JPH0618303B2 - 電流制限回路 - Google Patents
電流制限回路Info
- Publication number
- JPH0618303B2 JPH0618303B2 JP61237025A JP23702586A JPH0618303B2 JP H0618303 B2 JPH0618303 B2 JP H0618303B2 JP 61237025 A JP61237025 A JP 61237025A JP 23702586 A JP23702586 A JP 23702586A JP H0618303 B2 JPH0618303 B2 JP H0618303B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、入力電流が所定の基準値を越え或いはその基
準値よりも低下した場合に出力電流を一定の値に保持す
る電流制限回路に関する。
準値よりも低下した場合に出力電流を一定の値に保持す
る電流制限回路に関する。
この種の回路として、第5図に示すように、信号電流源
1からの電流Iiを抵抗等の電流/電圧変換器2により
電圧に変換して、そこで得られた電圧信号を差動増幅器
3で検出して制御回路4に送出し、その制御回路4から
の出力信号により電流源1を制御して、その電流Iiを
所定値に制限するようにしたものが提案されている。
1からの電流Iiを抵抗等の電流/電圧変換器2により
電圧に変換して、そこで得られた電圧信号を差動増幅器
3で検出して制御回路4に送出し、その制御回路4から
の出力信号により電流源1を制御して、その電流Iiを
所定値に制限するようにしたものが提案されている。
しかし、この回路では、抵抗等を用いて電圧に変換して
いるので、電圧降下が問題となり、また電流源1に帰還
しているために電流を所定以下とするという制限がかか
った場合に制御が不安定となり、更に回路構成が複雑と
なるという問題がある。
いるので、電圧降下が問題となり、また電流源1に帰還
しているために電流を所定以下とするという制限がかか
った場合に制御が不安定となり、更に回路構成が複雑と
なるという問題がある。
本発明の目的は、制限値を超えた場合に電流制限を安定
にかけることができ、また回路損失も生ぜず、入力側の
電流源に悪影響を及ぼすこともなく、簡単な構成で実現
できる電流制限回路を提供することである。
にかけることができ、また回路損失も生ぜず、入力側の
電流源に悪影響を及ぼすこともなく、簡単な構成で実現
できる電流制限回路を提供することである。
このために本発明は、入力電流が基準電流以上になった
とき出力電流を該基準電流の値に制限し、又は基準電流
以下となったとき該基準電流の値に制限する電流制限回
路であって、上記入力電流と同一の電流を取り出す第1
及び第2のカレントミラー回路と、上記基準電流を流す
基準電流源と、該基準電流源の基準電流と上記第1のカ
レントラー回路の出力電流との差分を取り出す第3のカ
レントミラー回路とを具備し、上記入力電流が上記基準
電流以上になると出力電流を上記基準電流の値に制限す
るとき、上記第2のカレントミラー回路の出力電流と上
記第3のカレントミラー回路の出力電流を減算して得た
電流を出力し、上記入力電流が上記基準電流以下になる
と出力電流を上記基準電流の値に制限するとき、上記第
2のカレントミラー回路の出力電流と上記第3のカレン
トミラー回路の出力電流を加算して得た電流を出力する
ように構成した。
とき出力電流を該基準電流の値に制限し、又は基準電流
以下となったとき該基準電流の値に制限する電流制限回
路であって、上記入力電流と同一の電流を取り出す第1
及び第2のカレントミラー回路と、上記基準電流を流す
基準電流源と、該基準電流源の基準電流と上記第1のカ
レントラー回路の出力電流との差分を取り出す第3のカ
レントミラー回路とを具備し、上記入力電流が上記基準
電流以上になると出力電流を上記基準電流の値に制限す
るとき、上記第2のカレントミラー回路の出力電流と上
記第3のカレントミラー回路の出力電流を減算して得た
電流を出力し、上記入力電流が上記基準電流以下になる
と出力電流を上記基準電流の値に制限するとき、上記第
2のカレントミラー回路の出力電流と上記第3のカレン
トミラー回路の出力電流を加算して得た電流を出力する
ように構成した。
以下、本発明の実施例について説明する。第1図はその
一実施例の電流制限回路の基本原理を示す図である。本
実施例では、入力電流Iiが予め設けた基準値Irを超
えた場合に、その電流Irに出力電流Ioが保持される
ように構成した。即ち、本実施例では、 Io=Ii−(Ii−Ir)=Ir の演算が行われる回路を構成した。
一実施例の電流制限回路の基本原理を示す図である。本
実施例では、入力電流Iiが予め設けた基準値Irを超
えた場合に、その電流Irに出力電流Ioが保持される
ように構成した。即ち、本実施例では、 Io=Ii−(Ii−Ir)=Ir の演算が行われる回路を構成した。
電流源5は電流源6、7とカレントミラーを構成し、ま
た電流源8も電流源9とカレントミラーを構成し、更に
電流源10は基準電流Irを出力する。この回路では、
入力端子11に電流Iiが流れると、この電流は電流源
6、7にも流れる。
た電流源8も電流源9とカレントミラーを構成し、更に
電流源10は基準電流Irを出力する。この回路では、
入力端子11に電流Iiが流れると、この電流は電流源
6、7にも流れる。
まず、『Ii≧Ir』の条件下では、電流源8に電流
『Ii−Ir』なる電流が流れ、よってこの電流が電流
源9にも流れるために、出力端子12の電流Ioは、上
記したように、 Io=Ii−(Ii−Ir)=Ir となる。
『Ii−Ir』なる電流が流れ、よってこの電流が電流
源9にも流れるために、出力端子12の電流Ioは、上
記したように、 Io=Ii−(Ii−Ir)=Ir となる。
逆に、『Ii≦Ir』の条件下では、電流源8では逆方
向に電流が流れようとするが、この電流源8には方向性
があるために、電流は流れない。よって、電流源9にも
電流は流れず、出力端子11には電流源7の電流がその
まま流れ、出力電流Ioは、 Io=Ii となる。
向に電流が流れようとするが、この電流源8には方向性
があるために、電流は流れない。よって、電流源9にも
電流は流れず、出力端子11には電流源7の電流がその
まま流れ、出力電流Ioは、 Io=Ii となる。
第2図(a)は以上の回路を具体的に構成した回路を示す
図である。電流源5はトランジスタQ1〜Q3で構成さ
れ、電流源6はトランジスタQ4で、電流源7はトラン
ジスタQ5で各々構成される。また、電流源10は電流
源10aとトランジスタQ6、Q7で構成され、電流源
8はトランジスタQ8で、電流源9はトランジスタQ9
で各々構成される。第2図(b)は(a)の回路の動作特性を
示す図である。
図である。電流源5はトランジスタQ1〜Q3で構成さ
れ、電流源6はトランジスタQ4で、電流源7はトラン
ジスタQ5で各々構成される。また、電流源10は電流
源10aとトランジスタQ6、Q7で構成され、電流源
8はトランジスタQ8で、電流源9はトランジスタQ9
で各々構成される。第2図(b)は(a)の回路の動作特性を
示す図である。
第3図は別の実施例の電流制限回路の基本原理を示す図
である。この実施例では、上記した実施例の接地側に接
続される電流源8、9の代わりに電源側に接続される電
流源13、14を使用している。この実施例では、出力
電流Ioは、『Ii≧Ir』の条件下では、 Io=Ii となり、また『Ii≦Ir』の条件下では、 Io=Ii+(Ir−Ii)=Ir となる。
である。この実施例では、上記した実施例の接地側に接
続される電流源8、9の代わりに電源側に接続される電
流源13、14を使用している。この実施例では、出力
電流Ioは、『Ii≧Ir』の条件下では、 Io=Ii となり、また『Ii≦Ir』の条件下では、 Io=Ii+(Ir−Ii)=Ir となる。
第4図(a)はこの第3図の実施例を具体化した回路を示
す図である。電流源13、14は各々トランジスタQ1
0、Q11で構成されている。第4図(b)はその回路の
動作特性図である。
す図である。電流源13、14は各々トランジスタQ1
0、Q11で構成されている。第4図(b)はその回路の
動作特性図である。
以上のように本発明によれば、基準電流を境として出力
電流が制限されるようになる。また、この制御は内部の
電流の減算或いは加算により行われるので、入力側の電
流源を制御する必要はなく、そこに直接影響を与えるこ
とはなく、また損失も生ぜず、更に低電圧動作が可能と
なる。更に、上下限の設定は内部の基準電流値を決める
のみで容易に行なうことができる。更に、精度高く制御
することが可能となるので、小電流の制限も容易に行な
うことができるようになる。
電流が制限されるようになる。また、この制御は内部の
電流の減算或いは加算により行われるので、入力側の電
流源を制御する必要はなく、そこに直接影響を与えるこ
とはなく、また損失も生ぜず、更に低電圧動作が可能と
なる。更に、上下限の設定は内部の基準電流値を決める
のみで容易に行なうことができる。更に、精度高く制御
することが可能となるので、小電流の制限も容易に行な
うことができるようになる。
第1図は本発明の一実施例の電流制限回路の原理を示す
図、第2図(a)はその実施例の具体的回路図、(b)はその
動作特性図、第3図は別の実施例の原理を示す図、第4
図(a)はその実施例の具体的回路図、(b)はその動作特性
図、第5図は従来の電流制限回路の回路図である。
図、第2図(a)はその実施例の具体的回路図、(b)はその
動作特性図、第3図は別の実施例の原理を示す図、第4
図(a)はその実施例の具体的回路図、(b)はその動作特性
図、第5図は従来の電流制限回路の回路図である。
Claims (1)
- 【請求項1】入力電流が基準電流以上になったとき出力
電流を該基準電流の値に制限し、又は基準電流以下とな
ったとき該基準電流の値に制限する電流制限回路であっ
て、 上記入力電流と同一の電流を取り出す第1及び第2のカ
レントミラー回路と、上記基準電流を流す基準電流源
と、該基準電流源の基準電流と上記第1のカレントラー
回路の出力電流との差分を取り出す第3のカレントミラ
ー回路とを具備し、 上記入力電流が上記基準電流以上になると出力電流を上
記基準電流の値に制限するとき、上記第2のカレントミ
ラー回路の出力電流と上記第3のカレントミラー回路の
出力電流を減算して得た電流を出力し、 上記入力電流が上記基準電流以下になると出力電流を上
記基準電流の値に制限するとき、上記第2のカレントミ
ラー回路の出力電流と上記第3のカレントミラー回路の
出力電流を加算して得た電流を出力する、 ことを特徴とする電流制限回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61237025A JPH0618303B2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 電流制限回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61237025A JPH0618303B2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 電流制限回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6392107A JPS6392107A (ja) | 1988-04-22 |
JPH0618303B2 true JPH0618303B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=17009276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61237025A Expired - Fee Related JPH0618303B2 (ja) | 1986-10-07 | 1986-10-07 | 電流制限回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618303B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5068419B2 (ja) * | 2003-07-28 | 2012-11-07 | ローム株式会社 | 有機el駆動回路およびこれを用いる有機el表示装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5957312A (ja) * | 1982-09-25 | 1984-04-02 | Toshiba Corp | 電流制限回路 |
-
1986
- 1986-10-07 JP JP61237025A patent/JPH0618303B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6392107A (ja) | 1988-04-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |