JPH06183414A - テープ巻き機 - Google Patents

テープ巻き機

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JPH06183414A
JPH06183414A JP4356924A JP35692492A JPH06183414A JP H06183414 A JPH06183414 A JP H06183414A JP 4356924 A JP4356924 A JP 4356924A JP 35692492 A JP35692492 A JP 35692492A JP H06183414 A JPH06183414 A JP H06183414A
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JP
Japan
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rotor
tape
wire harness
wire
winding machine
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Pending
Application number
JP4356924A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Ito
雅仁 伊藤
Kunihiko Watanabe
邦彦 渡辺
Hiroki Shimojiyou
太希 下条
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AUTO MACH KAIHATSU KK
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
AUTO MACH KAIHATSU KK
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
Application filed by AUTO MACH KAIHATSU KK, Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical AUTO MACH KAIHATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 線材の揺動が防止でき、円滑にテープ巻きを
行えるテープ巻き機を提供する。 【構成】 ワイヤーハーネスaの挿通孔24aを回転中
心に有する円盤状のローター24と、このローター24
を回転自在に保持するローター保持部12と、ローター
24の駆動手段としての平歯車20、サーボモーター2
1、かさ歯車22a,22b,軸23と、前記ローター
24に支持されたテープロール保持部25及びテープの
切断手段28とを有し、前記ローター24及びローター
保持部12を、ローター24の中心で接近離反可能に分
割すると共に分割されたローター24及びローター保持
部12を接近離反させる進退操作シリンダ19とを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤーハーネス等
の線材の外周にテープを巻き付けるテープ巻き機,特に
線材の揺動が防止され、円滑にテープ巻きを行えるテー
プ巻き機に関する。
【0002】
【従来の技術】ワイヤーハーネスのような長尺の線材に
テープを巻き付けていくテープ巻き機としては、特開昭
59−224013号公報や特開平4−57717号公
報等に開示されたものがある。
【0003】これらのテープ巻き機は、いずれも、布線
図板等にセットされた線材に沿って移動する本体部にロ
ーターを設け、このローターにテープロールを回転自在
に保持すると共にローターの回転中心に線材の挿通孔を
形成したものであり、この挿通孔に線材を通して、前記
テープロールから引き出したテープを線材に貼り付けた
後、本体部を線材に沿って移動させながらローターを回
転させることにより、線材にテープを巻き付けるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したテ
ープ巻き機のローターには、線材をその挿通孔にセット
するために、ローターの外周部から挿通孔に至る切り込
み部が形成されているが、その切り込み部の存在によ
り、ローターが線材の全周を保持できず、テープの巻き
付け作業中に線材が中心から切り込み部側に移動して揺
動状態になるため、テープの巻回方向に追従して線材に
捻れを生じるといった問題がある。
【0005】また、前記ローターは、回転中心に線材を
通す構成上、外周部においてギヤ等を介して駆動力を伝
達する必要があるが、前記切り込み部の存在により、常
時ローターに回転駆動力を与えるためには、ローターの
外周部の2箇所以上で動力伝達を行う必要があり、構造
が複雑になると共に大型化するといった問題がある。
【0006】さらに、前記切り込み部の存在により、動
力伝達用のギヤの噛合が断続的に外れるため、ローター
にガタツキが生じて円滑な回転が得られないといった問
題もある。
【0007】そこで、この発明の課題は、テープ巻き付
け時にローターが線材の全周を保持でき、しかも簡単な
構造でローターの円滑な回転を得ることができるテープ
巻き機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、テープが巻き付けられる線材の挿通孔
を回転中心に有する円盤状のローターと、このローター
が回転自在に嵌着されるローター保持部と、前記ロータ
ーを回転駆動させる駆動手段と、前記ローターに取り付
けられ、前記ローターと共に前記線材の周囲を回転する
テープロール保持部と、テープの切断手段とを有するテ
ープ巻き機であって、前記ローター及びローター保持部
を、ローターの挿通孔部分で接近離反可能に分割し、分
割された前記ローター及びローター保持部を、線材のセ
ット時に離反させ、テープ巻き付け時に当接させる駆動
手段を設けたテープ巻き機を提供するものである。
【0009】また、前記ローター保持部に線材のガイド
ローラを設けておくと、線材のブレがさらに防止され均
一なテープ巻きが可能となる。
【0010】さらに、前記ローターに、線材に巻き付け
られたテープの上面を線材の外周に押し当てるテープ押
えを設けておくと、テープの巻き付けが確実に行われる
と共に線材のブレが防止される。
【0011】
【作用】以上のように構成されたテープ巻き機は、分割
されたローター及びローター保持部を駆動手段によって
離反させ、線材をローターの挿通孔部分にセットした
後、離反したローター及びローター保持部を当接させる
と、線材の全周が挿通孔によって保持され、ローター自
体も円盤状となって、従来の切り込み部に相当する欠如
部が存在しない。
【0012】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。
【0013】図6ないし図8に示すように、このテープ
巻き付け装置は、矢印方向に間欠的に移動するワイヤー
ハーネスの布線図板Aのテープ巻き付け操作位置に設置
されており、布線図板A上のワイヤーハーネスaにテー
プを巻き付けるテープ巻き機10と、このテープ巻き機
10を吊持して前記布線図板A上で前後(図6紙面直角
方向),左右又は上下方向に移動させる移動操作手段4
0とから構成されている。
【0014】前記移動操作手段40は、布線図板Aの後
部上方に固定設置された固定フレーム41と、この固定
フレーム41に対して前後方向に移動する可動フレーム
42と、この可動フレーム42に左右方向に進退可能に
支持される昇降操作シリンダ48とによって構成され、
この昇降操作シリンダ48のピストンロッド48aに前
記テープ巻き機10が支持されている。
【0015】前記可動フレーム42は、その両端部に支
持ロッド42aが固定され、この支持ロッド42aが前
記固定フレーム41に設けられた支持部41aに挿通さ
れることにより、固定フレーム41に対して前後方向に
進退可能に支持されていると共に、前記固定フレーム4
1に設けられた進退操作シリンダ43のピストンロッド
43aに連結され、そのピストンロッド43aの出退に
よって前後方向に進退操作される。
【0016】さらに前記可動フレーム42には、左右方
向に延びるガイド体44およびボールねじ45が支持さ
れており、前記昇降操作シリンダ48の側面に設けられ
た摺動体46が、前記ガイド体44に沿って左右方向に
摺動自在に嵌合されている。また、前記昇降操作シリン
ダ48の側面には、前記ボールネジ45に螺合する従動
体47が設けられており、ボールねじ45の端部に連結
されたモーター45aによるボールネジ45の回転によ
って昇降操作シリンダ48が左右方向に進退操作され
る。
【0017】前記テープ巻き機10は、図1ないし図5
に示すように、本体フレーム11と、この本体フレーム
11に支持されるローター保持部12と、このローター
保持部12に回転可能に収容されるローター24とを備
え、前記本体フレーム11が、前記昇降操作シリンダ4
8のピストンロッド48aに連結支持されている。
【0018】前記ローター保持部12は、図3に示すよ
うに、ワイヤーハーネスの挿通孔12aを有し、この挿
通孔12aの中心を境にして前記本体フレーム11に固
定支持される固定部13と、この固定部13に対して接
近離反可能に本体フレーム11に支持される可動部14
とに分割されている。
【0019】前記本体フレーム11の下面には、その端
部から前記固定部13に至るガイド体15が設けられて
おり、可動部14上面に取り付けられた摺動体16が、
そのガイド体14に沿って摺動自在に嵌合されている。
【0020】また、前記本体フレーム11には、進退操
作シリンダ19が取り付けられていると共に、そのピス
トンロッド19aが前記可動部14の側面に連結され、
ピストンロッド19aの出退により可動部14が固定部
13に対して進退操作される。
【0021】前記ローター保持部12の一側面側には、
図3に示すように、その挿通孔12aを中心として、固
定部13及び可動部14の双方に前記ローター24を収
容するローター収容凹部13a,14aと、ローター保
持部12の他側面側に取り付けられたサーボモーター2
1からかさ歯車22a,22bおよび軸23を介して動
力伝達される平歯車20を収容する歯車収容凹部13c
とが形成され、前記ローター収容凹部13a,14aに
は、挿通孔12aを中心としてリング状に突出したガイ
ド体13b,14bが形成されている。
【0022】前記ローター24は、その中心にワイヤー
ハーネスの挿通孔24aを有する円盤状のものであり、
その内面側には、前記ガイド体13b,14bが嵌合す
る溝24bが形成されている。
【0023】また、このローター24は、その外周部に
前記平歯車20と噛合する歯24cが形成されており、
しかも前記ローター保持部12と同様に挿通孔24aを
中心として二分割されている。
【0024】前記ローター保持部12の一側面側は、ロ
ーター24及び平歯車20が収容された状態で、ロータ
ー収容凹部13a,14a及び歯車収容凹部13cが、
閉塞板17,18により閉塞され、これによって前記ロ
ーター24が、ローター保持部12に回転可能に支持さ
れることになる。
【0025】なお、前記閉塞板17,18には、ロータ
ー24の挿通孔24aと同心円状の切り欠き部17a,
18aが形成されており、前記ローター24外面の中心
部が露出するようになっている。
【0026】そして、ローター24の露出部分には、分
割された一方にテープロール25aを回転可能に保持す
るテープロール保持部材25及び前記テープロール25
aから引き出されたテープをワイヤーハーネスaまで導
く案内部材26が取り付けられており、他方にはロータ
ー24の回転を円滑に行わしめるためのバランスウエイ
ト27が支持されている。
【0027】前記テープロール保持部材25は、図2に
示すように、ワイヤーハーネスaに対してテープを斜め
に巻き付けていくために、テープロール25aがワイヤ
ーハーネスaに対して傾いた状態に保持されるように、
その基端部から先端部に向かってローター保持部12に
対する離反度が大きくなっている。
【0028】前記案内部材26は、図2及び図4に示す
ように、セットしたワイヤーハーネスaに沿ってロータ
ー24の外面から直角に張り出しており、その上端には
テープ幅より若干幅広の切り欠き部26aが形成され、
その切り欠き部26aにはガイドローラ26bが支持さ
れている。
【0029】また、この案内部材26の上端には、前記
切り欠き部26aの側方に、ワイヤーハーネスa側に張
り出して巻き付けたテープ上面をワイヤーハーネスaの
外周に押し当てるテープ押え26cが設けられている。
【0030】さらに、前記案内部材26には、上下方向
に移動可能に支持される操作部材28aと、この操作部
材28aの先端に取り付けられるカッター刃28bと、
前記操作部材28aを下方側に付勢するばね28cとか
ら成るテープの切断手段28が設けられており、前記ロ
ーター24が回転して、操作部材28aが水平位置で停
止したときに、操作部材28aの後端部を押圧する進退
操作シリンダ29が、前記本体フレーム11に支持され
ている。
【0031】また、前記固定部13には、フォトセンサ
ー30(図2)が設けられており、このフォトセンサー
30が、前記テープロール保持部25に支持されてロー
ター24と共に回転する検知板31を検出して、ロータ
ー24を分割可能位置及びテープ切断可能位置に停止さ
せるための信号を制御手段(図示せず)に出力するよう
になっている。
【0032】なお、前記フォトセンサー30は、検知板
31の検出位置でローター24を停止すれば、ローター
24を分割可能な状態となり、その位置より1/4回転
した位置でローター24を停止すれば、テープの切断可
能な状態となる位置に設けられている。
【0033】前記可動部14の他側面側には、図5に示
すように、その挿通孔12aを挟んで固定部13側に張
り出すワイヤーハーネスの位置決め用の上部ガイド片3
2と下部ガイド片33とが支持されており、上部ガイド
片32の下辺が挿通孔12aの上端位置に、下部ガイド
片33の上辺が挿通孔12aの下端位置にそれぞれ対応
するようになっている。
【0034】前記上部ガイド片32は、固定支持されて
いるが、下部ガイド片33は、回動自在に軸支されると
共に可動部14に取り付けられた進退操作シリンダ34
のピストンロッド34aにピン結合され、ピストンロッ
ド34aの出退によって、同図に鎖線で示すように、回
転操作される。
【0035】また、ローター保持部12の他側面側に
は、可動部14及び固定部13の双方にワイヤーハーネ
スを両側から挟み込んで案内するガイドローラ35が設
けられている。
【0036】さらに、可動部14の他側面側及びロータ
ー24には、ローター保持部12の離反時において、図
3に示すように、分割されたローター24が可動部14
から突出することなく前記ローター収容凹部14aに収
容された状態で、相互に一致する小孔(図示せず)が、
それぞれ設けられていると共にその小孔に挿脱されるピ
ンを有するピンシリンダー36が可動部14の他側面側
に取り付けられている。
【0037】従って、ローター保持部12の離反時に、
前記ピンが一致した前記小孔に挿入されることにより、
可動部14側のローター24が上述した所定位置に保持
される。
【0038】以下、このテープ巻き付け装置の動作につ
いて説明する。
【0039】最初、テープ巻き機10は、可動フレーム
42の左端位置に待機している。このとき、テープ巻き
機10は、ローター保持部12の可動部14が固定部1
3から離反した状態であり、下部ガイド片33も、下方
に回動してローター24及びローター保持部12の挿通
孔12a,24aが開放された状態になっている。もち
ろん、この状態では、前記ピンシリンダ36のピンが可
動部14及びローター24の小孔に挿入されており、分
割された可動部14側のローター24が可動部14の所
定位置に保持されている。
【0040】そして、ワイヤーハーネスaが布線された
布線図板Aが、所定のテープ巻き付け操作位置に停止し
た後、スタートスイッチ(図示せず)を操作すると、前
記移動操作手段40によって、テープ巻き機10がワイ
ヤーハーネスaのテープ巻き付け始端に水平移動した後
に降下し、図9(a),(b)に示すように、ワイヤー
ハーネスaが離反したローター保持部12の間に導入さ
れる。このとき、ワイヤーハーネスaは、上部ガイド片
32によって挿通孔12a,24aの上端より上方への
ずれが規制される。
【0041】次に、手作業によってテープロール25a
からテープを引き出し、案内部材26のガイドローラ2
6aにテープを沿わせながらテープ端をワイヤーハーネ
スaの外周に貼り付ける。そして、スタートスイッチを
再度操作すると、前記下部ガイド片33が、図9(b)
に鎖線で示すように、上方に回動してワイヤーハーネス
aを上部ガイド片32との間に挟み込み、ワイヤーハー
ネスaを挿通孔12a,24aの上下端間に保持した
後、図10(a),(b)に示すように、可動部14が
固定部13側に移動して両者が一体化される。このと
き、ワイヤーハーネスaは、ローター24及びローター
保持部12の挿通孔24a,12aに挿通された状態に
なると共に2個のサイドローラ35によって挟み込まれ
る。
【0042】その後、サーボモータ21が作動して平歯
車20が回転し、この平歯車20に噛合しているロータ
ー24も、ローター保持部12内で回転を始める。ま
た、前記サーボモータ21の作動と同時にモータ45a
が作動してボールねじ45が回転し、これに伴ってテー
プ巻き機10全体がワイヤーハーネスaのテープ巻き付
け終端側に移動を始める。
【0043】このように、ローター24が回転しながら
テープ巻き機10がワイヤーハーネスaに沿って移動す
ると、ローター24に支持されているテープロール25
aもワイヤーハーネスaの周囲を回転しながらワイヤー
ハーネスaに沿って移動するので自動的にテープロール
25aからテープが引き出されてワイヤーハーネスaの
外周にテープが巻き付けられていく。このとき、前記テ
ープ押え26cが巻き付け直後のテープ上面をワイヤー
ハーネスaの外周に押し付けるため、ワイヤーハーネス
aのテープ巻き付け始端側のぶれが防止されると共にテ
ープが均一に巻き付けられる。
【0044】なお、前記サーボモータ21は、作動直後
の数分間は、低速で回転し、その後高速回転に移行する
ように制御されている。これは、テープの巻き付け開始
直後にワイヤーハーネスaに貼り付けたテープが外れ易
いからである。
【0045】テープ巻き機10が、ワイヤーハーネスa
のテープ巻き付け終端位置まで到達すると、移動が停止
され、図11に示すように、前記フォトセンサ30を検
知板31が通過した後1/4回転したとき、つまり前記
切断手段28の操作部材28aが、水平状態になったと
きに、ローター24の回転が停止される。続いて、進退
操作シリンダー29が作動して前記操作部材28aの終
端部を押圧し、これによってカッター刃28bが操作部
材28aと共に押し出されてテープを切断する。
【0046】そして、ローター24がさらに3/4回転
した後に停止し、上述したように、前記ピンシリンダ3
6が作動して可動部14側のローター24が保持され、
図10に示すようなテープ巻き付け直前の状態、即ち可
動部14が固定部13に対して離反可能な状態となる。
【0047】その後、可動部14が固定部13から離反
すると共に下部ガイド片33が下方に回動して図9に示
す状態となり、ワイヤーハーネスaが開放されるので、
テープ巻き機10は初期位置に戻って待機する。
【0048】なお、上述したローター24の回転停止制
御は、前記サーボモーター21に内蔵されたエンコーダ
ーからのパルス信号と前記フォトセンサ30からの出力
信号に基づき、制御手段が回転角度を制御することによ
り行われ、回転速度制御はプログラム制御によって行わ
れる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、この発明のテープ巻き機
は、線材の挿通孔を有するローター及びローター保持部
を挿通孔部分で接近離反可能に分割し、この分割された
ローター及びローター保持部を駆動手段によって離反さ
せた状態で線材を挿通孔の位置にセットした後、駆動手
段によって両者を当接させて線材を挿通孔に通すように
したため、挿通孔によって線材の全周が保持されること
になり、テープ巻き付け時における線材のぶれやぶれに
伴う線材の捻じれが防止され、テープの巻き付けを安定
して均一に行うことができる。
【0050】また、従来のように、ローターに線材セッ
ト用の切り欠き部が存在しないため、ローター外周部の
少なくとも1個所で駆動力をローターに伝達すればよ
く、構造が単純化されると共に小型化され、製造コスト
の低減が図れる。
【0051】さらに、ローターに対して駆動ギヤとの噛
合によって動力伝達を行う場合等にあっては、ローター
に切り欠き部が存在しないため、ローターと駆動ギヤと
が常時噛合した状態となり、従来のように噛合が断続的
に外れるといったことが起こらないのでローターの回転
にがたつきが生じることもなく、円滑な回転操作が可能
になるといった利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る一実施例のテープ巻き機を示す
正面図である。
【図2】同上の平面図である。
【図3】同上の一部を分解した状態を示す正面図であ
る。
【図4】同上の断面図である。
【図5】同上の背面図である。
【図6】この発明に係るテープ巻き付け装置の一実施例
を示す正面図である。
【図7】同上の側面図である。
【図8】同上の移動操作手段の一部を示す詳細図であ
る。
【図9】テープ巻き機の動作説明図である。
【図10】テープ巻き機の動作説明図である。
【図11】テープ巻き機の動作説明図である。
【符号の説明】
10 テープ巻き機 11 本体フレーム 12 ローター保持部 12a,24a 挿通孔 19,29,34,43 進退操作シリンダ 20 平歯車 21 サーボモーター 22a,22b かさ歯車 23 軸 24 ローター 24c 歯 25 テープロール保持部材 25a テープロール 26c テープ押え 28 切断手段 35 ガイドローラ 40 移動操作手段 41 固定フレーム 42 可動フレーム 45 ボールねじ 45a モーター 47 従動体 48 昇降操作シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下条 太希 埼玉県蓮田市大字黒浜3417−7 株式会社 オートマシン開発内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープが巻き付けられる線材の挿通孔を
    回転中心に有する円盤状のローターと、このローターが
    回転自在に嵌着されるローター保持部と、前記ローター
    を回転駆動させる駆動手段と、前記ローターに取り付け
    られ、前記ローターと共に前記線材の周囲を回転するテ
    ープロール保持部と、テープの切断手段とを有するテー
    プ巻き機であって、 前記ローター及びローター保持部を、ローターの挿通孔
    部分で接近離反可能に分割し、分割された前記ローター
    及びローター保持部を、線材のセット時に離反させ、テ
    ープ巻き付け時に当接させる駆動手段を設けたテープ巻
    き機。
  2. 【請求項2】 前記ローター保持部に、線材のガイドロ
    ーラを設けた請求項1記載のテープ巻き機。
  3. 【請求項3】 前記ローターに、線材に巻き付けられた
    テープの上面を線材の外周に押し当てるテープ押えを設
    けた請求項1又は2記載のテープ巻き機。
JP4356924A 1992-12-22 1992-12-22 テープ巻き機 Pending JPH06183414A (ja)

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JP4356924A JPH06183414A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 テープ巻き機

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JP4356924A JPH06183414A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 テープ巻き機

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ID=18451457

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JP4356924A Pending JPH06183414A (ja) 1992-12-22 1992-12-22 テープ巻き機

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6119749A (en) * 1998-01-23 2000-09-19 Sumitomo Wiring Systems, Ltd. Taping device
CN113628813A (zh) * 2021-08-12 2021-11-09 四川华丰科技股份有限公司 一种裹线装置

Citations (1)

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