JPH0371275A - 画像変換装置及び方法 - Google Patents

画像変換装置及び方法

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JPH0371275A
JPH0371275A JP1206771A JP20677189A JPH0371275A JP H0371275 A JPH0371275 A JP H0371275A JP 1206771 A JP1206771 A JP 1206771A JP 20677189 A JP20677189 A JP 20677189A JP H0371275 A JPH0371275 A JP H0371275A
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JP
Japan
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data
dimensional
discrete data
texture
filter
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Pending
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JP1206771A
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Inventor
Tetsuya Nakagawa
哲也 中川
Toru Umaji
馬路 徹
Atsushi Kiuchi
淳 木内
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1次元以上の離散データに対して用いられるフ
ィルタ装置に係り、特に座標変換に伴って発生する歪を
除去する適応的なフィルタ方式に関するものである。
〔従来の技術〕
本発明に関係する公知例としては、公知例1:P、S、
Heckbert、”5urvey of Textu
re Mapping、”IEEE! CG&A、No
v、1986. pp、 56−67および公知例2 
: K、M、Fant、”A Nonaliasing
、Heal−Tima 5patial Transf
orm Technique、’IF!、E!)! C
G&A。
Jan、 1986 、 p p 、 71−80を挙
げることができる。
3次元グラフィックスで生成した3次元物体の表面は一
般にあまりにも滑らかすぎるため、現実感のない画像と
なってしまう。現実感を出すためにモデルを複雑にする
と、モデル化のための労力や画像生成のための計算量が
膨大なるものとなる。
この問題を解決する代表的な方法がテキスチャ・マツピ
ングと呼ばれる手法である。テキスチャ・マツピングは
、3次元物体の表面にテキスチャと呼ばれる模様データ
をはりつけることによって少ない労力と比較的少ない計
算量で現実感を表現する手法である。テキスチャ・マツ
ピングは座標変換とフィルタリングという2つの基本処
理で構成されている。すなわち、まず第11図に示すよ
うに2次元平面(u、v)の格子点上の輝度データとし
て定義されたテキスチャー像データを座標変換し、3次
元空間中の物体表面に張付ける6次にこの3次元物体を
さらに座標変換して2次元のスクリーン平面(xyy)
上に投影する。第11図の例に示すようなスクリーン上
で遠近感を持たせる変換は透視変換と呼ばれる最も基本
的なものである。この変換はテキスチャ平面座標(u、
v)とスクリーン平面座標(x、y)を用いて(1)式
のように定義される。ここでA、B、C,D、E。
F、L、M、Nは変換係数であり、変換の種類によって
決定される。(1)式は2次元平面から2次元平面への
変換であり、中間の3次元座標が消去されているため1
次式の有理形となっていて非線形な変換となる。
(1)式に従ってテキスチャ平面上の各格子点で定義さ
れた画像データを座標変換した場合、第11図のテキス
チャ平面上の格子点Pは必ずしも、スクリーン上の格子
点に変換されるとは限らない。
第11図に示すようにスクリーン上ではPは格子点の間
に写像される可能性が大きい、そこで、スクリーン上の
格子点における画像データを求めるためにその格子点の
近くに写像されてくる複数個のテキスチャー像データに
適当な重みを掛けて足しあわせることが必要となる。こ
の重みづけ演算のことをフィルタリング、この重み係数
のことをフィルタ係数と呼ぶ、従来このフィルタリング
は第12図に示す手順で行なわれていた。ここではスク
リーン平面上の格子点Llに注目し、この格子点の画像
データを求めることを考える。まず、Llの近傍を定義
するためにLlの勢力範囲PBを考える。第12図では
Llの勢力範囲PBは隣接の格子点の勢力範囲と多少オ
ーバーラツプする円で定義されているが、この決め方は
恣意的であってオーバーラツプしない正方形で定義する
場合もある0次に、この円PBを式(1)に従ってテキ
スチャ平面上に逆変換する。この変換で円PBは楕円P
B’ に変形される。続いてこの楕円PB’の内側にあ
るテキスチャ平面上の格子点Tl。
T2.T3.T4を式(1)に従って変換しスクリーン
平面上での座標を求める。この場合、これら4つの格子
点Tl、T2.T3.T4が格子点Llの画像データを
求めるために使用される近傍データとなる。一方、スク
リーン平面上では、格子点Llを中心とし、ここからの
相対距離の関数としてフィルタ係数が定義されている。
第13図に低精度から理想精度までの5種のフィルタ形
状が示されている。第12図の例では比較的単純なトラ
イアングル型が用いられている。第12図ではフィルタ
の定義域が円PBであり、かつフィルタ係数の大きさを
高さで示しであるため、フィルタ係数全体が円PBを底
面とする円錐として表されている。すなわち、この円錐
の断面が第13図に示されているトライアングル型とな
っている。よってスクリーン平面上に写像されたTl、
T2゜T3.T4のそれぞれの座標位置におけるこの円
錐の高さにそれぞれの画像データをかけて加えあわせる
ことにより、格子点LLの画像データを求めることがで
きる。しかしながら、この方法ではテキスチャ画像の周
辺部分のように(1)式の変換で大きく変形する部分で
の演算量増加が問題となる0例えば、11000n素x
looovi索のテキスチャ画像を透視変換する場合、
テキスチャ周辺の1000画素がスクリーン上で数画素
に対応する場合がある。この場合、スクリーン上の1格
子点の計算のために数百ものテキスチャ・データを座標
変換する必要が生じてしまい、これに伴う座標変換の演
算量の増加が問題となっていた。
そこで公知例1では補間に必要な多量のテキスチャ・デ
ータをスクリーン上に写像する代わりに比較的データ量
の少ないフィルタの係数をテキスチャ平面に逆写像し、
テキスチャ平面でフィルタリングすることにより座標変
換に伴う演算量を低減する方法が提案されている。この
方法を第12図の例に適用するとスクリーン上の1つの
格子点に対して必要な座標演算は以下のようになる。す
なわち、この格子点自身をテキスチャ平面上に写像する
座標変換1回とスクリーン平面の円PB上で定義されて
いるフィルタをテキスチャ平面上に写像するのに必要な
5つのパラメータ(楕円PB’を決定する中心位置の指
定に2つ、半径の指定に2つ、回転角の指定に1つの合
計5つ)の計算である。この5つのパラメータの計算量
はおよそ座標変換2回分の計算量に等しい、このため、
スクリーン上の全ての格子点で一律、座標変換3回分程
度の計算量となり、1格子点当たりの座標演算量を大幅
に減少できる。しかし、楕円PB’は対応するスクリー
ン平面上の格子点ごとに全て異なるので画面全体ではま
だまだ膨大な演算量を必要とする0例えば、1000画
@xloool!li素の画面を扱う場合、スクリーン
上の格子点をテキスチャ平面上に写像する座標変換1,
000,000回と楕円PB’ を決定するのに必要な
パラメータ演算5.000,000回を必要とする。そ
こで、さらに演算量は減らすことが課題となっている。
また、公知例工はサンプリング定理に基づいた高精度の
補間を考える場合の問題点を含んでいる。すなわち、第
13図に示すようにサンプリング定理に基づく理想精度
のフィルタ形状は無限の定義域を必要とするにもかかわ
らず、公知例1では用いられるフィルタの定義域は第1
211!lに示すように恣意的ではあるものの予め固定
的に決められていた。このため、−度ある精度のフィル
タリングを実行するシステムを公知例1を用いて実現す
るとフィルタの定義域が固定されてしまう、よってフィ
ルタ係数を入れ替えられてもフィルタの定義域を広げる
ことができず、フィルタを理想精度フィルタにより近づ
けるという意味でより高精度のフィルタリングを実現す
る場合の障害となっていた。しかし、だからといってフ
ィルタの定義域を予め充分広くとっておくと、低精度な
フィルタリングで充分な場合に無駄な演算量が増加して
しまうという問題点があった。又、1格子点の計算ごと
にテキスチャ平面上で異なる形状の楕円領域内データを
用いるため、これに伴って煩雑なメモリ・アクセスが必
要となる問題点があった。
フィルタリング処理に伴う座標演算量を低減するもう1
つの方法として公知例2では座標変換に2パスアルゴリ
ズムを利用したものが提案されている。2バスアルゴリ
ズムは第8図に示したように2次元の座標変換を縦軸、
横軸2回の1次元の座標変換に分解する方法である。第
8図ではスクリーン平面(x*y)とテキスチャ平面(
U、V)のほかに中間−像平面(X、v)を考える。ス
クリーン平面(x、y)とテキスチャ平面(u、v)は
式(1)で関係付けられていた。スクリーン平面(x、
y)と中間画像平面(x、v)はXを固定し、以下に示
す式(2)(式(1)の一方)を用いて関係づけられる
。すなわち、スクリーン平面(xty)の縦一列(第X
列)は中間画像平面(xt v)v=(Dx十Ey+F
)/(Lx+My+N)   −(2)の縦一列(第X
列)とのみ対応するので処理は1次元となる。中間画像
平面(x、v)とテキスチャ平面(u、v)はVを固定
し、以下に示す式(3)(式(1)のもう一方)を用い
て関係づけられる。
ただし、式(3)の右辺に変数yが含まれているので、
このyは式(2)をyについて解いたy=f(x、v)
で置き換えて消去する必要がある。
u=(Ax+By+C)/(Lx+My+N)   ・
・’(3)この時、■が固定されているので中間画像平
面(X、V)の横−行く第7行〉はテキスチャ平面(U
、V)の横−行(第7行)とのみ対応するので処理は1
次元となる。第8図の変換式を整理した結果を第9図に
示す、これによると、2パスの各パスにおける1次元の
座標変換は変換係数が異なるだけで同じ形、すなわち1
変数1次式の有理形をしていることがわかる。(例えば
、U=(aX+d)/(ax十b))。このアルゴリズ
ムは1度中間画像を生成するため、画像データへのアク
セス回数が2倍になる。しかし、補間処理のためのデー
タアクセスを2次元でなく、1次元として扱えるという
特長がある。公知例2はこの特長を生かしてフィルタと
いう概念を用いないで実際には下記に説明する低精度の
補間を行う直観的方法を提案している。この方法の詳細
を第14図を用いて説明する。第14図(a)は1次元
の画素入力データII、I2.I3.I4を1.33倍
に拡大して画素数を増加させるとともに画像情報の積和
情報を含む画素出力データ01,02,03゜04.0
5を求める例を示している。ここで入力データ■1〜工
4はテキスチャ画像のU座標に相当し、出力データOf
〜05は中間画像のXm1lに相当する。第14図(b
)は1次元の画素入力データIl、I2.I3.I4.
I5を0.75倍に縮小して逆に画素数を減少させると
ともに画像情報の積和情報を含む画素出力データ01゜
02.03,04を求める例を示している。第14図(
a)では入力を1.33倍するということは出力1個を
得るのに入力の0.75個分(171,33)あればよ
いという考え方を用いている。まず、出力01は入カニ
1の0.75個分を用いて得られる。この時、入カニ1
の0.25個分は使われずにまだ残っている0次に、出
力02は入力IIのこの0.25個分と入カニ2の0.
5個分の合計0.75個分を用いた積和演算によって得
られる。すなわち、(0,25x11+0.5xI2)
10.75  を計算すればよい、ここで0.75 で
割るのは正規化のためである。この時点で入カニ2の0
.5 個分はまだ使われずに残っている。出力03はこ
の残っている入カニ2の0.5 個分と入力I3の0.
25個分を用いて得られる。以下、同様に求められる。
第14図(b)では入力を0.75倍するということは
出力1個を得るのに入力の1.33個分(110,75
)あればよいという考え方を用いている。まず、出力0
1は入カニ1の1個分と入力I2の0.33個分の合計
1.33個分を用いて得られる。すなわち、(1x11
+0.33xI2)/1.33  を計算すればよい、
この時点で入カニ2の0.67個分はまだ使われずに残
っている0次に出力02はこの残っている入カニ2の0
.67個分と入カニ3の0.66個分を合計した入力の
1.33個分を用いて得られる。以下、同様に求められ
る。このように、この方法にはフィルタという概念がな
いためフィルタリング処理に伴って必要となる座標変換
を全く必要とせず非常に高速の処理が可能となる。
しかしながら、逆にフィルタという概念が無いため、公
知例1のように第13図のより高精度のフィルタ係数を
用いることによって、より高精度な補間を行うというこ
とが不可能という問題点があった。又、4の方法は第1
4図に示すように1次元データを左から右に向かって処
理する場合、各虐素ごとで発生する座標の狂いを右側に
次々とじわ寄せするため画像の右端で座標が大きく狂っ
てしまうという本質的な問題点を持っていた。この座標
の狂いによって画像全体としては周辺部分にノイズが発
生するという問題が生じる。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は本発明者による上記の検討結果を基にしてなさ
れたものであり、その目的は下記の技術課題を解決する
ことにある。
(1)公知例1のフィルタリング処理で用いられるフィ
ルタの定義域は恣意的であるものの予め固定的に決めら
れていた。このため、−度ある精度のフィルタリングを
実行するシステムを実現するとフィルタの定義域が固定
されてしまう。
よって高精度のフィルタ係数はより広い定義域を必要と
するのにフィルタの定義域を広げることができず、フィ
ルタを理想粘度フィルタにより近づけるという意味でよ
り高精度のフィルタリングを実現する場合の障害となっ
ていた。しかし、だからといってフィルタの定義域を予
め充分広くとっておくと、低精度なフィルタリングで充
分な場合に無駄な演算量が増加してしまうという問題点
があった。一方、公知例2にはフィルタという概念が無
いため、公知例1のようにより高精度のフィルタ係数を
用いることによって、より高精度な補間を行うというこ
とが本質的に不可能という問題点があった。従って本発
明の第1の目的はフィルタリングシステムを実現した後
でもフィルタの定義域が固定されずフィルタ係数を入れ
替えることによりサンプリング定理に基づく理想的な精
度にいくらでも近づけるフィルタリングを可能とする手
段を提供することである。
(2)公知例1ではスクリーン画像のフィルタリングに
伴う座標演算処理を低減するため、データ量の多いテキ
スチャ画像データをスクリーン平面に写像する代りにデ
ータ量の少ないフィルタ係数をテキスチャ平面に写像し
ていた。しかし、それでも画面全体でままだまた膨大な
座標演算量を必要とし、さらにこの演算量を減らすこと
が課題となっていた。一方、公知例2ではフィルタを使
用しない直感的な方法でこのフィルタリングに伴う座標
演算量を全く省略して高速処理を実現していた。しかし
、この方法では変換後の座標位置が不正確になり結果の
画像にノイズが生じてしまうという本質的な問題点を持
っていた。従って本発明の第2の目的は正確な座標変換
を行ないながら座標演算量を最小にするフィルタリング
の手段を提供することにある。
(3)公知例1ではフィルタリングのためにスクリーン
上の1格子点の計算ごとにテキスチャ平面上で異なる形
状の楕円領域内データを用いるため、これに伴って煩雑
なメモリ・アクセスが必要となる問題点があった。従っ
て本発明の第3の目的は単純なメモリ・アクセスを用い
て実現できるフィルタリングの手段を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の種々の目的を解決するために本発明は下記の手段
を有する。
(1)第1.第2の目的は従来スクリーン平面上で定義
されていたフィルタをテキスチャ平面上で定義すること
により達成される。
(2)第3の目的は座標変換の2バス・アルゴリズムを
用いて各パスごとに1回ずつ合計2回の1次元フィルタ
リングを行なうことにより達成される。
〔作用〕
(1)第1の解決手段によるとフィルタ係数がテキスチ
ャ平面上で定義されることになる。これにより、公知例
1ではスクリーン平面上で定義されたフィルタ係数をテ
キスチャ平面に写像するために必要だったスクリーン平
面上のフィルタ定義域が不要となる。よって、使用した
い精度のフィルタ係数に合わせて、テキスチャ平面上で
その定義域を自由に決定できるので上記第1の目的を達
成できる。又、フィルタ係数がフィルタリング処理に用
いるテキスチャ・データと同一のテキスチャ平面上で定
義されているため、公知例1のようにフィルタ係数をテ
キスチャ平面に写像する処理自体が不要になり上記第2
の目的を達成できる。
(2)第2の解決手段である座標変換の2バス・アルゴ
リズムを用いると、1回の2次元のフィルタリングを2
回の1次元のフィルタリングで置き換えることができる
。このため、メモリアクセスは単純な1次元的アクセス
となるので上記第3の目的を達成できる。また、このよ
うに本発明は基本的に工次元処理に基づいているので―
像以外の任意の1次元データに適応可能である。
〔実施例〕
まず、実施例を説明するに先立って、本発明の理論的背
景を述べる。前述したように本発明は第9図の座標変換
の2バス・アルゴリズムに基づいている。このため、第
9図に示すように前半パスで中間画像平面上の1次元格
子点データをテキスチャ平面上の1次元格子点データか
ら求め、次に後半パスでスクリーン平面上の1次元格子
点データを中間画像平面上の1次元格子点データから求
めるという手順になる。この手順を前半パスについて、
より詳細に説明する。まずテキスチャ平面上の離散的な
1次元格子点データからテキスチャ平面上の1次元連続
データを求める。続いて第10図に図示する1次元座標
変換式に従って中間画像平面上の1次元格子点P1ia
をテキスチャ平面上に写像する。第10図中でxo −
1、xoe x。
+1は中間画像平面上の1次元格子点座標であり。
u(xo  IL u(xo)、u(+co+1)はこ
れらの点がテキスチャ平面上に写像された時の1次元座
標であるmXoとu(xo)の関係は下の式(4)で与
えられる。
u(xo)=(cxo+d)/(axo+b)  −(
4)ここで、係数a、b、c、dは第9図中のものと同
じである。
そして最後にこの写像された点u(xo−1)tu(x
o)、u(xo+1)でテキスチャ平面上の1次元連続
データを再サンプリングすればよいわけである。すなわ
ち、第10図の中間画像の等間隔の格子点xo −1e
 XQ、 xo+ 1 の画素データを求めるためにu
(x)=(cx+d)/(ax+b)の変換式に従って
テキスチャ画像上の座標データを計算する必要がある。
しかし、この変換式に従って格子点xo  ly xo
、xo+1  をテキスチャ画倣に投影すると非等間隔
の座標位置の画像データが必要となる。従って、この非
等間隔の座標位置の画像データを求めるために、等間隔
の格子点で与えられる画像データからサンプリングする
前の連続データを再生し、これを非等間隔でサンプリン
グすれば良い、しかしながらこの時、中間画像平面上か
らテキスチャ平面上に写像された隣接する2つの格子点
の間隔が格子点座標によってテキスチャ・データの格子
点間隔より狭くなったり、広くなったりする1例えば、
第10図中でu(x6−1〕とu(xo)の間隔はテキ
スチャ・データの格子点間隔より広くなっている。この
ように再サンプリングの間隔が座標位置によって変化す
るので各座標位置ごとにサンプリング定理を考慮し、折
り返し歪が起こらないように注意してフィルタリングす
る必要がある。すなわち、第10図の間引きの部分では
テキスチャ曙像の4つのV*Sが中間画像の2つの画素
に間引かれ、逆に補間の部分ではテキスチャ画像の2つ
の画−素から中間画像の4つの画素が補間されているの
で折り返し歪が起こらないように、この2つの部分でそ
れぞれ適当なフィルタリングが必要である。
次に、この義論の理解を容易にするために第15図〜第
17図を用いて折り返し歪とサンプリング定理について
詳細に説明する。第15図(a)は1次元の連続データ
と、それをフーリエ変換して得られた角周波数スペクト
ル特性である。この連続データが含む最大角周波数はσ
であり、それ以上の成分は含まない、以下、このように
角周波数成分が帯域制限された連続データのみを対独と
考える。第15図(b)は第15図(a)の連続データ
を間隔Toでサンプリングして離散化した場合の角周波
数スペクトルは元の角周波数スペクトルが2π/ T 
oの周期を持って配置されたものになることを示してい
る。第15図(Q)はサンプリング間隔Toが太き起ぎ
てπ/To<σ となる場合である。この場合は囚に示
すように斜線部分の角周波数スペクトルが重なることに
より折り返し歪と呼ばれる歪が生じる。第16L1(a
)に示すように、この重なりが生じないような充分に小
さな間隔’I’ o (x / T o &σ)でサン
プリングされたデータにカットオフ周期数π/1゛oの
ローパスフィルタをかけて角周波数領域で破線に囲まれ
る部分だけ取り出すと第16図(b)に示すように連続
データを再生できる。信号処理の技術分野ではこのこと
をサンプリグ定理と呼んでいる。よって第16図(a)
に示すようにサンプリング定理を満たす間隔Toでサン
プリングされたデータをそれより小さな間隔Txoで再
サンプリングしてXOにおけるデータを求めるためには
、まず、第16図(a)の離散データにカットオフ周波
数π/ T oのローパスフィルタをかけて第16図(
b)に示す連続データに補間し、続けて第16図(c)
に示すようにこの連続データを間隔Txoで再サンプリ
ングしてxoにおけるデータを求めればよい、この再サ
ンプリングの過程で連続データは角周波数がσ以上の成
分を含まず、また、To>Txoよりz/Txo>σ 
となっているのでサンプリング定理を満たしており折り
返し歪は生じない。
しかし、もし第16図(Q)における再サンプリングの
間隔Txoが1゛oより大きい場合(’l’x。
> T o )サンプリング定理を満たしておらず、第
15図(c)と同様に折り返し歪が発生してしまう、そ
こで、この場合は第17図(a)に示すように間隔To
でサンプリングされた離散データにカットオフ周波数π
/ T x oのローパスフィルタをかけて角周波数領
域で破線に囲まれる部分だけ取り出して角周波数がπ/
 T x oより大きな成分を持たないように帯域制限
された連続データに補間する。この様子を第17図(b
)に示す、そし? て続は貿第17図(c)に示すように間隔Tx。
で再サンプリングしてXOにおけるデータを求めればよ
い、このようにすると再サンプリングの過程で連続デー
タは角周波数がπ/ T x o以上の成分を含まない
のでサンプリング定理を満たしており折り返し歪は生じ
ない。
以上述べてきたことをまとめると再サンプリングの間隔
Txoがテキスチャデータの間隔Toより小さい場合は
連続的なテキスチャデータを再生するためには離散テキ
スチャデータにカットオフ周波数がπ/ T oに固定
されたローパスフィルタをかければよい。また、再サン
プリングの間隔Txoがテキスチャデータの間隔Toよ
り大きい場合には折り返しのない連続的なテキスチャデ
ータを再生するためにサンプリング定理を満たすように
離散テキスチャデータにカットオフ周波数π/ T x
 oのローパスフィルタをかける必要がある。
ただし、ここでTxoは逆写像された2つの格子点の間
隔なので可変である。従って第10図の間引きの部分で
はカットオフ周波数π/ T x oの可変なローパス
フィルタを用いる。
そこで2本発明においてはカットオフ周波数をπ/To
に固定した補間用ローパスフィルタとカットオフ周波数
π/ T x oがTxoによって可変となる間引き用
ローパスフィルタからなる適応フィルタリング手段及び
これら2つのフィルタのうちどちらか一方を選択する制
御を行うフィルタ制御手段を備えた。これにより、第9
図の2バスのうちの前半バスにおいては第10図に示す
ように中間画像平面上の各格子点go −1、IQ、 
xo+ 1をテキスチャ平面上に逆写像し、逆写像され
た格子点間隔Txoがテキスチャデータ間隔Toより狭
い場所(補間の部分)の格子点データはカットオフ周波
数をπ/ T x oに固定した補間用ローパスフィル
タをテキスチャデータにかけて求めることができる。逆
写像された格子点間隔Txoがテキスチャデータ間隔T
oより広い場所(間引きの部分)の格子点データはカッ
トオフ周波数π/TxoがTxoによって可変となる間
引き用ローパスフィルタをテキスチャデータに適応的に
かけて求めることができる。後半バスにおいても同様に
、各格子点ごとにサンプリング定理を満たすように、中
間画像を適応的にフィルタリングしてスクリーン画像を
求めることができる。
以下1本発明の第1の実施例を第1図から第4図までを
用いて説明する6本実施例は本発明を専用ハードウェア
を用いて実現した例である。第1図は第1の実施例の基
本構成を示している。第1図は透視変換の2パス・アル
ゴリズムを実現するための構′4である。第1図は、2
つの適応フィルタ(5)、(5’ )、2つのフィルタ
制御装置(7)、(7’ )から構成される。また、説
明のために、本発明の処理の対象となる画像データ(テ
キスチャ画像、中間画像、スクリーン画像)も、合わせ
て示しである。適応フィルタ(5)とフィルタ制御装v
i(7)は第9図の前半のlパスを処理する部分であり
、テキスチャ劇像を人力して中間画像を出力する。適応
フィルタ(5′)とフィルタ制御装置(7′)は後半の
1バスを処理する部分であり、中間画像を入力してスク
リーン画像を出力する。前半の1パス処理と後半の1パ
ス処理は人力画像のアクセスが行単位か列単位かが異な
るだけで後はすべて同一であるので、ここでは前半のエ
バス分の説明だけを行なう。フィルタ制御装置(7)は
透視変換のための座標変換係数(6)と中間画像の一画
素分の座標データ(2)を入力とて適応フィルタの中心
位置データ(3)とサンプル間隔データ(4)を生成す
る。適応フィルタ(5)はフィルタ制御装置(7)から
適応フィルタ9中心位置データ(3)とサンプル間隔デ
ータ(4)を人力してテキスチャ画像の一行分のデータ
(1)を用いて中間画像の一画素分のデータ(1′)を
生成する。生成する画像データの座標はフィルタ制御装
置(7)に入力された値(2)となる。中間画像の座標
データを左上の原点から右下に向かって行方向に全画面
スキャンすることによって1バス分の処理が完了する。
次に、第1図のフィルタ制御装置の処理の詳細を第2図
を用いて説明する。第2図はフィルタ制御装置の全体を
示す図である。第2図のフィルタ制御装置は座標計算装
置(8)、差の絶対値演算装置(9)、2つの遅延装[
(10,10’ )、最大値出力装置(11)から構成
されている。座標計算装置(8)は座標変換係数a、b
e c、d(6)と中間画像の一画素の座標イ直Xから
テキスチャ画像における座標値Uを計算する。ここで座
標変換係数a+t)pcldは第9図中のものと回じで
あり、予め計算されているものとする。よって座標計算
装置(8)は!p!算2回、加算2回、除算1回を計算
する。ハードウェアによる実現法は単純に乗算器2個、
加算器2個、除去器1個で構成できる。しかし、ハード
量を減らすために加算器l個で構成し、これをマイクロ
プログラムなどで多重に使用して乗算や除算を実現する
こともできる。又、ここで求めたUは適応フィルタの中
心位置を示すデータとなる。第2図では説明の都合上、
中間画像の座標値xo+1  からこれに対応するテキ
スチャ画像の座標値u (XO+ 1 )を求める例が
示しである。2つの遅延装[(10,10”)は座標デ
ータXの一画素分を遅延を行うので遅延装置(10’)
の出力はu (xo)  (3)となる。
差の絶対値演算装置(9)は座標計算装置(8)の出力
である座標値u(xo+1)と遅延装置I(10’ )
の出力u(xo)を入力してこれら入力の差の絶対値を
演算する。最大値出力装置(11)は差の絶対値演算装
置(9)の出力である差の絶対値I u(xo+1)−
u(xo)Iと遅延装置t(10)の出力1 u(xo
)−u(xo−1)lを入力してどちらか大きい方をサ
ンプル間隔データTxo(4)として出力する。すなわ
ち、このTxo  (4)は中間画像上の座標値xoが
テキスチャ平面上に逆写像された時の座標値u(xo)
とその両隣に逆写像されているu(xo+1)、u(x
o−1)との距離のうちの大きい方となる。又、この時
u(xo)はテキスチャ平面上の格子点上にあるとは限
らない。U(xo)の画像データを求めるためには、ま
ずテキスチャ平面上の格子点で定義されている離散的な
テキスチャデータの間を連続的に補間し、次にこの補間
された連続データを間隔Txoで再サンプリングすれば
よい、しかし、Txoがテキスチャ・データ間隔1゛o
より大きい場合、サンプリング定理を満足するようにテ
キスチャデータの横軸方向の空間周波数がyc / T
 x oより大きな成分を持たないようにローパスフィ
ルタをかける必要がある0次に、第1図の適応フィルタ
の処理の詳細を第3図、第4図を用いて説明する。第3
図は適応フィルタの全体を示す図である。適応フィルタ
(5)は2つのローパス・フィルタ(工2)。
(13)とセレクタ(14)から構成される。ローパス
・フィルタ(12)はカットオフ周波数faがπ/ T
 oに固定されている。ローパス・フィルタ(13)は
カットオフ周波数faがπ/Txoであり、適応フィル
タの入力Txo  (3)よって−行分の入力画像(1
)に2つのローパス・フィルタ(12)、(13)のど
ちらをかけて出力となる中間画像の1画素(1′)を生
成するかを選択する。適応フィルタの入力u(xo)(
4)は2つのローパス・フィルタ(12) 、(13)
の両者に入力されており、−行分の人力画像(1)上の
フィルタの中心位置を決定する。第4図にこの適応フィ
ルタのカットオフ周波数faの入力Txo  (3)依
存性を示す、第4図の横軸は適応フィルタの入力Txo
(3)、縦軸は適応フィルタのカットオフ周波数faで
ある。カットオフ周波数faはTKO≦Toの時、一定
値π/ T oとなり、To<Txoの時、fc=π/
Toと可変になる。
新してサンプリング間隔Txoが原画のサンプリング間
隔Toより小さい場合に座41u(X、)における画像
データを求めるには、間隔Toで並んでいる一行分のテ
キスチャデータの格子点間のデータを単に連続的に補間
し、続いて間隔TKOで再サンプリングすれば良い、な
ぜなら、この時はπ/ T x o≧π/ T oであ
り、テキスチャデータの横軸方向の空間周数は、もとも
とπ/ T oより大きな成分を持っていない。このた
め連続的に補間されたテキスチャデータを間隔Txoで
再サンプリングしてもサンプリング定理を満たしており
、折り返し歪は発生しない、すなわち、Txo≦1゛o
の時はテキスチャデータの格子点間のデータを補間する
ためにカットオフ周波数fa=π/ T oのローパス
フィルタをかければ良い。第4図のTx。
≦Toの場合がこれに対応している。またサンプリング
間隔Txoが原画のサンプリング間隔′r。
より大きい場合に座標u(xo)における画像データを
求めるには、間隔Toで並んでいる一行分のテキスチャ
データの格子点間のデータを連続的に補間した後、間隔
Txoで再サンプリングする前にカットオフ周波数fa
=π/ T x oのローパスフィルタをかける必要が
ある。なぜなら、この時はπ/ T x o≦π/1゛
oでありテキスチャデータの横軸方向の空間周波数がπ
/ T x oより大きな成分を持っている可能性があ
るからである。結局この場合はテキスチャデータにカッ
トオフ周波数fa=π/Toのローパスフィルタをかけ
て連続値補間した後、さらに周波数fa=π/Txoの
ローパスフィルタをかけることになるがπ/TXO≦π
/Toなので後者の処理のみ行えば良いことがわかる。
第4図のTxo≧Toの場合がこれに対応している。
次に第5図から第7図を用いて本発明の第2の実施例を
説明する1本実施例はDSP (ディジタル・シグナル
・プロセッサ)やマイクロ・プロセッサのようにプログ
ラム可能な汎用のハードウェアを用いて本発明を実現し
た例である。第5図は第2の実施例の基本構成を示して
おり、透視変換の2バス・アルゴリズムを実現するため
の構成である。第5図はプログラム可能なりSP又は、
マイクロ・プロセッサのような類似装!!(15)。
(16)で構成される。また、説明のために、本発明の
処理の対象となる画像データ(テキスチャ画像、中間画
倣、スクリーン画倣)も、合わせて示しである。プログ
ラム可能なりSP (15)は前半のlパスを処理する
プログラムを命令メモリ中に格納しており、テキスチャ
画像を入力して処理し、中間画像を出力する。プログラ
ム可能なりSP (16)は後半の1パスを処理するプ
ログラムを命令メモリ中に格納しており、中間画像を入
力して処理し、スクリーン画像を出力する。第5図では
プログラム可能なりSP (15)、(16)が2つ存
在するがプログラム可能なりSPを1つだけ用意し、命
令メモリの内容を入れ替えて多重使用するようにもでき
る。第6図に前半の1パスを処理するプログラムのフロ
ーを第7図に後半のlパスを処理するプログラムのフロ
ーを示す、前半の1バス処理と後半の1パス処理は人力
画像のアクセスが行単位が列単位かが異なるだけで後は
すべて同一であるので、ここでは第6図を用いて前、半
1バス分のプログラム・フローの説明だけを行なう、ま
ず、中間画像の全ての行(第7行)について以下の2つ
の処理を繰り返す、すなわち、まず第1に第6図中の式
に従って座標変換係数a。
1)、c、dを計算する。第2に、これを用いて各行ご
とに適応フィルタリング演算を行なう、ここで、各行ご
との適応フィルタリング演算では以下の3つの処理を全
ての列Xについて繰り返す。まず、第1に座標変換係数
a、b、c、dと列座標x−1.X、!+1を用いてu
(x−1)、u(x)。
u(x+1)を計算する。第2にl u(x)−u(x
−1)l 、l u(x+1)−u(x)lを計算し、
大きい方をTxとする。第3にTxとTo(テキスチャ
平面上の格子間隔)との大小関係により以下の処理を行
なう、T’x)Toの場合はカットオフ周波数fa=π
/ T xの1次元ローパスフィルタをテキスチャ画像
の第7行にかけて中間画像の第V行、第X列の格子点の
値を求めるa T x < ”i oの場合はカットオ
フ周波数fa=π/Toの1次元ローパスフィルタをテ
キスチャ画像の第7行にかけて中間画像の第V行、第X
列の格子点の値を求める。以上のプログラムフローによ
って第1の実施例では専用ハードウェアで行なっていた
のと同じ前半の1バス分の処理を実現できる。又、第7
図のプログラムフローによって第1の実施例では専用ハ
ードウェアで行なっていたのと同じ後半の1バス分の処
理を実現できる。
このように本発明を用いれば中間画像上の各格子点デー
タを求める処理を1次元のテキスチャデータ上に逆写像
された中間画像上の各格子点における格子点間隔を用い
てテキスチャデータを再サンプリングすることによって
実行できる。このため、中間画像上の各格子点ごとにサ
ンプリング定理に基づいた折り返し歪を考慮することが
可能になる。そこで、補間や間引きに用いるローパスフ
ィルタとして振幅がカットオフ周波数fa以下で1、f
c以下でOとなる理想的なものを用いれば理論的に歪を
全く含まない補間処理や間引き処理を考えることが可能
となる。よってローパスフィルタとして、より理想に近
いものを用いることによってこの理想的な場合に近づけ
るという意味で実際にいくらでも高精度な補間や間引き
が可能となる。又、これらのローパスフィルタは処理を
行う1次元のテキスチャデータと同一平面上で定義され
ているので、もしもローパスフィルタがスクリーン平面
上や中間画像平面上で定義されていた時に必要となる余
分な座標変換は不要となる0以上の説明は座標変換の2
バスの内の前半についてであるが、後半バスについても
全く同様のことがいえる。又、用いられるフィルタ処理
は全て1次元なのでメモリアクセス単純な1次元アクセ
スとなる。
〔発明の効果〕
以上、説明してきたように本発明のフィルタ装置は2次
元スクリーン上の各格子点における画像データを求める
処理をテキスチャ平面及び中間画像平面上の1次元デー
タに対する適応的な1次元の補間処理9間引き処理とし
て実行することができるためサンプリング定理に基づく
厳密な考察が容易となる。又、補間処理9間引き処理用
の1次元フィルタを理想的なローパスフィルタに近づけ
ることによって、いくらでも高精度な補間処理。
間引き処理が可能となるという大きな効果がある。
さらに補間処理2間引き処理用のフィルタをデータと同
一の平面上で定義しているのでフィルタリングに伴うフ
ィルタ係数やデータの座標変換を完全に避けることがで
きるという大きな効果がある。
又、用いられるフィルタ処理は全て1次元なのでメモリ
アクセスも単純な1次元となり、煩雑なメモリアドレッ
シングが避けられるという大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の基本構成図、第2図は第
1図中で使用されているフィルタ制御装置の内部構成図
、第3図は第1図中で使用されている適応フィルタの内
部構成図、第411!dは第3図の適応フィルタのカッ
トオフ周波数の再サンプリング間隔T依存性を示す図、
第5図は本発明の第2実施例の基本構成図、第6図およ
び第7図は本発明をプログラム可能な汎用ハードウェア
で実現する場合に用いられるプログラムのフロー図、第
8図および第9図は2次元画像の座標変換の2パスアル
ゴリズムを説明する図、第10図は第9図の前半パスを
詳細に説明した図、第11図は3次元グラフィックスで
用いられる代表的な座標変換である透視変換を直観的に
示した図、第12図は公知例1のアルゴリズムを説明す
る図、第13図は本発明及び公知例で用いられる1次元
フィルタの形状を示す図、第14図は公知例2のアルゴ
リズムを説明する図、第15図は折り返し歪とサンプリ
ング定理を説明した図、第16図および第ム可能なりS
P又は類似装置。 1.1’ 、1’  1′・・・画像データ、2,2′
・・・座標データ、3,3′・・・フィルタ中心位置デ
ータ。 4.4′サンプル間隔データ、5.5’・・・適応フィ
ルタ、6.6’・・・座標変換係数、7,7′・・・フ
ィルタ制御装置、8・・・座標計算装置、9・・・絶対
値演算装置、10.10’・・・遅延装置、11・・・
最大値出力装置、12.13・・・ローパスフィルタ、
14.14’・・・セレクタ、15.16・・・プロゲ
ラ纂 図 ス7り一ン函姻E 4.4′ す〉アル間隔デ′−7 纂 3 国 テキス今ヤ画イ整(ズ11中間1kK)中闇画イ東(、
zaスフ9−:4r4象)羽 回 ス7リー〉画イ廖し SCR(Z、ブノ 冨 図 前半パス用アロフ゛ラム フO− 纂 7 図 後半バス用フ゛ロフ゛ラム ・フロー 纂 図 スフリーン64表 第 図 スフ1Fさ一垂一黍1 0 図 華 11 閃 テヤス季ヤJ4 スフソ ン画橡 巣 3 図 フィルタπ手λに゛ 篤 z 図 テ午ズ今ヤ山儀 スフリー>aイ東 罵 I11 関 (θ=)入lJ多t133イ者(シ’tr、ys44シ
汀≧シ第4老ビブ)・EI    IZ    It 
   I45 (b)  入力なρ75イ吾(’/l、334凰バろ場
舎工1 IZ 工3 4 5 1 2 53 4 5 −トー→ト 1 第 5 図 (b) a (C) 1 T。 冨 6 図 (先)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定の2次元離散データを座標変換して3次元グラ
    フィックス用の2次元表示スクリーン上にマッピングす
    ることを目的として、上記2次元離散データを座標変換
    して一度中間2次元離散データを生成し、続いて該中間
    2次元離散データを再び座標変換して上記2次元表示ス
    クリーン上の画像を形成する2段階の処理過程を持つ画
    像変換装置において、上記2段階の処理過程の両者で入
    力離散データに対して補間フィルタリング処理及び間引
    きフィルタリング処理を適応的に行うことを特徴とする
    画像変換装置。 2、特許請求の範囲第1項記載の画像変換装置において
    上記2段階の処理過程の両者で各々の座標変換によつて
    隣接する2つの出力離散データを入力データ上に逆写像
    した場合に逆写像された2データの間隔が元の隣接間隔
    より狭くなる領域の入力離散データに対しては補間フィ
    ルタリング処理を行い、広くなる領域の入力離散データ
    に対しては間引きフィルタリング処理を行うことを特徴
    とする画像変換装置。 3、所定の2次元離散データを座標変換して3次元グラ
    フィックス用の2次元表示スクリーン上にマッピングす
    ることを目的として、上記2次元離散データを座標変換
    して一度中間2次元離散データを生成し、続いて該中間
    2次元散離データを再び座標変換して上記2次元表示ス
    クリーン上の画像を形成する2段階の処理過程を持つ画
    像変換方法において、上記2段階の処理過程の両者で入
    力離散データに対して補間フィルタリング処理及び間引
    きフィルタリング処理を適応的に行うことを特徴とする
    画像変換方法。 4、特許請求の範囲第3項記載の画像変換方法において
    上記2段階の処理過程の両者で各々の座標変換によつて
    隣接する2つの出力離散データを入力データ上に逆写像
    した場合に逆写像された2データの間隔が元の隣接間隔
    より狭くなる領域の入力離散データに対しては補間フィ
    ルタリング処理を行い、広くなる領域の入力離散データ
    に対しては間引きフィルタリング処理を行うことを特徴
    とする画像変換方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007517304A (ja) * 2003-12-23 2007-06-28 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ コンピュータ・グラフィックス・プロセッサおよびイメージをレンダリングする方法
JPWO2014126132A1 (ja) * 2013-02-13 2017-02-02 日本電信電話株式会社 光伝送システム、位相補償方法、及び光受信装置

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