JPH06180666A - メモリ管理装置 - Google Patents

メモリ管理装置

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JPH06180666A
JPH06180666A JP33277192A JP33277192A JPH06180666A JP H06180666 A JPH06180666 A JP H06180666A JP 33277192 A JP33277192 A JP 33277192A JP 33277192 A JP33277192 A JP 33277192A JP H06180666 A JPH06180666 A JP H06180666A
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Hiroaki Tsunoda
裕明 角田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来からのページバンクテーブルを不要と
し、プロセッサによるアドレス生成時のテーブルアクセ
スのオーバヘッドを無くし、更に、簡単なH/W構成で
ページ管理を行うことのできるメモリ管理装置を実現す
ることを目的とする。 【構成】 モジュール毎に割り当てられたページNoを
格納するページ管理テーブル3、プロセッサ1の命令に
応じページ管理テーブル3から該当するページNoを抽
出し格納するページNo設定レジスタ21B、命令実行
毎に動作するプログラムカウンタ22、およびページN
o設定レジスタ21Bに格納されたページNoとプログ
ラムカウンタ22の出力とからメモリIC4にアクセス
して命令を読み出すべきアドレスを生成するアドレス生
成回路24を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、産業用プラントコン
トローラ等の制御命令(POL命令)を格納するプログ
ラムメモリのページ管理機構をもつメモリ管理装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のページ管理方式を示す図
で、1はモジュールを実行するプロセッサ、4は実行モ
ジュールを格納するメモリIC、3は実行モジュールを
ページ分割し、どのモジュールが、どのページに割り当
てられているかを管理するページ管理テーブル、5はペ
ージ番号(ページNo)に対応するページの物理番地
(ページのベースアドレス)をページ毎に管理するため
のページバンクテーブルである。
【0003】プロセッサ1によって実行される実行モジ
ュールのプログラムエリアの情報は、プロセッサ1に搭
載される基本ソフト(通常オペレーティングシステム;
OSと呼ばれる)によって管理され、それぞれのエリア
をページ分割した場合、そのエリアの使用ページNoを
ページ管理テーブル3によって、実行モジュール毎に管
理する。例えば、実行モジュールNo.0のプログラム
が3ページに分割され、そのときのページNoが0、1
0、3であった場合、OSはモジュールNo.0の実行
開始において、ページ管理テーブル3からページNo.
0をロードし、プロセッサ1のプログラムカウンタにペ
ージNoのエントリ0と、ページNo.0からのオフセ
ットをセットする。
【0004】プロセッサ1はモジュール実行時、OSに
よってプログラムカウンタにセットされた値を基に、プ
ログラムカウンタからページNoを取り出し、ページバ
ンクテーブル5から指定されたページNoに対応するペ
ージの物理番地、ここでは100Hを取り出す。ページ
バンクテーブル5はページNoに対応するページの物理
番地(ページのベースアドレス)をページ毎に管理する
ためのテーブルであり、通常メモリに格納されている。
次にプログラムカウンタからオフセットを取り出し、ペ
ージの物理番地とを連結、あるいは加算することによっ
て、メモリIC4に存在する実行モジュールの物理アド
レスを生成する。ここで、ページのサイズはページバン
クテーブル5に格納されるページアドレス(物理アドレ
ス)を変更することで設定可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のメモリ管理装置
は以上のように構成され、プロセッサ1がプログラムメ
モリ4から実行モジュールを読み出す場合、プログラム
カウンタのページNoからページバンクテーブル5に格
納されているページアドレスを読みだし、オフセットと
連結する必要があるため、次のような弊害が発生する。
即ち、ページサイズが小さく設定した場合、ページバン
クテーブルでページアドレスを管理する際のエントリ数
が多くなり、必然的に使用メモリが増大し、コストが上
がる。また、モジュール実行時、メモリへのアドレス生
成は高速化が要求されるが、従来のページ管理における
メモリアドレッシングのプロセスは複雑で、プロセッサ
によるアドレス生成時のテーブルアクセスのオーバヘッ
ドが大きい。また、プロセッサが実際に実行しているモ
ジュールNoや使用中のページNoを知りたい場合に
も、その判別処理に長時間を要すという問題点もあっ
た。
【0006】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたもので、ページバンクテーブルを不要と
し、プロセッサによるアドレス生成時のテーブルアクセ
スのオーバヘッドを無くし、更に、簡単なH/W構成で
ページ管理を行うことのできるメモリ管理装置を実現す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
るメモリ管理装置は、モジュール毎に割り当てられたペ
ージ番号を格納するページ管理テーブル、プロセッサの
命令に応じ上記ページ管理テーブルから実行モジュール
に割り当てられたページ番号を抽出しそのページ番号の
格納を行うページ番号設定手段、命令実行毎に動作する
プログラムカウンタ、および上記ページ番号設定手段に
格納されたページ番号と上記プログラムカウンタの出力
とから上記メモリにアクセスして実行モジュールの命令
を読み出すべきアドレスを生成するアドレス生成回路を
備えたものである。
【0008】この発明の請求項2に係るメモリ管理装置
は、モジュール実行中、メモリへのアドレスが1ページ
を越えたか否かをプログラムカウンタの出力から判別
し、越えたときはページ管理テーブルから当該モジュー
ルに割り当てられた次のページ番号を抽出し、ページ番
号設定手段に格納するページ番号をこの新たに抽出した
ページ番号に更新するようにしたものである。
【0009】この発明の請求項3に係るメモリ管理装置
は、メモリの容量およびデータバス幅を設定するメモリ
種別設定手段を備え、この設定したメモリ種別によりプ
ログラムカウンタの桁上がりビット数を変更するように
したものである。
【0010】この発明の請求項4に係るメモリ管理装置
は、ページ管理テーブルに、各モジュールの実行中に有
効状態となるフラッグを設け、このフラッグの状態から
当該プロセッサにおける実行中のモジュールおよび使用
中のページ番号を判別可能としたものである。
【0011】
【作用】この発明においては、プロセッサからモジュー
ルの実行命令が出されると、ページ管理テーブルにアク
セスして当該モジュールに割り当てられたページ番号を
抽出する。抽出されたページ番号はページ番号設定手段
に格納され、このデータとプログラムカウンタの出力と
からアドレス生成回路が順次実行モジュールの命令を読
み出すべきメモリのアドレスを生成する。
【0012】生成したアドレスが1ページを越えると、
再度ページ管理テーブルにアクセスして残りのページ番
号を抽出する。ページ番号設定手段の格納データをこの
新しいページ番号に更新し、アドレス生成を続行する。
【0013】メモリ種別設定手段を設け、このデータに
よりプログラムカウンタの桁上がりビット数を変更する
ようにすれば、メモリ容量やデータバス幅が異なるメモ
リに対してもそのまま適用することができる。
【0014】また、ページ管理テーブルに所定のフラッ
グを設けることにより、実行中のモジュールや使用中の
ページ番号を即座に判別することができ、例えば、オン
ラインでモジュールを書き換えたりマルチプロセッサで
ホットスタンバイ動作を実現する場合等の処理内容が簡
便迅速に達成し得る。
【0015】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1を図について説明
する。図1において、1は命令実行の一連の動作を管理
し命令実行のタイミングを生成するプロセッサ、2はプ
ロセッサ1からの命令実行要求を受けて命令を実行する
命令実行H/W、3は各実行モジュール毎のページNo
の書かれているページ管理テーブル、4はモジュールを
格納するメモリICで、その空間はページ単位に細分化
されている。更に、21はステータスレジスタ21A、
およびページ番号設定手段としてのページNoレジスタ
21B等のレジスタを含むレジスタファイル、23はメ
インプロセッサからの起動によりメモリIC4にアクセ
スして命令をフエッチ、デコード、実行する命令実行
部、22は命令実行毎に桁上がりするプログラムカウン
タ、24はメモリIC4にアクセスして命令をリードす
るためのアドレスを生成するアドレス生成回路である。
【0016】次に動作について説明する。POL命令の
実行は、プロセッサ1による命令実行H/W2の内部の
ステータスレジスタ21Aへの読み出し動作によって行
われる。命令実行H/W2は、このレジスタ21Aへの
読み出し動作があると、1のPOL命令を実行する。P
OL命令実行時のバスエラーや演算エラー等のエラー情
報が、POL命令実行結果ステータスとして、ステータ
スレジスタ21Aに格納される。プロセッサ1には、そ
の読み出し動作の結果として、POL命令が実行される
と共に、ステータスレジスタ21Aの内容が、命令実行
H/W2からプロセッサ1に返される。プロセッサ1
は、命令実行H/W2から返されたステータスレジスタ
21Aの内容をチェックし、命令実行H/W2によるP
OL命令実行が正常に行われたかを確認する。プロセッ
サ1は、チェック結果によって、エラー等があればそれ
に応ずるエラー処理を行い、エラーが無ければ再度ステ
ータスレジスタ21Aへのアクセスを行うことで、次の
POL命令の実行を行う。
【0017】ここでページ管理テーブル3を使用したア
ドレス変換方法について図2のフローチャートを使用し
て説明する、プロセッサ1は実行モジュールを起動する
時、S11においてページ管理テーブル3よりモジュー
ルNoからページNoを抽出し、S12でページNoレ
ジスタ21Bにその値をセットする。ここでページNo
は各ページのエントリを示す。
【0018】命令実行H/W2では、S21でセットさ
れたこのページNoレジスタ21Bとプログラムカウン
タ22とをS22で連結することにより、S13でプロ
セッサ1からのステータスレジスタ21Aへの読み出し
動作によるPOL命令実行のタイミングで、メモリIC
4へのアドレスを生成する。
【0019】プログラムカウンタ22は各々のページの
ベース位置からの相対番地を示す。S23に示すように
POLの1命令実行毎に1インクリメントされていく。
このインクリメント動作によって、S24でページを越
えるアクセスが発生したかどうかをチェックし、越えた
ときはS25でその情報をステータスレジスタ21Aに
セットする。
【0020】通常、プロセッサ1はS13からS14の
ステップを繰り返し、命令実行H/W2はS22、S2
3、S24のステップを繰り返して制御命令を実行して
いく。
【0021】POLの1命令を実行し、アドレスが1ペ
ージを越える場合(S24でYESの場合)、ステータ
スレジスタ21Aにその情報を格納する(S25)。S
13にてプロセッサ1はそのステータスレジスタ21A
の値により1ページを越えたアクセスが発生したことを
知るとS11に戻り、ページ管理テーブル3を参照して
S12で実行中のモジュールに対応する次のページNo
を抽出し、命令実行H/W2の内部にあるページNoレ
ジスタ21Bにその値をセットし、S13で命令実行を
再スタートする。
【0022】以上のように、この実施例ではページ管理
テーブル3を有効に活用し、これから該当するページN
oを抽出してページNo設定レジスタ21Bに格納し、
プログラムカウンタ22からの出力とでアドレス生成回
路24が直接メモリIC4へアクセスするアドレスを生
成するので、ページバンクテーブルを使用しこれから読
み出したページアドレスにオフセットを結合してメモリ
ICへのアクセスを管理する従来の方式に比較して、処
理内容が簡単となって処理速度が向上する。
【0023】実施例2.以下、この発明の実施例2を図
3および図4について説明する。図3において、21C
はメモリIC4の容量およびデータバス幅を設定するメ
モリ種別設定レジスタであり、図1と同一の部分には同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0024】次に動作について説明する。通常使用する
メモリIC4はその容量、データバス幅によって必要な
アドレスの数は異なる。例えば、256kビットのSR
AM素子でもデータバス幅が1ビットではアドレスが1
8本必要であり、データバス幅が4ビットではアドレス
は16本必要である。メモリ容量が変われば、アドレス
数も異なる。よって、アドレス生成に使用するプログラ
ムカウンタ22の必要なビット数もメモリIC4の種別
によって変更する必要がある。
【0025】図4において、このメモリIC4の容量お
よびデータバス幅を予めメモリ種別設定レジスタ21C
に設定し、プログラムカウンタ22の桁上がりするビッ
ト位置を設定値からデコードして可変にできるようにす
る。例えば、1ページ4kステップの命令をプログラム
カウンタ22でカウントするには12ビット必要である
が、容量の少ないメモリを使用して1ページ1kステッ
プの命令を格納した場合には、10ビットのプログラム
カウンタとなるので、メモリ種別設定レジスタ21Cに
メモリの種別を設定し、その情報をデコードし、プログ
ラムカウンタ22のビット11およびビット10をOF
Fにする。このように、メモリ種別設定レジスタ21C
の情報により、プログラムカウンタ22のページの桁上
がりを確認するビット位置を可変とし、ページNo設定
レジスタ21Bと連結することによって、生成するアド
レスをメモリ種別に応じて変更することが可能となる。
以降、命令の実行は実施例1と同様の方法で行う。
【0026】以上により、メモリ容量やデータバス幅が
異なるものにもそのまま適用することができ、より広範
囲な機能、プロセスの装置への適用が可能となる。
【0027】実施例3.以下、この発明の実施例3を図
5および図6を用いて説明する。プログラムのメンテナ
ンスをプロセス制御中に行うには、対象プロセスを制御
しているモジュールの実行中断時間を最小限に抑えなけ
ればならない。
【0028】ページ管理テーブル3には、図5で示され
るような実行モジュールの存在が有効か無効かを示すモ
ジュール有効フラグ3A、3B、3C、3Dが追加され
ている。今、実行中のモジュールの有効フラグ3A、3
B、3Cは、各々ONされている。
【0029】ここで、実行中のモジュールNo.4に、
メンテナンス用ツールからのプログラム書き換え要求が
あると、S31にてプロセッサ1は、ページ管理テーブ
ル3からモジュールNo.4に必要なページ数(図5の
場合、2ページ)と、使用していない空きページ(図5
の場合、No.4とNo.46)を検索し、メンテナン
ス用ツールから送られたきたプログラムをこれらページ
No.40とNo.46とに書き込む(S32)と同時
にページ管理テーブル3に以上の組み合わせを追加する
(S33)。プロセッサ1のプログラム書き込み動作中
も、モジュールNo.4のPOL命令実行は中断しな
い。
【0030】プログラムの書き込み動作が終了した時点
で、モジュールNo.4の実行を一旦停止し(S3
4)、モジュール有効フラグの変更のため、S35にて
今まで実行していたページNo.9とNo.12のペー
ジ管理テーブルのモジュール有効フラグ3AをOFF
し、新たに書き込んだページNo.40とNo.46の
モジュール有効フラグ3DをONする。モジュール有効
フラグ3Aおよび3Dの変更が完了したら、モジュール
No.4の実行を再起動する(S36)。以降、命令の
実行は実施例1と同様であり省略する。
【0031】以上のように、この実施例のものでは、簡
便な処理でオンラインによるモジュールの書き換えが可
能となり、書き換えに要する実行停止時間も極く短時間
で済む。
【0032】実施例4.図7はこの発明の実施例4を示
すもので、複数のコントローラを使用するマルチプロセ
ッサシステムに適用したものである。そして、ここで
は、先のフラッグ情報を利用することにより、あるプロ
セッサがダウンした場合に正常プロセッサへのダンプレ
ス切り替えを実現することを目的としている。
【0033】このマルチプロセッサシステムでは、各プ
ロセッサ10〜1Nはお互いに他のプロセッサの実行モ
ジュールを全て持っており、同一のページ管理テーブル
31〜3Nと同一のプログラムメモリ41〜4Nが存在
する。但し、ページ管理テーブル31〜3Nのモジュー
ル有効フラグは、自プロセッサが実行しているモジュー
ルのみ有効になっている。例えばプロセッサ10ではモ
ジュールNo.9のみが有効(31BがON)で、モジ
ュールNo.4、モジュールNo.63が無効(31
A、31CがOFF)、プロセッサ11ではモジュール
No.4が有効(32AがON)で、モジュールNo.
9、モジュールNo.63が無効(32B、32CがO
FF)であるように、各々のプロセッサ上では別々のモ
ジュールが実行されている。
【0034】今、プロセッサ10に障害が発生し、復旧
不可能な故障を認識すると、プロセッサ10は、他のプ
ロセッサ、例えばプロセッサ11に対してページ管理テ
ーブル31のモジュール有効フラグの情報31A、31
B、31Cを通知するだけで、プロセッサ11は、これ
までプロセッサ10で実行していたモジュールおよび使
用していたページNoを把握することができるので、自
プロセッサ内のページ管理テーブル32のモジュール有
効フラグ32A、32B、32CのON/OFFを変更
して直ちにプロセッサ10の代行処理動作を立ち上げる
ことができる。
【0035】実施例5.なお、上記各実施例ではアドレ
ス生成回路24から出力されるアドレスが、1ページを
越えたか否かを判別する手段を設けて、越えた場合はペ
ージ管理テーブル3から残りページNoを抽出、ページ
No設定レジスタ21Bに入力する構成としたが、各モ
ジュールに割り当てるページ数がすべて1ページである
場合は、このような判別手段が不要となることは当然で
ある。
【0036】
【発明の効果】この発明に係るメモリ管理装置は以上の
ように、所定のページ管理テーブル、ページ番号設定手
段、プログラムカウンタ、およびアドレス生成回路を備
えたので、メモリの利用率を上げるためページサイズを
小さくしても、比較的安価で簡単な構成で高速に処理す
ることができる。
【0037】また、生成したアドレスが1ページを越え
たか否かを判別し、越えたときページ管理テーブルから
残りのページ番号を抽出設定するようにすれば、モジュ
ールによって必要メモリ容量が大幅に異なるシステムへ
の適用が容易となる。
【0038】更に、メモリ種別によりプログラムカウン
タの桁上がりビット数を変更するようにすれば、メモリ
の個々の種別に合わせた煩雑な回路設計を回避でき、開
発、設計に要する費用、期間の大幅削減が実現する。
【0039】また、ページ管理テーブルに所定のフラッ
グを設けることにより、実行中のモジュールや使用中の
ページ番号を即座に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるメモリ管理装置を示
すブロック図である。
【図2】図1のメモリ管理装置の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図3】この発明の実施例2によるメモリ管理装置を示
すブロック図である。
【図4】図3におけるプログラムカウンタ22の桁上げ
変更方式を示すブロック図である。
【図5】この発明の実施例3によるメモリ管理装置を示
すブロック図である。
【図6】図5のメモリ管理装置の処理動作を示すフロー
チャートである。
【図7】この発明の実施例4によるメモリ管理装置を示
すブロック図である。
【図8】従来のメモリ管理装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 プロセッサ 2 命令実行H/W 21 レジスタファイル 21A ステータスレジスタ 21B ページNo設定レジスタ 21C メモリ種別設定レジスタ 22 プログラムカウンタ 23 命令実行部 24 アドレス生成回路 3 ページ管理テーブル 4 メモリIC

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサが実行するモジュールをペー
    ジ単位に分割して格納するメモリを備え、上記プロセッ
    サの命令に応じて実行すべきモジュールの命令を上記メ
    モリから読み出すためのメモリ管理装置において、 上記モジュール毎に割り当てられたページ番号を格納す
    るページ管理テーブル、上記プロセッサの命令に応じ上
    記ページ管理テーブルから実行モジュールに割り当てら
    れたページ番号を抽出しそのページ番号の格納を行うペ
    ージ番号設定手段、命令実行毎に動作するプログラムカ
    ウンタ、および上記ページ番号設定手段に格納されたペ
    ージ番号と上記プログラムカウンタの出力とから上記メ
    モリにアクセスして実行モジュールの命令を読み出すべ
    きアドレスを生成するアドレス生成回路を備えたことを
    特徴とするメモリ管理装置。
  2. 【請求項2】 モジュール実行中、メモリへのアドレス
    が1ページを越えたか否かをプログラムカウンタの出力
    から判別し、越えたときはページ管理テーブルから当該
    モジュールに割り当てられた次のページ番号を抽出し、
    ページ番号設定手段に格納するページ番号をこの新たに
    抽出したページ番号に更新するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のメモリ管理装置。
  3. 【請求項3】 メモリの容量およびデータバス幅を設定
    するメモリ種別設定手段を備え、この設定したメモリ種
    別によりプログラムカウンタの桁上がりビット数を変更
    するようにしたことを特徴とする請求項1または2記載
    のメモリ管理装置。
  4. 【請求項4】 ページ管理テーブルに、各モジュールの
    実行中に有効状態となるフラッグを設け、このフラッグ
    の状態から当該プロセッサにおける実行中のモジュール
    および使用中のページ番号を判別可能としたことを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載のメモリ管理
    装置。
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