JPH0618327A - データ間の補間方法 - Google Patents

データ間の補間方法

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JPH0618327A
JPH0618327A JP17581092A JP17581092A JPH0618327A JP H0618327 A JPH0618327 A JP H0618327A JP 17581092 A JP17581092 A JP 17581092A JP 17581092 A JP17581092 A JP 17581092A JP H0618327 A JPH0618327 A JP H0618327A
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JP
Japan
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points
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line segment
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Application number
JP17581092A
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English (en)
Inventor
Shinji Natsume
新二 夏目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Fuji Facom Corp
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd, Fuji Facom Corp filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP17581092A priority Critical patent/JPH0618327A/ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Spectrometry And Color Measurement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】データの点数が少ないとき、または隣り合う同
士が離れ過ぎているときであっても、そのデータの解析
が適正におこなわれるように、その隣り合う各点間を簡
便に補間する。 【構成】隣り合う二つの点でこの間を補間すべき各点を
P,Qとする。各点P,Qの別の側の隣り合う点、R,
Sをとる。点Pを通り、点Rと点Pとを結ぶ線分の傾斜
と、点Pと点Qとを結ぶ線分の傾斜との平均傾斜pをも
つ直線L1 、および点Qを通り、点Pと点Qとを結ぶ線
分の傾斜と、点Qと点Sとを結ぶ線分の傾斜との平均傾
斜qをもつ直線L2 を設定する。そこで、各点P,Qを
通り、各直線L1 ,L2 にそれぞれ接する3次曲線を求
め、この3次曲線に基づいて各点P,Q間を補間する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、直角座標面に点の位
置としてとられた互いに関連する二つの量のデータ、た
とえば光分析装置によって得られた分光スペクトルにお
ける、吸光度の周波数に対する特性に係るデータで、そ
の点数が少ないときや、隣り合う同士が離れ過ぎている
ときでも、そのデータの解析が適正におこなわれるよう
に、その隣り合う各点間を簡便に補間する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】たとえば、光分析装置によって得られた
分光スペクトルの解析をおこなう場合に、分光スペクト
ルにおける、吸光度の周波数に対する特性に係るデータ
を、直角座標面の点の位置としてプロットし、このプロ
ットされた断片的,散発的な各データに係る点の位置関
係に基づいて解析がおこなわれる。そのために、通常に
は主として簡便性の理由から、各データに係る点の内で
隣り合う各点間を直線で結んで補間する方法がとられ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】隣り合う各データに係
る点間を直線補間する従来方法では、とくにデータの点
数が少ないとき、または隣り合う同士が離れ過ぎている
ときに、そのデータの解析が適正におこなわれないおそ
れがある。以下に具体的に、図を参照しながら説明す
る。図2は分光スペクトルにおける、吸光度の周波数に
対する特性の部分拡大図である。図2において、縦軸Y
に分光スペクトルにおける吸光度を、横軸Xに同じくそ
の周波数をとる。実線は実際の特性図、破線は各点間を
直線で補間したときの折れ線形の特性図である。実際の
連続的な特性図が得られないから、直線補間した折れ線
形特性図で代替するわけであるが、特性の解析上で重要
な意味をもつ特性図上のピーク位置について言えば、実
線の実際の特性図におけるピークEの周波数Xe と、破
線の代替の特性図におけるピークFの周波数Xf とが一
致しないで、両者間に無視できない程度の差異が発生す
る。
【0004】この発明の課題は、従来の技術がもつ以上
の問題点を解消し、データの点数が少ないとき、または
隣り合う同士が離れ過ぎているときであっても、そのデ
ータの解析が適正におこなわれるように、その隣り合う
各点間を簡便に補間する方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るデータ間
の補間方法は、直角座標面に点の位置としてとられた互
いに関連する二つの量のデータの内その隣り合う第1,
第2の各点間を補間する方法であって、第1点,第2点
にそれぞれ別の側で隣り合う各点を第3点,第4点と
し、第3点と第1点とを結ぶ線分の傾斜と、第1点と第
2点とを結ぶ線分の傾斜との平均傾斜をもち、第1点を
通る第1直線、および第1点と第2点とを結ぶ線分の傾
斜と、第2点と第4点とを結ぶ線分の傾斜との平均傾斜
をもち、第2点を通る第2直線をそれぞれ設定し、第1
点,第2点を通り、第1直線,第2直線にそれぞれ接す
る3次曲線を求め、この3次曲線に基づいて第1,第2
の各点間を補間する。
【0006】請求項2に係るデータ間の補間方法は、請
求項1に記載の方法において、データが、光分析装置に
よって得られた分光スペクトルにおける、吸光度の周波
数に対する特性に係るものである。
【0007】
【作用】請求項1または2に係るデータ間の補間方法で
は、まず、第1点,第2点にそれぞれ別の側で隣り合う
各点を第3点,第4点とする。次に、第3点と第1点と
を結ぶ線分の傾斜と、第1点と第2点とを結ぶ線分の傾
斜との平均傾斜をもち、第1点を通る第1直線、および
第1点と第2点とを結ぶ線分の傾斜と、第2点と第4点
とを結ぶ線分の傾斜との平均傾斜をもち、第2点を通る
第2直線をそれぞれ設定する。次に、第1点,第2点を
通り、第1直線,第2直線にそれぞれ接する3次曲線を
求める。そして、この3次曲線に基づいて第1,第2の
各点間を補間する。
【0008】
【実施例】この発明に係るデータ間の補間方法の適用例
について、以下に図1を参照しながら説明する。図1は
発明に係る補間方法の適用例を示す模式図である。図1
において、隣り合う二つの点であって、この間を補間す
べき各点をP,Qとする。各点P,Qの別の側の隣り合
う点、R,Sをとる。各点P,Q,R,Sは、それぞれ
発明における第1点,第2点,第3点,第4点に相当す
る。次に点Rと点Pとを結ぶ線分の傾斜と、点Pと点Q
とを結ぶ線分の傾斜との平均傾斜pをもち、点Pを通る
直線L1 を設定する。同様に、点Pと点Qとを結ぶ線分
の傾斜と、点Qと点Sとを結ぶ線分の傾斜との平均傾斜
qをもち、点Qを通る直線L2 を設定する。そこで、各
点P,Qを通り、各直線L1 ,L2 にそれぞれ接する3
次曲線を求め、この3次曲線に基づいて各点P,Q間を
補間する。以下、具体的に各点P,Q間を補間すべき3
次曲線を求める方法について説明する。
【0009】いま、各点P,Q,R,Sの座標を、P:
X1,Y1 、Q:X2,Y2 、R:X3,Y3 、S:X4,Y4
、とする。また、3次曲線を次の式で表すものとす
る。 Y=AX3 +BX2 +CX+D …(1) この3次曲線が、各点P,Qをそれぞれ通る条件から、 Y1 =AX13+BX12+CX1 +D …(2) Y2 =AX23+BX22+CX2 +D …(3) 次に、3次曲線をXについて微分し、 dY/dX=3AX2 +2BX+C …(4) を求め、この式(4) に基づいて3次曲線が各直線L1 ,
L2 にそれぞれ接する条件から、次の各式(5) ,(6) を
得る。
【0010】 p=3AX12+2BX1 +C …(5) q=3AX22+2BX2 +C …(6) したがって、A,B,C,Dを、各式(2) ,(3) ,(5)
,(6) からなる4元1次方程式を解くことによって求
め、各点P,Q間を補間すべき3次曲線を規定すること
ができる。
【0011】以上に述べたような補間方法を、隣り合う
各2点間に適用することによって、図2の破線表示の折
れ線形特性図の代わりに、ここには図示してないが、実
線表示の実際の特性図に極めて近い改善された特性図を
得ることができた。したがって、ピークに対応する周波
数を、実際の特性図と改善された特性図とでほぼ一致さ
せることができた。
【0012】本発明に係る補間方法を実施する補間処理
装置について、その構成を示す図3を参照しながら説明
する。図3において、補間処理装置10は主として、操
作部1と、入力部2と、演算部3と、表示制御部4と、
表示部5とからなる。操作部1は、入力モード,出力モ
ードに切り替えて演算上,表示上の各種の操作をおこな
う。入力部2は、たとえば光分析装置20と接続され、
得られた分光スペクトルにおける、吸光度の周波数に対
する特性に係るデータが直接入力される。演算部3は、
入力されたデータと、操作部1の操作とに基づいてデー
タ間の補間に係る演算処理をおこなう。表示制御部4
は、演算結果や操作部1の操作に基づいて表示上の制御
をおこなう。表示部5は、たとえばCRTディスプレイ
で、表示制御部4の指令に基づき、補間処理の結果を、
グラフ表示または数値表示する。
【0013】演算部3における演算処理を図4,図5の
各フローチャートにより説明する。ステップS1 で、デ
ータを表す各点P1,P2,P3,…Pn の番号i を初期化
し、ステップS2 で、隣り合う点Pi,Pi+1 を選ぶ。ス
テップS3 で、点Pi,Pi+1 と別の側で隣り合う点Pi-
1,Pi+2 を選ぶ。続いてステップS4 で、線分Pi-1 ・
Pi の傾斜Mi-1 を求める。またステップS5 で、線分
Pi ・Pi+1 の傾斜Miを、次のステップS6 で、線分
Pi+1 ・Pi+2 の傾斜Mi+1 をそれぞれ求める。ステッ
プS7 で、点Pi を通り傾斜( Mi-1 +Mi)/2 の直線
Li を求め、ステップS8 で、点Pi+1 を通り傾斜( M
i +Mi+1)/2 の直線Li+1 を求める。さらにステップ
S9 で、点Pi,Pi+1 を通り直線Li,Li+1 に接する3
次曲線Ciを求め、ステップS10で、3次曲線Ci で点
Pi,Pi+1 間を補間する。ステップS11で、i をインク
リメントする。次のステップS12で、i が(n−1)を
超えるかどうかを判断し、超えるまでステップS2に戻
って以上の処理を繰り返し、全てのデータ間の補間処理
を終了する。ここで、nはデータの全点数である。
【0014】
【発明の効果】請求項1または2に係るデータ間の補間
方法では、まず、第1点,第2点にそれぞれ別の側で隣
り合う各点を第3点,第4点とし;次に、第3点と第1
点とを結ぶ線分の傾斜と、第1点と第2点とを結ぶ線分
の傾斜との平均傾斜をもち、第1点を通る第1直線、お
よび第1点と第2点とを結ぶ線分の傾斜と、第2点と第
4点とを結ぶ線分の傾斜との平均傾斜をもち、第2点を
通る第2直線をそれぞれ設定し;次に、第1点,第2点
を通り、第1直線,第2直線にそれぞれ接する3次曲線
を求めて、この3次曲線に基づいて第1,第2の各点間
を補間する。したがって、データの点数が少ないときで
あっても、その隣り合う各点間を特殊な手段によること
なく、簡便に補間することができ、そのデータの解析を
適正におこなうことができる。
【0015】とくに請求項2に係るデータ間の補間方法
では、データが、光分析装置によって得られた分光スペ
クトルにおける、吸光度の周波数に対する特性に係るも
のであるから、適用範囲が広くそれだけ波及効果が大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明に係る補間方法の適用例を示す模式図
【図2】吸光度の周波数に対する特性の部分拡大図
【図3】発明に係る補間方法を実施する補間処理装置の
構成図
【図4】補間処理装置の演算部における演算処理の前段
階を示すフローチャート
【図5】補間処理装置の演算部における演算処理の後段
階を示すフローチャート
【符号の説明】
1 操作部 2 入力部 3 演算部 4 表示制御部 5 表示部 10 補間処理装置 20 光分析装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直角座標面に点の位置としてとられた互い
    に関連する二つの量のデータの内その隣り合う第1,第
    2の各点間を補間する方法であって、第1点,第2点に
    それぞれ別の側で隣り合う各点を第3点,第4点とし、
    第3点と第1点とを結ぶ線分の傾斜と、第1点と第2点
    とを結ぶ線分の傾斜との平均傾斜をもち、第1点を通る
    第1直線、および第1点と第2点とを結ぶ線分の傾斜
    と、第2点と第4点とを結ぶ線分の傾斜との平均傾斜を
    もち、第2点を通る第2直線をそれぞれ設定し、第1
    点,第2点を通り、第1直線,第2直線にそれぞれ接す
    る3次曲線を求め、この3次曲線に基づいて第1,第2
    の各点間を補間することを特徴とするデータ間の補間方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の方法において、データ
    は、光分析装置によって得られた分光スペクトルにおけ
    る、吸光度の周波数に対する特性に係るものであること
    を特徴とするデータ間の補間方法。
JP17581092A 1992-07-03 1992-07-03 データ間の補間方法 Pending JPH0618327A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009150790A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Shimadzu Corp クロマトグラフ用データ処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009150790A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Shimadzu Corp クロマトグラフ用データ処理装置

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