JPH06183202A - ベッド等におけるキャスタの連動操作機構 - Google Patents

ベッド等におけるキャスタの連動操作機構

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JPH06183202A
JPH06183202A JP34071492A JP34071492A JPH06183202A JP H06183202 A JPH06183202 A JP H06183202A JP 34071492 A JP34071492 A JP 34071492A JP 34071492 A JP34071492 A JP 34071492A JP H06183202 A JPH06183202 A JP H06183202A
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JP
Japan
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link
caster
interlocking
cam link
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP34071492A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Kawamoto
哲司 川本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Paramount Bed Co Ltd
Original Assignee
Paramount Bed Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Paramount Bed Co Ltd filed Critical Paramount Bed Co Ltd
Priority to JP34071492A priority Critical patent/JPH06183202A/ja
Publication of JPH06183202A publication Critical patent/JPH06183202A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でキャスタのロック、首振りを固
定する操作を、連動可能とする。 【構成】 フットボードおよびヘッドボード側における
回動軸4に、操作手段である踏み込み操作杆5、6を取
り付け、ヘッドボード側における回動軸4にはカムリン
ク7、フットボード側における回動軸4には作動リンク
8を取り付ける。前記カムリンク7と作動リンク8と
を、カムリンク7の長穴9において遊動可能な状態で取
り付けた連動管10を介して連動可能に連結する構成と
する。 【効果】 簡単な構成の機構で、キャスタのロック、首
振りを固定する操作を連動可能としたので、操作性がよ
く、且つ直進性が格段に向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベッド等に設けられる
キャスタのロック、首振りを固定する操作を、連動可能
としたベッド等におけるキャスタの連動操作機構に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ベッド等の脚部に取り付けられる
移動用のキャスタは、ロック機構を具備するものが多
い。このロック機構には、例えば、車輪に当接して車輪
をロックさせる制動片と、この制動片を押圧する作動棒
と、この作動棒を押圧作動させるためのカム部材と、こ
のカム部材の回動軸を回動させるための操作杆とによっ
て構成されたものがある。このようなキャスタを連動操
作可能とすれば、ベッド等の取り扱いの手間が省けるの
で、これまでにそのような連動操作機構を備えたベッド
等が、すでに種々提案されてきている。すなわち、連動
操作機構の操作手段をフットボード側に設けて操作を行
う構成である。ところで、キャスタをかかる連動操作機
構の操作手段を操作してロックを解除し、ベッド等を押
し込んで搬送すると、車輪が支柱を中心に回動するいわ
ゆる首振りを起こして直進性がよくなく、斜行しやすい
ことが指摘されている。そこで、車輪を支柱に対して固
定して首振りをなくす操作も連動可能とした機構を設け
ることが検討された。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車輪の
首振りをなくすための操作手段をフットボード側に設け
るには、スペース上の制約がありすぎる。何故ならば、
フットボード側には、床部の起伏操作のためのハンドル
他、通常のキャスタのロック操作手段が設けられるため
である。また、かりに首振りをなくすための操作手段を
フットボード側に設けたとしても、操作しにくい位置に
操作手段がきてしまうおそれがある。さらに、機構が複
雑化すると、反って取り扱いが大変となり、製造コスト
も上がることとなるので、なるべく機構は簡略なものが
望ましい。本発明は以上のような課題を基になされたも
のであって、簡単な構成のベッド等におけるキャスタの
連動操作機構を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は、車輪の回転をロックする手段と、車
輪の進行方向を一定方向に固定する手段とを具備したキ
ャスタを有するベッド等において、キャスタのロック手
段および進行方向の固定手段に動力的に連結された回動
軸に操作手段を取り付け、フットボード又はヘッドボー
ド側のいずれか一方に位置するキャスタの回動軸にカム
リンク、他方のキャスタ回動軸に作動リンクを取り付
け、前記カムリンクに、カムリンクが取り付けられた回
動軸から、作動リンクの長さに比較して短い距離の位置
に円弧状の長穴を形成し、前記カムリンクと作動リンク
とを、前記長穴において遊動可能な状態で取り付けられ
た連動管を介して連動可能に連結する構成としたことを
特徴とするものである。
【0005】
【作用】全てのキャスタがフリーな状態にあるところか
ら、作動リンク側の操作手段を操作すると、作動リンク
は回転変位し、連動管は軸方向に連動する。当初連動管
はカムリンクにおける長穴を遊動するので、カムリンク
はそのままである。連動管が長穴の端部に当接すると、
カムリンクははじめて回動軸を中心として回転し、車輪
の回転をロックすることができる。なお、この際、作動
リンク側の操作手段を大きく踏み込み操作をするわけで
あるが、連動管はカムリンクにおける長穴の分、遊動す
るので、カムリンク側の回動軸および操作手段は所定角
度変位するだけである。
【0006】次に、車輪の進行方向を一定方向、すなわ
ち直進方向に固定する手段を作動させるときは、カムリ
ンク側の操作手段を操作して回動軸を車輪のロック操作
時とは逆側に回転させる。操作手段をフリーな水平状態
から踏み込むと、連動管とカムリンクは長穴によって動
力が切り離された状態でカムリンクのみが回転するの
で、連動管はそのままの位置を保ち、さらに変位するこ
とはない。すなわち、カムリンクは連動管から拘束され
ていない状態で操作手段を操作するので、操作手段の踏
力は小さくて済む。これによって、カムリンク側のキャ
スタは首振りをすることはないので、反対側から押して
も、直進性が確保されることとなる。
【0007】
【実施例】次に、本発明にかかるベッド等におけるキャ
スタの連動操作機構について、一実施例を挙げ、添付の
図面を参照しながら以下説明する。図1に、キャスタの
連動操作機構を適用したベッド等における台車1を示
す。この台車1は、端部に配設したキャスタ2に、車輪
の回転をロックする手段(図示せず)と車輪の進行方向
を一定方向、すなわち、直進方向に固定する手段(図示
せず)を備えたものである。これらの手段は、フットボ
ードおよびヘッドボード側において、台車1の幅方向に
相対するキャスタ2の支柱3間を貫通する回動軸4に動
力的に連結されている(図2参照)。また、前記フット
ボードおよびヘッドボード側における回動軸4には、操
作手段である踏み込み操作杆5、6が取り付けられてい
る。さらに、ヘッドボード側における回動軸4にはカム
リンク7、フットボード側における回動軸4には作動リ
ンク8が取り付けられる。前記カムリンク7は略三角形
状を呈し、カムリンク7が取り付けられた回動軸4か
ら、作動リンク8の長さに比較して小さな曲率半径(略
1/2)の中心角45°の円弧状の長穴9が形成されて
いる。そしてかかるカムリンク7と作動リンク8とは、
前記長穴9において遊動可能な状態で取り付けられた連
動管10を介して連動可能に連結する構成としている。
【0008】以上のようなキャスタ2において、フット
ボード側における踏み込み操作杆5を操作することによ
り図中、回動軸4を右回転させると、車輪の回転をロッ
クする手段が作動し、カムリンク側の踏み込み操作杆
5、6を操作して回動軸4を左回転させるとに車輪の進
行方向を直進方向に固定する手段が作動するようになっ
ている。
【0009】本発明にかかるベッド等におけるキャスタ
の連動操作機構は以上のように構成されるものであり、
次に、この作用を説明する。全てのキャスタ2がフリー
な状態にあるところから(図3参照)、フットボード側
における踏み込み操作杆5を操作すると、作動リンク8
は右回りに回転変位し、連動管10は軸方向左方に連動
する。当初連動管10はカムリンク7における長穴9を
遊動するので、カムリンク7はそのままである。連動管
10が長穴9の端部当接するとカムリンク7ははじめて
回動軸4を中心として45°回転し、車輪の回転をロッ
クすることができる(図4参照)。なお、この際、フッ
トボード側における踏み込み操作杆5を90°踏み込み
操作するわけであるが、以上説明したように、連動管1
0はカムリンク7における長穴9を45°遊動するの
で、ヘッドボード側の回動軸4および踏み込み操作杆6
は45°変位するだけである。
【0010】次に、車輪の進行方向を直進方向に固定す
る手段を作動させるときは、カムリンク側の踏み込み操
作杆5、6を操作して回動軸4を左回転させる。踏み込
み操作杆6をフリーな水平状態から45°踏み込むと、
カムリンク7のみが回転し、連動管10は長穴9によっ
て動力が切り離された状態にあるので、連動管10はフ
リー状態からさらに右方に変位することはない。従っ
て。踏み込み操作杆6の踏力は小さくて済む。これによ
って、ヘッドボード側のキャスタ2は首振りをすること
はないので、フットボード側から押しても、直進状態が
確保されることとなる(図5参照)。
【0011】このように、キャスタのロック操作手段、
車輪の進行方向を直進方向に固定する手段としての踏み
込み操作杆5、6を、フットボード又はヘッドボード側
に分散配置したので、踏み込み操作杆5、6を、操作上
無理のない位置に設定することができる。しかも、踏み
込み操作杆5、6をフットボードおよびヘッドボード側
の回動軸4に取り付け、ヘッドボード側における回動軸
4にカムリンク7、フットボード側における回動軸4に
作動リンク8を取り付け、カムリンク7と作動リンク8
とを、カムリンク7の長穴9において遊動可能な状態で
取り付けられた連動管10を介して連動可能に連結する
構成としたので、より簡単な構成で本目的を達成するこ
とができた。
【0012】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、簡単な構
成の機構でベッド等に設けられるキャスタのロック、首
振りを固定する操作を、連動可能としたので、操作性が
よく、且つ直進性が格段に向上する。
【0013】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるキャスタの連動操作機構が適用
されたベッド等における台車の一実施例を示す要部側面
図である。
【図2】図1に示す台車の要部平面説明図である。
【図3】図1に示すベッド等におけるキャスタの連動操
作機構の操作説明図である。
【図4】図1に示すキャスタの連動操作機構を、キャス
タをロックするべく操作した際の状態説明図である。
【図5】図1に示すキャスタの連動操作機構を、キャス
タ進行方向を固定するべく操作した際の状態説明図であ
る。
【符号の説明】
1 台車 2 キャスタ 3 支柱 4 回動軸 5、6 踏み込み操作杆 7 カムリンク 8 作動リンク 9 長穴 10 連動管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の回転をロックする手段と、車輪
    の進行方向を一定方向に固定する手段とを具備したキャ
    スタを有するベッド等において、キャスタのロック手段
    および進行方向の固定手段に動力的に連結された回動軸
    に操作手段を取り付け、フットボード又はヘッドボード
    側のいずれか一方に位置するキャスタの回動軸にカムリ
    ンク、他方のキャスタ回動軸に作動リンクを取り付け、
    前記カムリンクに、カムリンクが取り付けられた回動軸
    から、作動リンクの長さに比較して短い距離の位置に円
    弧状の長穴を形成し、前記カムリンクと作動リンクと
    を、前記長穴において遊動可能な状態で取り付けられた
    連動管を介して連動可能に連結する構成としたことを特
    徴とするベッド等におけるキャスタの連動操作機構。
JP34071492A 1992-12-21 1992-12-21 ベッド等におけるキャスタの連動操作機構 Pending JPH06183202A (ja)

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