JPH0618456B2 - 原子炉容器用ケ−ブル操作装置 - Google Patents

原子炉容器用ケ−ブル操作装置

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JPH0618456B2
JPH0618456B2 JP1931880A JP1931880A JPH0618456B2 JP H0618456 B2 JPH0618456 B2 JP H0618456B2 JP 1931880 A JP1931880 A JP 1931880A JP 1931880 A JP1931880 A JP 1931880A JP H0618456 B2 JPH0618456 B2 JP H0618456B2
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plug
drum
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rail
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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21CNUCLEAR REACTORS
    • G21C13/00Pressure vessels; Containment vessels; Containment in general
    • G21C13/02Details
    • G21C13/06Sealing-plugs
    • G21C13/073Closures for reactor-vessels, e.g. rotatable
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は一般的にはケーブル操作装置に係り、例えば液
体金属高速中性子増殖炉(LMFBR)等回転プラグ装
置を組込んだ原子炉に用いられるケーブル操作装置に関
する。
(従来の技術) 上述型式の原子炉は密封容器内に多数の作動装置が設け
られている。これら装置は、内部コア、いわゆる計器ト
リー、並びに燃料組立体をコアから出入れする燃料用の
ホイスト等も含まれる。容器自体は、ホイストを内部の
各作動位置へ動かす回転可能な水平プラグ組立体を有す
る原子炉の容器の内部の計器トリーなどの装置と外部装
置との間に各種の接続手段が要求される。
上記のプラグ組立体は垂直軸の周に回転可能に取付けら
れた三つの水平に延びる円形プラグを含む。これらのプ
ラグは、最も大きい最外部プラグ、最外部プラグの中の
偏心して取付けられた中間プラグ及び中間プラグの中に
偏心して取付けられた内部プラグである。内部燃料ホイ
ストは内部円形プラグに取付けられ、これから下方へ延
びている。三つのプラグを単独又は互に異った組合せ
で、時計方向又は反時計方向で、回転することによっ
て、ホイストを炉容器内の色々な位置に直線的に又は曲
線的に移動させることができる。
(発明が解決しようとする課題) 前述のように容器内の装置、特に計器トリーと外部装置
との間で動力の授受、計測データの伝達及び補給などの
ために接続が行われているが、プラグが回転するのでこ
の接続機構が非常に複雑である。
この複雑さを解消するために、プラグの回転時、内部と
外部装置との間の接続(実際には電気ケーブル又は流体
配管接続)を切離してしまうようにしている。このため
全ての電気ケーブルおよび配管の完全結合状態又は切離
しを確認することが絶対的に必要であり、非常に手間と
時間のかかる操作が要求される。プラグの回転時でも内
部と外部の装置の接続状態が維持され、以上の手間と時
間のかかる分離および接続の作業を省く提案がなされて
いる。例えば、回転プラグ上で隣接プラグ間でループを
なすケーブル支持システムを利用することである。この
システムでは、プラグ上に位置しプラグ間でループをな
す回転チェーンベルトケーブルなどのハードウエアを使
用する。従って原子炉容器の頂部領域がかなり混雑し、
回転プラグのシール交換が容易でない。プラグの回転
時、ケーブル等を接続したまま動作するケーブル操作装
置を設けることによって、時間と手間のかかる内部及び
外部装置間のケーブルの分離および接続を省略すること
が要請される。また回転プラグ上の領域を混雑すること
なく、プラグのシール交換が容易であるようにすること
が要請される。更に、設計が比較的簡単で信頼性がある
ことが要請される。
本発明の一つの目的は一般原子炉用ケーブル操作装置、
特に炉の内外の装置間のケーブル等の接続を炉上の回転
プラグ組立体を回転する際に切離す必要のないケーブル
操作装置を提供することにある。
本発明の他の目的は炉上の回転プラグ組立体の直上の領
域を混雑させず、且プラグのシール交換を困難としない
ケーブル操作装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は設計が比較的複雑でなく且信頼
性のあるケーブル操作装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本願第1番目の発明は、原子炉容器14の頂部に回転可
能に設けた少なくとも一つのプラグ28を有するプラグ
組立体が設けられ、該プラグ28を回転して、該プラグ
28を貫通して原子炉容器14の内部から外部に延在す
るサービスケーブル32aの内側一端を前記原子炉容器
14内の任意位置に設けた装置にアクセスさせるように
なった原子炉容器14に使用され、該原子炉容器14の
外部に設けた装置と前記プラグ28上の前記サービスケ
ーブル32aの外側端との間の接続ケーブル32bを操
作するケーブル操作装置において、 前記プラグ28に同軸で一体に設けられ、前記サービス
ケーブル32aの外側端が接続された固定端子点38を
外周面上に有するドラム36と、前記接続ケーブル32
bを支持し、前記ドラム36の外周上に巻かれるように
該ドラム36に最も近い端部分が可撓性のケーブル支持
手段72と、前記接続ケーブル32bを長手方向に移動
可能に保持する案内手段56とを有し、前記プラグ28
の回転に際して前記ドラム36上の前記ケーブル支持手
段72の可撓性の端部分が巻き上げ巻出されるようにな
っていることを特徴とする。
本願第2番目の発明は、原子炉容器14の外壁部分に回
転可能に設けた大径の回転プラグ26と、該大径プラグ
26以内に偏心して回転可能に設けられた中間プラグ2
8及び小径プラグ30を有するプラグ組立体が設けら
れ、該大径および該中間プラグ26,28を回転して、
該中間プラグ28を貫通して原子炉容器14の内部から
外部に延在するサービスケーブル32aの内側一端を前
記原子炉容器14内の任意位置に設けた装置にアクセス
させるようなった原子炉容器14に使用され、該原子炉
容器14の外部に設けた装置と前記プラグ28上の前記
サービスケーブル32aの外側端との間の接続ケーブル
32bを操作するケーブル操作装置において、 前記中間プラグ28に同軸で一体に設けられ、前記サー
ビスケーブル32aの外側端が接続された固定端子点3
8を外周面上に支持したドラム36と、前記接続ケーブ
ル32bを保持した、前記ドラム36の外周上に巻かれ
るようにされた少なくも一端部分が可撓性のケーブル支
持手段72と、前記接続ケーブル32bを長手方向に移
動可能に保持する案内手段56と、前記ドラム36の相
対回転を可能とするように一端が該ドラム36の一端に
枢着され、前記ケーブル支持手段72を長手方向に移動
可能に担持する剛性レール40と、前記案内手段56に
枢着されていて該剛性レール40の他端部分を摺動可能
にかつ横方向に枢動可能に保持するレール支持手段50
と、前記大径プラグ26の回転に応じて前記案内手段5
6を前記レール40を横切る方向に移動される移動手段
62とを有し、前記中間プラグ28の回転に際して前記
ドラム36上に対して前記ケーブル支持手段72の可撓
性の端部分が巻き上げ巻出されるようになっており、さ
らに前記移動手段62は、前記大径プラグ26の回転に
応じて前記レール支持手段50を前記レール40が摺動
可能な位置に移動させるようになっていることを特徴と
する。
(発明の作用及び効果) 本願第1番目の発明によれば、プラグが回転される時、
プラグに同軸で一体的に設けられたドラム上のケーブル
支持手段の可撓性の端部分が巻き上げ又は巻出される。
かくて、炉の内外の装置間のケーブル等の接続をプラグ
回転時に切離す必要はない。また、プラグ組立体の直上
にケーブル操作装置の複雑で嵩ばった装置が位置するこ
とはなく、プラグのシール交換を容易とする。更に、本
発明の構成はそれ自体簡単であって、作動の信頼性を期
待し得る。
本願第2番目の発明は、第1番目の発明の上述した構成
に加えて、大径プラグの回転に応じてレール支持手段を
レールが摺動可能な位置に移動させるための移動手段を
有しているので、大径プラグの回転時において、レール
をスムーズに摺動させることができる。
(実施例) 本発明のケーブル、ドラム及びケーブル支持手段として
は、例えば、市販のケーブルを含んだ回転ベルト装置を
使用することができる。エアロモティブ マニュファク
チュアリング社の商品名 “エアロトラック”、又はメ
イスチール社の商品名“パワートラック”などが使用可
能である。炉芯内の燃料処理操作の大半(通常約5/
6)は、回転ベルト装置の末端を一個所にとどめて行わ
れる。回転及び相対運動はドラムの回転及び/又はケー
ブルのループの軸方向運動により補償される。炉芯内の
燃料処理操作の残り(約1/6)は、回転ベルト装置の
休止時で燃料ホイスト塔が回転ベルト装置に当接してい
る。これらの操作に対し、中心線の一方の側又は他方の
側へ接線方向に動かすためにキャリジが備えられ、回転
ベルト装置がキャリジと共に動き、プラグが時計方向回
転か反時計方向回転することにより燃料ホイストをいず
れの側からでも中心線に達することが可能である。
さて、図面を参照して、本発明の実施例について説明す
る。第1図を参照すると、液体金属高速増殖炉10の一
部が示され、この炉10は垂下する原子炉容器14上に
水平に延在するデッキ12を含む。この炉10は多数の
内部装置、即ち容器14内に多数の装置を含む。これら
の装置は、炉芯16、通常の作動位置において炉芯の直
上にある計器トリー18、ホイスト装置20(容器の内
外に延びる)、並びに原子炉炉芯及び容器内外へ燃料組
立体(図示せず)を運搬するための燃料組立体運搬装置
22等である。これら装置は従来公知であるから、説明
を省略する。
燃料集合体をコア16と運搬装置22との間で搬送する
ためにホイスト20を容器14内で移動させることが必
要である。容器14上のデッキ12に設けた従来の回転
プラグ組立体24によって達成される。このプラグ組立
体24は炉10内の構成要素と比較し大きさが誇張され
て図示されている。この組立体24は三つの水平に延び
る円形プラグ、即ち三つの中で最大の最外部大径プラグ
26、大径プラグ26の以内で偏心されて設けた中間プ
ラグ28及び中間プラグ28以内にあり偏心して設けた
最内部の小径プラグ30を含む。三つのプラグ全てはそ
れぞれの軸(中心線 1,2,3で示す)を中心に回転
するように取付けられ、これらのプラグを特定の組合せ
で回転させてホイスト20を適当な位置に移動させるた
めの装置(図示せず)が設けられている。
以上の原子炉10は従来公知であり、容器14の中に各
種の構成要素を含み、更に、それは又容器14の外部に
も種々の構成要素を含んでいる。さらに原子炉10の運
転を通して、多くの内部装置と多くの外部装置とを連結
するため、容器14の内部位置と外部位置との間の各種
の接続(電気的及び液体輸送の両接続)が必要となる。
第1図に図示のごとく、計器トリー28(及び他の計測
器具)と外部位置との間に各種ケーブル等が接続されて
いる。第1図において、ケーブルは中間プラグ28で偏
心位置にある開口部33を通して容器14の外に引き出
される。後述するように、原子炉10のケーブル操作装
置34は、種々のケーブル部分のグルーブとして、好ま
しくは一連のケーブル部分を介して外部装置へ接続する
ようにされている。
第1図に示すように、ケーブル操作装置34は中間プラ
グ28の上側に固定され、中間プラグ28の中心線に沿
って外方に垂直に延びる軸35を含んでいる。この実施
例では軸35の基部に端子箱(図示せず)を設けるとと
もに、その上部に大きな円筒状ドラム36が設けられて
いる。同様に、炉10の内部部品と外部部品の間の動力
ケーブル、計測ケーブル等のケーブル32等は偏心位置
に設けた通路33を抜けて軸35の基部にある端子箱を
経てドラム36の外周上の固定端子点38へ延びるサー
ビスケーブル32aを含む。端子点38は実際には、部
分的にドラム36の周に巻かれた後述するケーブル機構
の固定端にある。このようにして、三つのプラグ26,
28及び30が如何に回転しようと、端子点38と通路
33とは一定の位置関係とされ、従って、サービスケー
ブル32aは端子点38と中間プラグ28に関して固定
される。中間プラグ28の通路33と端子点38の間で
のサービスケーブル32aの取扱いは比較的簡単であ
る。他方、ケーブル32の残余の部分すなわち接続ケー
ブル32bは、以下に見られるように少し複雑な取扱い
となるが、本発明のケーブル操作装置34によて簡単化
されかつ信頼性のある取扱いが可能となる。
第2図において、上記ケーブル操作装置34を説明す
る。このケーブル操作装置34の水平に延びる長い剛性
のレール40の内部には、長手方向に延在する下方に開
いた内部みぞ42が形成されている。このレール40の
一端はピボットピン44によりドラム36が、レール4
0に相対的に矢印46で示すように回転可能に上端で結
合されている。レール40の他端は自由端となり、以下
に説明する特別な方法でレール支持手段50によって支
持される端部48を有する。
レール支持手段50はレール40の端部48を滑動可能
に保持する貫通穴54を設けたすべり支持52を含む。
すべり支持52は垂直に延びる案内手段56の上端に回
転可能に取付けられ、しかして案内手段56は垂直に延
びる貫通穴すなわち細長い開口部58が形成されてい
る。この案内手段56は、さらに移動手段62のキャリ
ジ60の上側に固定されている。移動手段62は、レー
ル支持手段50を横方向両端位置間で移動させまたその
中間の休止位置に移動させるようになっている。キャリ
ジ60が第2図に示すよう左右のいずれか一端位置に保
持された状態でも、レール支持手段50によりレール4
0は両矢印64の方向に直線運動可能であり、矢印66
で示される案内手段56の軸の周で回転運動が可能であ
る。
上述のように、移動手段62のキャリジ60は軌道68
に取付けられ、第2図に示す第1端位置と第4図に示す
第2端位置との間を動くようになっている。キャリジ6
0の第3位置は休止位置である。軌道68の構造並びに
第2図及び第4図に示すようなキャリジ60の第1及び
第2端位置は、後述する理由で、レール40をドラム3
6の軸の周りにおける二つの所定両端位置と通常の休止
位置とに回転できるように選定されている。キャリジ6
0は、図示するようなU字形の軌道構造内に配置して車
輪で移動させるようにしても良いし、案内レール上をス
ライドさせてもよい。いずれにせよ、ピストン及びシリ
ンダ装置ならびに車輪等を含むキャリジ駆動装置でキャ
リジ60をその両端位置間に動かすための全体を70で
示した装置が設けられる。
ケーブル操作装置34はケーブル32の第2部分の接続
ケーブル32bを収容する長いケーブル支持手段72を
含む。ケーブル支持手段72の一端はドラム36に固定
端子点38で固定され、可撓性の先端部がドラム36に
周に巻かれるようにされている。接続ケーブル32bは
前述のサービスケーブル32aと適宜接続されるように
なっている。サービスケーブル32aと接続ケーブル3
2bを適当な連結装置により接続するようにしても良
い。連結装置は、例えば電気端子、空気弁などである。
ケーブル支持手段72の他端はキャリジ60の反対側ま
で延在している。
第2図において、ケーブル支持手段72は部分72aと
部分72bの二つの部分に分けることができる。垂直方
向に長い断面の部分72aは案内手段56の開口部58
を貫通する。適当な連結部材72cによって部分72a
と連結された部分72bは水平方向に長い断面を有し、
案内手段56の反対側に位置する。後述するが部分72
aは、矢印76で示すように、レール40と平行な方向
にレール40に相対的に前後に移動可能である。多数の
間隔を置いたT字棒78が部分72aをレール40に連
結しいる。これらT字棒78は部分72aから上方に延
びているとともにその下部が部分72aに固定されてい
る。それらT字棒78は前述のみぞ42内を摺動可能で
ある。部分72bは案内手段56及びキャリジ60の反
対側で屈曲している。ケーブル支持手段72は、可撓性
なので部分72aの直線運動に応じて自由にたわむ。
ケーブル操作装置34は部分72a又は72bと同じ構
成の第2のケーブル支持手段80を含む。ケーブル支持
手段80は第3のケーブル部分32cを保持するもので
ある。このケーブル部分32cの一端がキャリジ60の
背に固定されている。ケーブル部分32cと接続ケーブ
ル32bを、適宜接続するためにキャリジ60上に装置
が設けられている。ケーブル部分32cと接続ケーブル
部分32bとは連続しても良い。ケーブル32cの他端
は、軌道68の下側にある第2の外部、遠隔端子位置へ
延びる。この位置から種々のケーブル部分32dが導出
されるが、導出方向は外部の原子炉構成要素の位置によ
って異る。
ケーブル操作装置34の作動を説明する。接続ケーブル
32b及びケーブル部分32cを含めた作動を考慮して
いる。第2図から第4図ならびに第5a図から第5d図
を参照する。先づ第5a図を参照して、三つのプラグ2
6,28及び30は第1及び第2図に示されているよう
に位置している。即ち端子点38が、多少ドラム軸のま
わりに回転され、通路33と案内手段56とドラム36
とが整列している。ケーブル支持手段72の部分72a
の大部分が案内手段56のドラム36側にありその一部
がドラム36に巻きついている。ドラム36が時計方向
に回転しようが反時計方向に回転しようが、上述の操作
位置で、巻取が一方向となるように部分72aが十分な
余裕をもってドラム36の周りに巻かれるようにするこ
とが望ましい。例えば、図示の実施例では、もしドラム
36が時計方向(第2図)に回転するのであれば巻取が
ある程度ほどかれ、反時計方向の回転では巻き上げられ
る。レール40の大部分がすべり支持52のドラム36
側にあるものとする。又、キャリジ60は第2図に示す
位置にあるものとする。この位置関係を出発点として、
ケーブル操作装置34の作動を以下に説明する。
中間プラグ28は第5b図のように矢印82の方向に回
転するが、大径プラグ26は静止したままであると仮定
する。この場合、レール40は静止したままであるが、
ドラム36は反時計方向に回転し部分72aの端部分7
2aを巻き取る。よって接続ケーブル32bの対応する
部分が第3図に示す方法でドラム周に巻取られる。T字
棒78を介して支持されている部分72a及び72bは
レール40の下側に沿ってドラム36の方へ移動する。
この移動により後部分72bのループは減少し、移動に
よる変位が補償される。次に、中間プラグ28が静止し
たままで大径プラグ26が第5c図に示すように矢印8
4の方向に回転したと仮定する。この場合、ドラム36
全体はレール支持手段50に近づき、レール40のなす
角度は変化する。この変化を補償するため、第5c図に
見られるように、すべり支持52はレール40を介し回
転される。同時にレール40はすべり支持52内をすべ
る。同時に、ドラム36上の端子点38が大径プラグ2
6の中心線の周に回転する。この場合中間プラグ28は
静止している。結果として、ケーブル支持手段72の可
撓性の端部分72a′はドラム36反時計方向の回転に
よりドラム36に巻かれる。この場合の巻取りケーブル
の量は前の場合とは異なる。この運動も後部分72bの
ループによって補償される。ドラム36の時計方向回転
は勿論巻取られた部分72a′のいくらかをほどかせ
る。
上述した回転状態は同時に生じさせることができる、即
ち大径プラグ26及び中間プラグ28は同時に同じ方向
又は反対方向に回転できる。この場合、中間プラグ28
の回転が大径プラグ26の回転を巻取りの観点から打消
すようにできるので、ケーブル支持手段72はドラム3
6の周に巻かれたり巻きもどされたりする。しかしなが
ら、これらの状況の下でも、ドラム36はレール支持手
段50に対して遠近しうる。従ってレール40及びケー
ブル支持手段72は、二つのプラグ26,28が回転す
る態様に従って、矢印64及び76(第2図)の方向に
移動する。
次に第5d図に見られるように、ホイスト20を担持す
る小径プラグ30をレール40及びケーブル支持手段7
2が位置している(第5a−c図)点に動かす場合、中
間プラグ28を第5a図の位置から矢印82で示すよう
に反時計方向に約180゜回転させ、一方他の二つのプ
ラグ26,30を静止したままにする。この場合、レー
ル40及びケーブル支持手段72を異った位置に、すな
わち第5d図の点線の位置から実線の位置へ動かすこと
が必要である。すなわち移動手段62のキャリジ60を
第2図に示す位置から第4図に示す位置へ動かす。よっ
てレール支持手段50が動き、レール40とケーブル支
持手段72をドラム36の軸の周に第5d図の点線の位
置から実線の位置まで回転させる。ケーブル支持手段8
0とケーブル部分32cがキャリジと共に第2図及び第
4図のごとく動く。このケーブル支持手段80の長さは
キャリジ60の両端間の距離以上としなければならな
い。時計方向に於ける燃料ホイスト操作にたいしては、
動作は逆となり、先端部分72a′はドラム36から巻
ほどかれ、キャリジ60は反対方向に動く。ケーブル運
動は、ループ状の後部分72bがドラム36からほどか
れている部分に相当する余剰部分72aを取込むため大
きくなる。
ケーブル操作装置34は上述の原子炉、即ちLMFBR
だけに限られるのではなく、その他のケーブル操作を必
要とする装置にも使用できる。ケーブル支持手段それ自
身は上記説明した機能を有する限り、即ちケーブル等を
含むドラム36の運動を補償しうるものであれば良く、
例えば、チェーン機構を使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従って設計されたケーブル操作装置を
含む原子炉の一部の斜視図である。 第2図は一つの作動位置、特に第1図に示す作動位置で
示すケーブル操作装置の斜視図である。 第3図は第2図のそれと似た斜視図であるが、ケーブル
操作装置の一部だけを第2作動位置で示す。 第4図はケーブル操作装置の一部の更に他の作動位置に
於ける斜視図である。 第5a図〜第5d図は第1図のケーブル操作装置が原子
炉の構成部品である回転プラグ組立体の運動に応じて動
く方法の平面図での図式的説明である。 10……原子炉 14……原子炉容器 26……大径プラグ 28……中間プラグ 30……小径プラグ 32……動力および計測ケーブル 32a……サービスケーブル 32b……接続ケーブル 32c……ケーブルの部分 34……ケーブル操作装置 36……ドラム 38……端子点 40……レール 50……レール支持手段 56……案内手段 60……キャリジ 62……移動手段 72……ケーブル支持手段 78……T字棒 80……第2のケーブル支持手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エドワ−ド・ム−デイ アメリカ合衆国カリフオルニア州シイミ・ テエラ・ラジヤダ・ロ−ド195 (72)発明者 ロバ−ト・オ−カツト・クロスグロ−ブ アメリカ合衆国カリフオルニア州チヤツワ −ス・オクラホマ・アベニユ−10709 (56)参考文献 特開 昭53−146196(JP,A) 特開 昭55−96496(JP,A) 特開 昭53−160700(JP,A) 米国特許3537059(US,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉容器(14)の頂部に回転可能に設
    けた大径の回転プラグ(26)と該大径回転プラグ(2
    6)内に偏心して回転可能に設けられたより小径の回転
    プラグ(28)を含む少なくとも二つのプラグを有する
    プラグ組立体が設けられ、該より小径の回転プラグ(2
    8)を回転して、該より小径の回転プラグ(28)を貫
    通して原子炉容器(14)の内部から外部に延在するサ
    ービスケーブル(32a)の内側一端を前記原子炉容器
    (14)内の任意位置に設けた装置にアクセスさせるよ
    うに構成された原子炉容器(14)に使用され、該原子
    炉容器(14)の外部に設けた装置と前記より小径の回
    転プラグ(28)上の前記サービスケーブル(32a)
    の外側端との間の接続ケーブル(32b)を操作するケ
    ーブル操作装置において、 前記より小径の回転プラグ(28)に同軸で一体に設け
    られ、前記サービスケーブル(32a)の外側端が接続
    された固定端子点(38)を外周面上に有するドラム
    (36)と、前記接続ケーブル(32b)を支持し、前
    記ドラム(36)の外周上に巻かれるように該ドラム
    (36)に最も近い端部分が可撓性のケーブル支持手段
    (72)と、前記接続ケーブル(32b)を長手方向に
    移動可能に保持する案内手段(56)とを有し、前記よ
    り小径の回転プラグ(28)の回転に際して前記ドラム
    (36)上に前記ケーブル支持手段(72)の可撓性の
    端部分が巻き上げ巻出されるようになっていることを特
    徴とするケーブル操作装置。
  2. 【請求項2】原子炉容器(14)の外壁部分に回転可能
    に設けた大径の回転プラグ(26)と、該大径プラグ
    (26)内に偏心して回転可能に設けられた中間プラグ
    (28)及び小径プラグ(30)を有するプラグ組立体
    が設けられ、該大径および該中間プラグ(26,28)
    を回転して、該中間プラグ(28)を貫通して原子炉容
    器(14)の内部から外部に延在するサービスケーブル
    (32a)の内側一端を前記原子炉容器(14)内の任
    意位置に設けた装置にアクセスさせるように構成された
    原子炉容器(14)に使用され、該原子炉容器(14)
    の外部に設けた装置と前記中間プラグ(28)上の前記
    サービスケーブル(32a)の外側端との間の接続ケー
    ブル(32b)を操作するケーブル操作装置において、 前記中間プラグ(28)に同軸で一体に設けられ、前記
    サービスケーブル(32a)の外側端が接続された固定
    端子点(38)を外周面上に支持したドラム(36)
    と、前記接続ケーブル(32b)を保持した、前記ドラ
    ム(36)の外周上に巻かれるようにされた該ドラムに
    最も近い端部分が可撓性のケーブル支持手段(72)
    と、前記接続ケーブル(32b)を長手方向に移動可能
    に保持する案内手段(56)と、前記ドラム(36)の
    相対回転を可能とするように一端が該ドラム(36)の
    一端に枢着され、前記ケーブル支持手段(72)を長手
    方向に移動可能に担持する剛性レール(40)と、前記
    案内手段(56)に枢着されていて該剛性レール(4
    0)の他端部分を摺動可能にかつ横方向に枢動可能に保
    持するレール支持手段(50)と、前記大径プラグ(2
    6)の回転に応じて前記案内手段(56)を前記レール
    (40)を横切る方向に移動される移動手段(62)と
    を有し、前記中間プラグ(28)の回転に際して前記ド
    ラム(36)上に対して前記ケーブル支持手段(72)
    の可撓性の端部分が巻き上げ巻出されるようになってお
    り、さらに前記移動手段(62)は、前記大径プラグ
    (26)の回転に応じて前記レール支持手段(50)を
    前記レール(40)が摺動可能な位置に移動させるよう
    に構成されていることを特徴とするケーブル操作装置。
JP1931880A 1979-02-21 1980-02-20 原子炉容器用ケ−ブル操作装置 Expired - Lifetime JPH0618456B2 (ja)

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US06/013,420 US4330368A (en) 1979-02-21 1979-02-21 Cable handling system for use in a nuclear reactor
US13420 1993-02-01

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Publication Number Publication Date
JPS55149899A JPS55149899A (en) 1980-11-21
JPH0618456B2 true JPH0618456B2 (ja) 1994-03-09

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FR (1) FR2449949A1 (ja)

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FR2449949A1 (fr) 1980-09-19
CA1132727A (en) 1982-09-28
FR2449949B1 (ja) 1983-08-26
DE3006556A1 (de) 1980-09-04
JPS55149899A (en) 1980-11-21

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