JPH0618073A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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Publication number
JPH0618073A
JPH0618073A JP4176691A JP17669192A JPH0618073A JP H0618073 A JPH0618073 A JP H0618073A JP 4176691 A JP4176691 A JP 4176691A JP 17669192 A JP17669192 A JP 17669192A JP H0618073 A JPH0618073 A JP H0618073A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
room
air conditioner
humidity
temperature
environment
Prior art date
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Pending
Application number
JP4176691A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ijiri
良 井尻
Akira Yoshida
陽 吉田
Katsuhiro Wakahara
勝広 若原
Kenji Yao
健治 八尾
Shuichi Sakata
修一 阪田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4176691A priority Critical patent/JPH0618073A/ja
Publication of JPH0618073A publication Critical patent/JPH0618073A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 室内環境の各種条件の検出値から在室者の位
置している環境,在室室の状態を把握し在室者の位置す
る環境を快適値となるよう空調機の出力の調整する。 【構成】 1は画像認識装置,2は体表温検出センサ,
3は外気温センサ,4は室温センサ,5は湿度センサ。
着衣量・活動量演算装置6には画像認識装置1,体表温
検出センサ2,外気温センサ3が接続され,在室者の着
衣量と活動量を判断する。温熱環境分布演算装置7には
体表温検出センサ2,外気温センサ3,室温センサ4,
湿度センサ5が接続され室内の温度・湿度・気流・輻射
の各分布を算出する。快適値演算装置8は,前記2つの
演算装置から得られた結果を用い在室者が快適となる値
を決定し,制御装置9により空気調10と湿度調節器1
1が制御される。よって各条件に基づき制御されるの
で,在室者の位置する場所が最も快適となるように室内
の温度,湿度,気流などを調節し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,空気調和装置に係り,
詳しくは,室内における在室者の位置及びその状態に応
じて快適な環境となるように制御することのできる機能
を備えた空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に,従来より周知の空気調和機で
は,部屋全体を一様な環境と見なして在室者における快
適性を評価し,当該空気調和機における能力,吹出風
量,風向等の運転条件を制御するように構成されてい
る。このような空気調和機としては,例えば特開平3−
13751号公報に開示のものが知られている。上記公
報に開示の空気調和機では,室内の温度,輻射熱,生物
活動量等の各種環境条件が複数のセンサにて検出され,
これらセンサの出力からメンバシップ関数を用いたファ
ジィ推論により,在室者の体感温度を所定の値にするた
めの当該空気調和機における各種出力量が算出される。
そして,この算出された出力量に基づいて,当該空気調
和機における送風温度,風量等の各種出力が制御され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが,上記のよう
な構成に係る従来の空気調和機では,室内における在室
者の位置と温熱環境を測定するセンサの取付位置とでは
温度等が大きく異なると共に,これらの温熱環境分布も
考慮されていないことから,在室者の位置する環境が必
ずしも快適評価基準に基づいた快適値とはならないのが
実状である。そこで,本発明は,上記事情に鑑みて創案
されたものであり,室内における温度,気流,輻射熱等
の分布をそれぞれ算出し,在室者の位置に応じてその環
境が快適となるように制御することのできる機能を備え
た空気調和装置の提供を目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,室内の環境に係る条件を検出する第1の検出手
段と,上記室内における在室者の位置及びその状態を検
出する第2の検出手段と,上記第1及び第2の検出手段
からの信号に基づいて当該空気調和装置を制御する制御
手段とを具備してなる点に係る空気調和装置である。
尚,上記構成において,第1の検出手段は,室外温度,
室内温度,湿度等をそれぞれ検出する検出器の包括的概
念を意味し,第2の検出手段は,室内における在室者の
移動を含めた位置,その在室者の外部に露出された皮膚
あるいは着衣状況に関連した体表温度をそれぞれ検出す
る検出器の包括的概念を意味する。また,上記制御手段
による制御対象は,当該空気調和装置の運転能力,吹出
風量,風向等である。
【0005】
【作用】上記構成に係る空気調和装置においては,室内
の環境にかかわる条件が第1の検出手段により検出さ
れ,上記室内における在室者の位置及びその状態が第2
の検出手段により検出される。そして,これらの検出手
段からの信号に基づいて,当該空気調和装置が制御され
る。その結果,室内における在室者を基準として環境が
快適となるように各種条件が調節される。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は本発明を具体化した一例であって,本発明
の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここに,
図1は本発明の一実施例に係る空気調和装置の制御シス
テムを示すブロック図,図2は上記空気調和装置の具体
的な構成例を示す説明図である。この実施例に係る空気
調和装置は,図1及び図2に示す如く,室内の環境にか
かわる条件を検出する第1の検出手段と,上記室内にお
ける在室者の位置及びその状態を検出する第2の検出手
段と,上記第1及び第2の検出手段からの信号に基づい
て,当該空気調和装置を制御する制御手段とを具備して
構成されている。上記第1の検出手段は,外気温度を検
出する外気温センサ3,室内温度を検出する室温センサ
4,室内湿度を検出する湿度センサ5等を有して構成さ
れている。上記外気温センサ3は,例えば外壁の上部に
設置されており,上記室温センサ4及び湿度センサ5
は,例えば内壁の上部に設置されている。上記第2の検
出手段は,在室者の位置,着衣の状態等を検出する画像
認識装置1(例えば赤外線カメラやCCD等),在室者
の外部に露出された皮膚より体表温度を検出する体表温
度検出センサ2(例えば赤外線温度センサ等)等を有し
て構成されている。上記画像認識装置1は,室内におけ
る在室者の位置やその動き,更には着衣状態等を包括的
に捕らえやすいようにとの配慮から,室内全般を見渡せ
る天井角部に設置されており,上記体表温度検出センサ
2は,室内において在室者が最もよく位置する場所を中
心に測定し得るようにとの配慮から,天井のほぼ中央部
分に設置されている。上記制御手段は,着衣量・活動量
演算装置6,温熱環境分布演算装置7,快適値演算装置
8,制御装置9等を有して構成されている。
【0007】上記着衣量・活動量演算装置6は,在室者
の着衣量及びその位置変化から活動量を判断する作用を
有し,該着衣量・活動量演算装置6には,上記画像認識
装置1,体表温度検出センサ2,外気温センサ3が接続
されている。上記温熱環境分布演算装置7は,室内の温
度分布,湿度分布,気流分布,輻射分布等を算出する作
用をなし,該温熱環境分布演算装置7には,体表温度検
出センサ2,外気温センサ3,室温センサ4,湿度セン
サ5が接続されている。上記快適値演算装置8は,上記
着衣量・活動量演算装置6及び温熱環境分布演算装置7
が接続され,この各演算装置から得られるデータに基づ
いて,在室者が快適となる各種データを決定する作用を
なす。この場合,快適評価基準(例えばPMV,SE
T,あるいは独自の快適評価基準等)に基づいて,在室
者における快適値が求められる。上記制御装置9は,上
記快適値演算装置8より得られたデータに基づいて,空
気調和機10及び付属の湿度調節器11の運転制御を行
う作用をなす。上記のように構成された空気調和装置に
おいては,着衣量・活動量演算装置6により,室外温
度,在室者の体表温度,在室者の位置や移動量,着衣状
態等から上記在室者の着衣量や活動量が判断され,温熱
環境分布演算装置7により,室内温度,室内湿度,外気
温度,在室者の位置や体表温度から室内における温度分
布,湿度分布,気流分布,輻射分布等が算出される。こ
れら全ての結果に基づいて,快適値演算装置8により,
室内における在室者を基準として環境が快適となるよう
な値が求められ,このデータが制御装置9に出力され
る。そして,上記制御装置9においては,上記快適値演
算装置8の結果に基づいて,在室者の位置を基準として
快適な環境なるように,吹出風量,風向,空調能力,除
湿量,更には加湿量等が決定され,空気調和機10及び
/又は湿度調節器11が制御される。本実施例に係る空
気調和装置は上記したように構成されているため,在室
者の位置する環境を快適評価基準に基づいた快適値とな
るように調整することができる。尚,本発明に係る空気
調和装置においては,上記実施例装置において,外気温
センサ3と日時から季節やその日の外気状態を判断し,
赤外線カメラにより構成された画像認識装置1により在
室者の着衣状態や活動状態を判断するようにすれば,体
表温度検出センサ2を省略することも可能である。
【0008】
【発明の効果】本発明は,上記したように,室内の環境
に係る条件を検出する第1の検出手段と,上記室内にお
ける在室者の位置及びその状態を検出する第2の検出手
段と,上記第1及び第2の検出手段からの信号に基づい
て当該空気調和装置を制御する制御手段とを具備してな
ることを特徴とする空気調和装置であるから,在室者の
位置する場所を基準としてその人にとって最も快適とな
るように,室内の温度,湿度,気流等がきめ細かに制御
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る空気調和装置の制御
システムを示すブロック図。
【図2】 上記空気調和装置の具体的な構成例を示す説
明図。
【符号の説明】
1…画像認識装置 2…体表温度検出センサ 3…外気温センサ 4…室温センサ 5…湿度センサ 6…着衣量・活動量演算装置 7…温度環境分布演算装置 8…快適値演算装置 9…制御装置 10…空気調和機 11…湿度調節器
フロントページの続き (72)発明者 八尾 健治 大阪市阿倍野区長池町22番22号シャープ株 式会社内 (72)発明者 阪田 修一 大阪市阿倍野区長池町22番22号シャープ株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の環境に係る条件を検出する第1の
    検出手段と,上記室内における在室者の位置及びその状
    態を検出する第2の検出手段と,上記第1及び第2の検
    出手段からの信号に基づいて当該空気調和装置を制御す
    る制御手段とを具備してなることを特徴とする空気調和
    装置。
JP4176691A 1992-07-03 1992-07-03 空気調和装置 Pending JPH0618073A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4176691A JPH0618073A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4176691A JPH0618073A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 空気調和装置

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JPH0618073A true JPH0618073A (ja) 1994-01-25

Family

ID=16018053

Family Applications (1)

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JP4176691A Pending JPH0618073A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 空気調和装置

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JP (1) JPH0618073A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006096306A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Toshiba Corp 車両用空調制御システム
JP2007260005A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd サウナ装置
JP2017187245A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 三菱電機株式会社 加湿器、空気調和機および室内空間制御システム
JP2019020085A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 関西電力株式会社 空調制御装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007260005A (ja) * 2006-03-28 2007-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd サウナ装置
JP2017187245A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 三菱電機株式会社 加湿器、空気調和機および室内空間制御システム
JP2019020085A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 関西電力株式会社 空調制御装置

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