JPH06180622A - 電源切断制御装置 - Google Patents
電源切断制御装置Info
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- JPH06180622A JPH06180622A JP4133872A JP13387292A JPH06180622A JP H06180622 A JPH06180622 A JP H06180622A JP 4133872 A JP4133872 A JP 4133872A JP 13387292 A JP13387292 A JP 13387292A JP H06180622 A JPH06180622 A JP H06180622A
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- power supply
- signal
- battery
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は電源切断制御装置に関し、電源切断
の要因を容易に解析することができる装置の提供を目的
とする。 【構成】 電源切断制御装置において電源部21には電源
ユニット1と停電時に電源をバックアップするバッテリ
ー・ユニット2を備え、機能部22’には電源使用状況の
ログをとる第2の記憶手段24とを備え、21は停電により
バックアップ用のバッテリーを使用した旨を示すバック
アップ信号S1とバッテリーへの切り換え後に最大放電時
間の経過により自動的に電源を切断した旨を示す自動切
断信号S2を22' に送出し、21から22' へ電源切断要求信
号RSを送出し、22' は信号RSを受けると、電源切断の準
備を含む所定の処理後、21へ許可信号ASを送出し、記憶
手段は信号S1と信号S2を信号RSを受けた時にログし、こ
れを参照することにより、次の電源投入時に前回までの
電源使用状況を判断するように構成する。
の要因を容易に解析することができる装置の提供を目的
とする。 【構成】 電源切断制御装置において電源部21には電源
ユニット1と停電時に電源をバックアップするバッテリ
ー・ユニット2を備え、機能部22’には電源使用状況の
ログをとる第2の記憶手段24とを備え、21は停電により
バックアップ用のバッテリーを使用した旨を示すバック
アップ信号S1とバッテリーへの切り換え後に最大放電時
間の経過により自動的に電源を切断した旨を示す自動切
断信号S2を22' に送出し、21から22' へ電源切断要求信
号RSを送出し、22' は信号RSを受けると、電源切断の準
備を含む所定の処理後、21へ許可信号ASを送出し、記憶
手段は信号S1と信号S2を信号RSを受けた時にログし、こ
れを参照することにより、次の電源投入時に前回までの
電源使用状況を判断するように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型若しくは中型のコン
ピュータを使用したファイル・コトロールシステムに使
用される磁気ディスク装置の電源切断制御装置に関し、
特に、上位装置に対して、ドライブ・モジュールと、こ
のドライブ・モジュールの動作制御を行う磁気ディスク
制御装置とが一体的に構成されたファイル・コントロー
ルシステムにおける電源切断制御装置に関する。
ピュータを使用したファイル・コトロールシステムに使
用される磁気ディスク装置の電源切断制御装置に関し、
特に、上位装置に対して、ドライブ・モジュールと、こ
のドライブ・モジュールの動作制御を行う磁気ディスク
制御装置とが一体的に構成されたファイル・コントロー
ルシステムにおける電源切断制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はファイル・コントロールシステム
における磁気ディスク制御装置を含む磁気ディスク装置
の外観構成斜視図であり、図4は図3の視野を変えた外
観構成斜視図である。図中、1は電源ユニット、2はバ
ッテリー・ユニット、3はドライブ・モジュール、4は
ドライブ・モジュール用のコンバーター、5は磁気ディ
スク制御装置(以下、制御装置)、6は制御装置用のコ
ンバーター、7は電源ユニット及びバッテリー・ユニッ
ト用のマザーボード、8はドライブ・モジュール用のマ
ザーボードである。
における磁気ディスク制御装置を含む磁気ディスク装置
の外観構成斜視図であり、図4は図3の視野を変えた外
観構成斜視図である。図中、1は電源ユニット、2はバ
ッテリー・ユニット、3はドライブ・モジュール、4は
ドライブ・モジュール用のコンバーター、5は磁気ディ
スク制御装置(以下、制御装置)、6は制御装置用のコ
ンバーター、7は電源ユニット及びバッテリー・ユニッ
ト用のマザーボード、8はドライブ・モジュール用のマ
ザーボードである。
【0003】本例では、図示のように、1つの筐体内
に、磁気ディスク制御装置等と、4個づつ2系統のドラ
イブ・モジュール3が設けられており、各々に対して電
源ユニット1及びバッテリー・ユニット2が設けられて
いる。バッテリー・ユニット2は停電時に電源をバック
アップするためのものである。また、コンバーター4及
び6は電源ユニット1からの交流電圧を直流電圧の変換
するものである。そして、制御装置5は各々のドライブ
・モジュールを制御するための2系統の制御用基板
(1)及び(3)とキャッシュ・メモリ基板(2)で構
成されている。制御用基板(1)は一方の系統のドライ
ブ・モジュール3のリード/ライト及び電源供給等を制
御するものであり、制御基板(2)は他方の系統のドラ
イブ・モジュール3のリード/ライト及び電源供給等を
制御するものである。そして、キャッシュ・メモリ基板
(2)はリード動作の効率化を図るためにディスクから
のリードデータを一時的に記憶するメモリである。な
お、マザーボード4はドライブ・モジュール3に供給す
る電源用の共通基板であり、マザーボード7は電源ユニ
ット1とバッテリー・ユニット2で使用する共通基板で
ある。
に、磁気ディスク制御装置等と、4個づつ2系統のドラ
イブ・モジュール3が設けられており、各々に対して電
源ユニット1及びバッテリー・ユニット2が設けられて
いる。バッテリー・ユニット2は停電時に電源をバック
アップするためのものである。また、コンバーター4及
び6は電源ユニット1からの交流電圧を直流電圧の変換
するものである。そして、制御装置5は各々のドライブ
・モジュールを制御するための2系統の制御用基板
(1)及び(3)とキャッシュ・メモリ基板(2)で構
成されている。制御用基板(1)は一方の系統のドライ
ブ・モジュール3のリード/ライト及び電源供給等を制
御するものであり、制御基板(2)は他方の系統のドラ
イブ・モジュール3のリード/ライト及び電源供給等を
制御するものである。そして、キャッシュ・メモリ基板
(2)はリード動作の効率化を図るためにディスクから
のリードデータを一時的に記憶するメモリである。な
お、マザーボード4はドライブ・モジュール3に供給す
る電源用の共通基板であり、マザーボード7は電源ユニ
ット1とバッテリー・ユニット2で使用する共通基板で
ある。
【0004】図5は制御装置のシステム構成図である。
前述の図3,4では1つの系統のドライブ・モジュール
の数が4個で示してあるが、本図では8個で示してあ
る。この8個は現状における最大構成である。即ち、図
中、ドライブ・モジュールDM#1〜DM#7までの8
個が一方の系統(0系統)であり、DM#8〜DM#1
5までの8個が他方の系統(1系統)である。SC0及
びSC1はストリング・コントローラ3であり、各々、
最大8個までのドライブ・モジュールの接続を担う。D
IR0及びDIR1はディレクタ、即ち、磁気ディスク
・コントローラであり、このディレクタによりストリン
グ・コントローラの接続関係を制御する。BMCはブロ
ック・マルチプレクサ・チャネルであり、0〜3の各チ
ャネルを介して、データ、各種制御信号、コマンド等が
入力される。また、CA/MEは両系で共有して使用す
るキャッシュ・メモリである。
前述の図3,4では1つの系統のドライブ・モジュール
の数が4個で示してあるが、本図では8個で示してあ
る。この8個は現状における最大構成である。即ち、図
中、ドライブ・モジュールDM#1〜DM#7までの8
個が一方の系統(0系統)であり、DM#8〜DM#1
5までの8個が他方の系統(1系統)である。SC0及
びSC1はストリング・コントローラ3であり、各々、
最大8個までのドライブ・モジュールの接続を担う。D
IR0及びDIR1はディレクタ、即ち、磁気ディスク
・コントローラであり、このディレクタによりストリン
グ・コントローラの接続関係を制御する。BMCはブロ
ック・マルチプレクサ・チャネルであり、0〜3の各チ
ャネルを介して、データ、各種制御信号、コマンド等が
入力される。また、CA/MEは両系で共有して使用す
るキャッシュ・メモリである。
【0005】図6は図3〜5に示すシステム構成におけ
る従来の電源供給及び切断制御の基本構成図であり、図
7は図6構成における電源切断制御方式のフローチャー
トである。図6において、磁気ディスク制御装置20
は、図3〜5との対応において、説明を簡単にするため
に模式的に電源部21と機能部22に分けてある。従っ
て、図3〜5に示す電源ユニット1とバッテリー・ユニ
ット2は図6構成の電源部21に含まれ、その他の構成
は機能部22に含まれる。第1の記憶装置23はシステ
ムの動作停止等、障害発生の履歴を記録する記憶装置で
ある。なお、IFは上位装置10と磁気ディスク制御装
置20との間の電源制御インターフェースであり、AC
は交流電源であり、DCは直流電源である。また、図7
にて説明するが、RSは電源部21から送出される電源
切断要求信号でり、ASは機能部22から送出される電
源切断許可信号である。
る従来の電源供給及び切断制御の基本構成図であり、図
7は図6構成における電源切断制御方式のフローチャー
トである。図6において、磁気ディスク制御装置20
は、図3〜5との対応において、説明を簡単にするため
に模式的に電源部21と機能部22に分けてある。従っ
て、図3〜5に示す電源ユニット1とバッテリー・ユニ
ット2は図6構成の電源部21に含まれ、その他の構成
は機能部22に含まれる。第1の記憶装置23はシステ
ムの動作停止等、障害発生の履歴を記録する記憶装置で
ある。なお、IFは上位装置10と磁気ディスク制御装
置20との間の電源制御インターフェースであり、AC
は交流電源であり、DCは直流電源である。また、図7
にて説明するが、RSは電源部21から送出される電源
切断要求信号でり、ASは機能部22から送出される電
源切断許可信号である。
【0006】図7において、ホスト・コンピュータ等の
上位装置10から、若しくはオペレーターの操作によ
り、電源制御インターフェースIFを介して、電源部2
1が停電の検出と電源切断の指示を受けると(ステップ
1)、まず、電源部21は機能部22への電源供給を電
源ユニットからバッテリーに切り換え(ステップ2)、
電源部21はこのバッテリー出力を一定時間保持する
(ステップ3)。即ち、バックアップ用のバッテリーに
よって、停電時には、一定時間だけシステムの電源を保
持できるように構成されている。次に、電源部21は機
能部22に対して電源切断要求信号RSを送出し、電源
を切断したい旨を通知する。
上位装置10から、若しくはオペレーターの操作によ
り、電源制御インターフェースIFを介して、電源部2
1が停電の検出と電源切断の指示を受けると(ステップ
1)、まず、電源部21は機能部22への電源供給を電
源ユニットからバッテリーに切り換え(ステップ2)、
電源部21はこのバッテリー出力を一定時間保持する
(ステップ3)。即ち、バックアップ用のバッテリーに
よって、停電時には、一定時間だけシステムの電源を保
持できるように構成されている。次に、電源部21は機
能部22に対して電源切断要求信号RSを送出し、電源
を切断したい旨を通知する。
【0007】機能部22はこの電源切断要求信号RSを
受けると、電源切断の準備等、電源切断するための所定
の処理を行う(ステップ5)。そして、所定の処理が終
了すると電源部21に電源切断許可信号ASを送出し
(ステップ6)、電源部21に対して電源を切断して良
いことを知らせる。電源部21はこの電源切断許可信号
ASを受けると、まず、電源切断許可信号ASを受けて
いるか否かを判定し(ステップ7)、この信号ASを受
けていれば電源を切断する処理を行い(ステップ8)、
電源切断処理が終了する。また、ステップ7において、
機能部22からまだ信号ASを受けていなければ、この
ステップの判定を繰返し行う。
受けると、電源切断の準備等、電源切断するための所定
の処理を行う(ステップ5)。そして、所定の処理が終
了すると電源部21に電源切断許可信号ASを送出し
(ステップ6)、電源部21に対して電源を切断して良
いことを知らせる。電源部21はこの電源切断許可信号
ASを受けると、まず、電源切断許可信号ASを受けて
いるか否かを判定し(ステップ7)、この信号ASを受
けていれば電源を切断する処理を行い(ステップ8)、
電源切断処理が終了する。また、ステップ7において、
機能部22からまだ信号ASを受けていなければ、この
ステップの判定を繰返し行う。
【0008】このように、電源部21は停電を検出する
と、供給する電源をバッテリーに切り換え、一定時間経
過すると、通常の電源切断指示を受けたのと同じ手順を
経て、自動的にバッテリーを切断する。そして次の電源
投入時において使用したバッテリーを充電し次の停電に
備える。
と、供給する電源をバッテリーに切り換え、一定時間経
過すると、通常の電源切断指示を受けたのと同じ手順を
経て、自動的にバッテリーを切断する。そして次の電源
投入時において使用したバッテリーを充電し次の停電に
備える。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の構成
における第1の記憶装置は、前述のようにシステム動作
の停止等、障害発生の履歴を記録するのみであり、電源
切断等、電源使用状況のの履歴までは記録していない。
従って、以下のような問題があった。 停電により電源が切断状態にあるとき、どのような要
因で切断されたかを、上位装置やオペレーターに通知す
ることができない。
における第1の記憶装置は、前述のようにシステム動作
の停止等、障害発生の履歴を記録するのみであり、電源
切断等、電源使用状況のの履歴までは記録していない。
従って、以下のような問題があった。 停電により電源が切断状態にあるとき、どのような要
因で切断されたかを、上位装置やオペレーターに通知す
ることができない。
【0010】次の電源投入でバッテリーが充電状態に
あるとき、なぜ充電状態にあるのかが分からない。 バッテリーの劣化時期を予想できない。従って、バッ
テリーの交換時期が分からない。等である。
あるとき、なぜ充電状態にあるのかが分からない。 バッテリーの劣化時期を予想できない。従って、バッ
テリーの交換時期が分からない。等である。
【0011】本発明の目的は、上述の従来の問題点に鑑
み、電源切断の要因を容易に解析することができる電源
切断制御装置を提供することにある。
み、電源切断の要因を容易に解析することができる電源
切断制御装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上位装
置と磁気ディスク装置とこれらの間に設けられた磁気デ
ィスク制御装置により構成されるファイル・コントロー
ルシステムにおける電源切断制御装置において、電源部
21には各ドライブ・モジュール3に電源を供給する電
源ユニット1と停電時に電源をバックアップするバッテ
リー・ユニット2を備え、一方、機能部22’には障害
発生等の履歴を記録する第1の記憶装置23の他に、電
源使用状況のログをとる第2の記憶装置24とを備え、
電源部はシステムの電源が切断した時に、停電によりバ
ックアップ用のバッテリーを使用した旨を示すバックア
ップ信号S1と、バッテリーへの切り換え後に最大放電
時間の経過により自動的に電源を切断した旨を示す自動
切断信号S2を機能部に送出し、次に、電源部から機能
部へ電源切断要求信号RSを送出し、機能部は電源切断
要求信号を受けると、電源切断の準備を含む所定の処理
後、電源部へ電源切断許可信号ASを送出し、かつ、機
能部の第2の記憶装置はバックアップ信号と自動切断信
号を電源切断要求信号を受けた時にログし、第2の記憶
装置を参照することにより、次の電源投入時に前回の電
源切断等の電源使用状況を判断するようにしたことを特
徴とする。
置と磁気ディスク装置とこれらの間に設けられた磁気デ
ィスク制御装置により構成されるファイル・コントロー
ルシステムにおける電源切断制御装置において、電源部
21には各ドライブ・モジュール3に電源を供給する電
源ユニット1と停電時に電源をバックアップするバッテ
リー・ユニット2を備え、一方、機能部22’には障害
発生等の履歴を記録する第1の記憶装置23の他に、電
源使用状況のログをとる第2の記憶装置24とを備え、
電源部はシステムの電源が切断した時に、停電によりバ
ックアップ用のバッテリーを使用した旨を示すバックア
ップ信号S1と、バッテリーへの切り換え後に最大放電
時間の経過により自動的に電源を切断した旨を示す自動
切断信号S2を機能部に送出し、次に、電源部から機能
部へ電源切断要求信号RSを送出し、機能部は電源切断
要求信号を受けると、電源切断の準備を含む所定の処理
後、電源部へ電源切断許可信号ASを送出し、かつ、機
能部の第2の記憶装置はバックアップ信号と自動切断信
号を電源切断要求信号を受けた時にログし、第2の記憶
装置を参照することにより、次の電源投入時に前回の電
源切断等の電源使用状況を判断するようにしたことを特
徴とする。
【0013】ここで、自動切断信号S2は、バッテリー
の最大放電時間の経過後に自動的に電源切断した旨を通
知する時はハイレベルに、最大放電時間の経過以前に強
制的に電源切断をした時はローレベルに設定することが
できる。また、第2の記憶装置は第1の記憶装置のメモ
リ領域の一部を使用することができ、さらに、第1及び
第2の記憶装置はハード・ディスクを使用することがで
きる。
の最大放電時間の経過後に自動的に電源切断した旨を通
知する時はハイレベルに、最大放電時間の経過以前に強
制的に電源切断をした時はローレベルに設定することが
できる。また、第2の記憶装置は第1の記憶装置のメモ
リ領域の一部を使用することができ、さらに、第1及び
第2の記憶装置はハード・ディスクを使用することがで
きる。
【0014】
【作用】本発明では電源部から、停電よりバッテリーを
使用した旨を通知するバックアップ信号と、バッテリー
に切り換えた後に、一定時間(バッテリーの最大放電時
間)が経過したので自動的に電源を切断した旨を通知す
る自動切断信号を、電源切断要求信号を送出する前に、
機能部へ送出し、機能部は電源使用状況を記録する第2
の記憶手段を設け、これらの信号を第2の記憶手段にロ
グすることにある。従って、次の電源投入前にこの第2
の記憶手段を参照することにより、電源の使用状況や電
源切断の要因を容易に解析することができる。なお、第
2の記憶手段は、別途に設けることなく第1の記憶手段
の一部のメモリ領域を利用することができるし、ハード
ディスクを使用することができる。
使用した旨を通知するバックアップ信号と、バッテリー
に切り換えた後に、一定時間(バッテリーの最大放電時
間)が経過したので自動的に電源を切断した旨を通知す
る自動切断信号を、電源切断要求信号を送出する前に、
機能部へ送出し、機能部は電源使用状況を記録する第2
の記憶手段を設け、これらの信号を第2の記憶手段にロ
グすることにある。従って、次の電源投入前にこの第2
の記憶手段を参照することにより、電源の使用状況や電
源切断の要因を容易に解析することができる。なお、第
2の記憶手段は、別途に設けることなく第1の記憶手段
の一部のメモリ領域を利用することができるし、ハード
ディスクを使用することができる。
【0015】
【実施例】図1は本発明の基本構成図であり、図2は図
1構成の処理手順フローチャートである。図中、図6と
同じ構成要素には同一の参照番号を付してある。本発明
では、機能部22’内に電源停止等、電源使用状況の履
歴を記録するための第2の記憶装置24を設けている。
なお、S1は電源部21からのバッテリー・バックアッ
プ信号であり、S2は電源部21からの自動切断信号で
ある。
1構成の処理手順フローチャートである。図中、図6と
同じ構成要素には同一の参照番号を付してある。本発明
では、機能部22’内に電源停止等、電源使用状況の履
歴を記録するための第2の記憶装置24を設けている。
なお、S1は電源部21からのバッテリー・バックアッ
プ信号であり、S2は電源部21からの自動切断信号で
ある。
【0016】図2において、前述と同様に、ホスト・コ
ンピュータ等の上位装置10から、若しくはオペレータ
ーの操作により、電源制御インターフェースIFを介し
て、電源部21が停電の検出と電源切断の指示を受ける
と(ステップ1)、まず、電源部21は機能部22’へ
の電源供給を電源ユニットからバッテリーに切り換え
(ステップ2)、電源部21はこのバッテリー出力を一
定時間保持する(ステップ3)。即ち、バックアップ用
のバッテリーによって、停電時には、一定時間だけシス
テムの電源を保持できるように構成されている。次に、
電源部21は機能部22’に対して、停電によりバッテ
リーを使用している旨を通知するバックアップ信号S1
と、バッテリーの最大放電時間に到達したので自動的に
電源を切断したい旨を通知する自動切断信号2を送出す
る。そして、電源部21は次に電源切断要求信号RSを
機能部22’に送出する。
ンピュータ等の上位装置10から、若しくはオペレータ
ーの操作により、電源制御インターフェースIFを介し
て、電源部21が停電の検出と電源切断の指示を受ける
と(ステップ1)、まず、電源部21は機能部22’へ
の電源供給を電源ユニットからバッテリーに切り換え
(ステップ2)、電源部21はこのバッテリー出力を一
定時間保持する(ステップ3)。即ち、バックアップ用
のバッテリーによって、停電時には、一定時間だけシス
テムの電源を保持できるように構成されている。次に、
電源部21は機能部22’に対して、停電によりバッテ
リーを使用している旨を通知するバックアップ信号S1
と、バッテリーの最大放電時間に到達したので自動的に
電源を切断したい旨を通知する自動切断信号2を送出す
る。そして、電源部21は次に電源切断要求信号RSを
機能部22’に送出する。
【0017】機構部22’は、電源切断要求信号RSを
受けると電源切断の準備等、所定の処理を行い(ステッ
プ6)、次に、バックアップ信号S1と自動切断信号S
2を、第2の記憶装置24にログする(記憶する)。そ
して、第2の記憶装置24へのログが終了したと、電源
部21に対して電源切断許可信号ASを送出する(ステ
ップ8)。電源部21は電源切断許可信号ASを受けて
いるか否かを判定し、信号ASを受けていれば、いまま
で使用していたバッテリー出力を切断し(ステップ1
0)、電源切断処理を終了する(ステップ11)。な
お、上述のように、バッテリーの最大放電時間が経過し
たので自動的に電源を切断する場合には自動切断信号S
2をハイレベルにし、バッテリー使用中において、強制
的に電源を切断する場合には、前述の自動切断信号S2
をローレベルにすることにより、いずれの場合も第2の
記憶装置24に記憶することができる。
受けると電源切断の準備等、所定の処理を行い(ステッ
プ6)、次に、バックアップ信号S1と自動切断信号S
2を、第2の記憶装置24にログする(記憶する)。そ
して、第2の記憶装置24へのログが終了したと、電源
部21に対して電源切断許可信号ASを送出する(ステ
ップ8)。電源部21は電源切断許可信号ASを受けて
いるか否かを判定し、信号ASを受けていれば、いまま
で使用していたバッテリー出力を切断し(ステップ1
0)、電源切断処理を終了する(ステップ11)。な
お、上述のように、バッテリーの最大放電時間が経過し
たので自動的に電源を切断する場合には自動切断信号S
2をハイレベルにし、バッテリー使用中において、強制
的に電源を切断する場合には、前述の自動切断信号S2
をローレベルにすることにより、いずれの場合も第2の
記憶装置24に記憶することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のようなバ
ックアップ信号と自動切断信号と、これらの信号をログ
する第2の記憶手段を設け、その後にこの第2の記憶手
段を参照することにより、まとめると以下のような効果
がある。 電源切断時にバッテリーが使用されたか否かが分か
る。
ックアップ信号と自動切断信号と、これらの信号をログ
する第2の記憶手段を設け、その後にこの第2の記憶手
段を参照することにより、まとめると以下のような効果
がある。 電源切断時にバッテリーが使用されたか否かが分か
る。
【0019】停電により電源部が自動的に切断したも
のか否かの判断ができる。 電源投入時にバッテリーが充電状態にあるとき、前回
の電源切断でバッテリーを使用したものによる充電なの
か、または劣化により自己放電したものかが分かり、バ
ッテリーの交換の目安にすることができる。 バッテリーの最大放電の回数を調べることにより、バ
ッテリーの劣化が予想でき、交換の目安とすることがで
きる。
のか否かの判断ができる。 電源投入時にバッテリーが充電状態にあるとき、前回
の電源切断でバッテリーを使用したものによる充電なの
か、または劣化により自己放電したものかが分かり、バ
ッテリーの交換の目安にすることができる。 バッテリーの最大放電の回数を調べることにより、バ
ッテリーの劣化が予想でき、交換の目安とすることがで
きる。
【図1】本発明の基本構成図である。
【図2】本発明の電源切断の処理手順フローチャートで
ある。
ある。
【図3】磁気ディスク装置の外観構成斜視図である(そ
の1)。
の1)。
【図4】磁気ディスク装置の外観構成斜視図である(そ
の2)。
の2)。
【図5】磁気ディスク装置のシステム構成図である。
【図6】従来の基本構成図である。
【図7】従来の電源切断の処理手順フローチャートであ
る。
る。
1…電源ユニット 2…バッテリー・ユニット 3…ドライブ・ユニット 4…ドライブ・モジュール用コンバーター 5…磁気ディスク制御装置 6…制御装置用コンバーター 7…電源ユニット及びバッテリー・ユニット用マザーボ
ード 8…ドライブ・モジュール用マザーボード 10…上位装置 20…磁気ディスク制御装置 21…電源部 22,22’…機能部 23…記憶装置
ード 8…ドライブ・モジュール用マザーボード 10…上位装置 20…磁気ディスク制御装置 21…電源部 22,22’…機能部 23…記憶装置
Claims (4)
- 【請求項1】 上位装置と磁気ディスク装置とこれらの
間に設けられた磁気ディスク制御装置により構成される
ファイル・コントロールシステムにおける電源切断制御
装置において、 電源部(21)には各ドライブ・モジュール(3)に電
源を供給する電源ユニット(1)と停電時に電源をバッ
クアップするバッテリー・ユニット(2)を備え、一
方、機能部(22’)には障害発生等の履歴を記録する
第1の記憶手段(23)の他に、電源使用状況のログを
とる第2の記憶手段(24)とを備え、該電源部はシス
テムの電源が切断した時に、停電によりバックアップ用
のバッテリーを使用した旨を示すバックアップ信号(S
1)と、バッテリーへの切り換え後に最大放電時間の経
過により自動的に電源を切断した旨を示す自動切断信号
(S2)を、該機能部に送出し、 次に、該電源部から該機能部へ電源切断要求信号(R
S)を送出し、該機能部は該電源切断要求信号を受ける
と、電源切断の準備を含む所定の処理後、該電源部へ電
源切断許可信号(AS)を送出し、かつ、該機能部の該
第2の記憶手段は該バックアップ信号と該自動切断信号
を、該電源切断要求信号を受けた時にログし、 該第2の記憶手段を参照することにより、次の電源投入
時に前回の電源切断等の電源使用状況を判断するように
したことを特徴とする電源切断制御装置。 - 【請求項2】 該自動切断信号(S2)は、バッテリー
の最大放電時間の経過後に自動的に電源切断した旨を通
知する時はハイレベルに、最大放電時間の経過以前に強
制的に電源切断をした時はローレベルに設定する請求項
1に記載の電源切断制御装置。 - 【請求項3】 該第2の記憶手段は、該第1の記憶手段
のメモリ領域の一部を使用する請求項1に記載の電源切
断制御装置。 - 【請求項4】 該第1及び第2の記憶手段はハード・デ
ィスクを使用する請求項1に記載の電源切断制御装置。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4133872A JPH06180622A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 電源切断制御装置 |
PCT/JP1993/000703 WO1993024878A1 (en) | 1992-05-26 | 1993-05-26 | Magnetic disk device |
DE4345360A DE4345360B4 (de) | 1992-05-26 | 1993-05-26 | Magnetplattenvorrichtung |
KR1019940700248A KR970006398B1 (ko) | 1992-05-26 | 1993-05-26 | 자기디스크 장치 |
JP51780493A JP3242407B2 (ja) | 1992-05-26 | 1993-05-26 | 磁気ディスク装置 |
DE4345477A DE4345477C2 (de) | 1992-05-26 | 1993-05-26 | Verfahren zum Aktivieren einer Magnetplattenvorrichtung |
DE4392439T DE4392439T1 (de) | 1992-05-26 | 1993-05-26 | Magnetplattenvorrichtung |
DE4392439A DE4392439C2 (de) | 1992-05-26 | 1993-05-26 | Magnetplattenvorrichtung |
US08/658,299 US5675816A (en) | 1992-05-26 | 1996-06-05 | Magnetic disk subsystem with failsafe battery charging and power shut down |
US08/798,041 US5915122A (en) | 1992-05-26 | 1997-01-02 | Activation of a magnetic disk apparatus |
US09/105,396 US6094725A (en) | 1992-05-26 | 1998-06-26 | Magnetic disk apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4133872A JPH06180622A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 電源切断制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06180622A true JPH06180622A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=15115044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP4133872A Pending JPH06180622A (ja) | 1992-05-26 | 1992-05-26 | 電源切断制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06180622A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011059959A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Mitsubishi Electric Corp | 乗物用コンピュータ装置 |
KR101299452B1 (ko) * | 2006-08-30 | 2013-08-22 | 삼성전자주식회사 | 강제종료 추적이 가능한 컴퓨터시스템 및 그동작정보제공방법 |
-
1992
- 1992-05-26 JP JP4133872A patent/JPH06180622A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101299452B1 (ko) * | 2006-08-30 | 2013-08-22 | 삼성전자주식회사 | 강제종료 추적이 가능한 컴퓨터시스템 및 그동작정보제공방법 |
JP2011059959A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Mitsubishi Electric Corp | 乗物用コンピュータ装置 |
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