸装置本体40は、夏期
における障子100の開扉状態において、第2の可動部
材53を開方向に移動させることにより、障子100の
開扉状態でのサッシ枠本体1の開口部を閉幕し、網戸と
して機能可能になっている。
【0036】このとき、前記防露スクリーン装置本体1
0の防露スクリーン部材11は、前記組付け網戸装置本
体40を形成する網目部材41の使用時において、図4
に示すように、第1の可動部材23の閉状態にて、第1
の固定部材21または第1の可動部材23の互いに対向
する収納空間21A,23Aの少なくとも一方に折畳み
収納されるようになっている。
【0037】なお、上記の実施例において、サッシ枠本
体1の室内側に防露スクリーン組付け枠部6と網戸組付
け枠部7とを一体に形成したが、これには限定されず、
障子100,200が引違い戸式のものにあっては、網
戸組付け枠部7を防露スクリーン組付け枠部6とは別体
的にサッシ枠本体1の室外側に配置するように構成して
も良い。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、障子が組付けられる建物の窓部等の開口枠を形成
するサッシ枠本体の室内側に、防露スクリーン組付け枠
部を形成し、この防露スクリーン組付け枠部にプリーツ
状に折畳み伸縮自在な防露スクリーン部材からなる組付
け防露スクリーン装置本体を開閉可能に組付けてなるこ
とから、防露スクリーン部材の開幕によって、サッシ枠
本体の室内側開口部の全面を閉幕することができ、これ
によって、サッシ枠本体と防露スクリーン部材との間に
空気層を形成することができるために、この空気層の介
在によって、従前のような冬期における室内側の暖かい
空気の障子などの室内側壁面への直接接触による急冷が
緩和され、結露の発生を防止することができる。
【0039】また、サッシ枠本体に形成した組付け枠部
に、防露スクリーン装置本体とは別体にプリーツ状に折
畳み伸縮自在な網目部材からなる組付け網戸装置本体を
開閉可能に組付けてなるために、夏期における障子の開
扉状態において、網目部材を開幕して、サッシ枠本体の
室内側開口部を閉幕することにより、網戸として使用す
ることができる。
【0040】また、請求項2において、防露スクリーン
部材は、非通気性を有する透明な合成樹脂シートからな
るために、採光性に影響を及ぼすことがない。
【0041】さらに、請求項3において、組付け防露ス
クリーン装置本体は、防露スクリーン部材を可動部材と
固定部材との間に設けて、可動部材の移動方向に開閉可
能にしてなるために、第1の組付け枠部への組付けを容
易に行なうことができる。
【0042】さらにまた、請求項4において、組付け網
戸装置本体は、網目部材を固定部材と可動部材との間に
掛け渡して、可動部材の移動方向に開閉可能にしてなる
ために、第2の組付け枠部への組付けを容易に行なうこ
とができる。
【0043】さらに、請求項5において、組付け防露ス
クリーン装置本体は、防露スクリーン部材を可動部材と
固定部材との間に設けて、可動部材の移動方向に開閉可
能にするとともに、防露スクリーン部材の上下部の折り
目間に交互に通される平行なワイヤーを固定部材と可動
部材との間に掛け渡して、前記可動部材の移動方向の揺
動を防止可能にしてなるワイヤーテンション機構を備え
てなるために、組付け防露スクリーン装置本体の開閉操
作を円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る建物の開口構造の一実施例を示
す組付け防露スクリーン装置本体の使用時の防露スクリ
ーン部材によるサッシ枠本体の室内側開口部の閉幕状態
における横断面図。
【図2】同じくサッシ枠本体の室内側開口部の開幕状態
の横断面図。
【図3】同じく図1イ−イ線における縦断面図。
【図4】同じく組付け網戸装置本体の使用時の網目部材
によるサッシ枠本体の室内側開口部の閉幕状態における
横断面図。
【図5】同じく図4ロ−ロ線における縦断面図。
【図6】同じく組付け防露スクリーン装置本体を示す説
明図。
【図7】同じく組付け防露スクリーン装置本体のワイヤ
ーテンション機構を概略的に示す説明図。
【図8】同じく組付け網戸装置本体を示す説明図。
【図9】同じく組付け網戸装置本体のワイヤーテンショ
ン機構を概略的に示す説明図。
【符号の説明】
1・・・サッシ枠本体、 5・・・障子組付け枠部、 6・・・第1の組付け枠部、 7・・・第1の組付け枠部、 10・・・組付け防露スクリーン装置本体、 11・・・防露スクリーン部材、 20・・・開閉機構、 21・・・第1の固定部材、 22・・・第2の固定部材、 23・・・第1の可動部材、 30・・・第1のワイヤーテンション機構、 31・・・ワイヤー、 40・・・組付け網戸装置本体、 41・・・網目部材、 50・・・開閉機構、 51・・・第3の固定部材、 52・・・第4の固定部材、 53・・・第2の可動部材、 60・・・ワイヤーテンション機構、 61・・・ワイヤー、 X・・・開閉方向。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】一方、前記第2の組付け枠部7に組付けら
れる組付け網戸装置本体40は、図8に示すように、例
えばポリエステル樹脂等の糸で編成してなるプリーツ状
に折畳み伸縮可能な網目部材41からなり、この網目部
材41は、前記第2の組付け枠部7に組み込まれる第3
及び第4の固定部材51,52と、第2の可動部材53
とからなる開閉機構50に保持されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1・・・サッシ枠本体、 5・・・障子組付け枠部、 6・・・第1の組付け枠部、 7・・・第の組付け枠部、 10・・・組付け防露スクリーン装置本体、 11・・・防露スクリーン部材、 20・・・開閉機構、 21・・・第1の固定部材、 22・・・第2の固定部材、 23・・・第1の可動部材、 30・・・第1のワイヤーテンション機構、 31・・・ワイヤー、 40・・・組付け網戸装置本体、 41・・・網目部材、 50・・・開閉機構、 51・・・第3の固定部材、 52・・・第4の固定部材、 53・・・第2の可動部材、 60・・・ワイヤーテンション機構、 61・・・ワイヤー、 X・・・開閉方向。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】障子が組付けられる建物の窓部等の開口枠
    を形成するサッシ枠本体と、このサッシ枠本体の少なく
    とも室内側に形成された第1の組付け枠部と、この第1
    の組付け枠部に開閉可能に組付けられるプリーツ状に折
    畳み伸縮自在な防露スクリーン部材からなる組付け防露
    スクリーン装置本体と、前記サッシ枠本体に形成されか
    つ前記第1の組付け枠部の少なくとも室外側に配置した
    第2の組付け枠部と、この第2の組付け枠部に開閉可能
    に組付けられるプリーツ状に折畳み伸縮自在な網目部材
    からなる組付け網戸装置本体とを具備したことを特徴と
    する建物の開口構造。
  2. 【請求項2】防露スクリーン部材は、非通気性を有する
    透明な合成樹脂シートからなることを特徴とする請求項
    1記載の建物の開口構造。
  3. 【請求項3】組付け防露スクリーン装置本体は、防露ス
    クリーン部材を可動部材と固定部材との間に設けて、前
    記可動部材の移動方向に開閉可能にしてなることを特徴
    とする請求項1または2記載の建物の開口構造。
  4. 【請求項4】組付け網戸装置本体は、網目部材を可動部
    材と固定部材との間に設けて、前記可動部材の移動方向
    に開閉可能にしたことを特徴とする請求項1,2または
    3記載の建物の開口構造。
  5. 【請求項5】組付け防露スクリーン装置本体は、防露ス
    クリーン部材の上下部の折り目間に交互に通される平行
    なワイヤーを第1及び第2の固定部材と、これら第1及
    び第2の固定部材に位置する第1の可動部材との間に掛
    け渡して、前記第1の可動部材の移動方向の揺動を防止
    可能にしてなる第1のワイヤーテンション機構を備えた
    ことを特徴とする請求項1,2,3または4記載の建物
    の開口構造。
  6. 【請求項6】組付け網戸装置本体は、網目部材の上下部
    の折り目間に交互に通される平行な第2のワイヤーを第
    3及び第4の固定部材と、これら第3及び第4の固定部
    材間に位置する第2の可動部材との間に掛け渡して、前
    記第2の可動部材の移動方向の揺動を防止可能にしてな
    る第2のワイヤーテンション機構を備えたことを特徴と
    する請求項1,2,3,4または5記載の建物の開口構
    造。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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