JPH06182687A - 物品の把握装置 - Google Patents

物品の把握装置

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JPH06182687A
JPH06182687A JP35573192A JP35573192A JPH06182687A JP H06182687 A JPH06182687 A JP H06182687A JP 35573192 A JP35573192 A JP 35573192A JP 35573192 A JP35573192 A JP 35573192A JP H06182687 A JPH06182687 A JP H06182687A
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JP
Japan
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article
holding
sandwiching
piece
pieces
Prior art date
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Pending
Application number
JP35573192A
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English (en)
Inventor
Shinichi Taniguchi
紳一 谷口
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Mutual Corp
Original Assignee
Mutual Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品をセンタリングをして正常姿勢にて確実
に把握する。 【構成】 物品の供給挟持装置及び解放位置に挟持片の
開閉を行う開閉手段を設け、この両位置間を物品挟持片
を備えた移動本体20を移動自在に設ける。そしてこの
移動本体に、物品を挟持する2つの挟持片1,2を直線
運動を回転運動に変える手段5,6,7を介して開閉す
る挟持片1,2と、この挟持片1,2の内側面内に所定
張力にて配設され、物品をセンタリングして把持する可
撓性または弾性を有する把持バンド8,9と、挟持片
1,2の先端に設けた固定爪3,4と、この固定爪3,
4と三点支持による物品の挟持を行う押え爪12とを備
える。これにより物品供給位置で供給される物品を固定
爪3,4・押え爪12の三点挟持と、均等な張力を与え
られた把持バンド8,9とにより物品をセンタリングを
行いつつ挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物品を正常姿勢にて確実
に把握するようになした物品の把握装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】物品を機構学的に把握する方法として挟
持片を対設し、かつこの各挟持片をV字形とし、挟持片
のV形内にて物品を挟む方法、あるいは物品の三方向よ
り挟持片を当接して挟む方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】V形溝を有する挟持片
にて挟持する方法においては物品が傾斜して挿入された
り、あるいは対向する挟持片間にて物品を挟持するまで
に物品に振動等が与えられると物品の姿勢が変化し、こ
の変化した状態で挟持され、正常な姿勢での挟持は困難
である。また三点挟持方法では物品を確実に挟持しても
物品の位置を正確に規制することができず、いずれも正
常状態での挟持は困難なものとなっている。
【0004】本発明は自動的に物品のセンター合わせを
するとともに確実に挟持するようになすことを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになしたもので、物品の供給挟持装置及び解放
位置に挟持片の開閉を行う開閉手段を設け、この両位置
間を物品挟持片を備えた移動本体を移動自在に設けると
ともにこの移動本体に、物品を挟持する2つの挟持片を
直線運動を回転運動に変える手段を介して開閉する挟持
片と、この挟持片内側面内に所定張力にて配設され、物
品をセンタリングして把持する可撓性または弾性を有す
る把持バンドと、挟持片の先端に設けた固定爪と、この
固定爪と三点支持による物品の挟持を行う押え爪とを備
え、物品供給位置で供給される物品を固定爪・押え爪の
三点挟持と、均等な張力を与えられた把持バンドとによ
り物品をセンタリングを行いつつ挟持するようになした
ことを要旨とする。
【0006】
【作用】直線運動を回転運動に変換する機構により挟持
片を回動させて開閉するようになした対向する2つのV
字形をした挟持片の先端に固定爪を備え、かつこの挟持
片の内側に可撓性の把持バンドを所定張力を与えて配設
しているので、開口した挟持片間に物品を挿入した後直
線運動部をばね力にて移動させると自動的に挟持片間が
閉じられる。この時均等張力が付与された把持バンドに
て物品が包まれるように挟持されるが、同時に押え爪・
固定爪による三点挟持とにてセンタリングが行われる。
従って物品は正確にセンタリングされ挟持されるものと
なる。
【0007】
【実施例】以下本発明物品の把握装置の一実施例を図示
の実施例にもとづいて説明する。図において1,2はV
字形をした挟持片で、この2つの挟持片1,2は互いに
対向して配設され、かつその基端側を軸1S,2Sにて
支持されるとともに、先端側には物品を挟持する際、物
品の少なくとも異なる二点と当接して位置決めを行うた
めの固定爪3,4を一体に設ける。
【0008】また挟持片1,2の基端側を固定した軸1
S,2Sには夫々同歯数・同径のピニオン5,6を固定
し、この対向するピニオン5,6間にラック7を挿通
し、両ピニオン5,6と7とを互いに噛合せしめ、ラッ
ク7の移動にてピニオン5,6を介して挟持片1,2の
先端側を軸1S,2Sを中心にして揺動すなわち開閉さ
せるようになす。
【0009】上記挟持片1,2の内側面にそって、弾性
または可撓性を備えた紐または細帯状の把持バンド8,
9を夫々対向配設し、この各把持バンド8,9の先端を
挟持片1,2の先端に固定し、他端をこの把持バンドに
常に所定の張力を与えるように引張ばね10を取り付け
る。この引張ばね10は各把持バンド8,9毎に設ける
こともできるが、図示の実施例では両把持バンド8,9
の張力を一定とするため、両バンド8,9の他端側を一
体とし、この両バンド固着部に引張ばねを取り付けてい
る。
【0010】ラック7の後端と固定側との間には引張ば
ね11を取り付け、ラック7をこのばねの張力にて引
き、ピニオン5,6を介して挟持片1,2間を閉じるよ
うになす。従って物品の挟持力はこの引張ばね11の引
張力により決まる。
【0011】さらに固定爪3,4と物品を三点支持する
ようにして固定爪3,4間で、かつこれに対向して押え
爪12を配設する。この押え爪12はケーシング12K
内を貫通するロッド12Lの先端に固定され、ロッド1
2Lにはケーシング12K内に設けたばね12Sを作用
させ、常に押え爪12が固定爪3,4より離間するよう
にし、かつ物品の供給後挟持位置さらには物品の挟持搬
送工程中、常に押え爪12が突出状態を保持できるよう
ロッド12Lの後端を押圧する押え爪ガイド13を物品
挟持位置さらには搬送工程に配設する。このロッド12
Lの固定は、上述のようにガイドにて押出固定する方法
以外に、移動するロッド12Lを当接することによりロ
ッド12Lを固持させる手段例えばロックねじ式、カム
式その他の方法を採用することも可能である。
【0012】ラック7を引張ばね11に抗して移動させ
る挟持片開放ガイド14は挟持片1,2を備えた移動本
体20の移動工程において、物品の供給挟持位置と、物
品解放位置とに設置される。
【0013】また対向する挟持片1,2、ラック7、把
持バンド8,9、押え爪12等は一つの移動本体20に
備えられ、この移動本体20をロボットのアーム先端に
取り付けるかあるいは回転する円盤の外周に所定間隔を
おいて配設するか、さらにはループ状の周回運動するチ
ェン等の駆動体に所定間隔にて多数突設して物品の搬送
装置を構成するものである。
【0014】従って固定または自走式のロボット、ある
いは回転駆動体による搬送装置のいずれであっても予め
定めた位置に物品を供給する位置と、所定位置まで搬送
した後物品を解放する物品放出位置とを定め、この両位
置に挟持片開放ガイド14,14を設置し、少なくとも
物品供給位置に押え爪ガイド13を設ける。
【0015】上述の如く構成する装置において物品を挟
持するには移動本体20の移動により物品供給挟持位置
に達すると、ガイド14にてラック7の後端を押し、こ
れによってピニオン5,6が回動し、対設された2つの
挟持片1,2はその先端側が開くようになる。この挟持
片の開口幅は物品Gの幅よりも大となるように設定され
ているので、この状態で所定の物品Gを落し込むと、対
向する挟持片1,2間に挿入され、押え爪12にて支持
される。
【0016】次に移動本体の移動にてガイド14よりラ
ック7が外れるとラック7は引張ばね11の作用にて元
の位置に戻るとき、ピニオン5,6が反転され、この引
張ばねの引張力にて対向する挟持片1,2が閉じられ
る。この時挟持片1,2の内側には把持バンド8,9が
引張されているので、この把持バンドにて物品を包むよ
うにして把持されるとともに押え爪12をガイド13に
てロッド12Lを介して固定爪3,4側へ押し出すと、
この固定爪3,4と押え爪12とにより物品Gは三点に
て挟持される。この時両側の把持バンド8,9に作用し
ている均等な張力と、爪による三点挟持にて物品の中心
が挟持中心となりセンタリングが同時に行われる。
【0017】このセンタリングされた挟持状態で移動本
体20を移動させ、所定搬送位置に達したとき、ガイド
にてラック7を押し出すと挟持片1,2間は開口され物
品は放出されるものである。
【0018】なお物品放出位置より次の物品供給位置ま
で挟持片を開放した状態で移動させることも可能であ
る。また挟持片を開閉させる手段としてラック・ピニオ
ン式にて説明したが、これをカムやリンクを用いても行
うことも可能であり、さらにガイド13,14にて挟持
片を開閉させたり、押え爪を移動させたりする方式以外
同様の作用を有する機構を採用することもできる。
【0019】
【発明の効果】本発明物品の把握装置は物品の供給挟持
装置及び解放位置にガイドを設け、この両位置間を物品
挟持片を備えた移動本体を移動自在に設けるとともにこ
の移動本体に、物品を挟持する2つの対向してラックの
移動にてピニオンを介して開閉する挟持片と、この挟持
片内側面にそって所定張力にて配設され、物品を把持す
る可撓性または弾性を有する把持バンドと、挟持片の先
端に設けた固定爪と、この固定爪と三点支持による物品
のセンタリングを行う押え爪とを備えているため、物品
供給位置で供給される物品を固定爪・押え爪の三点挟持
と、均等な張力を与えられた把持バンドとにより物品を
センタリングを行いつつ確実に、正確に挟持することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明物品の把握装置の一実施例を示す説明図
である。
【図2】同物品挟持状態の説明図である。
【図3】押え爪部の説明図である。
【図4】公知例による物品挟持の説明図である。
【符号の説明】
1,2 挟持爪 3,4 固定爪 5,6 ピニオン 7 ラック 8,9 把持バンド 10,11 引張ばね 12 押え爪 13,14 ガイド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品の供給挟持装置及び解放位置に挟持
    片の開閉を行う開閉手段を設け、この両位置間を物品挟
    持片を備えた移動本体を移動自在に設けるとともにこの
    移動本体に、物品を挟持する2つの挟持片を直線運動を
    回転運動に変える手段を介して開閉する挟持片と、この
    挟持片内側面内に所定張力にて配設され、物品をセンタ
    リングして把持する可撓性または弾性を有する把持バン
    ドと、挟持片の先端に設けた固定爪と、この固定爪と三
    点支持による物品の挟持を行う押え爪とを備え、物品供
    給位置で供給される物品を固定爪・押え爪の三点挟持
    と、均等な張力を与えられた把持バンドとにより物品を
    センタリングを行いつつ挟持するようになしたことを特
    徴とする物品の把握装置。
JP35573192A 1992-12-18 1992-12-18 物品の把握装置 Pending JPH06182687A (ja)

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JP35573192A JPH06182687A (ja) 1992-12-18 1992-12-18 物品の把握装置

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