JPH06183534A - ベルトコンベア - Google Patents

ベルトコンベア

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JPH06183534A
JPH06183534A JP35678292A JP35678292A JPH06183534A JP H06183534 A JPH06183534 A JP H06183534A JP 35678292 A JP35678292 A JP 35678292A JP 35678292 A JP35678292 A JP 35678292A JP H06183534 A JPH06183534 A JP H06183534A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
fixing screw
screw
main body
auxiliary frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP35678292A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Nakamura
正義 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 品物の搬送中において、本体フレームと補助
フレームとの固定を確実に行う。 【構成】 補助フレーム5に固定ねじ9を螺合し、本体
フレーム6には本体フレーム6と補助フレーム5とが一
直線上に連なる状態で固定ねじ9の位置に対応する係止
部12を設ける。補助フレーム5が上方向に回動できる方
向に固定ねじ9のねじ部13を案内するガイド部14を係止
部12に連設させるとともに、係止部12はガイド部14の幅
より径大に形成する。固定ねじ9のねじ部基部15には、
基部15から操作部16に向かって係止部12より径大となる
ような傾斜面部17を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレームの両端部間に
無端状のコンベアベルトを掛回して食品等の品物を運搬
するベルトコンベアにおいて、特に清掃や洗浄を容易に
行うことができるようにコンベアベルトを緩ませる機構
を備えたベルトコンベアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品の加工を行ったり、その食品をプラ
スチックトレイ等の容器に収納し、包装する機械へ供給
するベルトコンベアにおいては、食品のかすや汁等が搬
送面にこぼれたりすることがある。この際、コンベアを
水洗いしたり雑布等で拭いたりして衛生状態を良好に維
持するようにしている。そして清浄作業が困難なコンベ
アベルトの裏面にあっては、コンベアフレームの前記コ
ンベアベルトを掛回する一方の端部を補助フレームとし
て本体フレームから分離しこの補助フレームを前記本体
フレームに対して上方に回動させることによって前記コ
ンベアベルトを弛緩させて清浄を行うようにしたものが
実開平1−90712号公報等で知られている。
【0003】この従来例では、本体フレームの両側部に
固定ねじを螺合して設ける一方、この固定ねじに対する
係止部が両側の補助フレームの先端部に穿設されている
とともに、この係止部から前記補助フレームの上側縁に
切欠部がこの切欠部を介して前記補助フレームの回動中
心を基点とする円弧状に設けられており、前記補助フレ
ームを回動して前記係止部を前記本体フレームの前記固
定ねじ位置に合わせて係合させ、この状態すなわち、前
記補助フレームが前記本体フレームに一直線上に連なっ
た状態で前記固定ねじを締め回し、本体フレーム側と補
助フレーム側とを固定ねじによって回し締め固定するよ
うにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来構造においては、前記固定ねじのゆるみを防止する
手段については何ら考慮されておらず、搬送時にコンベ
アベルトの張力や負荷の変動があったり、常時与えられ
るコンベアの振動により、前記本体フレームと前記補助
フレームとを締結する前記固定ねじがゆるんでしまうこ
とがあり、前記補助フレームがガタついて異音を発した
り、最悪の場合前記補助フレームが前記コンベアベルト
の張力によってはね上がり、作業者に危険性を及ぼす恐
れがある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、フレームの固
定を確実にし安定な搬送を行うべくなされたものであ
り、フレームの両端部間に無端状のコンベアベルトを掛
回し、少なくとも一方のフレームの端部を補助フレーム
として本体フレームに対して回動自在に軸支するように
したベルトコンベアにおいて、前記本体フレームと前記
補助フレームのどちらか一方のフレームに螺合するねじ
部および操作部を備えた固定ねじと、他方のフレームに
前記本体フレームと前記補助フレームとが一直線上に連
なる状態で前記固定ねじの位置に対応する係止部とを設
け、前記補助フレームが上方向に回動できる方向に前記
固定ねじのねじ部を案内可能とするガイド部を前記係止
部と連設させるとともに、前記係止部は前記ガイド部の
幅より径大に形成される一方、前記固定ねじの前記ねじ
部の基部には、該基部から前記操作部に向かって前記係
止部の内径寸法より径大となるような傾斜面部を設けた
ことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】品物の搬送中において、固定ねじのねじ部基部
に形成された傾斜面が、係止部の内面に食い込み、本体
フレーム側と補助フレーム側とを挾圧し、そのくさび効
果により固定ねじの緩みが予防されるとともにガイド部
の溝幅より径大に形成された係止部が、抜け止め支持さ
れて補助フレームの回動が防止される。
【0007】
【実施例】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すもの
である。フレーム1の両端部にローラー2が回動自在に
軸支され、このローラー2間に無端状のコンベアベルト
3が掛回され、このコンベアベルト3を駆動装置4によ
り回動させ、回動するコンベアベルト3の上面に品物を
載置して運搬するようになっている。
【0008】そしてフレーム1は少なくとも一方の端部
を補助フレーム5として本体フレーム6から分離され、
この補助フレーム5を本体フレーム6に対して上方に回
動自在に設けている。
【0009】本実施例においては、補助フレーム5は、
コンベアベルト3が掛回される一方のローラー2を軸支
するとともに、本体フレーム6に設けられた支軸7に挿
通されることにより支軸7を基点として本体フレーム6
に対して上方に回動自在に構成している。そして補助フ
レーム5を軸支する両側のアーム8の外側面には本体フ
レーム6との固定を行うための固定ねじ9が螺合されて
いる。
【0010】また、ローラー2を軸支する移動子10は、
調整ねじ11を回動し、ローラー2間の軸間距離を変化さ
せることによりコンベアベルト3の緊張力を調整可能に
設けている。
【0011】一方、本体フレーム6には、本体フレーム
6と補助フレーム5とが一直線上に連なる状態で、補助
フレーム5に設けられた固定ねじ9の位置に対応して係
止部12を設けている。そして補助フレーム5を本体フレ
ーム6に対して上方に回動できる方向つまり、係止部12
から本体フレーム6の上方端方向に向けて補助フレーム
5に螺合された固定ねじ9のねじ部13を案内するガイド
部14を係止部12と連接して形成している。ガイド部14の
溝部の幅寸法は固定ねじ9のねじ部13と略同等の寸法設
定となっている。さらに係止部12の内径寸法は該ガイド
部14幅より径大に形成されている。
【0012】そして補助フレーム5に螺合される固定ね
じ9のねじ部13の基部15には、該基部15から操作部16に
向かって本体フレーム6に設けられた係止部12の内径寸
法よりも徐々に径大となるような傾斜面部17を形成して
いる。
【0013】よって搬送時には、補助フレーム5の固定
ねじ9のねじ部13を補助フレーム5と共に本体フレーム
6に形成されたガイド部14に沿って案内して係止部12に
突き当て、補助フレーム5と本体フレーム6とが一直線
上に連なる状態で固定ねじ9の操作部16を回動させて回
し締めすることにより、固定ねじ9のねじ部13の基部15
に形成される傾斜面部17が、本体フレーム6に形成され
た係止部12の内径部分に食い込み、補助フレーム5のア
ーム8と本体フレーム6側とが固定ねじ9によって挾着
保持され、前記傾斜面部17と係止部12とのくさび効果に
より確実に締着されるので補助フレーム5と本体フレー
ム6は強固に固定される。また、もし多少固定ねじに緩
みが生じた場合においても、固定ねじ9の傾斜面部17が
ガイド部14の幅より径大とした係止部12とガイド部14と
の径の差による段差に引っかかりコンベアベルト3の駆
動力が作用したとしても補助フレーム5の本体フレーム
6に対する不意な回動が防止される。
【0014】逆に、コンベアを清浄する時には、補助フ
レーム5の固定ねじ9を緩めて傾斜面部17とガイド部14
との係合状態を解き放し、固定ねじ9のねじ部13をガイ
ド部14のねじ部13をガイド部14の溝部に沿わせて補助フ
レーム5を本体フレーム6に対して上方に回動させ、コ
ンベアベルト3を大きく緩ませてコンベアベルト3の裏
面や、コンベアベルト3に隠れていた部分を露出させる
ことができ、これによりコンベアベルト3の表裏面の汚
れた箇所を簡単に清掃することができる。
【0015】図6〜図7は本発明の第2実施例を示すも
のである。補助フレーム5に螺合される固定ねじ9の基
部15にねじ部13より径大な柱状のフランジ部18を設け、
このフランジ部18から連接して傾斜面部17を設けてい
る。この場合傾斜面部17は、フランジ部18から操作部16
に向けて径大となる傾斜面部17とし、係止部12の内径よ
り徐々に径大となる傾斜面部17としている。一方、本体
フレーム6に、本体フレーム6と補助フレーム5とが一
直線上に連なる状態で補助フレーム5に設けられた固定
ねじ9の位置に対応して設けられる係止部12は、その内
径寸法がフランジ部18の外径寸法とほぼ同等で若干大き
めに形成されており、ガイド部14は前述した第1実施例
と同様に係止部12と連接して設けられている。この場
合、ガイド部14の溝幅に対して前記フランジ部18の外径
寸法は径大に形成されている。これにより第1実施例と
同様、固定ねじ9の締着時において固定ねじ9のフラン
ジ部18が本体フレーム6の係止部12に案内され、次いで
固定ねじ9の操作部16の回し締めによって、固定ねじ9
の基部15に設けられた傾斜面部17が本体フレーム6に形
成された係止部12の内径部分に食い込んで固定ねじ9の
緩みを防止することができる。そして、固定ねじ9に多
少の緩みが生じたとしてもフランジ部18がガイド部14幅
より径大な係止部12から離脱することをさらに確実に防
止することが可能となる。このフランジ部18や傾斜面部
17は、本第2実施例においては固定ねじ9の基部に一体
に設けているが、これを別部品として設けてもよい。ま
た、傾斜面部17の傾斜角や長さ寸法は適宜設定すればよ
いし、また形状についても平坦状の傾斜面だけでなく円
弧状にしたり凹凸を設けたりして自由に選択されるもの
である。
【0016】なお前述した実施例においては補助フレー
ム5に固定ねじ9を螺合する一方、本体フレーム6に係
止部12を設けたものであったが、逆に補助フレーム5に
係止部12およびガイド部14を設けて、本体フレーム6に
固定ねじ9を螺合する構造であってもよい。
【0017】また、図8は本発明の第3実施例を示すも
ので、本体フレーム6の端部に支軸7を設けるととも
に、その端部より幾分離れた箇所に固定ねじ9を螺合支
持する一方、補助フレーム5をその中間部で本体フレー
ム6に対して支軸7を介して回動自在に軸支し、補助フ
レーム5の一端部にコンベアベルト3を掛回するローラ
ー2を軸支し、他端部位置に前記本体フレーム6の固定
ねじ9位置に対応させて係止部12を設け、この係止部12
と連接して固定ねじ9のねじ部13を案内するガイド部14
を設けて構成しているものである。なお、この実施例に
おいても、本体フレーム6と補助フレーム5とのどちら
に固定ねじ9を螺合するかあるいは係止部12を設けるか
は適宜選択すればよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、フレームの両端部間に無端状
のコンベアベルトを掛回し、少なくとも一方のフレーム
の端部を補助フレームとして本体フレームに対して回動
自在に軸支するようにしたベルトコンベアにおいて、前
記本体フレームと前記補助フレームのどちらか一方のフ
レームに螺合するねじ部および操作部を備えた固定ねじ
と、他方のフレームに前記本体フレームと前記補助フレ
ームとが一直線上に連なる状態で前記固定ねじの位置に
対応する係止部とを設け、前記補助フレームが上方向に
回動できる方向に前記固定ねじのねじ部を案内可能とす
るガイド部を前記係止部と連設させるとともに、前記係
止部は前記ガイド部の幅より径大に形成される一方、前
記固定ねじの前記ねじ部の基部には、該基部から前記操
作部に向かって前記係止部の内径寸法より径大となるよ
うな傾斜面部を設けたので、品物の搬送中において、本
体フレームと補助フレームとを固定する固定ねじの緩み
やそれから生ずるがたつきを予防し、これにより補助フ
レームがコンベアベルトの駆動力により不意に回動する
ことを防止できるものであり、安定で安全な搬送を可能
にするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す全体側面図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す要部断面図である。
【図4】本発明の第1実施例における固定ねじを示す図
である。
【図5】本発明の第1実施例を示す要部側面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す要部断面図である。
【図7】本発明の第2実施例における固定ねじを示す図
である。
【図8】本発明の第3実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 ローラー 3 コンベアベルト 4 駆動装置 5 補助フレーム 6 本体フレーム 7 支軸 8 アーム 9 固定ねじ 10 移動子 11 調整ねじ 12 係止部 13 ねじ部 14 ガイド部 15 基部 16 操作部 17 傾斜面部 18 フランジ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの両端部間に無端状のコンベア
    ベルトを掛回し、少なくとも一方のフレームの端部を補
    助フレームとして本体フレームに対して回動自在に軸支
    するようにしたベルトコンベアにおいて、前記本体フレ
    ームと前記補助フレームのどちらか一方のフレームに螺
    合するねじ部および操作部を備えた固定ねじと、他方の
    フレームに前記本体フレームと前記補助フレームとが一
    直線上に連なる状態で前記固定ねじの位置に対応する係
    止部とを設け、前記補助フレームが上方向に回動できる
    方向に前記固定ねじのねじ部を案内可能とするガイド部
    を前記係止部と連設させるとともに、前記係止部は前記
    ガイド部の幅より径大に形成される一方、前記固定ねじ
    の前記ねじ部の基部には、該基部から前記操作部に向か
    って前記係止部の内径寸法より径大となるような傾斜面
    部を設けたことを特徴とするベルトコンベア。
JP35678292A 1992-12-22 1992-12-22 ベルトコンベア Pending JPH06183534A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35678292A JPH06183534A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 ベルトコンベア

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JP35678292A JPH06183534A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 ベルトコンベア

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JPH06183534A true JPH06183534A (ja) 1994-07-05

Family

ID=18450743

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JP35678292A Pending JPH06183534A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 ベルトコンベア

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JP (1) JPH06183534A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5988362A (en) * 1996-12-21 1999-11-23 Thames Co., Ltd. Curved conveyor
JP2010269911A (ja) * 2009-05-22 2010-12-02 Maruyasu Kikai Kk ベルトコンベヤ
JP2014076894A (ja) * 2012-10-12 2014-05-01 Yamato Scale Co Ltd 搬送コンベヤ及び計量装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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