JPH061817Y2 - 感光材料送り装置 - Google Patents

感光材料送り装置

Info

Publication number
JPH061817Y2
JPH061817Y2 JP1987137536U JP13753687U JPH061817Y2 JP H061817 Y2 JPH061817 Y2 JP H061817Y2 JP 1987137536 U JP1987137536 U JP 1987137536U JP 13753687 U JP13753687 U JP 13753687U JP H061817 Y2 JPH061817 Y2 JP H061817Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive material
roller
back tension
width
feeding direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1987137536U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6442133U (ja
Inventor
義信 川和田
敏雄 古瀬
Original Assignee
株式会社写研
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社写研 filed Critical 株式会社写研
Priority to JP1987137536U priority Critical patent/JPH061817Y2/ja
Publication of JPS6442133U publication Critical patent/JPS6442133U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH061817Y2 publication Critical patent/JPH061817Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Advancing Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はレーザ写植機等の感光材料送り装置に関し、特
に感光材料を蛇行することなく送ることができる感光材
料送り装置に関する。
[従来技術の問題点] 第2図はレーザビームで感光材料を露光走査して文字・
画像を出力するレーザ写植機の概略を示す図である。こ
のレーザ写植機においては、図示しないレーザ光源から
発せられたレーザビーム1を保持ドラム2の外周面に保
持されている感光材料3の結像位置Pに照射し、これを
露光走査して印字する。
このレーザ写植機における感光材料3は、保持ドラム2
を駆動して回転することにより未感光マガジン4から矢
印の方向へ順次送られ、露光走査の後、既感光マガジン
5へ収容される。
このようなレーザ写植機において、感光材料3が保持ド
ラム2の外周面より何らかの原因によりたるみが生じる
と、印字される像にボケや寄り引きを生じるおそれがあ
る。
このような問題が生じないよう、感光材料3を正送り方
向と逆方向にバックテンションを与えるために、バック
テンションローラ6と、感光材料3にバックテンション
が伝達されるよう前記バックテンションローラ6の上方
から感光材料3をはさんで押圧するローラ7を備え、前
記バックテンションローラ6に図示しないモータにより
逆送り方向の駆動力を与え、感光材料3にバックテンシ
ョンを付与し、たるみが生じてもすぐにたるんだ分が逆
送り方向へ送られてたるみを除去するようにしている。
しかし上述したような方法で感光材料のたるみを吸収し
ようとすると、感光材料3の幅方向に均一な圧力が加わ
るようにするため、バックテンションローラ6とローラ
7間の寸法tを、第3図のように正確に平行になるよう
に調整しなければならない。しかしこの調整は、バック
テンションローラ6とローラ7が長くなるほど、即ち感
光材料3の幅が広くなるほど難しくなる。もしバックテ
ンションローラ6とローラ7間が第4図(1)のように正
確に平行でない場合は、感光材料3の全幅方向に渡って
均一な圧力が加わらないことになる。つまりバックテン
ションは圧力が高いほど多く伝達されるため、感光材料
3を正送り方向に送っているうちに徐々に蛇行してしま
う。更に、バックテンションローラ6とローラ7の長さ
に比して幅のせまい感光材料3を使用した場合、バック
テンションローラ6とローラ7が正確に平行になるよう
に調整されていても、第4図(2)のように感光材料3に
加わる圧力は、どうしても感光材料3の左右で異なって
しまい、それが蛇行の原因になるという問題があった。
[問題点を解決するための手段] 本考案は以上の点からなしたものであり、感光材料の幅
にかかわらずに感光材料が蛇行しないレーザ写植機等の
感光材料送り装置を提供することを目的とし、その特徴
とするところは、感光材料を正送り方向へ駆動する駆動
手段と、前記感光材料を2つのローラで挟持し、一方の
ローラに逆送り方向への駆動力を与えて感光材料に対し
逆送り方向へのバックテンションを付与するバックテン
ション伝達手段とを具備する感光材料送り装置におい
て、前記バックテンション伝達手段の一方のローラは、
他方のローラより短く、かつ前記感光材料のほぼ中央部
で他方のローラとにより前記感光材料を挟持することで
ある。
[実施例] 第1図は本考案の感光材料送り装置の一例を示す図であ
る。第1図で第2図と同じものは同一の番号を付してい
る。
第1図は8はバックテンションローラ6を上方から押圧
するローラで、図のようにバックテンションローラ6よ
り短いローラで構成する。ローラ8は第5図にも示すよ
うに、側板9によって連結されたローラホルダ10によ
って支持されている。またローラホルダ10はレール1
1に支持され、感光材料の幅が異なっても常に感光材料
の中央部を押圧できるよう、レール11上を移動可能に
構成している。更にレール11には種々異なる感光材料
の幅に応じて位置にクリック溝12を設け、ローラホル
ダ10に設けたクリック13と係合するようにして、ロ
ーラ8の位置規定を容易にしている。
14は送りローラで、感光材料3を介して図示しないス
プリングにより保持ドラム2を押圧している。従って保
持ドラム2の外周面に保持されている感光材料3が正送
り方向へ送られる力は、主として保持ドラム2を送りロ
ーラ14が押圧している部分から伝達される。
以上のように構成した感光材料送り装置で感光材料3を
送り時は、使用する感光材料の幅に応じ、ローラ8が感
光材料3の中央に位置するようにローラホルダ10を移
動して、上述したクリック13を所定のクリック溝12
と係合させ、位置を規定する。
以上のようにローラ8の位置を設定したのち、感光材料
3を送って露光走査を行えば、蛇行が生じることなしに
正送り方向へ送ることができる。
次に感光材料3の幅より短いローラ8を用いて感光材料
3の中央を押圧することにより蛇行が生じない理由につ
いて説明する。
まず、上方のローラ8が感光材料3の幅と比べて短いた
め、バックテンションローラ6との平行が多少狂ってい
ても、感光材料3のローラ8から押圧される力が変動す
る領域は、ローラ8の幅を越えない。換言すれば、ロー
ラ8が多少傾いたときに感光材料3にバックテンション
が付与される位置は、長いローラで構成した場合と比べ
ると、非常に狭い範囲で変動する。そのため、感光材料
3へは常に中央付近でバックテンションが伝達されるこ
とになる。
感光材料3の中央に伝達されたバックテンションは、第
6図A部のようにローラ8の近くでは感光材料3の中央
部のみに作用するが、感光材料3の後方へ伝播するに従
って幅方向の全域に渡ってバックテンションが平均して
作用するようになる(第6図C部)。
つまり、ローラ8がバックテンションローラ6に対して
多少傾いたとしても、バックテンションは感光材料3の
ほぼ中央部に伝達されるため、上述のように感光材料3
のローラ8から所定の距離だけ離れた部分ではバックテ
ンションが幅方向に平均して作用することから、蛇行が
発生しない。
[考案の効果] 以上詳しく説明したように、本考案は感光材料の中央部
をその幅より短いローラで押圧してバックテンションを
付与するようにしたので、ローラが多少傾斜しても蛇行
することなく感光材料を送ることができるという大なる
効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第5図は本考案の実施例を示した図、第2図は
従来のレーザ写植機の概略を示した図、第3図、第4図
はバックテンションローラとローラの平行について説明
する図、第6図は本考案の原理を説明する図である。 1…レーザビーム 2…保持ドラム 3…感光材料 4…未感光マガジン 5…既感光マガジン 6…バックテンションローラ 8…ローラ 14…送りローラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材料を正送り方向へ駆動する駆動手段
    と、前記感光材料2つのローラで挟持し、一方のローラ
    に逆送り方向への駆動力を与えて感光材料に対し逆送り
    方向へのバックテンションを付与するバックテンション
    伝達手段とを具備する感光材料送り装置において、 前記バックテンション伝達手段の一方のローラは、他方
    のローラより短く、かつ該ローラの軸方向に移動可能に
    形成されており、前記感光材料のほぼ中央部で他方のロ
    ーラとにより前記感光材料を挟持することを特徴とする
    感光材料送り装置。
JP1987137536U 1987-09-10 1987-09-10 感光材料送り装置 Expired - Lifetime JPH061817Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987137536U JPH061817Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10 感光材料送り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987137536U JPH061817Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10 感光材料送り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6442133U JPS6442133U (ja) 1989-03-14
JPH061817Y2 true JPH061817Y2 (ja) 1994-01-19

Family

ID=31399048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987137536U Expired - Lifetime JPH061817Y2 (ja) 1987-09-10 1987-09-10 感光材料送り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH061817Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4963947U (ja) * 1972-09-01 1974-06-05
JPS52110440U (ja) * 1976-02-18 1977-08-22
JPS5850937U (ja) * 1981-10-02 1983-04-06 株式会社 写研 写真植字機における感材搬送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6442133U (ja) 1989-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6343787B1 (en) Sheeting transport apparatus having anti-positional offset mechanism
US5672018A (en) Curl straightening device for straightening curl of print paper and tape cassette provided with the same
JPH061817Y2 (ja) 感光材料送り装置
US7206096B1 (en) Recording method and apparatus
US4884501A (en) Pressure developing apparatus
JP3922539B2 (ja) 写真処理装置
US6429925B2 (en) Image recording apparatus including vibration damping means
US6108070A (en) Image recording apparatus
US6160608A (en) Image recording apparatus
US6556232B2 (en) Base structure, processing device, and image forming device
US6157437A (en) Light-sensitive material transport device
JPS61179739A (ja) レ−ザ写植機
JP3343378B2 (ja) 熱記録装置における記録紙補正方法
JP2649960B2 (ja) 媒体ガイド機構
JPH0454995Y2 (ja)
JP4325047B2 (ja) 走査露光装置
JP4569793B2 (ja) フィルムスキャナー
JPH0769570B2 (ja) 画像形成装置
JP2708929B2 (ja) 給紙装置
JP2006150673A (ja) サーマルプリンタ
JPH075694A (ja) ダイレクト製版装置
JPS61112679A (ja) 熱転写インクリボンカセツト
JPH0322244U (ja)
JP2002090898A (ja) 写真処理機
JPS61116562A (ja) 熱転写記録装置