JPH0618423Y2 - 動力草刈機 - Google Patents
動力草刈機Info
- Publication number
- JPH0618423Y2 JPH0618423Y2 JP9599088U JP9599088U JPH0618423Y2 JP H0618423 Y2 JPH0618423 Y2 JP H0618423Y2 JP 9599088 U JP9599088 U JP 9599088U JP 9599088 U JP9599088 U JP 9599088U JP H0618423 Y2 JPH0618423 Y2 JP H0618423Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting blade
- collecting plate
- grass
- grass collecting
- vertical axis
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は牧草等を刈取る水平回転刈刃を持った動力草刈
機、特に刈刃の回転方向を正逆に切替えて容易に往復刈
りが出来るタイプの動力草刈機に関するものである。
機、特に刈刃の回転方向を正逆に切替えて容易に往復刈
りが出来るタイプの動力草刈機に関するものである。
水平回転刈刃を持った動力草刈機の刈刃回転方向の側方
に集草板を配置し、刈取られた草の飛散を押さえてその
刈取られた草を帯状に体積させることが行われている。
に集草板を配置し、刈取られた草の飛散を押さえてその
刈取られた草を帯状に体積させることが行われている。
往復刈りが出来るタイプの草刈機では、刈刃の回転方向
を切替えるのに合わせて集草板の位置も反転させる必要
がある。しかし、そのために刈刃の正逆転切替えの都
度、集草板を一旦機体から外して反対側に付替えるのは
めんどうである。
を切替えるのに合わせて集草板の位置も反転させる必要
がある。しかし、そのために刈刃の正逆転切替えの都
度、集草板を一旦機体から外して反対側に付替えるのは
めんどうである。
そこで刈刃の正逆転切替操作に連動して集草板の位置が
左右反転するように構成した動力草刈機の集草装置が提
案されている（実開昭５８−１７８８１６号公報参
照）。
左右反転するように構成した動力草刈機の集草装置が提
案されている（実開昭５８−１７８８１６号公報参
照）。
ところが上記提案の集草装置は一見便利そうであるが、
その連動構造が複雑で作動の円滑を欠き、故障も起きや
すく、またコストも高いものとなる。
その連動構造が複雑で作動の円滑を欠き、故障も起きや
すく、またコストも高いものとなる。
本考案は上記の問題点のない左右反転可能な動力草刈機
を提供することを目的とする。
を提供することを目的とする。
本考案は、エンジンを搭載し車輪を備えた機体の前方下
部に、エンジンによって回される正逆転切替可能な水平
回転刈刃を有し、その水平回転刈刃の一方の側方に集草
板を配置した動力草刈機において該集草板を支持杆の一
方に取り付け、該支持杆の他方の基部を水平回転刈刃の
回転軸の上方に縦軸を介して水平回動可能に固定し、集
草板の位置を左右に反転させるための操作杆の一端を該
縦軸に対して偏心し、かつ回動自由に該基部に連結し、
該縦軸に固着されたレバーの回動を抑止するためのスト
ッパーを該縦軸の左右にそれぞれ設け、該レバーの一端
と機体の前後方向中心線上の固定位置との間にコイルば
ねを設けたことを特徴とする動力草刈機である。
部に、エンジンによって回される正逆転切替可能な水平
回転刈刃を有し、その水平回転刈刃の一方の側方に集草
板を配置した動力草刈機において該集草板を支持杆の一
方に取り付け、該支持杆の他方の基部を水平回転刈刃の
回転軸の上方に縦軸を介して水平回動可能に固定し、集
草板の位置を左右に反転させるための操作杆の一端を該
縦軸に対して偏心し、かつ回動自由に該基部に連結し、
該縦軸に固着されたレバーの回動を抑止するためのスト
ッパーを該縦軸の左右にそれぞれ設け、該レバーの一端
と機体の前後方向中心線上の固定位置との間にコイルば
ねを設けたことを特徴とする動力草刈機である。
一枚の集草板を例えば第１図に示すように刈刃４の右側
に位置させ、刈刃４を右回転させて進行し、折返し位置
で機体を反転させると共に刈刃を左回転に切替え、更に
集草板反転操作杆２１を手で操作するものである。その
操作杆の握り２１Ａの動きによって集草板支持杆１７が
縦軸１６を中心に回動されながらコイルばね２７（第１
図には図示されない。）を蓄勢し、機体３の前後方向中
心線を過ぎると、操作杆を動かさなくても蓄勢されたば
ねの力で集草板支持杆１７の回動が付勢され、集草板２
０が刈刃の左側（第１図の二点破線の位置）に達したと
ころで集草板支持杆１７は、縦軸１６を軸として回動自
由なレバー２４がストッパー２８に当たることによって
止まる。すなわち集草板２０が右側から左側に反転し、
進行することにより刈られた草は刈跡側に集草される。
に位置させ、刈刃４を右回転させて進行し、折返し位置
で機体を反転させると共に刈刃を左回転に切替え、更に
集草板反転操作杆２１を手で操作するものである。その
操作杆の握り２１Ａの動きによって集草板支持杆１７が
縦軸１６を中心に回動されながらコイルばね２７（第１
図には図示されない。）を蓄勢し、機体３の前後方向中
心線を過ぎると、操作杆を動かさなくても蓄勢されたば
ねの力で集草板支持杆１７の回動が付勢され、集草板２
０が刈刃の左側（第１図の二点破線の位置）に達したと
ころで集草板支持杆１７は、縦軸１６を軸として回動自
由なレバー２４がストッパー２８に当たることによって
止まる。すなわち集草板２０が右側から左側に反転し、
進行することにより刈られた草は刈跡側に集草される。
第１図は本考案の動力草刈機の全体を示す斜視図であ
る。第２図は集草板支持杆１７を取り付ける基部の横断
平面図、第３図は集草板支持杆１７の回動状態を説明す
る平面図、第４図は第３図における縦断側面図である。
る。第２図は集草板支持杆１７を取り付ける基部の横断
平面図、第３図は集草板支持杆１７の回動状態を説明す
る平面図、第４図は第３図における縦断側面図である。
エンジン１を搭載し車輪２を備えた動力草刈機本体であ
る機体３の前方の下部に、上記エンジン１によって回転
駆動される水平回転刈刃４が設けられている。刈刃４は
円盤４Ａの周縁の数カ所に交換可能に取り付けられてい
る。
る機体３の前方の下部に、上記エンジン１によって回転
駆動される水平回転刈刃４が設けられている。刈刃４は
円盤４Ａの周縁の数カ所に交換可能に取り付けられてい
る。
水平回転刈刃４の軸は機体３に設けた軸受によって垂直
に支持され、その刈刃軸支持部（カバー５で覆われてい
て図には表れていない。）内に軸の正逆転切替歯車機構
が組み込まれている。
に支持され、その刈刃軸支持部（カバー５で覆われてい
て図には表れていない。）内に軸の正逆転切替歯車機構
が組み込まれている。
機体３の後部に操縦ハンドル６があり、そのハンドル６
上に走行クラッチレバー７と並んで、刈刃の回転・停止
を行うクラッチ操作用レバー８と、前記刈刃の正逆転切
替歯車機構を操作するレバー９が設置されている。更に
ハンドル６の左右両端に方向転換用サイドクラッチ１０
Ｌ・１０Ｒが設けられている。
上に走行クラッチレバー７と並んで、刈刃の回転・停止
を行うクラッチ操作用レバー８と、前記刈刃の正逆転切
替歯車機構を操作するレバー９が設置されている。更に
ハンドル６の左右両端に方向転換用サイドクラッチ１０
Ｌ・１０Ｒが設けられている。
機体３の前部に、機体正面から左右後方に車輪２の直前
まで延びた刈草誘導板１１が取り付けられている。
まで延びた刈草誘導板１１が取り付けられている。
刈刃軸支持部の上部に、補強折曲縁１２Ａ付座板１２が
水平に取り付けられている。座板１２は、その底面に突
設している脚１３を刈刃の回転軸を支持する支持部の上
方の受筒部１４にはめられて、押ねじ１５をねじ込むこ
とによって固定されている。
水平に取り付けられている。座板１２は、その底面に突
設している脚１３を刈刃の回転軸を支持する支持部の上
方の受筒部１４にはめられて、押ねじ１５をねじ込むこ
とによって固定されている。
上記座板１２上において機体３の前後方向中心線Ｘ−Ｘ
（第３図）上の位置に縦軸受１６が設けられ、それに縦
軸１８が挿通されるとともに、集草板支持杆１７の基部
が縦軸に固定されている。
（第３図）上の位置に縦軸受１６が設けられ、それに縦
軸１８が挿通されるとともに、集草板支持杆１７の基部
が縦軸に固定されている。
かような構成によって、集草板支持杆１７を水平回動可
能に取り付けている。
能に取り付けている。
集草板支持杆１７は刈刃４の回転半径より長くて、その
先端は下向きに折れ曲がり、その下端に固定の取付板１
９を介してゴム板製集草板２０が垂下状に取り付けられ
ている。すなわち、集草板支持杆１７の一方の端部は集
草板２０に連結固定されるとともに、他方の端部は基部
として縦軸１８を介して水平回動可能に座板１２上に固
定されている。
先端は下向きに折れ曲がり、その下端に固定の取付板１
９を介してゴム板製集草板２０が垂下状に取り付けられ
ている。すなわち、集草板支持杆１７の一方の端部は集
草板２０に連結固定されるとともに、他方の端部は基部
として縦軸１８を介して水平回動可能に座板１２上に固
定されている。
機体３の上面に沿って集草板左右反転操作杆２１が配置
されている。上記操作杆２１は、座板１２の後部に一体
に設けた唯１箇所の支持部２２によって前後動自由に支
持され、操作杆２１の後端にある握り２１Ａは操縦ハン
ドル６の近くまで延びている。そして操作杆２１の前端
部２１Ｂは下向きにＬ字形に曲がっていて、前記集草板
支持杆１７の縦軸１８、すなわち水平回動中心から集草
板取付側と反対側の偏心位置に設けた係止部２３の穴に
引っかけている。
されている。上記操作杆２１は、座板１２の後部に一体
に設けた唯１箇所の支持部２２によって前後動自由に支
持され、操作杆２１の後端にある握り２１Ａは操縦ハン
ドル６の近くまで延びている。そして操作杆２１の前端
部２１Ｂは下向きにＬ字形に曲がっていて、前記集草板
支持杆１７の縦軸１８、すなわち水平回動中心から集草
板取付側と反対側の偏心位置に設けた係止部２３の穴に
引っかけている。
座板１２の下で前記縦軸１８の下端に、集草板支持杆１
７と平行に集草板取付側に延びたばね掛けレバー２４が
固着されている。そのレバー２４の先端のピン２５と座
板１２の裏面の機体３の前後方向中心線Ｘ−Ｘ上でかつ
前記縦軸１８より後の位置に固着したピン２６との間に
引っ張りコイルばね２７が張設されている。
７と平行に集草板取付側に延びたばね掛けレバー２４が
固着されている。そのレバー２４の先端のピン２５と座
板１２の裏面の機体３の前後方向中心線Ｘ−Ｘ上でかつ
前記縦軸１８より後の位置に固着したピン２６との間に
引っ張りコイルばね２７が張設されている。
座板１２の下方には、集草板支持杆１７が右および左の
各所定位置に回動したところで、その支持杆１７と一体
のばね掛けレバー２４が当たるストッパー２８が左右一
対設けられている。
各所定位置に回動したところで、その支持杆１７と一体
のばね掛けレバー２４が当たるストッパー２８が左右一
対設けられている。
集草板２０が機体３の右側に位置している第１図・第２
図の状態においては、レバー２４は、第２図の２つのス
トッパー２８のうち、下部に図示されているストッパー
２８のみに当接され、右回転は不可能であるが左回転は
可能である。前記の前端部２１Ｂ、係止部２３は座板１
２の上方に配置されているので左回転は何ら支障なく可
能である。
図の状態においては、レバー２４は、第２図の２つのス
トッパー２８のうち、下部に図示されているストッパー
２８のみに当接され、右回転は不可能であるが左回転は
可能である。前記の前端部２１Ｂ、係止部２３は座板１
２の上方に配置されているので左回転は何ら支障なく可
能である。
握り２１Ａを握って操作杆２１を手前に引くと、集草板
支持杆１７が縦軸１８を中心にして第３図・第４図のよ
うに左回りにコイルばね２７を引伸ばしながら回動す
る。操作杆２１と集草板支持杆１７が機体前後方向中心
線Ｘ−Ｘ（第３図）に沿って一直線状になった時、コイ
ルばね２７は最も引伸ばされる。その後、操作杆２１を
僅かに左に振ってやると、集草板支持杆１７も左に振
れ、あるいは操作杆２１を強く引くことによる勢いで集
草板支持杆１７を上記中心線Ｘ−Ｘから越えさせると、
集草板支持杆１７は以後コイルばね２７の収縮作用で回
動し、ばね掛けレバー２４が左側のストッパー２８（第
２、３図において上方に図示されているストッパー）に
当たって止まる。すなわち右側にあった集草板２０が操
作杆２１を引くことにより左側に反転し、その反転位置
に保持される。
支持杆１７が縦軸１８を中心にして第３図・第４図のよ
うに左回りにコイルばね２７を引伸ばしながら回動す
る。操作杆２１と集草板支持杆１７が機体前後方向中心
線Ｘ−Ｘ（第３図）に沿って一直線状になった時、コイ
ルばね２７は最も引伸ばされる。その後、操作杆２１を
僅かに左に振ってやると、集草板支持杆１７も左に振
れ、あるいは操作杆２１を強く引くことによる勢いで集
草板支持杆１７を上記中心線Ｘ−Ｘから越えさせると、
集草板支持杆１７は以後コイルばね２７の収縮作用で回
動し、ばね掛けレバー２４が左側のストッパー２８（第
２、３図において上方に図示されているストッパー）に
当たって止まる。すなわち右側にあった集草板２０が操
作杆２１を引くことにより左側に反転し、その反転位置
に保持される。
本考案動力草刈機の集草装置は上記の構成であるから、
刈刃正逆転切替レバーを操作して刈刃の回転方向を切替
えた後、集草板左右反転操作杆を引くことにより、集草
板の位置を刈刃の回転方向に合った側に変えることがで
きるもので、その集草板の位置の反転を、操作杆を引く
だけの簡単な操作で円滑に行わせることができ、しかも
構造は単純であるから故障もなく、低コストで提供でき
るものである。
刈刃正逆転切替レバーを操作して刈刃の回転方向を切替
えた後、集草板左右反転操作杆を引くことにより、集草
板の位置を刈刃の回転方向に合った側に変えることがで
きるもので、その集草板の位置の反転を、操作杆を引く
だけの簡単な操作で円滑に行わせることができ、しかも
構造は単純であるから故障もなく、低コストで提供でき
るものである。
第１図は本考案集草装置を備えた動力草刈機全体を表す
斜視図、第２図は集草板支持杆取付部の横断平面図、第
３図は集草板支持杆の回動状態を説明する平面図、第４
図は同上縦断側面図。 １はエンジン、２は車輪、３は機体、４は水平回転刈
刃、５は機体カバー、６は操縦ハンドル、７は走行クラ
ッチレバー、８は刈刃クラッチレバー、９は刈刃正逆転
切替レバー、１７は集草板支持杆、１８は縦軸、２０は
集草板、２１は集草板反転操作杆、２１Ａは握り、２７
はコイルばね、２８はストッパー。
斜視図、第２図は集草板支持杆取付部の横断平面図、第
３図は集草板支持杆の回動状態を説明する平面図、第４
図は同上縦断側面図。 １はエンジン、２は車輪、３は機体、４は水平回転刈
刃、５は機体カバー、６は操縦ハンドル、７は走行クラ
ッチレバー、８は刈刃クラッチレバー、９は刈刃正逆転
切替レバー、１７は集草板支持杆、１８は縦軸、２０は
集草板、２１は集草板反転操作杆、２１Ａは握り、２７
はコイルばね、２８はストッパー。
Claims (1)
- 【請求項１】エンジンを搭載し車輪を備えた機体の前方
下部に、エンジンによって回される正逆転切替可能な水
平回転刈刃を有し、その水平回転刈刃の一方の側方に集
草板を配置した動力草刈機において、該集草板を支持杆
の一方に取り付け、該支持杆の他方の基部を水平回転刈
刃の回転軸の上方に縦軸を介して水平回動可能に固定
し、集草板の位置を左右に反転させるための操作杆の一
端を該縦軸に対して偏心し、かつ回動自由に該基部に連
結し、該縦軸に固着されたレバーの回動を抑止するため
のストッパーを該縦軸の左右にそれぞれ設け、該レバー
の一端と機体の前後方向中心線上の固定位置との間にコ
イルばねを設けたことを特徴とする動力草刈機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9599088U JPH0618423Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 動力草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9599088U JPH0618423Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 動力草刈機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0217027U JPH0217027U (ja) | 1990-02-02 |
| JPH0618423Y2 true JPH0618423Y2 (ja) | 1994-05-18 |
Family
ID=31320774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9599088U Expired - Lifetime JPH0618423Y2 (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 動力草刈機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618423Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP9599088U patent/JPH0618423Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0217027U (ja) | 1990-02-02 |
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