JPH06183B2 - 乳化・脱乳化方法 - Google Patents

乳化・脱乳化方法

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JPH06183B2
JPH06183B2 JP59106469A JP10646984A JPH06183B2 JP H06183 B2 JPH06183 B2 JP H06183B2 JP 59106469 A JP59106469 A JP 59106469A JP 10646984 A JP10646984 A JP 10646984A JP H06183 B2 JPH06183 B2 JP H06183B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高分子界面活性剤に関する。更に詳しくは特定
のN−置換(メタ)アクリルアミドの重合体よりなる高
分子界面活性剤に関する。
従来技術とその問題点: 界面活性剤は古くより洗浄等の幅広い分野で使用されそ
の有用性は広く認めらいている。しかし近年、界面活性
剤の使用による種々の問題が起つており、その1つに廃
液の泡立ち等が問題になつている。
また、最近の新しい分離技術の1つに液体膜による分離
があり、その中でも二重ミセル構造に着目した乳化型液
体膜に関する研究が盛んに行われている。その場合にも
ミセルを破壊する脱乳化が大きな問題になっている。現
在は電圧印加による脱乳化が検討されているが、エネル
ギー多消費となっており満足できるものになっていな
い。
問題点を解決するための手段: 本発明者らは上記の点に鑑み、界面活性の1つの大きな
因子になつている表面張力の温度変化に直目して種々の
化合物を検討した結果、特定の(メタ)アクリルアミド
重合体の水溶液において、表面張力の温度変化が大きく
温度により界面活性力を制御できることを見い出し、本
発明に到った。
即ち本発明は、一般式(I)または一般式(II)で表わされ
る一般式 N−アルキルまたはN−アルキレン置換(メタ)アクリ
ルアミドの単独または共重合体、もしくは他の共重合し
うる単量体との共重合体よりなる高分子界面活性剤であ
る。
本発明の特定のN−アルキルまたはN−アルキレン置換
(メタ)アクリルアミドは、具体的にはたとえば、N−
n−プロピルアクリルアミド、N−n−プロピルメタク
リルアミド、N−イソプロピルアクリルアミド、N−イ
ソプロピルメタクリルアミド、N−エチルアクリルアミ
ド、N,N−ジエチルアクリルアミド、N−エチルメタ
クリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,
N−ジメチルメタクリルアミド、N−アクリロイルピロ
リジン、N−メタクリロイルピロリジン、N−アクリロ
イルピペリジン、N−メタクリロイルピペリジン、N−
アクリロイルモルホリン等をあげることができる。
また、上記した単量体と共重合体可能な単量体として
は、親水性単量体、イオン性単量体、親油性単量体等が
あげられ、それらの一種以上の単量体が適用できる。具
体的には親水性単量体として、たとえばアクリルアミ
ド、メタクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、ジ
アセトンアクリルアミド、ヒドロキシエチルメタクリレ
ート、ヒドロキシエチルアクリレート、ヒドロキシプロ
ピルメタクリレート、ヒドロキシプロピルアクリレー
ト、各種のメトキシポリエチレングリコールメタクリレ
ート、各種のメトキシポリエチレングリコールアクリレ
ート、N−ビニル−2−ピロリドン等をあげることがで
きるし、また、酢酸ビニル、グリシジルメタクリレート
等を共重合により導入してそれを加水分解して親水性を
賦与することもできる。イオン性単量体としては、たと
えばアクリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、ア
リルスルホン酸、メタリルスルホン酸、スチレンスルホ
ン酸、2−アクリルアミド−2−フェニルプロパンスル
ホン酸、2−アクリルアミド−2−メチル−プロパンス
ルホン酸等の酸及びそれらの塩、N,N−ジメチルアミ
ノエチルメタクリレート、N,N−ジエチルアミノエチ
ルメタクリレート、N,N−ジメチルアミノエチルアク
リレート、N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリル
アミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミ
ド等のアミン及びそれらの塩等をあげることができる。
また、各種アクリレート、メタクリレート、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、アクリロニトリル等を共重合
により導入して、それを加水分解してイオン性を賦与す
ることもできる。親油性単量体としては、たとえばN−
n−ブチルアクリルアミド、N−n−ブチルメタクリル
アミド、N−tert.−ブチルアクリルアミド、N−tert.
−ブチルメタクリルアミド、N−n−ヘキシルアクリル
アミド、N−n−ヘキシルメタクリルアミド、N−n−
オクチルアクリルアミド、N−n−オクチルメタクリル
アミド、N−tert.−オクチルアクリルアミド、N−n
−ドデシルアクリルアミド、N−n−ドデシルメタクリ
ルアミド等のN−アルキル(メタ)アクリルアミド誘導
体、N,N−ジグリシジルアクリルアミド、N,N−ジ
グリシジルメタクリルアミド、N−(4−グリシドキシ
ブチル)アクリルアミド、N−(4−グリシドキシブチ
ル)メタクリルアミド、N−(5−グリシドキシペンチ
ル)アクリルアミド、N−(6−グリシドキシヘキシ
ル)アクリルアミド等のN−(ω−グリシドキシアルキ
ル)(メタ)アクリルアミド誘導体、エチルアクリレー
ト、メチルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ブ
チルアクリレート、ラウリルアクリレート、2−エチル
ヘキシルメタクリレート、グリシジルメタクリレート等
の(メタ)アクリレート誘導体、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、エチレ
ン、プロピレン、ブテン等のオレフィン類、スチレン、
α−メチルスチレン、ブタジエン、イソプレン等をあげ
ることができる。
次に上記した単量体を重合して高分子界面活性剤を製造
する具体的方法として(1)水溶液中で重合して、その重
合体水溶液のままもしくは乾燥して水を留去し重合体固
体として得る方法、(2)溶剤中で重合して重合後、重合
体溶液のままもしくは溶剤を留去または重合体を溶解し
ない貧溶媒中に添加して重合体を析出させる等の操作で
重合体を得る方法、(3)乳化重合により、重合体エマル
ションとして重合体を得る方法、(4)懸濁重合により、
重合体粒子として得る方法、(5)単量体を溶剤で稀釈せ
ずにそのまま重合して、重合体ブロックとして得る方法
等があり、それらの中でも(1)、(2)、(3)の方法が好適
である。
(2)の方法において、重合時に使用する溶媒としては、
(メタ)アクリルアミド及びそのN−置換誘導体の各種
溶媒への相溶性が非常によいため、多種のものが使用で
きる。具体的には、メタノール、エタノール等のアルコ
ール類、テトラハイドロフラン、1,4−ジオキサン等
の環状エーテル類、アセトン等のケトン類、N,N−ジ
メチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド等
のアミド類、ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素
類、クロロホルム、メチレンジクロライド等のハロゲン
化炭化水素類、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロ
リドン、ジグライム、テトラグライム等の鎖状グリコー
ル類、ピリジン等の塩基性溶媒等があげられる。
その際、重合を開始する方法としては、加熱のみによつ
ても行いうるが、通常重合開始剤を使用したほうが良好
な結果が得られる。
重合開始剤としてはラジカル重合を開始する能力を有す
るものであれば制限はなく、たとえば無機過酸化物、有
機過酸化物、それらの過酸化物と還元剤との組合せおよ
びアゾ化合物などがある。具体的には過硫酸アンモニウ
ム、過硫酸カリ、過酸化水素、tert−ブチルパーオキシ
ド、ベンゾイルパーオキシド、クメンヒドロキシパーオ
キシド、tert−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノ
エート、過安息香酸ブチル等があり、それらと組合せる
還元剤としては亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、鉄、銅、コバ
ルトなどの低次のイオン価の塩、アニリン等の有機アミ
ン更にはアルドース、ケトース等の還元糖等を挙げるこ
とができる。アゾ化合物としては、アゾビスイソブチロ
ニトリル、2,2′−アゾビス−2−アミノジノプロパ
ン塩酸塩、2,2′−アゾビス−2,4−ジメチルバレ
ロニトリル、4,4′−アゾビス−4−シアノバレイン
酸などを使用することができる。また、上記した重合開
始剤の2種以上を併用することも可能である。この場合
の重合開始剤の添加量は通常採用される量的範囲で充分
であり、たとえば単量体当り0.01〜5重量%、好ましく
は0.05〜2重量%の範囲である。
それらの中でも水溶性の重合開始剤が、それらの中でも
特に水溶液中でイオンに解離するイオン性重合開始剤が
好ましい。重合温度は0〜100℃であり、好ましくは
5〜80℃である。
そのようにして得られる重合体のうち、固体状で得られ
るものは粉砕して粉末状として、または任意の溶剤に溶
解して溶液として、たとえば水溶液として提供できる。
また、エマルジョンまたは粒子状の場合には、そのまま
でも提供できる。
上記した方法により製造した樹脂は水溶液中において加
温してゆくとある温度で曇りを生じることに代表される
ように、疎水化する。その時、同時に表面張力も低下す
る。そのような低下は通常の界面活性剤でも観察される
が、その低下の割合は小さい。たとえばラウリル硫酸ナ
トリウムの場合においては、温度差30℃で表面張力の
差はたかだか2dyn/cmである。一方、本発明の場合に
はその差は40℃の温度差で5〜20dyn/cmであり樹
脂の種類及び濃度を選ぶことにより、その差を制御でき
る。その時の重合体水溶液の濃度は10〜0.001%であ
り、任意の濃度を選択できる。更に好都合なことには、
加温した時の表面張力の値が界面活性となる35〜50
dyn/cmの範囲にあることである。
また、一般に重合体が疎水的になると表面張力は低下
し、親水性になると表面張力は上昇する。
従って、このように温度による表面張力の大きな変化を
利用することによつて、高温で乳化して低温で脱乳化す
ることができ、温度差により乳化と脱乳化を制御でき
る。
また、上記した樹脂とともに各種の界面活性剤、ポリア
クリル酸塩のような各種の水溶性高分子、ナフタレンス
ルホン酸塩のごとき芳香族スルホン酸塩、及び各種ビル
ダー等も併用できる。たとえば界面活性剤を併用した場
合には、加温により表面張力は低下するがある温度以降
表面張力が増加する場合がある。その温度は樹脂と界面
活性剤の組合せで変化するが、たとえばポリN−アクリ
ロイルピロリジンとラウリル硫酸ナトリウムの組合せで
は40〜60℃の間にある。
上記したように、本発明の高分子界面活性剤の水溶液で
の表面張力を温度及びそれらの界面活性剤等の添加によ
り制御することが可能である。
次に具体的な実施態様であるが、本発明の高分子界面活
性剤の水溶液を加温して撹拌していくと泡立ちが激しく
なり、この時油状物質を添加すると油中水のエマルジョ
ンを形成できる。その逆の水中油のエマルジョンも油成
分を多くしてゆくと形成できる。その時、その温度であ
ればその乳化状態を保持することができる。次に、脱乳
化する時は冷却して温度を下げてゆけばよい。この時、
通常の界面活性剤では水層と油層に分離後も油層のミセ
ルはなかなか消失しないが、本発明の活性剤では水層及
び油層ともミセルの消失は容易であり、わずかにその界
面に残るだけであり何ら問題にならない。油状物質とし
ては、石油系の脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素更には
スチレン、メタクリル酸メチル、N−n−ブチルアクリ
ルアミド等の親油性単量体まで適用できる。乳化の方法
としては、通常のプロペラ型の撹拌機でも十分である
が、ホモミキサーのように高速撹拌できるものであれば
更に好ましい。
作用: 本発明の高分子活性剤は温度により変化する界面活性能
力を有し、従来界面活性剤が使用されている湿潤剤、浸
透剤、起泡剤、乳化剤、分散剤、可溶化剤、洗浄剤、平
滑剤、帯電防止剤、金属用潤滑剤、防錆剤、均染剤、疎
水化剤、殺菌剤、凝集剤等の分野への応用が可能であ
る。
本発明の高分子界面活性剤は、(1)乳化等の界面活性剤
の有する機能を温度により制御できる。(2)ミセルの破
壊を容易に起せるので水と油の分離をきれいにできる。
(3)界面活性能力を重合体の組成及び各種添加剤の添加
で制御できる等の効果を有する。
実施例1 N−アクリロイルピロリジン150gを580gの蒸留
水に溶解し10℃に冷却した後、1のステンレン製ジ
ュワー瓶に移液し、0.5/minの流量でボールフィルタ
ーを用いて窒素ガスを45分間バブリングした。ついで
該水溶液に過硫酸アンモニウム0.8gを蒸留水10gに
溶解した液と、亜硫酸水素ナトリウム0.34gを蒸留水1
0gに溶解した液とを同時に添加し、該水溶液を断熱的
に重合し、N−アクリロイルピロリジンの20%ポリマ
ー水溶液を得た。該ポリマー水溶液を蒸留水で0.05%に
稀釈した水溶液の表面張力をデュヌイの張力計を用い
て、各温度で測定したところ、20℃で63.2dyn/cm、
40℃で61.1dyn/cm、60℃で56.8dyn/cmであった。
実施例2〜6 実施例1で得たN−アクリロイルピロリジンの20%水
溶液を蒸留水で表−1に示した濃度に稀釈した水溶液を
用いて実施例1と同様の方法により各温度における表面
張力を測定し、表−1に示す結果を得た。
実施例7〜17 実施例1で得たN−アクリロイルピロリジンの20%水
溶液を蒸留水で表−2に示した濃度に稀釈し、更に表−
2に示した濃度になる様にラウリル硫酸ナトリウムを添
加し溶解した水溶液を用いて、実施例1と同様の方法に
より各温度における表面張力を測定し、表−2に示す結
果を得た。
比較例1 実施例1と同様の方法により、濃度0.01mol/のラウ
リル硫酸ナトリウム水溶液の各温度での表面張力を測定
したところ、40℃で42.6dyn/cm、60℃で40.9dyn/
cm、70℃で40.4dyn/cmであった。
実施例18〜31 実施例1と同様の方法により表−3に示した共重合組成
の20%ポリマー水溶液を得た。該水溶液を表−3に示
した濃度に蒸留水で希釈し、実施例1と同様の方法によ
り各温度における表面張力を測定し、表−3に示す結果
を得た。
実施例32 実施例23で得た0.1%ポリマー溶液に、濃度が1%に
なる様にα−ナフタレンスルホン酸ナトリウムを添加
し、溶解した水溶液を用いて実施例1と同様の方法によ
り各温度における表面張力を測定しところ、2℃で57.4
dyn/cm、20℃で51.9dyn/cm、40℃で46.8dyn/c
m、60℃で43.6dyn/cmであつた。
実施例33〜37 表−4に示した割合で2種類のポリマー水溶液を混合
し、該水溶液を用いて、実施例1と同様の方法により各
温度における表面張力を測定し、表−4に示す結果を得
た。
実施例38 実施例19で得たN−n−プロピルアクリルアミドの2
0%水溶液を蒸留水で稀釈し、0.25%の水溶液を得た。
該水溶液400mlにスチレン100mlを添加し、60℃
でホモミキサーを用いて4000rpmで10分間撹拌し
乳化液を得た。
該乳化液を20℃に冷却したところ、スチレン層と水層
とに分離し、両層とも透明になつた。
比較例2 N−n−プロピルアクリルアミドの0.25%のポリマー水
溶液のかわりに0.25%のラウリル硫酸ナトリウム水溶液
400mlを用いて実施例38と同様の方法により乳化液
を得た。該乳化液を20℃に冷却したところ、スチレン
層と水層に分離し、水相は半透明になつたが、スチレン
層は乳化したままであつた。
実施例39 N−アクリロイルピロリジンのかわりにN−イソプロピ
ルアクリルアミドを用いた以外は実施例1と全く同様に
して、N−イソプロピルアクリルアミド20%ポリマー
水溶液を得た。該ポリマー水溶液を蒸留水で0.1%に稀
釈した水溶液を用いて実施例1と同様の方法により、各
温度における表面張力を測定したところ、2℃で53.1dy
n/cm、20℃で48.2dyn/cm、40℃で42.5dyn/cm、
60℃で41.2dyn/cmであった。
実施例40 N,N−ジエチルアクリルアミドの30%N,N−ジメ
チルホルムアミド溶液をジュワー瓶に移液し、液を窒素
置換した後、30℃にてアゾビスイソブチロニトリルを
1.5%添加して、断熱的に重合した。得られたゲルを細
断して60℃で真空乾燥した後、更に粉砕して粉末とし
た。該粉末を蒸留水に溶解して得たN,N−ジエチルア
クリルアミドの0.1%のポリマー水溶液を用いて、実施
例1と同様の方法により各温度における表面張力を測定
したところ、2℃で60.2dyn/cm、20℃で55.4dyn/c
m、40℃で51.3dyn/cm、60℃で47.8dyn/cmであっ
た。
実施例41 N−アクリロイルピロリジンのかわりにN−アクリロイ
ルモルホリンを用いた以外は実施例1と全く同様にし
て、N−アクリロイルモルホリンの20%ポリマー水溶
液を得た。該ポリマー水溶液を蒸留水で0.1%に稀釈し
た水溶液を用いて実施例1と同様の方法により、各温度
における表面張力を測定したところ、2℃で52.6dyn/c
m、20℃で48.9dyn/cm、40℃で47.5dyn/cm、60
℃で46.1dyn/cmであった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−126373(JP,A) 特開 昭58−206655(JP,A) 特開 昭58−201810(JP,A) 特開 昭58−179256(JP,A) 特開 昭58−174408(JP,A) 堀口博「新界面活性剤」(昭54−1− 25)三共出版 P.1〜3

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(I)または一般式(II)で表わさ
    れる N−アルキルまたはN−アルキレン置換(メタ)アクリ
    ルアミドの単独または共重合体、もしくは他の共重合し
    うる単量体との共重合体からなる乳化・脱乳化剤を使用
    する水層・油層の乳化・脱乳化方法であって、該乳化・
    脱乳化剤存在下、加温により界面活性能を高めて水層と
    油層を完全に乳化せしめてエマルジョンを形成し、つぎ
    に冷却により界面活性能を低下せしめて脱乳化し水層と
    油層の分離を行わしめる水層・油層の乳化・脱乳化方
    法。
JP59106469A 1984-05-28 1984-05-28 乳化・脱乳化方法 Expired - Lifetime JPH06183B2 (ja)

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Title
堀口博「新界面活性剤」(昭54−1−25)三共出版P.1〜3

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