JPH06182771A - 埋め込み金具付き樹脂成型装置 - Google Patents

埋め込み金具付き樹脂成型装置

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JPH06182771A
JPH06182771A JP35588792A JP35588792A JPH06182771A JP H06182771 A JPH06182771 A JP H06182771A JP 35588792 A JP35588792 A JP 35588792A JP 35588792 A JP35588792 A JP 35588792A JP H06182771 A JPH06182771 A JP H06182771A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
metal fitting
mold
wall surface
embedded metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP35588792A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Sema
信幸 瀬間
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SWCC Corp
Original Assignee
Showa Electric Wire and Cable Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Electric Wire and Cable Co filed Critical Showa Electric Wire and Cable Co
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Publication of JPH06182771A publication Critical patent/JPH06182771A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14065Positioning or centering articles in the mould
    • B29C2045/14163Positioning or centering articles in the mould using springs being part of the positioning means

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 予め金型6の壁面に、埋め込み金具3を支持
具11により固定する。この支持具11は金型6の壁面
を貫通し、コイルスプリング14等の弾性部材によって
埋め込み金具3を金型6の壁面に弾性的に押し付けるよ
う支持している。樹脂7が硬化する際収縮すると、埋め
込み金具3は矢印16方向に金型6から引き離されるよ
うな力を受ける。コイルスプリング14が埋め込み金具
3を金型6の壁面に押し付ける力をこの樹脂の収縮力よ
りも弱くしておけば、埋め込み金具3はそのまま樹脂7
と共に収縮方向に引き寄せられ、成型後樹脂外壁面に突
起は生じない。 【効果】 成型後に埋め込み金具端面の切削加工等を必
要とせず、成型歪みも生じ難い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、埋め込み金具と一体化
したエポキシ樹脂成型品の製造等に利用される埋め込み
金具付き樹脂成型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、CVケーブルのプレハブジョイ
ントには比較的大型のエポキシ樹脂成型品を使用する。
図2に、このようなプレハブジョイントの一部縦断面図
を示す。プレハブジョイントには、絶縁補強体1として
エポキシ樹脂注型による成型品が使用されている。この
絶縁補強体1には保護管2が接続され、全体としてケー
ブルの接続部を保護し包囲する。この保護管2を絶縁補
強体1に固定するために、絶縁補強体1には埋め込み金
具3が設けられ、この雌ねじ4にボルト5をねじ込むこ
とによって保護管2を固定する。
【0003】上記のような構造の絶縁補強体1を成型す
るには、次のような装置が使用される。図3に、従来の
埋め込み金具付き樹脂成型装置主要部縦断面図を示す。
図において、金型6は予め絶縁補強体の形状に内面を加
工したもので、ここに樹脂7が流し込まれ成型処理が行
なわれる。ここで、絶縁補強体の一部に埋め込み金具3
を配置するために、埋め込み金具3を予め金型6の壁面
に固定する。
【0004】図4に、このような埋め込み金具の固定状
態を示す金型主要部断面図を示す。図に示すように、金
型6には予め貫通孔9が設けられており、ここに支持ボ
ルト8が挿入されている。この支持ボルト8の先端部に
は埋め込み金具3がねじ込まれ、金型6の壁面内側に支
持固定される。このような状態で樹脂7を金型6に流し
込み、その後硬化させれば外表面に一端を露出させるよ
うな埋め込み金具3を有する成型品が製造される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の埋め込み金具付き樹脂成型装置には、次のよう
な解決すべき課題があった。一般に、エポキシ樹脂等の
樹脂は硬化する際に、その体積を収縮させる。しかしな
がら、図4に示すように埋め込み金具3を金型6の壁面
に固定しておくと、樹脂7が収縮しても埋め込み金具3
がそのまま金型6に固定されているため、この部分で樹
脂7の外壁面に凸部が生じてしまう。
【0006】図5に、このような凸部を説明するための
成型品主要部断面図を示す。図に示すように、金型から
取り出した後の樹脂7は、埋め込み金具3の部分におい
て全体に収縮しており、埋め込み金具3の露出面3−1
の部分に凸部10が生じている。これでは実際の使用の
際、埋め込み金具3によって固定するものと樹脂7の外
表面との間に隙間が生じてしまう。従って、図5(b)
に示すように凸部10を切削加工し平坦化する処理が行
なわれていた。
【0007】しかしながら、このような作業は比較的長
時間を要し製品の製造コストを引き上げる。また、埋め
込み金具3の周辺部では樹脂7が硬化の際に収縮し、内
部に大きな歪を残したまま固まってしまう。従って、長
期間の間にはそのような歪が原因になるクラックが生じ
るおそれがある。従って、このような歪を生じない製造
方法の採用も要求されるという各種の問題があった。本
発明は以上の点に着目してなされたもので、上記のよう
な成型後の切削加工等を必要としない埋め込み金具付き
樹脂成型装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の埋め込み金具付
き樹脂成型装置は、成型後に樹脂外壁面に一端を露出さ
せるような埋め込み金具を有する成型品を成型処理する
ものにおいて、前記成型品の成型用金型と、前記金型壁
面を貫通して、その金型内部に突き出した先端部に前記
埋め込み金具を支持し、前記金型内壁面の所定位置に前
記埋め込み金具の一端を接触させた状態で配置する支持
具と、前記金型内壁面に前記埋め込み金具の一端を弾性
的に押し付けるとともに、その押し付け力を、前記樹脂
が成型処理時に収縮して当該埋め込み金具の一端を前記
金型内壁面から引き離す力よりも弱く選定して、前記支
持具を前記金型壁面に可動支持する弾性部材とを備えた
ことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】この装置は、予め金型の壁面に、埋め込み金具
を支持具により固定する。この支持具は金型の壁面を貫
通し、コイルスプリング等の弾性部材によって埋め込み
金具を金型の壁面に弾性的に押し付けるよう支持してい
る。樹脂が硬化する際収縮すると、埋め込み金具は金型
から引き離されるような力を受ける。コイルスプリング
が埋め込み金具を金型の壁面に押し付ける力をこの樹脂
の収縮力よりも弱くしておけば、埋め込み金具はそのま
ま樹脂と共に収縮方向に引き寄せられ、樹脂外壁面に突
起は生じない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明の埋め込み金具付き樹脂成型装
置実施例を示す主要部縦断面図である。この断面は、既
に図4を用いて説明した埋め込み金具付き樹脂成型装置
の金型の一部を表わしたものである。本発明において
は、この金型6に埋め込み金具3を支持固定するために
従来よりやや長い支持ボルト11を使用する。この支持
ボルト11を本発明では支持具と呼んでいる。
【0011】この支持ボルト11の先端は、金型6の貫
通孔9を貫通して金型内部に突き出し、埋め込み金具3
の雌ねじ4にねじ込まれている。一方、支持ボルト11
の頭部13と金型6の外壁面の間にはコイルスプリング
14が挟み込まれている。このコイルスプリング14に
よって支持ボルト11は矢印15方向の力FSを受けて
いる。従って、埋め込み金具3は、この弾力によって金
型6の内側の壁面に押し付けられるように支持されてい
る。この状態で樹脂7を注入し、その樹脂7を硬化させ
ると、既に従来技術の項で説明したように樹脂7に一定
の収縮が生じる。この収縮力によって埋め込み金具3は
矢印16方向に力FDを受ける。
【0012】ここで、本発明においては、コイルスプリ
ング14の埋め込み金具3を金型6に押し付ける押し付
け力FSを、樹脂7が埋め込み金具3を金型6の壁面か
ら引き離す力FDよりも小さくなるように選定してい
る。従って、図1(b)に示すように、樹脂7が硬化の
際収縮すると、埋め込み金具3はその収縮力によって金
型6の内壁面から引き離される。この際コイルスプリン
グ14はその分だけ縮み支持ボルト11をスライドさせ
る。この図と図5(a)に示した図を比較して分かるよ
うに、本発明の装置によれば、樹脂7が硬化の際収縮し
ても埋め込み金具3がその収縮に追従し、樹脂外壁面に
凸部を生じさせない。従って、(c)に示すように、埋
め込み金具3の露出面3−1は樹脂7の外壁面と共に平
坦に成型され、樹脂7にも不要な歪が生じない。
【0013】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記支持具は支持ボルト11により構成したが、これは埋
め込み金具を支持するような構成のものであればどのよ
うなものであってもよく、いわゆるクランプ機能を持つ
ものであればその形状は問わない。また、弾性部材とし
てコイルスプリングを使用したが、これは板ばねやその
他一定の弾力で埋め込み金具を金型壁面に押し付けるよ
うなものであれば、どのようなものであってもよい。ま
た、埋め込み金具の形状や数等は任意に選定してよく、
金型壁面への固定方法や角度はその金型の形状に応じて
自由に変更して差し支えない。
【0014】
【発明の効果】以上説明した本発明の埋め込み金具付き
樹脂成型装置は、金形壁面を貫通して金型内部に突き出
した先端部に埋め込み金具を支持し、金型の内壁面の所
定の位置に埋め込み金具の一端を接触させた状態で配置
する支持具と、その金型内壁面に埋め込み金具の一端を
弾性的に押し付け、その押し付け力を樹脂が収縮して金
具を金型内壁面から引き離す力よりも弱く選定し、支持
具を金型壁面に可動支持する弾性部材を設けるようにし
たので、樹脂の硬化に伴って埋め込み金具が樹脂と共に
移動し、埋め込み金具の露出面付近に凸部を生じること
がない。また、これによって埋め込み金具の周辺に不要
な歪が生じることもない。従ってこの種の成型品の製造
コストの上昇を防ぎ、製品の長期信頼性を保証すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の埋め込み金具付き樹脂成型装置実施例
を示し、(a)、(b)はそれぞれ成型工程における金
型の主要部断面図、(c)は成型品の主要部断面図であ
る。
【図2】従来の埋め込み金具付き成型品の一例を示す主
要部縦断面図である。
【図3】従来の埋め込み金具付き樹脂成型装置主要部縦
断面図である。
【図4】従来の埋め込み金具付き樹脂成型装置の埋め込
み金具支持部分の断面図である。
【図5】従来装置により成型した成型品の主要部断面図
で、(a)はその後処理直前の状態を示し、(b)は後
処理後の状態を示す。
【符号の説明】
3 埋め込み金具 6 金型 7 樹脂 11 支持ボルト(支持具) 14 コイルスプリング(弾性部材)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成型後に樹脂外壁面に一端を露出させる
    ような埋め込み金具を有する成型品を成型処理するもの
    において、 前記成型品の成型用金型と、 前記金型壁面を貫通して、その金型内部に突き出した先
    端部に前記埋め込み金具を支持し、前記金型内壁面の所
    定位置に前記埋め込み金具の一端を接触させた状態で配
    置する支持具と、 前記金型内壁面に前記埋め込み金具の一端を弾性的に押
    し付けるとともに、その押し付け力を、前記樹脂が成型
    処理時に収縮して当該埋め込み金具の一端を前記金型内
    壁面から引き離す力よりも弱く選定して、前記支持具を
    前記金型壁面に可動支持する弾性部材とを備えたことを
    特徴とする埋め込み金具付き樹脂成型装置。
JP35588792A 1992-12-18 1992-12-18 埋め込み金具付き樹脂成型装置 Pending JPH06182771A (ja)

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JP35588792A JPH06182771A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 埋め込み金具付き樹脂成型装置

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JPH06182771A true JPH06182771A (ja) 1994-07-05

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ID=18446241

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JP35588792A Pending JPH06182771A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 埋め込み金具付き樹脂成型装置

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JP (1) JPH06182771A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103372935A (zh) * 2012-04-27 2013-10-30 上海福耀客车玻璃有限公司 一种天窗金属框架模内固定的装置
CN114635510A (zh) * 2022-04-07 2022-06-17 广东景龙建设集团有限公司 建筑结构施工方法、嵌设预埋件的方法及墙体模块

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103372935A (zh) * 2012-04-27 2013-10-30 上海福耀客车玻璃有限公司 一种天窗金属框架模内固定的装置
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