JPH06183637A - 印刷用材料の終了時検出方法およびそれに使用する材料 - Google Patents
印刷用材料の終了時検出方法およびそれに使用する材料Info
- Publication number
- JPH06183637A JPH06183637A JP4322554A JP32255492A JPH06183637A JP H06183637 A JPH06183637 A JP H06183637A JP 4322554 A JP4322554 A JP 4322554A JP 32255492 A JP32255492 A JP 32255492A JP H06183637 A JPH06183637 A JP H06183637A
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- JP
- Japan
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- printing
- printing material
- winding core
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】ロール状印刷用材料を最後までムダなくまた印
刷中に材料切れによる印刷トラブルを起こすこと無くロ
ール交換および連続印刷に適した印刷材料の残量検出方
法およびそのための装置を提供する。 【構成】検出用窓を有する巻芯と、該巻芯にロール状に
巻き重ねた印刷用材料と、上記巻芯内に設置され上記検
出用窓を通過した外光を検出する光検出手段とを有して
なり、上記印刷用材料は、該材料の終点端部から所定の
長さ分だけ上記検出用窓を覆わないように巻芯に巻き重
ねてなる終点検出装置付き印刷材料に連続的に印刷し、
上記印刷用材料の残量が所定量以下になったことを上記
光検出手段により検出することを特徴とするロール状印
刷用材料の終了時検出方法および上記終点検出装置付き
印刷材料。
刷中に材料切れによる印刷トラブルを起こすこと無くロ
ール交換および連続印刷に適した印刷材料の残量検出方
法およびそのための装置を提供する。 【構成】検出用窓を有する巻芯と、該巻芯にロール状に
巻き重ねた印刷用材料と、上記巻芯内に設置され上記検
出用窓を通過した外光を検出する光検出手段とを有して
なり、上記印刷用材料は、該材料の終点端部から所定の
長さ分だけ上記検出用窓を覆わないように巻芯に巻き重
ねてなる終点検出装置付き印刷材料に連続的に印刷し、
上記印刷用材料の残量が所定量以下になったことを上記
光検出手段により検出することを特徴とするロール状印
刷用材料の終了時検出方法および上記終点検出装置付き
印刷材料。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は新聞、商業用印刷機用の
印刷用材料の終点を印刷しながら検出する方法に関する
もので、詳しくはロール状に巻き回した印刷用材料を用
いた印刷における印刷用材料の終了時期の検出方法に関
する。
印刷用材料の終点を印刷しながら検出する方法に関する
もので、詳しくはロール状に巻き回した印刷用材料を用
いた印刷における印刷用材料の終了時期の検出方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】ロール状に巻き重ねた印刷用材料を使用
する凸版印刷、凹版印刷、平版印刷或いは孔版等印刷で
は、使用する印刷用材料は、所定巾を有する長尺状の
紙、金属箔、ＰＥＴ等の樹脂フィルムをボール紙、プラ
スチック、金属製の円筒状巻芯に巻き重ねて使用されて
いる。印刷中消費した印刷用材料のロールを新しいロー
ルと交換するには、稼働中の印刷装置を一旦停止して交
換する方法と印刷動作を停止しないで交換する方法が知
られている。しかしながら、どちらの交換方法を取って
も印刷用材料を最後まで使用できず、再使用できない印
刷用材料が巻芯に数メートルも残ってしまうという欠点
があった。交換方法としては熟練者が目視により判断し
て材料交換を行う方法のほか、センサーにより巻径を測
定する方法も知られているが、個人差や材料自体の精度
誤差が大きく、数メートルも印刷されないまま残ってし
まうことがあった。
する凸版印刷、凹版印刷、平版印刷或いは孔版等印刷で
は、使用する印刷用材料は、所定巾を有する長尺状の
紙、金属箔、ＰＥＴ等の樹脂フィルムをボール紙、プラ
スチック、金属製の円筒状巻芯に巻き重ねて使用されて
いる。印刷中消費した印刷用材料のロールを新しいロー
ルと交換するには、稼働中の印刷装置を一旦停止して交
換する方法と印刷動作を停止しないで交換する方法が知
られている。しかしながら、どちらの交換方法を取って
も印刷用材料を最後まで使用できず、再使用できない印
刷用材料が巻芯に数メートルも残ってしまうという欠点
があった。交換方法としては熟練者が目視により判断し
て材料交換を行う方法のほか、センサーにより巻径を測
定する方法も知られているが、個人差や材料自体の精度
誤差が大きく、数メートルも印刷されないまま残ってし
まうことがあった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記問
題点に鑑みて、ロール状印刷用材料を使用する印刷にお
いて、印刷中ロール状印刷用材料の終了部を検出する方
法及びそのための装置を提供するものである。さらに、
ロール状印刷用材料を最後までムダなくまた印刷中に材
料切れによる印刷トラブルを起こすこと無くロール交換
および連続印刷に適した印刷材料の残量検出方法および
そのための装置を提供することである。
題点に鑑みて、ロール状印刷用材料を使用する印刷にお
いて、印刷中ロール状印刷用材料の終了部を検出する方
法及びそのための装置を提供するものである。さらに、
ロール状印刷用材料を最後までムダなくまた印刷中に材
料切れによる印刷トラブルを起こすこと無くロール交換
および連続印刷に適した印刷材料の残量検出方法および
そのための装置を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項１の発明
は、検出用窓を有する巻芯と、該巻芯にロール状に巻き
重ねた印刷用材料と、上記巻芯内に設置され上記検出用
窓を通過した外光を検出する光検出手段とを有してな
り、上記印刷用材料は、該材料の終点端部から所定の長
さ分だけ上記検出用窓を覆わないように巻芯に巻き重ね
てなる終点検出装置付き印刷材料に連続的に印刷し、上
記印刷用材料の残量が所定量以下になったことを上記光
検出手段により検出することを特徴とするロール状印刷
用材料の終了時検出方法であり、請求項２の発明は、検
出用窓を有する巻芯と、該巻芯にロール状に巻き重ねた
印刷用材料と、上記巻芯内に設置され上記検出用窓を通
過した外光を検出する光検出手段とからなり、上記印刷
用材料は、該材料の終点端部から所定の長さ分だけ上記
検出用窓を覆わないように巻芯に巻き重ねてなる終点検
出装置付き印刷材料である。
は、検出用窓を有する巻芯と、該巻芯にロール状に巻き
重ねた印刷用材料と、上記巻芯内に設置され上記検出用
窓を通過した外光を検出する光検出手段とを有してな
り、上記印刷用材料は、該材料の終点端部から所定の長
さ分だけ上記検出用窓を覆わないように巻芯に巻き重ね
てなる終点検出装置付き印刷材料に連続的に印刷し、上
記印刷用材料の残量が所定量以下になったことを上記光
検出手段により検出することを特徴とするロール状印刷
用材料の終了時検出方法であり、請求項２の発明は、検
出用窓を有する巻芯と、該巻芯にロール状に巻き重ねた
印刷用材料と、上記巻芯内に設置され上記検出用窓を通
過した外光を検出する光検出手段とからなり、上記印刷
用材料は、該材料の終点端部から所定の長さ分だけ上記
検出用窓を覆わないように巻芯に巻き重ねてなる終点検
出装置付き印刷材料である。
【０００５】以下、図面を参照しながら本発明を説明す
る。本発明の巻芯１は、紙製、プラスチック製又は金属
製の中空円筒状であり、その側面部に検出用窓２を有し
ている。検出用窓２は、印刷用材料４の終点が近づくと
外部の光を通過させ光検出手段８に到達させるものであ
る。検出用窓２は巻芯１の表面であればどの部分に形成
してもよいが、好ましくは、巻芯１の中央部より端部付
近に形成する方がよく、場合によっては、端部から切込
みを形成して検出用窓２としてもよい。印刷用材料４
は、紙、合成樹脂フィルム又は金属箔等であり、巻芯１
の周囲に巻き重ねられている。通常の印刷では印刷用材
料４の大きさ、例えば、０．８〜２．３ｍ×５００〜２
０００ｍであり、これが巻芯１の回りに巻き重ねられる
と、直径０．５〜２．０ｍ程度のロール状なる。
る。本発明の巻芯１は、紙製、プラスチック製又は金属
製の中空円筒状であり、その側面部に検出用窓２を有し
ている。検出用窓２は、印刷用材料４の終点が近づくと
外部の光を通過させ光検出手段８に到達させるものであ
る。検出用窓２は巻芯１の表面であればどの部分に形成
してもよいが、好ましくは、巻芯１の中央部より端部付
近に形成する方がよく、場合によっては、端部から切込
みを形成して検出用窓２としてもよい。印刷用材料４
は、紙、合成樹脂フィルム又は金属箔等であり、巻芯１
の周囲に巻き重ねられている。通常の印刷では印刷用材
料４の大きさ、例えば、０．８〜２．３ｍ×５００〜２
０００ｍであり、これが巻芯１の回りに巻き重ねられる
と、直径０．５〜２．０ｍ程度のロール状なる。
【０００６】光検出手段８は、巻芯１内部に設置してあ
れば、巻芯１の内部に固定しても、印刷材料固定軸５の
挿入部に固定してもよい。印刷用材料４は巻芯１への巻
き始め時には検出用窓２を塞がないようにして巻き重ね
られる。このための手段としては、印刷用材料４の一部
に折り返し６を形成するか、印刷用材料４の一部を切り
取る等がある。この巻き始めの長さは印刷中に終点検出
がされてロール換えの処置が講じられる間、なお巻芯１
に印刷用材料４が巻かれている状態とすることが必要で
あり、その長さは、ロールを変え手段としてどのような
方法を採用するかによって異なる。印刷材料４の巻き始
め部を上記の方法により所定の長さ分だけ巻芯１に巻き
重ねた以後は、通常の印刷巾に戻して巻き重ねる。ロー
ル状印刷材料は印刷時固定及び駆動用軸５を巻芯１の両
側から挿入するか巻芯１の中空部に貫通させて固定し印
刷に供する。
れば、巻芯１の内部に固定しても、印刷材料固定軸５の
挿入部に固定してもよい。印刷用材料４は巻芯１への巻
き始め時には検出用窓２を塞がないようにして巻き重ね
られる。このための手段としては、印刷用材料４の一部
に折り返し６を形成するか、印刷用材料４の一部を切り
取る等がある。この巻き始めの長さは印刷中に終点検出
がされてロール換えの処置が講じられる間、なお巻芯１
に印刷用材料４が巻かれている状態とすることが必要で
あり、その長さは、ロールを変え手段としてどのような
方法を採用するかによって異なる。印刷材料４の巻き始
め部を上記の方法により所定の長さ分だけ巻芯１に巻き
重ねた以後は、通常の印刷巾に戻して巻き重ねる。ロー
ル状印刷材料は印刷時固定及び駆動用軸５を巻芯１の両
側から挿入するか巻芯１の中空部に貫通させて固定し印
刷に供する。
【０００７】本発明に係わる印刷用材料の残量の検出方
法を説明する。巻芯１にロール状に巻かれた印刷用材料
４が印刷により消費され終点が近くなくなると、印刷用
材料４の折り返し６等で形成された欠損部がロール表面
に現れる。これにより外部の光が検出用窓２を通して、
通常は暗室である巻芯１の中空部に到達するので、この
変化を受光素子等の光検出手段８によって検出する。検
出信号は、例えば、例えばブザーやランプ等の残量警告
または残量表示（図示せず）として作業者に知らせるこ
ともできる。又、印刷停止等または材料交換の制御手段
（図示せず）を設けて自動的に印刷停止やロール交換を
行うことができる。
法を説明する。巻芯１にロール状に巻かれた印刷用材料
４が印刷により消費され終点が近くなくなると、印刷用
材料４の折り返し６等で形成された欠損部がロール表面
に現れる。これにより外部の光が検出用窓２を通して、
通常は暗室である巻芯１の中空部に到達するので、この
変化を受光素子等の光検出手段８によって検出する。検
出信号は、例えば、例えばブザーやランプ等の残量警告
または残量表示（図示せず）として作業者に知らせるこ
ともできる。又、印刷停止等または材料交換の制御手段
（図示せず）を設けて自動的に印刷停止やロール交換を
行うことができる。
【０００８】
【発明の効果】本発明により、印刷用材料を最後までム
ダなく使用することができ、作業においてもトラブル無
く次のロールに交換したり、印刷装置を停止できるよう
になった。かつロール状印刷材料を製造において印刷材
料の終点を検出するための特別な加工を製造ラインに組
み込まずに生産できるという大きなメリットがある。
ダなく使用することができ、作業においてもトラブル無
く次のロールに交換したり、印刷装置を停止できるよう
になった。かつロール状印刷材料を製造において印刷材
料の終点を検出するための特別な加工を製造ラインに組
み込まずに生産できるという大きなメリットがある。
【０００９】
【図１】検出装置付きロール状印刷用材料の部分断面図
【図２】巻芯の斜視図
【図３】巻芯の斜視図
【図４】ロール状に巻回された印刷用材料を示す概略斜
視図
視図
【図５】巻き取りスタート時を示す概略斜視図
【００１０】
１ 巻芯 ２ 検出用窓 ４ 印刷用材料 ８ 光検出手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成５年１２月１７日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図１】検出装置付きロール状印刷用材料の部分断面図
【図２】巻芯の斜視図
【図３】巻芯の斜視図
【図４】ロール状に巻回された印刷用材料を示す概略斜
視図
視図
【図５】巻き取りスタート時を示す概略斜視図
【図６】検出装置付きロール状印刷用材料の断面図
【図７】印刷終了時を示す概略斜視図
【符号の説明】 １ 巻芯 ２ 検出用窓 ３ 印刷用材料 ８ 光検出手段
Claims (2)
- 【請求項１】 検出用窓を有する巻芯と、該巻芯にロー
ル状に巻き重ねた印刷用材料と、上記巻芯内に設置され
上記検出用窓を通過した外光を検出する光検出手段とを
有してなり、上記印刷用材料は、該材料の終点端部から
所定の長さ分だけ上記検出用窓を覆わないように巻芯に
巻き重ねてなる終点検出装置付き印刷材料に連続的に印
刷し、上記印刷用材料の残量が所定量以下になったこと
を上記光検出手段により検出することを特徴とするロー
ル状印刷用材料の終了時検出方法。 - 【請求項２】 検出用窓を有する巻芯と、該巻芯にロー
ル状に巻き重ねた印刷用材料と、上記巻芯内に設置され
上記検出用窓を通過した外光を検出する光検出手段とか
らなり、上記印刷用材料は、該材料の終点端部から所定
の長さ分だけ上記検出用窓を覆わないように巻芯に巻き
重ねてなる終点検出装置付き印刷材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4322554A JPH06183637A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 印刷用材料の終了時検出方法およびそれに使用する材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4322554A JPH06183637A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 印刷用材料の終了時検出方法およびそれに使用する材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06183637A true JPH06183637A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=18144976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4322554A Pending JPH06183637A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 印刷用材料の終了時検出方法およびそれに使用する材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06183637A (ja) |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP4322554A patent/JPH06183637A/ja active Pending
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